Post on 21-Jun-2020
静的締固め Geo-KONG工法
工 法 概 要
『Geo-KONG工法』は、2重管ケーシングを用い、内管を上下動させることで材料を突固めながら地中に圧入し、地盤を締固める地盤改良工法です。本工法では、圧入材料にコンクリート廃材、
スラグ等のリサイクル材を用いても、砂等の天然材と同等の改良効果が得られることが実証されています。市街地や既設構造物に近接した場所での
工事やコンクリート廃材等のリサイクル材を有効利用可能な工事において特に大きな適用効果を発揮します。
① 東日本大震災で甚大な液状化被害が発生した千葉県浦安市内(集合住宅)において、液状化防止効果が実証されました。
② サンドコンパクションパイル工法と同等の締固め改良効果が得られます。
③ 締固めを、法規制値を大幅に下回る低騒音・低振動で行うことができます。
④ 材料として、砂や砕石のほかに、再生砕石やスラグ等のリサイクル材が使用できます。
オーガ装置
締固め装置
外管外管
φφ550550㎜㎜
300㎜20
0㎜10
0㎜
外管
φ550㎜内管 φ500㎜
ケーシング先端の機構
内管内管
ストロークストローク
材料材料材料
φφ700700㎜㎜標準標準
ストロークストロークストロークストローク
① (財)国土開発技術研究センター(建設大臣認定機関) 「一般土木工法・技術審査証明」
② 運輸大臣 「港湾に係る民間技術の評価に関する規定評価証」
③ 国土交通省 新技術情報提供システム (NETIS) KT-990271-V
施工機械全景
従来の地盤締固め工法は、起振機を用いて地盤中に砂杭(または砕石杭)を強制的に造成することにより、軟弱地盤の強度増加を図っていますが、施工時の振動や騒音が大きいことが課題でした。
『Geo-KONG工法』(ジオコング工法)は、起振機を使用せず、低騒音・低振動で砂・砕石等の材料を圧入し、地盤を強固に締固める地盤改良工法です。 市街地や既設構造物に近接した場所での工事やコンクリート廃材等のリサイクル材を有効利用可能な工事において特に大きな適用効果を発揮します。
特 徴
技 術 評 価
用 途
・騒音や振動が規制される市街地や既設構造物
近傍等での液状化対策
堤防、道路、共同溝、岸壁、タンク等
・低層の建築物、 立体駐車場などの
基礎地盤強化
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㈱鴻池組 土木事業本部 技術部大阪 TEL 06-6245-6567東京 TEL 03-5617-7791
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