Post on 08-Aug-2018
付録 1 JDK のインストール(Windows)
1 付録1 JDKのインストール(Windows)
付録1
JDKのインストール
(Windows)
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Java ベーシック
1.1 JavaSE Development Kitのダウンロード
Javaの開発環境を用意するために、JavaSE Development Kit(JDK)をPCにインストールします。
本章ではwindows環境での実施方法を解説しています。MacPCをご使用の方は、「Mac Java8 jdk インストール」と検索することで、インストール方法などの情報を得ることができます。調べて実施してみてください。
1.ブラウザを使ってOracle社のサイトを表示し、オラクルロゴ横のメニューより「ダウンロード」→「開発者向けダウンロード」を選択します。(画面サンプルは執筆時のもの)
http://www.oracle.com/jp/index.html
2.表示画面を下へスクロールし、「Java」と記載のあるメニューから「Java SE (JavaFXを含む) | Early Access」を選択します。
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JavaSE Development Kit のダウンロード
3.USサイトからJDKのダウンロードを選択します。
「Java SE 8u●●」をダウンロードします。●●部分の数字は下記図と同様である必要はありません。Java SE 8の最新版をダウンロードしてください。以降の手順でも8u以降の数字は今回ダウンロードしたものに読み替えてください。画像は「8u74」を使用した場合です。
※Java SE 9u●●などさらに新しいバージョンが出ている場合も、「8u●●」と書いてあるファイルをダウンロードください。
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Java ベーシック
4.「Accept License Agreement」をチェックして、OSに対応した項目を選択します。
※画像はJavaSE 8u74の場合です。
32bitの PCであれば、Windows x86に対応するファイルを選択してください。
64bitの PCであれば、Windows x64 に対応するファイルを選択してください。
※ ご自身のPCが 32bit、64bitのどちらに当たるかわからない場合、インターネットで判定方法を調べてみましょう。自走できるエンジニアになるために、積極的に検索することを推奨します。
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JDK のセットアップ
1.2 JDKのセットアップ
1.2.1 JDKのインストール
JDKのインストール先は次の場所です(バージョンごとに変わります)。
C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_74
JDKのインストール先は後の手順で必要になりますので覚えておきましょう。なお、インストール先は任意の場所に変更できますが、特に理由が無い限りは初期設定の場所にしておきましょう。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストール画面が表示されます。画面の手順に従い「次(N)>」ボタンをクリックして処理を進めます。
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Java ベーシック
上記画面でインストールが完了となります。「閉じる(C)」ボタンをクリックして終了してください。
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JDK のセットアップ
1.2.2 環境変数の設定
コマンドラインからコンパイルや実行を行うためには、Windowsに Javaコマンドの場所を教えておく必要があります。そのためにはPATH環境変数に、インストールしたフォルダの下のbinフォルダを設定します。binフォルダの中に各種コマンドがインストールされています。
1. スタートボタンをクリックしてスタートメニューを開きます。
2. 「コンピュータ」もしくは「マイコンピュータ」を右クリックしてメニューからプロパティを選択します。
3. 左メニューの「システムの詳細設定」をクリックして「システムのプロパティ」を開きます。
4. 詳細設定タブから右下の環境変数ボタンを押します。
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Java ベーシック
5. 環境変数ダイアログが開きます。
画面下部のシステム環境変数でPATH変数を探してください。見つかった場合はPATHを選択して編集ボタンを押します。行の最後に区切り記号の;(セミコロン)を入力して、今回のJDKの binフォルダの場所を設定します。ここではつぎの内容を追加します。
;C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_74\bin
(スペルミスをしそうな場合は、Exploreで実際にbinフォルダまで辿っていき、アドレスバーの内容をコピーしてもかまいません)
※JDKのバージョンによって読み替えてください
PATH変数が見つからなかった場合は、新規ボタンを押します。新しい変数ダイアログで変数名と変数値を入力してOKボタンを押してください。
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JDK のセットアップ
1.2.3 JDKの動作確認
コマンドプロンプトを開いてJavaのコマンドが使えるか確認してみましょう。
>java -version
と入力して、正しいバージョンのメッセージが出力されればセットアップは完了です。
java version "1.8.0_74"Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_74-b02)Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.5-b02, mixed mode)
コマンドが認識されない場合は、PATH環境変数を再度見直してみてください。また、環境変数の設定が有効になるのは、次にコマンドプロンプトを開いた時です。コマンドプロンプトを一度終了して再度起動してみてください。
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付録 2 Eclipse の導入(Windows)
1 付録2 Eclipseの導入(Windows)
付録2
Eclipseの導入
(Windows)
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Java ベーシック
1.1 Eclipse(4.5MARS)のダウンロード
Windows環境に統合開発環境Eclipseを導入します。使用するバージョンは本章執筆時点で安定版となっている4.5(MARS)としています。
Eclipseはインストールが不要で圧縮ファイルをダウンロードして解凍するだけで直ぐに使用できるのが特徴です。なお、Eclipseは初期状態では表示が全て英語となっています。本章ではあらかじめ日本語化されたAll In Oneバージョン(pleiades)を使用します。
1.ブラウザを使ってpleiadesのサイトに移動し、「Eclipse 4.5 Mars」のボタンをクリックします。
http://mergedoc.sourceforge.jp
2.使用しているWindows環境(OSの対応bit数)によってダウンロード先が異なります。ご自身の環境がどちらに対応しているかを確認するためには、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
>echo %PROCESSOR_ARCHITECTURE%AMD64
32bitの場合は「X86」、64bitの場合は「AMD64」と表示されます。
3.先の手順で確認したbit数に対応する「Full Edition」の行にある「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。(次頁 参考画像)
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Eclipse(4.5MARS)のダウンロード
4.ダウンロードしたファイルを展開します。zipファイルを解凍(またはexeファイルを実行)します。「pleiades」->「eclipse」の中にある「eclipse.exe」をダブルクリックすると実行されます。
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付録 2 PostgreSQL のインストール(Windows)
1 付録2 PostgreSQLのインストール(Windows)
付録2PostgreSQLのインストール(Windows)
1
Java マスター
1.1 PostgreSQL のダウンロードとインストール
1.1.1 PostgreSQL のダウンロード
PostgreSQLは以下のサイトからダウンロードできます(執筆時点でのURL)。
https://www.postgresql.jp/
上部のメニューから「ダウンロード」をクリックして(画像上)、ダウンロードページを表示し、Windowsに対応するURLをクリックします(画像下)。
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PostgreSQL のダウンロードとインストール
cookieの使用を確認されますので、原則「OK, I agree」をクリックします。
PostgreSQL のバージョンとインストール先となる OS のバージョンを選択し、「DOWNLOADNOW」ボタンをクリックします。
※PostgreSQLのバージョンは9.6の最新版(執筆時点では9.6.2)を選択します
※ここではWindows 64ビット版を選択しています
ダウンロードが開始されます。
1.1.2 PostgreSQL のインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。画面の手順に従ってインストールを進めてください。
「Next」ボタンをクリックして次の画面に進みます。
3
Java マスター
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PostgreSQL のダウンロードとインストール
アプリケーションをインストールするフォルダを決め(このサンプルでは初期設定のままにしています)、「Next」ボタンをクリックします。
データベースのデータを保存するフォルダを決め(このサンプルでは初期設定のままにしています)、「Next」ボタンをクリックします。
データベース管理者のパスワード(本テキストでは”himitu”を使用)を入力し、「Next」ボタンをクリックします。
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Java マスター
ポート番号を決め(このサンプルでは初期設定のままにしています)、「Next」ボタンをクリックします。
データベースが使用する言語と国を決め(このサンプルでは初期設定のままにしています)、「Next」ボタンをクリックします。
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PostgreSQL のダウンロードとインストール
「Ready to Install」画面が表示されたら、「Next」ボタンをクリックして PCにインストールします。
インストールが完了すると、スタックビルダ(追加ツール)のインストールを行う画面が出ますが、ここではチェックをはずして終了します。
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Java マスター
PostgreSQLのインストール後、環境変数を設定することでpsqlツールが使いやすくなります。
1. スタートボタンをクリックしてスタートメニューを開きます
2. 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」をクリックします
3. 「コントロールパネルホーム」から「システムの詳細設定」をクリックします
4. 「詳細設定」タブを開き、「環境変数」ボタンをクリックします
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PostgreSQL のダウンロードとインストール
5. 「環境変数」画面の「システム環境変数」にある「Path」を選択して「編集」ボタンをクリックします
6. 「システム変数の編集」画面の「変数値」に追記します
(注意)設定済みの値は消さないでください!PCの動作に影響が出てしまいます
変数値の一番最後までカーソルを移動させ、以下の値を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
;<PostgreSQLのインストール場所> ¥bin;
※前後のセミコロン(;)も必ず入力してください。
例えば、PostgreSQLの初期インストール場所を指定した場合は以下のようになります。
;C:¥Program Files¥PostgreSQL¥9.6¥bin;
7. コマンドプロンプトを開き、psql ツールの起動を確認します。以下のコマンドを入力し、psqlツールが起動すれば設定完了です
>psql -U postgres ユーザ postgres のパスワード:
※パスワードはインストール時に設定したものを使用します
※psqlツールを終了する場合は、「¥q」と入力します
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付録 JDK のインストール(MacOS)
1 付録 JDKのインストール(MacOS)
付録
Eclipseの導入
(MacOS)
1
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.2 Eclipse のダウンロードとインストール (MacOS)
1.2.1 Eclipse のダウンロードとインストール
Eclipse のトップページは以下の URL になります。
http://www.eclipse.org
トップページ右上の「DOWNLOAD」からダウンロードページに入ります。
OS を選択するプルダウンメニューを「Mac OS X (Cocoa)」にして「Eclipse IDE for Java EE Developers」
の右側にある「64bit」のリンクをクリックします。
Ver 1.4 5
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
左側にある「DOWNLOAD」ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了するとダウンロードフォルダに「eclipse-jee-mars-2-macosx-cocoa-x86_64.tar」と
いうファイルが出来ますので、これをダブルクリックして下さい。
Eclipse という名前で種別が「アプリケーション」の項目が出来ますので、これをアプリケーションフォル
ダにドラッグします。これで Eclipse のインストールは完了です。
続いて Eclipse の日本語化パッケージ、Pleiades の導入になります。
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OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.2.2 Pleiades のダウンロードとインストール
Pleiades のトップページは以下の URL になります。
http://mergedoc.osdn.jp/
トップページの「Pleiades プラグイン・ダウンロード」から「最新版」のリンクをクリックします。
上記ページが表示されたら「pleiades.zip」のリンクをクリックします。
ダウンロードフォルダに「Pleiades」という名前のフォルダが作成されたらダウンロード完了です。もし種
類が「zip アーカイブ」のままだった場合はダブルクリックして解凍を行ってください。
Ver 1.4 7
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
Pleiades フォルダの中にある「features」と「plugins」の 2 フォルダを選択し、コピーします
続いてアプリケーションフォルダを開き、前項でインストールした Eclipse を選択、歯車のマークをクリッ
クして「パッケージの内容を表示」をクリックします。
パッケージの内容が表示されたら「編集」→「2 項目をペースト」を選択して、先程コピーした 2 フォルダ
を貼り付けます。
8 © Linux Academy
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
貼り付け先には同名のフォルダがあるため、上記メッセージが表示されます。「結合」をクリックします。
続いて同じフォルダにある「eclipse.ini」というファイルをテキストエディタで開きます。
eclipse.ini の最終行に 1 行追記して上書き保存します。
-javaagent:../Eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
以上で Pleiades の導入は終了です。
Ver 1.4 9
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.2.3 Eclipse の起動
アプリケーションフォルダの「eclipse」をダブルクリックして Eclipse を起動します。
最初に起動すると、ワークスペース(ソースファイルを保存するフォルダ)を指定するダイアログが表示
されます。ここではデフォルトのまま OK を押します。
次回からこのダイアログを表示しないようにするには、左のチェックボックスをオンにしてから OK ボタン
をクリックします。
日本語化された Eclipse の画面が表示されます。
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(ユーザー名 )
付録 PostgreSQL のインストール(MacOS)
1 付録 PostgreSQLのインストール(MacOS)
付録
PostgreSQLの
インストール
(MacOS)
1
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
5. 環境変数ダイアログが開きます。
画面上部のシステム環境変数で PATH 変数を探してください。見つかった場合は PATH を選択して編
集ボタンを押します。行の最後に区切り記号の;(セミコロン)を入力して、今回の PostgreSQL の bin
フォルダの場所を設定します。ここでは以下の内容を追加します。
;C:\Program Files\PostgreSQL\9.5\bin
(スペルミスをしそうな場合は、Explorer で実際に bin フォルダまで辿っていき、アドレスバーの内容をコ
ピーしてもかまいません)
※PostgreSQL のバージョンによって読み替えてください
PATH 変数が見つからなかった場合は、新規ボタンを押します。新しい変数ダイアログで変数名と変数
値を入力して OK ボタンを押してください。
Ver 1.4 7
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.2 PostgreSQL のダウンロードとインストール (MacOS)
1.2.1 PostgreSQL のダウンロード
PostgreSQL は以下のサイトからダウンロードすることができます。
https://www.postgresql.org/
(2016/05/01 現在)
トップページから「Download」をクリックして、次のページで「Mac OSX」をクリックします。
8 © Linux Academy
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
「 Download the installer from EnterpriseDB for all supported versions. 」 の 所 に あ る リ ン ク を
クリックします。
幾つかのバージョンのダウンロードが可能ですが、一番上にあるバージョンは試験版のため、その下
の最新バージョンかつ Mac OS X 用のボタンをクリックすることで自動的にダウンロードが開始されま
す。
Ver 1.4 9
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.2.2 PostgreSQL のインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。
アプリケーションをインストールするフォルダを決めます。このサンプルではデフォルトのままにしていま
す。
データベースのデータを保存するフォルダを決めます。 このサンプルではデフォルトのままにしていま
す。
10 © Linux Academy
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
データベース管理者のパスワードを決めます。本テキストでは「himitu」をパスワードにしています。
ポート番号を決めます。このサンプルではデフォルトの「5432」のままにしています。
データベースが使用される言語と国を決めます。「Japanese, Japan」を選択します。
準備がととのった画面が出たら、インストールを開始します。
Ver 1.4 11
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
インストールが開始されます。
インストールが完了すると、スタックビルダ(追加のツール)のインストールを行う画面が出ますが、ここ
ではチェックをはずして終了しています。
12 © Linux Academy
OpenOffice テキスト標準フォーマット ver1.4
1.3 PostgreSQL の初期設定 (Windows/MacOS)
スタートメニュー・アプリケーションメニューから[PostgreSQL] - [SQL Shell(psql)]をクリックし、SQL の
シェル画面を表示する
新規ユーザの作成
postgres=# createuser -U postgres -d -P jmuser
新しいロールのためのパスワード: ←「himitu」と入力
もう一度入力してください: ←「himitu」と入力
パスワード: ←「himitu」と入力
データベースの作成
postgres=# createdb -U jmuser jmdtbs
パスワード: ←「himitu」と入力
設定の終了
postgres=# \q
MacOS の場合はターミナルにて下記のコマンドを入力する
cat<<EOF>> ~/.bash_profile
export PGDATA='/Library/PostgreSQL/9.2/data'
export PATH=\$PATH:'/Library/PostgreSQL/9.2/bin'
alias pg_ctl='sudo -E -u postgres pg_ctl'
EOF
source ~/.bash_profile
Ver 1.4 13