[簿記3級] 現金過不足

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簿記3級学習用の現金過不足の説明です。 皆様の独習にお役立て下さい。

Transcript of [簿記3級] 現金過不足

現金過不足

現金過不足帳簿の現金残高

現金過不足帳簿の現金残高

手持ちの現金

現金過不足帳簿の現金残高

手持ちの現金

合わない!!

実際持っている金額と同じになるように           帳簿を修正しよう!!

*帳簿に合うように財布をいじるのではない。

不一致の原因が不明なときは、勘定科目として、

    「現金過不足」 を使う

実際持っている金額と同じになるように           帳簿を修正しよう!!

*帳簿に合うように財布をいじるのではない。

不一致の原因が不明なときは、勘定科目として、

    「現金過不足」 を使う

原因が判明したら、

    「現金過不足」 を消す

実際持っている金額と同じになるように           帳簿を修正しよう!!

*帳簿に合うように財布をいじるのではない。

不一致の原因が不明なときは、勘定科目として、

    「現金過不足」 を使う

原因が判明したら、

    「現金過不足」 を消す

現金過不足は応急処置的な勘定科目!

仕訳を見てみよう!

(1) 実際の額の方が多いとき

(2) 実際の額の方が少ないとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

財布の中の方が2,000多いじゃん!!ラッキー!!

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

じゃなくて、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\2,000分増やしましょう。

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

じゃなくて、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\2,000分増やしましょう。

(借) (貸)

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

じゃなくて、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\2,000分増やしましょう。

(借) (貸)

どっちに「現金」って書く?次のスライド行く前にちょっと考えてみよう。

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

じゃなくて、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\2,000分増やしましょう。

(借)現金  2,000 (貸)

正解は左の借方!資産は増えたら左。減ったら右。

(1) 実際の額の方が多いとき

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は\10,000。このときの仕訳は?

じゃなくて、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\2,000分増やしましょう。

(借)現金  2,000 (貸)現金過不足  2,000

原因不明なので貸方は「現金過不足」で放置!

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきの超過額の内 \1,500は現金で受け取った売上の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきの超過額の内 \1,500は現金で受け取った売上の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

原因判明!!「現金過不足」 \1,500分を正しい項目で相殺しよう。

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきの超過額の内 \1,500は現金で受け取った売上の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

原因判明!!「現金過不足」 \1,500分を正しい項目で相殺しよう。

(借) (貸)

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきの超過額の内 \1,500は現金で受け取った売上の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

原因判明!!「現金過不足」 \1,500分を正しい項目で相殺しよう。

(借)現金過不足 1,500 (貸)

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきは貸方にあった現金過不足を借方に書くことで相殺する

さっきの超過額の内 \1,500は現金で受け取った売上の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

原因判明!!「現金過不足」 \1,500分を正しい項目で相殺しよう。

(借)現金過不足 1,500 (貸)売上  1,500

(1) 実際の額の方が多いとき

さっきは貸方にあった現金過不足を借方に書くことで相殺する正しい勘定科目を貸方に記入する

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(1) 実際の額の方が多いとき

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

クソッタレ!!決算が来たのに原因不明のままだ!

(1) 実際の額の方が多いとき

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

クソッタレ!!決算が来たのに原因不明のままだ!

(1) 実際の額の方が多いとき

そんなときは、よく分からないけど\500儲けたということで

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

クソッタレ!!決算が来たのに原因不明のままだ!

(1) 実際の額の方が多いとき

そんなときは、よく分からないけど\500儲けたということで

「雑益」として扱う!

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

仕訳は次の通り

(1) 実際の額の方が多いとき

(借) (貸)

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

仕訳は次の通り

(1) 実際の額の方が多いとき

(借)現金過不足 500 (貸)

超過額の内 \500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

仕訳は次の通り

(1) 実際の額の方が多いとき

(借)現金過不足 500 (貸)雑益  500

次は財布の中の方が少なかったとき!

基本的にさっきの逆だ!

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

ってか足りなさすぎ!!ミスの仕方がえぐい!

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

気をとりなおして、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\7,500分減らしましょう。

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

(借) (貸)

気をとりなおして、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\7,500分減らしましょう。

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

(借) (貸)

どっちに「現金」って書く?さっきやったから簡単。簡単。

気をとりなおして、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\7,500分減らしましょう。

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

正解は右の貸方!資産は増えたら左。減ったら右。

(借)現金過不足 7,500 (貸)現金 7,500

気をとりなおして、まずは実際有高に合うように  帳簿の現金を\7,500分減らしましょう。

現金勘定の帳簿残高が \8,000。しかし、実際有高は \500。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

さっきの不足額の内 \5,000は現金で支払った切手代の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

原因判明!!切手をがっつり買っていた!「現金過不足」 \5,000分を正しい項目で相殺しよう。

さっきの不足額の内 \5,000は現金で支払った切手代の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

原因判明!!切手をがっつり買っていた!「現金過不足」 \5,000分を正しい項目で相殺しよう。

さっきの不足額の内 \5,000は現金で支払った切手代の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

(借) (貸)

原因判明!!切手をがっつり買っていた!「現金過不足」 \5,000分を正しい項目で相殺しよう。

さっきの不足額の内 \5,000は現金で支払った切手代の記帳漏れだった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

(借)通信費 5,000 (貸)現金過不足 5,000

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

何か分からないけど      \2,500損した!ということで、

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

何か分からないけど      \2,500損した!ということで、

「雑損」

仕訳は次の通り

(借) (貸)

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

仕訳は次の通り

(借) (貸)現金過不足 2,500

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

仕訳は次の通り

(借)雑損 2,500 (貸)現金過不足 2,500

不足額の内 \2,500は期末になっても原因を特定できなかった。このときの仕訳は?

(2) 実際の額の方が少ないとき

現金過不足の処理では借方と貸方がこんがらがってしまうので気をつけよう!

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