1
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
コミュニケーションで人生を操縦しよう!
MOON VOICE PROJECT
平野Akey
2
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
初めまして!平野Akeyです!
この時間をお借りして、コミュニケーションが人生にどのような影響を与えるのか?ということを実例を元に一緒に考えさせて頂きたいと思います。
3
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
平野Akeyってどんな人?
• 日本人 46歳男性、既婚、子供2人、千葉県柏市在住
• 21年の社会生活の間に4回の転職、6つの会社を経験
• 現在はフランス系企業の日本子会社の代表取締役
• 余暇はミュージシャンとしてLIVEハウスで活動
4
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
職歴
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
1年:事業開発ディレクター(アット・ジャパン・メディア㈱)
2年:取締役CTO(MTVジャパン㈱)
異動
出向
転職
転職
2.5年:取締役CTO(カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱から子会社へ出向)
2.8年:代表取締役(トムソンジャパン㈱)
転職
転職
出向
5
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
エンジニア→海外部課長
この配置転換はどうして私の身に起こったのでしょうか?
私は2つのコミュニケーションをしていました。
1. 毎年自己申告書の意見欄に「海外と仕事がしたい」と記入していました。
2. 会社の人に出会ったら、会社でも街中でも大きな声で「 **さ~ん、おはようございます!」と必
ず挨拶をしていました。もちろん所長にも。
たまたま、所長に対して本社から海外マーケティングマネージャーの求人があったときに、所長の頭に私の名前が浮かんだそうです。そして人事部長に問合せて私の自己申告書内容にも目を通されたそうです。
6
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)異動
人事部長
所長
自己申告 コミュニケーション
本社海外部からの求人
だよ。Akeyが毎年海外
と仕事がしたいと申請してますね。 ああ、あいつなら
元気がいいし、やらせてみるか?
異動辞令
7
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
重要なポイント 1
私は、
– 「自己申告書に自分の希望を書き込む」
– 「大きな声で挨拶をする」
というコミュニケーションにより自分のキャリアの第二ステージを呼び寄せたのです。
自分からコミュニケーションをとることにより、希望の職種を引き寄せることができる。
自分からコミュニケーションをとることにより、希望の職種を引き寄せることができる。
8
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
ディレクティービー㈱へ出向
この配置転換はどうして私の身に起こったのでしょうか?
1. ディレクティービー担当者は私の対面の席にいた。この人がディレクティービーからの求人があったことを、たまたま冗談交じりに、私に一番に話しました。
2. その正式な求人文書をその場で頂き(もぎとり)、すぐさま担当常務室へ駆け込み、「これに僕を行かせてください。」とお願いしました。
常務は驚かず「よし、行ってこい」と快く了解してくださいました。私は常務に対しても、研究所長に対して行ってきた態度を変えず、同じように挨拶をし、媚びへつらうことなく常に正直に、自分意見を伝えていました。
9
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
異動
出向
Akey
先輩
Akey、ディレクティービーから求人だけどどう?
あ、それちょっと見せてください!
常務室へダッシュ!
常務、これ僕にやらせてください!
いいよ、やってみな!
出向辞令
10
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
• ディレクティービーの担当者が私の前に座っていたのは偶然でしょうか?もし偶然だったとしても、私が研究員のままで、京都に居続けたならば、この偶然を引き寄せることは出来なかったでしょう。
• また、このとき偶然私に見せられた正式文書をもぎとり、常務室に駆け込まなければ、私はこの職務に就くことは出来なかったでしょう。
自分からコミュニケーションをとることにより、偶然も引き寄せることができる。そして廻って来たチャンスを逃さないために、すぐ自分からコミュニケーションをとる!
自分からコミュニケーションをとることにより、偶然も引き寄せることができる。そして廻って来たチャンスを逃さないために、すぐ自分からコミュニケーションをとる!
重要なポイント 2
11
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
アット・ジャパン・メディア㈱へ転職
この転職はどうして私の身に起こったのでしょうか?
1. 出向中に三菱電機内の出身部署が解体されてしまっていました。また興味をそそられる部門が見当たりませんでした。
2. ディレクティービーの米国人の上司が、あるヘッドハンターに対して、私の情報をインプットしていました。それもかなりポジティブな形で。
これも偶然と必然が重なったようなものですが、今回に関しては、自分が直接動いたというよりは、自分以外の人が動くという、外的要因が大きいですね。
12
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
1年:事業開発ディレクター(アット・ジャパン・メディア㈱)
異動
出向
転職
Akeyがい
いわよ!
ええ人いてまへんか?
ほな声かけてみます。
上司へのコミュニケーション
ヘッドハント
上司
ヘッドハンター
13
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
• 私の出身部門が解体されたのはその時のビジネスの流れによるものです。また私にとって魅力的に思える部門が無かったことも同じだと思われます。
• 米国人の上司なのですが、彼女は英語と日本語の障壁により、かなりコミュニケーションをとることに苦悩しておりました。私は誤解による業務停滞を発見したら、それをいち早く彼女に伝え、全体のコミュニケーションを円滑にすることで問題を解決してきました。
日常のコミュニケーションにより、第三者に認知され、自分の新たな未来を引き寄せることができる。
日常のコミュニケーションにより、第三者に認知され、自分の新たな未来を引き寄せることができる。
重要なポイント 3
14
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
MTVジャパン㈱に出向・転籍
1. アットジャパンメディアはMTVジャパンの持ち株会
社でした。この会社で事業戦略を担当していたのですが、MTVジャパンの技術部長が退職し、その穴
埋めのため私は出向する運びとなりました。
2. そしてアットジャパンメディアの株主の決定により同社は清算することになりました。同時に私には退職か転籍の選択権がありました。
今回は偶然としか言いようがありません。アットジャパンメディアの社長と転籍条件につき十分話し合い、転籍を決めました。出向時も同じように社長と十分話し合いました。
15
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
1年:事業開発ディレクター(アット・ジャパン・メディア㈱)
2年:取締役CTO(MTVジャパン㈱)
異動
出向
転職
転職放送業務経験
Akey、放送
技術解るよな。
はいなんとか。
じゃMTV行って。
社長 Akey
16
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
• 事業買収には人材の流出がつき物です。今回私がMTVをサ
ポートできたのは、前職ディレクティービーでの放送技術経験があったからです。
• MTVジャパンへの転籍は結構スムーズに運びました。それ
は何故かというと、出向時に私は、全技術部の社員と面談し会社の方針、技術部の業務方針を伝え、日々のコミュニケーションにより、社員に受け入れられていたからだと思います。
過去のコミュニケーションが、自分の未来につながり、コミュニケーションの継続により現在が確立される。
過去のコミュニケーションが、自分の未来につながり、コミュニケーションの継続により現在が確立される。
重要なポイント 4
17
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)㈱に転職
1. 事業戦略に興味を持っていた私はMTVジャパンで
の技術職に別れを告げる決心をしました。そしてディレクティービー時代にお世話になった、CCCに
入社できるかどうか自分で打診しました。
2. 実際に出向当初ディレクティービーの社長はCCCの増田社長でした。その面接の中で、同じ大学、同じクラブであったことが分かり、「お前はCCCに就職
しろ!」と言われていました。
今回は自分で動きました。やりたいことがありました。TSUTAYAの1800万人の会員データを用いた、CRMです。そしてそれを伝えたところ、快諾されました。給料は下がりましたが、それでもやりたかったのです。
18
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
1年:事業開発ディレクター(アット・ジャパン・メディア㈱)
2年:取締役CTO(MTVジャパン㈱)
異動
出向
転職
転職
コミュニケーション
CRMやりた
いんで入れてください!
やっときたか?ええで!
CCC社長
2.5年:取締役CTO(カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱から子会社へ出向)
転職 出向
19
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
• やりたいことが決まったので、直ちに行動しました。給料が下がることを承知の上で決断しました。これにより、グループ企業4社のCFOを任されるなど、通常では得られない経験を支
えていただきました。
• ディレクティービーを離れた後も、増田社長を初めお世話になったCCCの方々とはメールでのご挨拶、近況報告等を欠
かしませんでした。
自分の未来は自分で決定するが、コミュニケーションの継続により、その行き場を確保しておくことができる。
自分の未来は自分で決定するが、コミュニケーションの継続により、その行き場を確保しておくことができる。
重要なポイント 5
20
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
トムソンジャパン㈱に転職
1. 同僚から企業内起業の一環として公式ケータイサイトサービス会社の立ち上げのため、CTOとして参
画して欲しいと要請を受けました。そしてそのサービスをTSUTAYAオンラインのサービスに含めるこ
ととなり、業務の区切り目が訪れました。
2. このころ私は、もう一度放送業界に戻りたいと考えていました。少し疲れたので、住み慣れた放送業界が恋しかったのです。動機はともあれ、幸か不幸かかつてのMTVの同僚が私を、あるヘッドハンターに
推薦したのです。
今回も過去のつながりから、新しい仕事のオファーを請けました。
21
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
7年:エンジニア(三菱電機㈱)
4年:海外部課長(三菱電機㈱)
3年:ディレクティービー放送業務部長(三菱電機㈱)
1年:事業開発ディレクター(アット・ジャパン・メディア㈱)
2年:取締役CTO(MTVジャパン㈱)
異動
出向
転職
転職
2.5年:取締役CTO(カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱から子会社へ出向)
2.8年:代表取締役(トムソンジャパン㈱)
転職
転職
出向
MTV同僚 ヘッドハンター
誰かいい人おらへん?
Akeyがいいよ
コミュニケーション
ほな声かけてみます!
ヘッドハント
22
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
重要なポイントのまとめ
1. 自分からコミュニケーションをとることにより、希望の職種を引き寄せることができる。
2. 自分からコミュニケーションをとることにより、偶然も引き寄せることができる。そして廻って来たチャンスを逃さないために、すぐ自分からコミュニケーションをとる!
3. 日常のコミュニケーションにより、第三者に認知され、自分の新たな未来を引き寄せることができる。
4. 過去のコミュニケーションが、自分の未来につながり、コミュニケーションの継続により現在が確立される。
5. 自分の未来は自分で決定するが、コミュニケーションの継続により、その行き場を確保しておくことができる。
23
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
最重要ポイント
1.自分からコミュニケーションをとる
2.その姿勢を継続する
1.自分からコミュニケーションをとる
2.その姿勢を継続する
24
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
最後に
今回は、コミュニケーションが私の人生の各ステージにどのような影響を与えたのかということを説明させて頂きました。
できるだけ多くの方にコミュニケーションの重要性を分かっていただき、活用して頂き、幸せになっていただきたい。それが、私の望みなのです。
コミュニケーションは場面によって、使用するツール、メリット、デメリットが違ってきます。
今回はコミュニケーションの詳細については、説明しませんでした。もしさらに深く聞いてみたい方がいらっしゃいましたら、是非久米先生にその旨をメールでご連絡いただけましたら幸いです。もちろん私への直接メールも大歓迎です。
26
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
おまけ(私の良く使うコミュニケーション方法)
1. 満遍なく目を見て意見を聞く• 特に多数の人と同時に話しをしている場合、どうしても取り残され
る人が出てきます。そのようなことが無いように出来る限り全員と満遍なく目を合わせ同意を求めたり、意見を求めたりします。これは私がLIVEをするときにも同じです。お客様とできるだけ満遍なく
目を合わせます。置いてきぼりは作ってはいけないのです。
2. 上司が分かる説明をして選ばせる• あることを実行するために2通りのやり方があったとします。そして
上司は忙しいのでどちらの方法でやるのか判断できないような時、上司は部下に自分が理解できる説明を求めます。そのような場合、私はいつも猿でも分かるような説明を用意し決断を仰ぎます。説明の準備は手間ですが、いつまでも決断を下せない状態が続くよりは幾分マシです。
27
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
おまけ(私の良く使うコミュニケーション方法)
3. 初めて会う相手のことは事前に調べる• これは久米先生が、ご自分の著書の中で推奨しておられます。事
前に相手のことをネット、新聞、広告等々で調べ、挨拶を交わしたあと、「先日の**さんのブログに書かれていたことについては私も同感です」というように話題を提供するのです。それにより親近感が沸き、相手が話しを聞いてくれるようになります。
4. 合意が欲しいメンバーにそれぞれ個別に説明する。• ある決定事項対し、複数のメンバーからの合意が必要な場合は、
一斉同報で承諾依頼メールを出すのではなく、まず、その内容を個別に電話、メールなどして、回覧されるであろう内容に対しての疑問を払拭しておきます。大抵の場合、これにより承諾依頼を一斉同報されても質問合戦になったりせず、スムーズに承諾されます。
28
MOON VOICE PROJECT
Copyright (c) MOON VOICE PROJECT
おまけ(私の良く使うコミュニケーション方法)
5. 回答期限を決める• 「**の回答をお願い致します。」というメールを良く見かけます。
しかしこれだけでは、何時までに回答が欲しいのかわかりません。なので、例えば「11/15の17:00までにご回答ください。その期限を
過ぎましたら、それまでに集まった回答で多数決を取らせていただきます。もしその方針に問題がございましたら、可及的速やかにご回答ください。」というようにします。
6. あわせ技を使う• メールでは顔が見えず声も聞こえないので、中々ニュアンスを伝え
ることは難しくなります。そのような時はまず電話をしてニュアンスを伝えます。そしてその後で「先ほどのお電話に従い、**させていただきます。」等、味気ない文章でも相手が不愉快に思わないようにします。
Top Related