Title ニワトリを体外寄生虫から守るには -ハジラミ・カ・ハエ-
Author(s) 古謝, 瑞幸
Citation 琉大農家便り(23): 7-9
Issue Date 1957-10
URL http://hdl.handle.net/20.500.12000/19770
Rights
写 こいま豊見城村上田大王成さんの
トマ ト畑 とき うり畑
(つつく)
(友寄
長薫)
1才t!.'ラ ー佃'iに台風 のj畦!さilは一手ノJ'湖 に於
いては南 誤りとな り 次窮 に北,7,JTり
の巡 rさ行を とる。LiiIち神経にiUlれ る台
風 は8月が一番多 いが 先 払では 7
月一釆恥す る台風 が多 く批雷を 与える。
(7 )
ニ
グー
-を体外寄生虫
から守るには
ハジ
ラ
ミ
力
.
ハエ
ltDトリに寄生するシラ"l桝には多くの炉掛があるか、その
聖Jkも良く知られているものはハシラミ'俗に羽虫と呼ばれ
るものであるCその大きさは一・七上
・八ミリで灰黄色含む
している。
ハジラミは餌通、ニワトリの股部'現下、正円の周朗などの
軟羽の根郡に欝生し、羽根、羽枝や皮膚の上皮細胞郡部物
(ふ
けみたいなもの)等を食し、どの秤動もニワトリを刺したり、
山を吸うたりすることはしないが、金策
をニワトリの体衆で
終るのである。
羽毛の根部に生みつけられた卵は六1十日でふ化し、それか
ら四'五日たつと成虫となり'約二⊥
二道刷で箆
を終るとさ
れている。ハシラミはニワトリの他、七面鳥、伯、あひる等に
も鮮生する.
どの秤鼎も摘ま即ちl弓
トリを離れて隼存する
ことは不可能で、ニワトリから㌫れるとわずか二日化で死ぬ。
これらがニワトリの体敦上を
妙き触ると、ニワトリは始終落
ニ ワ トリハ ジラ ミ
享
子
大ハジラ ミ
チトむしか止すさ
は
レLi6いでしょっ翌
特「垣釦はハシラ
ミの
発
生し易い粂件と聾t̂・から、秋作内をい
つも牝煉状潜に保つことが山も、11班として堪善
,。時々tn凡
の下でハシラミの触染がないか
'{か、怜付することもよい.
転触燃染をするので吊.水るだけ概則をさけ、父埜
-に与心と
堰さのたS波黙すろ機会が多くなるので万二の範tTl帖のため
悦桝は柚力くじよを行うがよい。
l
、
ハジラミのくじよ法
さて、ハジラミのくじよ法であるが'それには
、①・l=
褒
剤
級仙
法、⑧くん…慮法、③窄盛挙
④鵬誠または盛機法の四滴り
かめる。
(1
)
く
ん
蒸法
説蜘
日当りかよく、常に乾燥した運動虜
古びず、くちば
しで.i
のあちこちか)かき、淋しい特はLlhはそ肪
け
り的、祐?砧では産山没が減
少し、叫には産卵を中止する似
合もある.
代孤よりhメス
のガ
「
板暫H大]亡く、ひどくなる
とすいじやJレア宅
か抜
け落ちたり、皮フが化のうすることも
ある。
ハシラミ
り伝染泡は・小尾
の際'止り木に一WHJ触して畷る崎、読
いは自然ふ
化の_埠で、:3・激杓鮎からヒナに移るといった此穴Lll次
叩伝J#であ
る
。
何部もそう巾あ
)が、先ず桝気ふ未
然に肪ぐと亭つやが弔要
である。それには先ず批角の相生が寂上げられる。耶を沫挺め
る崎は1つ,,'妓
ごず心日l心れなく行わるが、ふんうけの恥ふん
は一
休をLTTへ.かんばかりになるまで手入れみ怠っているのを見受け
が
ちである。これではニワトリに幾ら多撃
で袈んでも如用で、
それに鞘
癌低空
tJれているものには四C%鵬撃
tnテンがあ
る。市朗で
はブラックリーフとして知られているが、別に勅・f
に‖帆-政瓜用しないで、夕々
ニワトリが寝る敵前に前述のニコ
チン
迎剤を止り米にぬるのである。止り木にニワトリが止ると
その・.fEBによってニコチンが蒸発して、将帥に鵠生するハジラ
ミの.旭フ呼収で体内に岐収されて、そのハジラミは死滅すると
等っ郡である。父、月HU五%キシロール、父はベンゾール瀧
を、ブラシ戊はふんむ部で止り木に適用す
るのも…利光がある。
父ハジラミの卯は六I十日側でふ化するから、当時卯が附だ
していたとすれば、十日から十二日を経て、更に恥仏を検悲し
てこの処山をくり返す必婆があるか否かを判断する。もし生き
たものが認められたならば、それが卯を産む前に是非とも'再
度の応用を行う必要がある。なお比の方法を蚊も効蝦的にする
ために止り木の泣くの窓ははめる必要がある。
そしてその時
の通凪は正.皿の窓口から求むる様にすればよい。
父此れH.媒州の休止を・Xたす軸な心配もなく、月に一回伯東施
す,汁.ば仲人レ」ハシラミの;,=生にもとすく様な鍵昆
ない様である
(2)く
ん
蒸
漬
.sjE鞭として
、抑化ナ
トリウム'・7ニ別は抑化けい・:'#ナトリウム約
八匁セIE1.耳の山水に僻かして用い、この他に申帖.4触約八匁
を桝加すると.刈鵬が強くなる。デリス稚
(デリス稚五-六クラ
ムを水凶-.ijリットルに血かしたもの)は:=ヒナの園部のシラ
ミくじLSに用いらる。その他、D♪:1〇・0:1%の剤に含む稚
巾につけると.1III以内に殆んとくじよ?雅であ勺
ニワトリを′地織の叫にはすガ法としては、ハジラミの・t{;生し
たニワトリの.禦〝掴んで砿稚申に尖んで、阿部姦
機中に掩す
ことはさける。余日を二OI三〇秒あまり.刊や姥
フを徹の巾で
よくこする。
次にニワトリを竿
眺きない藁
機からあげる糊鵬に、四部を
一1二秒m織の・:Tに炎仏んですく機の中から;引上げ
るのである
沃地の際'其織のしけ書を肪くために手礎を用いる必要があ
(8)
をさん附するとよい。そしてこれらの
有効期間は三カ月化とされている。操
作・:+にニワトリが・=・指す・ゑ伯収もある
ので、ニワトリが満州を比収
しない、雌
に払殻し、父完
.Jも如告をさ
けるた
めL!マスクや字娘を
用いて行っ力か.女
余である。
(4
)
塗
薬
志
水
蝉il'.川やナリス札八を班の下や虻
門の糊り、抑鮒の後.1・,などに照りtは
フによくすりこ
むことが小机であるQ
水…秋川の似合は持し']鮎
には用いない
方が良
いとされている。
る。
なお熟に対すス薬物の苛伽には・桝意しなければならない。耶水
で臓や口の周州をきれいにふき取
る必要がある。
ふんむ法と
してDDTとLIPqhCの滋A最
(五〇%水弼嘩脱A最
)をふ
んむ糖で静かにニワトリにふんむするとよい。
(3
)
薬
剤
撒
布
法
これまで1.月父に使われてきたものには除山菊粉や柵黄難など
があるが比等を叫宅り剛にさん付する島
根に布生しているハ
ジラミは択窮次第に判の光の方に移崩して行く。何度さん朽す
ると今鑑は刈かた_iれて地.;_に‥満ちて了う。父=;符の響
茅
砂
浴鮎の砂の中に蹴ぜrJおく轟
浴り際、恥.iからの
くじよは早
く徹底す
る。
しかし、担体かLf!/aれたハジラミが但ちに死汲することは盗み
榔いので'砂浴蛎は熱磁なり奴いは五〇倍クレオリン渇水を十
分に払いで死滅をはかることが裟ましい。勿綿、その後の使用
は日光で十分に懲
させてから依わねはなりない。交砂は時々
新らしいものと突如す
ることが獣ましい。
その他に恥角に英機をさん,.I=するには、一・
〇-一・五%リン
デン鞭レ巌
わらの衷血に十分にさん和するか
、五%♪♪El艶木
輔如
上
・敷地は常に新らしく乾して
左・清潔感りあるバタリー鶏舎
二、蚊
加は(けいとっ)やでの他の伝搬加の多い秋季において、蚊
はその'S砧のばい介収をつとめるので細めて、什殻すへきMであ
る。
蚊日伝独机のはい介
のみならず'叫毛
りない部分を刺して皿鞭
を以収して小〝癌
を妨
げ、ニワトリは一晩中はることが叫米ず、
止り木の上でバタハタしてもがき通しているのはなんと言って
ち_I哀鮎である。
紋
でくじよするには野田の:igQ・大井なとには五%かFj‥⊥心油乳
剤をさん侶Ltまた取門や
放牧地に
五%♪DY粉剤をさん付
すると刈狐がある。
もっ一つ田
仲でよく用いられている力法
にはクレオソート油
一と愉仙二とを況合して、止り木の率Bに
六日日出に之をぬると蚊はその怒臭を挑ってなかなか寄りつか
ないと等っ評判である。
ついでに雌についても一寸ふれておくが、普通
蛇はニワト
リに対して粥
雷を争えない様に見えるが'決して如視f来るも
のではありません。何故ならば急
の柄原歯を逃ぽんし、文は
ある桝の.群生中の・:-㈹楢主となるものであり'中には吸1-Lする
ものすらいる。
では比等のす防について即識的な邪を僻即
に速へて見たいと
思います。
の和讃内は似射日光と新鮮垂
気が十分に受けられる様に潜を
閑放し、輔に内部は乾妹を保つこと。
⑧糾箱、飲水甜及びこれらの周辺は代に
和深にし、飲水は叫来
れば日に三回化蜂見ることが染ましい。
⑨止り木やふん受けにふんが余りつもらない様に赦わらも湿気
を
含んで米たら革仇える桜にする。
④けい命附近の水たまり、・J.Bは作物拙場は鞭山詞
をさん和し、
排水をよくする。
(古謝
弘幸)
(9)
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