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テクニカルセミナー「マイナーだけど使えるオシレータ系指標」
2011年7月13日
アセンダント 山中康司
はじめにお読みください
<当社主催のセミナーについて>
●本セミナーにて紹介する内容は、為替取引に関する情報ですが、通貨の種類に関わらずその売買を推奨するものではありません。
●本セミナーにて紹介する内容は、特定の投資目的、金融情勢、あるいは特定の方のニーズを考慮ものではありません。
●本セミナーにて紹介する情報は、信頼できる情報源から入手されたものですが、その正確性、完全性を保証するものではなく、当該情報または意見を信頼したことに起因して発生するいかなる直接的、間接的または結果的損失についても、弊社はいかなる責任も負いません。投資に関する判断の最終決定は、ご自身で判断されますようお願いいたします。
●当セミナーおいて、弊社の外国為替証拠金取引への勧誘を行う場合もございます。
●アセンダントおよびフォレックス・ドットコムは、本日のセミナーで示す手法の利用により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。
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本日の内容
マイナーだけど使えるオシレータ系指標
1. トレンドともみあいを知るための指標
ADX 移動平均線との組み合わせ例
ボリンジャーバンドとの組み合わせ例
Damiani Volatmeter
2. RCI
3. Stchastic RSI
4. Schaffの指標からTrend Cycle
DMI(+DI/-DI/ADX)
Directional Movement Index
ワイルダー氏が考案
TR、DMを用いてトレンドとその強度を測る
TR(True Range) (当日高値-当日安値)、(当日高値-前日終値)、(前日終値-当日安値)の最大値
DM(Directional Movement) 当日のレンジで前日のレンジからはみ出た部分上値部分を+DM、下値部分を-DMとする
DI=DM/TR・・・通常14日間、+DIと-DIを見る
ADX=(DIの差/DIの合計)の移動平均(通常7~14日)
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ADXの見方
ADXの簡単な見方 ADXが上昇=トレンドがある
ADXの極端な上昇はトレンドの過熱を示す(通常、60を超えるような数値)この場合は、反転に注意が必要
ADXが下降=トレンドが無い(もみあい)
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ADXでトレンドを判断
ADXの方向
ADXの上昇=トレンドがある(トレンドに乗る) ○
ADXの下降=トレンドがない
ADXと移動平均線
ADXが上昇時のG・C、D・Cのみ
指標とパラメーター例
DM=14日、 ADX=14日
単純移動平均線=4日+9日
MA+ADX(ドル円1H)
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ADXでもみあいを判断
ADXの方向
ADXの上昇=トレンドがある
ADXの下降=トレンドがない(もみあい) ○
ADXとボリンジャーバンド
ADXが下降時の買われすぎ、売られすぎのみ採用
指標とパラメーター例
DM=14日、ADX=14日
ボリンジャーバンド=20日±2σ
BB+ADX(ドル円1H)
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Damiani volatmeter
ATRと標準偏差をベースに計算した指標
シグナルライン = 緑色
ノイズライン = 灰色
簡単な見方
トレンドモード = シグナルがノイズより上
TRADEと表示されている
もみあいモード = ノイズがシグナルより上
DO NOT tradeと表示されている(赤いラインの期間)
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Damiani volatmeter(ドル円1H)
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RCI(順位相関係数)
日付順位と価格順位を決定し、その相関を±100%として計算
日付順位(昨日が1位)と価格順位(高い価格が1位)が一致すると+100%、逆の場合-100%となる
一般的に、0~+100%は上昇トレンド、0~-100%は下降トレンドと考え、±100%に近い水準は反転が近いと考える。
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2本のRCIのクロス
短期RCIと長期RCIのゴールデン・クロス(GC)、デッド・クロス(DC)を見る
パラメータ
短期RCI=5日、長期RCI=21日
フィルター
GC=-100%~-50%の間で起きたGC
DC=+50%~+100%の間で起きたDC
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Dual RCI(ドル円1H)
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複合的テクニカル指標について
複合的テクニカル指標=「指標の指標」
“Indicator of an Indicator”として、システム売買ツールでは一般的に利用
指標を複層化 → 指標Aの指標B
MACDシグナルも「指標(指数平滑移動平均の差)」の「指標(移動平均)」と言える
ストキャスティックRSIのMA
ストキャスティックRSIとは、ストキャスティクスの計算にRSIの数値を利用したもの
ストキャスティクRSIの主な見方
1. 買われすぎ(OB=70~80)、売られすぎ(OS=20~30)で逆バリ OB/OSゾーンの入口でエントリー
OB/OSゾーンの出口でエントリー
2. OBゾーン(70~80)でのデッドクロス(DC)で売り、OSゾーン(20~30)でのゴールデンクロス(GC)で買い
3. 水準に関係なくDCで売り、GCで買い
4. ダイバージェンス
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Stochastic RSI(14, 8)+MA(5)
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Schaff Trend Cycle(STC)
D.Schaffによる開発
Schaff Trend CycleはMACDの数値を使ってStochasticsを2回計算したもの
使い方:
1. 75のゾーンエグジットで売り、25のゾーンエグジットで買いが基本
2. その時のバーの安値、高値を抜けたところで仕掛ける
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STC(ドル円1H)
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カスタム指標のダウンロード
セミナーで使ったカスタム指標とテンプレートは、以下のURLでダウンロード可能です。
http://ascendant.jp/gain/forexcom_mt4.zip
解凍後に、同じ名前のフォルダに入れれば同じチャートが表示可能となります。
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