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チカイケ 秀夫

CEO/CBO

一部上場 IT 企業グループでベンチャー立ち上げと、代表直下プロジェクトマネージメントとブランディングを経験

現在は、スタートアップ企業のパートナー /社外 CBO( 最高ブランディング責任者 ) として10 社〜との関係性を持つ

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『思い (IDENTITY) 』「どんな思いで立ち上げたのか」

私が最初に聞く最初の質問です。企業がなぜ存在するかは、

創業者の『思い』があった初めて存在しているからです。

この『思い』は 100 年経っても変わりません。

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『原体験 (WHY) 』「どんな体験から、その思いは生まれたのか?」

原体験を聞いた時に「なんとなく」「儲かりそう」だからと、原体験がない人は、な

んとなく他のアイディアや、他の儲かりそうな事に行ってしまいます。

原体験が強烈なほど、思いも強く、一生をかけてその事をやる=成し遂げる可能性が

高いです。その作るライフタイムバリューが大きくなります。

経営者に「もし事業判断で迷ったら、『原体験』に立ち戻ってください」と伝えてい

ます。 ここにそもそも起業した「なぜ」があるからです。

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『解決する社会問題

(MISSION) 』「事業を通して、どんな社会問題を解決するか?」

社会起業家とスタートアップが別々にされがちですが、

MISSION がちゃんとあるスタートアップは全て社会起業家です。

解決したい社会問題=市場規模になってきます。

それが国内か、海外なのか、どのレベルの問題か、課題なのかで、

市場規模が決まっていきます。

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実現した社会 (VISION)「思いが実現した社会はどうなっているか?」

思いが実現、社会問題が解決することで、ダレが笑顔になっているか、どんな社会に

なっているかをイメージすること、本当の幸せにしたい顧客、事業の先にみんなが応

援したいと思うような、社会になるかがわかります。

仮に「自分だけがお金持ちになりたい!贅沢をたくさんしたい!」がビジョンなら、

共感も生まれないし、勝手にやってくれと応援もされません。

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『 GAOL( 最終的状態 ) 』「いつまでに、どういう状態にするか」

具体的にいつまでに、どの状態になっていればビジョンが実現

したと言えるか、 基本ビジョンは、抽象的な言葉でイメージし

てもらうためにあります。逆に抽象的にまま終わってしまうパ

ターンが多いので、ゴールにすることで、期限と具体的なゴール

の状態ができます。

事業計画だと、売上規模の設定にもなってきます。

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『理念 (PHILOSOPHY) 』「どんな手段を通して、何を目的とするか」

普遍的に変わらない、どの手段を通して、

どんな目的を達成するかを定義します。

悪いケースは会社経営や、日常の仕事の中で、手段と目的が、

いつの間に手段が目的にならないようにするためです。

経営レベルだと「売上を上げるために」が

目的になってしまいます。

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『どまん中の価値 (CORE VALUE) 』

「つねにどまん中にある価値は何か」

つねに私たちのどまん中にある価値は何か、社内や社外に向け

て、この価値を大事にする共通する価値がないと、どこに向かっ

てボールを投げれば良いかわかりません。

経営者が「ここのどまん中に向かって、全力でボールを投げてこ

い」の価値がわかれば、多少それたりしても、同じ方向性に向

かって、仕事ができるようになります。

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『提供する価値 (VALUE) 』「私たちが提供する価値は何か?」

まんなかの価値は守るには、どういう価値を大事にするか。

社内、社外関係なく、社員、顧客へ提供して、日常業務レベルで

ユーザー体験をしてもらいます。

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目指すべき人格

(PERSONALITY)「法人としての人格は?」

私たちが目指す「会社らしい」、理想の人物像=法人格、会社を

1人の人間として場合に、社員によって矛盾した言動や、行動を

していると、顧客から信用されない法人=会社になる=取引がな

い=売上が落ちる=会社がなくなる

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判断基準 (POLICY)「理想な人格として価値判断基準は?」

理想の人物像になるために、どんな判断基準が必要か

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行動規範 (RULE)「具体的にどういう行動するか?」

判断基準は、具体的にどういう行動か

絶対にすること、絶対にしないこと

細かいところもありますが、最低限ここまでで作ることで、ス

タートアップの限られた時間、リソース、資金で、本当の価値を

出せるようになります

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事例