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沖縄公演2018

9/30 Sun.15:30

那覇バプテスト教会

主催𠮷川武典トロンボーンリサイタル

実行委員会

後援琉球新報社

トロンボーンカルテット“琉心”

高松公演2018

9/27 Thu.19:00

サンポートホール高松第1小ホール

主催𠮷川武典トロンボーンリサイタル

実行委員会

後援香川県

香川県吹奏楽連盟高松第一高等学校吹奏楽部同窓会一吹会

竹内楽器ヤマハミュージック高松店

東京公演2018

9/26 Wed.19:00

浜離宮朝日ホール音楽ホール

名古屋公演2018

9/24 Mon.15:00

ドルチェ・アートホールNagoya

後援名古屋トロンボーン協会株式会社ドルチェ楽器

大阪公演2018

9/22 Sat.18:00

ドルチェ・アーティスト・サロン

後援関西トロンボーン協会株式会社ドルチェ楽器

𠮷川武典トロンボーンリサイタル 無伴奏バイオリンパルティータの第2番「シャコンヌ」は、数あるバッハ(1685‒1750)の曲の中でも比類ない傑作とされ、不朽の名作と讃えられています。フィリップ・シュピッタは以下のように評しました。「巨匠の精神が楽器に魂を吹き込んで、信じがたいほどの表現を生み出す。このシャコンヌは物質に対する精神の勝利であり、バッハといえども、これ以上の輝かしいものは二度と書きえなかったのである」。フランス語でシャコンヌ、イタリア語ではチャコーナ、スペイン領の新大陸が起源のダンスといわれています。ギターで伴奏される艶かしい性格の踊りだったようで、スペイン本国やイタリアで大流行しましたが、元祖の曲はほとんど残っていません。煽情的だということで、教会や国からしばしば禁止されたそうです。私はこの曲を、オーケストラやいろいろな編成のアンサンブルで演奏してきましたが、トロンボーンとピアノだけで表現することに永らく憧れていました。そこで、作曲家の髙嶋圭子さんにお願いし、ブラームスの「左手のためシャコンヌ」の楽譜をもとに編曲をしていただきました。髙嶋さんに、そして無からこの音楽を産み出した大バッハに強い感謝の気持ちを抱いています。 昨今の日本含め、さまざまな困難と苦しみを抱える人々に、真の静穏が訪れることを願って演奏したいと思います。

トロンボーン 𠮷川 武典 (よしかわ たけのり) NHK交響楽団トロンボーン奏者。東京藝術大学在学中、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。1988年、第5回日本管打楽器コンクール・トロンボーン部門第1位、およびコンクール大賞を受賞。1991年、NHK交響楽団に移籍。1996~1997年、文化庁海外派遣芸術家在外研修員としてベルリンへ留学。2013年、香川県文化芸術選奨受賞。伊藤清氏、ヴォルフラム・アルント氏に師事。オーケストラ活動のほか、リサイタルの開催やオーケストラとのコンチェルト協演などソリストとしても活躍し、日本各地で行われる室内楽や現代音楽のコンサートにも出演している。これまでに、ソロアルバム「風花賛礼」、「トロンボネッタ」、トロンボーン四重奏、金管アンサンブルなど、13枚のCDをリリースした。トロンボーン・クァルテット・ジパング、トウキョウブラスシンフォニー、N-craftsのメンバー。東邦音楽大学特任准教授、沖縄県立芸術大学音楽学部非常勤講師、高松第一高等学校音楽科中央講師。

ピアノ 三輪 郁 (みわ いく) 今、もっともウィーンの薫りを伝え得ると思われる日本人ピアニスト三輪郁は、フォルクハルト・シュトイデをはじめとするウィーン・フィルの主要プレイヤーと度々共演。さらにラデク・バボラク、ハンスイョルク・シェレンベルガー、プラジャーク・クヮルテット、ミハル・カニュカ、セバスティアン・マンツなどと共演している。ウィーン国立音楽大学大学院を最優秀修了。パルマ・ドーロ国際コンクール第一位受賞。ウィーン楽友協会やウィーン・コンツェルトハウスでのコンサートのほか、ドルトムント・フィル、ハレ歌劇場管、ノルウェー放送響、セヴィリア王立響、ニース響、ソフィア・フィルなどと共演しており、日本でも主要オーケストラと共演するほか、N響や新日本フィルなど日本のオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちとの室内楽での共演も実に数多い。「バルトーク:ピアノ作品集」、「Miwa Iku-Schubert」、「Mozartiana / Iku Miwa」などのCDをリリース。それぞれ「レコード芸術特選盤」に選ばれるなど好評を博している。

作曲 髙嶋 圭子 (たかしま けいこ)  1962年香川県高松市生まれ。広島市出身。4歳からピアノを始め、高校2年生で作曲の指導者と出会い、和声学・作曲理論を学び始める。1982年、東京藝術大学音楽学部作曲科に入学。卒業後の1987年、世界的にも有名なパリ・トロンボーン四重奏団初来日の際に「夕やけこやけ」と「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。トロンボーン四重奏のための作品として「4本のトロンボーンのための“パスピエ”」、「メモリーズ」、「スクエアダンス」、「古都三景」、「出逢いは、はじまり」、「ふるさとのうた」、「砂の丘を越えて」、「四季の詩」、「ハナミズキの祈り」、「無言館にて」。トロンボーンとピアノのための作品として、「幻想“五木の子守唄”」、ソナタ「風花賛礼」、「夜の静寂に」、「春の呼ぶ声を聞く」、「三春ふたたび」などがある。他に合唱曲やピアノ曲など、幅広く創作活動を続けている。1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。トロンボーン・クァルテット・ジパングレジデンスコンポーザー。トロンボーンカルテット・ティンツエグゼクティブアドバイザー。