Download - AWS AutoScaling対応状況 [Zabbix、Hinemos] · AWSにおける監視サービス事情と課題 AWSの監視サービスCloudWatchだけでは完結しない CloudWatchによる監視はインフラ・プラットフォームに近い領域に限

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Zabbix向けAWS監視テンプレート

IT基盤推進技術部 OSS推進室山本文彦

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アジェンダ

❏ AWS監視テンプレートとは ❏ AWS監視テンプレートの活用場面とメリット ❏ AWS監視テンプレートの主な6つの機能 ❏ 提供サービス


AWS監視テンプレート概要

AWS監視テンプレートとは

・AWSの各種サービスを監視するための設定をまとめたテンプレート ‐課金監視、サービス稼働状況監視等クラウド特有の監視に対応

・ZabbixからAWS各種サービスを呼び出す仕掛けも含まれる・OSS(Apache License version2.0)で公開※

・「AWSを含むハイブリッド環境運用効率化」のためにTISが開発

※公開先GitHub: https://github.com/tech-sketch/zabbix_aws_template


AWS監視テンプレートの活用場面(ターゲット環境)

❏ AWS単体環境 ❏ AWSとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境

クラウドサービス(AWS) オンプレミス

■AWSとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境（イメージ）


AWSにおける監視サービス事情と課題

❏ AWSの監視サービスCloudWatchだけでは完結しない CloudWatchによる監視はインフラ・プラットフォームに近い領域に限

られる自身で構築したミドルウエア、アプリケーションの監視、オンプレミス

側の監視は別途監視ツール(ZABBIX)による監視が必要

・SaaS

・PaaSのプラットフォーム基盤

・IaaSのインフラ基盤

・PaaS利用時のアプリケーション以上

・IaaS利用時のOS以上

・オンプレミス

- 物理・仮想・プライベートクラウド

ZABBIX/CloudWatchの 2ツールの利用による運用チームの負担増

Amazon

CloudWatch


AWS監視テンプレート利用のメリット

❏ Zabbixで運用の一元管理 CloudWatchによる監視 Lambdaによるオペレーション自動化 AWSの監視(アプリ／ミドル) オンプレミス環境の運用

❏ ベンダロックイン回避

CloudWatchをAWSが隠ぺい

オンプレミス

AWS監視テンプレート

AWS

Lambda

Amazon

CloudWatch


AWS監視テンプレート主な6つの機能

以下の6つの機能を実装(2016/8時点)

Amazon CloudWatch メトリクス監視

AWS各サービス課金情報監視

AWSサービス稼働状況監視

Amazon EC2 AutoScaling 自動監視

Amazon SNS イベント情報監視

AWS Lambda連携による運用自動化


Amazon CloudWatchメトリクス監視

・CloudWatchの各メトリクス情報をZabbixで統合管理・以下サービスのCloudWatch監視に対応 [2016/8時点]

(カスタムメトリクスも対応) - Amazon EC2 - Amazon RDS - Amazon EBS - Elastic Load Balancer

・自動的にCloudWatchメトリクス一覧を取得し監視アイテム設定

メリット

CloudWatchデータと他のZabbix監視データを総合評価して監視運用可 CloudWatchデータを長期に渡って分析できる(2週間以上のデータ管理可能)


AWS各サービス課金情報監視

・CloudWatch経由で当月の課金額をZabbixで監視・課金額はアカウント全体の金額およびサービス毎の金額が監視可

メリット

課金額と他のZabbix監視データを統合的に評価可能 - 例: サービスの実利用状況と課金額を照らしあわせた無駄な利用の防止等

過去の課金状況との比較によるアラート通知設定可能


AWSサービス稼働状況監視

・AWS Service Health Dashboardでの警告情報をZabbixで集約・発生障害のレベルにより障害レベルを切り分けて管理・監視しておきたいサービスのみをフィルタリングして監視可能 ※デフォルトではリージョンブロック毎に全サービス情報自動監視

メリット

RSSフィードの定期確認ではなく、Zabbixで自動的にサービス全体の状況監視可サービス全体の稼働状況と個別のリソースの状態を統合的に管理可能

個々のRSSフィードに対応したアイテム自動生成


Amazon EC2 AutoScaling自動監視

メリット

動的にインスタンスが変化する環境でも自動監視可縮退時も無駄な監視を継続することなく監視無効化が可能

・スケールイン/アウトに伴うインスタンスの増減を検知・インスタンスに紐づくホストをZabbixに自動設定 - スケールアウト時: ホスト追加・ホストグループ追加・テンプレート割当 - スケールイン時 : ホスト無効化

・ホストへの割当テンプレートはAutoScalingグループのタグ設定で柔軟に変更可

Group(Web Servers)

AutoScaling API

ZabbixTemplates: Template xxx,Template yyyy

ホスト名: i-123456 ホストグループ: Web Servers テンプレート: Template xxxx,Template yyyy

ホスト

Zabbix

定期チェック


AmazonSNSイベント情報監視

メリット

SNSイベント情報をリアルタイムにZabbixで監視可能 Zabbixの柔軟なトリガー・アクション処理により監視運用効率化可能

・SNSイベント情報をZabbixで集約管理・以下のサービスからの通知に対応 [2016/8時点]

- AutoScaling - RDS - CloudWatch

・RDS等、発行元のリソースに応じてイベント情報の登録先ホスト自動振り分け

Amazon SNS

Zabbix

AWS Lambda

トラッパーアイテム

イベント情報を Lambdaに通知

Zabbix Sender でプッシュ型送信


AWS Lambda連携による運用自動化

・Zabbixでの障害検知時、運用処理をAWS Lambda上で実行処理・アクション設定にてどのLambda functionを実行するか設定・実行時のパラメータ引き渡しも可能

メリット

運用処理スクリプトをLambda上で集約管理、他の作業スクリプトの流用可能に運用処理をZabbixのサーバのリソースを消費せず実行可能に

ホストA

障害

Zabbix

アクション λ:function1

λ:function2

λ:function3 ・・・

Invoke “function1”


Why TIS

❏ TIS社はAWSプレミアコンサルティングパートナー 100件を超える導入実績 AWS認定資格者130名日本で5社しかないAWSプレミアコンサルティングパートナー ⇒Zabbix部分だけではなく案件丸ごと取扱可能

❏ AWS監視テンプレートの仕組みについては、AWS,

Zabbix社から了承済 ⇒安心してご利用いただけます


提供サービス

・OSS公開監視テンプレートをお客様要件に合わせてカスタマイズ・開発内容に応じて都度見積対応拡張開発例: AWS Lambda CloudWatch監視対応 ¥150,000～

拡張開発サービス

保守サポートサービス

・監視テンプレートに対する年間保守サポートを提供 - 導入、利用方法、仕様等に関するお問い合わせ - 動作異常時の調査、分析 - バグ修正の優先的な対応と取り込み

・TIS提供Zabbixプロダクトサポートゴールドプラン契約者に提供価格: Zabbixプロダクトサポートゴールドプラン ¥998,000/年


AWS運用コミュニティ(OpsJAWS) ～クラウドによる、クラウドのための、クラウド運用管理～

AWS上に構築されたシステムの

運用管理のベストプラクティスを集約！

ご興味のある方は、是非ご登録下さい！

https://opsjaws.doorkeeper.jp/ 次回のOpsJAWSは12/13(火)の予定

※re:Invent2016のアップデート満載！！ ※AWS監視テンプレートの発表も調整中

https://opsjaws.doorkeeper.jp/



THANK YOU

本件に関するお問い合わせ先

TIS株式会社 OSS推進室 OSSサポートサービス担当

[email protected]