坪井・報告
平成28年度坪井公民館事業報告
平成28年12月6日~平成29年3月31日
《青少年》
【ふなばしハッピーサタデー】
○ねらい:「子供たちがスポーツと文化に親しむとともに、豊かな心や健全な精神を培う日」として毎月第
3土曜日を『ふなばしハッピーサタデー』として開設する。 (共催:青少年課)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 17日(土)
10:00
~11:30
つくってあそぼう!
「プラバン」「サンバイザー(牛乳
パック工作)」「ぶんぶんごま」
船橋市スポーツと健康
を推進する会 34名
男 14/女 20 7/10
1月 21日(土) 経済学習ゲーム
野村證券株式会社船
橋支店 FP
畠山 和彦
61名 男 39/女 22
8/10
2月 18日(土) 射的大会 船橋レクリエーシ
ョン協会
46名 男 26/女 20
9/10
3月 11日(土) 10:00
~14:30 子どもまつり
坪井地区社会福祉協
議会 外 1,572名 10/10
【スゴイぞ!小学生パワー 第1回】
○ねらい:北部ブロックの市民の力活用事業に学生団体の提案を採用し、全3回事業のうち、坪井公民館
では第1回目に小学4~6年生対象「みんなで数字の不思議を解き明かそう!」を開催し、大学
生と小学生が関わりながら学ぶ楽しさわ体感させ、子供達の個性や能力の可能性を引き出すこと
を目的とする。 (共催:学生団体アクト)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
1月 15日(日) 13:30
~15:30
『みんなで数字の不思議を解き
明かそう!』 あーちぇ
16名 男 7/女 9
1/1
○評価:今回は、高学年を対象とした講座でレベルも少し高度な内容だったが、講師が大学生グループで
親しみやすいことやゲーム感覚での講義だったこともあり、参加者が楽しく学べる雰囲気で理解を
させることができた。なお、当日が私立中学校のテスト日と重なったこともあり、6年生の参加者
が少なかった。
《成 人》
【幼児家庭教育セミナー~子育てママの学習ルーム~】
○ねらい:子供が心身ともに健全に成長するうえで、家庭教育の果たす役割は重要である。
このセミナーは、木の実幼稚園保護者を対象に家庭教育の在り方について学び、心豊かな家庭
教育の充実へ寄与することを目的とする。 (協力:木の実幼稚園)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
1月 14日(土) 10:00
~11:30 親子のふれあい遊び
遊あとりえワンダーランド
代表
瀬戸 清美
21名 男 6 /女 15
2/4
坪井・報告
1月 26日(木) アンガーマネジメント(講演会)
~怒りの感情をコントロール~
日本アンガーマネジ
メント協会
宇都宮 弘子
22名 男 0/女 22
3/4
2月 9日(木) アロマの効用 アロマ講師・トータルセラピスト
横山 恵子 8名
男 0/女 8 4/4
〇評価:今年度で第2回となる幼児家庭教育セミナーは、覺である木の実幼稚園に通う園児の保護者を対
象にアンケートを行い、調査をした結果、子どもの食育の大切さ・より良い親子関係の築き方と子
供の接し方・癒しの空間づくりという要望を取り入れた講座を企画した。
第1回目の公開講座は子育て中の成人を参加対象にしたが、第2~4回目は管区幼稚園の一幼稚
園保護者に限定したため、事前集計結果の割に応募者が少なかった。次年度は、各回開催終了後の
アンケート集計結果によって講座の内容を検討していきたい。また、開催時に大人向けの講演に一
緒に連れて来られる乳幼児がいかに、飽きずに 90 分遊んで待っていられるか、参加者が講師のお話
しに集中していられる環境作りを今後の検討課題としたい。
【『地域防災講座』~坪井地区自治連合会加入8町会】
○ねらい:同じ地域でも新旧地区とでは地域住環境の相違が著しく、坪井地域全体での防災計画を策定し
にくい状況があるため、それぞれの地域特性に応じた細かな防災計画策定をめざし、町会役員を
対象に講座を開催する。 (協力:坪井地区自治連合会)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
3月 5日(日) 10:00
~15:00
午前中:防災事前学習(集会室)
午後:防災体験学習(講堂)
船橋SLネットワ
ーク 23名
男 21 /女 2 2/2
○評価:自治連加入町会は、どの町会も設立 40~50年経過している地域なので、古い家並みが多く道も狭
い地域である。27年度に続き自治連加入町会対象は2回目の実施なので、各町会・自治会における
防災意識も高まってきている。同じ坪井地域でも区画整理事業で平成以降整備された地区とは全く
景観が違う地区もあるので、地区で分けた防災講座は坪井地域には必要と思われる。
【楽々オヤジめし】
○ねらい:中華や洋食、和食とプロとして現場で働いてきた経験から、家庭で出来る『おいしさ』の再現
とコツを地域の方々へ伝え、家庭料理の質の向上を図る。
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
2月 17日(金) 10:00
~13:00
棒々鶏、豚バラの丸煮、即席冬ダ
イコンのハリハリサラダ 料理人
植村 光伸
8名 男 8/女 0
1/2
3月 3日(金) さばのみそ煮、白菜の芯のポン酢
和え、焼きいなり 8名
男 8 /女 0 2/2
○評価: 独り暮らしの高齢男性が増えている現状をふまえて実施したが、坪井地区では子供を含めた若年
層が極端に多く、65歳以上の高齢者が地域人口の 12%と時代に逆行している地域を反映し、参加者
は少なかった。参加者同士の交流も意図していたので、館報等での地域内限定にPRしたことも要
因だったが、参加者の満足度はアンケートでも非常に高く、事業評価は良好と判断する。
坪井・報告
《高齢者》
【坪井みのり学級】
○ねらい:地域の高齢者を対象に、明るく健康で生きがいのある生活が送れるよう様々な学習と仲間づく
りの場として、毎月第二木曜日に高齢者を対象に講座を開催する。
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 9日(金)
10:00
~11:30
講義「アンチエイジングで健康長
寿」
健康管理士
小池 茂年 58名
男 8 /女 50 7/10
1月 13日(金) 講義「高齢者の歯の健康」 歯科医師
北部保健センター 保健師 56名
男 10 /女 46 8/10
2月 10日(金) 公開特別講座「落語」 落語家
立川 談修 168名
男 46/女 122 9/10
3月 11日(金) 一條貫太の歌謡ショー
閉講式
歌手
一條 貫太 72名
男 11/女 61 10/10
○評価:新館として開館 6年が経過した中で、高齢者対象の学習と仲間づくりの場として定着してきたよ
うだ。今年度は「みのり学級」の認知度を上げることも兼ねて、2月の落語の回を公開講座として
開催したが、PRは公民館報のみで、地域限定とした。坪井地区は高齢者の少ない地域で、特に男性
が極端に少ない地域である。
《複数対象》
【つぼい・水と緑のコンサート】
○ねらい:自然環境の豊かな坪井の街で、誰もが気軽に身近な場所で音楽や芸術に接する場として「つぼ
い・水と緑のコンサート」を開催し、市民への文化振興を図るとともに、坪井地区の自然環境へ
の理解を得、潤いあるくらしと豊かなまちづくりに役立てる。
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 25日(日)
14:00
~16:00
第 23回目「ハッピークリスマス
コンサート」
曲目:くるみ割り人形ほか
カッツエ・ウィンド・オーケス
トラ 155名
男 49/女 106 3/4
2月 26日(日)
第 24回目(音楽フェスティバルの
一環としても開催)「王様のロック
講座」with東京ネイルキャッツ
直訳ロックの王様
東京ネイルキャッ
ツ
162名 男 52 /女 110
4/4
○評価:平成 28年度は、ロックのライブを2本実施した。特に 4回目はハードロックというジャンルで有
料ライブにも関わらずチケットは完売し、20年以上洋楽ロックを分かりやすい言葉で和訳し、活動
を続ける王様のライブは大いに受けていた。60代~70代の女性も多く、講座と題したおしゃべりと
ギター演奏は笑いと感動とを届けてくれたコンサートとなった。アンケートでもご自分の感想を書
いてくださった回答が多く、企画・運営に携わった職員たちも感動を共有した。
【プラレールであそぼう!】
○ねらい:50年以上前に発売されたプラレール。現在も発売当初の規格でパーツが作られ、子や孫へと 3
世代に受け継がれるおもちゃとなった。そんなプラレールで地域交流の場を提供する。
坪井・報告
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
1月 22日(日) 正午
~16:00
ジオラマを製作して、自由に電車
を走らせる場所を提供
関東プラレーラー
の会 312名 1/1
〇評価:常に30~40名位が音楽室にいて、親子で楽しそうに遊んでいる姿が見られた。ママ鉄と呼ばれる鉄
道好きのお母さんも昨今は多く、母親と一緒の子が特に多かった。まだ遊びたいと帰りたくない子ど
もが大声で泣き出す場面も良く見られる。地域に定着しているイベントである。
【子育てサロン・カンガルーポケット】
○ねらい:地元の福祉団体と連携し、子育て支援事業の一環として「子育てサロン」を開催し、0~3歳児
の未就学児を子育て中の親子の交流場をつくることを目的とする。
(共催:坪井地区社会福祉協議会)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 13日(火)
10:00
~11:30
クリスマスコンサート ― 138名
男 37/女 101 14/19
1月 10日(火)
おもちゃを使ったあそび、手遊
び、リズム体操、わらべ歌 他
北部保健センター
職員 73名
男 18/女 55 15/19
1月 19日(木) 松が丘児童ホーム
職員 93名
男 25/女 68 16/19
2月 7日(火) 北部保健センター
職員 106名
男 35/女 71 17/19
2月 16日(木) 高根台子育て支援
センター職員
91名 男 27/女 64
18/19
3月 16日(木) 66名
男 17 /女 49 19/19
○評価:坪井地区社会福祉協議会と共催で開催する事業である。地区社協のボランティアの方々も積極的
に取り組んでくれており、地域の子育て支援事業として成果を発揮している。坪井地区は、子育て
世代が多い地域なので、母親をフォローする場所として、参加者たちに高く評価されている。
【おはなしいろえんぴつ】
○ねらい:読書教育の一環として、公民館図書室を利用し、幼児とその親を対象に絵本の読み聞かせや紙
芝居などを行い、子供の情操を育てるとともに親子のふれあいの場とする。
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
1月 26日(木) 10:30
~10:45
手遊び歌、絵本の読み聞かせ、紙
芝居
読み聞かせボラン
ティア 21名
男 9 / 女 12 5/5
○評価:乳幼児の子育て世代が多い坪井地区において、地区社協との共済事業である子育てサロン『カン
ガルーポケット』との開催日に合わせて 28年度は実施したが、天気の良い日などは子育てサロンの
参加者が多く、開催される講堂の熱気に負けて読み聞かせの部屋への参加まで望めない日もあった。
読み聞かせ活動は定着してきているので、29年度は曜日を変えて実施する予定である。
【地域寺子屋】
○ねらい:市内在住の大学生が中心となるボランティア団体が、小学生~中学生の勉強その他学習活動の
補助を行う。 (共催:学生団体アクト)
坪井・報告
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 11日(日)
15:00
~16:30
学校の勉強や普段疑問に思うこ
となど、何でも市内在住の学生ボ
ランティアが学習補助や相談を
行う。
学生団体アクト
10名 男 2/女 8
1/11
12月 18日(日) 10名
男 3/女 7 2/11
1月 8日(日) 8名
男 3/女 5 3/11
1月 22日(日) 10名
男 4/女 6 4/11
1月 29日(日) 10名
男 4/女 6 5/11
2月 12日(日) 12名
男 5/女 7 6/11
2月 19日(日) 6名
男 2/女 4 7/11
2月 26日(日) 10名 男 5 /女 5
8/11
3月 5日(日) 10名 男 6/女 4
9/11
3月 19日(日) 6名
男 2/女 4 10/11
3月 26日(日) 名
男 /女 11/11
【巡回児童ホーム事業】
○ねらい:児童ホームのない地域への児童ホーム機能の提供を図るため開催する。地域の子育て中の集う
場所としての「0・1・2歳児ぽかぽか広場」と、地域の小学生が集まる場としての「小学生わく
わくタイム」を実施する。 (共催:三咲児童ホーム)
〔0・1・2歳児ぽかぽか広場〕
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
12月 14日(水)
10:00
~11:30
ふれあいあそび・リズム体操・手
あそび・パネルシアター 児童ホーム職員
48名 男 10/女 38
7/9
1月 25日(水) 81名
男 20/女 61 8/9
2月 22日(水) 116名 男 27/女 89
9/9
〔小学生わくわくタイム〕
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
1月 25日(水) 15:30
~17:00
工作コーナー・自由あそび・集団
あそび 児童ホーム職員
98名 男 41/女 57
7/8
2月 22日(水) 98名 男 43/女 55
8/8
○評価:児童ホームのない地域への巡回事業として、児童ホームと共催で開催。同日の午前は、「0、1、
2歳ぽかぽか広場」、午後は「小学生わくわくタイム」を行っている。ともに参加者が非常に多く、
目的を十分に果たしている。「子育てサロン」とともに地域の子育て支援事業として定着している。
坪井・報告
【ひなまつり~みんなで影絵あそび】
○ねらい:地元の福祉団体と連携し、子育て支援事業の一環として「みんなで影絵あそび」を開催し、0
~3歳児の未就学児を子育て中の親子の交流場をつくることを目的とする。
(協力:坪井地区社会福祉協議会)
月 日( ) 時 間 内 容 講 師 参加者数 備考
3月 2日(木) 10:00
~10:30 みんなで影絵であそぶ
おはなしの会
「はらっぱ」 90名 男 20 /女 70
1/1
○評価:例年、坪井地区社会福祉協議会が公民館ロビーに大きな雛壇飾りを飾り、来館者の目を楽しませ
ているのに合わせて、影絵あそびを開催した。事前募集 80組の募集に対し、61組の応募があった。
当日は、雨が降ったりやんだりの寒い日であったためか、欠席が親子 19 組だったにも関わらず、
1~2歳児を中心に、影絵の世界を堪能していた。白黒の影絵世界を想像していたが、当日に多色
の影絵を間近で見ることが新鮮に感じられた。後半には、参加者体験コーナーを設け、親子で出来
る影絵体験の場を提供出来た。今後も、親子で楽しく参加できる企画を続けて行きたい。
平成 29年度坪井公民館事業計画(案)
1.経営方針
「船橋の教育―教育振興ビジョン及び後期教育振興基本計画―」「第二次船橋市生涯学習基本
構想・推進計画-ふなばし一番星プラン-」及び北部公民館運営審議会の答申「これからの公民
館の運営」を踏まえ、坪井地区における生涯学習社会の実現を目指す。また、地域コミュニティ
施設として機能するように地域団体や地域住民が集えやすい環境づくりを心がける。
この実現のため、住民相互のふれあいや交流機会の提供をとおして連帯感を深め、快適で文
化的な地域づくりを目標に、コミュニティ活動の拠点となるような親しみのある公民館運営を
心掛ける。
具体的には、地域住民の集会活動の場として、学習、文化、スポーツ等サークル活動の拠点
としての環境づくり、子供から高齢者まで生涯を通して学ぶことのできる生涯学習機関として
学びを応援。また、地元町会・自治会、学校をはじめ、青少年、成人、スポーツ、福祉等各種
団体と連携を図りながら住みやすい環境の構築を図る。
2.重点目標
(1)住民の集会活動の場として利用しやすい環境を提供し、施設及び設備の適切な管理を行い
ながら利用者に親しまれる公民館運営を目指す。
(2)誰もが生涯を通して学ぶことができるよう学級講座・集会活動の充実を目指し、
「集い・学び・結ぶ」という公民館機能を生かした事業を展開する。
(3)地元町会・自治会、学校等の関係機関、その他の地域団体と連携したコミュニティ活動を
援助し、地域の教育力の活用や子育て支援、史跡や自然を生かした環境整備、防犯防災、
福祉など、住みよい地域づくりのための取り組みを、地域の団体と関わりながら事業を推
進する。
(4)図書オンラインシステムによる公民館図書室の特長を生かし、住民の読書活動を推進する。
また子供の多い地域なので、児童図書やおはなし会を充実させ、読み聞かせボランティアの
活用など、図書サービスの充実に努める。
(5)公民館でのサークル活動への支援を図りながら、地域へ活動が還元できるような情報提供
を公民館から発信する。また、地域の様々な情報を収集し、公民館内の専用掲示板を設置し
ての情報提供やホームページ、公民館報等での情報提供も積極的に行い、逐次生涯学習情報
や地域情報の提供に努める。
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