Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ - …...View Composer の操作時に、リモート デスクトップ セッションで使用するようにプロビジョニングされたリンククローン
Xen desktop5.6provisioning servicesによる仮想デスクトップの効率的な展開
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Transcript of Xen desktop5.6provisioning servicesによる仮想デスクトップの効率的な展開
独習シリーズ⑥ | Citrix XenDesktop 5.6 [Provisioning Services]
Citrix XenDesktop 5.6
Step-by-Step 構築&操作ガイド
[Provisioning Services]
Page 2
ご注意
この資料は、お客様・パートナー様の動作検証や技術習得を支援するために作成されたものです。本資
料は弊社の正式な技術サポート文書ではありません。そのため、この文書の記述に関して、弊社技術部
門はお問い合わせをお受けかねますことを、予めご了承ください。
本書に記載されている事柄は予告なく変更される場合があります。
操作や機能の詳細につきましては、製品マニュアルをご覧下さい。
http://support.citrix.com/proddocs/topic/infocenter/nl/ja/ic-how-to-use.html?locale=ja
バージョン履歴
バージョン 作成/更新日 更新内容 作成者
1.0 2013/6/1 新規 Noriyuki Sato
Page 3
目次
ご注意 ........................................................................................................................................ 2
バージョン履歴 ........................................................................................................................ 2
はじめに .................................................................................................................................... 4
このハンズオンのゴール ......................................................................................................... 4
本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要) .................................................................. 5
本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要) ........................................................... 6
XenDesktopのモジュールおよび用語について .................................................................... 8
使用するマシン および ネットワーク環境について ............................................................. 9
インストール手順 ................................................................................................................... 11
DHCPサーバーおよび、Active Directoryの設定 .................................................................................. 11 1
仮想マシンの準備(Provisioning Servicesサーバーの作成) ............................................................. 16 2
仮想マシンの準備(仮想デスクトップ用マシンの作成) ................................................................ 21 3
Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール ..................................................................................... 28 4
プロビジョニングサービス(Provisioning Services:PVS)のインストール ....................................... 32 5
プロビジョニングサービス管理コンソールのインストール ............................................................ 45 6
プロビジョニングサービスサーバーへの接続確認 ............................................................................ 47 7
ターゲットデバイスのインストール ................................................................................................... 49 8
デスクトップセットアップウィザードによる自動プロビジョニング ............................................ 61 9
カタログとデスクトップグループの作成........................................................................................ 70 10
仮想デスクトップへの接続確認 ....................................................................................................... 72 11
Page 4
はじめに
この資料では、独習シリーズ②『Citrix XenDesktop 5.6 [Basic]』でセットアップした環境を利用し、仮想
デスクトップを配信方式の 1つである『Provisioning Services(以下:PVS)』のセットアップ手順を解説
します。
この Step-by-Stepガイドを完了することで、ユーザーが任意の仮想デスクトップに接続して利用する
「Pool(プール)形式」の仮想デスクトップ環境を作成することができます。
「PVS の Pool 形式」の仮想デスクトップ形式は、仮想デスクトップのログオフおよび、再起動で仮想デ
スクトップ環境がリフレッシュ(初期化)されます。Machine Creation Services(MCS)の VM クローン
(コピー)による仮想デスクトップの展開とは違い、PVSはマスターイメージに対して仮想デスクトッ
プがネットブートにより展開されます。よって、PVS はより大規模な環境および、MCS と同様に仮想デ
スクトップ環境のカスタマイズが個々のユーザーで必要が無い要件において適用の可能性があります。
このハンズオンのゴール
XenDesktopを構成する仮想マシンを 4台作成し、下記の用途に使用します
Active Directoryをインストールしたサーバーに DHCPサーバー機能を追加します
XenDesktopがインストールされたサーバーを1台利用します
Provisioning Servicesがインストールされたサーバーを 1台利用します
Windows7仮想デスクトップマシンを 1台作成します
Page 5
本ハンズオン実施に際しての注意事項(重要)
本ハンズオンを実施するには、下記のハンズオンを終了している必要があります。
『XenServer 6.1 Step-by-Stepガイド』
『XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド [Basic]』
本ハンズオンは上記の 2 つのガイドで構築済の環境を前提に進めて行きます。
本ハンズオンを実施する前に、上記のガイドに準じて構築した環境の準備および、確認をお願いします。
ハンズオン環境に必要なハイパーバイザーのスペック等は、『XenServer 6.1 Step-by-Stepガイド』
を参照して下さい。
本ハンズオンで使用するユーザーアカウントは、PVSにより展開された仮想デスクトップ VM以外、
『ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用』しています。本ハンズオンを順調に進める為に、
ドメインに参加した後の各 VMへのログインは、ドメインアドミニストレーターのユーザーを利用する
事を推奨します。
Page 6
本ハンズオン環境に必要なコンポーネント(重要)
Citrix Provisioning Services 6.1 評価用インストールメディア
「Citrix XenServer、Citrix XenDesktop」と同じ Download サイトから入手可能です。
※評価用インストールメディアは、My Accountを作成してからダウンロード可能になるまで数日のタ
イムラグが発生します。お急ぎの方は下記の Citrixパートナー各社様より入手してください。
・シトリックスのパートナーを選ぶ
http://www.citrix.co.jp/partners/find.html
ファイルサイズが 1.2GBありますので、なるべく早い回線でダウンロードしてください。
Page 7
Citrix Provisioning Services 6.1 の Hotfix ※修正モジュール
CPVS61016
http://support.citrix.com/article/CTX136033
「ターゲットデバイスのインストール」に使用します。ダウンロード後は、Zipファイルを解
凍しておいて下さい。
CPVS61017
http://support.citrix.com/article/CTX136563
CPVS6016でインストールした「ターゲットデバイスのインストール」モジュールの更なる
Hotfixになります。ダウンロード後は、Zipファイルを解凍しておいて下さい。
Page 8
XenDesktop のモジュールおよび用語について
・このガイドにおける各コンポーネントの関係図 (物理マシンはクライアント端末と XenServer の 2台)
デスクトップコントローラー
・ユーザー認証、仮想デスクトップの配信制御、Hypervisorの制御
SQLデータベース
・XenDesktop環境の構成や設定情報といった静的な情報を保持するデータベース
Web Interface
・仮想デスクトップ接続時のユーザー認証インターフェイスを提供
ライセンスサーバー
・Citrix製品のライセンス管理、デスクトップコントローラーの依頼でライセンス発行
Provisioning Services
・OSイメージをオンデマンドでサーバーやクライアント、仮想環境へストリーム配信
Virtual Desktop Agent
・Windowsクライアント OSにインストールし、仮想デスクトップとして
使用するためのサービスコンポーネント
Citrix Receiver
・クライアントソフトウェア
ドメインコントローラー
・Active Directoryのアカウント情報を使用して XenDesktop の利用権限を
ユーザーに割り当てる
Page 9
使用するマシン および ネットワーク環境について
このハンズオンでは以下のマシンおよびネットワーク環境を使用します。
① XenServer (ホスト名: xs01)
用途:各コンポーネントを動作させる基盤となるハイパーバイザー
IPアドレス:____________________(例:192.168.10.101)
OS:Citrix XenServer 6.1
ドメイン名:____________________(例:training.lab)
管理者アカウント: root パスワード: ____________________(例:Citrix123)
② 管理端末兼クライアント端末 (ホスト名: Win7AdminPC)
用途:Citrix XenCenterを使用する管理端末兼 XenDesktopへアクセスするクライアント端末
IPアドレス:____________________(例:192.168.10.100)
OS:Windows 7など
③ ドメインコントローラー (ホスト名: AD)
用途:ActiveDirectoryサービスの提供および DNSサーバー
IPアドレス:____________________(例:192.168.10.11)
OS:Windows Server 2008 R2 SP1
管理者アカウント: administrator パスワード: ___________________(例:Citrix123)
④ デスクトップコントローラー (ホスト名: XD1)
用途:Desktop Controller、Web Interface、データベース、Citrix ライセンスサーバー
IPアドレス:____________________(例:192.168.10.30)
OS:Windows Server 2008 R2 SP1
⑤ プロビジョニングサービス (ホスト名: PVS)
用途:Provisioning servicesサーバー
IPアドレス:____________________(例:192.168.10.31)
OS:Windows Server 2008 R2 SP1
Page 10
⑥ 仮想デスクトップマシン (ホスト名: Win7PVS)
用途:PVS仮想デスクトップ作成のマスターイメージ
IPアドレス:DHCPで取得
OS:Windows 7 Professional SP1
⑦ その他のネットワーク環境
DHCP IPアドレス配信範囲:____________________~____________________
(例:192.168.10.40~192.168.10.80)
※ 本ガイドでは新たに DHCPサーバーをセットアップして仮想デスクトップの配信に使用します。
競合を防ぐため、既存の DHCPサーバーが存在しない環境をご用意いただくことをお勧めします。
DHCPサーバースコープオプション「066 ブートサーバーホスト名」:____________________
(例:192.168.10.31 PVSサーバーの IPアドレス)
DHCPサーバースコープオプション「067 ブートファイル名」:ARDBP32.bin (固定名で設定)
Page 11
インストール手順
DHCP サーバーおよび、Active Directory の設定 1
Active Directory が設定されている VM で設定を行います。『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド
[Basic]』を終了している環境では、VM 名:[AD]で設定を行います。
※『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Machine Creation Services]』を終了している環境では、
1 項~15 項の設定は必要ありません。16 項より設定作業を行います。
画面 手順
1
administratorアカウントでログオンし、管理ツ
ールよりサーバーマネージャーを起動します。
表示されたら、[役割]をクリックし、右側ウィン
ドウより[役割の追加]をクリックします。
2
[役割の追加ウィザード]が起動します。
[次へ]をクリックします。
3
[DHCPサーバー]にチェックを入れて、[次へ]をク
リックします。
4
そのまま[次へ]をクリックします。
Page 12
画面 手順
5
そのまま[次へ]をクリックします。
6
[優先する DNS サーバーの IPv4 アドレス]に、DNS
サーバーの IPアドレスを入力します。
[例:192.168.10.11]
※本ハンズオンでは、DNS サーバーを Active
Directory サーバーの[AD]に同居しています。
[次へ]をクリックします。
7
そのまま[次へ]をクリックします。
8
[追加]をクリックします。
Page 13
画面 手順
9
スコープ情報等を入力します。
[例:各画面項目へハンズオン環境に合わせ、必
要な情報を入力します]
入力後、[OK]をクリックします。
10
[次へ]をクリックします。
11
そのまま[次へ]をクリックします。
12
そのまま[次へ]をクリックします。
13
そのまま[次へ]をクリックします。
Page 14
画面 手順
14
[インストール]をクリックします。
15
[閉じる]をクリックします。
16
PVSで展開された仮想デスクトップをネットワ
ークブートさせる設定をします。
[役割]-[DHCPサーバー]-[ad.training.lab]-
[IPv4]-[スコープ …]の順に展開します。
[スコープオプション]を右クリックし、[オプシ
ョンの構成]を選択します。
17
[利用可能オプション]から、[066 ブートサーバー
ホスト名]にチェックを入れます。
[文字列の値]欄に、PVSサーバーの IPアドレスを
入力します。
[例:192.168.10.31]
[適用]をクリックします。
Page 15
画面 手順
18
引き続き、[利用可能オプション]から、
[067 ブートファイル名]にチェックを入れます。
[文字列の値]欄に、下記を入力します。
文字列の値:ARDBP32.bin
※固定の値になります。
[OK]をクリックします。
19
オプション 066および、067が設定されている
事を確認します。
20
PVSで展開された仮想デスクトップのマシンを
格納する「組織単位(OU)」を作成します。
[役割]-[Active Directory ドメインサービス]-
[Active Directoryユーザーとコンピューター]の
順に展開します。
[training.lab]を右クリックし、[新規作成]-[組織単
位(OU)]を選択します。
21
組織単位(OU)名を入力します。
[例:PVS]
[OK]をクリックします。
22
21 項で入力された、組織単位(OU)が表示され
ています。
Page 16
仮想マシンの準備(Provisioning Services サーバーの作成) 2
Provisioning Servicesサーバーとして使用する仮想マシンを作成します。
画面 手順
1
Provisioning Services として使用する仮想マシンを
準備します。
作成済みのマシンテンプレート[Win2K8R2-
template]から[新規 VM ウィザード]を実行し、作
成していきます。
2
仮想マシン名は[ProvisioningServices]とします。
割当てる CPUやメモリ等のリソースはテンプレ
ートの設定をそのまま使用してください。
3
ストレージ設定の画面では、[追加]をクリックし
ます。
vDisk に変換された OSイメージを格納する領域
を確保しておきます。
※十分な容量を確保している環境では、
3 項~5 項の設定の必要はありません。本テキス
トでは、E:ドライブとして設定して行きます。
4
[サイズ]欄に、OSイメージを格納できる容量を
指定します。
[例:50GB]
[適用]をクリックします。
Page 17
画面 手順
5
追加された領域を確認します。
[ストレージレベルの高速ディスククローンを使
用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック
します。
6
Windows Server 2008 R2 初期設定については[AD]
を作成した時の手順を参照してください。
ここでは、OSの初期設定を終え、左の画面が表
示されるところまで作業を進めてください。
7
最初に IPアドレスを割り当てます。
例:[IP] 192.168.10.31
[Subnet] 255.255.255.0
[Gateway] 192.168.10.254
[DNS] 192.168.10.11
8
次にコンピューター名を変更します。
ここでは[ PVS ]としてください。
Page 18
画面 手順
9
再起動後、ドメインへ参加します。
ここでは[ training.lab ]へ参加します。
10
ドメインの Administratorアカウントとパスワー
ドを入力します。
11
再起動後、ドメインの Administrator としてログ
オンします。
例:[ training\administrator ]
[ Citrix123 ]
12
ログオン後、サーバーマネージャーのトップ画
面で、[Internet Explorer セキュリティ強化の構成]
を両方のグループで[オフ]に変更します。
[OK]をクリックして閉じます。
Page 19
画面 手順
13
[記憶域]を展開します。[ディスクの管理]をクリ
ックします。
[ディスクの初期化]画面は、そのまま[OK]をク
リックします。
※十分な容量を確保している環境では、13 項~
20 項の設定の必要はありません。本テキストで
は、E:ドライブとして設定して行きます。
14
追加で作成したディスクを選択し、右クリック
し、[新しいシンプルボリューム]を選択します。
15
[次へ]をクリックします。
16
そのまま[次へ]をクリックします。
17
割り当てるドライブ文字を設定します。
[例:E ]
[次へ]をクリックします。
Page 20
画面 手順
18
[クイックフォーマットする]にチェックを入れま
す。
[次へ]をクリックします。
19
[完了]をクリックします。
20
新しい領域が使用可能になりました。
Page 21
仮想マシンの準備(仮想デスクトップ用マシンの作成) 3
Windows7マシンテンプレートから仮想マシンを作成します。
ここで作成する Windows7 マシンは、PVS で仮想デスクトップを展開するマスターイメージになります。
画面 手順
1
続けて、テンプレートから仮想デスクトップ用
Windows 7仮想マシンを作成します。
先のハンズオンにて作成したテンプレート右ク
リックし、[新規 VM作成ウィザード]を選択しま
す。
2
テンプレートが選択されているのを確認し、
[次へ]をクリックします。
3
仮想マシンの名前は[Win7PVS]とします。
4
そのまま[次へ]をクリックします。
Page 22
画面 手順
5
ホームサーバーは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
6
仮想 CPUやメモリはテンプレート作成時と同じ
サイズを割り当てます。
[次へ]をクリックします。
7
仮想ディスクも同様にテンプレート同サイズと
します。
[ストレージレベルの高速ディスククローンを使
用する]のチェックを外して、[次へ]をクリック
します。
8
ネットワークは、環境に応じて選択します。
[次へ]をクリックします。
9
[作成]をクリックします。
Page 23
画面 手順
10
しばらく待つと仮想マシンが作成されます。
11
テンプレート作成時に[sysprep]を実行していた
為、Windows 7の初期設定を再度おこないます。
言語等はデフォルトのまま、[次へ]をクリックし
ます。
12
新規のアカウントを作成します。
[ 例:ctxPVS]
※[ admin ]はテンプレート作成時に使用した為、
使えません
[次へ]をクリックします。
13
パスワードを設定します。
[ 例:Citrix123 ]
[次へ]をクリックします。
Page 24
画面 手順
14
お手持ちのプロダクトキーを入力します。
※Windows7 をセットアップした ISO イメージに
より、こちらの画面は表示されない場合があり
ます。
[次へ]をクリックします。
15
[ライセンス条項に同意します]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
16
コンピューターの保護の設定は、[後で確認しま
す]を選択します。
17
そのまま[次へ]をクリックします。
Page 25
画面 手順
18
接続先ネットワークは[社内ネットワーク]を選択
します。
以上で初期設定は完了です。
19
次にコンピューター名を変更します。
[コントロールパネル]を開きます。
20
右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選ん
で表示を切り替えます。
21
[システム]を開きます。
Page 26
画面 手順
22
[設定の変更]をクリックします。
23
[変更]をクリックします。
24
[コンピューター名]を入力します。
[例:Win7PVS]
[ドメイン]にチェックを入れ、入力フィールドに
ドメイン名を入力します。
[ 例:training.lab ]
入力したら、[OK]をクリックします。
25
ドメインの管理者アカウントを聞かれますの
で、administrator / パスワード (Citrix123)を入力
し、[OK]をクリックします。
26
少し待つと、左のポップアップが表示されま
す。[OK]をクリックします。
Page 27
画面 手順
27
もう一度[OK]をクリックします。
28
そのまま[閉じる]をクリックします。
再度、再起動を促されますので、そのまま仮想
マシンを再起動します。
29
操作画面を[AD]に切り替えます。
サーバーマネージャーを開き[役割]-[Active
Directoryドメインサービス]-[Active Directory
ユーザーとコンピューター]-[ドメイン名
(training.lab)]-[Computers]の順に開き、右側
にコンピューターアカウント[例:Win7PVS]が
登録されていることを確認します。
30
次に DNS サーバーに登録されていることも確認
します。
[DNS サーバー]-[DNS]-[サーバー名(AD)]-[前方参照
ゾーン]-[FQDN(training.lab)]の順に開き、右側に
[例:Win7PVS]が登録されていることを確認しま
す。
Page 28
Virtual Desktop Agent(VDA)のインストール 4
PVS で仮想デスクトップを展開するマスターイメージへ Virtual Desktop Agent(VDA)をインストールし
ます。PVS によって展開された VMを仮想デスクトップとして使用するための準備をします。
画面 手順
1
仮想マシンのコンソールを[Win7PVS]に切り替
えます。コンソール画面上部の DVDドライブよ
り、[XenDesktop5.6.iso]インストールメディ
アをマウントします。
2
Win7PVSイメージへドメインの Administrator
アカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
3
[コンピューター]を開き、CD ドライブをダブル
クリックして、XenDesktop のインストーラーを
起動します。
※起動まで少し時間が掛かります。
4
Windows 7 上で XenDesktop インストーラーを起
動すると、仮想デスクトップ用インストールメ
ニューが表示されます。
[Virtual Desktop Agentのインストール]をクリック
します。
Page 29
画面 手順
5
[カスタムインストール]をクリックします。
※[簡易展開]はデスクトップコントローラーの初
期設定ウィザード[簡易展開]と対になる設定で
す。※今回は使用しません
6
[ライセンス契約書に同意する]にチェックを入
れ、[次へ]をクリックします。
7
[Virtual Desktop Agent]を選択して、[次へ]をクリ
ックします。
8
インストールするコンポーネントを選択しま
す。[Citrix Receiver]のチェックを外し、[次へ]を
クリックします。
Page 30
画面 手順
9
Personal vDisk構成を選択します。今回のシナリ
オでは Personal vDisk は使用しませんので、[いい
え、Personal vDiskをすぐには有効にしません]を
選択して[次へ]をクリックします。
10
次にデスクトップコントローラーの場所を指定
します。[コントローラーの場所を手動で入力す
る]にチェックを入れます。デスクトップコント
ローラーの FQDN [例:XD1.training.lab]を入力し
て、[チェック]をクリックします。
11
名前解決が正常に出来た場合は、左図のポップ
アップが表示されます。エラーになった場合は
DNS の設定を確認してください。
12
Windows OS を仮想デスクトップとして使用する
際の最適化設定を自動で行います。すべての項
目にチェックを入れた状態で、[次へ]をクリック
します。
※変更される OSの設定は以下の KB を参照して
ください。
http://support.citrix.com/article/CTX125875
13
インストール内容の確認画面です。確認後、[イ
ンストール]をクリックします。
Page 31
画面 手順
14
インストール完了までしばらく待ちます。完了
すると左図のウィンドウが表示されますので、
[マシンを再起動する]にチェックを入れた状態で
[閉じる]をクリックします。
15
再起動完了です。
※[イジェクト]をクリックし、マウントした
DVD ドライブをアンマウントしておきます。
Page 32
プロビジョニングサービス(Provisioning Services:PVS)のインストール 5
大規模環境における仮想デスクトップ配信を可能にする、プロビジョニングサービス(Provisioning
Service:PVS)をインストールします。
画面 手順
1
ProvisioningServicesイメージへドメインの
Administratorアカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
2
コンソール画面上部の DVDドライブより、
[PVS_6.1.iso]インストールメディアをマウント
します。
3
Firewall設定を無効にします。
※無効設定は本トレーニングを効率良く進めるた
めの設定です。実際の環境では必要なポートのみ
を開放します。
http://support.citrix.com/article/CTX102112
[スタート]メニューから、[コントロールパネル]
をクリックします。
4
[システムとセキュリティ]をクリックします。
Page 33
5
[Windowsファイアウォール]をクリックしま
す。
6
[Windowsファイアウォールの有効化または無効
化]をクリックします。
7
全て無効化にチェックを入れ、[OK]をクリックし
ます。
8
.NetFramework をインストールします。
「スタート」-「コマンドプロンプト」の順にポイ
ントし、「コマンドプロンプト」をクリックしま
す。
引き続き、コマンドラインに下記のコマンドを入
力します。
servermanagercmd -install Net-
Framework
入力後、エンターキーを押下します。
Page 34
9
コマンドプロンプト画面にて、インストール状況
を確認します。
再びプロンプトに戻りましたら、[×]ボタンをクリ
ックして、コマンドプロンプト画面を閉じます。
10
引き続き、SQL Expressをインストールします。
「CDドライブ(D:)PVS_6.1¥SQL Server 2005
Express」フォルダにある、「SQLEXPR」をダブル
クリックします。
11
End User License Agreement 画面では、
「I accept the licensing terms and considerations」に
チェックを入れ、[Next>]をクリックします。
12
[install]をクリックします。
13
[Next>]をクリックします。
Page 35
14
[Next>]をクリックします。
15
※一部、警告が出ますが、今回のハンズオンでは
関係ありません。
[Next>]をクリックします。
16
Registration Information の画面では、デフォルトの
まま、[Next>]をクリックします。
17
Feature Selection の画面では、デフォルトのまま、
[Next>]をクリックします。
Page 36
18
Authentication Mode の画面では、デフォルトのま
ま、[Next>]をクリックします。
19
Configuration Optionsの画面では、デフォルトのま
ま、[Next>]をクリックします。
20
Error and Usage Report Setting の画面では、デフォ
ルトのまま、[Next>]をクリックします。
21
[Install]をクリックします。
※環境によりますが、完了までに、5分~10 分程
度かかります。
Page 37
22
[Next>>]をクリックします。
23
[Finish]をクリックします。
24
引き続き、プロビジョニングサービス(PVS)を
インストールします。
「CDドライブ(D:)PVS_6.1¥」フォルダーにあ
る、[autorun]をダブルクリックします。
25
表示された画面では、[サーバーのインストール]
をクリックします。
26
引き続き、[サーバーのインストール]をクリック
します。
Page 38
27
追加コンポーネントのインストール画面では、
[インストール]をクリックします。
28
Please read the Citrix Host SnapIn License Agreement
画面では、「I accept the terms in the License
Agreement」を選択し、[Install]をクリックしま
す。
29
[Finish]をクリックします。
30
Please read the Citrix Broker PowerShell Snap-In
License Agreement画面では、「I accept the terms in
the License Agreement」を選択し、[Install]をクリッ
クします。
31
[Finish]をクリックします。
Page 39
32
Please read the Citrix Configuration SnapIn License
Agreement画面では、「I accept the terms in the
License Agreement」を選択し、[Install]をクリック
します。
33
[Finish]をクリックします。
34
[次へ]をクリックします。
35
ライセンス契約画面では、「ライセンス契約書に
同意します」を選択し、[次へ]をクリックしま
す。
36
ユーザー情報の画面では、デフォルトのまま、
[次へ]をクリックします。
Page 40
37
インストール先のフォルダーの画面では、デフォ
ルトのまま、[次へ]をクリックします。
38
セットアップの種類の画面では、「すべて」をチ
ェックして、[次へ]をクリックします。
39
[インストール]をクリックします。
40
[完了]をクリックします。
41
Provisioning Service コンソール検出の警告が表示さ
れます。[OK]をクリックします。
※コンソールは、後のハンズオンでインストール
します。
42
引き続き、構成ウィザードによる設定を進めま
す。
[次へ]をクリックします。
Page 41
43
DHCP サービス画面では、「ほかのコンピュータ
ーで実行するサービス」を選択し、[次へ]をクリ
ックします。
44
PXE サービス画面では、「このコンピューターで
実行するサービス」を選択し、[次へ]をクリック
します。
45
ファーム構成画面では、「ファームを作成する」
を選択し、[次へ]をクリックします。
46
データベースサーバー画面では、プロビジョニン
グサービス(PVS)の構成情報を格納するデータ
ベースサーバーおよび、インスタンスを設定しま
す。
サーバー名:PVS
サーバー名欄に上記を入力し、[参照]をクリック
します。
47
SQL Server 画面で、[OK]をクリックします。
48
インスタンス名欄に、「SQLEXPRESS」が入力され
た事を確認して、[次へ]をクリックします。
Page 42
49
新規ファーム画面では、「ファーム管理者グルー
プ」一覧から、「ドメイン名/Users/Domain
Admins」を選択します。
[例:training.lab/Users/Domain Admins]
[次へ]をクリックします。
50
新規ストア画面では、[参照]をクリックします。
51
フォルダーの参照画面にて、任意のフォルダを選
択して、[OK]をクリックします。
※ここでは、「ボリューム(E:)」を選択しま
す。追加領域を設定していない場合は、任意の場
所を指定します。
52
デフォルトのパス欄に、選択したフォルダ(※こ
こでは「E:¥」)が入力されている事を確認し
て、[次へ]をクリックします。
※このハンズオンでは、ローカルディスクの共有
していないフォルダー「E:¥」を選択していま
す。実際の環境では、(例)「¥¥PVS¥vDisk」
といった UNCパスでネットワーク共有されたフォ
ルダーを選択指定します。
Page 43
53
ライセンスサーバー画面では、下記の情報を入力
します。
ライセンスサーバー名:XD1(※デフォルト
では PVSが入力されています)
「ライセンスサーバーのバージョンと通信を検
証する」にチェック
[次へ]をクリックします。
54
ユーザーアカウント画面では、「指定ユーザー
アカウント」を選択します。
[例:]
ユーザー名:administrator
ドメイン:training.lab
パスワード:Citrix123(※大文字/小文字は
正確に入力します)
パスワード再入力:Citrix123(※大文字/小
文字は正確に入力します)
「このアカウント情報でデータベースを構成
する」をチェックします。
上記を入力および、設定項目を確認し、[次へ]を
クリックします。
55
Active Directory コンピューター アカウントパス
ワードの画面では、デフォルトのまま、[次へ]を
クリックします。
Page 44
56
ネットワーク通信の画面では、デフォルトのま
ま、[次へ]をクリックします。
57
TFTPオプションとブートストラップの場所画面
では、「Provisioning Services TFTP Service を使用
する」をチェックし、[次へ]をクリックします。
58
ストリーム配信サーバー起動一覧画面では、デ
フォルトのまま、[次へ]をクリックします。
59
完了画面では、概要内容を確認します。
「自動的にサービスを開始する」がチェックさ
れている事を確認して、[完了]をクリックしま
す。
60
[完了]をクリックします。
Page 45
プロビジョニングサービス管理コンソールのインストール 6
プロビジョニングサービスサーバーの管理コンソールをインストールします。
画面 手順
1
[戻る]をクリックします。
2
引き続き、[コンソールのインストール]をクリッ
クします。
3
[次へ]をクリックします。
4
ライセンス契約画面では、「ライセンス契約書
に同意します」を選択し、[次へ]をクリックしま
す。
Page 46
5
ユーザー情報の画面では、デフォルトのまま、
[次へ]をクリックします。
6
インストール先のフォルダーの画面では、デフ
ォルトのまま、[次へ]をクリックします。
7
セットアップの種類の画面では、「すべて」を
チェックして、[次へ]をクリックします。
8
[インストール]をクリックします。
9
[完了]をクリックします。
Page 47
プロビジョニングサービスサーバーへの接続確認 7
インストールしたプロビジョニングサーバーへ接続します。
画面 手順
1
「スタート」-「すべてのプログラム」-「Citrix」
-「Provisioning Services」-「Provisioning Services コ
ンソール」の順にポイントし、「Provisioning
Services コンソール」をクリックします。
2
Provisioning Service コンソール画面では、メニュ
ーの「操作」-「ファームへの接続」をクリック
します。
3
ファームへの接続画面では、プロビジョニング
サービスサーバーのホスト名を設定します。
名前:PVS
名前欄に上記を入力し、「接続」ボタンをクリ
ックします。
4
コンソールが起動され、各ツリーオブジェクト
が表示される事を確認します。
Page 48
5
引き続き、「ファーム」-「サイト」-「サイト
(※更に下位)」を展開します。
「サイト(更に下位サイト)」を右クリックし
ます。
メニュー内に「XenDesktop セットアップウィザ
ード」が表示されている事を確認します。
Page 49
ターゲットデバイスのインストール 8
仮想デスクトップをネットワークから起動するための vDisk を作成します。プロビジョニングサービス
を利用して仮想デスクトップを配信する場合は、この vDisk をマスターイメージとして利用します。
vDisk イメージはプロビジョニングサービスサーバーへ格納されます。
画面 手順
1
Win7PVSイメージへドメインの
Administratorアカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
2
ダウンロードした Hotfix CPVS61016 の Zipファ
イルから、解凍した[PVS_Device.exe]をデスク
トップ等へコピーします。
※[PVS_Device_x64.exe]は、64bit 版用です。
利用しているシステムの種類によって、適用
するファイルを使い分けて下さい。インスト
ール後は、コピーした[PVS_Device.exe]を削除
して問題ありません。
3
引き続き、[実行]をクリックします。
4
「次へ」ボタンをクリックします。
Page 50
5
ライセンス契約画面では、「ライセンス契約
書に同意します」を選択し、[次へ]をクリッ
クします。
6
ユーザー情報の画面では、デフォルトのま
ま、[次へ]をクリックします。
7
インストール先のフォルダーの画面では、デ
フォルトのまま、[次へ]をクリックします。
8
[インストール]をクリックします。
9
インストールウィザードの完了画面では、
「イメージ作成ウィザードを起動する」のチ
ェックを外してから、[完了]をクリックしま
す。
10
[はい]をクリックして、Win7PVS イメージを再
起動します。
Page 51
11
Win7PVS イメージへドメインの Administrator
アカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
12
ダウンロードした Hotfix CPVS61017 のファイ
ルを適用します。
次にコンピューター名を変更します。
[コントロールパネル]を開きます。
13
右上の[カテゴリ]から、[大きいアイコン]を選
んで表示を切り替えます。
14
[管理ツール]をクリックします。
15
[サービス]をクリックします。
Page 52
16
[Citrix PVS Device Service]を選択し、画面上部に
ある[停止]をクリックします。
17
別のサービスの停止画面が表示された場合、
[はい]をクリックします。
18
[Citrix PVS Device Service]が停止しています。
※[状態]欄には、何も表示されていません。
19
エクスプローラーより、「C:¥Program Files
¥Citrix¥Provisioning Services」フォルダーを
開きます。
Page 53
20
ダウンロードした Hotfix CPVS61017 のファイ
ルを上書きコピーします。
CPVS61017 の Zip ファイルを解凍すると、
[x86]、[x64]のフォルダーが表示されます。
Win7PVS イメージの[システム種類]によって、
適用ファイルを使い分けます。下記の 2 ファ
イルを置き換えます。
CMI.exe
BNDevice.exe
ファイルのコピー画面の警告では、それぞれ
[コピーして置き換える]をクリックします。
21
2 つのファイルが上書きされました。
22
サービスの画面に戻ります。
[Citrix PVS Device Service]を選択し、画面上部に
ある[開始]をクリックします。
Page 54
23
[Citrix PVS Device Service]が開始しています。
※[状態]欄には、[開始]と表示されています。
24
Win7PVS イメージを再起動します。
25
Win7PVSへドメインの Administrator アカウン
トでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
26
「スタート」-「すべてのプログラム」-
「Citrix」-「Provisioning Services」-
「Provisioning Service イメージ作成ウィザー
ド」の順にポイントし、「Provisioning Service
イメージ作成ウィザード」をクリックしま
す。
27
[次へ]をクリックします。
Page 55
28
ファームへの接続画面では、下記の情報を入
力します。
[例:]
サーバー:192.168.10.31 ※PVSサー
バーの IPアドレス
ポート:54321 ※デフォルトのまま
資格情報:「現在のWindows資格情報を
使用する」にチェック ※デフォルトのま
ま
上記を入力および、設定項目を確認し、[次
へ]をクリックします。
29
新規または既存の vDisk の選択画面では、
「vDiskを作成する」にチェック(※デフォル
トのまま)して、「次へ」ボタンをクリック
します。
30
新規 vDisk 画面では、下記の情報を入力しま
す。
[例:]
vDisk名:Win7vDisk
ストア:※デフォルトのまま
VHDの種類:「動的」
VHDブロックサイズ:「2MB」※デフォ
ルトのまま
上記を入力および、設定項目を確認し、[次
へ]をクリックします。
Page 56
31
Microsoft ボリュームライセンス画面では、
「なし」にチェック(※デフォルトのまま)
して、[次へ]をクリックします。
32
イメージボリューム構成画面では、デフォル
トのまま、[次へ]をクリックします。
※この画面では作成先ボリュームを任意のサ
イズに設定出来ます。
33
ターゲットデバイスの追加画面では、下記の
情報を入力します。
[例:]
ターゲットデバイス名:Win7Master
MAC:※デフォルトのまま
コレクション:※デフォルトのまま
上記を入力および、設定項目を確認し、[次
へ]をクリックします。
34
ファームの変更の概要画面では、
「Provisioning Serviceのために最適化」ボタン
をクリックします。
Page 57
35
最適化される機能を確認して、[OK]をクリッ
クします。
※この画面で vDisk イメージを作成する際
に、最適化する項目を選択出来ます。
36
引き続き、ファームの変更の概要画面に戻
り、[完了]をクリックします。
37
再起動の画面が表示されますが、このままの
状態にしておきます。
※必ず再起動の確認画面をそのままにしてお
きます。
38
XenCenter を操作します。
XenCenter から、Win7PVSイメージの「全般」
タブをクリックして、[プロパティ]をクリッ
クします。
39
プロパティ画面の、「起動オプション」をク
リックします。
Page 58
40
起動順序欄から、「ネットワーク」を選択し
ます。
[上へ移動]を 2 回クリックして、「ネットワ
ーク」を起動順序の最上位にします。
41
「ネットワーク」が起動順序の最上位になっ
ている事を確認して、[OK]をクリックしま
す。
プロパティ画面を閉じます。
42
Win7PVS イメージに戻ります。
「Console」タブをクリックして、表示された
ままの、再起動画面の「はい」ボタンをクリ
ックします。
43
Win7PVS イメージへドメインの Administrator
アカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
Page 59
44
コンバートが開始されます。
※再起動の確認画面が表示された場合は、必
ずそのままにしておきます。
ログイン後、自動的に「XenConvert」が起動
します。vDisk イメージへのコピーが開始され
ます。
※環境によりますが、完了までに、15 分~20
分程度かかります。
45
「XenConvert」が終了したら、[ログ]をクリッ
クします。
46
内容を確認後、[×]ボタンをクリックして、画
面を閉じます。
47
引き続き、[完了]をクリックします。
48
再起動の画面では、[今すぐに再起動する]を
クリックします。
Page 60
49
Win7PVS へドメインの Administrator アカウン
トでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
50
ログイン後、Win7PVS イメージをシャットダ
ウンします。
Page 61
デスクトップセットアップウィザードによる自動プロビジョニング 9
作成された vDiskイメージを複数の仮想デスクトップから同時に使用できるようにします。デスクトッ
プセットアップウィザード(XenDesktop Setup Wizard)ツールを使用して、同時に複数の仮想デスクト
ップを自動的に作成します。
画面 手順
1
ProvisioningServicesイメージへドメインの
Administratorアカウントでログオンします
[例:training\administrator / Citrix123]
2
「スタート」-「すべてのプログラム」-「Citrix」
-「Provisioning Services」-「Provisioning Services コ
ンソール」の順にポイントし、「Provisioning
Services コンソール」をクリックします。
3
ファームへの接続画面では、プロビジョニング
サービスサーバーのホスト名を設定します。
名前:PVS
名前欄に上記を入力し、「接続」ボタンをクリ
ックします。
4
「ファーム」-「サイト」を展開します。引き続
き、「vDiskプール」をクリックします。
右側ウィンドウに表示されている、
「Win7vDisk」をダブルクリックします。
Page 62
5
vDisk ファイルプロパティ画面では、「全般」タ
ブをクリックします。
アクセスモード:「標準イメージ(複数デバ
イス、読み取り専用アクセス)」を選択しま
す。
「Active Directory コンピューター アカウ
ントのパスワードを有効にする」にチェック
を入れます。
[OK]をクリックします。
6
XenCenter を操作します。
仮想デスクトップのテンプレートを作成しま
す。
使用している XenServer をクリックして、右クリ
ックメニューから、「新規 VM…」をクリックし
ます。
7
VM テンプレートの選択画面では、「Windows7
(32-bit)」を選択して、「次へ」をクリックし
ます。
※利用しているシステムの種類によって選択し
て下さい。
8
新規仮想マシンの名前画面では、名前欄に下記
の情報を入力します。
[例:]
名前:Win7PVS-Template
[次へ]をクリックします。
Page 63
9
オペレーティングシステムのインストールメデ
ィアの指定画面では、「ネットワークから起動
する」を選択して、[次へ]をクリックします。
10
ホームサーバーの選択画面では、デフォルトの
まま、[次へ]をクリックします。
11
プロセッサとメモリリソースの割り当て画面で
は、下記の情報を入力します。
[例:]
VCPUの数: 1
メモリ: 1024
[次へ]をクリックします。
12
新規 VM のストレージを選択してください画面
では、「ネットワークから起動するディスクレ
ス VMを作成する」を選択して、[次へ]をクリッ
クします。
Page 64
13
新規 VM のネットワーク設定画面では、使用す
るネットワークを残して、不要なネットワーク
は、[削除]をクリックして削除します。
※表示されるネットワークは、環境によって異
なります。画面は[例:]になります。
[次へ]をクリックします。
14
新規仮想マシンの作成の開始画面では、「VM を
自動的に起動する」のチェックを外します。
ウィザードで設定した内容を確認して、[作成」
をクリックします。
15
ウィザードにて作成した VM イメージ(※ここ
では、Win7PVS-Template)をクリックして、右ク
リックメニューから、「テンプレートへ変換…」
をクリックします。
16
[変換]をクリックします。
17
Win7PVS-Templateが作成されました。
Page 65
18
ProvisioningServicesイメージを操作します。
「ファーム」-「サイト」-「サイト(※更に下
位)」を展開します。「サイト(更に下位サイ
ト)」を右クリックします。
メニュー内の「XenDesktop セットアップウィザ
ード」をクリックします。
19
[次へ]をクリックします。
20
XenDesktop コントローラー画面では、
XenDesktop コントローラー欄に、XenDesktop の
FQDN を入力します。
[例:]
XenDesktop コントローラー:
XD1.training.lab
[次へ]をクリックします。
21
ホストの選択画面では、XenDesktop コントロー
ラーに登録した「XSstorageLab」を選択します。
※選択する XSstorageLabは、[例:]になります。
選択後、[テンプレートの設定]をクリックしま
す。
Page 66
22
引き続き、表示された画面では、下記の情報を
入力します。※XenServerのログオン情報です。
[例:]
ユーザー名: root
パスワード: rootのパスワード
[ログオン]をクリックします。
23
引き続き、作成したテンプレートを選択しま
す。※ここでは、「Win7PVS-Tempale」になりま
す。
[OK]をクリックします。
24
ホストの選択画面に戻り、選択されたテンプレ
ートが表示されている事を確認して、[次へ]をク
リックします。
25
コレクションと vDiskの選択画面では、仮想デス
クトップが共有する vDisk(※「ストア
¥Win7vDisk」)を選択して、[次へ]をクリック
します。
Page 67
26
カタログ画面では、下記の情報を設定します。
新規にカタログを作成します。
「新しいカタログを作成する」を選択
マシンの種類:ストリーム配信
カタログ名: [例:] Win7PVSVM
[次へ]をクリックします。
27
仮想マシン画面では、下記の情報を入力しま
す。
[例:]
作成する仮想マシン数: 2
vCPU: 1
メモリ: 1024
Active Directory コンピューターアカウン
ト: 「新しいアカウントを作成する」を選択
[次へ]をクリックします。
28
Active Directory のアカウントと場所の画面では、
下記の情報を設定します。
[例:]
ドメイン: training.lab
「training.lab」の配下にある「PVS」を選択
アカウント名前付けスキーム:
Win7PVS-###
※###はセットアップウィザードで作成される
デスクトップ数がカウントアップされます。
[次へ]をクリックします。
Page 68
29
概要画面では、ウィザードで設定した内容を確
認して、[完了]をクリックします。
30
引き続き、画面上に「セットアップ完了」が表
示されたら、[完了]をクリックします。
31
「ファーム」-「サイト」-「デバイスコレクショ
ン」を展開します。「コレクション」をクリッ
クします。
右側ウィンドウにセットアップウィザードで作
成された仮想デスクトップイメージが表示され
ています。
32
XenDesktop イメージで操作します。
「スタート」-「すべてのプログラム」-「Citrix」
-「Desktop Studio」の順にポイントし、「Desktop
Studio」をクリックします。
左メニューの「マシン」をクリックします。中
側ウィンドウにセットアップウィザードで作成
された仮想デスクトップイメージが表示されて
います。
Page 69
33
AD(Active Directory)イメージで操作します。
「スタート」-「管理ツール」-「Active Directory
ユーザーとコンンピューター」の順にポイント
し、「Active Directory ユーザーとコンンピュータ
ー」をクリックします。
左側ツリーから、「training.lab」-「PVS」を展開
します。右側ウィンドウにセットアップウィザ
ードで作成された仮想デスクトップイメージ
の、コンピュータオブジェクトが表示されてい
ます。
Page 70
カタログとデスクトップグループの作成 10
デスクトップコントローラーに仮想デスクトップを登録し、ユーザーに割り当てます。
『Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Stepガイド [Basic]』を終了している環境では、VM名:[XenDesktop]で設
定を行います。
画面 手順
1
作成したカタログに利用するユーザーを割り当
てます。
Desktop Studio左側メニュー[割り当て]をクリッ
ク後、右側メニューの[デスクトップグループ作
成]をクリックします。
2
[割り当て用のマシンを選択]から、今回作成した
[Win7PVSVM]を選択します。
[マシンの追加]へ使用する仮想デスクトップ数を
入力します。
[例:2]
[次へ]をクリックします。
3
割り当てるユーザーもしくはグループを選択し
ます。
[追加]をクリックします。
4
オブジェクトの検索画面が表示されました。
Page 71
画面 手順
5
選択するオブジェクト名の欄に[ Domain Users ]と
入力し、[名前の確認]をクリックします。
入力した名前の確認が取れ下線が引かれたら、
[OK]をクリックします。
6
Domain Users グループが追加されました。
ユーザーごとのデスクトップ数は、デフォルト
の[1]のまま、[次へ]をクリックします。
7
そのまま[次へ]をクリックします。
8
表示名とデスクトップグループ名を設定しま
す。表示名は接続する利用者側に表示される名
前となります。別々の名前を設定することも可
能です。
ここではどちらも同じ名前を入力しています。
[例:Win7PVSGR]
[完了]をクリックします。
9
PVS により展開された仮想デスクトップが、ユー
ザーに割り当てられました。
※ユーザーに提供する仮想デスクトップが起動
してきます。1~2 分位待ち、次の接続確認を行
います。
Page 72
仮想デスクトップへの接続確認 11
クライアント端末(管理用 PC)から仮想デスクトップへ接続します。
画面 手順
1
管理 PCの Internet Explorer を起動し、デスクト
ップコントローラー上のWeb Interface サイトに
アクセスします。
アドレスバーに[ http://XD1 ]と入力し、Enter キ
ーを押します。
2
あとのアドレスはWeb Interface によって自動的
に補完され、ログオンページにリダイレクトさ
れます。
この時、ブラウザ上部にイントラネット設定に
関する警告が表示されます。これはデフォルト
設定では ActiveX コントロールが実行できないた
めに表示されています。イントラネット設定を
有効にし、ActiveXコントロールを実行可能にし
ます。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本メッセージは表示されま
せん。
3
上部の警告バーをクリックし、[イントラネット
設定を有効]を選択します。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
Page 73
画面 手順
4
[はい]をクリックします。
※『XenDesktop 5.6 Step-by-Step ガイド [Basic]』
を完了していれば、本操作は必要ありません。
5
Web Interface のログオン画面が表示されまし
た。
6
ユーザー名、パスワードを入力して[ログオン]を
クリックします。
[例] ユーザー名:user1
パスワード:Citrix123
ドメイン:training
7
ログオンしました。
デフォルトではログオンユーザーに割り当てら
れたデスクトップグループが 1 つだけの場合
は、そのデスクトップグループの仮想デスクト
ップへ自動的に接続されます。
※PVS で展開されたディスプレイ型のアイコンを
クリックします。
8
仮想デスクトップ上でのWindows ログオンが完
了後、デスクトップ画面が表示されます。
Page 74
画面 手順
9
仮想デスクトップ画面上部のツマミを引き出す
と、デスクトップツールバーが表示されます。
このツールバーでは複数デスクトップの切替え
や画面サイズの変更などがおこなえます。
以上で Citrix XenDesktop 5.6 Step-by-Step構築&操作ガイド Provisioning Services 編は完了です。