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8
もく ページ わたし たちが目 す技 のう もく ひょう そう の現 げん じょう 1 そう のう しゃ の技 のう かく 1 す技 のう かく 1 ひょう きゅう 「塗 そう 」技 のう けん てい けん もく およ びその範 はん と細 さい もく 3 ひょう ⚓級 きゅう 「塗 そう 」技 のう けん てい けん もく およ びその範 はん と細 さい もく 7 ひょう ⚒級 きゅう 「塗 そう 」技 のう けん てい けん もく およ びその範 はん と細 さい もく 14 そう の安 あん ぜん ぎょう こう てい 24 だい ⚑章 しょう そう の目 もく てき と塗 そう ぎょう だい ⚑節 せつ そう する目 もく てき 26 だい ⚒節 せつ そう ぎょう の進 すす め方 かた 28 だい ⚑章 しょう かく にん もん だい 52 だい ⚑章 しょう かく にん もん だい の解 かい とう と解 かい せつ 53 だい ⚒章 しょう おも な対 たい しょう ぶつ と塗 そう ほう ほう だい ⚑節 せつ けん ちく そう ほう 55 だい ⚒節 せつ きん ぞく そう ほう ・噴 ふん そう ほう 77 だい ⚓節 せつ こう きょう そう ほう 93 だい ⚒章 しょう かく にん もん だい 105 だい ⚒章 しょう かく にん もん だい の解 かい とう と解 かい せつ 107 だい ⚓章 しょう りょう だい ⚑節 せつ りょう の種 しゅ るい と性 せい しつ およ び用 よう 109 だい ⚒節 せつ うすめ液 えき (シンナー)の種 しゅ るい およ び用 よう 120

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目もく

次じ

ページ

私わたし

たちが目め

指ざ

す技ぎ

能のう

目もく

標ひょう

塗と

装そう

の現げん

状じょう

1

塗と

装そう

技ぎ

能のう

者しゃ

の技ぎ

能のう

資し

格かく

1

目め

指ざ

す技ぎ

能のう

資し

格かく

1

表ひょう

⚑ 基き

礎そ

級きゅう

「塗と

装そう

」技ぎ

能のう

検けん

定てい

試し

験けん

科か

目もく

及およ

びその範はん

囲い

と細さい

目もく

3

表ひょう

⚒ ⚓級きゅう

「塗と

装そう

」技ぎ

能のう

検けん

定てい

試し

験けん

科か

目もく

及およ

びその範はん

囲い

と細さい

目もく

7

表ひょう

⚓ ⚒級きゅう

「塗と

装そう

」技ぎ

能のう

検けん

定てい

試し

験けん

科か

目もく

及およ

びその範はん

囲い

と細さい

目もく

14

塗と

装そう

の安あん

全ぜん

作さ

業ぎょう

工こう

程てい

24

第だい

⚑章しょう

塗と

装そう

の目もく

的てき

と塗と

装そう

作さ

業ぎょう

第だい

⚑節せつ

塗と

装そう

する目もく

的てき

26

第だい

⚒節せつ

塗と

装そう

作さ

業ぎょう

の進すす

め方かた

28

第だい

⚑章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

52

第だい

⚑章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

の解かい

答とう

と解かい

説せつ

53

第だい

⚒章しょう

主おも

な対たい

象しょう

物ぶつ

と塗と

装そう

方ほう

法ほう

第だい

⚑節せつ

建けん

築ちく

塗と

装そう

法ほう

55

第だい

⚒節せつ

金きん

属ぞく

塗と

装そう

法ほう

・噴ふん

霧む

塗と

装そう

法ほう

77

第だい

⚓節せつ

鋼こう

橋きょう

塗と

装そう

法ほう

93

第だい

⚒章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

105

第だい

⚒章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

の解かい

答とう

と解かい

説せつ

107

第だい

⚓章しょう

塗と

料りょう

第だい

⚑節せつ

塗と

料りょう

の種しゅ

類るい

と性せい

質しつ

及およ

び用よう

途と

109

第だい

⚒節せつ

うすめ液えき

(シンナー)の種しゅ

類るい

及およ

び用よう

途と

120

1321 技能実習レベルアップ シリーズ⚔(塗装) 念校 2020.11.11 10P×40W 18P×33L 164

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補ほ

足そく

資し

料りょう

123

第だい

⚓章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

128

第だい

⚓章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

の解かい

答とう

と解かい

説せつ

129

第だい

⚔章しょう

安あん

全ぜん

衛えい

生せい

第だい

⚑節せつ

塗と

装そう

の安あん

全ぜん

衛えい

生せい

対たい

策さく

131

第だい

⚒節せつ

塗と

料りょう

の安あん

全ぜん

衛えい

生せい

対たい

策さく

140

第だい

⚓節せつ

安あん

全ぜん

作さ

業ぎょう

の心こころ

得え

148

補ほ

足そく

資し

料りょう

152

第だい

⚔章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

155

第だい

⚔章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

の解かい

答とう

と解かい

説せつ

156

(参さん

考こう

)用よう

語ご

集しゅう

157

引いん

用よう

文ぶん

献けん

・参さん

考こう

文ぶん

献けん

・ご協きょう

力りょく

企き

業ぎょう

等など166

職しょく

種しゅ

別べつ

教きょう

材ざい

作さく

成せい

作さ

業ぎょう

部ぶ

会かい

委い

員いん

塗と

装そう167

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私わたし

たちが目め

指ざ

す技ぎ

能のう

目もく

標ひょう

塗と

装そう

の現げん

状じょう

建たて

物もの

・橋はし

・船ふね

・自じ

動どう

車しゃ

・電でん

気き

製せい

品ひん

・家か

具ぐ

など私わたし

たちの生せい

活かつ

にかかわりのある製せい

品ひん

のほと

んどの物もの

が塗と

装そう

されている。塗と

装そう

は私わたし

たちの生せい

活かつ

に欠か

かせない存そん

在ざい

となっている。

そのため、いろいろな機き

能のう

を持も

つ塗と

料りょう

が次つぎ

々つぎ

と開かい

発はつ

されている。また、これらの機き

能のう

開かい

発はつ

と同どう

時じ

に、私わたし

たちの地ち

球きゅう

環かん

境きょう

を守まも

り配はい

慮りょ

する塗と

料りょう

も研けん

究きゅう

・開かい

発はつ

され続つづ

けている。

そして、これらの塗と

料りょう

をその機き

能のう

を損そこ

なうことなく、その機き

能のう

を十じゅう

分ぶん

に活かつ

用よう

できる優すぐ

れた塗と

装そう

の技ぎ

能のう

者しゃ

が求もと

められている。

塗と

装そう

技ぎ

能のう

者しゃ

の技ぎ

能のう

資し

格かく

日に

本ほん

には、技ぎ

能のう

者しゃ

の技ぎ

能のう

を評ひょう

価か

するシステムとして、技ぎ

能のう

検けん

定てい

という国こっ

家か

資し

格かく

がある。

技ぎ

能のう

検けん

定てい

は職しょく

種しゅ

ごとにレベルに応おう

じて「試し

験けん

科か

目もく

及およ

びその範はん

囲い

並なら

びにその細さい

目もく

」が示しめ

され

ている。

塗と

装そう

職しょく

種しゅ

の技ぎ

能のう

検けん

定てい

のレベルは次つぎ

のページの図ず

に示しめ

すように、やさしいものから順じゅん

基き

礎そ

級きゅう

、⚓級きゅう

、⚒級きゅう

、⚑級きゅう

に分わ

かれている。技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

に対たい

応おう

するレベルは、基き

礎そ

級きゅう

(第だい

⚑号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

)、⚓級きゅう

(第だい

⚒号技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

)、⚒級きゅう

(第だい

⚓号技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

)である。

塗と

装そう

の技ぎ

能のう

検けん

定てい

(学がっ

科か

及およ

び実じつ

技ぎ

)に合ごう

格かく

すると、それぞれ基き

礎そ

級きゅう

塗と

装そう

技ぎ

能のう

士し

、⚓級きゅう

塗と

装そう

技ぎ

能のう

士し

、⚒級きゅう

塗と

装そう

技ぎ

能のう

士し

、⚑級きゅう

塗と

装そう

技ぎ

能のう

士し

と名な

乗の

ることができる。

なお、基き

礎そ

級きゅう

、⚓級きゅう

、⚒級きゅう

の「塗と

装そう

技ぎ

能のう

検けん

定てい

試し

験けん

の試し

験けん

科か

目もく

及およ

びその範はん

囲い

並なら

びにその

細さい

目もく

」を表ひょう

⚑、表ひょう

⚒、表ひょう

⚓に示しめ

す。

目め

指ざ

す技ぎ

能のう

目もく

標ひょう

在ざい

留りゅう

資し

格かく

第だい

⚑号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

が第だい

⚒号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

に移い

行こう

するためには、技ぎ

能のう

検けん

定てい

基き

礎そ

級きゅう

(学がっ

科か

及およ

び実じつ

技ぎ

)に合ごう

格かく

しなければならない。

在ざい

留りゅう

資し

格かく

第だい

⚒号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

が第だい

⚓号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

に移い

行こう

するためには、技ぎ

能のう

検けん

定てい

⚓級きゅう

(実じつ

技ぎ

)に合ごう

格かく

しなければならない。

また、第だい

⚒号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

は⚓級きゅう

(実じつ

技ぎ

)を、第だい

⚓号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

は⚒級きゅう

(実じつ

技ぎ

)を必かなら

ず受じゅ

検けん

しなければならない。

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― 1 ―

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したがって、第だい

⚑号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

は技ぎ

能のう

検けん

定てい

基き

礎そ

級きゅう

(学がっ

科か

及およ

び実じつ

技ぎ

)、第だい

号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

は技ぎ

能のう

検けん

定てい

⚓級きゅう

(実じつ

技ぎ

)、第だい

⚓号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

の実じっ

習しゅう

生せい

は技ぎ

能のう

検けん

定てい

⚒級きゅう

(実じつ

技ぎ

)の合ごう

格かく

が技ぎ

能のう

目もく

標ひょう

になる。

技ぎ

能のう

検けん

定てい

は、技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

生せい

のために随ずい

時じ

実じっ

施し

されている。住じゅう

所しょ

の近ちか

くの都と

道どう

府ふ

県けん

職しょく

業ぎょう

能のう

力りょく

開かい

発はつ

協きょう

会かい

に問とい

合あわ

せ、受じゅ

検けん

に必ひつ

要よう

な手て

続つづ

きを行おこな

うと受じゅ

検けん

できる。

ぜひ、合ごう

格かく

を目め

指ざ

してほしい。

(等とう

級きゅう

)(技ぎ

能のう

及およ

びこれに関かん

する知ち

識しき

の程てい

度ど

) (受じゅ

検けん

時じ

期き

⚑級きゅう

検定けんてい

職しょく

種しゅ

ごとの上 級じょうきゅう

の技ぎ

能のう

労働者ろうどうしゃ

通つう

常じょう

有ゆう

すべき技ぎ

能のう

及およ

びこれに関かん

する知ち

識しき

の度てい

度ど

⚒級きゅう

検定けんてい

職しょく

種しゅ

ごとの中 級ちゅうきゅう

の技ぎ

能のう

労働者ろうどうしゃ

通つう

常じょう

有ゆう

すべき技ぎ

能のう

及およ

びこれに関かん

する知ち

識しき

の度てい

度ど

第だい

⚓号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

修しゅう

了りょう

時じ

点てん

までに受検じゅけん

⚓級きゅう

検定けんてい

職しょく

種しゅ

ごとの初しょ

級きゅう

の技ぎ

能のう

労働者ろうどうしゃ

通つう

常じょう

有ゆう

すべき技ぎ

能のう

及およ

びこれに関かん

する知ち

識しき

の度てい

度ど

第だい

⚒号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

修しゅう

了りょう

前まえ

⚒ヵか

月げつ

前まえ

まで

に受検じゅけん

基き

礎そ

級きゅう

検定けんてい

職しょく

種しゅ

に係かか

る基き

本的ほんてき

な 業ぎょう

務む

を遂行すいこう

するために必要ひつよう

な基礎き そ

的てき

な技ぎ

能のう

及およ

びこ

れに関かん

する知ち

識しき

の程てい

度ど

第だい

⚑号ごう

技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

修しゅう

了りょう

前まえ

⚒ヵか

月げつ

前まえ

まで

に受検じゅけん

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― 2 ―

図ず

「塗と

装そう

」技ぎ

能のう

検けん

定てい

の等とう

級きゅう

と技ぎ

能のう

実じっ

習しゅう

この時期が対象です

しょうたい

きじ

⎫⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎬⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎜⎭

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第だい

⚑章しょう

塗と

装そう

の目もく

的てき

と塗と

装そう

作さ

業ぎょう

第だい

⚑節せつ

塗と

装そう

する目もく

的てき

⚑.美うつく

しくする

塗と

装そう

を行おこな

うことで,塗と

装そう

された物もの

(被ひ

塗と

装そう

物ぶつ

)は,色いろ

・つや・滑なめ

らかさ・模も

様よう

・立りっ

体たい

感かん

などの非ひ

常じょう

に広こう

範はん

な仕し

上あ

がりと美うつく

しい外がい

観かん

(美び

粧しょう

)を与あた

えられる。我われ

々われ

は,塗と

装そう

よって快かい

適てき

な生せい

活かつ

環かん

境きょう

を作つく

り出だ

すことが可か

能のう

になった。

⚒.保ほ

護ご

する

塗と

装そう

は,下か

図ず

の例れい

のように被ひ

塗と

装そう

物ぶつ

を周しゅう

囲い

の環かん

境きょう

から守まも

っている。我われ

々われ

が日にち

常じょう

使し

用よう

している鉄てつ

・コンクリート・プラスチック・木もく

材ざい

などの素そ

材ざい

は,そのままの状じょう

態たい

では,

光ひかり

・熱ねつ

・酸さん

素そ

・水みず

・塩えん

類るい

・微び

生せい

物ぶつ

などのさまざまな環かん

境きょう

によって,さびたり,もろく

なったり,分ぶん

解かい

したりして,材ざい

料りょう

の性せい

能のう

が低てい

下か

する。これらの劣れっ

化か

が,厚あつ

さ0.1mmに

満み

たない塗と

料りょう

を塗ぬ

ることによって,防ぼう

止し

される。

1321 技能実習レベルアップ シリーズ⚔(塗装) 念校 2020.11.11 10P×40W 18P×33L 164

― 26 ―

ボディの塗装:美粧および保護。

チッピングガード:石跳ねから保護。

と そう

び しょう ほ ご

いし は ほ ご

美粧およびきず,熱,醤油などの食材による汚染から保護。

びしょう

しょうゆ

ねつ

お せん ほ ご

しょくざい

か こく

ほ ご

ま さつ

せきひょうれい

ねつかんきょう

たい

過酷な環境(摩擦,熱,冷,雪氷ほか)から機体を保護。

東京タワーは5年に1回塗り替え

をして,サビから守っている

とうきょう          ねん    かい ぬ   か

                まも

塗装で被塗装物は美しく長持ち,塗装は生活空間を豊かにしてくれる!

と そう   ひ と そうぶつ

うつく   なが も      と

そう  せいかつくうかん  ゆた図ず

1-1-1 自じ

動どう

車しゃ 図

1-1-2 ダイニングセット

図ず

1-1-3 旅りょ

客かっ

機き

図ず

1-1-4 東とう

京きょう

タワー

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第だい

⚒節せつ

塗と

装そう

作さ

業ぎょう

の進すす

め方かた

⚑.塗と

装そう

の基き

本ほん

工こう

程てい

ᾇ 塗と

装そう

の基き

本ほん

工こう

程てい

塗と

装そう

作さ

業ぎょう

は,多おお

くの被ひ

塗と

装そう

物ぶつ

において基き

本ほん

的てき

には図ず

1-2-1 に示しめ

すように,下した

塗ぬ

り・

中なか

塗ぬ

り・上うわ

塗ぬ

りの各かく

塗ぬ

り作さ

業ぎょう

が行おこな

われる。⚑回かい

塗ぬ

りだけで塗と

装そう

目もく

的てき

を達たっ

成せい

すること

は少すく

ない。塗と

装そう

作さ

業ぎょう

の基き

本ほん

は,図ず

1-2-1 に示しめ

す塗と

装そう

の全ぜん

工こう

程てい

をきちんと行おこな

うことに

ある。

なお,塗と

装そう

作さ

業ぎょう

は図ず

1-2-1 に示しめ

す基き

本ほん

工こう

程てい

のほか,全ぜん

工こう

程てい

における環かん

境きょう

対たい

策さく

など,

多おお

くの作さ

業ぎょう

の積つ

み重かさ

ねで成な

り立た

っている。塗と

装そう

作さ

業ぎょう

を始はじ

めるにあたっては,安あん

全ぜん

留りゅう

意い

した作さ

業ぎょう

環かん

境きょう

を確かく

保ほ

しなければならない。

特とく

に,有ゆう

機き

溶よう

剤ざい

を扱あつか

うスプレー塗と

装そう

作さ

業ぎょう

などは,有ゆう

害がい

性せい

があるので,密みっ

閉ぺい

した室しつ

内ない

等など

で行おこな

ってはならない。

ᾈ 塗と

装そう

の塗と

膜まく

構こう

成せい

塗と

装そう

後ご

の仕し

上あ

がり塗と

膜まく

は図ず

1-2-2 のような多た

層そう

の膜まく

からなる。

1321 技能実習レベルアップ シリーズ⚔(塗装) 念校 2020.11.11 10P×40W 18P×33L 164

― 28 ―

素地調整 中塗り 磨き下塗り 上塗り

前後処理(養生・調合・調色・乾燥・研磨など)

準備 後片付けじゅんび した ぬ なか ぬ うわ ぬ みが あとかた づそ じ ちょうせい

ぜん ご しょ り ちょうごう ちょうしょく かんそう けん まようじょう

図ず

1-2-1 塗と

装そう

の基き

本ほん

工こう

程てい

被塗装物ひ と そうぶつ

③ 上塗り 着色,光沢,耐汚染性, 表面強度,耐久性 などうわ ぬ ちゃくしょく ひょうめんきょうど たいきゅうせいこうたく たい お せんせい

② 中塗り 平滑性,層間付着性,バリヤー性, 耐衝撃性 などなか ぬ へいかつせい たいしょうげきせいそうかん ふちゃくせい せい

① 下塗り 付着性,防食性,バリヤー性 などした ぬ ふちゃくせい ぼうしょくせい せい

図ず

1-2-2 一いっ

般ぱん

的てき

な塗と

膜まく

構こう

成せい

と各かく

層そう

の役やく

割わり

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注)さび落お

とし作さ

業ぎょう

中ちゅう

は保ほ

護ご

めがねをかけること。さらにディスクサンダーを

用もち

いるときは防ぼう

塵じん

マスクをつけること。

c.コンクリート類るい

の素そ

地じ

調ちょう

整せい

塗と

装そう

するコンクリート面めん

(第だい

⚒章しょう

第だい

⚑節せつ

参さん

照しょう

)には,汚よご

れや劣れっ

化か

した塗と

膜まく

を取と

り除のぞ

いたり(図ず

1-2-10 参さん

照しょう

),割わ

れ目め

を埋う

めたりする素そ

地じ

調ちょう

整せい

作さ

業ぎょう

が必ひつ

要よう

である。

1321 技能実習レベルアップ シリーズ⚔(塗装) 念校 2020.11.11 10P×40W 18P×33L 164

― 32 ―

洗浄用シンナーをつけたウエスで縦横方向に拭き,油脂分をとる

鉄板

せんじょうよう

たてよこほうこう ふ

ゆ し ぶん

ぱんてっ

図ず

1-2-8 脱だっ

脂し

(油あぶら

落お

とし)

ぱんてっ

研磨布P100を当てゴムにセットして縦横方向に研ぎ,さびを落とす

けん ま ふ あ

たてよこほうこう

鉄板

図ず

1-2-9 さび落お

とし

図ず

1-2-10 汚よご

れ及およ

び劣れっ

化か

した部ぶ

分ぶん

の除じょ

去きょ

(高こう

圧あつ

水すい

洗せん

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第だい

⚑章しょう

確かく

認にん

問もん

題だい

以い

下か

の問もん

題だい

について,正ただ

しい場ば

合あい

には○,間ま

違ちが

っている場ば

合あい

には×をつけなさい。

⚑.被ひ

塗と

装そう

物ぶつ

に特とく

殊しゅ

な機き

能のう

を与あた

える塗と

装そう

がある。⚒.金

きん

属ぞく

塗と

装そう

では,塗と

装そう

する前まえ

にさび取と

りを行おこな

う。⚓.力

ちから

棒ぼう

(きさげ)はさびを取と

ったり,劣れっ

化か

した塗と

膜まく

をはがす時とき

に使し

用よう

する。⚔.ショットブラストは砂

すな

を吹ふ

き付つ

けて,さびを落お

とす機き

械かい

である。⚕.コンクリートはさびないのでそのまま塗

装そう

してよい。⚖.塗

装そう

する面めん

が油あぶら

で汚よご

れていると,塗と

料りょう

はよく付ふ

着ちゃく

する(くっつく)。⚗.マスキングテープは,塗

料りょう

が完かん

全ぜん

硬こう

化か

してからはがす。⚘.塗

装そう

してはいけない部ぶ

分ぶん

には,塗と

装そう

する前まえ

にマスキングを行おこな

う。⚙.塗

料りょう

の色いろ

は,色いろ

の名な

前まえ

で指し

定てい

する。10.ラッカーシンナーは,ポリウレタン樹

じゅ

脂し

塗と

料りょう

を薄うす

めるときに使つか

える。11.各

かく

塗と

料りょう

には専せん

用よう

シンナーがあり,これを使し

用よう

して塗と

装そう

に適てき

する粘ねん

度ど

に薄うす

める。12.簡

かん

易い

粘ねん

度ど

カップを用もち

いて塗と

料りょう

の粘ねん

度ど

を測はか

るときは,粘ねん

度ど

を時じ

間かん

で表あらわ

す。13.塗

料りょう

の温おん

度ど

が低ひく

くなるほど,塗と

料りょう

の粘ねん

度ど

は低ひく

くなる。14.はけは,鉛

えん

筆ぴつ

を持も

つときの持も

ち方かた

で持も

つ。15.次

つぎ

の図ず

は,塗と

装そう

の基き

本ほん

工こう

程てい

を表あらわ

すものである。

16.塗と

料りょう

を厚あつ

塗ぬ

りするとタレやすい。17.乾

かん

燥そう

が遅おそ

い塗と

料りょう

は,塗ぬ

りつけ,ならし,仕し

上あ

げの順じゅん

で塗と

装そう

する。18.ローラーブラシ塗

りは住じゅう

宅たく

の壁かべ

の塗と

装そう

に向む

いている。19.パテを練

るとき,へらを立た

てて引ひ

くと,パテがへらから離はな

れる。20.エアスプレー塗

装そう

で,エアー圧あつ

調ちょう

整せい

は空くう

気き

を流なが

さずに行おこな

う。21.エアスプレー塗

装そう

で,丸まる

パターンは広ひろ

い面めん

を塗ぬ

るのに適てき

している。22.エアスプレー塗

装そう

ではガンと被ひ

塗と

装そう

面めん

との距きょ

離り

を一いっ

定てい

に保たも

つことがだいじである。23.エアスプレー塗

装そう

では,塗ぬ

り重かさ

ねをパターン幅はば

の1/2程てい

度ど

とる。24.エアレススプレー塗

装そう

では,高こう

圧あつ

塗と

料りょう

を小ちい

さなノズルから噴ふん

出しゅつ

させて微び

粒りゅう

化か

する。25.エアレススプレー塗

装そう

では,必かなら

ず塗と

装そう

機き

を接せっ

地ち

する(アースをとる)。26.エアレススプレー塗

装そう

では,ガンを素す

手で

で持も

ってはいけない。27.焼

やき

付つ

け乾かん

燥そう

では塗と

料りょう

を高こう

温おん

で化か

学がく

反はん

応のう

させる。

1321 技能実習レベルアップ シリーズ⚔(塗装) 念校 2020.11.11 10P×40W 18P×33L 164

― 52 ―

素地調整 中塗り 磨き下塗り 上塗りそ じ ちょうせい

後片付けあとかた づした ぬ なか ぬ うわ ぬ みが