WordPressはじめの一歩 テーマ作成ハンズオン
2015/07/25WordCamp Kansai 2015
SlideShareで
スライド見れます
http://bit.ly/1Ozk1Wg
OK?
今日体験してほしいこと
• PHPの知識無しでもテーマは作れる
• テーマは全部自作しなくてもいい
• テーマ制作は思っているよりは簡単
名前:岡本秀高
仕事:PHPエンジニア
地域:京都~滋賀
その他:WordBench京都モデレーター
興味:WP-API, React.js, Polymer,JSON-LD
一応公式テーマ作者です
https://profiles.wordpress.org/hideokamoto
アジェンダ
• テーマ作成3つの方法
• PHP知識なしでもテーマを作る方法
• _sを使った作成の流れ
• より踏み込んだカスタマイズへ
アジェンダ
• テーマ作成3つの方法• PHP知識なしでもテーマを作る方法
• _sを使った作成の流れ
• より踏み込んだカスタマイズへ
テーマ作成3つの方法
• フルスクラッチ
• 子テーマ
• スターターテーマ
テーマ作成3つの方法
• フルスクラッチ
• 子テーマ
• スターターテーマ
フルスクラッチで作る
一からデザインを作成し、作成したHTMLにWordPressを実装させる作り方
• メリット:自由度MAX
• デメリット:PHP知識必要
テーマ作成3つの方法
• フルスクラッチ
• 子テーマ
• スターターテーマ
子テーマとして作る
既にあるテーマを活用し、「子テーマ」として機能を上書きする作り方
• メリット:編集範囲が少なく済む
• デメリット:親テーマに仕様が依存しやすい
テーマ作成3つの方法
• フルスクラッチ
• 子テーマ
• スターターテーマ
スターターテーマで作る
最低限のPHPが実装されたテーマにCSSでデザインを追加する作り方
• メリット:PHP知識が無くても作れる
• デメリット:スターターテーマの仕様に依存、
英語
高野さんによるまとめ
作成方法 長所 短所
スクラッチ開発 コントロールできる 制作に時間が掛かる
子テーマ 素早く機能を 取り入れられる
親テーマへの依存が 大きい
スターターテーマ 学習しやすい 元テーマの更新を 継承しない
http://ja.naoko.cc/2012/12/02/wordpress-theme-development-approach/
アジェンダ
• テーマ作成3つの方法
• PHP知識なしでもテーマを作る方法
• _sを使った作成の流れ
• より踏み込んだカスタマイズへ
PHPが書けなくても テーマは作れる
スターターテーマでテーマを作る
スターターテーマを使えば、必要なPHPが揃った状態でテーマ制作が可能
• _s:http://underscores.me/
• bones:http://themble.com/bones/
など
_s(underscores) Automatticが作ったスターターテーマ
テーマに必要なPHPファイルが一式揃っている
CSSが書ければオリジナルテーマが作れる
https://wordpress.org/themes/hew/
https://wordpress.org/themes/cinnamon/
https://wordpress.org/themes/business-leader/
アジェンダ
• テーマ作成3つの方法
• PHP知識なしでもテーマを作る方法
• _sを使った作成の流れ• より踏み込んだカスタマイズへ
_sの中身と使い方を 簡単にご紹介
_sのセットアップ
1. テーマファイルを作成
2. 開発環境へインストール
3. テーマの有効化
_sのセットアップ
1.テーマファイルを作成2. 開発環境へインストール
3. テーマの有効化
http://underscores.me/
テーマファイルを作成する
• 基本設定は_sのDLページで設定可能
• とりあえず使ってみる場合なら、 「Theme Name」を入力するだけ
• 細かい設定は「Advanced Options」をクリック
Advanced Options
• スラッグ・作者・説明文を入力できる
• スラッグは関数同士の衝突回避に使われる twentyeleven_foo() 、twentyten_foo() など
• 入力したらGENERATEでダウンロード開始
_sのセットアップ
1. テーマファイルを作成
2.開発環境へインストール3. テーマの有効化
開発環境へアップロード
• 先ほどDLしたzipを管理画面からアップロード
• テーマ一覧に表示されればOK
• テストデータを入れておくと便利 http://nuuno.net/note/wordpress-testdata/
先ほどDLしたzipファイルを アップロードしよう
_sのセットアップ
1. テーマファイルを作成
2. 開発環境へインストール
3.テーマの有効化
テーマにスタイルをつける
1. 基本的なスタイル調整方法
2. WordPressならではのクラスを活用する
テーマにスタイルをつける
1.基本的なスタイル調整方法2. WordPressならではのクラスを活用する
基本的なスタイル調整方法
• Chromeやfirefoxの開発ツールを利用しよう
• 調整方法は通常のHTMLファイルと一緒
• WordPressならではのクラスを使って条件分け
Chrome開発ツールの場合
Mac:[Option]キー + [command]キー + [i]キー Win: F12
Chrome開発ツールの場合
赤枠内にCSSを書いていく
最後にstyle.cssに転記して保存しよう
テーマにスタイルをつける
1. 基本的なスタイル調整方法
2.WordPressならではの
クラスを活用する
WordPressならではのクラスを活用する
• 動的にクラスを出す箇所が複数ある
• body_class()やpost_class()で設定する
• 上手く活用すれば記事別にスタイルを変更できる!
WordPressならではのクラスを活用する
• 特定のタグの投稿のみ非表示
.tag-投稿タグのスラッグ{ display:none;}
• 検索結果ページのみ赤文字に
.search-results{ color:red}
• 先頭固定記事のみ黒背景
.sticky{ background-color: black}
クラスの出力サンプルをもっと知る
Codexにサンプルがいろいろ載ってます!
• body_class
http://wpdocs.osdn.jp/テンプレートタグ/body_class
• post_class
http://wpdocs.osdn.jp/テンプレートタグ/post_class
No.1テンプレート階層
知って得する_sの内部構造
テンプレート階層
archive.php single.php page.php404.php search.php
index.php
アーカイブ カテゴリ タグ 著者 etc..
個別投稿 メディア ブログ
カスタム投稿 etc..
404ページ 固定ページ 検索結果
TOPページや 下記以外のページ
詳細はCodexでhttp://bit.ly/1Lfpj7u
No.2テンプレートパーツ
知って得する_sの内部構造
_sでは、パーツ別にPHPが分割されている
header.php
sidebar.phpcontent.php
footer.php
comment.php
content.phpは更に細分化されている
コンテンツ階層
content-none.php
content-single.php
content-search.php
content-page.php
content.php
該当記事なし index.php search.php archive.php
個別投稿 single.php
固定ページ page.php
検索結果 search.php
下記に該当しない コンテンツ
No.3カスタム要素知って得する_sの内部構造
その他のカスタム要素
• jsディレクトリ:_sデフォルトのJS置き場
• layoutディレクトリ:レイアウト用CSS置き場
• languagesディレクトリ:翻訳ファイル置き場
• incディレクトリ:拡張機能置き場
jsディレクトリ
_sにデフォルトで使用されている
JavaScriptファイルなどがある
jsディレクトリ
• skip-link-focus-fix.js:
• customizer.js :
• navigation.js :
jsディレクトリ
• skip-link-focus-fix.js:バグFIX(っぽい)
• customizer.js :カスタマイザー用JS
• navigation.js :ドロップダウンナビ用JS
layoutsディレクトリ
レイアウト調整用CSSが
ちょっとだけ入ってるディレクトリ
layoutsディレクトリ
• content-sidebar.css:
• sidebar-content.css:
layoutsディレクトリ
• content-sidebar.css:サイドバーを右に置くCSS
• sidebar-content.css:サイドバーを左に置くCSS
中身をstyle.cssにコピペでもOK
languagesディレクトリ
翻訳ファイルがここに入ってます
_sは基本英語
「カテゴリ」や「タグ」「コメント」は、日本語で表示させたい・・・!
http://bit.ly/1NlLeuSからja.moをDL
ja.moをlanguagesディレクトリへ
ja.moで翻訳完了!
これが・・・
ja.moで翻訳完了!
こうなる
↓翻訳の詳細(GitHub)↓http://bit.ly/1KfIvmK
incディレクトリ
オプション機能やカスタマイズ機能が
まとめられているディレクトリ
incディレクトリ• custom-header.php:
• customizer.php :
• extras.php :
• jetpack.php :
• template-tags.php :
incディレクトリ• custom-header.php:「ヘッダー画像」関係
• customizer.php :「カスタマイザー」関係
• extras.php :クラスやtitle拡張
• jetpack.php :Jetpackの無限スクロール対応
• template-tags.php :テンプレートタグ拡張
その他
• rtl.css:SSCの用語言く書らか右
アジェンダ
• テーマ作成3つの方法
• PHP知識なしでもテーマを作る方法
• _sを使った作成の流れ
• より踏み込んだカスタマイズへ
より踏み込んだカスタマイズへ・・・
• PHPでカスタマイズする時に注意すべきこと
• JavaScript / CSSファイルを読み込む方法
• もっとガッツリ触りたい方への告知
より踏み込んだカスタマイズへ・・・
• PHPでカスタマイズする時に注意すべきこと
• JavaScript / CSSファイルを読み込む方法
• もっとガッツリ触りたい方への告知
オリジナルPHPは使わない
• オリジナルPHPを使うとセキュリティがつらい echo とか echo とか echoとか
• PHPを書くならテンプレートタグで http://wpdocs.osdn.jp/テンプレートタグ
• ヘッダー画像はコピペでできる
inc/custome-header.php
8-12行目をコピーしよう!
header.php
コピーしたPHPを貼り付けよう!
より踏み込んだカスタマイズへ・・・
• PHPでカスタマイズする時に注意すべきこと
• JavaScript / CSSファイルを読み込む方法
• もっとガッツリ触りたい方への告知
外部ファイルはwp_head()かwp_footer()
で読み込む
任意のJSを追加する場合function theme_name_scripts() {
wp_enqueue_script( 'script-name', get_template_directory_uri() . '/js/example.js', array(), '1.0.0', true
);}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_name_scripts' );
赤文字部分をファイル名やファイルパスに書き換えればOK
任意のCSSを追加する場合
function theme_name_style() {wp_enqueue_style( 'style-name', get_stylesheet_uri(). ‘css/origin.css’
);}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_name_style' );
赤文字部分をファイル名やファイルパスに書き換えればOK
プラグインでも使うので、 wp_enqueue_scriptと wp_enqueue_styleは 覚えておくと便利b
より踏み込んだカスタマイズへ・・・
• PHPでカスタマイズする時に注意すべきこと
• JavaScript / CSSファイルを読み込む方法
• もっとガッツリ触りたい方への告知
もっとガッツリ触りたい方は・・・
8月2日
WordBench京都
_sで作るテーマ作成ハンズオン(再演)
http://bit.ly/1KpKSTc