Wo! vol.34 パーソナライズが進化する!デジタルヘルスケア領域の可能性

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THINKJAM.が「を!」と思った 記事・セミナー・展⽰会などの 情報を3分でわかるくらい コンパクトにまとめてお届けします。 z in three minutes 【WO】 を! パーソナライズが進化する! デジタルヘルスケア領域の 可能性 201412 vol.034

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THINKJAM.が「を!」と思った記事・セミナー・展⽰会などの情報を3分でわかるくらいコンパクトにまとめてお届けします。

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in three minutes

【WO】を ! パーソナライズが進化する!

デジタルヘルスケア領域の可能性

201412vol.034

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本資料の流れ

複数データを統合

個⼈の健康状態を把握

従来以上にパーソナライズ

されたサービスへ

現在、どんなデータが取得できるのか?

データの収集・管理⽅法は?

どんなサービスが誕⽣している(しそうな)の?

それぞれのステップの中で、注⽬の動向をご紹介します

個々⼈の健康・医療データが活⽤されることでますますパーソナライズ化されたサービスが⽣まれていくと考えられます

AppleのiOS8から実装された「ヘルスケア」アプリが話題になったりヘルスケアに特化した展⽰会が開かれたり‥と、いま「デジタルヘルスケア」領域が注⽬を集めています

健康・医療に関する

新しいデータ取得⽅法

今後は

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Mamaのーと(ミトラ) http://apps.microsoft.com/windows/ja-jp/app/mama/6356e3a1-2b00-42fc-9c24-951a2aa8dd9e

妊娠中・育児中の⺟親が利⽤できる「⺟⼦⼿帳」アプリ

⽇々の⽇記を、写真付きで残していくことができる。病院での健診結果も記録できる。

予防接種のステータスなども管理できる。

従来、紙(⼿帳)で記録していたアナログ情報が、デジタル化。⺟体&お⼦さまの健康や医療に関連するデータを取得できます

データ取得

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http://panasonic.co.jp/news/topics/2014/124623.html

医療⽤医薬品の購⼊から服⽤までサポートしてくれる「おくすり⼿帳」アプリ

⺟⼦⼿帳と同様、おくすり⼿帳の情報もデジタルデータ化され、過去の処⽅や服⽤履歴、傷病歴、副作⽤・アレルギー歴などを取得できます

ヘルスケア⼿帳(Panasonic)データ取得

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Silmee™ Bar type(TOSHIBA) http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_07/pr_j0902.htm

ゲルパッドで胸部に貼りできる、防⽔⼩型のウェアラブル⽣体センサ

今後、⼤学や企業との共同研究が進み、⼀般⽣活者に対するサービスが実現できれば個⼈の⽣体データを広く取得できるようになる可能性があります

⼼電位・脈波・体動・⽪膚温‥という⽣体情報を同時に連続計測

計測データをもとに⼼拍間隔、脈波間隔、体動量、姿勢を算出

Bluetooth通信を介してスマートフォンやタブレットに結果表⽰

データ取得

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HealthData Lab(Yahoo!JAPAN) http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/11/07a

唾液検査や⽣活習慣調査による⼀般向けゲノム解析サービス(49,800円)

遺伝⼦解析も安価で受けられるようになり、より⾝近なものに。そのため、個々⼈のゲノムデータでさえ、企業側が収集できるようになってきました

解析キットを購⼊して唾液試料の返送や、マイページ上の

⽣活習慣調査に回答する

がん(22種)をはじめ2型糖尿病・脳卒中・⼼筋梗塞などの

病気発症リスクや⾎中尿酸値・筋⼒などの体質を

含めた約290項⽬を解析

臨床遺伝専⾨医による遺伝カウンセリングや医師や栄養⼠による

⽣活改善アドバイスなどの有料サービスも受けられる

データ取得

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HEALTHPLAYER(プラクテックス)

歩数計に加えて、⾎圧・体重・基礎体温・⾷事など様々なデータもまとめて管理できる健康アプリ

http://www.practechs.com/healthplayer/

●活動量計 ●体組成計●基礎体温計 ●⾎圧計 など

対応デバイスHEALTHPLAYER

ワイヤレスでデータ転送(FelicaやBluetooth)

内蔵されている歩数計(消費カロリー情報)や⼿⼊⼒する⾷事情報とあわせて管理できる

スマホが起点となって、外部のヘルスケアデバイスとつながりデータを集約管理して表⽰することで、⽇々の健康状態をモニタリングできます

データ統合

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Google Fit(Google)

徒歩・ランニング・⾃転⾞など、⽇々のアクティビティや消費カロリーなどを記録・管理できるアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.fitness&hl=ja

Android Wear端末 Google Fit

ワイヤレスでデータ転送(FelicaやBluetooth) 外部端末からデータを取得することで

睡眠時間、⼼拍数、歩数、摂取カロリー、体重といった健康データを集約して表⽰できる

ヘルスケアデバイスのみならず、ウェアラブルコンピューターとのデータ連携も、今後ますます加速していくと推測されます

3rdパーティ端末・アプリ

Nike+ Runningなど

データ統合

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クミタス(ウィルモア) http://www.kumitasu.com/

⾷物アレルギーや⾷事制限中の⽅が、安⼼して⾷品を探して購⼊できるECサービス

会員登録時に対象者および

アレルギー情報を⼊⼒

⾷物アレルギーの除去⾷や代替⾷の購⼊

だけでなくレシピやコラムなども掲載

今後データ連携が強化されていくと‥

カロリーの摂取量と消費量に応じた

商品のレコメンド

ゲノムデータに基づいた

太りにくい⾷品のレコメンド

過去の疾病履歴に基づいた

疾病リスクの⾼い⾷品の除去フィルタリング

‥というように特定のニーズにあわせて

購⼊できるECサイトが誕⽣する?

パーソナライズ化

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FiNCダイエット家庭教師(FiNC) https://dietcoach.finc.co.jp/パーソナライズ化

専属のダイエット専⾨家からのアドバイスを受けられるスマホサービス

今後データ連携が強化されていくと‥

ウェアラブルとの連携で運動データの⼊⼒を⾃動化することで虚偽申告の撲滅

⼼拍や脳波データから睡眠の時間や質を

把握して「睡眠」の⾯からもアドバイス

疾病や服薬記録も把握したうえで

リスクも踏まえたダイエットプラン提案

‥というようにより精度が⾼くきめ細やかな

サービスが実現するかも?

初期登録時に、遺伝⼦検査、⾎液検査(任意)、⽣活習慣アンケートを実施

パーソナライズされたダイエットメニューが

タスクとして表⽰される

⾷事も、都度栄養⼠に画像を送信して

チェックしてもらう

メンタルサポートとしてトレーナーとの

コミュニケーション機能も完備

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今後の展望|コンティニュア・ヘルス・アライアンス

「コンティニュア・ヘルス・アライアンス」とは、パーソナル・ヘルスケアの質的向上のために健康機器や医療機器のデジタル化促進と通信規格の統⼀を⽬標に設⽴された組織

http://www.continua.jp/

データ通信規格の標準化が進めば、ますますデバイス間・アプリ間でのデータ連携の幅が広がり、新たなサービスも登場しやすくなってくるかもしれません

国内外の240社以上が加盟

‥など多数

通信に関するガイドラインを整備