WLAP-11 V2 無線LANアクセスポイ -...

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PN J613 -M7402-00 Rev.A PART1 まず準備が必要 PART2 本製品の設定をする PART3 トラブルや疑問 があったら PART4 設定ユーティリティー を見てみよう 1 2 3 4 無線LANアクセスポイント WLAP-11 V2 取扱説明書 付録 本書の「安全にお使いいただくために 必ずお守りください」(P.1)を必ずお 読みになり、正しく取り付け・操作を行ってください。

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PN J613 -M7402-00 Rev.A

PART1まず準備が必要

PART2本製品の設定をする

PART3トラブルや疑問があったら

PART4設定ユーティリティーを見てみよう

1

2

3

4

無線LANアクセスポイントWLAP-11 V2

取扱説明書

付録 付録

本書の「安全にお使いいただくために 必ずお守りください」(P.1)を必ずお読みになり、正しく取り付け・操作を行ってください。

製品に関するご質問は・・・

製品に関するご質問は、電話、FAX、メールで受け付けております。お客様のご都合に合わせて、お問い合わせください。なお、お問い合わせの際には、下記の必要事項をお知らせください。

■電話、FAXでのお問い合わせ先corega サポートセンターTEL.045-476-6268FAX.045-476-6294

<受付時間>10:00~12:00、13:00~18:00 月~金(祝・祭日を除く)

■メールでのお問い合わせ先弊社ホームページからお問い合わせいただけます。メールの送信方法など詳しくは、ホームページの「よくあるお問い合わせ」を

ご確認ください。

~弊社ホームページのご案内~

弊社ホームページでは、各種商品の最新の情報、最新ファームウェア、よくあるお問い合わせなどを提供しています。本製品を最適にご利用いただくために、定期的にご覧いただくことをお勧めします。

http://www.corega.co.jp/

■修理品受付け先〒222-0033 横浜市港北区新横浜1-19-20

corega 修理センター(詳しくは、「保証と修理について」(このページの裏)を参照してください)

■お問い合わせ修理依頼に関する必要事項あらかじめ下記の必要事項を控えておいてください。

・製品名・シリアル番号(S/N)、リビジョンコード(Rev.)・お名前、フリガナ・連絡先電話番号、FAX番号・購入店・購入日付・お問い合わせ内容(できる限り詳しくお知らせください)

33corega-WLAP11_V2-H-M1.pm6 03.7.23, 6:56 PMPage 1 Adobe PageMaker 6.0J/PPC

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作業の流れ本書では、本製品を使って無線LANに接続できるようになるまでの作業をPARTに分けて説明しています。各PARTでの作業は次のとおりです。順番に読んで、作業を進めてください。

まず準備が必要

① 添付品の確認をします。② 本製品を設定できるパソコンの条件や、本製品に取り付けられる機器、通信相手の機器の設定などを確認してください。

③ 各部の名称と機能を確認します。

本製品の設定をする

① 本製品を設定する設定用パソコンのネットワーク設定を行います。使用するOSに対応した箇所を読んでください。

② 本製品の通信モードや、TCP/IP設定、ESSIDなど本製品設定時のポイントについて確認します。

③ 本製品と設定用パソコンを接続して、本製品の設定を行います。

トラブルや疑問があったら

PART2までの作業で、無線LANへの接続ができなかった場合

や、本製品の操作でわからないことがあった場合には、この

PARTを読んで解決方法を探してください。

設定ユーティリティーを見てみよう

本製品は、内蔵の設定ユーティリティーによって詳細な設定がで

きます。このPARTでは設定ユーティリティーの各設定項目に

ついて説明しています。

付録

製品仕様、保証と修理に関する説明があります。

PART1

付 録

保証と修理について■保証について

製品保証書裏面に記載されている「製品保証規定」を必ずお読みになり、本

製品を正しくご使用ください。無条件で本製品を保証するということではあ

りません。正しい使用方法で使用した場合のみ、保証の対象となります。ま

た、物理的な破損等が見受けられる場合は、保証の対象外となりますので予

めご了承ください。本製品の保証期間については、保証書に記載されている

保証期間をご覧ください。

■修理について

故障と思われる現象が生じた場合は、まず取扱説明書を参照して、設定や接

続が正しく行われているかを確認してください。現象が改善されない場合は、

裏表紙に記載の必要事項をご記入の上、保証書および購入日の証明できるも

ののコピー(レシート等可)を添付し、弊社修理センター宛てに製品(添付

品一式を含む)を送付ください。製品を送付する際は、以下の点にご注意く

ださい。

・修理期間中の代替機等は弊社では用意しておりませんので、予めご了承く

ださい。

・保証書に販売店の押印がない場合は、保証期間内であっても有償修理にな

る場合があります。

・製品購入日の証明ができない場合、無償修理の対象となりませんのでご注

意ください。

・弊社修理センターへ製品を送付する際の送付料金につきましては、お客様

のご負担とさせていただきます。尚、運送中の故障や事故に関しては、弊

社はいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。

・宅配便などの送付状の控えが残る方法で送付願います。普通郵便による送

付は固くお断りいたします。

・修理期間は、製品到着後、約10 日程度(弊社営業日数)を予定しており

ます。

PART4

PART3

PART2

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安全にお使いいただくために 必ずお守りください本書では、製品を安全にお使いいただくための注意事項を次のように記載してい

ます。

注意事項を守っていただけない場合、どの程度の影響があるかを表しています。

注意事項を守っていただけない場合、発生が想定される障害または事故の内容を表しています。

障害や事故の発生を防止するための、その他の注意事項は次のマークで表しています。

警告�人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を

示します。

電源プラグを抜く

電源ケーブルのプラグを抜くように指示するものです。

感電の可能性が想定される

ことを示します。

発煙または発火の可能性が

想定されることを示します。発火注意�

けがを負う可能性が想定さ

れることを示します。高温注意�

高温による傷害の可能性が

想定されることを示します。

感電注意�

けが注意�

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警告�

感電注意�

発火注意�

けが注意�

感電注意�

感電注意�

発火注意�

高温注意�

分解や改造をしない本製品は、取扱説明書に記載のない分解や改造はしないでください。

火災や感電、けがの原因となります。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

雷のときはケーブル類・機器類にさわらない感電の原因となります。

設置・移動のときは電源プラグを抜く感電の原因となります。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

異物は入れない 水は禁物火災や感電の恐れがあります。水や異物を入れないように注意してくださ

い。万一水や異物が入った場合は、電源プラグをコンセントから抜いて、当

社のサポートセンターまたは販売店にご連絡ください。

湿気やほこりの多いところ、油煙や湯気のあたる場所には置かない内部回路のショートの原因になり、火災や感電の恐れがあります。

高温注意本製品の使用直後は高温になっています。不用意に触れると、やけどの恐

れがあります。

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ご使用にあたってのお願い次のような場所での使用や保管はしないでください。・直射日光の当たる場所

・暖房器具の近くなどの高温になる場所

・急激な温度変化のある場所(結露するような場所)

・湿気の多い場所や、水などの液体がかかる場所(湿度90%以下の環境でご使用

ください)

・振動の激しい場所

・ほこりの多い場所や、ジュータンを敷いた場所(静電気障害の原因になります)

・腐食性ガスの発生する場所

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

静電気注意本製品は、静電気に敏感な部品を使用しています。部品が静電破壊する恐れがありま

すので、コネクターの接点部分、DCジャックなどに素手で触れないでください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

取り付け・取り外しのときの注意本製品の取り付け・取り外し作業は、必ず本取扱説明書、および本製品に取り付ける

機器の取扱説明書を参照の上、正しく行ってください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

長期保管時は袋に入れて本製品を長期間ご使用にならない場合は、LANケーブル、電源ケーブルを取り外し

て必ず添付の袋(静電防止)に入れて保管してください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

取り扱いはていねいに落としたり、ぶつけたり、強いショックを与えないでください。

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お手入れについて清掃するときは電源を切った状態で誤動作の原因になります。○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

機器は、乾いた柔らかい布で拭く汚れがひどい場合は、柔らかい布に薄めた台所用洗剤(中性)をしみこませ、堅く

絞ったものでふき、乾いた柔らかい布で仕上げてください。

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

お手入れには次のものは使わないでください石油・みがき粉・シンナー・ベンジン・ワックス・熱湯・粉せっけん(化学ぞうきん

をご使用のときは、その注意書に従ってください)。

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 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。

電波に関する注意本製品を下記のような状況でご使用になることはおやめください。

また設置の前に、「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。

・ 心臓ペースメーカーをご使用の近くで、本製品をご使用にならないでください。

心臓ペースメーカーに電磁妨害を及ぼし、生命の危険があります。

・ 医療機器の近くで、本製品をご使用にならないでください。

医療機器に電磁妨害を及ぼし、生命の危険があります。

・ 電子レンジの近くで、本製品をご使用にならないでください。

電子レンジによって、本製品の無線通信への電磁妨害が発生します。

この機器の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか、工場の

製造ラインで使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)およ

び特定小電力無線局(免許を要しない無線局)が運用されています。

1 この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無

線局が運用されていないことを確認してください。

2 万が一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生

した場合には、速やかに本製品の周波数を変更して、混信を回避してください。

3 その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波干渉の事例

が発生した場合など何かお困りのことが起きたときは、弊社サポートセンターま

でお問い合わせください。

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はじめに

このたびは、「corega WLAP-11 V2」をお買い上げいただきまして誠にありがと

うございます。本書は、本製品を正しくご利用いただくための手引きです。必要なと

きにいつでも参照していただけるように、大切に保管してください。

本製品に関する最新情報(ソフトウェアのバージョンアップ情報など)は、弊社の

ホームページでお知らせします。無線LANに関する情報や活用例などもご紹介して

おります。

http://www.corega.co.jp/

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操作中に気を付けていただきたい内容です。必ずお読み

ください。

補足事項や、参考となる情報を説明しています。

本製品 corega WLAP-11 V2のことです。

「 」-「 」-「 」「 」で囲まれた項目を順番に選択することを示します。

[ ][ ]で囲んである文字は、画面上のボタンを表します。

例: →[OK]

LANケーブル

本書では、UTPケーブル(アンシールド・ツイストペア・

ケーブル)のことを指します。本製品の接続にはUTP

ケーブルを使用してください。

Windows XP

Microsoft® Windows® XP Professional operating

system 日本語版 Service Pack 1およびMicrosoft®

Windows® XP Home Edition operating system 日本

語版 Service Pack 1のことです。

Windows 2000Microsoft® Windows® 2000 Professional

operating system日本語版のことです。

Windows MeMicrosoft® Windows® Millennium Edition operating

system日本語版のことです。

Windows 98

Microsoft® Windows® 98 Second Edition operating

system 日本語版およびMicrosoft® Windows® 98

operating system日本語版のことです。

本書の読み方

●記号について

本書で使用している記号や表記には、次のような意味があります。

●表記について

※本書では、Windows 98 とWindows 98SE を含めて、Windows 98 と表記しています。また、複数のOSを「Windows XP/2000」のように併記する場合があります。

●イラスト、画面について

本文中に記載のイラストや画面は、実際と多少異なることがあります。

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目次

作業の流れ ……………………………………………………………………… 表紙裏安全にお使いいただくために 必ずお守りください ……………………………… 1

ご使用にあたってのお願い …………………………………………………… 3

お手入れについて ……………………………………………………………… 4

電波に関する注意 ……………………………………………………………… 5はじめに ……………………………………………………………………………… 6本書の読み方 ………………………………………………………………………… 7

PART1 まず準備が必要……………………10添付品の内容を確認しよう ………………………………………………………… 10本製品でできること ………………………………………………………………… 11無線LAN機器の相互接続性について ……………………………………………… 13無線LANのセキュリティ対策について …………………………………………… 13各部の名称と機能を覚えよう ……………………………………………………… 14

本体表面 ………………………………………………………………………… 14本体側面 ………………………………………………………………………… 15本体裏面 ………………………………………………………………………… 16

PART2 本製品の設定をする………………17設定用パソコンの準備をしよう …………………………………………………… 17

Windows XP/2000の場合 ………………………………………………… 18Windows Me/98の場合 …………………………………………………… 20Mac OS Xの場合 ……………………………………………………………… 22Mac OS 9.xの場合 …………………………………………………………… 23

本製品を設置しよう ………………………………………………………………… 24本製品を設置する場所について ……………………………………………… 24縦置きスタンドの取り付け方 ………………………………………………… 24壁への取り付け方 ……………………………………………………………… 25本製品の電源を入れるには …………………………………………………… 26

本製品を設定する前の確認事項 …………………………………………………… 26本製品のTCP/IP設定について ……………………………………………… 26本製品の通信モードについて ………………………………………………… 27ESSIDについて ………………………………………………………………… 32

本製品の設定をしよう ……………………………………………………………… 33

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本製品を設定用パソコンと接続しよう ……………………………………… 33設定ユーティリティーを起動する …………………………………………… 34本製品の基本的な設定をする ………………………………………………… 35本製品の IPアドレスを設定する ……………………………………………… 37

無線LANに接続できたら …………………………………………………………… 39

PART3 トラブルや疑問があったら………40解決のステップ ……………………………………………………………………… 40取扱説明書を再確認する。管理者に確認する …………………………………… 41Q&A …………………………………………………………………………………… 41

設定ユーティリティーが起動できない ……………………………………… 41設定内容が反映されない(Mac OS Xの場合) …………………………… 43パソコンから無線でネットワークに接続できない ………………………… 44本製品のパスワードを忘れてしまった ……………………………………… 45ファームウェアの更新に失敗した …………………………………………… 45パソコンのネットワーク設定を調べたい …………………………………… 46本製品のパスワードを変更したい …………………………………………… 48本製品を再起動したい ………………………………………………………… 49本製品を工場出荷時の状態に戻したい ……………………………………… 49最新のファームウェアを入手してアップデートしたい …………………… 50

PART4 設定ユーティリティーを見てみよう … 52設定ユーティリティーを起動するには …………………………………………… 52設定ユーティリティーの各設定項目について …………………………………… 52

ステータス ……………………………………………………………………… 54IPアドレス設定 ………………………………………………………………… 55フィルタリング設定 …………………………………………………………… 57高度な設定 ……………………………………………………………………… 58セキュリティ …………………………………………………………………… 60

付録 …………………………………………… 63製品仕様 ……………………………………………………………………………… 63工場出荷時の設定 …………………………………………………………………… 65MAC アドレスについて……………………………………………………………… 65おことわり …………………………………………………………………………… 66保証と修理について ………………………………………………………………… 69製品に関するご質問は・・・ ………………………………………………… 70(巻末)

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PART1 まず準備が必要

添付品の内容を確認しよう本製品のパッケージには、次のものが同梱されています(下記以外に添付紙が同梱さ

れている場合があります)。お買い上げ商品についてご確認いただき、万一不足する

ものがございましたら、お手数ですがご購入元までご連絡ください。

□corega WLAP-11 V2本体

□縦置きスタンド

□壁掛キット(2セット)

□LANケーブル(ストレート)

□電波干渉注意ラベル(1枚)

□『取扱説明書』(本書) □製品保証書

□専用ACアダプター

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本製品でできること本製品は、IEEE802.11b 規格に対応したワイヤレス(無線LAN )通信のアクセ

スポイントです。IEEE802.11b 規格に対応した無線LAN アダプターと組み合わ

せることで、下図のような無線LAN 環境と有線LAN 環境を統合したネットワーク

を構築することができます。

・無線LANアダプターの通信モードには、「インフラストラクチャーモー

ド(Infrastructure mode)」と「アドホックモード(AdHoc mode)」

の2種類がありますが、アクセスポイントモードにした本製品と組み合

わせてネットワークを構築する場合には、「インフラストラクチャーモー

ド」に設定してください。

・本製品は、アドホックモードでのネットワーク構築にはお使いになれませ

ん。

・ 本製品を複数台使用して「LAN間接続」モードや「リピーター」モード

で使用する場合、本製品は3台まで使用できます。本製品以外のアクセ

スポイントとは通信できません。

本製品の各通信モードについては、「PART2 本製品の設定をする」「本製

品の通信モードについて」(P.27)で説明しています。設定前に必ず読ん

でください。

●本製品をアクセスポイントとして使用したLAN構築例

本製品を有線LANに接続することで、無線パソコンからアクセスできます。

本製品(アクセスポイント)

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●2つの有線LANを無線で接続したLAN構築例(LAN間接続)

本製品を接続した有線LAN同士を無線で接続できます。

● 本製品をリピーターとして使用したLAN構築例

本製品と無線パソコンの間に障害物があったり、距離が離れ過ぎていて電波が届

きにくい場合は、「リピーター」モードにした本製品を間に設置して電波を中継さ

せることで通信ができます。

本製品(LAN間接続)

本製品(アクセスポイント)

本製品(リピーター)

本製品(アクセスポイント)

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無線LAN機器の相互接続性について本製品は、IEEE802.11bという無線LANの規格に対応しており、同じ規格に対応

した他の無線LAN機器と相互に通信が可能です。IEEE802.11a規格の無線LAN

機器とは相互接続できません。

一部機能が制限されたり、接続できない場合があります。

無線LANのセキュリティ対策について無線LANでは電波を使って通信を行うため、電波が届く範囲であれば、通信内容を

傍受されたり、不正侵入されたりする恐れがあります。このようなことがないよう

に、次のようなセキュリティ対策を行うことをおすすめします。設定方法など詳しく

は、「PART2 本製品の設定をする」「本製品を設定する前の確認事項」「ESSIDに

ついて」(P.32)、または「PART4 設定ユーティリティーを見てみよう」(P.52)

を参照してください。

・通信相手を識別、限定する

ESSIDの設定を変更する

フィルタリング設定をする

・通信内容を暗号化する

WEP(暗号キー)を設定する

・ESSIDを隠す

「ステルスAP」を有効にする

本製品の工場出荷時の設定は、

右表のとおりです。

項目 出荷時設定

ESSID corega

フィルタリング設定 設定なし

WEP設定(暗号化)Disabled(無効)

ステルスAP Disabled(無効)

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①Power LED(緑)

本製品の電源が入っているときに、緑

色に点灯します。

②LAN LED(緑)

本体背面のLANポートの状態が表示

されます。

点灯:接続先の機器とリンクが確

立されている状態です。

点滅:接続先の機器とデータ通信

中です。

消灯:接続先の機器とリンクが確

立されていない状態です。

各部の名称と機能を覚えよう

■本体表面

①②③

③WLAN LED(緑)

本製品が無線動作をしているときに、

緑色に点滅します。

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■本体側面

①Initスイッチ

本製品の設定内容を工場出荷時の状態に戻す場合

に使用します。操作方法については、「本製品を工

場出荷時の状態に戻したい〈Init スイッチを使

う〉」(P.50)を参照してください。Initスイッチ

を使用して工場出荷時の状態に戻すと設定内容が

失われますので操作方法をよくお読みになって使

用してください。

② クロス切替スイッチ

LANポートに接続する機器の種類に合わせて切り

替えるスイッチです。

PC:本製品にパソコンを接続する場合は「PC」側

にします。

HUB:本製品にルーターやハブを接続する場合は

「HUB」側にします。

③LANポート

パソコンやルーター、ハブなどを接続するための

ポートです。100Mbps/10Mbpsの切り替えは、

オートネゴシエーション機能によって自動的に行

われます。

④DC ジャック

添付の専用AC アダプターを接続するためのコネ

クターです。

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■本体裏面

①壁掛け用穴

添付の壁掛けキットを使って、本製

品を壁に掛けて使うときに使用しま

す。

②警告ラベル

本製品を安全にご使用いただくため

の重要な情報が記載されております

ので、必ずお読みください。

③通風孔

本体内部の熱を逃がすための通風孔

です。

使用周波数帯域 2.4GHz 帯

伝送方式 DS-SS 方式

想定干渉距離 40m 以下

周波数変更の可否 全帯域を使用し、かつ「構内局」あるいは「特小局」帯域を回避可能

④シリアル番号シール

本製品のシリアル番号とリビジョン

が記載されています。シリアル番号

とリビジョンは、ユーザーサポート

への問い合わせの際に必要となりま

す。

⑤MACアドレスラベル

本製品のMACアドレスが記載され

ています。

上の図で 2.4 DS 4 は次の内容を意味しています。

②③④

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2

PART2 本製品の設定をする

本製品を利用して無線LANに接続するには、本製品の設定を通信相手側機器(ルー

ターなど)に合わせる必要があります。通信相手側機器で、セキュリティの設定

(ESSID、WEPなど)をしている場合は、本製品にも同じ設定をします。

設定用パソコンの準備をしよう本製品の設定は、本製品とパソコンを直接LANケーブルで接続して行います。1台

のパソコンを本製品の設定用パソコンとして準備してください。

本製品の設定が工場出荷時の状態の場合には、設定用パソコンを以下のように設定す

ることで、本製品の設定ができるようになっています。

・ IPアドレス :「192.168.1.230」を除く、「192.168.1.1」~

「192.168.1.254」のいずれかに設定

・ サブネットマスク:「255.255.255.0」に設定

・本書では設定用パソコンのIPアドレスとサブネットマスクを以下のよう

に設定するものとして説明します。

IPアドレス値:192.168.1.3

サブネットマスク値:255.255.255.0

設定の際には、実際の値に読み替えてください。

・パソコンの設定を行う前に、現在のネットワーク設定をメモしておいて

ください。

・ここで行ったネットワーク設定は、本製品を設定するための一時的な設定

です。設定用パソコンを実際のネットワーク環境で使用する場合には、本

製品の設定完了後にパソコンの設定を元にもどしてください。

以上の設定条件を確認したらご使用のOSに応じて以下のページに進み設定用パソコ

ンのネットワーク設定をしてください。

・Windows XP/2000の場合→P.18 ・Mac OS Xの場合→P.22

・Windows Me/98の場合→P.20 ・Mac OS 9.xの場合→P.23

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■Windows XP/2000の場合

Windows XPやWindows 2000では、「コンピューターの管理者」や

「Administrator」、または同等の権限を持つユーザー名で設定用パソコン

にログオンしてください。ユーザー権限については、OSの取扱説明書を参

照してください。

1 「スタート」-「コントロールパネル」をクリックします。

(Windows 2000の場合は、「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」を

クリックします。)

2 「コントロールパネル」から「ネットワークとインターネット接続」-「ネット

ワーク接続」をクリックします。

(Windows 2000の場合は、「コントロールパネル」にある「ネットワーク接続」

をダブルクリックします。)

Windows XPで「ネットワークとインターネット接続」が表示されて

いない場合は、画面左側の「カテゴリの表示に切り替える」をクリック

してください。

3 「ローカル エリア接続」を右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択し

ます。

4 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、[プロパティ]をクリックし

ます。

①「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択します。

②[プロパティ]をクリックします。

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19

2

5 「次のIPアドレスを使う」を選択し、次のようにIPアドレスとサブネットマスク

の設定をして[OK]をクリックします。

6 「ローカル エリア接続のプロパティ」画面で、[OK]をクリックします。

7 再起動を促すメッセージが表示された場合は、再起動します。

メッセージが表示されなかった場合も、手動で再起動してください。

設定用パソコンのネットワーク設定はこれで完了です。次に「本製品を設置しよう」

(P.24)に進んでください。

①「次のIPアドレスを使う」を選択します。

②「192. 168. 1.3」と入力します。

③「255. 255. 255.0」と入力します。

④[OK]をクリックします。

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■Windows Me/98の場合ここでは例としてWindows Meを使用しています。Windows 98をご使用の場合

も手順は同様です。

1 「スタート」-「設定」-「コントロールパネル」をクリックします。

Windows Meで「ネットワーク」アイコンが表示されない場合は、「す

べてのコントロールパネルのオプションを表示する」をクリックして

ください。

2 「コントロールパネル」にある「ネットワーク」アイコンをダブルクリックしま

す。

3 「TCP/IP ー>××××××(ご使用のネットワークアダプタ名が表示されま

す。)」を選択し、[プロパティ]をクリックします。

①クリックします。※認識されているネットワークアダプタが 1台しかない場合は、「TCP/IP」と表示されます。

②[プロパティ]をクリックします。

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21

2

4 「IPアドレス」タブを選択し、次のようにIPアドレスとサブネットマスクの設定

をします。

5 「ネットワーク」画面の、[OK]をクリックします。

WindowsのOS用ディスクを入れてください、という旨のメッセー

ジが表示された場合は、画面の指示にしたがって操作してください。

再起動を促すメッセージが表示されたら再起動します。

設定用パソコンのネットワーク設定はこれで完了です。次に「本製品を設置しよう」

(P.24)に進んでください。

②「IPアドレスを指定」を選択します。

③「192. 168. 1.3」と入力します。

①「IPアドレス」タブを選択します。

④「255. 255. 255.0」と入力します。

⑤[OK]をクリックします。

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■Mac OS Xの場合

1 「アップルメニュー」-「システム環境設定」-「ネットワーク」アイコンをクリッ

クします。

2 「ネットワーク」画面が表示されたら以下のように設定します。

パソコンの設定はこれで完了です。次に「本製品を設置しよう」(P.24)に進んでく

ださい。

①「内蔵Ethernet」を選択します。

②「手入力」を選択します。

③「192. 168. 1.3」と入力します。

④「255. 255. 255.0」と入力します。

⑤[今すぐ適用]をクリックします。

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2

■Mac OS 9.xの場合

1 「アップルメニュー」-「コントロールパネル」-「TCP/IP」をクリックします。

2 「TCP/IP」画面が表示されたら以下のように設定します。

3 「TCP/IP」画面を閉じ、確認のダイヤログが表示されたら[保存]をクリックし

ます。

パソコンの設定はこれで完了です。次に「本製品を設置しよう」(P.24)に進んでく

ださい。

①「Ethernet」を選択します。

②「手入力」を選択します。

③「192. 168. 1.3」と入力します。

④「255. 255. 255.0」と入力します。

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本製品を設置しよう

■本製品を設置する場所について本書冒頭の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、使用時の注意について

ご確認ください。本製品の通気孔は、放熱のため塞がないでください。本製品を安定

させて設置する場所が見つからない場合は、添付の縦置きスタンドを本製品に取り付

けることで、本製品を立てて設置できます。また、添付の壁掛けキットを使用して壁

に取り付けることもできます。

●設置に適した場所

・水平で落下の恐れがない場所(机の上など)

・風通しのよい涼しい場所

・障害物のない見通しのよい場所

●設置に適さない場所

・直射日光が当たる場所

・暖房器具の近くなど

・高温多湿でホコリの多い場所

・パソコンやモデムなど、発熱する機器の上

■縦置きスタンドの取り付け方本製品を縦置きで使用する場合は、添付の縦置きスタンドをご利用ください。

1 縦置きスタンドに本製品をはめ込みます。

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25

2

■壁への取り付け方添付の壁掛けキット(ネジ2本、プラスチックアンカー2本)を使用すると、本製

品を壁などの垂直な面に取り付けることができます。

・LANケーブルと専用ACアダプターのコネクターが本製品に無理なく接

続できる位置に取り付けてください。

・使用中に本体表面のLEDの状態が確認できる位置に取り付けてください。

1 本体裏面にある2つの壁掛け用穴の間隔で、添付の壁掛キットのネジ2本を壁

などに取り付けます。

石膏ボード、ベニヤなど中空になっている壁で、ネジが取り付けづらい

場合は、添付の壁掛けキットのプラスチックアンカー(2本)を併用しま

す。ネジを取り付ける位置に、きりやドリルなどで穴を開けておき、プラ

スチックアンカーをかなづちで軽くたたいて壁に埋め込みます。穴は

プラスチックアンカーがやっと入る程度の大きさにしてください。穴

が大きすぎるとがたつきの原因となります。

2 ネジ頭が約5mm残るようにして、添付のネジを壁(または、プラスチックアン

カー)に取り付けます。

3 本体裏面の壁掛け用穴に取り付けたネジ頭を指し込み、図のようにスライドさ

せて、しっかり固定させます。

壁など�

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■本製品の電源を入れるには●本製品の電源の取り方

本製品の電源は、たこ足配線などを避け、他の機器と別系統で取るようにしてくださ

い。必ず付属の専用ACアダプターを使用し、AC100Vの電源コンセントに接続し

てください。それ以外のACアダプターやコンセントを使用すると、発熱による発火

や感電の恐れがあります。

●本製品の電源の入れ方/切り方

本製品背面のDCジャックにACアダプターのDCプラグを接続し、ACプラグを電

源コンセントに差し込むと電源が入ります。ACアダプターのACプラグを電源コン

セントから抜くと電源が切れます。

・本製品には電源スイッチがありません。ACプラグを電源コンセントに接

続した時点で、電源が入りますのでご注意ください。

・ACアダプターのACプラグを電源コンセントに差し込んだままDCプラ

グを抜かないでください。感電事故を引き起こす恐れがあります。

本製品を設定する前の確認事項

■本製品のTCP/IP設定について本製品のIPアドレスは、工場出荷時に「192.168.1.230」に設定されています。

本製品を複数台使用する場合や、接続するLAN内に、本製品の工場出荷時のIPアド

レスと同じIPアドレスを持つ機器が存在した場合は、本製品のIPアドレスを変更す

る必要があります。既存の有線LANに接続する場合は、有線LANを構成するパソ

コン(LANアダプター)などのTCP/IP設定を調べて、本製品と同じIPアドレスが

存在しないか確認します。以下の情報を確認してください。

・既に使用されている IP アドレス

・サブネットマスク

・デフォルトゲートウェイ

ご使用になるネットワーク環境で、これと同じIPアドレスを持つ機器が存

在する場合は、本製品のIPアドレスを影響のない値に変更してお使いくだ

さい。

企業内LANでご使用の場合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

調査の結果は、正確にメモしておいてください。

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2

■本製品の通信モードについて

本製品の通信モードには、「アクセスポイント」モード、「LAN間接続」モード、「リ

ピーター」モードの3種類があります。各通信モードに設定した本製品を組み合わ

せて使用することで、以下の接続例のような形態のLANを構築できます。

・「アクセスポント」モードに設定された本製品同士では、無線接続できま

せん。

・本製品同士は、3台まで接続可能です。

●本製品を複数台使用する場合のポイント

同時に接続できるのは、3台までです。WLAP-11 V2(本製品)を複数台使用する

場合、1 台は必ず「アクセスポント」モードします。他のWLAP-11 V2は、接続

形態に応じて使用台数分だけ「LAN間接続」モード、または「リピーター」モード

に設定します。

【アクセスポイント】本製品を有線LANに接続することで、無線パソコンからアクセスできます。

左図は、本製品の「アクセスポイント」モードを

利用したLANの構築例です。

図中の各機器の通信状況は、以下の表に示してい

ます。

本製品へのパソコンの接続台数は、20

台までを推奨しています。

(ご使用の環境、条件によって異なりま

す。)

・設定するには・・・「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参

照して、本製品を「アクセスポイント」モー

ドに設定します。

有線LAN 無線LAN 無線通信モード

本製品 ○ ○ アクセスポイント

パソコン①、② ○ × -

パソコン③、④ × ○ インフラストラクチャー

ハブ

本製品

① ②

:無線通信:有線接続

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【LAN間接続】本製品を接続した有線LAN 同士を無線で接続できます。

下図は、本製品の「LAN間接続」モードを利用したLANの構築例です。図中の各機

器の通信状況は、次ページの表に示しています。

ハブ

本製品1(アクセスポイント)

② ④

⑥⑤ ⑦

ハブ ハブ

本製品3(LAN間接続)

本製品2(LAN間接続)

本製品4(LAN間接続)

:無線通信  :有線接続  :壁

(インフラストラクチャー)

(インフラストラクチャー)

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2

・「アクセスポイント」モードの本製品と無線接続しているパソコンでは、

容量の大きなデータの通信を行うと、通信が不安定になることがありま

す。

・「LAN間接続」モードに設定した本製品には、無線接続できません。

・設定するには・・・「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参照して1台目を「アクセスポイン

ト」モードに設定します。2 台目以降を「LAN間接続」モードに設定します。

※1本製品同士の接続台数制限(3台まで)を超過しているため、無線LANに接続できません。

※2本製品4が、無線LANに接続できていないため、無線LANに接続できません。※3「LAN間接続」モードに設定した本製品には、無線接続できません。

有線LAN 無線LAN 無線通信モード

本製品1 ○ ○ アクセスポイント

本製品2 ○ ○ LAN間接続

本製品3 ○ ○ LAN間接続

本製品4 × ×(※1) LAN間接続

パソコン① × ○ インフラストラクチャー

パソコン②、③ ○ × -

パソコン④、⑤ ○ × -

パソコン⑥、⑦ × ×(※2) -

パソコン⑧ × ×(※3) インフラストラクチャー

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【リピーター】電波が届きにくい場合でも、「リピータ」モードに設定した本製品を設置して電波を

中継させることで、通信ができます。

下図は、本製品の「リピーター」モードを利用したLANの構築例です。図中の各機

器の通信状況は、次ページの表に示しています。

ハブ

本製品1(アクセスポイント)

⑤ ②⑦

③⑧

ハブ

本製品2(リピーター)

本製品3(リピーター)

本製品4(リピーター)

本製品5(リピーター)

(インフラストラクチャー)

(インフラストラクチャー)

(インフラストラクチャー)

(インフラストラクチャー)

:無線通信  :有線接続  :壁

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2

有線LAN 無線LAN 無線通信モード

本製品1 ○ ○ アクセスポイント

本製品2 × ○ リピーター

本製品3 × ○ リピーター

本製品4 × ×(※1) リピーター

本製品5 × ×(※2) リピーター

パソコン① × ○ インフラストラクチャー

パソコン②、③ ○ × -

パソコン④ × ○ インフラストラクチャー

パソコン⑤、⑥ × ×(※3) -

パソコン⑦、⑧ × ○ インフラストラクチャー

・本製品を3台使用する場合は、通信モードを上の表のように設定します。

同じ通信モード同士では、通信できないため、「アクセスポイント」モー

ドにした本製品が中継ポイントになるように設置してください。

・「リピーター」モードに設定した本製品には、有線接続できません(図中の

本製品2)。また、動作が不安定になるおそれがありますので、「リピーター」

モードでご使用の場合には、LANケーブルをつながないでください。

・「リピーター」モードに設定した本製品と無線接続しているパソコン(上

の表でパソコン⑦、⑧)では、通信速度が低下することがあります。

・設定するには・・・「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参照して1台目を「アクセスポイン

ト」モードに設定します。2 台目以降を「リピーター」モードに設定します。

※1本製品同士の接続台数制限(3台まで)を超過しているため、無線LANに接続できません。

※2「リピーター」モードに設定した本製品同士は、接続できません。※3「リピーター」モードに設定した本製品には、有線接続できません。

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■ESSIDについてここでは、本製品のセキュリティ機能のひとつであるESSIDについて説明します。

ESSIDの設定を変更しなくても、そのまま本製品を使用できますが、セキュリティ

上、変更することをおすすめします。

他のセキュリティ機能も必要に応じて使用してください。設定方法について

は、「PART4 設定ユーティリティーを見てみよう」を参照してください。

●ESSID(Extended Service Set IDentifier)とは

無線LANに接続する機器を識別する名前です。SSIDと呼ばれることもあります。

同じESSIDを持つ無線LAN機器同士でしか通信できないため、第三者から想像さ

れにくいESSIDを設定することにより、外部から不正侵入される危険が減少します。

工場出荷時は「corega」に設定されています。

●ESSIDを変更する

本製品の設定ユーティリティーを使って、ESSIDを変更します。新たに設定した

ESSIDは、無線LANに接続するパソコン(無線LANアダプター)などの無線LAN

機器(WLAP-11 V2を含む)すべてに設定する必要があります。設定した内容を

忘れないように、本製品の設定を始める前に、下の記入欄に新しいESSIDを正確に

メモしておくことをおすすめします。

新しいESSID :

・ESSIDは、最大32文字までの、半角英数文字および半角記号の組み合わせで作成します(大文字と小文字の区別はありません)。

・使用できる半角記号は、次のとおりです。

  ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ \ ] ^ _ { ¦ } ̃

本製品のESSIDを変更すると、本製品に無線接続しているすべてのパソコ

ンからネットワークへの接続ができなくなります。本製品のESSIDを変更

した場合は、無線接続させたいすべてのパソコン(無線LANアダプター)

に同じESSIDを設定してください。

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2

本製品の設定をしよう

■本製品を設定用パソコンと接続しよう以下の手順で本製品と設定用パソコンをLANケーブルで接続します。

1 本製品と設定用パソコンの電源をすべて切るか、電源コンセントから抜いてく

ださい。

2 本製品のLANポートに添付のLANケーブルを接続します。

3 LANケーブルのもう一方をパソコンのLANポートに接続します。

4 本製品のクロス切替スイッチを「PC」側にします。

5 本製品のDCジャックに専用ACアダプターを接続します。

6 本製品のACアダプターをコンセントに接続し、本製品の電源を入れます。

本製品のPower LEDとLAN LEDが点灯します。

LANポート�DCジャック�

LANポート�

クロス切替スイッチ�

専用ACアダプター�パソコン�

3

2

56

7 パソコンの電源を入れます。

次に「設定ユーティリティーを起動する」(P.34)に進んでください。

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■設定ユーティリティーを起動する本製品の設定は設定ユーティリティーで行います。設定ユーティリティーは、Web

ブラウザーから起動します。WebブラウザーにはInternet Explorer 5.0以降をご

利用ください。これ以外のWebブラウザーでは、正常に設定が行えません。

・設定ユーティリティーが起動できない場合は、「PART3 トラブルや疑問があったら」「設定ユーティリティーが起動できない」(P.41)を参照してください。・Webブラウザーでの設定時には、設定ページを素早く切り替えないでください。誤作動の原因となります。十分な時間間隔を置いてマウスをクリックし、設定操作を確実に行ってください。

1 設定用パソコンで、Internet Explorerを起動します。

2 アドレス入力欄に本製品のIPアドレスを入力し、[移動]をクリックします。

本製品の工場出荷時のIPアドレスは「192. 168. 1. 230」です。

3 「ログイン」画面が表示されたら、「OK」をクリックします。

設定ユーティリティーが起動します。

Webブラウザーに「オフライン」、「プロキシサーバー」などの設定を行っ

ている場合、本製品の「設定ユーテリティー」の画面が表示されないこと

があります。その場合は、「PART3 トラブルや疑問があったら」「設定ユー

テリティーが起動できない」「プロキシサーバーを使う設定になっていませ

んか?」(P.41)を参照してください。

・工場出荷時の状態では、パスワードは設定されていません。

・パスワードを設定/変更したい場合は、「PART3 トラブルや疑問があっ

たら」「本製品のパスワードを変更したい」(P.48)を参照してください。

次に「本製品の基本的な設定をする」(P.35)に進んでください。

①[OK]をクリックします。

①「192. 168. 1. 230」と入力します。本製品の IPアドレスを変更した場合は、変更した IPアドレスを入力します。

②[移動]をクリックします。

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2

■本製品の基本的な設定をする

1 左側のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックし、以下のように設定します。

※1 本製品が識別しやすいような名前にします。使用可能な文字は半角英数字

で31文字です。

※2 接続するネットワーク形態にかかわらず、1台は必ず「アクセスポイント」

モードに設定します。本製品を複数台使用してLAN間接続したり、リピー

ターとして使用する場合は、2台目以降の通信モードを変更します。詳し

くは、「本製品の通信モードについて」(P.27)を参照してください。

※3「ESSIDを変更する」(P.32)の「新しいESSID」欄に記入したESSID

を入力します。画面では、例として「corega-new」と入力しています。

ここで変更したESSIDと同じ値を、本製品に無線で接続するすべてのパソ

コン(無線LANアダプター)にも設定します。

※4 1~14の間の任意の値で設定してください。本製品の電波が届く範囲に、

他のアクセスポイントがある場合は、混信の恐れがあるので、5チャンネ

ル以上離れたチャンネルを設定してください。

ここで設定した「ESSID」、「チャンネル」、「転送レート」の値は、本製品

と無線接続する無線LAN機器(パソコン(無線LANアダプター)、他の

WLAP-11 V2など)にも同じ値を設定してください。

⑦[適用]をクリックします。

①「ワイヤレス基本設定」をクリックします。

②本製品に任意の名前を付けます。※1

③「アクセスポイント」モードを選択します。※2

④新しいESSIDを入力します。※3

⑤本製品が使用するチャンネルを選択します。※4

⑥本製品と無線で通信するときの転送レートを選択します。

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2 左側のメニューから「システム設定」-「再起動」-[再起動実行]をクリックし

ます。

3 「再起動します。よろしいですか?」と表示されたら[OK]をクリックします。

4 「再起動中は電源を切らないようご注意ください。」と表示されたら[OK]をク

リックします。

しばらくして再起動されると「ログイン」画面が表示されます。

5 「ログイン」画面が表示されたら[キャンセル]をクリックします。

6 ウィンドウを閉じる旨のメッセージが表示されたら[はい]をクリックします。

7 本製品とパソコンの電源を正しく切ります。

8 本製品とパソコンを接続しているLANケーブルを取り外します。

以上で本製品の設定は完了です。

本製品の設定が完了したあとは、設定用に使用したパソコンのネットワー

ク設定を接続するネットワーク環境に合わせて元通りに戻してください。

次に本製品の接続形態に応じて以下の設定を行います。

・本製品を1台のみ使用する場合で、「本製品を設置する前の確認事項」「本製品の

TCP/IP設定について」(P.26)の調査の結果LAN内に本製品と同じIPアドレス

を持つ機器が存在した場合は、「本製品のIPアドレスを設定する」(P.37)へ進み

ます。IP アドレスを変更する必要がない場合は、「無線LAN に接続できたら」

(P.39)に進みます。

・本製品を複数台使用する場合は、「本製品の通信モードについて」(P.27)で構成

を確認し、「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参照してください。

①「システム設定」をクリックします。

②「再起動」をクリックします。

③[再起動実行]をクリックします。

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2

■本製品の IPアドレスを設定する本製品を複数台使用したLANを構築する場合は、互いに異なるIPアドレスを本製品

に設定する必要があります。また、接続するLAN内に存在するパソコンなどのLAN

機器(本製品を含む)のIPアドレスとも重複しないように設定する必要があります。

本書では、「本製品のTCP/IP設定について」(P.26)での調査結果から、以下のよ

うな設定に変更するものとして説明します。

・ IP アドレス:192.168.1.231(1台目の本製品を含めて、既に使用され

ている I P アドレスを除く、1 9 2 . 1 6 8 . 1 . 1 ~

192.168.1.254の範囲内のアドレスのうち1つを使用)

・ サブネットマスク:255.255.255.0

・ ゲートウェイ:192.168.1.1

ここでは、家庭内LAN での一般的な例を説明します。それ以外の環境の

場合には、ネットワークの参考書等を参照してください。また、ここで使

用している設定値はあくまでも一例です。実際にはご使用のネットワーク

環境に合わせた値に設定してください。

1 画面左側のメニューから「IPアドレス」をクリックして表示される「IPアドレス

設定」画面で「固定」を選択し、以下のように設定します。

本製品のIPアドレスを変更したことにより、本製品との接続が切断されたため、

画面に「取り消されたアクション」が表示されます。

①「IPアドレス」を選択します。

②「固定」を選択します。

③「192.168.1.231」と入力します。

④「255.255.255.0」と入力します。

⑤「192.168.1.1」と入力します。

⑥[適用]をクリックします。

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2 アドレス入力欄に変更したIPアドレス値「192.168.1.231」を入力し、[移動]

をクリックします。

「ログイン」画面が表示されます。

ログイン画面が表示されれば、IPアドレスの変更は正しく行われています。

「システム設定」メニューの「ステータス」画面で本製品のIPアドレスを確認で

きます。

本製品の設定が完了したあとは、設定用に使用したパソコンのネットワー

ク設定を、接続するネットワーク環境に合わせて元に戻してください。

次に本製品の接続形態に応じて以下に進みます。

・WLAP-11 V2(本製品)を複数台使用する場合は、「本製品の通信モードについ

て」(P.27)で構成を確認し、「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参照し

て、残りのWLAP-11 V2を設定します。

・すべてのWLAP-11 V2の設定が完了したら、「無線LANに接続できたら」(P.39)

に進みます。

①192.168.1.231」と入力します。

②[移動]をクリックします。

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39

2

無線LANに接続できたら 本製品の設定が終わったら、接続するネットワーク形態に応じて本製品にルーター

やハブ、パソコンなどを接続して通信できるか確認してください。ルーターや、パソ

コン(無線LANアダプター)などの設定は、あらかじめ完了させておいてください。

設定方法については、接続する機器の取扱説明書を参照してください。

・インターネットなどに接続できるか確認する

本製品のLANポートに接続したルーターやハブを経由して、インターネット

などに接続できる環境の場合は、無線LANに接続しているパソコンからイン

ターネットに接続できるかを確認してください。

本製品とパソコンが正しく無線で接続されているにもかかわらず、うまくイ

ンターネットに接続できない場合は、本製品に接続している各機器の取扱説

明書を参照してください。

・無線接続した2つの有線LAN間で通信できるか確認する

LAN間接続で一方の有線LANに接続しているパソコンから、無線接続して

いるもう一方の有線LANに接続しているパソコンにアクセスできるかを確認

してください。

・セキュリティの設定を強化する

無線LANでは電波を使って通信を行うため、電波が届く範囲であれば、外部

から通信を傍受されたり、ネットワークへ不正侵入されたりする恐れがあり

ます。本製品には無線 LAN を安心してご利用いただくために、ESSID

(P.32)のほかにも、「WEP」「MACアドレスフィルタリング」「パスワー

ド」などのセキュリティ設定ができます。設定については、「PART4 設定

ユーティリティーを見てみよう」(P.52)を参照してください。

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40

②この章のQ&Aを確認する

<トラブルは?>

設定ユーティリティーが起動できない

設定内容が反映されない

パソコンから無線でネットワークに接続できない

本製品のパスワードを忘れてしまった

ファームウェアの更新に失敗した

パソコンのネットワーク設定を調べたい

<疑問は?>

本製品のパスワードを変更したい

本製品を再起動したい

本製品を工場出荷時の状態に戻したい

最新のファームウェアを入手してアップデートしたい

③コレガのホームページの情報を活用する

④それでも解決しなければ、サポート窓口に問い合わせてみる

①マニュアルを再確認する。管理者に確認する

PART3 トラブルや疑問があったら

本製品を使っていて「困ったな」「うまく動かない…」と思ったとき、疑問があった

ときは、この章で解決方法を探してください。

解決のステップ

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3

取扱説明書を再確認する。管理者に確認する本書以外にも通信相手の機器の取扱説明書、パソコンに添付の取扱説明書をお手元に

ご用意ください。ネットワークにつながらない原因は複雑なため、本製品の設定が正

しくても、他の設定が間違っていたり、通信相手の機器の問題で正しく動作しないこ

ともあります。

企業などでお使いの場合は、ネットワーク管理部門などに確認してください。

Q&A

■設定ユーティリティーが起動できない●本製品とパソコンは正しく接続されていますか?パソコンなど、本製品とLANケーブルで接続する機器が、正しく接続されているか

確認してください。本製品の電源が入っている状態で本製品のPower LEDとLAN

LEDが点灯していれば正しく接続されています。

●本製品のクロス切替スイッチは正しく設定されていますか?本製品をパソコンに接続する場合は、クロス切替スイッチを「PC」側にします。ハ

ブやルーターと接続する場合は「HUB」側にします。

●設定用パソコンは、正しく設定されていますか?「PART2 本製品の設定をする」「設定用パソコンの準備をしよう」(P.17)を参照

して、設定用パソコンのネットワーク設定を確認してください。

●セキュリティソフトが起動していませんか?設定用パソコンでウイルス駆除ソフト、ファイアーウォールソフトなどのセキュリ

ティソフトが稼働していると、本製品の設定に失敗することがあります。一時的にセ

キュリティソフトを停止させて本製品の設定を行い、設定作業が終了してから再度稼

働させてください。セキュリティソフトの停止、稼働の方法は、セキュリティソフト

の取扱説明書を参照してください。

●プロキシサーバーを使う設定になっていませんか?Internet Explorerでプロキシサーバーを使う設定になっていると、本製品の設定

ページが表示されません。Internet Explorerを起動し、次の手順で、プロキシサー

バーを使用しない設定にしてください。

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〈Windowsの場合〉

1 メニューから「ツール」-「インターネットオプション」をクリックします。

2 「インターネットオプション」画面で「接続」タブをクリックします。

3 [LANの設定]をクリックします。

4 「ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定」画面で「設定を自動的に検出す

る」「自動構成スクリプトを使用する」「LANにプロキシサーバーを使用する」の

チェックマークを外します。

5 「インターネットオプション」画面で[OK]をクリックします。

〈Macintoshの場合〉

1 メニューバーから「Explorer」ー「環境設定」をクリックします。

2 「Internet Explorerの初期設定」画面が表示されたら以下のように設定します。

①この項目のチェックマークを外します。

②「OK」をクリックします。

①「ネットワーク」を選択します。

②「プロキシ」を選択します。

③「Web プロキシ」のチェックマークを外します。

④「OK」をクリックします。

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3

● Internet Explorerが「オフライン作業」になっていませんか?Internet Explorerを起動した際に、タイトルバーに「オフライン作業」と表示され

ている場合は、ネットワークに対して通信が行われていないため、本製品を正常に設

定できません。メニューから「ファイル」-「オフライン作業」を選択し、チェック

マークを外してください。

■設定内容が反映されない(Mac OS Xの場合)Mac OS Xで本製品の設定を行った場合、設定内容が反映されないことがあります。

その場合には、以下の手順でInternet Explorerのキャッシュの設定を行ってくださ

い。

1 Internet Explorerを起動します。

2 メニューバーから「Explorer」―「環境設定」をクリックします。

「Internet Explorerの環境設定」が表示されたら以下のように設定します。

①「ファイル」を選択します。

②「オフライン作業」を選択し、チェックマークを外します。

①「詳細設定」をクリックします。

②「キャッシュ」欄で「常に」を選択します。

③[OK]をクリックします。

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■パソコンから無線でネットワークに接続できない

●無線を利用した家電を使用していませんか?

2.4GHzの無線を使用した家電(液晶テレビやオーディオ機器など)は無線LANで

使用される周波数に近いので、無線LANに影響を与えることがあります。

●電波状態は問題ないですか?

本製品の使用環境によっては、「通信できない」、「通信速度が遅い」などの問題が発

生します。

下記の表を参考にして使用環境を調査し、環境に問題がある場合には、本製品の設置

場所を変更する、障害物を取り除く、無線LAN 製品間の距離を短くするなどの対策

を試してください。

●パソコンに無線LANアダプターのドライバーや設定用ソフトウェアが正しくインストールされていますか?

無線LAN アダプターに添付の取扱説明書を参照して、ドライバーや設定用ソフト

ウェアが正しくインストールされているか、確認してください。

●無線LANアダプターと本製品の無線設定はあっていますか?

無線LANアダプターの取扱説明書を参照して、次の設定を確認、再設定してくださ

い。

・通信モードが「Infrastructure」になっているか・ESSID に本製品と同じ文字列が設定されているか・WEPが設定されていないか無線LANアダプター側にWEPが設定されている場合は、無線LANアダプター側の設定を解除するか、本製品にも同じWEPを設定してください。

・チャンネルの設定はあっているか

使用環境例

木の仕切り、ドア、木造2階建ての1階と2階、ガラス窓、

石の壁、レンガの壁、セメントの床や壁、コンクリートの床や壁、鉄の仕切り、ドア、ユニットバス、鉄筋2階建ての1階と2階、防火ガラス

物質の種類

木材、ガラス

石、レンガ、セメント、コンクリート、鉄

電波を通す物質

電波を通さない物質

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3

●パソコンのパワーマネジメント機能、サスペンド機能が動作していませんか?

パソコンのパワーマネージメント機能、サスペンド/レジューム機能の設定を解除し

てください。

設定方法についてはパソコンに添付の取扱説明書を参照してください。

●本製品のLANポートに接続した機器は正しく動作していますか?

本製品のLAN LEDや接続先機器のLINK LED が点灯しているか、確認してくださ

い。点灯していない場合は、本製品のLANポートに接続した機器が正しく動作して

いません。次の点を確認してください。

・接続先の機器(パソコンやハブ、ルーターなど)の電源が入っているか・LAN ケーブルが正しく接続されているか・本製品のクロス切替スイッチの設定は正しいか本製品をハブやルーターに接続する場合は「HUB」に、パソコンに接続する場合は「PC」に切り替えてください。

・LANポートに接続した機器の設定は正しいか

■本製品のパスワードを忘れてしまった本PARTの「本製品を工場出荷時の状態に戻したい〈Initスイッチを使う〉」(P.50)

を参照し、工場出荷時の状態に戻したあとで、再度パスワードを設定し直してくださ

い。パスワードの設定方法については、設定ユーティリティーの「管理者設定」画面

で表示されるヘルプを参照してください。

本製品を工場出荷時の状態に戻すと、パスワードだけでなく、今まで設定

していた情報がすべて消えてしまいますので再度設定しなおしてください。

■ファームウェアの更新に失敗した本製品を工場出荷時の状態に戻してから、再度、ファームウェアの更新を行ってくだ

さい。本製品を工場出荷時の状態に戻す方法は、本PART の「本製品を工場出荷時

の状態に戻したい〈Initスイッチを使う〉」(P.50)を参照してください。

本製品を工場出荷時の状態に戻すと、今まで設定していた情報がすべて消

えてしまいます。再設定してください。

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■パソコンのネットワーク設定を調べたいパソコンに設定されている IP アドレスやサブネットマスク、LAN アダプターの

MACアドレスを調べる場合は、次の方法で行ってください。

<Windows Me/98/95の場合>

1 [スタート]-「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

2 「名前」の欄に「winipcfg」と入力して、[OK]をクリックします。

3 パソコンで使用しているLANアダプターを選択します。

パソコンのネットワーク設定が表示されます。

ご使用のLANアダプターが表示されない場合は、パソコンやLANアダプ

ターのメーカーなどにお問い合わせください。

IPアドレスが正しく表示されない場合は、LANアダプタメーカー、またはパソ

コンのメーカーにお問い合わせください。

①ご使用のLAN アダプターを選択します。※ご使用になっている無線LANアダプターのメーカー、機種によって 表示が異なります。

④サブネットマスクが表示されます。

③IP アドレスが表示されます。

②MACアドレスが表示されます。

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3

<Windows XP/2000の場合>

1 [スタート]-「すべてのプログラム」(Windows 2000の場合は「プログラム」)

-「アクセサリ」-「コマンドプロンプト」をクリックします。

2 キーボードから「ipconfig /all」と入力して、「Enter」キーを押します。

下線の部分は、パソコンの使用環境によって表示が異なります。

3 パソコンのネットワーク設定が表示されるので確認します。

IPアドレスが正しく表示されない場合は、「ipconfig /renew」と入力して、

「Enter」キーを押します。

IP アドレスが表示されます。

MACアドレスが表示されます。

サブネットマスクが表示されます。

「ipconfig /all」と入力します。

半角スペースを入力します。

半角スペースを入力します。

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■本製品のパスワードを変更したい本製品のパスワードは、次の手順で変更できます。

画面に入力したパスワードは、セキュリティ上「●」や「*」で表示され

ます。

パスワードには、3~12文字までの半角英数字、記号が使用できます。大

文字/小文字が区別されますので注意してください。

1 設定ユーティリティーを起動し、メニューから「システム設定」をクリックし、

以下のように設定します。

2 下の画面が表示されたら、画面右下の[BACK]をクリックします。

「管理者設定」画面に戻ります。

3 画面右上の ボタンをクリックし、表示された「ログオン」画面で、設定し

たパスワードを入力します。

設定ユーティリティーが起動すればパスワードの設定は正しく行われていま

す。

[BACK]をクリックします。

②現在設定されているパスワードを入力します。※設定していない場合は、空欄のままで構いません。

③新しく設定するパスワードを入力します。

④確認のため③で入力したパスワードを再入力します。

⑤[適用]ボタンをクリックします。

①「管理者設定」をクリックします。

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3

■本製品を再起動したい本製品の再起動は、設定ユーティリティーで行います。「PART2 本製品の設定をす

る」「本製品の基本的な設定をする」(P.35)の手順2~4を参照して再起動してく

ださい。

■本製品を工場出荷時の状態に戻したい本製品を工場出荷時(初期値)の状態に戻すと現在の設定がすべて初期値になりま

す。設定内容をメモしておき、後で再設定できるようにしておいてください。

本製品を工場出荷時の設定に戻す方法は、次の2通りの方法があります。

〈設定ユーティリティーを使う〉

1 「PART2 本製品の設定をする」「本製品の設定をしよう」「設定ユーティリ

ティーを起動する」(P.34)の手順1~3を参照して、設定ユーティリティーを

起動します。

2 左側のメニューから「システム設定」-「初期化」-[初期化実行]をクリックします。

3 「初期化を実行します。よろしいですか?」と表示されたら[OK]をクリックします。

4 「初期化実行中は電源を切らないようご注意ください。」というメッセージが表

示されたら[OK]をクリックします。

しばらくして初期化処理が完了すると「ログイン」画面が表示されます。

これで工場出荷時の状態に戻りました。

③[初期化実行]をクリックします。

①「システム設定」をクリックします。

②「初期化」をクリックします。

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〈Initスイッチを使う〉Initスイッチ(P.15)が押せる、先が固くて細いもの(ボールペンなど)を用意し

てください。

1 本製品の電源が入っている状態で、本製品のInitスイッチをボールペンの先な

どで5~10秒押します。

2 Initスイッチからボールペンなどを離します。

本製品のLAN LEDやWLAN LED(P.14)が点灯、点滅していた場合は、一時

的に消灯します。

これで工場出荷時の状態に戻りました。

■最新のファームウェアを入手してアップデートしたい最新のファームウェアはコレガのホームページからダウンロードできます。

ここではCドライブの「corega」フォルダにファームウェア(firm.img)を保存し

た場合を例に説明します。

ファームウェアの更新に失敗した場合、本製品を工場出荷時の状態に戻す必要があります。工場出荷時の状態に戻すと本製品の設定がすべて失われますので、更新する前に本製品の設定内容をメモしておいてください。

1 「PART2 本製品の設定をする」「本製品の設定をしよう」「設定ユーティリ

ティーを起動する」(P.34)の手順1~3を参照し、設定ユーティリティーを起

動します。

2 左側のメニューから「システム設定」-「ファームウェア更新」-[参照]をクリッ

クします。

①「システム設定」をクリックします。

②「ファームウェア更新」をクリックします。

③[参照]をクリックします。

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3

3 「corega」フォルダ内の「firm.img」を選択し、[開く]をクリックします。

4 「ファームウェア更新」画面の入力欄で「firm.img」の表示を確認し、[適用]をク

リックします。

5 「ファームウェアを更新します。よろしいですか」と表示されたら[OK]をク

リックします。

6 「処理が完全に終了するまで、操作を行わないでください。」と表示されたら、

[OK]をクリックします。

しばらくして更新処理が終了すると「Upgrade Firmware Successfully」と

いうメッセージが表示されます。

7 画面右上の をクリックします。

「ログイン」画面が表示されます。

 

これでファームウェアの更新処理は完了です。

①「firm.img」を選択します。

②[開く]をクッリクします。

②[適用]をクッリクします。

①「firm.img」の表示を確認します。

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PART4  設定ユーティリティーを見てみよう

設定ユーティリティーを起動するには本製品の設定ユーティリティーは Internet Explorerから起動します。「PART2 

本製品を設定する」「設定ユーティリティーを起動する」(P.34)の手順1~3まで

の操作で、設定ユーティリティーを起動できます。

設定ユーティリティーの各設定項目について設定ユーティリティーでは、以下の設定ができます。

ステータス(P.54)

管理者設定

ファームウェア更新

初期化

再起動

メニュー項目 設定内容

本製品の現在のIPアドレス、サブネットマスク、デフィルトゲートウェイ、MACアドレス、ファームウェアバージョンが表示されます。

本製品のログイン時のパスワードを設定できます。設定方法については「PART3 トラブルや疑問があったら」「本製品のパスワードを変更したい」(P.48)を参照してください。その他、設定した時間内に設定ユーティリティーが操作されなかった場合に自動でログアウトする「無通信タイマー」の設定(1~99)ができます。

本製品のファームウェアを更新します。更新方法については「PART3 トラブルや疑問があったら」「最新のファームウェアを入手してアップデートしたい」(P.50)を参照してください。

本製品を工場出荷時の状態に戻します。操作方法については「PART3 トラブルや疑問があったら」「本製品を工場出荷時の状態に戻したい」(P.49)を参照してください。

本製品を再起動できます。操作方法については「PART3 トラブルや疑問があったら」「本製品を再起動したい」(P.49)を参照してください。

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4

各設定項目については、設定ユーティリティーのヘルプも参照してみてく

ださい。

IPアドレス(P.55)

ワイヤレス基本設定

フィルタリング設定(P.57)

セキュリティ(P.60)

高度な設定(P.58)

メニュー項目 設定内容

本製品のIPアドレス、サブネットマスク、デフィルトゲートウェイを設定できます。

本製品のESSID、通信モードなど、無線で通信するための基本的な設定ができます。設定方法については「PART2 本製品の設定をしよう」「本製品の基本的な設定をする」(P.35)を参照してください。ESSID、通信モードについては、「PART2 本製品の設定をする」「本製品を設定する前の確認事項」(P.26)でも説明しています。

本製品に無線接続させる無線LAN機器(無線LANアダプターなど)のMACアドレスを登録できます。本機能を有効にすると未登録の無線LAN機器からの無線接続を拒否できます。

ESSIDを空白、またはANYに設定した無線LAN機器からの接続拒否設定、通信の暗号化(WEP)、暗号化の認証方式の設定ができます。

プリアンブルの長さ、ビーコンの送信間隔、RTSしきい値、パケット分割しきい値など、本製品の高度な設定ができます。

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■ステータス本製品のTCP/IP設定、MACアドレス、ファームウェアのバージョンが確認できま

す。

1 画面左側のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックします。

2 表示されたメニューから「ステータス」をクリックします。

①②③

④⑤

① IPアドレス

②サブネットマスク

③デフォルトゲートウェイ

④ファームウェアバージョン

⑤MACアドレス

項目名 説明

本製品に設定されている IPアドレスが表示されます。IPアドレスは、「ワイヤレス設定」の「IPアドレス設定」画面で設定します(P.55)。

本製品に設定したサブネットマスクが表示されます。

本製品に設定したデフォルトゲートウェイアドレスが表示されます。デフォルトゲートウェイアドレスは、「ワイヤレス設定」の「IPアドレス設定」画面で設定します(P.55)。

本製品のファームウェアバージョンが表示されます。

本製品のMACアドレスが表示されます。

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4

■ IPアドレス設定本製品の IPアドレスやサブネットマスクなどの設定を行います。

1 画面左端のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックします。

2 表示されたメニューから「IPアドレス」をクリックします。

「IPアドレス」画面が表示されたら、以下の設定を行います。

①②③④⑤

①DHCP - LAN内のDHCPサーバー(ルーターなど)から本製品のIPアドレスが自動で割り当てられます。

※工場出荷時は「固定」に設定されています。

②固定 - 手動で固定 IPアドレスを設定します。IPアドレス欄に直接 IPアドレスを入力してください。

※「固定」で設定した方が、設定や運用が簡単です。通常はこちらを選択してください。

項目名 入力例 説明

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①で「固定」を選択した場合に、本製品の IPアドレスを入力します。※①で「DHCP」を選択した場合は、IPアドレス欄への入力は無効になります。

※工場出荷時は、「192.168.1.230」に設定されています。

使用しているネットワークのサブネットマスクを選択してください。※工場出荷時は「255.255.255.0」に設定されています。

使用しているネットワークのデフォルトゲートウェイアドレスを設定します。通常は、他のネットワークとの接続に使用しているルーターのLAN側IPアドレスとなります。※同一LAN内のパソコンからだけ本製品を使用する場合は、変更する必要はありません。※工場出荷時は「0.0.0.0」(無効)に設定されています。

項目名 入力例 説明

③ IPアドレス

④サブネットマスク

⑤ゲートウェイアドレス

192.168.1.230

255.255.255.0

0.0.0.0

3 設定が完了したら[適用]をクリックします。

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■フィルタリング設定本製品に接続するパソコンを無線LANアダプターのMACアドレスによって制限し

ます。

1 画面左側のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックします。

2 表示されたメニューから「フィルタリング設定」をクリックし、以下のように設

定します。

登録したいMACアドレスの分だけ①から③の操作を繰り返してください。

・ MACアドレスリストに何も登録しないで「MACアドレスフィルタリン

グ」にチェックマークを付けると、すべての無線LAN機器が本製品と無

線接続できなくなります。

・ 登録できるMACアドレスは、50台までです。

・ 削除したいMACアドレスがある場合は、該当するMACアドレスが表示

されている欄の右側にある[削除]をクリックしてください。

・ MACアドレスは、半角文字で入力してください。また、ハイフンは入力

しないでください。

・ フィルタリング設定は、「アクセスポイント」モードの場合のみ有効です。

・ 無線LANアダプターのMACアドレスは、無線LANアダプターのマニュ

アルや「PART3 トラブルや疑問があったら」「パソコンのネットワーク

設定を調べたい」(P.46)を参照して確認してください。

・ 一時的にフィルタリング設定を無効にしたい場合は、「MACアドレス

フィルタリング」の右側にあるチェックマークを外し、[適用]をクリッ

クします。

①「MACアドレスフィルタリング」にチェックマークを付けます

②接続させるMAC アドレスを入力します。

③[追加]をクリックします。

すべての登録が済んだら[適用]をクリックします。

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■高度な設定本製品のより高度な設定を行います。

各設定項目について十分に理解しており、かつ変更の必要がある場合にだ

け、変更を行ってください。不用意に変更を行うと、通信ができなくなる

場合があります。

1 画面左側のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックします。

2 表示されたメニューから「高度な設定」をクリックします。

表示された「高度な設定」画面で、必要に応じて以下の設定を行ってください。

①②③④

すべての設定が完了したら[適用]をクリックします。

通信時のプリアンブルタイプを設定します。プリアンブルとは、ネットワーク通信で送受信のタイミングを計るためのデータのことです。Long:パケット毎に同じ量の情報を

送るので、安定性があります。Short:プリアンブルを短く処理する

ので、安定性は下がりますが、通信速度は上がります。

※無線LANアダプター側がこの処理に対応している必要があります。※工場出荷時は「Long」に設定されています。

項目名 入力例 説明

①プリアンブルタイプ

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4

アクセスポイントが常に発信している、アクセスポイント情報の入ったショートパケット(ビーコン)の送信間隔を設定します。※工場出荷時は「100」に設定されています。通常は変更する必要はありません。

有線LANから受信したパケットを無線LAN側に転送する際にRTS(送信要求)パケットが送信されるしきい値を設定します。ここで設定した値を超えるパケットを送信する場合にRTS(送信要求)パケットが送られます。※工場出荷時は「2432」に設定されています。通常は変更する必要はありません。

有線LANから受信したパケットを無線LAN側に転送する際に分割するときのしきい値を設定します。ここで設定した値を超えるパケットが分割されます。※パケット長は、偶数で指定してください。※工場出荷時は「2346」に設定されています。通常は変更する必要はありません。

項目名 入力例 説明

②ビーコン間隔

③RTS しきい値

④パケット分割 のしきい値

100

2432

2346

3 設定が完了したら[適用]をクリックします。

4 画面左側のメニューから「システム設定」-「再起動」をクリックして「再起動実

行」をクリックします。

しばらくして再起動させると「ログイン」画面が表示されます。

本製品の再起動後に設定が有効になります。

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■セキュリティWEPの設定、ステルスAPの設定を行います。

無線LANでは電波を使って通信を行うため、電波が届く範囲であれば、通

信内容を傍受されたり、不正侵入されたりする恐れがあります。このよう

なことがないようにセキュリティの設定を行うことをおすすめします。

●本製品のESSIDを隠す(「ステルスAP」を有効にする)

「ステルスAP」を有効にすると、無線LANアダプターを持つパソコンから本製品の

ESSIDを検索されないようにできます。またESSIDを「ANY」や空白にしている

パソコン(無線LANアダプター)からのアクセスを拒否することができます。

●通信内容を暗号化する(WEPを設定する)

WEP キーは、通信内容(データ)を保護するための暗号です。WEP によって通信

内容を暗号化すると、仮に通信データを傍受された場合でも、通信内容の復元を容易

に行うことができなくなります。本製品は、「64 bit WEP」と「128 bit WEP」

の両方式に対応しています。

・64 bit WEP:16 進数で10 桁の暗号キーを利用可能・128 bit WEP: 16 進数で26 桁の暗号キーを利用可能

より長くて複雑な暗号キーを設定することができる「128 Bit WEP」を利用する

方が安全性が高くなります。また、定期的に暗号キーを変更することで、より安全性

が高まります。

・工場出荷時は、WEP は設定されていません。

・本製品にWEPを設定した場合、本製品に無線接続するすべてのパソコン

の無線LANアダプターに、本製品に設定したのと同じ暗号キーを設定す

る必要があります。

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4

1 画面左側のメニューから「ワイヤレス設定」をクリックします。

2 表示されたメニューから「セキュリティ」をクリックし、以下のように設定しま

す。

入力したWEPキーは、セキュリティ上画面には「●」や「*」で表示され

ます。

①必要に応じて「ステルスAP」にチェックマークを付けます。

②WEPの種類を選択します。「64bit」または「128bit」のどちらかを選択しま

す。

③手順④で設定するWEPキーのうち、実際に使用するキーを選択します。

④入力欄にWEPキー(暗号キー)を入力します。

・WEPキーは、16進数(0~9、A~Fの半角文字)で入力してく

ださい。手順②で「64bit」を選択した場合は10桁の値、「128bit」

を選択した場合は26桁の値を入力します。

・空白は「0」を入力したことになります。

・WEPキーは、本製品に無線接続するすべてのパソコン(無線LAN

アダプター)で同じ値を入力してください。異なったWEPキーで

は通信できません。

⑤暗号化の認証方式を選択します。通常は工場出荷時の「Auto」のままで問題

ありません。

①必要に応じてチェックマークを付けます。

②WEPの種類を選択します。

③実際に使用するキーを選択します。

設定が完了したら[適用]をクリックします。

④WEPキーを入力します。

⑤暗号化の認証方式を選択します。

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3 WEPの設定が終了したら[適用]をクリックします。

4 画面左側のメニューから「システム設定」-「再起動」をクリックし、「再起動実

行」をクリックして本製品を再起動します。

しばらくして再起動されると「ログイン」画面が表示されます。

本製品の再起動後に設定が有効になります。

5 本製品を接続したネットワークに無線接続させたいすべてのパソコン(無線

LANアダプター)に、本製品に設定したのと同じWEPを設定します。

本製品にWEPを設定すると、同じWEPキーを設定しないかぎり本製品と

無線接続ができなくなります。本製品を接続したネットワークに接続する

ためには、無線接続させたいパソコン(無線LAN アダプター)に同じWEP

キーを設定してください。

パソコン(無線LANアダプター)のWEPの設定方法については、無線LAN アダ

プターの取扱説明書を参照してください。

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付録

付録

製品名

corega WLAP-11 V2

無線LAN

サポート規格 (国際規格)IEEE 802.11 、IEEE 802.11b

(国内規格)ARIB STD-T66、RCR STD-33

周波数帯域 2.4~2.497GHz

チャンネル数 14(1~14ch)

伝送方式 DS-SS 方式(直接拡散型スペクトラム拡散方式)

伝送速度 11/5.5/2/1 Mbps(自動切り替え)

セキュリティ WEP(64/128bit)、ESSID

通信モード アクセスポイント、LAN間接続、リピーター

ローミング IEEE 802.11 準拠

有線LAN

100BASE-TX/10BASE-T(RJ-45)×1ポート

(スイッチでMDI/MDI-Xが切り替え可能)

サポート規格 IEEE802.3(10BASE-T)

IEEE802.3u(100BASE-TX)

IEEE802.3x(Flow control)

パフォーマンス

MACアドレス 50(無線LANインターフェース)

エントリー数 ※「アクセスポイント」モード使用時のみ

バッファ容量 2KByte

製品仕様

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電源

ACアダプター(AC100V 50/60Hz)

消費電力 4.0W

環境条件

保管時温度 -20~60℃

保管時湿度 95%以下(結露なきこと)

動作時温度 0~40 ℃

動作時湿度 90%以下(結露なきこと)

外形寸法(縦置きスタンドを含まず)

95(W)×95(D)×24(H)mm

重量(ACアダプター、縦置きスタンドを含まず)

101g

取得承認

EMI規格VCCI クラスB 、技術基準適合認定

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付録

工場出荷時の設定本製品は工場出荷時に以下の設定となっています。

MAC アドレスについて本製品のMACアドレスは、本体裏面のラベルに記入されています。MACアドレス

は本製品の内部に書き込まれているため、ユーザーが変更することはできません。

「PART1 まず準備が必要」「各部の名称と機能を覚えよう」「本体裏面」(P.16)を

参照して、MACアドレスを確認してください。

システム設定

管理者設定

パスワード (設定なし)

無通信タイマー 10分

ワイヤレス設定

IPアドレス

IPアドレス 192.168.1.230

サブネットマスク 255.255.255.0

デフォルトゲートウェイ (設定なし)

ワイヤレス基本設定

通信モード アクセスポイント

ESSID corega

チャンネル 6ch

転送レート 11Mbps

プリアンブルタイプ Long

ステルスAP Disabled

セキュリティ

WEPタイプ Disabled

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おことわり・本書は、株式会社コレガが作成したもので、全ての権利を弊社が保有しています。

弊社に無断で本書の一部または全部をコピーすることを禁じます。

・予告なく本書の一部または全体を修正、変更することがありますがご了承くださ

い。

・改良のため製品の仕様を予告なく変更することがありますがご了承ください。

・本製品の内容またはその仕様により発生した損害については、いかなる責任も負

いかねますのでご了承ください。

©2003 株式会社コレガ

corega は、株式会社コレガの登録商標です。Windowsは、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録

商標または商標です。

Apple、Appleロゴ、AppleTalk、Mac、Macintoshは米国またはその他の国で登

録された米国アップルコンピュータ社の商標です。

その他、この文書に掲載している会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録

商標です。

2003 年7 月 Rev.A 初版

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作業の流れ本書では、本製品を使って無線LANに接続できるようになるまでの作業をPARTに分けて説明しています。各PARTでの作業は次のとおりです。順番に読んで、作業を進めてください。

まず準備が必要

① 添付品の確認をします。② 本製品を設定できるパソコンの条件や、本製品に取り付けられる機器、通信相手の機器の設定などを確認してください。

③ 各部の名称と機能を確認します。

本製品の設定をする

① 本製品を設定する設定用パソコンのネットワーク設定を行います。使用するOSに対応した箇所を読んでください。

② 本製品の通信モードや、TCP/IP設定、ESSIDなど本製品設定時のポイントについて確認します。

③ 本製品と設定用パソコンを接続して、本製品の設定を行います。

トラブルや疑問があったら

PART2までの作業で、無線LANへの接続ができなかった場合

や、本製品の操作でわからないことがあった場合には、この

PARTを読んで解決方法を探してください。

設定ユーティリティーを見てみよう

本製品は、内蔵の設定ユーティリティーによって詳細な設定がで

きます。このPARTでは設定ユーティリティーの各設定項目に

ついて説明しています。

付録

製品仕様、保証と修理に関する説明があります。

PART1

付 録

保証と修理について■保証について

製品保証書裏面に記載されている「製品保証規定」を必ずお読みになり、本

製品を正しくご使用ください。無条件で本製品を保証するということではあ

りません。正しい使用方法で使用した場合のみ、保証の対象となります。ま

た、物理的な破損等が見受けられる場合は、保証の対象外となりますので予

めご了承ください。本製品の保証期間については、保証書に記載されている

保証期間をご覧ください。

■修理について

故障と思われる現象が生じた場合は、まず取扱説明書を参照して、設定や接

続が正しく行われているかを確認してください。現象が改善されない場合は、

裏表紙に記載の必要事項をご記入の上、保証書および購入日の証明できるも

ののコピー(レシート等可)を添付し、弊社修理センター宛てに製品(添付

品一式を含む)を送付ください。製品を送付する際は、以下の点にご注意く

ださい。

・修理期間中の代替機等は弊社では用意しておりませんので、予めご了承く

ださい。

・保証書に販売店の押印がない場合は、保証期間内であっても有償修理にな

る場合があります。

・製品購入日の証明ができない場合、無償修理の対象となりませんのでご注

意ください。

・弊社修理センターへ製品を送付する際の送付料金につきましては、お客様

のご負担とさせていただきます。尚、運送中の故障や事故に関しては、弊

社はいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。

・宅配便などの送付状の控えが残る方法で送付願います。普通郵便による送

付は固くお断りいたします。

・修理期間は、製品到着後、約10 日程度(弊社営業日数)を予定しており

ます。

PART4

PART3

PART2

33corega-WLAP11_V2-H-M1.pm6 03.7.23, 6:56 PMPage 2 Adobe PageMaker 6.0J/PPC

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PN J613 -M7402-00 Rev.A

PART1まず準備が必要

PART2本製品の設定をする

PART3トラブルや疑問があったら

PART4設定ユーティリティーを見てみよう

1

2

3

4

無線LANアクセスポイントWLAP-11 V2

取扱説明書

付録 付録

本書の「安全にお使いいただくために 必ずお守りください」(P.1)を必ずお読みになり、正しく取り付け・操作を行ってください。

製品に関するご質問は・・・

製品に関するご質問は、電話、FAX、メールで受け付けております。お客様のご都合に合わせて、お問い合わせください。なお、お問い合わせの際には、下記の必要事項をお知らせください。

■電話、FAXでのお問い合わせ先corega サポートセンターTEL.045-476-6268FAX.045-476-6294

<受付時間>10:00~12:00、13:00~18:00 月~金(祝・祭日を除く)

■メールでのお問い合わせ先弊社ホームページからお問い合わせいただけます。メールの送信方法など詳しくは、ホームページの「よくあるお問い合わせ」を

ご確認ください。

~弊社ホームページのご案内~

弊社ホームページでは、各種商品の最新の情報、最新ファームウェア、よくあるお問い合わせなどを提供しています。本製品を最適にご利用いただくために、定期的にご覧いただくことをお勧めします。

http://www.corega.co.jp/

■修理品受付け先〒222-0033 横浜市港北区新横浜1-19-20

corega 修理センター(詳しくは、「保証と修理について」(このページの裏)を参照してください)

■お問い合わせ修理依頼に関する必要事項あらかじめ下記の必要事項を控えておいてください。

・製品名・シリアル番号(S/N)、リビジョンコード(Rev.)・お名前、フリガナ・連絡先電話番号、FAX番号・購入店・購入日付・お問い合わせ内容(できる限り詳しくお知らせください)

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