Windows 10 io t core上でのraspberry pi 2 開発について

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Windows 10 IoT Core 上での Raspberry Pi 2 開発について

仲根かなはるちゃん

仲根かなはるちゃん• 17 歳 *2

• 男の娘

• 言語– C++– C, Java, C#, PHP

• 趣味– コスプレ 170 着強– 音ゲー beatmania IIDX, Dance Evolution Arcade

• 最近ニコ生やっていません!– http://com.nicovideo.jp/community/co237660

ゴール

• Raspberry Pi 2 と Windows 10 IoT Core でアプリを開発してみようと思って頂ければ幸いです。

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Raspberry Pi概要Windows 10 IoT Core概要セットアップ開発

Raspberry Pi とは• ARM を搭載したシングルボードコンピュータ

– 格安 本体と必要なものをそろえても1万円を超えない– 軽量 軽く手のひらに乗る

• イギリスのラズベリーパイ財団によって開発– 教育向けコンピュータとして開発– 累計売上 500 万台 (2015 年 2 月 18 日時点 ) [https://www.raspberrypi.org/blog/five-million-sold/]

• 対応 OS– Linux

• Raspbian Debian を Raspberry Pi 向けにカスタマイズ• Pidora Fedora を同様にカスタマイズ

– Windows• Windows 10 IoT Core

できること• デスクトップパソコンとして利用

– Linux デスクトップ環境とその Web ブラウザなどのアプリケーションを利用することができる

• サーバーとして利用– Linux のサーバーアプリケーションを利用して、 Web サーバーなどのサービ

スを省電力で提供することができる• ものづくりに活用できる

– プログラムを開発し、 GPIO( 汎用入出力 ) や I²C デバイスを使用できるため、電子回路を作り、例えばロボットを制御することもできる

モデルRaspberry Pi 2 Raspberry Pi 1 Model A+

価格 5,400円 3,240円CPU BCM2836 900MHz 4コア BCM2835 700MHz 1コアメモリー 1GB 256MB

USBポート

4 1

電源 900mA 200mA

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Raspberry Pi概要Windows 10 IoT Core概要セットアップ開発

Windows 10 IoT Core とは• IoT デバイスで動作する Windows

– 2015 年 7 月 29 日公開– 無料

• Windows 10 IoT Editions の一部– Windows Embedded がリニューアルし、 Core の他に下記エディションがあ

る• for industry devices POS, ATM など• for mobile devices 業務用ハンディターミナルなど

• 対応デバイス– Raspberry Pi 2– MinnowBoard Max– Galileo– Arduino

できること• Universal Windows Platform(UWP) アプリの実行

– Visual Studio 2015 で開発したアプリケーションを動作させることができ、 GPIO( 汎用入出力 ) なども制御することができる。

• サーバーアプリケーションの開発・実行– IIS は今のところ提供されていないが、 UWP アプリでサーバーを開発すること

ができ、ブラウザ上から GPIO を制御することもできる。 ※ https://social.msdn.microsoft.com/Forums/en-US/ca00fc68-b2bc-403a-a78f-6e2dc6e038de

できないこと• デスクトップパソコンとしての利用

– シェル (GUI) やブラウザなどのアプリケーションは提供されないため、一般的なデスクトップパソコンとして利用することは難しい。

• 直接デバイスを設定することができない– キーボードとマウスは利用できるが、シェルが提供されていないためか直接設

定することができず、リモート接続した Power Shell か SSH から設定する。• 無線 LAN 接続 (2015 年 8 月 23 日現在 )

– Raspberry Pi2 との組み合わせで対応しているアダプタは Official Raspberry Pi WiFi dongle のみだが、国内販売されていない。技適通っていないっぽい。

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Raspberry Pi概要Windows 10 IoT Core概要セットアップ開発

必要なもの• Raspberry Pi 2

– USB 電源 2A 出力できるもの– microSD カード 8GB 以上 Class10 以上のもの– ケース 基盤むき出しのため– モニターと HDMI ケーブル– キーボードまたはマウス

• Windows 10 IoT Core– Windows 10 パソコン– MicroSD カードリーダー– Windows 10 IoT Core for Paspberry Pi 2– Visual Studio 2015

セットアップ Step 1Windows 10 IoT Core for Paspberry Pi 2 をダウンロードしてインストールhttp://ms-iot.github.io/content/en-US/GetStarted.htm

セットアップ Step 2Windows 10 IoT Core for Paspberry Pi 2 の OS イメージを SD カードに書込

セットアップ Step 3デバイスに SD カードを入れ起動

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Raspberry Pi概要Windows 10 IoT Core概要セットアップ開発

Hello World!• Universal Windows Platform アプリ

– 単純にテキストボックスとボタンで、ボタンをクリックすると、テキストボックスに Hello World! が設定される

LED を点灯させる• GPIO( 汎用入出力 ) を初期化し、画面上のボタンをクリックすると LED

がついたり消えたりする

温度センサーを使用する• I²C デバイスの温度センサー ADT7410 を使用して、気温を取得する。• 画面に温度と温度計っぽいのを表示します

最後に• Microsoft のサイトやラズパイマガジンなどにサンプルや開発情報が記載

されているので、こちらを参考に開発してみようと思って頂ければ幸いです。– https://dev.windows.com/ja-jp/iot

• あとスピーカー募集中です