VMware Horizon Client for Chrome OS Client 4.3 から、Horizon Client for Android...

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VMware Horizon Client for Chrome OS の使用 VMware Horizon Client for Chrome OS 4.3

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VMware Horizon Client for Chrome OSの使用

VMware Horizon Client for Chrome OS 4.3

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目次

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用 5

1 セットアップとインストール 7

システム要件 7リアルタイム オーディオビデオのシステム要件 8Horizon Client 向けの接続サーバの準備 8組込み RSA SecurID ソフトウェア トークンの使用 9TLS/SSL 詳細オプションの構成 10サポートされているデスクトップのオペレーティング システム 10Chrome OS 版 Horizon Client をインストールまたはアップグレードする 10VMware Blast セッションのデコードの構成 11Horizon Client デフォルトの表示の構成 11VMware によって収集される Horizon Client データ 11

2 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 15

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 15Horizon Client の証明書確認モードの設定 17サーバ ショートカットの管理 18お気に入りのリモート デスクトップまたはアプリケーションの選択 18リモート デスクトップまたはアプリケーションからの切断 19リモート デスクトップからのログオフ 19デスクトップ ショートカットとアプリケーション ショートカットの管理 20

3 Chrome OS デバイスでのリモート デスクトップまたはアプリケーションの使用 21

機能サポート一覧 21動作 23リモート デスクトップでの Unity Touch サイドバーの使用 24リモート アプリケーションでの Unity Touch サイドバーの使用 26オンスクリーン キーボードの使用 27画面解像度と外部ディスプレイの使用 27マイクロフォンでのリアルタイム オーディオビデオ機能の使用 27リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 28国際化 28

4 Horizon Client のトラブルシューティング 29

リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセット 29Horizon Client のアンインストール 30Horizon Client の応答の停止またはリモート デスクトップのフリーズ 30プロキシ使用時に接続を確立するときの問題 30

インデックス 33

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VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

本ガイド『VMware Horizon Client for Chrome OS の使用』では、データセンターでリモート デスクトップやアプリケーションに接続するために Chrome OS デバイスに VMware Horizon® Client™ for Chrome OS をインストールして使用するための情報について説明します。

このドキュメントでは、Horizon Client for Chrome OS をインストールおよび使用するためのシステム要件および手順について説明しています。

この情報は、View および VMware vSphere を使用した経験がある管理者を対象としています。View に慣れていないユーザーである場合、『View インストール ガイド』および『View 管理ガイド』のステップを追った基本手順の参照が必要な場合があります。

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セットアップとインストール 1Chrome OS クライアント向けに View のデプロイ環境をセットアップするには、特定の接続サーバ構成を使用し、Viewserver と Chrome OS クライアントのシステム要件に適合させ、Horizon Client for Chrome OS をダウンロードしてインストールします。

Horizon Client 4.3 から、Horizon Client for Android をいくつかの Chromebook モデルにインストールできるようになりました。詳細については、『VMware Horizon Client for Android の使用』を参照してください。

注意 Horizon 7 以降では、View Administrator が Horizon Administrator という名前に変更されました。本書では、View Administrator という名前は View Administrator と Horizon Administrator の両方を示しています。

この章では次のトピックについて説明します。

n システム要件 (P. 7)

n リアルタイム オーディオビデオのシステム要件 (P. 8)

n Horizon Client 向けの接続サーバの準備 (P. 8)

n 組込み RSA SecurID ソフトウェア トークンの使用 (P. 9)

n TLS/SSL 詳細オプションの構成 (P. 10)

n サポートされているデスクトップのオペレーティング システム (P. 10)

n Chrome OS 版 Horizon Client をインストールまたはアップグレードする (P. 10)

n VMware Blast セッションのデコードの構成 (P. 11)

n Horizon Client デフォルトの表示の構成 (P. 11)

n VMware によって収集される Horizon Client データ (P. 11)

システム要件

Horizon Client をインストールするデバイスは、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

デバイス モデル Chromebook

オペレーティング システム Chrome OS、Stable チャネル、ARC バージョン 41.4410.244.13 以降

CPU アーキテクチャ n ARM

n x86

接続サーバ、セキュリティ

サーバ、および View Agentまたは Horizon Agent

View 5.3.x 以降の最新メンテナンス リリース

VMware ではセキュリティ サーバの使用を推奨しています。これにより、お使いのデバイスでは VPN 接続が不要になります。

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Unity Touch 機能を View 5.3.x デスクトップで使用するには、Remote ExperienceAgent をデスクトップにインストールする必要があります。

リモート アプリケーションは、Horizon 6.0 with View およびそれ以降のサーバで使用できます。

View 用の表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

リアルタイム オーディオビデオのシステム要件リアルタイム オーディオビデオは、標準オーディオ デバイス、および Skype、WebEx、Google ハングアウトなどの一般的な会議用アプリケーションで動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、View の環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

重要 オーディオ入力機能のみがサポートされます。ビデオ機能はサポートされません。

View リモート デスクトップ デスクトップには View Agent 5.3 以降をインストールする必要があります。ViewAgent5.3 のデスクトップの場合、デスクトップには対応する Remote ExperienceAgent もインストールする必要があります。たとえば、View Agent 5.3 がインストールされている場合は、View 5.3 Feature Pack 1 の Remote Experience Agent もインストールする必要があります。View の詳細については、View Feature Pack のインストールと管理を参照してください。View Agent 6.0 以降または Horizon Agent7.0 以降がインストールされている場合、Feature Pack は必要ありません。

RDS デスクトップとリモート アプリケーションでリアルタイム オーディオビデオを使用するには、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

クライアント アクセス デバイス

リアルタイム オーディオ ビデオは、Horizon Client for Chrome OS を実行するすべての Chromebook でサポートされます。

Horizon Client 向けの接続サーバの準備エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できるようにするには、管理者が特定のタスクを実行する必要があります。

エンド ユーザーが接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続して、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスするには、特定のプールの設定およびセキュリティの設定を構成する必要があります。

n Access Point を使用することを計画している場合、Access Point と連携するように接続サーバを構成します。Access Point をデプロイして構成する を参照してください。Access Point アプライアンスは、セキュリティ サーバのみがこれまで果たしてきたのと同じ役割を果たします。

n セキュリティ サーバを使用している場合は、接続サーバ 5.3.x の最新メンテナンス リリースとセキュリティ サーバ5.3.x 以降のリリースを使用していることを確認します。詳細については、『View のインストール』を参照してください。

n クライアント デバイスに安全なトンネル接続を使用し、その安全な接続を接続サーバまたはセキュリティ サーバのDNS ホスト名を使用して構成する場合には、クライアント デバイスがこの DNS 名を解決できることを確認します。

安全なトンネルを有効または無効にするには、View Administrator で [View 接続サーバ設定の編集] ダイアログボックスに移動して、[デスクトップへの安全なトンネル接続を使用する] チェックボックスを使用します。

n デスクトップまたはアプリケーション プールが作成済みであること、および使用する予定のユーザー アカウントにプールへのアクセス権が付与されていることを確認します。

接続サーバ 5.3.x の場合は、『View 管理』のデスクトップ プールの作成についてのトピックを参照してください。接続サーバ 6.0 以降の場合は、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』のデスクトップやアプリケーション プールの作成についてのトピックを参照してください。

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n Horizon Client で、RSA SecurID または RADIUS 認証などの 2 要素認証を使用するには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

組込み RSA SecurID ソフトウェア トークンの使用RSA SecurID ソフトウェアのトークンを作成し、エンド ユーザーに配布した場合、PIN とトークン コードではなく、PINのみを入力すれば認証されます。

セットアップ要件

CTF(Compressed Token Format)またはダイナミック シード プロビジョニング(CT-KIP(Cryptographic TokenKey Initialization Protocol)とも呼ばれる)を使用して、使いやすい RSA 認証システムをセットアップできます。このシステムを使用すれば、エンド ユーザーに送信する URL を生成できます。トークンをインストールするには、エンド ユーザーはこの URL をクライアント デバイスの Horizon Client に直接貼り付けます。エンド ユーザーが接続サーバにHorizon Client で接続すると、この URL を貼り付けるダイアログ ボックスが表示されます。

ソフトウェア トークンがインストールされた後、エンド ユーザーは PIN を入力して認証を行います。外部 RSA トークンの場合は、エンド ユーザーは PIN とハードウェアまたはソフトウェア認証トークンによって生成されたトークン コードを入力する必要があります。

Horizon Client が RSA を有効にした接続サーバ インスタンスに接続しているときに、エンド ユーザーが Horizon Clientに URL をコピーして貼り付ける場合、次の URL プリフィックスがサポートされます。

n viewclient-securid://

n http://127.0.0.1/securid/

エンド ユーザーは、URL をタップすることによりトークンをインストールできます。プレフィックス viewclient-securid:// および http://127.0.0.1/securid/ がサポートされています。一部のブラウザでは、http://127.0.0.1 で始まるハイパーリンクはサポートされません。また、一部のファイル ブラウザ(ASUSTransformer Pad の File Manager アプリケーションなど)では、SDTID ファイルを Horizon Client にリンクできません。

ダイナミック シード プロビジョニングまたはファイルベース(CTF)のプロビジョニングの詳細については、http://www.rsa.com/node.aspx?id=3652 で Web ページ「iPhone デバイス用 RSA SecurID ソフトウェア トークン」または http://www.rsa.com/node.aspx?id=3832 で「Android 用 RSA SecurID ソフトウェア トークン」を参照してください。

エンド ユーザーへの指示エンド ユーザーに送る CTFString URL または CT-KIP URL を作成する場合、パスワード、またはアクティベーションコード付、またはなしで URL を生成することができます。以下の情報を記載した電子メールで、エンド ユーザーにこのURL を送信してください。

n [ソフトウェアトークンのインストール] ダイアログ ボックスに移動する手順。

接続サーバ インスタンスに接続するときに、RSA SecurID 認証情報の入力を求める Horizon Client ダイアログ ボックスの [外部トークン] をタップするよう、エンド ユーザーに指示します。

n プレーン テキストの CTFString URL または CT-KIP URL

URL に書式が設定されている場合、Horizon Client で使用すると、エラー メッセージが表示されます。

n 作成した CT-KIP URL にアクティベーション コードが含まれていない場合は、アクティベーション コード。

エンド ユーザーは、ダイアログ ボックスのテキスト フィールドにこのアクティベーション コードを入力します。

n CT-KIP URL にアクティベーション コードが含まれている場合、[ソフトウェアトークンのインストール] ダイアログボックスの [パスワードまたはアクティベーション コード] テキスト ボックスには何も入力する必要がないことをエンド ユーザーに指示してください。

第 1 章 セットアップとインストール

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TLS/SSL 詳細オプションの構成Horizon Client と Horizon サーバ間、および Horizon Client とリモート デスクトップのエージェント間の通信を暗号化するために使用するセキュリティ プロトコルと暗号化アルゴリズムを選択できます。

デフォルトで、TLSv1.0、TLSv1.1、および TLSv1.2 は有効です。SSL v2.0 と 3.0 はサポートされません。デフォルトの暗号制御文字列は、「!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES」になります。

クライアントの接続先である Horizon Server で有効になっていないセキュリティ プロトコルを Horizon Client に対して構成すると、TLS/SSL エラーが発生して接続に失敗します。

接続サーバ インスタンスで許可されているセキュリティ プロトコルの構成方法については、『View セキュリティ 』ガイドを参照してください。

手順

1 Horizon Client 画面の右上隅にある [設定](歯車)アイコンをタップし、[セキュリティ オプション] をタップします。

2 [SSL 詳細オプション] をタップします。

3 [デフォルトの設定を使用] がオフになっていることを確認します。

4 セキュリティ プロトコルを有効または無効にするには、セキュリティ プロトコル名の横にあるチェックボックスをタップします。

5 暗号制御文字列を変更する場合は、デフォルトの文字列を置き換えます。

6 (オプション) デフォルト設定に戻す必要がある場合は、[デフォルトの設定を使用] オプションをタップして選択します。

7 [OK] をタップして変更を保存します。

変更は、次回、サーバに接続したときに有効になります。

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム管理者は、ゲスト オペレーティング システムを使用して仮想マシンを作成し、そのゲスト オペレーティング システムにエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。

サポートされている Windows ゲスト OS のリストについては、『View 5.x または 6.x インストール ガイド』の「ViewAgent でサポートされるオペレーティング システム」のトピックを参照してください。『Horizon 7 インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。

Chrome OS 版 Horizon Client をインストールまたはアップグレードするChrome OS 版 Horizon Client は Chrome OS アプリケーションで、他の Chrome OS アプリケーションと同じようにインストールします。

開始する前に

Chrome OS デバイスをまだ設定していない場合は設定を行ってください。デバイスの製造メーカーのユーザー ガイドを参照してください。

手順

1 Chrome Web ストアで Chrome OS 版 Horizon Client アプリケーションを見つけます。

2 アプリケーションをダウンロードしてインストールします。

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3 インストールが成功したことを確認するには、[Chrome OS 版 Horizon Client] アプリケーションのアイコンがChrome アプリ ランチャーに表示されていることを確認します。

VMware Blast セッションのデコードの構成VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションとアプリケーション セッションのデコードを構成できます。

開始する前に

この機能には、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

手順

1 Horizon Client 画面の右上隅にある [設定](歯車)アイコンをタップし、[VMware Blast] をタップします。

2 H.264 デコードを許可する場合は [H.264] チェック ボックスを選択します。H.264 デコードを無効にする場合は [H.264] チェック ボックスを選択解除します。

エージェントが H.264 ソフトウェア エンコードをサポートしている場合、このチェック ボックスを選択すると、Horizon Client は H.264 デコードを使用します。エージェントが H.264 ソフトウェア エンコードをサポートしていない場合、Horizon Client は JPG/PNG デコードを使用します。このチェック ボックスが選択されていない場合、Horizon Client は常に JPG/PNG デコードを使用します。

変更内容は、ユーザーが次にリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続するか、VMware Blast 表示プロトコルを選択したときに有効になります。変更内容は、既存の VMware Blast セッションには影響しません。

Horizon Client デフォルトの表示の構成ユーザーは、Horizon Client の起動時に [最近使用したファイル] 画面または [サーバ] 画面のどちらを表示するかを設定できます。

手順

1 Horizon Client 画面の右上隅にある [設定](歯車)アイコンをタップし、[ディスプレイ] をタップします。

2 [起動時のデフォルトの表示] をタップします。

3 オプションをタップしてデフォルトの表示を選択します。

オプション 説明

[最近使用したファイル] Horizon Client を起動すると [最近使用したファイル] 画面が表示されます。[最近使用したファイル] 画面には、最近使用されたデスクトップやアプリケーションへのショートカットが表示されます。これはデフォルトの設定です。

[サーバ] Horizon Client を起動すると [サーバ] 画面が表示されます。[サーバ] 画面には、Horizon Client に追加したサーバへのショートカットが表示されます。

デフォルトの表示の選択は、ただちに反映されます。

VMware によって収集される Horizon Client データ所属する企業がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、VMware は Horizon Client の特定フィールドのデータを収集します。機密情報が含まれるフィールドは、匿名扱いとなります。

VMware は、クライアント上で情報を収集し、ハードウェアとソフトウェアの互換性を優先度付けします。社内の管理者がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を決めた場合、VMware はお客様のご要望に対する VMware の対応を改善する目的で、現在ご使用の配置に関する匿名データを収集します。企業が特定できるような情報は収集されま

せん。Horizon Client の情報は最初に接続サーバに送信されてから、接続サーバ インスタンス、デスクトップ プール、およびリモート デスクトップのデータと共に VMware に送信されます。

第 1 章 セットアップとインストール

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接続サーバをインストールする管理者は、接続サーバ インストール ウィザードの実行時に VMware カスタマー エクスペリエンス改善プログラムに参加するかどうかを選択できます。管理者はインストール後に View Administrator でオプションを設定できます。

表 1‑1. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ

説明

このフィールド

は匿名になりま

すか? 値の例

Horizon Client アプリケーションを開発する企業

いいえ VMware

製品名 いいえ VMware Horizon Client

クライアント製品のバージョン いいえ (形式は <x.x.x-yyyyyy> で、<x.x.x> はクライアントのバージョン番号、<yyyyyy> はビルド番号です。)

クライアントのバイナリ アーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n i386n x86_64n arm

クライアントのビルド名 いいえ 以下に例を挙げます。

n VMware-Horizon-Client-Win32-Windowsn VMware-Horizon-Client-Linuxn VMware-Horizon-Client-iOSn VMware-Horizon-Client-Macn VMware-Horizon-Client-Androidn VMware-Horizon-Client-WinStore

ホスト OS いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 8.1n Windows 7、64 ビット Service Pack 1 (Build 7601)n iPhone OS 5.1.1 (9B206)n Ubuntu 12.04.4 LTSn Mac OS X 10.8.5 (12F45)

ホスト OS のカーネル いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 6.1.7601 SP1n Darwin Kernel バージョン 11.0.0:Sun Apr 8 21:52:26 PDT

2012;root:xnu-1878.11.10~1/RELEASE_ARM_S5L8945Xn Darwin 11.4.2n Linux 2.6.32-44-generic #98-Ubuntu SMP Mon Sep 24

17:27:10 UTC 2012n 不明(Windows ストア版)

ホスト OS のアーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n x86_64n i386n armv71n ARM

ホスト システムのモデル いいえ 以下に例を挙げます。

n Dell Inc. OptiPlex 960n iPad3,3n MacBookPro8,2n Dell Inc. Precision WorkStation T3400 (A04 03/21/2008)

ホスト システムの CPU いいえ 以下に例を挙げます。

n Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GHn Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GHn 不明 (iPad)

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表 1‑1. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ (続き)

説明

このフィールド

は匿名になりま

すか? 値の例

ホスト システムのプロセッサのコア数 いいえ 例: 4

ホスト システムのメモリ容量(MB) いいえ 以下に例を挙げます。

n 4096n 不明(Windows ストア版)

接続された USB デバイスの数 いいえ 2(USB デバイスのリダイレクトは Linux、Windows および Macクライアントでのみサポートされています。)

同時並行する USB デバイスの最大接続数 いいえ 2

USB デバイス ベンダー ID いいえ 以下に例を挙げます。

n Kingstonn NECn Nokian Wacom

USB デバイス製品 ID いいえ 以下に例を挙げます。

n DataTravelern ゲームパッド

n ストレージ ドライブn 無線マウス

USB デバイス ファミリ いいえ 以下に例を挙げます。

n セキュリティ

n ヒューマン インターフェイス デバイスn イメージング

USB デバイス使用数 いいえ (デバイスが共有された回数)

第 1 章 セットアップとインストール

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リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 2

Horizon Client を使用してサーバに接続し、接続するサーバのリストを編集し、リモート デスクトップにログインするか、リモートデスクトップからログオフし、リモート アプリケーションを使用します。トラブルシューティングを目的として、リモート デスクトップおよびアプリケーションをリセットすることもできます。

管理者によるリモート デスクトップのポリシーの構成方法によっては、エンド ユーザーはデスクトップで多くの操作を実行できるようになります。

この章では次のトピックについて説明します。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 (P. 15)

n Horizon Client の証明書確認モードの設定 (P. 17)

n サーバ ショートカットの管理 (P. 18)

n お気に入りのリモート デスクトップまたはアプリケーションの選択 (P. 18)

n リモート デスクトップまたはアプリケーションからの切断 (P. 19)

n リモート デスクトップからのログオフ (P. 19)

n デスクトップ ショートカットとアプリケーション ショートカットの管理 (P. 20)

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続するには、サーバ名を指定し、ユーザー アカウントの認証情報を入力する必要があります。

開始する前に

n Active Directory ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコードなどのログインに使用する認証情報を取得します。

n 管理タスクの実行については、「Horizon Client 向けの接続サーバの準備 (P. 8)」で説明しています。

n 社内ネットワークの外部から接続し、リモート デスクトップへのアクセスにセキュリティ サーバを使用していない場合、使用しているクライアント デバイスが VPN 接続を使用するように設定されていることを確認し、この接続をオンにします。

重要 VMware では、VPN よりもセキュリティ サーバの使用を推奨しています。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN) があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされません。ポート番号が 443 ではない場合は、ポート番号も必要です。

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n 組み込み RSA SecurID ソフトウェアを使用する予定がある場合、適切な CT-KIP URL およびアクティベーションコードを持っていることを確認してください。「組込み RSA SecurID ソフトウェア トークンの使用 (P. 9)」を参照してください。

n View 接続サーバによって示された SSL 証明書に対して証明書確認モードを構成します。「Horizon Client の証明書確認モードの設定 (P. 17)」を参照してください。

手順

1 Chrome OS デバイスで、タスクバーの [Chrome アプリ ランチャー] アイコンをタップして、[Chrome OS 版Horizon Client] アプリケーションをタップします。

Horizon Client ウィンドウが開きます。

2 サーバに接続します。

オプション アクション

新規サーバに接続 サーバの名前を入力し、説明(オプション)を入力してから、[接続] をタップします。たとえば、view.company.com のように入力します。

SSL 接続のデフォルト ポートは 443 です。サーバがデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、以下の例にある形式を使用します。

view.company.com:1443。

既存サーバに接続 [サーバ] タブのサーバ ショートカットをタップします。 Horizon Client と View server との接続には常に SSL が使用されます。

3 RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求めるダイアログが表示されたら、認証情報を入力するか、組込み RSA SecurID トークンを使用する予定の場合は、組込みトークンをインストールします。

オプション アクション

既存のトークン スマート フォンでハードウェア認証トークンまたはソフトウェア認証トークンを使用している場合、ユーザー名とパスコードを入力します。パスコードには、PIN とトークンで生成された番号が含まれる場合があります。

ソフトウェア トークンのインストール [外部トークン] をクリックします。[ソフトウェア トークンのインストール] ダイアログ ボックスに管理者から電子メールで送信された CT-KIP URL または CTFString URLを貼り付けてください。URL にアクティベーション コードが含まれている場合、[パスワードとアクティベーション コード] テキスト ボックスには何も入力する必要がありません。

4 再度、RSA SecurID 認証情報または RADIUS 認証情報を入力するダイアログが表示されたら、トークンで次に生成された番号を入力します。

PIN および、過去に生成され、入力したものと同じ番号は入力しないでください。必要に応じて、新しい番号が生成されるのを待ちます。

この手順は、最初のパスコードの入力をミスした、または RSA サーバの設定が変更された時にのみ、必要になります。

5 ログイン ダイアログ ボックスでユーザー名とパスワードを入力し、ドメインを選択し、[接続] をタップします。

6 (オプション) 画面の右上隅にある表示プロトコル設定アイコンをタップして、使用する表示プロトコルを選択します。

[VMware Blast] プロトコルを使用するとバッテリ寿命が向上するため、ハイエンド 3D のユーザーやモバイル デバイスのユーザーに最適なプロトコルです。デフォルトの表示プロトコルは [PCoIP] です。

7 リモート デスクトップまたはアプリケーション アイコンをタップし、接続します。

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの初回接続後、デスクトップまたはアプリケーションのショートカットが [最近使用したファイル] タブに保存されます。次回、リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続するときは、このショートカットをタップできます。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

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Horizon Client がリモート デスクトップに接続できない場合は、次のタスクを実行します。

n 接続サーバを SSL を使用しないように構成するかどうかを決定します。Horizon Client では SSL 接続が必要です。View Administrator のグローバル設定で、[クライアント接続に SSL を使用する]チェック ボックスがオフになっていないかどうかを確認します。このチェックボックスが選択されていない場合、チェックボックスを選択して SSL を使用する必要があります。または、HTTPS が有効なロード バランサや接続サーバ への HTTP 接続を作成するように構成されている他の中間デバイスにクライアントが接続できるように環境をセットアップする必要があります。

n 接続サーバ用のセキュリティ証明書が正常に動作していることを確認します。正常に動作していない場合は、ViewAdministrator で、デスクトップのエージェントが接続不能になる場合もあります。

n 接続サーバ インスタンスで設定されているタグがこのユーザーからの接続を許可していることを確認します。『View管理』ドキュメントを参照してください。

n ユーザーがデスクトップまたはアプリケーションにアクセスする資格を付与されていることを確認します。『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』ドキュメントを参照してください。

Horizon Client の証明書確認モードの設定管理者は、またときにはエンド ユーザーは、サーバの証明書チェックが失敗した場合にクライアント接続を拒否するかどうかを設定できます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。証明書検査では、次のような検査が行われます。

n 証明書の目的は、送信側の ID 検証やサーバ通信の暗号化以外にあるか。つまり、証明書のタイプは正しいか。

n 証明書は期限切れになっているか、また有効なのは未来のみか。つまり、証明書はコンピュータの時刻に応じて有効

になっているか。

n 証明書上の共通名は、それを送信するサーバのホスト名と一致しているか。ロード バランサが Horizon Client を、Horizon Client で入力したホスト名と一致しない証明書を持つサーバにリダイレクトした場合、不一致が発生する可能性があります。クライアントにホスト名ではなく IP アドレスを入力した場合でも、不一致の原因となる可能性があります。

n 不明なまたは信頼されていない証明機関(CA)によって署名された証明書か。自己署名された証明書は、信頼されていない CA の証明書タイプの 1 つです。

チェックをパスするには、証明書のトラスト チェーンが、デバイスのローカル証明書ストアでルートになっている必要があります。

注意 ユーザーが Chrome OS デバイスにインストールできる自己署名付ルート証明書を配布する情報、および ChromeOS デバイスに証明書をインストールする手順については、Google の Web サイトのドキュメントを参照してください。

セキュリティ モードを設定するには、Horizon Client 画面の右上隅の [設定](歯車)アイコンをタップし、[セキュリティオプション]、[セキュリティ モード] の順にタップします。選択肢は次の 3 つです。

n [信頼が確認されていないサーバには絶対に接続しない]。証明書の確認に失敗した場合、クライアントはサーバに接続できなくなります。失敗したチェックは、エラー メッセージに一覧表示されます。

n [信頼されていないサーバに接続する前に警告する]。サーバが自己署名証明書を使用していることが原因で、証明書の確認に失敗した場合、[続行] をクリックして警告を無視することができます。自己署名証明書の場合、証明書名がHorizon Client に入力したサーバ名と一致する必要はありません。

n [サーバ ID 証明書を検証しない]。この設定は、証明書確認が実行されないことを示します。

証明書確認モードが [警告] に設定されている場合でも、自己署名証明書を使用する接続サーバ インスタンスに接続することができます。

後で管理者が信頼される証明機関からのセキュリティ証明書をインストールし、接続時のすべての証明書チェックにパス

するようになると、この信頼された接続はその特定のサーバに対して記録されます。その後、このサーバが自己署名証明

書を再び提示すると、接続は失敗します。特定のサーバが完全に検証可能な証明書を提示した後は、必ずその処理が行わ

れます。

第 2 章 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理

VMware, Inc. 17

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サーバ ショートカットの管理サーバに接続すると、Horizon Client でサーバ ショートカットが作成されます。サーバのショートカットは、編集したり、削除したりできます。

サーバ名や IP アドレスを誤入力した場合でも、Horizon Client はサーバ名や IP アドレスをショートカットとして保存します。サーバ名や IP アドレスを編集することによって、この情報を削除または変更できます。サーバの説明を入力しない場合、サーバ名または IP アドレスがサーバの説明となります。

手順

1 [サーバ] タブで、コンテキスト メニューが表示されるまでサーバ ショートカットをタップして押したままにします。

2 コンテキスト メニューを使用してサーバを削除するか、サーバ名、サーバの説明またはユーザー名を編集します。

3 サーバのショートカットを編集した場合は、[完了] をタップして変更内容を保存します。

お気に入りのリモート デスクトップまたはアプリケーションの選択リモート デスクトップとアプリケーションをお気に入りとして選択できます。お気に入りは星アイコンで識別されます。星アイコンを使用すると、お気に入りのデスクトップとアプリケーションを素早く見つけることができます。サーバから

ログオフした後でも、お気に入りの選択は保存されます。

開始する前に

サーバへの接続に必要な認証情報(ユーザー名とパスワードまたは RSA SecurID とパスコードなど)を取得します。

手順

1 [サーバ] タブで、サーバのショートカットをタップします。

2 入力のダイアログが表示されたら、RSA のユーザー名とパスコード、Active Directory のユーザー名とパスワードのいずれかまたは両方を入力します。

3 以下の手順を実行して、デスクトップまたはアプリケーションをお気に入りとして選択するか選択解除します。

オプション 説明

お気に入りを選択 [すべて] タブで、コンテキスト メニューが表示されるまでデスクトップまたはアプリケーションの名前をタップして押したままにし、[お気に入りとしてマーク] をタップします。名前の右上隅に星アイコンが表示され、[お気に入り] タブに名前が表示されます。

お気に入りを選択解除 [すべて] または [お気に入り] タブで、コンテキスト メニューが表示されるまでデスクトップまたはアプリケーションの名前をタップして押したままにし、[お気に入りマークの解除] をタップします。名前の右上隅にあった星アイコンが消え、[お気に入り] タブに名前が表示されなくなります。

4 お気に入りのデスクトップまたはアプリケーションのみを表示する場合は、[お気に入り] タブをタップします。

使用可能なデスクトップとアプリケーションをすべて表示する場合は、[すべて] タブをタップします。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

18 VMware, Inc.

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リモート デスクトップまたはアプリケーションからの切断アプリケーションがリモート デスクトップで開いたままになるように、ログオフせずにリモート デスクトップから切断できます。リモート アプリケーションが開いたままになるように、リモート アプリケーションから切断することもできます。

リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続している場合は、Unity Touch サイドバーで [切断] アイコンをタップして切断できます。

注意 View 管理者は、切断された時点で自動的にログオフするようにデスクトップを構成できます。その場合、デスクトップで開いているプログラムは停止します。

リモート デスクトップからのログオフHorizon Client でデスクトップを開いていなくても、リモート デスクトップのオペレーティング システムからログオフできます。

リモート デスクトップに現在接続してログインしている場合、Windows の [スタート] メニューを使用してログオフできます。Windows からログオフした後、デスクトップが切断されます。

注意 リモート デスクトップで開いている未保存ファイルは、ログオフ操作中に閉じられます。

開始する前に

n Active Directory ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコードなどのログインに必要な認証情報を取得します。

n 1 度もログインしたことがない場合は、「リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 (P. 15)」 で手順について理解しておきます。

手順

1 [サーバ] タブで、サーバのショートカットをタップします。

2 入力のダイアログが表示されたら、RSA のユーザー名とパスコード、Active Directory のユーザー名とパスワードのいずれかまたは両方を入力します。

3 [すべて] タブで、コンテキスト メニューが表示されるまでデスクトップ ショートカットをタップして押したままにします。

このデスクトップがお気に入りの場合、[お気に入り] タブでこの手順を実行することもできます。

4 コンテキスト メニューで [ログオフ] をタップします。

次に進む前に

Horizon Client 画面の右上隅にある戻る矢印または Horizon Client 画面の右上隅にある [切断] アイコンをタップして、[ログアウト] をタップし、サーバから切断します。

第 2 章 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理

VMware, Inc. 19

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デスクトップ ショートカットとアプリケーション ショートカットの管理リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続すると、Horizon Client により最近使用されたデスクトップまたはアプリケーションのショートカットが保存されます。これらのショートカットは並び替えたり、削除したりできます。

手順

n デスクトップまたはアプリケーション ショートカットを [最近使用したアイテム] タブから削除するには、次の手順を実行します。

a [ショートカットを削除] が画面の下部に表示されるまでショートカットにタップして押したままにします。

b ショートカットを [ショートカットを削除] にドラッグします。

n デスクトップまたはアプリケーション ショートカットを移動するには、新しい場所にドラッグ アンド ドロップします。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

20 VMware, Inc.

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Chrome OS デバイスでのリモート デスクトップまたはアプリケーションの使用 3

Chrome OS デバイスでは、Horizon Client がナビゲーションを支援するための機能を追加します。

この章では次のトピックについて説明します。

n 機能サポート一覧 (P. 21)

n 動作 (P. 23)

n リモート デスクトップでの Unity Touch サイドバーの使用 (P. 24)

n リモート アプリケーションでの Unity Touch サイドバーの使用 (P. 26)

n オンスクリーン キーボードの使用 (P. 27)

n 画面解像度と外部ディスプレイの使用 (P. 27)

n マイクロフォンでのリアルタイム オーディオビデオ機能の使用 (P. 27)

n リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 (P. 28)

n 国際化 (P. 28)

機能サポート一覧

Horizon Client for Chrome OS からリモート デスクトップにアクセスする場合、一部の機能は使用できません。

表 3‑1. Windows デスクトップで Horizon Clients for Chrome OS をサポートされる機能

機能

Windows 10デスクトップ

Windows 8.xデスクトップ

Windows 7 デスクトップ

Windows XPデスクトップ

WindowsVista デスクトップ

Windows Server2008/2012 R2 または WindowsServer 2016 デスクトップ

RSA SecurID またはRADIUS

X X X 制限あり 制限あり X

シングル サインオン X X X 制限あり 制限あり X

RDP 表示プロトコル

PCoIP 表示プロトコル X X X 制限あり 制限あり X

VMware Blast 表示プロトコル

X X X X

USB リダイレクト

クライアント ドライブ リダイレクト

VMware, Inc. 21

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表 3‑1. Windows デスクトップで Horizon Clients for Chrome OS をサポートされる機能 (続き)

機能

Windows 10デスクトップ

Windows 8.xデスクトップ

Windows 7 デスクトップ

Windows XPデスクトップ

WindowsVista デスクトップ

Windows Server2008/2012 R2 または WindowsServer 2016 デスクトップ

リアルタイム オーディオビデオ(オーディオ入力

のみ)

X X X X

Wyse MMR

Windows 7 MMR

仮想印刷

ロケーション ベースの印刷

X X X 制限あり 制限あり X

スマート カード

複数のモニタ

Windows 10 デスクトップには、View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降が必要です。Windows Server2012 R2 デスクトップでは、View Agent 6.1 以降が必要です。Windows Server 2016 デスクトップでは、Horizon Agent 7.0.2 以降が必要です。

重要 View Agent 6.1 以降および Horizon Agent 7.0 以降のリリースでは、Windows XP および Windows Vista デスクトップはサポートされていません。これらのゲスト OS をサポートしている最後の View リリースは View Agent 6.0.2です。Windows XP および Vista に関して Microsoft と拡張サポート契約を行っているお客様、およびこれらのゲストOS システムに関して VMware と拡張サポート契約を行っているお客様は、View 接続サーバ 6.1 を使用して WindowsXP および Vista デスクトップの View Agent 6.0.2 バージョンを展開できます。

上記の機能の詳細および制限事項については、『View アーキテクチャ プランニング ガイド』を参照してください。

RDS ホストでのセッションベースのデスクトップの機能サポートRDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと View Agent または Horizon Agent がインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上のデスクトップ セッションは複数のユーザーによる同時利用が可能です。RDSホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

注意 次の表には、サポートされている機能のみが記載されています。View Agent の最小バージョンを指定するテキストがある場合、「以降」というテキストは、Horizon Agent 7.0.x 以降を含むことを示します。

表 3‑2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0.x 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能

機能

Windows Server 2008 R2 RDSホスト

Windows Server 2012 RDSホスト

Windows Server 2016 RDS ホスト

RSA SecurID または RADIUS X X Horizon Agent 7.0.2 以降

シングル サインオン X X Horizon Agent 7.0.2 以降

PCoIP 表示プロトコル X X Horizon Agent 7.0.2 以降

VMware Blast 表示プロトコル Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降

HTML Access View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.2 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降

仮想印刷(デスクトップ クライアントの場合)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

22 VMware, Inc.

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表 3‑2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0.x 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能 (続き)

機能

Windows Server 2008 R2 RDSホスト

Windows Server 2012 RDSホスト

Windows Server 2016 RDS ホスト

ロケーション ベースの印刷 View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

View Agent 6.0.1 以降(仮想マシンのみ)

Horizon Agent 7.0.2 以降(仮想マシンのみ)

複数のモニター(デスクトップ

クライアントの場合)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

Unity Touch(モバイルおよびChrome OS クライアント用)

X X Horizon Agent 7.0.2 以降

リアルタイム オーディオビデオ(RTAV)

Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.2 以降 Horizon Agent 7.0.3 以降

各ゲスト OS のどのエディションがサポートされるか、またはどのサービス パックがサポートされるかについての詳細は、『View 5.x または 6.x インストール ガイド』の「View Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。『Horizon 7 インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。

リアルタイム オーディオ ビデオ (RTAV) の要件については、「リアルタイム オーディオビデオのシステム要件 (P. 8)」を参照してください。

動作

VMware は、Windows 以外のデバイス上で、従来の Windows ユーザー インターフェイス要素をナビゲートするためのユーザーとの対話補助を開発しました。

クリック

他のアプリと同様に、タッチパッドをタップして、ユーザー インターフェイスのエレメントをクリックできます。タッチ画面がある Chrome OS デバイスの場合には、画面をタッチしてインターフェイスのエレメントをクリックできます。外部マウスも使用できます。

右クリック

次のオプションが右クリック用に利用可能です。

n タッチパッドを 2 本の指でタップします。

n キーボードの Alt キーを押しながら、1 本の指でタッチパッドをタップします。

n 外部マウスを使用して右クリックします。

n タッチ画面がある Chrome OS デバイスの場合には、ほぼ同時に 2 本の指でタップします。右クリックが最初の指のタップで発生します。

スクロールおよびスクロールバー

垂直方向のスクロールには次のオプションが利用可能です。

n 親指でタップしたままにしてから、タッチパッドで 1 本の指を使用してスクロール ダウンします。2 本の指でスクロールすることもできます。

n 外部マウスを使用してスクロールします。

n タッチ画面がある Chrome OS デバイスの場合には、1 本または 2 本の指でタップしてから、ドラッグしてスクロールします。指の下のテキストが指の動きを同じ方向に移動します。ズームインしている、あるいはオンスクリーン

キーボードが表示されているときには、1 本の指ではスクロールできません。

第 3 章 Chrome OS デバイスでのリモート デスクトップまたはアプリケーションの使用

VMware, Inc. 23

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ズームインおよびズームアウト

他のアプリと同様に、キーボードの Ctrl + + キーを使用してズームインしたり、Ctrl + - キーを使用してズームアウトします。タッチ画面がある Chrome OS デバイスの場合には、指でつまむようにして広げてズームインしたり、指でつまむようにして狭めてズームインしたりできます。

画面のリサイズ

タッチパッドを使用してウィンドウのサイズを変更する場合は、ウィンドウの隅または左右の辺を 1 本の指でタッチして押したままドラッグします。Chrome OS デバイスで外付けマウスを使用する場合、カーソルをウィンドウの端に置き、ウィンドウ枠をドラッグして、ウィンドウを広くまたは狭くします。ウィンドウを最大化している場合、サイズは変更で

きません。

音声、音楽、そしてビデオ

デバイスで音声がオンになっている場合、リモート デスクトップでオーディオを再生することができます。

リモート デスクトップでの Unity Touch サイドバーの使用Unity Touch サイドバーからリモート デスクトップ アプリケーションまたはファイルに素早く移動できます。このサイドバーから、リモート デスクトップのファイルおよびアプリケーションを開いたり、実行しているアプリケーションを切り替えたり、ウィンドウやアプリケーションを最小化または最大化したり、元の大きさに戻したり、閉じたりできます。

図 3‑1. リモート デスクトップの Unity Touch サイドバー

このサイドバーから、ファイルまたはアプリケーションで多くの操作を実行できます。

表 3‑3. リモート デスクトップの Unity Touch サイドバーのアクション

アクション 手順

オンスクリーン キーボードを表示または非表示にする

[キーボード] アイコンをタップします。

Horizon Client 設定を変更する [設定] アイコンをタップします。

デスクトップから切断する [切断] アイコンをタップします。

サイドバーを表示 サイドバーを右にドラッグするか、サイドバー タブをタップします。

サイドバーを非表示にする サイドバーを左にドラッグするか、デスクトップ領域内をタップします。

アプリケーションに移動 [すべてのプログラム] をタップして、Windows の [スタート] メニューからの操作と同じようにアプリケーションに移動します。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

24 VMware, Inc.

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表 3‑3. リモート デスクトップの Unity Touch サイドバーのアクション (続き)

アクション 手順

ファイルへの移動 [マイ ファイル] をタップして ユーザー フォルダにアクセスし、ファイルに移動します。[マイ ファイル] には、マイ ピクチャ、マイ ドキュメント、および ダウンロード などのフォルダが含まれます。

[マイ ファイル] には、ユーザー プロファイルのフォルダが含まれます (%USERPROFILE% ディレクトリ)。%USERPROFILE% ディレクトリに システム フォルダを移動すると、ローカルに移動したフォルダか、ネットワーク共有フォルダかにかかわらず、[マイ ファイル] メニューは移動したフォルダからコンテンツを表示できます。

アプリケーションまたはファイルの

検索

n [検索] ボックスをタップし、アプリケーションまたはファイルの名前を入力します。n 音声読み上げを使用するには、キーボードでマイクロフォンをタップします。

n アプリケーションまたはファイルを起動するには、検索結果でアプリケーションまたはファイ

ルの名前をタップします。

n サイドバーのホーム表示に戻るには、[X] をタップして [検索] ボックスを閉じます。

アプリケーションまたはファイルを

開く

サイドバーのファイルまたはアプリケーションの名前をタップします。アプリケーションが起動し、

サイドバーが閉じます。

動作中のアプリケーションまたは開

いているウィンドウの切り替え

[動作中のアプリケーション] でアプリケーション名をタップします。複数のファイルがひとつのアプリケーションで開かれている場合、アプリケーションの横の山形マーク ([>]) をタップしてリストを展開します。

動作中のアプリケーションまたはウィ

ンドウを最小化する

コンテキスト メニューが表示されるまで [動作中のアプリケーション] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。[最小化] をタップします。

動作中のアプリケーションまたはウィ

ンドウを最大化する

コンテキスト メニューが表示されるまで [動作中のアプリケーション] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。[最大化] をタップします。

動作中のアプリケーションまたはウィ

ンドウを閉じる

コンテキスト メニューが表示されるまで [動作中のアプリケーション] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。[閉じる] をタップします。

実行中のアプリケーションまたはウィ

ンドウを元のサイズと位置に戻す

コンテキスト メニューが表示されるまで [動作中のアプリケーション] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。[元に戻す] をタップします。

お気に入りのアプリケーションまた

はファイルの一覧を作成

1 アプリケーションまたはファイルを検索するか、[お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのドキュメント] リストの下にある [管理] をタップします。

[管理] バーが表示されない場合、[お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのファイル] の横の山形マーク ([>]) をタップします。

2 使用できるアプリケーションまたはファイルの検索結果またはリストで、お気に入りの名前の

横にあるチェックボックスをタップします。

最後に追加したお気に入りがお気に入りリストの最上部に表示されます。

お気に入りリストからアプリケーショ

ンまたはファイルを削除する

1 アプリケーションまたはファイルを検索するか、[お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのドキュメント] リストの下にある [管理] をタップします。

[管理] バーが表示されない場合、[お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのドキュメント] の横の山形マーク ([>]) をタップします。

2 お気に入りリストでアプリケーションまたはファイルの名前の横にあるチェックマークをタッ

プして削除します。

お気に入りリストでアプリケーショ

ンまたはファイルの順序を変更する

1 [お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのドキュメント] リストの下の [管理] をタップします。

[管理] バーが表示されない場合、[お気に入りのアプリケーション] または [お気に入りのドキュメント] の横の山形マーク ([>]) をタップします。

2 お気に入りリストで、アプリケーション名またはファイル名の左側にあるハンドルにタッチし

て押したままにし、お気に入りをリストの上下にドラッグします。

第 3 章 Chrome OS デバイスでのリモート デスクトップまたはアプリケーションの使用

VMware, Inc. 25

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リモート アプリケーションでの Unity Touch サイドバーの使用Unity Touch サイドバーからリモート アプリケーションに素早く移動できます。このサイドバーから、アプリケーションを起動したり、動作中のアプリケーションを切り替えたり、リモート アプリケーションのウィンドウを最小化または最大化したり、元の大きさに戻したり、閉じたりできます。また、リモート デスクトップに切り替えることもできます。

図 3‑2. リモート アプリケーションの Unity Touch サイドバー

Unity Touch サイドバーから、リモート アプリケーションでさまざまな操作を実行できます。

表 3‑4. リモート アプリケーションへの Unity Touch サイドバーの操作

アクション 手順

オンスクリーン キーボードを表示または非表示にする

[キーボード] アイコンをタップします。

Horizon Client の設定を変更する [設定] アイコンをタップします。

アプリケーションから切断する [切断] アイコンをタップします。

サイドバーを表示 サイドバーを右にドラッグするか、サイドバー タブをタップします。このサイドバーが開いていると、アプリケーション画面で操作することはできません。

サイドバーを非表示にする サイドバーを左にドラッグするか、アプリケーション領域内をタップします。このサイドバーが

開いていると、アプリケーション画面で操作することはできません。

動作中のアプリケーションを切り替える [現在の接続] でアプリケーションをタップします。

アプリケーションを開く サイドバーの [アプリケーション] でアプリケーションの名前をタップします。アプリケーションが起動し、サイドバーが閉じます。

動作中のアプリケーションを閉じる 1 コンテキスト メニューが表示されるまで、[現在の接続] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。

2 [閉じる] をタップします。

動作中のアプリケーションのウィンド

ウを最小化する

1 コンテキスト メニューが表示されるまで、[現在の接続] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。

2 [最小化] をタップします。

動作中のアプリケーションのウィンド

ウを最大化する

1 コンテキスト メニューが表示されるまで、[現在の接続] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。

2 [最大化] をタップします。

動作中のアプリケーションのウィンド

ウの大きさを元に戻す

1 コンテキスト メニューが表示されるまで、[現在の接続] の下のアプリケーション名をタップして押したままにします。

2 [元に戻す] をタップします。

リモート デスクトップに切り替える [デスクトップ] でデスクトップ名をタップします。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

26 VMware, Inc.

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オンスクリーン キーボードの使用リモート デスクトップまたはアプリケーションでオンスクリーン キーボードを使用できます。オンスクリーン キーボードを表示するには、Unity Touch サイドバーで [キーボード] アイコンをタップします。オンスクリーン キーボードを非表示にするには、[キーボード] アイコンを再度タップします。

オンスクリーン キーボードには、PageUp と PageDn ナビゲーション キー、ファンクション キー、および Ctrl、Alt、Del、Shift、Win、Caps、Esc などの Windows 環境でよく使用するその他のキーが含まれます。Ctrl + Shift など Shiftキーを含むキーの組合せを使用する必要がある場合、このキーパッドの Shift キーを使用します。Ctrl + Alt + Shift などこれらのキーの組合せをタップするには、最初にオンスクリーンの Ctrl キーをタップします。Ctrl キーが青色に変わってから、オンスクリーンの Alt キーをタップします。Alt キーが青色に変わってから、オンスクリーンの Shift キーをタップします。Ctrl + Alt + Del のキーの組合せに対応する単一のオンスクリーン キーを利用できます。

Ctrl キー左横のペン アイコンをタップして、ローカル入力バッファを表示できます。テキスト ボックスに入力した文字列は、[送信] をタップするまでアプリケーションに送信されません。]たとえば、Notepad などのアプリケーションを開き、ペン アイコンをタップした場合、入力した文字列は[送信]をタップするまで Notepad アプリケーション内に表示されません。ネットワーク接続が弱く、文字を入力してもすぐに表示されない場合に、この機能は便利です。この機能を使

用して、最大 1,000 文字を入力し、[送信]または[戻る]をタップして、アプリケーション内に 1,000 文字すべてを同時に表示させることができます。

画面解像度と外部ディスプレイの使用

外部ディスプレイを Horizon Client で使用でき、画面解像度を変更できます。

Chrome OS デバイスを外部ディスプレイやプロジェクタに接続する場合、デバイスのキーボードの全画面表示キーを押して、Horizon Client を全画面表示モードで表示できます。

リモート デスクトップの画面解像度の拡張デフォルトでは、Windows デスクトップ全体がデバイス内に収まり、デスクトップ アイコンとタスク バー アイコンが一定のサイズになるように、ディスプレイの解像度が設定されています。デフォルト設定をより高解像度に変更した場合、

デスクトップはこれまでどおりデバイス内に収まりますが、デスクトップ アイコンとタスク バー アイコンはより小さくなります。

ディスプレイの解像度設定の変更

解像度設定を変更するには、Horizon Client 画面の右上隅にある [設定](歯車)アイコンをタップし、[ディスプレイ]、[解像度] の順にタップします。

プロジェクタの使用

[解像度] 設定を使用して、プロジェクタにより高い解像度を設定できます。

マイクロフォンでのリアルタイム オーディオビデオ機能の使用リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すると、モバイル デバイスに接続されたマイクロフォンをリモート デスクトップで使用できます。リアルタイム オーディオビデオは、標準オーディオ デバイス、および Skype、WebEx、Google ハングアウトなどの標準会議アプリケーションと互換性があります。

Horizon Client をデバイスにインストールすると、リアルタイム オーディオビデオがデフォルトで有効になります。

注意 オーディオ入力機能のみがサポートされます。ビデオ機能はサポートされません。

リモート デスクトップでのリアルタイム オーディオビデオ機能のセットアップの詳細については、View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定を参照してください。

第 3 章 Chrome OS デバイスでのリモート デスクトップまたはアプリケーションの使用

VMware, Inc. 27

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リモート アプリケーションへのドキュメントの保存Microsoft Word、WordPad などの特定のリモート アプリケーションで、ドキュメントの作成および保存が可能です。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカルのコンピュー

タにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。

管理者は、ADMX テンプレート ファイルを使用して、ドキュメントの保存場所を指定するグループ ポリシーを設定できます。このポリシーの名前は「リモート デスクトップ サービス ユーザー ホーム ディレクトリの設定」です。詳細については、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』ドキュメントの「RDS プロファイルの設定」トピックを参照してください。

国際化

ユーザー インターフェイスとドキュメントの両方は、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、およびスペイン語で利用可能です。これらの言語で文字を入力することもできます。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

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Horizon Client のトラブルシューティング 4デスクトップをリセットするか、 アプリケーションを再インストールすることによって、Horizon Client のほとんどの問題を解決できます。

この章では次のトピックについて説明します。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセット (P. 29)

n Horizon Client のアンインストール (P. 30)

n Horizon Client の応答の停止またはリモート デスクトップのフリーズ (P. 30)

n プロキシ使用時に接続を確立するときの問題 (P. 30)

リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセットリモート デスクトップをリセットすると、デスクトップがシャットダウンおよび再起動されます。リモート アプリケーションをリセットすると、そのアプリケーションが終了します。デスクトップのオペレーティング システムまたはアプリケーションが応答しなくなった場合、デスクトップまたはアプリケーションのリセットが必要になる場合があります。

リモート デスクトップをリセットする操作は、物理的な PC を強制的に再起動するためにその PC の [リセット] ボタンを押す操作に相当します。リモート デスクトップで開いているすべてのファイルが、保存されずに閉じられることになります。

リモート アプリケーションを 1 つリセットすると、すべてのリモート アプリケーションが終了し、すべてのリモート アプリケーションのセッションがログオフされます。リモート アプリケーションで保存されていない変更は失われる可能性があります。

注意 View 管理者は、特定タイプのデスクトップでのリセット機能を無効にできます。詳細については、『View 管理』を参照してください。

開始する前に

n Active Directory ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコードなどのログインに使用する認証情報を取得します。

n 1 度もログインしたことがない場合は、「リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 (P. 15)」 で手順について理解しておきます。

手順

1 [サーバ] タブで、サーバのショートカットをタップします。

2 入力のダイアログが表示されたら、RSA のユーザー名とパスコード、Active Directory のユーザー名とパスワードのいずれかまたは両方を入力します。

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3 [すべて] タブで、コンテキスト メニューが表示されるまでデスクトップまたはアプリケーション ショートカットをタップして押したままにします。

このデスクトップやアプリケーションがお気に入りの場合、[お気に入り] タブでこの手順を実行することもできます。

4 コンテキスト メニューで [リセット] をタップします。

[リセット] は、デスクトップまたはアプリケーションがリセットを実行できるステータスにある場合にのみ使用できます。

Horizon Client のアンインストール場合によっては、Chrome OS 版 Horizon Client をアンインストールして再インストールすることで、Horizon Clientの問題を解決できることがあります。

他の Chrome OS アプリケーションと同じように Chrome OS 版 Horizon Client をアンインストールします。

手順

u Chrome OS デバイスで、タスクバーのアプリ ランチャー アイコンをタップして、[Chrome OS 版 Horizon Client]アプリケーション アイコンを右クリックして、[アンインストール] を選択します。

次に進む前に

Horizon Client を再インストールします。

「Chrome OS 版 Horizon Client をインストールまたはアップグレードする (P. 10)」を参照してください。

Horizon Client の応答の停止またはリモート デスクトップのフリーズ画面がフリーズしたときは、まずリモート デスクトップのオペレーティング システムのリセットを試みます。

問題

Horizon Client が動作しなかったり、予期しない終了を繰り返したり、リモート デスクトップがフリーズしたりします。

原因

View サーバが正しく構成され、その周囲のファイアウォールの正しいポートが開いていることを前提とすると、他の問題は一般的にデバイス上の Horizon Client またはリモート デスクトップのゲスト OS に関係します。

解決方法

n リモート デスクトップのオペレーティング システムがフリーズする場合は、デバイスの Horizon Client を使用してデスクトップをリセットしてください。

このオプションは、View 管理者がこの機能を有効にしている場合にのみ可能です。

n デバイスのアプリケーションをアンインストールして再インストールします。

n リモート デスクトップをリセットして、Horizon Client を再インストールしても効果がない場合、デバイスのユーザー ガイドに説明されている手順に従って Chrome OS デバイスをリセットします。

n サーバに接続を試みると接続エラーが発生するときには、場合によってはプロキシ設定を変更する必要があります。

プロキシ使用時に接続を確立するときの問題

LAN のプロキシを使用して接続サーバに接続を試みて、エラーが発生することがあります。

問題

リモート デスクトップから接続サーバへのセキュアな接続を使用するように View 環境が設定されており、クライアントデバイスが HTTP プロキシを使用するように設定されている場合、接続できない可能性があります。

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

30 VMware, Inc.

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原因

Windows Internet Explorer と異なり、クライアント デバイスには、ローカル アドレスのプロキシをバイパスするためのインターネット オプションがありません。外部アドレスをブラウズするために HTTP プロキシを使用し、内部アドレスを使用して接続サーバに接続を試みると、接続を確立できませんでしたというエラー メッセージが表示されます。

解決方法

u プロキシ設定を削除すると、デバイスはプロキシを使用しなくなります。

第 4 章 Horizon Client のトラブルシューティング

VMware, Inc. 31

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VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

32 VMware, Inc.

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インデックス

CChrome 版 Horizon Client、インストール 10Chrome Web ストア 10

HH.264 デコード 11Horizon Client

Chrome OS クライアントのセットアップ 7起動 15デスクトップから切断 19トラブルシューティング 30

RRSA SecurID トークン 9

SSSL オプション 10

UUnity Touch 機能 24Unity Touch サイドバー 26Unity Touch サイドバーのお気に入りリスト 24

えエージェント、インストール要件 10

お気に入り 18オペレーティング システム、エージェントでサポート

されている 10オンスクリーン キーボード 27

か解像度、画面 27外部ディスプレイ 27カスタマー エクスペリエンス プログラム、デスクトッ

プ プール データ 11画面解像度 27ガメンノリサイズ 23

きキーボード、オンスクリーン 23機能サポート一覧 21

クライアント ソフトウェアのアンインストール 30

クライアント デバイスの前提条件 8

国際化 28

サーバ アイコン 15サーバ アイコンの削除 15サーバ接続、管理 15[サーバの追加] ボタン 15サーバ名 15サイドバー、Unity Touch 24

システム要件 7証明書、問題の無視 17ショートカット、デスクトップ 20

スクロール 23

セキュリティ サーバ 8接続サーバ 8接続の問題 30

ソフトウェア トークン 9

タブレット動作 23

てディスプレイ、外部 27ディスプレイ要件 27デスクトップ ショートカットの管理 20デスクトップの管理 15デスクトップのリセット 29デフォルトの表示 11

とトークン、RSA SecurID 9読者 5トラブルシューティング、接続の問題 30トラブルシューティング 30

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ハードウェア要件 7

プロキシ接続 30プロジェクタ 27

リアルタイム オーディオビデオ機能 8, 27リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 28リモート デスクトップ 21リモート デスクトップから切断 19

ログイン 15ログオフ 19

VMware Horizon Client for Chrome OS の使用

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