UnityでVRアプリを作ってみよう! (講演編)

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Unity Hands-on UnityでVRアプリを作ってみよう! (講演編)

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自己紹介

名前:井出 将弘

所属:TIS株式会社

趣味:登山、アプリ作成(Androidアプリ「百名山これくしょん」公開中!)

Unity歴:1年未満(独学)

Twitter:@decchi

早く電脳化したい

よろしくお願いします!

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Unityとは

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Unityの特徴

2D/3Dゲーム開発プラットフォーム

マルチプラットフォーム対応

ゲーム素材が豊富なAsset Store

個人開発程度なら無料でUnity 5エンジンの全ての

機能を利用可能

ユーザー数は400万以上

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ゲーム開発プラットフォーム

レンダリング、物理演算、衝突判定、サウンド再生等のゲーム作成に必要な機能を利用可能

ある程度ノンプログラミングでゲームを作成可能

プログラミング言語はUnityScript(JavaScript)またはC#

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マルチプラットフォーム対応

iOS、Android、Windows、etcに対応したゲームを出力可能。必要なのはビルド時の設定なので、各プラットホーム用の開発は基本的に不要。

画像引用元:https://store.unity.com/ja/products/unity-plus

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Oculus Rift、Steam VR、Hololens等のVR/ARプラッ トフォームに対応。

UnityのVR/AR対応(2016/10/17時点)

プラットフォーム Unity VR support※1 SDKの組み込み 備考

Oculus Rift 〇 必要に応じてあり

Playstation VR 〇? ? SIEと配信契約が必要※1

Gear VR 〇 必要に応じてあり

Steam VR △ 基本的にはSDKが必要 サポートは実現中

Hololens ✖ あり

Google Tango ✖ あり

Google Daydream 〇 あり Unity VR support とSDKの2通りの開発ができる

※1 Unityにネイティブで組み込まれている機能。この機能だけで出力する場合はマルチに対応できる。※2 個人の場合はMade With Unity Contest with PlayStation®VRに応募し当選すると

PlayStation®VR開発環境サポートが副賞でもらえる。

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Asset Store

3Dデータはもちろん、サウンド、スクリプト、エディタの拡張機能等ゲーム作成に必要な素材を入手可能

無料のものと有料のものがある

個人が制作したアセットもAsset Store を通じて販売できる

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Unityのライセンス

無料のPersonal、有料のPlus、Pro、Enterprise

個人開発であれば Unityを利用したソフトウェアで$100,000(一千万円くらい)以上の売り上げがなければPersonalを利用可能

PersonalとProの違いはゲーム起動時のUnityスプラッシュをなくしたり、クラウドビルドに制約がある等の違いしかなく、個人開発であればPersonal で十分開発できる。

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Unity開発の学習について

日本語のマニュアル、スクリプトリファレンス

豊富なチュートリアル

ユーザー数が多いので、参考になる情報が入手しやすい

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Unityちゃんについて

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Unityちゃんについて

「ユニティちゃん」はUnity Technologies Japanが提供する開発者のためのオリジナルキャラクター

本名は大鳥こはく

3Dモデルだけではなく豊富な

音声データも利用可能

データの利用はユニティちゃんライセンスで規定されており、ルールを守れば二次創作が許可されている。(詳細はオフィシャルサイトで確認!)

http://unity-chan.com/

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Unityの開発について

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Unityの開発画面

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Sceneビュー

製作中のゲーム世界(シーン)が表示され、自由な位置・角度から眺めることができる。

操作 動作

マウスホイール Sceneビューの拡大・縮小

右クリックを押しながらドラッグ 視点を回転させる

真ん中クリックを押しながらドラッグ Sceneビューの並行移動

オブジェクトをダブルクリック 指定のオブジェクトにフォーカスを当てる

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Gameビュー

製作中のゲームの動作を確認するための画面。

ゲームを実行するには開発画面上部にある↓

を押下する。

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Hierarchyビュー

Scene内に存在するGameObjectの一覧が表示される。逆に言えばここに配置されていないものはゲームに登場しない(ここ大事)。

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Projectブラウザ

製作中のプロジェクトに含まれるシーン、スクリプト、グラフィックやサウンドなどのデータ、その他のリソースがファイル単位で表示される。

ファイルが多くて見づらい

場合はProjectブラウザ下部に

あるスライダー( )を

左にずらすとよい。

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Inspectorビュー

シーンの中で選択肢中のオブジェクトが持つ属性を表示・編集するためのビュー。GameObjectの様々な設定はこのビューで行います。