Unity Cloud Buildの使い方
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Transcript of Unity Cloud Buildの使い方
超便利! Unity Cloud Build の使い方
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準備・プロジェクト紹介
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Unity Services設定
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①メニューから �Window→Services・ �でServiceウィンドウを �開く
③メールアドレスとパスワードを �入れてSign Inをクリック
②上記画面が出たら、 �Sign in でサインイン �画面に行く �出なかったら④に進む
Unity Services設定
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④上記画面が出たら �New link…をクリック (上記画面が出ない場合は �右上の▼をクリックして �Reloadを押してください)
⑥In-App Purchasingを �クリック
⑤Select organization を押して �自分のアカウントを選択。 �Createをクリック
Unity Services設定
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⑦↑の画面が出るので �Enable をクリック
⑨Import をクリックして �Pluginをインポート
⑧米COPPA法に基づいて適切な方を選択 �今回は13歳以下の子供もプレイする �可能性があるから �上の「This game is directed」を選択
Unity Services設定
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⑩Welcome になっていればOK �「Back to services」 を選択 しばらく経つと、自然にAnalyticsもONになる。
Console にエラーがなくなっていれば成功
プロジェクト”UnityChanBallRoll”の解説
• Roll Ball の改良版
https://unity3d.com/jp/learn/tutorials/projects/roll-ball-tutorial
• 地形タイルが各種パターンがあり、拡張性が高い
• スマホでもWebGLでも動く
• Assets/Example/Scripts/CompleteProject
• 完成版ソースコード
• Assets/Example/Scripts/Workshop
• ワークショップ用ソースコード
• これを改変していく
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GitHubアカウント登録①(既にある人はスキップ)
• ユーザー名: 唯一無二のID
➡例:makoto-unity, warapuri • メールアドレス: なんでも良い
• パスワード: 忘れない
• 「Sign up for GitHub」クリック
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GitHubアカウント登録②(既にある人はスキップ)
• Freeのまま、「Finish sign up」クリック
•メールを受けてとって、メールの中のリンク先(Verify email address)にジャンプ
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マスタープロジェクトをFork
1)github.com にSign in
2)https://github.com/unity3d-jp/Unite2016TokyoWS01 を開く
3) 「Fork」 をクリックしてFork
4) 「Where should we fork this repository?」と出た場合は、自分のアカウントを指定�→�Fork先に移る
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Unity Cloud Build を登録してみよう
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Unity Cloud Buildとは
• クラウド上で自動でビルドしてくれるサービス
• 無料でも使える(制限あり)
• https://checkout.unity.com/products/cloud-build
• Unity Professional版はCloud Proが12ヶ月無料!
• マルチプラットフォームビルド
• iOS/Android/WebPlayer/WebGL/Mac/Windows/Linux
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Unity Cloud Buildとは
• WebPlayer、WebGLはシェア可能
• MacじゃなくてもWindowsでもiOS開発が可能(要:iOS developer program登録)
• GitHub等のリポジトリを更新すれば、即ビルドが始まる
• AssetBundle のビルドができる
• Unit Test の実行ができる
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Let’s try Cloud Build !
(1)メニューからWindow→Services を選択
(2)Go to Dashboard をクリック
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Let’s try Cloud Build !
(4)「Enable Unity Cloud Build」をクリック
(5)「First, let's add some SCM information」で「Do it!」をクリック
(6)GitHubのリポジトリURL(先ほどフォークした)を「サーバーURL」に代入(コピペ可)
(7)「ソース管理タイプ」を「Git」を選択して、「Next:Access→」をクリック
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Let’s try Cloud Build !
(7)ビルドさせる出力形式でWebPlayerを選択
(8)「Select Branch」をクリックして、「master」 を選択(Unity Versionは なんでもいいが、Unity5.3.4p1とか)
(9)「Next: Build→」をクリックして、ビルド開始!
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Unity Cloud Build �iOSビルド(要iOS開発者登録)
• 以降は既にiOS開発者登録しており、一度でもiOS端末でビルドした経験がある方向けです
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iTunesでiOSのUDIDを確認
①iTunesを立ち上げる
②iOS端末をつなげる
③iOS端末マークをクリック
④何回かクリックするとUDIDが表示されるので、右クリックメニューで「コピー」を選択
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iOS Developer Center で Device登録
①iOS Developer program ページをSafariで開く
②「メンバーセンター」をクリック
③開発者登録したApple IDでサインイン
④「Certificates, Identifiers & Profiles」をクリック
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iOS Developer Center で Device登録
⑤ Devices → ALL
⑥ 「+」ボタンをクリック(既に端末の登録があれば必要ない)
⑦ Register Device のName にはわかりやすいiOS端末名(例:Makoto’s iPhone6)
⑧ UDID にはiTunes で確認したUDIDを入れる
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Xcodeで iOS Distribution のCertificate発行①Xcode を立ち上げて、メニューの�Xcode →
Preference
②Account → 該当のAppleID → View Details…
③iOS Distribution の右がCreateがあったらクリックして生成
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iOS App IDの生成
① Identifiers → ・App IDs
② 「+」ボタンをクリック
③ App ID Descriptionにわかりやすい名前(英語)
④ App ID Suffix は Explicit App ID を選ぶ(この後IAPも使うので)
⑤ Bundle ID は適当な逆ドメイン名風に(例:com.warapuri.rollball)
⑥ Continue で、In-App Purchase がonになってることを確認し、Register
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Provisioning Profileの生成
① Provisioning Profiles の All を選択
② +を選択
③ Distribution の Ad Hoc を選択して、一番下のContinueボタンをクリック
④ Select App ID で先ほど作った App IDを選択して、Continue
⑤ Certificatesを選択して Continue
⑥ 出力先デバイスを選択して Continue
⑦ Profile Nameに適当な名前をつけて Continue�(例:UnityChan Roll Ball Adhoc distribution)
⑧ Download ボタンを押して、ダウンロードする
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p12 Fileを取得する
① Xcode → Preference
② Accounts → Apple IDs → View Details…
③ iOS Distributionを選択して右クリックからExport…を選択
④ パスワードを決めてSave。ファイル名はなんでもいい(例:Cert)�→ p12ファイルとして保存される
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iOSでCloud Build設定
①再度Cloud Buildページに行って、Config タブで、Setup New Target ボタンをクリック
②ビルドさせる出力形式でiOSを選択
③先ほどと同様、Select Branch をmaster にして、「Next: Build →」クリック
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iOSでCloud Build設定
④ BundleID は先ほど決めた逆ドメイン名風のID
⑤ Add new provisioning credentials を選択
⑥ Cert名を適当に(例:My devices)
⑦ provisioning ファイルを指定
⑧ p12 ファイルを指定
⑨ パスワードは先ほどp12を作ったときのもの
⑩ Next: Buildをクリック
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出来上がりまでしばしお待ちください
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【注意】ハマリポイント!• メールに貼られているリンクは必ずSafariで開くこと
• インストールしようとすると、"Your device is not provisioned for this build.” と表示されてインストールできない場合がある
• でもUDIDもprovisioningもp12も間違っていない(何度もやって確認している)
• 調べてみると、どうやら利用可能DeviceのUDIDグループを作り直したことに起因しているらしい(該当のUDIDは変更していなくても)
• 解決法は iOSで https://build.cloud.unity3d.com/device/ をアクセスして、Install 横の▼から「Reset provisioned device」を選択
• 以降は Install 可能になるはず
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Unity Cloud Build �Androidビルド
• 以降は一度でもAndroid端末でビルドした経験がある方向けです
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Unityで署名済み証明書とAPKを作る
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①Unityのメニューから、 �Edit→Project Settings→Player、 �を選択して、 �PlayerSettingsを表示
②Android ��のタブで、 �Publishing Settings の項目で �Create New Keystoreに✔ �Browse Keystoreを押してKeystoreの保存先を指定。 �Keystore passwordとConfirm passwordに �同じパスワード。 �最後にAliasのCreate a new keyを選択。
③Aliasは適当な名前(後で使うので覚えておく) �Keystore passwordにパスワード �Confirm passwordにも同じパスワードを �以降は↑を参考に適当に代入 �Create KeyボタンでKeystoreファイルを保存
Unityで署名済み証明書とAPKを作る
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④Use Existing Keystoreに✔ �Browse Keystoreに �保存したKeystoreファイルを選択。 �Aliasは③で付けた名前を選択 �Password は③の同じパスワード
⑥Unityのメニューから、 �File→Build Settingsで �Build Settingsを表示
⑦Buildボタンでビルド。 �(生成されたapkファイルは ��後のIAPで使う)
⑤同じくPlayer Settingsの �Other Settings を選択して �Bundle Identifier に先ほどの �iOSと同じものを入れる �(混乱をさけるため)
AndroidでCloud Build設定
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①Cloud Buildページに行って �Config → Setup New Target
③Select Branchでmasterを選択。 �Next Credentials で次のページへ
②ビルドさせる出力形式で �Androidを選択
AndroidでCloud Build設定
•Bundle IDはiOSと同じ(が混乱しない)
•Choose Credentials は「Add new provisioning credentials」を選択する。
•Nameは適当に(例:Release Keystore)
•Keystore Fileは先ほどのUnityで作った署名済み証明書ファイルを指定
•Key Alias は先ほどUnityで作ったとき指定したAlias名
•Keystore Password は先ほどUnityで作ったときのパスワード
•Key Password は同じ(が混乱しない)
•最後にNext Build→でビルドスタート
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出来上がりまでしばしお待ちください
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Unity Cloud Build の結果を見てみよう
• WebPlayerビルド結果の「Play」ボタンをクリック
• 「Share」ボタンで一般公開され、誰でも遊べるようになる
Unity Cloud Buildの ちょっと進んだ使い方
Advanced Settings 高度な設定• Scripting Define Synbols
➡「#IF MY_DEFINE_DEBUG」とか
• Pre-Export Method Name
➡ビルド前に呼び出すstatic関数 ➡ライトマップのベイクとか
• Post-Export Method Name
➡ビルド後に呼び出すstatic関数
• Scene List
➡BuildSettings とは違うシーン群をビルドしたい場合設定
Cloud BuildでAssetBundleビルド
• AssetBundle をビルドが可能
• StreamingAssets 以下にコピーして利用ができる
• ローカルに持ってくるのはダウンロードして、IPAを解凍して、 StreamingAssets以下にある
Cloud BuildでAssetBundleビルド
②Cloud Buildページに行って �Configタブを選択 �ターゲット(例:Defaul iOS)の �→Show Asset Bundle Options �→Edit Asset Bundle Options �
①UnityエディタでAssetBundle名を �設定しておく
③Build Asset Bundleに✔ �Next Save→を選択して �再度ビルドすれば �AssetBundle が生成される
Cloud BuildでUnitTest
• 実は UnityはUnitTest ができる • UnitTest とはテストフレームワークで、自動で不具合をチェックしてく
れる仕組み
• 作っておいたテストをCloud Buildで実行が可能
• テストログも取得可能
Cloud BuildでUnitTest
②Cloud Buildページに行って �Configタブを選択 �ターゲット(例:Defaul iOS)の �→Show Test Options �→Edit Test Options
①こんな↑感じのテストを �Editorスクリプトで作っておく
③Enabledに✔ �Next Save→を選択して �再度ビルドすれば �ビルド後にテストが走る
UnityCloudBuildManifest.json
• ビルド時にResources以下に出力され、ランタイムでJSONファイルとして読むことができる
• Assets/Scripts/CompleteProject/CloudBuildVersion.cs
• 得られる情報
• ビルドターゲット(Android/iOS等)
• BuildNumber
• ビルド完了の時間(UTC)
• Unityのバージョン