TR-09Rhythm Composer 取扱説明書SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM C-HH CRASH CLAP O-HH RIDE...

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日本語 取扱説明書 Rhythm Composer TR-09 システム設定 1.[MENU]ボタンを押して、点灯させます。 2.[TEMPO]ダイヤルでパラメーターを選び、[ENTER]ボタンを押します。 3.[TEMPO]ダイヤルで、値を設定します。 [MENU]ボタンを押して消灯させると、システム設定を終了します。 表示 パラメーター 値 説明 CH MIDI チャンネル 1〜 16OFF MIDI 送受信チャンネルを設定します(1〜16、OFF)。 SYnC MIDI クロック・ ソース AUtO MIDI IN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力された場 合、自動的にMIDIクロックにテンポ同期します(初期値)。 Int 本体で設定したテンポで動作します。外部機器と同期したくない 場合は「インターナル」に設定します。 A.OFF オート・オフ OFF 自動的に電源が切れません。 30(min) 30分経つと自動で電源が切れます(初期値)。 ※ USB 接続時はオート・オフしません。 dENO LED デモ OFF LEDデモに入るまでの時間を設定します。(初期値:3) 1(min) 3(min) 10(min) PrG.N プログラミン グ・モード P-F ステップ・ライト時のメイン・キー[1]〜[16]の動作を設定 します。 押すごとに、オフ 0 0 強の順番で切り替わります(初期値)。 F-P 押すごとに、オフ 0 0 弱の順番で切り替わります。 USB1 USB2 USB3 USB4 USB パラ・ アウト USB で接続する 市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タ イプ)でパソコンに接続します。 USB MIDI と USB オーディオの情報を やりとりすることができます。パソコンに接続するには、USB ドライバー をインストールする必要があります。USBドライバーは、ローランドのホー ムページからダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファ イルにある Readme.htm をお読みください。 & http://www.roland.co.jp/support/ ※ 充電専用のマイクロ USB ケーブルは使用しないでください。データ通信 ができません。 TR-09 は MIX の USB オーディオ・ポート以外に、4 系統のパラ・アウト用 USB オーディオ・ポートがあります。 設定時に、メイン・キー([1]〜[16])を押して点滅させたサウンドをパラ・ アウトします。 BASS DRUM SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM C-HH CRASH CLAP O-HH RIDE パラ・アウトに設定したサウンドは、MIX の USB オーディオ・ポートか らは出力されなくなります。 OUT パラ・アウト OUTPUT 端子(ステレオ・ミニ)の出力を左右チャンネルに分けて、設定し たサウンドをパラ・アウトします。 設定時にメイン・キー([1]〜[16])を点滅させたサウンドを右チャンネル から、点灯させたサウンドを左チャンネルからパラ・アウトします。 BASS DRUM SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM C-HH CRASH CLAP O-HH RIDE ステレオで出力する場合は、すべてのボタンを点灯させてください(初期 値)。 SCAL スケール・ボ タン・ロック OFF [SCALE]ボタンを押すたびにスケールが切り替わります(初期値)。 ON [SCALE]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイヤルで選びます。 概要 TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。 バンク:2 パターン(96 個) グループ:3 パターン:16 バンク:2 トラック(8 個) トラック:4 モードの切り替え 1 2 3 4 モード 操作 パターン・プレイ 3 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタン パターン・ライト(録音) 1 [SHIFT]+ 3 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタン トラック・プレイ 2 TRACK PLAY[1]〜[4]ボタン トラック・ライト(編集) 1 [SHIFT]+ 2 TRACK PLAY[1]〜[4]ボタン バンクの切り替え 1 [SHIFT]+ 4 BANK[ ]、[ ]ボタン サウンドを鳴らす メイン・キー[1]〜[16]でマニュアル演奏する トラック・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。 1. TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。 2. メイン・キー[1]〜[16]を押して演奏します。 BASS DRUM HI- HAT SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM SHOT HAND CLAP CRASH CYMBAL RIDE CYMBAL • BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM、HI-HATは左側のキーが「アクセントあり」、右側のキーが 「アクセントなし」です(例:BASS DRUMの場合[1]がアクセントあり)。 • HI-HATは、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットになります。 サウンドをつまみで調節する 操作子 説明 [LEVEL]つまみ 音量 [TUNE]つまみ チューニング(ピッチ) [ATTACK]つまみ アタックの強さ(BASS DRUM のみ) [DECAY]つまみ 余韻の長さ [TONE]つまみ 余韻の長さ(SNARE DRUM のみ) [SNAPPY]つまみ スナッピー(響き線)の音量(SNARE DRUM のみ) サウンドのエディット つまみ以外のパラメーターをエディットできます。 1.[SHIFT]ボタンを押しながら[EDIT]ボタンを押します。 2.[TEMPO]ダイヤルで、パラメーターを選びます。 パラメーター 説明 GAIN GAIN ゲイン TUNE TUNE チューニング(ピッチ) DECY DECAY 余韻の長さ 設定可能なメイン・キー[1]〜[16]が点灯します。 3.[ENTER]ボタンを押して、パラメーターを確定します。 設定値が表示されます。 4. メイン・キー[1]〜[16]を押して、エディットするサウンドを選びます。 BASS DRUM SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM C-HH CRASH CLAP O-HH RIDE 5.[TEMPO]ダイヤルで値を設定します。 6.[EDIT]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。 コンプレッサー・レベルのエディット BASS DRUM と SNARE DRUM にはコンプレッサーをかけることができます。 1.[COMP]ボタンを押します。 設定可能なメイン・キー[1]〜[4]が点灯します。 2. メイン・キーを押して、BASS DRUM(1 〜 2)か SNARE DRUM(3 〜 4)を選びます。 3.[TEMPO]ダイヤルで、コンプレッサー・レベルを設定します。 コンプレッサーをオフにするには、つまみを左に回しきります。 4.[COMP]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。 トリガー・アウトについて TRIGGER OUT 端子からは、トリガー・パルスが出力されます。ミニ・プラグ(モノ)で、外部機器 につないでコントロールすることができます。 「ステレオ・ミニ・プラグ」のケーブルは使用しないでください、正しく動作しません。 トリガー・アウトのステップ・ライト入力 ※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER OUT](MENU)ボタンを押します。 2. トリガー・アウトさせるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。 トリガー・アウトのタップ・ライト入力 ※ タップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1. トリガー・アウトさせるタイミングで、[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER OUT](MENU)ボタンを押します。 • 消去する場合は、 [CLEAR]+[INSTRUMENT SELECT]+[TRIGGER OUT]ボタンを押さえ続けます。 パターンの再生/録音 パターン・プレイ パターン・プレイ・モードにする 1. PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。 パターンの再生 1.[START]ボタンを押して、再生します。 2. 停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。 • 再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置から再生を再開します。 • 再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離 すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。 パターンの選択 1.[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[ ]、[ ]ボタンを押して、バンクを選びます。 2. PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンで、パターン・グループを選びます。 3. メイン・キー[1]〜[16]で、パターンを選びます。 • 2 つのメイン・キーを同時に押すと範囲選択できます。選択されたパターンは順次再生されます。 • 演奏中にパターンを切り替えることもできます。パターン終了後に次のパターンが演奏されます。 テンポの設定 [TEMPO]ダイヤルを回して、テンポ(40.00 〜 300.00)を変更できます。 小数点以下を変更する場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO]ダ イヤルを回して設定します。 パターン・ライト 1 小節のパターンを録音/編集することを、TR-09 では「パターン・ライト」と呼びます。パターン・ラ イトには、以下の 2 つの方法があります。 ステップ・ライト(ステップ・レコーディング) サウンドごとに、音を鳴らすステップを指定して、パターンを作成します。 タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング) メイン・キー[1]〜[16]の演奏をリアルタイムに録音して、パターンを作成します。 ステップ・ライト(ステップ・レコーディング) ※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。 パターン・ライト・モードにする 1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。 ステップ・ライト(ステップ・レコーディング)モードにする 1.[SHIFT]ボタンを押しながら[STEP](TEMPO)ボタンを押します。 パターンの消去 1.[CLEAR]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、消去したいパターンを選びます。 ステップ・ライトする 1.[START]ボタンを押します。 2.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、記録するサ ウンドを選びます。 BASS DRUM HI- HAT SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM SHOT HAND CLAP CRASH CYMBAL RIDE CYMBAL • HI-HATは、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットが選ばれます。 3. 音を鳴らしたいステップを、メイン・キー[1]〜[16]で指定します。 BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM、CLOSED HI-HAT: ボタンを押すたびに、オフ→弱→強(アクセントあり)の順で切り替わ ります。 その他のサウンド: ボタンを押すたびに、オフ→強(アクセントあり)の順で切り替わります。 ※ 切り替え順は、システム設定の「プログラミング・モード」で変更可能です。 裏拍の入力(32 ステップ) [ENTER]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押すと、1/2 ステップ後ろにズレた位 置に音を入力できます。これにより、1 パターンに最大 32 ステップを入力できるようになります。 4. 手順 2 〜 3 をくり返します。 5.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。 スケールの設定 ※ ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[SCALE]ボタンを押して、スケールを設定します。 LED 説明 16 分 3 連符( ) 6 ステップで 1 拍になります。 8 分 3 連符( 3 ステップで 1 拍になります。 32 分音符( 8 ステップで 1 拍になります。 16 分音符( 4 ステップで 1 拍になります。 ※ ボタンを押しただけでスケールが変更されてしまう誤操作を防ぐこともできます。システム設定の 「スケール・ボタン・ロック」で変更可能です。 トラックの再生/編集 パターンを並べて、1 曲分のトラックにすることができます。 トラック・プレイ トラックの選択 1.[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[ ]、[ ]ボタンを押して、バンクを選びます。 2. TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンで、トラックを選びます。 ディスプレイに小節番号「1」が表示されます。データがないトラックは「0」と表示されます。 トラックの再生 1.[START]ボタンを押して、再生します。 2. 停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。 • 再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置からコンティニュー再生します。 • 再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離 すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。 途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す) 1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 メイン・キーで小節数設定(0 〜 9)→[ENTER] 例:20 小節の場合 [2]→[0]→[ENTER] 2.[STOP/CONT]ボタンを押して、コンティニュー再生します。 トラック・モードの機能 操作子 説明 [TEMPO]ボタン テンポを表示します。ボタンを押している間、[TEMPO]ダイヤルを 回して、テンポを変更できます。 小数点以下を変更する場合は、 [SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO] ダイヤルを回します。 [BACK]ボタン 小節を 1 つ戻します。 [FWD]ボタン 小節を 1 つ進めます。 [AVAILABLE MEAS]ボタン (トラック・ライト・モードのみ)入力可能な小節数を表示します。 [CYCLE/GUIDE]ボタン (トラック・プレイ・モードのみ)トラックをループ演奏します。 [SHIFT]+[CYCLE/GUIDE] (LAST MEAS)ボタン 最後の小節数を表示します。 トラック・ライト ※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。 トラック・ライト・モードにする 1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。 TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンが点滅します。 ディスプレイに小節番号が表示されます。 トラックの消去 1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 [1]→[ENTER]→[DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER] トラック・ライトする 1.[START]ボタンを押します。 2. 1小節目に入力するパターンを、PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンとメイン・キー[1]〜[16] で選びます。 ※ トラックと同一バンクのパターンのみ選ぶことができます。 3.[ENTER]ボタンを押します。 パターンが入力され、2 小節目に進みます。 4. 2 小節目以降も、手順 2 〜 3 をくり返します。 5. トラック・ライトを終了するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。 修正する 誤って入力した場合は、以下の手順で修正してください。 1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。 2.[START]ボタンを押します。 ※ 演奏をストップしたままでも修正できます。その場合は、手順 2 の操作は不要です。 3. 以下のいずれかの方法で、修正したい小節に移動します。 • [ENTER]ボタンで小節を進める。 • [FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。 • 「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。 4. メイン・キー[1]〜[16]で、リズム・パターンを選びなおします。 5.[ENTER]ボタンを押します。 6.[STOP/CONT]ボタンを押します。 はじめに TR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を、最新のモデリング技術によって忠実に再現した サウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格 的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。 ※ TR-09 は電池または USB バス電源で動作します。電池で使用するときは、電池の向きに注意して、 単 3 形電池を 4 本入れてください。 ※ 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。「安全上のご注意」「使 用上のご注意」(『安全上のご注意』チラシ)に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使い ください。 ※ 本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、落下や転倒 を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。 電池が消耗すると、ディスプレイに「Bt.Lo」と点滅表示されます。新しい電池と交換してください。 Boutique Dock DK-01(付属品)と組み合わせて使う & 取り付け/取り外し/角度の調節については、DK-01 の取扱説明書をご覧ください。 MIDI や USB で鳴らす TR-09 は、MIDI や USB で演奏することもできます。詳しくは「機器の接続」をご覧ください。 機器の接続 ※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての 機器の電源を切ってください。 G A B C D F E A Micro USB(O)端子 市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タイプ)でパソコンに接続し ます。&「USB で接続する」 B [VOLUME]つまみ 音量を調節します。 C PHONES 端子 ヘッドホン(別売)を接続します。 D OUTPUT 端子 アンプやモニター・スピーカーに接続します。 E MIX IN 端子 オーディオ入力端子です。接続した機器の音が、OUTPUT 端子と PHONES 端子から出力されます。 F MIDI 端子 市販の MIDI ケーブルで MIDI 機器を接続すると、TR-09 と MIDI 機 器を同期演奏できます。 電源を入れる G [POWER]スイッチ 電源をオン/オフします。 ※ 正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入れてください。手順を間違えると、誤 動作をしたり故障したりすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→本機の順に電源 を切ってください※ 電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切るときに音 がすることがありますが、故障ではありません。 TR-09 MIDI 機器 MIDI IN MIDI OUT © 2016 ローランド株式会社 主な仕様 ローランド TR-09:リズム・コンポーザー 電源 充電式ニッケル水素電池(単 3 形)×4、アルカリ電池(単 3 形)×4、 USB バス電源 消費電流 500mA(USB バス電源) 外形寸法 308(幅)×130(奥行)×51(高さ)mm 質量 980g(電池含む、Boutique Dock 含まず) 付属品 Boutique Dock:DK-01、取扱説明書、DK-01 取扱説明書、安全上のご注意チラシ、 保証書、ローランド ユーザー登録カード、アルカリ電池(単 3 形)×4 ※ 本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページ をご覧ください。 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシ)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。 ラスト・ステップの設定 ※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[LAST STEP]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、ラスト・ステップを設定 します。 [LAST STEP]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイアルを回しても、ラスト・ステップを変更する ことができます。 トータル・アクセントの入力 ※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TOTAL ACCENT](ENTER)ボタンを押します。 2. アクセントを付けるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。 3.[TOTAL ACCENT]つまみで、アクセントの強さを調節します。 シャッフルの設定 ※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[7]を押して設定します。 数字が大きいほど、シャッフルが深くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。 シャッフル OFF: [SHUFFLE/FLAM]+[8] フラムの入力 BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM はフラムを入力できます。 ※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。 1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら以下のボタンを 2 つ同時に押します。 BASS DRUM SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM ← 2 つのボタンを同時に押す。 例: BASS DRUM の場合[1]+[2]) 2. フラムを入力するステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して、設定します。 3.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[9]〜[16]を押して、フラムの間隔を設 定します。 数字が大きいほど、フラムの間隔が広くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。 タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング) ※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。 パターン・ライト・モードにする 1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。 タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング)モードにする 1.[SHIFT]ボタンを押しながら[TAP](BACK)ボタンを押します。 パターンの消去 1.[CLEAR]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、消去したいパターンを選びます。 タップ・ライトする 1.[START]ボタンを押します。 2.[CYCLE/GUIDE]ボタンを押します。 クリック音が鳴ります。 3. メイン・キー[1]〜[16]を押して、演奏します。 &「メイン・キー[1]〜[16]でマニュアル演奏する」参照。 • 録音中に、[CLEAR]ボタンを押しながら消したいサウンドのメイン・キー(SNARE DRUMの場合 は[3]または[4])を押し続けると、サウンドを消去することができます。 • 演奏は、スケールで設定したタイミングに入力されます(クォンタイズ)。 4.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。 便利な機能 パターンのコピー パターンをコピーします。他のバンクやグループにもコピーできます。 1. ペースト先のパターンを選びます。 [SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 バンク(I、II)→パターン・グループ(1 〜 3)→メイン・キー(1 〜 16) 2. コピー元のパターンを選びます。 [SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 [COPY](11)→バンク(I、 II)→パターン・グループ(1 〜 3)→メイン・キー(1 〜 16)→[ENTER] チェーン(パターンをつなげる) 2 つ以上のパターンをつなげて、1 つのパターンとして扱うことができます。 ※ ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしていない状態)で操作してください。 チェーン・セット 1. チェーンにしたいパターンの両端のボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。 例:パターン 7 〜 10 をチェーンにする場合 [7]+[10]+[ENTER] チェーン解除 1. 切り離したいパターンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。 例:パターン 7 〜 10 のチェーンからパターン 7 を切り離す場合 [7]+[ENTER] 便利な機能 デリート トラック内のパターンを小節単位で削除します。 1. 以下のいずれかの方法で、削除開始小節に移動し ます。 • [ENTER]ボタンで小節を進める。 • [FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。 • 「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。 2.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 [DEL](13)→メイン・キーで削除終了小節設定(0〜9)→[ENTER] 例:25 小節まで削除する場合 [DEL](13)→[2]→[5]→[ENTER] 例:開始小節のみを削除する場合 [DEL](13)→[ENTER] 例:最終小節まで削除する場合 [DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER] インサート トラックにパターンを挿入します。 1. 挿入したい小節に移動します。 例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間に挿入さ れます。 2.「パターンの選択」の手順で、挿入したいパターンを 選びます。 ※ 2 つのメイン・キーを同時に押すことで、複数選択もできます。 3.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 [INS](12)→[ENTER] コピー トラックの内容を小節単位でコピー&ペース トできます。 1. ペースト先の小節に移動します。 例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間 にペーストされます。 2. コピー元のパターンを選びます。[SHIFT] ボタンを押したまま、以下のボタンを順に 押します。 [COPY](11)→メイン・キーで開始小節数設定(0〜9)→[ENTER]→ メイン・キーで終了小節数設定(0 〜 9)→[ENTER] ※ ディスプレイに「000」と表示された場合は、コピーできない小節が指定されています。 テンポ・メモリー 各トラックにテンポをセットすることができます。 テンポ・セット ※ トラック・プレイ・モードで操作してください。 1.[TEMPO]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。 選ばれているトラックに、表示されたテンポがセットされます。 テンポの呼び出し 通常は、現在のテンポでトラックが再生されますが、以下の手順でセットしたテンポを呼び出すこ とができます。 1.[TEMPO]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。 工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット) TR-09 を、工場出荷時の状態に戻します。 1. [2] ボタンを押しながら電源を入れます。 [ENTER]ボタンが点滅します。 ファクトリー・リセットをキャンセルする場合は、電源を切ります。 2.[ENTER]ボタンを押して、ファクトリー・リセットを実行します。 3. すべてのボタンが点滅したら、TR-09 の電源を入れなおします。 データ・バックアップ/リストア バックアップ 1. TR-09 とパソコンを、USB ケーブルで接続します。 2.[START]ボタンを押しながら電源を入れます。 3. パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。 「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内にバックアップ・ファイルがあります。 4. バックアップ・ファイルを、パソコンへコピーします。 5. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。 Windows コンピューターの「TR-09」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。 Mac OS 「TR-09」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。 6. 電源をオフにします。 リストア 1.「バックアップ」の 1 3 の手順で、パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。 2.「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内に、バックアップ・ファイルを上書きコピーします。 3. コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、 [ENTER]ボタンを押します4. LED の点滅が完全に終わってから、電源をオフにします。

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Page 1: TR-09Rhythm Composer 取扱説明書SNARE DRUM LOW TOM MID TOM HI TOM RIM C-HH CRASH CLAP O-HH RIDE ※ パラ・アウトに設定したサウンドは、MIXのUSBオーディオ・ポートか

日本語取扱説明書Rhythm ComposerTR-09

システム設定1.[MENU]ボタンを押して、点灯させます。2.[TEMPO]ダイヤルでパラメーターを選び、[ENTER]ボタンを押します。3.[TEMPO]ダイヤルで、値を設定します。

[MENU]ボタンを押して消灯させると、システム設定を終了します。表示 パラメーター 値 説明

CHMIDIチャンネル

1 〜 16、OFF

MIDI 送受信チャンネルを設定します(1 〜 16、OFF)。

SYnC

MIDIクロック・ソース

AUtOMIDI IN 端子または USB 端子から MIDI クロックが入力された場合、自動的に MIDI クロックにテンポ同期します(初期値)。

Int本体で設定したテンポで動作します。外部機器と同期したくない場合は「インターナル」に設定します。

A.OFF オート・オフOFF 自動的に電源が切れません。

30(min)30 分経つと自動で電源が切れます(初期値)。※ USB 接続時はオート・オフしません。

dENO LED デモ

OFF

LED デモに入るまでの時間を設定します。(初期値:3)1(min)3(min)10(min)

PrG.Nプログラミング・モード

P-F

ステップ・ライト時のメイン・キー[1]〜[16]の動作を設定します。押すごとに、オフ 0 弱 0 強の順番で切り替わります(初期値)。

F-P 押すごとに、オフ 0 強 0 弱の順番で切り替わります。

USB1

USB2

USB3

USB4

USB パラ・アウト

USBで接続する市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タイプ)でパソコンに接続します。USB MIDI と USB オーディオの情報をやりとりすることができます。パソコンに接続するには、USBドライバーをインストールする必要があります。USB ドライバーは、ローランドのホームページからダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルにある Readme.htm をお読みください。& http://www.roland.co.jp/support/※ 充電専用のマイクロ USB ケーブルは使用しないでください。データ通信

ができません。

TR-09 は MIX の USB オーディオ・ポート以外に、4 系統のパラ・アウト用USB オーディオ・ポートがあります。設定時に、メイン・キー([1]〜[16])を押して点滅させたサウンドをパラ・アウトします。

BASSDRUM

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

RIM C-HH CRASHCLAP O-HH RIDE

※ パラ・アウトに設定したサウンドは、MIXの USBオーディオ・ポートからは出力されなくなります。

OUT パラ・アウト

OUTPUT 端子(ステレオ・ミニ)の出力を左右チャンネルに分けて、設定したサウンドをパラ・アウトします。設定時にメイン・キー([1]〜[16])を点滅させたサウンドを右チャンネルから、点灯させたサウンドを左チャンネルからパラ・アウトします。

BASSDRUM

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

RIM C-HH CRASHCLAP O-HH RIDE

※ ステレオで出力する場合は、すべてのボタンを点灯させてください(初期値)。

SCALスケール・ボタン・ロック

OFF [SCALE]ボタンを押すたびにスケールが切り替わります(初期値)。ON [SCALE]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイヤルで選びます。

概要TR-09 には 96 個の「パターン」と、パターンを並べた 8 個の「トラック」があります。

バンク:2パターン(96個)

グループ:3 パターン:16 バンク:2トラック(8個)

トラック:4

モードの切り替え

1

2 3 4

モード 操作パターン・プレイ 3 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンパターン・ライト(録音) 1 [SHIFT]+ 3 PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタントラック・プレイ 2 TRACK PLAY[1]〜[4]ボタントラック・ライト(編集) 1 [SHIFT]+ 2 TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンバンクの切り替え 1 [SHIFT]+ 4 BANK[ ]、[ ]ボタン

サウンドを鳴らすメイン・キー[1]〜[16]でマニュアル演奏する

トラック・プレイ・モードでは、メイン・キー[1]〜[16]を押してリアルタイムに演奏できます。1.TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンのいずれかを押します。2.メイン・キー[1]〜[16]を押して演奏します。

BASSDRUM

HI-HAT

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

RIM SHOT

HAND CLAP

CRASH CYMBALRIDE CYMBAL

• BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM、HI-HAT は左側のキーが「アクセントあり」、右側のキーが「アクセントなし」です(例:BASS DRUM の場合[1]がアクセントあり)。

• HI-HAT は、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットになります。

サウンドをつまみで調節する

操作子 説明[LEVEL]つまみ 音量[TUNE]つまみ チューニング(ピッチ)[ATTACK]つまみ アタックの強さ(BASS DRUM のみ)[DECAY]つまみ 余韻の長さ[TONE]つまみ 余韻の長さ(SNARE DRUM のみ)[SNAPPY]つまみ スナッピー(響き線)の音量(SNARE DRUM のみ)

サウンドのエディットつまみ以外のパラメーターをエディットできます。1.[SHIFT]ボタンを押しながら[EDIT]ボタンを押します。2.[TEMPO]ダイヤルで、パラメーターを選びます。

パラメーター 説明GAIN GAIN ゲインTUNE TUNE チューニング(ピッチ)DECY DECAY 余韻の長さ設定可能なメイン・キー[1]〜[16]が点灯します。

3.[ENTER]ボタンを押して、パラメーターを確定します。設定値が表示されます。

4.メイン・キー[1]〜[16]を押して、エディットするサウンドを選びます。

BASSDRUM

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

RIM C-HH CRASHCLAP O-HH RIDE

5.[TEMPO]ダイヤルで値を設定します。6.[EDIT]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。

コンプレッサー・レベルのエディットBASS DRUM と SNARE DRUM にはコンプレッサーをかけることができます。1.[COMP]ボタンを押します。

設定可能なメイン・キー[1]〜[4]が点灯します。2.メイン・キーを押して、BASS DRUM(1 〜 2)か SNARE DRUM(3 〜 4)を選びます。3.[TEMPO]ダイヤルで、コンプレッサー・レベルを設定します。

コンプレッサーをオフにするには、つまみを左に回しきります。4.[COMP]または[ENTER]ボタンを押して、エディットを終了します。

トリガー・アウトについてTRIGGER OUT 端子からは、トリガー・パルスが出力されます。ミニ・プラグ(モノ)で、外部機器につないでコントロールすることができます。※ 「ステレオ・ミニ・プラグ」のケーブルは使用しないでください、正しく動作しません。

トリガー・アウトのステップ・ライト入力※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER OUT](MENU)ボタンを押します。2.トリガー・アウトさせるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。

トリガー・アウトのタップ・ライト入力※ タップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.トリガー・アウトさせるタイミングで、[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TRIGGER

OUT](MENU)ボタンを押します。• 消去する場合は、[CLEAR]+[INSTRUMENT SELECT]+[TRIGGER OUT]ボタンを押さえ続けます。

パターンの再生/録音

パターン・プレイパターン・プレイ・モードにする1.PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。

パターンの再生1.[START]ボタンを押して、再生します。2.停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。• 再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置から再生を再開します。• 再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離

すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。

パターンの選択1.[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[ ]、[ ]ボタンを押して、バンクを選びます。2.PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンで、パターン・グループを選びます。3.メイン・キー[1]〜[16]で、パターンを選びます。• 2 つのメイン・キーを同時に押すと範囲選択できます。選択されたパターンは順次再生されます。• 演奏中にパターンを切り替えることもできます。パターン終了後に次のパターンが演奏されます。

テンポの設定[TEMPO]ダイヤルを回して、テンポ(40.00 〜 300.00)を変更できます。小数点以下を変更する場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイヤルを回して設定します。

パターン・ライト1 小節のパターンを録音/編集することを、TR-09 では「パターン・ライト」と呼びます。パターン・ライトには、以下の 2 つの方法があります。ステップ・ライト(ステップ・レコーディング)

サウンドごとに、音を鳴らすステップを指定して、パターンを作成します。タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング)

メイン・キー[1]〜[16]の演奏をリアルタイムに録音して、パターンを作成します。

ステップ・ライト(ステップ・レコーディング)※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。

パターン・ライト・モードにする1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。

PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。

ステップ・ライト(ステップ・レコーディング)モードにする1.[SHIFT]ボタンを押しながら[STEP](TEMPO)ボタンを押します。

パターンの消去1.[CLEAR]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、消去したいパターンを選びます。

ステップ・ライトする1.[START]ボタンを押します。2.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、記録するサ

ウンドを選びます。

BASSDRUM

HI-HAT

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

RIM SHOT

HAND CLAP

CRASH CYMBALRIDE CYMBAL

• HI-HAT は、[13]と[14]を同時に押すとオープン・ハイハットが選ばれます。3.音を鳴らしたいステップを、メイン・キー[1]〜[16]で指定します。• BASSDRUM、SNAREDRUM、TOM、CLOSEDHI-HAT:

ボタンを押すたびに、オフ→弱→強(アクセントあり)の順で切り替わります。

• その他のサウンド:ボタンを押すたびに、オフ→強(アクセントあり)の順で切り替わります。

※ 切り替え順は、システム設定の「プログラミング・モード」で変更可能です。裏拍の入力(32 ステップ)[ENTER]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押すと、1/2 ステップ後ろにズレた位置に音を入力できます。これにより、1 パターンに最大 32 ステップを入力できるようになります。

4.手順 2 〜 3 をくり返します。5.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。

スケールの設定※ ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[SCALE]ボタンを押して、スケールを設定します。

LED 説明16 分 3 連符( ) 6 ステップで 1 拍になります。8 分 3 連符( ) 3 ステップで 1 拍になります。32 分音符( ) 8 ステップで 1 拍になります。16 分音符( ) 4 ステップで 1 拍になります。

※ ボタンを押しただけでスケールが変更されてしまう誤操作を防ぐこともできます。システム設定の「スケール・ボタン・ロック」で変更可能です。

トラックの再生/編集パターンを並べて、1 曲分のトラックにすることができます。

トラック・プレイトラックの選択1.[SHIFT]ボタンを押しながら BANK[ ]、[ ]ボタンを押して、バンクを選びます。2.TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンで、トラックを選びます。

ディスプレイに小節番号「1」が表示されます。データがないトラックは「0」と表示されます。

トラックの再生1.[START]ボタンを押して、再生します。2.停止するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。• 再び[STOP/CONT]ボタンを押すと、停止位置からコンティニュー再生します。• 再生中、[SHIFT]ボタンを押しながら[START]ボタンを押さえている間は演奏が一時停止し、離

すと再スタートします。手動で同期しているときのタイミング合わせに便利です。

途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。

メイン・キーで小節数設定(0 〜 9)→[ENTER]例:20 小節の場合

[2]→[0]→[ENTER]2.[STOP/CONT]ボタンを押して、コンティニュー再生します。

トラック・モードの機能

操作子 説明

[TEMPO]ボタンテンポを表示します。ボタンを押している間、[TEMPO]ダイヤルを回して、テンポを変更できます。小数点以下を変更する場合は、[SHIFT]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイヤルを回します。

[BACK]ボタン 小節を 1 つ戻します。[FWD]ボタン 小節を 1 つ進めます。[AVAILABLE MEAS]ボタン (トラック・ライト・モードのみ)入力可能な小節数を表示します。[CYCLE/GUIDE]ボタン (トラック・プレイ・モードのみ)トラックをループ演奏します。[SHIFT]+[CYCLE/GUIDE](LAST MEAS)ボタン 最後の小節数を表示します。

トラック・ライト※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。

トラック・ライト・モードにする1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。

TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンが点滅します。ディスプレイに小節番号が表示されます。

トラックの消去1.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。

[1]→[ENTER]→[DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER]

トラック・ライトする1.[START]ボタンを押します。2.1 小節目に入力するパターンを、PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンとメイン・キー[1]〜[16]

で選びます。※ トラックと同一バンクのパターンのみ選ぶことができます。3.[ENTER]ボタンを押します。

パターンが入力され、2 小節目に進みます。4.2 小節目以降も、手順 2 〜 3 をくり返します。5.トラック・ライトを終了するときは、[STOP/CONT]ボタンを押します。

修正する誤って入力した場合は、以下の手順で修正してください。1.[SHIFT]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。2.[START]ボタンを押します。※ 演奏をストップしたままでも修正できます。その場合は、手順 2 の操作は不要です。3.以下のいずれかの方法で、修正したい小節に移動します。• [ENTER]ボタンで小節を進める。• [FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。• 「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。4.メイン・キー[1]〜[16]で、リズム・パターンを選びなおします。5.[ENTER]ボタンを押します。6.[STOP/CONT]ボタンを押します。

はじめにTR-09 は、1983 年に発売された Roland TR-909 を、最新のモデリング技術によって忠実に再現したサウンド・モジュールです。コンパクトなだけでなく、電池駆動と小型スピーカーの搭載を実現。本格的な TR-909 サウンドを、どこでも自由に楽しむことができます。※ TR-09 は電池または USB バス電源で動作します。電池で使用するときは、電池の向きに注意して、

単 3 形電池を 4 本入れてください。※ 電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。「安全上のご注意」「使

用上のご注意」(『安全上のご注意』チラシ)に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使いください。

※ 本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。

※ 電池が消耗すると、ディスプレイに「Bt.Lo」と点滅表示されます。新しい電池と交換してください。

BoutiqueDockDK-01(付属品)と組み合わせて使う& 取り付け/取り外し/角度の調節については、DK-01 の取扱説明書をご覧ください。

MIDI や USBで鳴らすTR-09 は、MIDI や USB で演奏することもできます。詳しくは「機器の接続」をご覧ください。

機器の接続※ 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての

機器の電源を切ってください。

G

A B C D FE

A MicroUSB(O)端子市販の USB2.0 ケーブル(A-microB タイプ)でパソコンに接続します。& 「USB で接続する」B [VOLUME]つまみ

音量を調節します。C PHONES 端子

ヘッドホン(別売)を接続します。D OUTPUT端子アンプやモニター・スピーカーに接続します。E MIXIN 端子

オーディオ入力端子です。接続した機器の音が、OUTPUT 端子とPHONES 端子から出力されます。F MIDI 端子

市販の MIDI ケーブルで MIDI 機器を接続すると、TR-09 と MIDI 機器を同期演奏できます。

電源を入れるG [POWER]スイッチ電源をオン/オフします。※ 正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入れてください。手順を間違えると、誤

動作をしたり故障したりすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→本機の順に電源を切ってください。

※ 電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。

TR-09MIDI 機器

MIDI INMIDI OUT

© 2016 ローランド株式会社

主な仕様 ローランド TR-09:リズム・コンポーザー

電源 充電式ニッケル水素電池(単 3 形)×4、アルカリ電池(単 3 形)×4、USB バス電源

消費電流 500mA(USB バス電源)外形寸法 308(幅)×130(奥行)×51(高さ)mm質量 980g(電池含む、Boutique Dock 含まず)

付属品 Boutique Dock:DK-01、取扱説明書、DK-01 取扱説明書、安全上のご注意チラシ、保証書、ローランド ユーザー登録カード、アルカリ電池(単 3 形)×4

※ 本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページをご覧ください。

本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシ)をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。

ラスト・ステップの設定※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[LAST STEP]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、ラスト・ステップを設定

します。[LAST STEP]ボタンを押しながら[TEMPO]ダイアルを回しても、ラスト・ステップを変更することができます。

トータル・アクセントの入力※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら[TOTAL ACCENT](ENTER)ボタンを押します。2.アクセントを付けるステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して設定します。3.[TOTAL ACCENT]つまみで、アクセントの強さを調節します。

シャッフルの設定※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[7]を押して設定します。

数字が大きいほど、シャッフルが深くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。シャッフルOFF:[SHUFFLE/FLAM]+[8]

フラムの入力BASS DRUM、SNARE DRUM、TOM はフラムを入力できます。

※ ステップ・ライト・モード(スタートしている状態)で操作してください。1.[INSTRUMENT SELECT]ボタンを押しながら以下のボタンを 2 つ同時に押します。

BASSDRUM

SNAREDRUM

LOWTOM

MIDTOM

HITOM

← 2 つのボタンを同時に押す。(例:BASS DRUM の場合[1]+[2])

2.フラムを入力するステップを、メイン・キー[1]〜[16]を押して、設定します。3.[SHUFFLE/FLAM]ボタンを押しながらメイン・キー[9]〜[16]を押して、フラムの間隔を設

定します。数字が大きいほど、フラムの間隔が広くなります。[TEMPO]ダイヤルで、細かく設定できます。

タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング)※ あらかじめ、[SHIFT]+BANK[ ]、[ ]ボタンでバンクを選んでおきます。

パターン・ライト・モードにする1.[SHIFT]ボタンを押しながら PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンを押します。

PATTERN PLAY[1]〜[3]ボタンが点滅します。

タップ・ライト(リアルタイム・レコーディング)モードにする1.[SHIFT]ボタンを押しながら[TAP](BACK)ボタンを押します。

パターンの消去1.[CLEAR]ボタンを押しながらメイン・キー[1]〜[16]を押して、消去したいパターンを選びます。

タップ・ライトする1.[START]ボタンを押します。2.[CYCLE/GUIDE]ボタンを押します。

クリック音が鳴ります。3.メイン・キー[1]〜[16]を押して、演奏します。

&「メイン・キー[1]〜[16]でマニュアル演奏する」参照。• 録音中に、[CLEAR]ボタンを押しながら消したいサウンドのメイン・キー(SNARE DRUM の場合

は[3]または[4])を押し続けると、サウンドを消去することができます。• 演奏は、スケールで設定したタイミングに入力されます(クォンタイズ)。4.[STOP/CONT]ボタンを押して、停止します。

便利な機能パターンのコピー

パターンをコピーします。他のバンクやグループにもコピーできます。1.ペースト先のパターンを選びます。

[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 バンク(I、II)→パターン・グループ(1 〜 3)→メイン・キー(1 〜 16)

2.コピー元のパターンを選びます。 [SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。 [COPY](11)→バンク(I、II)→パターン・グループ(1 〜 3)→メイン・キー(1 〜 16)→[ENTER]

チェーン(パターンをつなげる)2 つ以上のパターンをつなげて、1 つのパターンとして扱うことができます。※ ステップ・ライトまたはタップ・ライト・モード(スタートしていない状態)で操作してください。

チェーン・セット1.チェーンにしたいパターンの両端のボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。例:パターン 7 〜 10 をチェーンにする場合

[7]+[10]+[ENTER]

チェーン解除1.切り離したいパターンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。例:パターン 7 〜 10 のチェーンからパターン 7 を切り離す場合

[7]+[ENTER]

便利な機能デリート

トラック内のパターンを小節単位で削除します。1.以下のいずれかの方法で、削除開始小節に移動し

ます。• [ENTER]ボタンで小節を進める。• [FWD]/[BACK]ボタンで小節を移動する。• 「途中からスタートする場合(小節番号を呼び出す)」の手順 1 で小節番号を呼び出す。2.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。

[DEL](13)→メイン・キーで削除終了小節設定(0 〜 9)→[ENTER]• 例:25 小節まで削除する場合

[DEL](13)→[2]→[5]→[ENTER]• 例:開始小節のみを削除する場合

[DEL](13)→[ENTER]• 例:最終小節まで削除する場合

[DEL](13)→[LAST MEAS](CYCLE/GUIDE)→[ENTER]

インサートトラックにパターンを挿入します。1.挿入したい小節に移動します。例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間に挿入されます。

2.「パターンの選択」の手順で、挿入したいパターンを選びます。

※ 2 つのメイン・キーを同時に押すことで、複数選択もできます。3.[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。

[INS](12)→[ENTER]

コピートラックの内容を小節単位でコピー&ペーストできます。

1.ペースト先の小節に移動します。例:5 小節を選ぶと、4 小節と 5 小節の間にペーストされます。

2.コピー元のパターンを選びます。[SHIFT]ボタンを押したまま、以下のボタンを順に押します。

[COPY](11)→メイン・キーで開始小節数設定(0 〜 9)→[ENTER]→ メイン・キーで終了小節数設定(0 〜 9)→[ENTER]

※ ディスプレイに「000」と表示された場合は、コピーできない小節が指定されています。

テンポ・メモリー各トラックにテンポをセットすることができます。

テンポ・セット※ トラック・プレイ・モードで操作してください。1.[TEMPO]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。

選ばれているトラックに、表示されたテンポがセットされます。

テンポの呼び出し通常は、現在のテンポでトラックが再生されますが、以下の手順でセットしたテンポを呼び出すことができます。

1.[TEMPO]ボタンを押しながら TRACK PLAY[1]〜[4]ボタンを押して、トラックを選びます。

工場出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)TR-09 を、工場出荷時の状態に戻します。1. [2] ボタンを押しながら電源を入れます。

[ENTER]ボタンが点滅します。ファクトリー・リセットをキャンセルする場合は、電源を切ります。

2.[ENTER]ボタンを押して、ファクトリー・リセットを実行します。3.すべてのボタンが点滅したら、TR-09 の電源を入れなおします。

データ・バックアップ/リストアバックアップ1.TR-09 とパソコンを、USB ケーブルで接続します。2.[START]ボタンを押しながら電源を入れます。3.パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。

「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内にバックアップ・ファイルがあります。4.バックアップ・ファイルを、パソコンへコピーします。5.コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、USB ケーブルを抜きます。Windows

コンピューターの「TR-09」アイコンを右クリックして「取り出し」を実行します。MacOS「TR-09」アイコンをドックにあるゴミ箱アイコンにドラッグします。6.電源をオフにします。

リストア1.「バックアップ」の 1〜 3の手順で、パソコンで「TR-09」ドライブを開きます。2.「TR-09」ドライブの「BACKUP」フォルダー内に、バックアップ・ファイルを上書きコピーします。3.コピーが完了したら、パソコン上で USB ドライブの取り出しをして、[ENTER]ボタンを押します。4. LED の点滅が完全に終わってから、電源をオフにします。