Techni Hedge Forex-111024fx - traders shop...Techni Hedge Forex : 24 Oct., 2011 (Mon.) Tanaka...
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外外国国為為替替予予想想レレポポーートト((週週刊刊))
TTeecchhnnii HHeeddggee FFoorreexx :: 2244 OOcctt..,, 22001111 ((MMoonn..)) Tanaka Currency Risk Management, vof.
● 先週はドル円が史上 安値を更新しつつ急落。変動率も主要通貨中 大だった。
● ドルは小幅の全面安。
● スイスに対ドル、円、ユーロで買いシグナル点灯。興味深い。
今週の為替市場予測、ハイライト:
ドル円・長期予想:長期弱気中。............................................. 2 ドル円・中期予想:中期弱気中。............................................. 3 ドル円・短期予想:短期弱気転換。........................................... 3 ユーロ円・長期予想:長期弱気中。........................................... 4 ユーロ円・中期予想:中期強気中。........................................... 5 ユーロ円・短期予想:弱気転換。............................................. 5 ユーロドル・長期予想:長期弱気中。......................................... 6 ユーロドル・中期予想:中期強気中。......................................... 6 ユーロドル・短期予想:短期弱気転換。....................................... 7 ドル・インデックス:長期強気中。中期弱気中。............................... 8 ドルスイス:長期強気中。中期弱気転換。..................................... 9 ユーロスイス予想:長期弱気中。中期弱気転換。............................... 10 スイス円予想:長期弱気中・中期強気転換。................................... 11 ボンド円:長期弱気中、中期強気中。......................................... 12 ポンド米ドル:長期弱気中。中期強気中。..................................... 13 ユーロポンド:長期弱気中。中期弱気中。..................................... 14 豪ドル円:長期弱気中。中期強気中。......................................... 15 豪ドル/米ドル予想:長期弱気中。中期強気中。................................ 16 米ドルカナダドル:長期強気中。中期弱気転換。............................... 17 カナダ円:長期弱気中。中期強気中。......................................... 18
ドル円: 76.28(77.22)先週末 NY 為替市場終値
[為替市場焦点](本レポでは昨日とは先週金曜日、本日とは週明け月曜日をさします)
外国為替市況概観
昨日はここまで2ヵ月間 安値水準で殆ど動かなかったドル円が遂に安値方向にレンジブレーク。
75.78安値を付け 安値記録を更新した。
ドルは全面安。対ドル上昇率では豪ドル、NZD、スイスが大幅で1%超。ポンドとカナダがこれに
続いた。注目の円の対ドル変動率は小さく0.69%にて終了。
スイスは今回ユーロと連動して対ドル上昇した。
注目すべきは先週全体の変動率で、ドル円下落率1.22%が 大。
ユーロ円とドルスイスの下落がこれに続くかなり異例の市況だった。
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ドル円の急落は投機性の強いストップ狙いと判定。週明けもネットFXの強制ストップロス決済に
拠る、いわゆるキリング・ミセスワタナベが発生する可能性があるが、いつものように持続性は
無いだろう。
先週の市況は調整市況との認識も変わりなし。
ドル円日足が売りブレークアウト76.39にて弱気転換。
ドル円週足も76.26売りストップに到達し弱気追認。
ドルカナダ週足に売りシグナル点灯弱気転換。
ドルスイス週足に売りシグナル点灯弱気転換。
先週は中期円安、中期ドル安、中期ユーロ高の予想だったが、ドル円以外での中期円安認識を含
め、ドル安、ユーロ高の中期認識は、今週も有効である。
ドル円は長期的な冬の買い場に接近中と見る。冬の買い場とは温度変化に合わせてドル円が下落
していくことを指す。つまり年末頃に大底を入れやすい。
今週は投機的興味がドル円に集中して始まる見込み。
ドル円は、週末サミットの結果にも必然的ロジックで結びつきにくく、どのようにでも説明でき
るのが分かりやすい。純粋にテクニカルな攻防と考えれば良い。
(お断り:ブレークアウトはストップに対する抜けを告知しており、予想レンジに対するものでは有りません。本レポー
トでは逆張りの売買シグナルと順張りの売買ストップの両方で価格変動の方向性認識を管理しておりますが、チャートに
は逆張りの売買シグナルのみが表示されています。7大通貨ペア以外は予想レンジを表示してありません。)
ドル円・長期予想:長期弱気中。
(下図ドル円長期月足売買シグナル:)
9月はシグナル点灯なし。ブレークアウトなし。
7月売りブレークアウト78.69より弱気中。
ドル円9月足はレンジ幅が恐らく史上 低の僅か1円75銭にて終了した。1ヶ月で1円75銭とは
驚くべき極小レンジである。
10月足は3週間を経過したが、先週の急落にもかかわらずレンジ幅は未だに1円70銭しかない。
先週は8月の史上 安値75.95を更新し75.78安値まであった。今週はレンジ幅を幾分か拡大する
見通しである。
ドル円ではこの様な人目を引く極小レンジが大ブレークアウトの前兆となることが多い。上方ブ
レークの場合周期的底入れを伴う自律的な上方ブレークとはなりにくく、小規模なものを予想し
ている。
先週金曜日の急落は幾分か下方ブレークの可能性を示唆する。
こちらはユーロ圏危機、もしくはそれに絡む株式市場の大暴落などを切っ掛けに、分かり易い市
場ロジックで発生する可能性が高い。先週の株式市場はNYが上昇、欧州株は軟調だった。
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しかしドル円のブレークはトレンドに逆らう場合は理由無きブレークとなりやすく、ファンダメ
ンタルズ分析は重要な役割を果たさない事が多い。
10月の買いストップは80.45。(売りストップは73.61)
標準予想レンジは 74.99~78.58。
陽線予想レンジは 76.18~79.77。
陰線予想レンジは 74.28~77.87。
ドル円・中期予想:中期弱気中。
(下図ドル円中期週足売買シグナル:)
先週はシグナル点灯なし。76.26売りストップに到達し弱気追認。
9月23日週売りシグナル76.58より弱気中。
先週のドル円はここ2ヶ月では 大級の変動率1.22%で下落した。これは先週の主要通貨中では
大だったが、 大にしては控えめな変動だった。
先週は高値節目として指摘した77.50を攻略できず77.45まで。一方安値方向は売りストップ76.26
と陰線予想レンジ76.11を下回り、中期弱気を追認した。
恐らく先週の急落は仕掛け的な短期的一時的な現象と見るが、万一持続的な下落となった場合、
中期周期の下落余地は十二分に残している。
今週の買いストップは77.64。(売りストップは74.91)
標準予想レンジは 75.56~76.90。
陽線予想レンジは 76.05~77.39。
陰線予想レンジは 75.16~76.50。
ドル円・短期予想:短期弱気転換。
(下図ドル円短期日足売買シグナル:)
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9月1日買いストップ77.04より強気中だったが、昨21日売りブレークアウト76.39にて弱気転換
した。
ドル円ブレークの予感が高まる 中、昨日は遂にダウンブレーク。
ロイター報ではロンドンのクリアリングハウスとヘッジファンドが巨額の売りを出したのが切っ
掛けとか。薄商いの 中安値もモニターごとに異なっていた。銀行間電子取引プラットフォーム
では市場 安値75.78を記録。
今後は(1)仕掛け的に急速に元に戻ってしまう、(2)12月まで大底を形成に行く、の何れか
のシナリオと成りやすい。
ブレーク後は比較的分かりやすい展開となりやすいので、集中して暫く追跡する価値があろう。
本日の買いストップは76.96(売りストップは75.60)
標準予想レンジは 75.98~76.53。
陽線予想レンジは 76.14~76.69。
陰線予想レンジは 75.86~76.41。
ユーロ円: 105.94(107.18)週末 NY 為替市場終値 [概観] 長期弱気中。中期強気中。 ユーロ円・長期予想:長期弱気中。
(下図ユーロ円長期月足売買シグナル:)
9月はシグナル点灯なし。105.96にて売りブレークアウトが発生し弱気追認。
5月115.95売りストップより弱気中。
長期弱気中の9月足は大暴落にて終了。レンジ幅は過去半年の 大(9.05円)、下落率6.39%は
昨年5月(-10.02%)以来 大だった。
10月足は反転パターンで買い戻し中。9月大暴落の半分以上を買い戻した。
長期弱気認識は有効。109円近辺までは長期売り場である。
予想どおり一時的には下げ止まり、長期的な踊り場を形成中である。
10月の買いストップは112.51。(売りストップは94.84)
標準予想レンジは 98.99~105.87。
陽線予想レンジは 101.67~108.55。
陰線予想レンジは 97.68~104.56。
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ユーロ円・中期予想:中期強気中。
(下図ユーロ円中期週足売買シグナル:)
先週はシグナル点灯なし。ブレークアウトなし。
10月14日週買いシグナル102.93より強気中。
先週のユーロ円は、直近 高値を少し更新した後小幅に下落して終了。3週間前の中期底からの
上昇幅を3分の1程度押して終了した。
単なる押し目調整であり、中期強気認識は有効。中期周期の上昇予想期間の約半分を経過したば
かりでまだ充分な上昇余地を残す。残り3週間程度で109円近辺までの上昇を予想。
この先押し目の小幅下落があった場合103台~104台は買い場との認識。
今週の売りストップは102.25。(買いストップは109.63)
標準予想レンジは 103.91~107.26。
陽線予想レンジは 105.25~108.61。
陰線予想レンジは 103.26~106.62。
ユーロ円・短期予想:弱気転換。
(下図ユーロ円短期日足売買シグナル:)
10月7日買いシグナル102.85より強気中だったが、18日105.65にて売りシグナルが点灯し弱気転
換した。
ユーロ円はユーロ危機をメディアが喧騒したほどは下げておらず、この点は注目に値する。
先週の引け値は終始ジリ高、金曜日は引け値 高値で終了。
短期弱気は有効ながら、これは中期強気の押しの局面であり、何れ直近高値を更新しに行くので
はないか。
先週は金曜日にドル円急落してセンチメントは円高興味。
今週はその影響でユーロ円が下げる局面では買い場という事になろう。
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ユーロドル: 1.3891(1.3884)先週末 NY 為替市場終値 [概観]:長期弱気中。中期強気中。
ユーロドル・長期予想:長期弱気中。
(下図ユーロドル長期月足売買シグナル:)
9月はシグナル点灯なし。1.3895にて売りブレークアウトが発生し弱気追認。
5月売りストップ1.4024より弱気中。
9月足は11ヶ月ぶりの大暴落で-6.83%。直近6ヶ月の大レンジを下抜けて大幅に下落。
リーマンショック以来今回を含め5回の大暴落を経験したが、今回は5番目の暴落率だった。
全暴落に共通する経験則としては、暴落月の2ヵ月後に暴騰に転じており、その習いからすると
10月から11月は長期弱気の利食い買戻しの有力候補だと予想した。
実際の10月相場は買戻しが予想よりも先取り傾向で進行中。
今月の高値目標は、陽線予想高値である1.40台(1.40~1.41)と推測。その後、急落に転じる事
になろう。
10月の買いストップは1.4435。(売りストップ1.2400)
標準予想レンジは 1.2958~1.3724。
陽線予想レンジは 1.3247~1.4013。
陰線予想レンジは 1.2763~1.3529。
ユーロドル・中期予想:中期強気中。
(下図ユーロドル中期週足売買シグナル:)
先週はシグナル点灯なし。ブレークアウトなし。
10 月 14 日週買いシグナルおよび買いブレークアウト 1.3547 より強気中。
先週のユーロドル週足は、前週比殆ど変わらず終了。ユーロ関連ニュースヘッドラインは混迷の
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度を極めたが、ユーロ自体は週中の小幅下落を全て回復して終了した。
中期強気は有効。
長期周期の観測からは本格大底には半年早いとの認識であるが、この辺は中間的な踊り場を形成
するとの見通しである。
ユーロドルは少なくとも 1.41 までは3週間以内に到達するだろう。
今週の売りストップは 1.3469。(買いストップは 1.4313)
標準予想レンジは 1.3662~1.4052。
陽線予想レンジは 1.3802~1.4192。
陰線予想レンジは 1.3590~1.3980。
ユーロドル・短期予想:短期弱気転換。
(下図ユーロドル短期日足売買シグナル:)
10月10日1.3615買いブレークアウトより強気中だったが、18日1.3753にて売りシグナルが点灯し
弱気転換した。
昨日のユーロドルは急騰し直近 高値近辺まで買い戻された。
1.39近辺に人工的なバリアらしきものが観測された。
直近レンジ内での急騰であり、乱高下の一部と捉えることができる。
周期的に弱気認識であるにも関わらず、殆ど横ばいで調整しており、
この次の強気周期では相当に強い上昇があるかもしれない。
ユーロ圏危機感は深まるばかりだが、該当通貨ユーロは先週殆ど下げなかった。
ファンダメンタルズの印象と通貨変動は必ずしも歯車が噛み合っているわけではない。
今週も複雑な乱高下が続く見込み。
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ドル・インデックス: 76.39(76.62)先週末 NY 為替市場終値
ドル・インデックス:長期強気中。中期弱気中。
(下図ドル・インデックス長期月足売買シグナル)
長期月足は2011年7月買いストップ76.11より強気中。中期週足は10月14日週売りシグナル点灯お
よび売りブレークアウト76.90より弱気中。
先週のドル・インデックス週足は続落したものの予想どおり減速した。2週間前の暴落であまり
に早く下落目標に到達した為の減速である。この先は75台~76台で一度下げ止まると予想。長期
強気の認識は有効。押し目買いに支えられる見込み。
今週の買いストップは 78.35。(売りストップは 74.44) 10 月の売りストップは 73.92。
(下図ドル・インデックス中期週足売買シグナル)
(下図ドル・インデックス短期日足売買シグナル)
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ドルスイス: 0.8825(0.8925)先週末 NY 為替市場終値
ドルスイス:長期強気中。中期弱気転換。
(下図ドルスイス長期月足売買シグナル:)
ドルスイス長期月足は9月 0.8835 買いシグナル点灯および買いストップ到達より強気中。中期週
足は8月 12 日週買いシグナルより強気中だったが、先週 10 月 21 日週売りシグナル点灯および
0.8899 売りストップにて弱気転換した。
先週のドルスイスには興味深い中期売りシグナルが点灯した。2週間前には過去2年間で 大の
下落率で急落したばかりである。スイスは上限規制のため対ユーロで上昇することは出来ないが、
ユーロと連動してならば対ドルで幾らでも上昇が可能である(=ドルスイスの下落)。ドルスイス
の下落目標は 0.85 程度まで。これが成功するにはユーロドルも 1.40~1.42 まで上昇する必要が
ある。この制限を踏まえた上でのショートは今週の穴場となりうる。今週は水曜日辺りがクライ
マックスとなりやすく買い戻し局面で売りたい場合には標準予想高値0.9018の少し下が良さそう。
先週はドルスイスのみならず、ユーロスイス、スイス円でもスイス買いのシグナルが点灯した。
今週の買いストップは 0.9239。(売りストップは 0.8555)10 月の売りストップは 0.7643。
標準予想レンジは 0.8643~0.9018。
陽線予想レンジは 0.8765~0.9139。
陰線予想レンジは 0.8511~0.8885。
(下図ドルスイス中期週足売買シグナル:)
(下図ドルスイス短期日足売買シグナル)
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ユーロスイス: 1.2265(1.2390)先週末 NY 為替市場終値
ユーロスイス予想:長期弱気中。中期弱気転換。
(下図ユーロスイス長期月足売買シグナル:)
長期月足は 1月売りシグナル 1.2927 より長期弱気中。中期週足は9月9日週買いストップ 1.2075
より強気中だったが、先週 10 月 21 日週 1.2265 にて売りシグナルが点灯し弱気転換した。
ユーロスイスはユーロ危機の真っ 中と言うのに先週も5月以来の 高値を更新。リスクオン、
リスクオフ等と大騒ぎしても、結局は市場取引の口実であり、ファンダメンタルズとはご都合主
義の関係しか無いことを示唆した。しかし先週のユーロスイスには興味深い売りシグナルが点灯
した。周知の様にユーロスイスの下限値は 1.20。従って安値目標は 1.20 となるが、果たしてそこ
に到達した後どうなるのかが予想が付かず、1.20 を分岐点として急騰するかそれとも禁断の領域
に踏み込むか緊迫した状況になるかもしれない。投機的な人気も復活するかもしれない。先週は
ドルスイスとスイス円でもスイス買いシグナルが点灯した点が特に興味深い。
今週の買いストップは 1.2666。(売りストップは 1.2113)10 月の買いストップは 1.3341。
(下図ユーロスイス中期週足売買シグナル:)
(下図ユーロスイス短期日足売買シグナル:)
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スイス円: 86.27(86.54)先週末 NY 為替市場終値
スイス円予想:長期弱気中・中期強気転換。
(下図スイス円長期月足売買シグナル:)
長期月足は8月足に売りシグナル 95.01 より弱気中。中期週足は9月9日週売りブレークアウト
91.86 より弱気中だったが、先週 10月 21 日週 86.27 にて買いシグナルが点灯し強気転換した。
先週のスイス円には買いシグナルが点灯。対ドル対ユーロでもスイス買いシグナルが点灯してお
り精度が高そうである。スイス円のロングは遠まわしにユーロスイスの制約があり無制限上昇と
は行かないが、今週のスイスは他通貨よりアウトパーフォームしやすいので良い選択となりそう
である。チャート上買い戻しは 90 円が上限。
今週の売りストップは 83.15。(買いストップは 89.39) 10 月の買いストップは 100.08。
(下図スイス円中期週足売買シグナル:)
(下図スイス円短期日足売買シグナル:)
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ポンド円: 121.54(122.17)先週末 NY 為替市場終値
ボンド円:長期弱気中、中期強気中。
(下図ポンド円長期月足売買シグナル:)
長期月足は 2010 年2月売りストップ 137.63 より弱気中。中期週足は 10 月 14 日週買いシグナル
122.17 より強気中。
先週のポンド円は僅かに下落。強気有効ながらクロス円の中では も冴えない部類に属する。2
週間前に買いシグナルが点灯して強気中であるが、チャート上はトレンドラインを上抜いている
ようにもまだ見えない状況。本格反転に成功したとしても、買戻しは穏やかで 124~125 円程度が
上限となりそうである。
今週の売りストップは 117.25。(買いストップは 126.80) 10 月の買いストップは 130.34。
(下図ポンド円中期週足売買シグナル:)
(下図ポンド円短期日足売買シグナル:)
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ポンド米ドル: 1.5950(1.5824)先週末 NY 為替市場終値
ポンド米ドル:長期弱気中。中期強気中。
(下図ポンドドル長期月足売買シグナル:)
長期月足は9月足 1.5638 売りブレークアウトより弱気中。中期週足は 10 月 14 日週買いシグナル
点灯 1.5824 より強気中。
先週のポンドドル中期週足は続騰。2週間前に買いシグナル点灯したばかりだった。日足が3段
構えの第3段に突入。予想高値は 1 セント上方に変更して 1.60 台から 1.61 台まで。予想外の市
況好転の場合でも 1.61 近辺では周期的頭打ちになると予想。
今週の売りストップは 1.5744。(買いストップは 1.6156) 10 月の買いストップは 1.6294。
標準予想レンジは 1.5758~1.6079。
陽線予想レンジは 1.5880~1.6201。
陰線予想レンジは 1.5699~1.6020。
(下図ポンドドル中期週足売買シグナル:)
(下図ポンドドル短期日足売買シグナル:)
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ユーロポンド: 0.8709(0.8775)先週末 NY 為替市場終値
ユーロポンド:長期弱気中。中期弱気中。
(下図ユーロポンド長期月足売買シグナル:)
長期月足は 9 月 0.8575 売りストップより弱気中。中期週足は9月9日週売りブレークアウト
0.8615 より弱気中。
先週のユーロポンド週足は既存の5週間レンジ内を小幅下落して引けた。予想どおり中期乱高下
気味の弱気認識は有効だった。長期的な下落余地を残し、この先の長期目標値は 0.8430。順張り
には向かず、逆張り相場。
今週の買いストップは 0.8843。(売りストップは 0.8576)10 月の買いストップは 0.8985。
(下図ユーロポンド中期週足売買シグナル:)
(下図ユーロポンド短期日足売買シグナル:)
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豪ドル円: 78.87(79.87)先週末 NY 為替市場終値
豪ドル円:長期弱気中。中期強気中。
(下図豪州ドル円長期月足売買シグナル)
長期月足は2011年6月売りシグナル点灯および売りストップ84.18より弱気中。中期週足は10月14
日週買いシグナル点灯および買いブレークアウト79.05より強気中。
先週足は2週間前の6.22%大暴騰後の中休みとなり少し押して終了した。今週はユーロ圏危機の
山場となるサミットが水曜日にあり週半ばがクライマックスになると予想され、豪ドルペアは全
て大幅に乱高下の見込み。ニュースに振り回されるごとに急騰は売り、急落は買いとなる技術的
に難しい取引が必要となるだろう。ニュースの後でその内容に順張りするのは概ね危険。
今週の売りストップは75.29。(買いストップは82.46)10月の買いストップは84.46。
(下図豪州ドル/円中期週足売買シグナル:)
(下図豪州ドル/円短期日足売買シグナル:)
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豪ドル/米ドル: 1.0375 (1.0342)先週末 NY 為替市場終値
豪ドル/米ドル予想:長期弱気中。中期強気中。
(下図豪ドル米ドル長期月足売買シグナル:)
長期月足は8月売りストップ 1.0481 より弱気中。中期週足は 10 月 14 日週買いシグナル点灯およ
び買いブレークアウト 1.0085 より強気中。
2週間前に 5.91%の 2 年半で 大の上昇率を達成した豪ドルは、先週他の通貨と連動して対ドル
上昇したが、上昇率は僅少に留まった。
5週間前に 5.6%の大暴落に見舞われたばかりであり、今回の急騰が大乱高下の一部なのか、それ
とも本格強気の始まりかは定かには言えないが、既に調整高値目標に到達中。現行の上昇波動で
の 大上昇限度は 1.08。1.05~1.08 の間で反落に転じる見込み。
今週の売りストップは 1.0158。(買いストップは 1.0592) 10 月の買いストップは 1.0820。
標準予想レンジは 1.0164~1.0520。
陽線予想レンジは 1.0320~1.0676。
陰線予想レンジは 1.0074~1.0430。
(下図豪ドル米ドル中期週足売買シグナル:)
(下図豪ドル米ドル短期日足売買シグナル:)
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米ドルカナダドル: 1.0066(1.0099)先週末 NY 為替市場終値
米ドルカナダドル:長期強気中。中期弱気転換。
(下図米ドルカナダドル長期月足売買シグナル)
長期月足は5月買いシグナル及び買いストップ 0.9794 より強気中。中期週足は9月 23 日買いブ
レークアウト 1.0039 より強気中だったが、先週 10 月 21 日週 1.0066 にて売りシグナルが点灯し
弱気転換した。
先週のドルカナダには中期売りシグナルが点灯。弱気転換した。これで海外先進国ドルストレー
トには直近2週間で全てにドル売りシグナルが点灯した事になる。(ドル円のみは他と周期が噛み
合わず5週間前に売りシグナル点灯。長期観測はこの逆でドル長期強気認識中。即ち現行の中期
ドル下落の潜在下落幅は限られており、また長期的にはドル買い場となる見通しである。
ドルカナダの押し目目標は 1カナダドル近辺。 大の押しでも 0.99 までだろう。その近辺ではロ
ングに転じる目論見。
今週の買いストップは 1.0325。(売りストップは 0.9807)10 月の売りストップは 0.9644。
標準予想レンジは 0.9939~1.0203。
陽線予想レンジは 1.0001~1.0264。
陰線予想レンジは 0.9868~1.0131。
(下図米ドルカナダドル中期週足売買シグナル:)
(下図米ドルカナダドル短期日足売買シグナル:)
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カナダ円: 75.52(76.45)先週末 NY 為替市場終値
カナダ円:長期弱気中。中期強気中。
(下図カナダ円長期月足売買シグナル)
長期月足は5月84.14売りシグナルより弱気中。中期週足は10月14日週買いシグナル76.45より強
気中。
先週のカナダ円は小幅に下落して引けた。2週間前に買いシグナル点灯したものの、ポンド円と
同じく控えめの上昇に留まっており、チャート上の下落トレンドラインもまだ攻略していない模
様。10月の利食い水準は77円台としたが先週は77.09まであり、その直後急落した。
今週の売りストップは 73.785。(買いストップは 77.28)10 月の買いストップは 79.40。
(下図カナダ円中期週足売買シグナル)
(下図カナダ円短期日足売買シグナル)
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V110304
テテククニニヘヘッッジジ ・・ レレポポーートトのの読読みみ方方((簡簡略略版版))
■■ 前前書書きき::
本簡略版レポート解読マニュアルはテクニヘッジ・レポート週報を対象に書いてあります。内容は為替市場、内外株式市場、内外国債市場
及び内外商品市場にも同様に適用されます。他の市場では該当する金融商品を読み替えてご理解ください。
尚、本マニュアルは代理店 HPで無料ダウンロード出来る完全版マニュアル(開示文書)の簡略版です。
■■ 売売買買シシググナナルル::
チャートの上部に表記されたダイヤモンド印はそのバーで点灯した天井「売りシグナル」です。
チャートの下部に表記された丸印はそのバーで点灯した底入れ「買いシグナル」です。
これは田中 CRM が開発したコンピュータ・ヘッジ・システムの売買シグナルで、本文中にシグナル点灯月日と価格水準を明示してあります。
「売りシグナル」にて周期的天井を認識。
「買いシグナル」にて底を認識するとお考え下さい。
これは逆張りエントリーの試みです。日足、週足、月足それぞれに独立した「売買シグナル」が提供されます。「売買シグナル」とは「周
期的転換点を予測するシグナル」を意味しています。
「売りシグナル」では天井にて強気が弱気に転換、「買いシグナル」では底にて弱気が強気に転換すると予想します。
■■ 売売買買スストトッッププ::
天井と底を予想する転換点シグナルが当たらない事はありえますが、それを早期に認識し、自分が間違っていることを自動的に識別するに
は、正確で有効な損切りストップ(逆指値)を設定する必要があります。損切りをして損失を予め限定し、さらに逆張りを停止してリバー
サル(どてん)にて順張り新取引方向を定める自動的な仕組みが「売買ストップ」です。
■■ ブブレレーーククアアウウトト::
「売買ストップ」は指定された価格からの「ブレークアウト」発生により執行されます。つまり順張りで相場の方向を自動的に認定します。
価格がストップ水準を飛び越えることを「ブレークアウト」発生と呼び、これは順張りのトレンド・フォロー手法です。「売買シグナル」
が、周期的逆張りであるのとは逆のアプローチです。
本レポートでは引け値がストップ値を飛び越えて引けた場合にのみ「ブレークアウト」と呼びます。ストップ値に到達はしたが引け値はス
トップ値以前に押し戻されて引けた場合は、単に「ストップに到達」と表現します。
■■ チチャャーートトとと時時間間枠枠のの読読みみ方方::
短期日足分析:デイリーベースのシステムが認識した市場方向性と市況を記載してあります。週報の読者には単に参考情報でありストップ
や予想レンジは記載されません。
中期週足分析:数週間から数ヶ月の中期市況認識に適しています。週初に注文を出すことの出来る方に適しています。なお日足取引者は、
中期分析を参照することにより、日足の動きを支配している中期傾向を知ることが出来ます。
長期月足分析:
半年から 1年の長期時間枠で市況を判定する事を目的とします。月初に注文を出すことが出来る長期取引者に適しています。しばしば長期
天井(または長期底)のシグナルが 高値(または 安値)付近で正確に点灯します。
■■ トトレレンンドドのの概概念念::
(周期的に点灯した)「売りシグナル」が、その直後に「買いストップ」をブレークして方向認識が強気に再転換すると、しばしばそこか
ら強気トレンドが発生します。
(周期的に点灯した)「買いシグナル」が、その直後に「売りストップ」をブレークして方向認識が弱気に再転換すると、しばしばそこか
ら弱気トレンドが発生します。
トレンドによる 大収益は、その直前に比較的大きな損失、もしくは小額の連続的損失を被った直後に実現する事が多いと言う経験則があ
ります。
■■ トトレレンンドド・・フフォォロローー::
ストップを連続的にエントリーとして使い、常にポジションをひっくり返しながらトレンドに追従していく手法をトレンド・フォローと呼
びます。この手法では年に数度の 大級収益は大きいのですが、それに比例してドローダウンも大きくなることをご承知ください。
■■ 利利食食いい::
本レポートでは利食い水準をシステム情報としてシステマティックに記載することはしていません。本文では時折高値目標値、安値目標値
として言及しております。一方各バーに対しては予想高値と予想安値を提示してあります。
■ システム取引の限界:
レポートに提示されたシグナルとストップだけで、通貨取引の全てが解決するわけではないことを理解する必要があります。本レポートが
意図するのは、読者の皆様に市況の核心に迫る 低限必要なシステム情報を出来るだけ正確に提供する事であり、取引上の問題に係る個々
のアドバイスは一切行っていません。
外国為替予想・分析テクニヘッジ・レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものです。売買の 終
決定は、読者ご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。 また、テクニヘッジ・レポートのいかなる部分も一切の
権利は TANAKA CRM社に帰属しており、電子的または機械的な方法を問わず、いかなる目的であれ、無断で
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△ Tanaka CRM,v.o.f., The Netherlands ▼Currency Risk Management