TB No.XAAAA-K11-523B301 ’15-7 改訂 組立・設置 …...2 ページ 3.シーリング要領 4....

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注 意 シーラーの位置ずれ・ 折れ曲がりがないこと を確認してください。 シーラー 上枠 左たて枠 上枠シーラー (4隅) 右たて枠 下枠 Ⓖ小トラスタッピン ねじ2種 (φ4×25) 下レール ’15-7 発行 このたびは、「3枚引戸」をご採用いただき、誠にありがとうございます。 1 ページ お願い 商品を正しく組立・設置していただくために、説明書の内容をご確認ください。 商品の組立・設置については必ず本説明書に従ってください。 商品周辺の防水処理は必ず行ってください。 取付開口部の水平・垂直、対角寸法およびねじれのないことを確認してください。 取付開口部の精度が悪いと商品本来の機能を発揮できず、家屋の損害の原因になります。 シーラーなどの水密部品は説明書に従って組立ててください。 サッシからの漏水は、家屋を傷め、施主様から賠償を求められることがあります。 組立ては、所定のねじを使用して、最後まで締め付けてください。 締め付け不良は漏水や事故の原因になります。 設置完了後、説明書の調整方法通り、調整が行われていることを確認してください。 調整不良は操作不良や異常音の原因になります。 引戸に照明等の熱源を近づけないでください。 1. 枠の組立 2. 枠の取付 タカラシステムバス用 ニューフラット洗い場 No. 01 XAAAA-K11-523B3 TB 開口部の垂直を下げ振りで 確認してください。 建ちが2mm以上になりますと、 水漏れ等不具合の原因になります。 2 3 たて枠下端水密材を貼り付けてください。 洗い場端から18mm飛び出させた位置からパネル側面に 沿わせて隙間ができないように貼り付けてください。 ドア下アングルに貼り付けた水密材に接する部分は、端部に 押し込みながらすき間ができないように貼り付けてください。 Ⓢたて枠下端水密材 18 12 ドア下アングル 洗い場パン パネル 押し込んで 貼り付ける ドア 開口部 下げ振り 2mm以下 前後建ち 2mm以下 SB 壁パネル 1 枠の取付前にたて枠ライナー・たて枠バックアップ材を貼付けてください。 壁パネル厚16mmの場合、たて枠上部小口の バックアップ材をはずして、ドア上枠キャップを 取付けてください。 壁パネル厚 16mmの場合 壁パネル厚 24mmの場合 ドア上枠 キャップ (別途部品) バックアップ材 (取付済み) Ⓣたて枠ライナー (取付穴付近に貼付) Ⓜたて枠 バックアップ材 貼付図 壁パネル厚 24mmの場合 壁パネル厚 16mmの場合 8 3 Ⓜたて枠バックアップ材 たて枠 ライナー 6 5 中央部等にフクレがある 場合はライナーにて調整 してください。 枠をトラスタッピンねじ(φ4×20) でパネルに仮固定してください。 (この時、穴塞ぎキャップは 取付けないでください。 7 枠の建付を調整してください。 8 再度、枠内寸法および6の段差を確認し、枠固定ねじを本締めし、 穴塞ぎキャップを取付けてください。 トラスタッピンねじ (φ4×20) 調整ライナー 穴塞ぎキャップはしっかり と奥まで取付けてください。 正しく建付調整がされていないと 漏水につながるおそれがあります。 穴塞ぎ キャップ お願い 注 意 下枠と洗い場フロア面の高さが 1.5mm(±0.5)差になるように調整 しながら枠を建込んでください。 a b a 枠のハラミ(b-a) ±1㎜以内 a b 枠のねじれ(b-a) 対角寸法±2㎜以内 b a 枠のたおれ(b-a) 左右、前後±1㎜以内 前後建ち 2mm以下 たて枠 開口にドア枠を組み込む際に、水密材がズレたり、 はがれたりしないように注意してください。 水密材がめくれ 上がった場合、 ヘラ等で押えて ください。 注 意 シーリングは、継ぎ目 に沿ってたっぷり塗布 してください。 壁パネル厚16mmの場合、 スペーサーがパネルから はみ出すので、挿入前に 切断してください。 3mm残して 切断 ポイント たて枠下端水密材の端部・継ぎ目部に沿ってシーリングを塗布してください。 4 浴室側 シーリング (φ7以上) 18 12 12 18 シーリング (φ7以上) シーリング (φ7以上) パネル ドア枠 洗い場 パン 下枠 ドア下アングル 1.5 水密材 シーリング シーリング材 個数 備考 品名 姿図 番号 個数 備考 品名 姿図 番号 個数 備考 品名 姿図 番号 壁パネル厚16mmの場合、 別途必要になります。 個数 備考 品名 姿図 ※   はあらかじめ洗い場パンに取付ける部材です。 皿タッピンねじ (φ3.5×16) ドア上枠 キャップ 2個 別途部品 5 5 サムターン サムターン 2個 2個 穴塞ぎキャップ 4個 2本 引手取付用 小トラスタッピンねじ1種 φ5×30) 2本 たて枠 バックアップ材 1本 上枠 1本 下枠 下枠レール 1本 左たて枠 1本 2本 下枠カバー材 1本 把手セット 1組 右たて枠 12本 枠組立用 小トラスタッピンねじ2種 φ4×25) 10本 枠取付用 調整ライナー 10個 たて枠取付用 穴塞ぎキャップ 6枚 トラスタッピンねじ (φ4×20) 22本 額縁取付用 たて枠 下端水密材 2個 たて枠下部用 たて枠ライナー 10個 12本 ドア下アングル取付用 薄バインドドリルねじ (φ4×30) 水密改善仕様を追加しました。 組立・設置説明書 ’15-7 改訂 3枚引戸 電動ドライバー使用禁止マーク」で表示している箇所のねじ止めは 必ず手締めで行ってください電動ドライバーを使用すると、部品を変形 させたり、ねじ頭をつぶすおそれあります。 注 意 電動 ドライバー 使用禁止 シーリング材 シーリングマーク シーリングマーク」で表示している箇所の シーリングは必ず行ってくださいシーリングがされないと、漏水の原因なったり、家屋や家財を傷めるなど 重大事故につながるおそれがあります。 シーリングは必ず実施してください! 電動ドライバー・エアードライバー使用の際は、 締め付けトルクは以下を目安に設定してください。 2.0~2.5N・m(20~25kgf・cm)程度 注 意 同梱一覧

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Page 1: TB No.XAAAA-K11-523B301 ’15-7 改訂 組立・設置 …...2 ページ 3.シーリング要領 4. 下枠レールの取付 6. 障子の吊込み TB No.XAAAA-K11-523B301 下枠レールを溝部に差し込み、カチッと音が

注 意

シーラーの位置ずれ・折れ曲がりがないことを確認してください。

シーラーⒶ上枠

Ⓒ左たて枠

上枠シーラー(4隅)

Ⓓ右たて枠

Ⓑ下枠

Ⓖ小トラスタッピン ねじ2種 (φ4×25)

Ⓔ下レール

’15-7月 発行

このたびは、「3枚引戸」をご採用いただき、誠にありがとうございます。1ページ

お願い● 商品を正しく組立・設置していただくために、説明書の内容をご確認ください。● 商品の組立・設置については必ず本説明書に従ってください。● 商品周辺の防水処理は必ず行ってください。● 取付開口部の水平・垂直、対角寸法およびねじれのないことを確認してください。 取付開口部の精度が悪いと商品本来の機能を発揮できず、家屋の損害の原因になります。● シーラーなどの水密部品は説明書に従って組立ててください。 サッシからの漏水は、家屋を傷め、施主様から賠償を求められることがあります。● 組立ては、所定のねじを使用して、最後まで締め付けてください。 締め付け不良は漏水や事故の原因になります。● 設置完了後、説明書の調整方法通り、調整が行われていることを確認してください。 調整不良は操作不良や異常音の原因になります。● 引戸に照明等の熱源を近づけないでください。

1. 枠の組立

2. 枠の取付

タカラシステムバス用ニューフラット洗い場

No. 01XAAAA-K11-523B3TB

開口部の垂直を下げ振りで確認してください。建ちが2mm以上になりますと、水漏れ等不具合の原因になります。

2 3たて枠下端水密材を貼り付けてください。洗い場端から18mm飛び出させた位置からパネル側面に沿わせて隙間ができないように貼り付けてください。ドア下アングルに貼り付けた水密材に接する部分は、端部に押し込みながらすき間ができないように貼り付けてください。

Ⓢたて枠下端水密材

1812

ドア下アングル

洗い場パンパネル 押し込んで

貼り付ける

ドア開口部

下げ振り2mm以下

前後建ち2mm以下

SB壁パネル

1枠の取付前にたて枠ライナー・たて枠バックアップ材を貼付けてください。壁パネル厚16mmの場合、たて枠上部小口のバックアップ材をはずして、ドア上枠キャップを取付けてください。

壁パネル厚16mmの場合

壁パネル厚24mmの場合

ドア上枠キャップ(別途部品)

バックアップ材(取付済み)

Ⓣたて枠ライナー(取付穴付近に貼付)

Ⓜたて枠 バックアップ材

貼付図

壁パネル厚24mmの場合

壁パネル厚16mmの場合

83

Ⓜたて枠バックアップ材

Ⓣたて枠 ライナー

6

5

中央部等にフクレがある場合はライナーにて調整してください。

枠をトラスタッピンねじ(φ4×20)でパネルに仮固定してください。(この時、穴塞ぎキャップは 取付けないでください。)

7枠の建付を調整してください。 8再度、枠内寸法および6の段差を確認し、枠固定ねじを本締めし、穴塞ぎキャップを取付けてください。

Ⓝトラスタッピンねじ(φ4×20)

Ⓠ調整ライナー

穴塞ぎキャップはしっかりと奥まで取付けてください。

正しく建付調整がされていないと漏水につながるおそれがあります。

Ⓞ穴塞ぎ キャップ

お願い

注 意

下枠と洗い場フロア面の高さが1.5mm(±0.5)差になるように調整しながら枠を建込んでください。

aba

枠のハラミ(b-a)±1㎜以内

a

b

枠のねじれ(b-a)対角寸法±2㎜以内

b

a

枠のたおれ(b-a)左右、前後±1㎜以内

前後建ち2mm以下

たて枠

開口にドア枠を組み込む際に、水密材がズレたり、はがれたりしないように注意してください。水密材がめくれ上がった場合、ヘラ等で押えてください。

注 意

シーリングは、継ぎ目に沿ってたっぷり塗布してください。

壁パネル厚16mmの場合、スペーサーがパネルからはみ出すので、挿入前に切断してください。

3mm残して切断

ポイント

たて枠下端水密材の端部・継ぎ目部に沿ってシーリングを塗布してください。4浴室側

シーリング(φ7以上)

18

12 12

18

シーリング(φ7以上)

シーリング(φ7以上)

パネル

ドア枠

洗い場パン

下枠

ドア下アングル

1.5

水密材

シーリングシーリング材

個数備考

品名

姿図

番号

個数備考

品名

姿図

番号

個数備考

品名

姿図

番号

※壁パネル厚16mmの場合、 別途必要になります。

個数備考

品名

姿図

※   はあらかじめ洗い場パンに取付ける部材です。

Ⓐ Ⓑ Ⓒ Ⓓ Ⓔ Ⓕ Ⓖ Ⓗ

Ⓝ Ⓞ Ⓟ

Ⓠ Ⓡ Ⓢ Ⓣ

皿タッピンねじ(φ3.5×16)

Ⓘ Ⓙ Ⓚ Ⓛ Ⓜ

ドア上枠キャップ2個

別途部品

5

5

サムターン サムターン

2個 2個

穴塞ぎキャップ

4個2本引手取付用

小トラスタッピンねじ1種(φ5×30)

2本

たて枠バックアップ材

1本

上枠

1本

下枠 下枠レール

1本

左たて枠

1本 2本

下枠カバー材

1本

把手セット

1組

右たて枠

12本枠組立用

小トラスタッピンねじ2種(φ4×25)

10本枠取付用

調整ライナー

10個たて枠取付用

穴塞ぎキャップ

6枚

トラスタッピンねじ(φ4×20)

22本額縁取付用

たて枠下端水密材2個

たて枠下部用

たて枠ライナー

10個12本ドア下アングル取付用

薄バインドドリルねじ(φ4×30)

変 更 変 更

変 更 水密改善仕様を追加しました。

組立・設置説明書 ’15-7 月改訂 3枚引戸

変 更

「電動ドライバー使用禁止マーク」で表示している箇所のねじ止めは 必ず手締めで行ってください。 電動ドライバーを使用すると、部品を変形 させたり、ねじ頭をつぶすおそれが あります。

注 意

電動ドライバー使用禁止

シーリング材

シーリングマーク

「シーリングマーク」で表示している箇所のシーリングは必ず行ってください。シーリングがされないと、漏水の原因となったり、家屋や家財を傷めるなど重大事故につながるおそれがあります。

シーリングは必ず実施してください!

電動ドライバー・エアードライバー使用の際は、締め付けトルクは以下を目安に設定してください。 2.0~2.5N・m(20~25kgf・cm)程度

注 意

 同梱一覧

Page 2: TB No.XAAAA-K11-523B301 ’15-7 改訂 組立・設置 …...2 ページ 3.シーリング要領 4. 下枠レールの取付 6. 障子の吊込み TB No.XAAAA-K11-523B301 下枠レールを溝部に差し込み、カチッと音が

2 ページ

3. シーリング要領

4. 下枠レールの取付

6. 障子の吊込み

No. 01XAAAA-K11-523B3TB

下枠レールを溝部に差し込み、カチッと音がするまで確実に取付けてください。下枠レールは脱着式となっているため、確実に固定されていることを確認してください。

浴室側

脱衣室側❶

固定障子

把手付障子

脱衣室側から左勝手の障子を吊込む場合は把手付障子 → 中間障子 → 固定障子の順に吊込んでください。

右勝手の場合は固定障子 → 中間障子 → 把手付障子の順に吊込んでください。

浴室側

脱衣室側

中間障子

本図は左勝手の場合です。

障子吊込み状態断面

換気弁が脱衣室側になるようガラリ部の向きに注意し障子を吊り込んでください。

換気弁

換気弁

ガラリ

浴室側 脱衣室側

注 意

固定障子側のサムターンを回し、固定してください。

浴室側視右把手の場合 浴室側視左把手の場合

浴室側

浴室側

脱衣室側

脱衣室側

脱衣室側

浴室側

脱衣室側

浴室側

123

把手を把手取付用ねじで取付けてください。

キャップを取付けてください。

サムターンを取付けてください。

■穴塞ぎキャップ・サムターンの取付 (戸尻側)

12

穴塞ぎキャップを取付けてください。

サムターンを取付けてください。

サムターンの大・小はどちらを浴室側へ取付けても構いません。

把手

把手(大)

把手(小)Ⓘ把手取付用ねじ

キャップ

ⒿⓀサムターン

把手(小)把手(大)

キャップ

把手

脱衣室側

脱衣室側

■把手・サムターンの取付(戸先側)

Ⓛ穴塞ぎキャップ

Ⓘ把手取付用 ねじ

ⒿⓀサムターン

Ⓛ穴塞ぎキャップ

ⒿⓀサムターン ⒿⓀサムターン

ⒿⓀサムターン ⒿⓀサムターンⓁ穴塞ぎ キャップ

ⒿⓀサムターン ⒿⓀサムターン

Ⓛ穴塞ぎ キャップ

下図の❶・❷の2ヵ所で建付け調整できます。

錠のかかりが悪い場合は、錠受のねじをゆるめ、上下方向に調整を行ってください。

錠の首部下面が、錠受のリブ上面と同じ高さになるように錠受の位置を調整してください。

ポイント

調整後は、再度ねじをしっかり締めてください。

お願い

建付けが悪い場合は、戸車を上下し、枠と障子が均等になるように調整してください。※戸車調整ねじを + ドライバーで時計回りに回すと障子が上がります。 障子の初期状態は一番下がった状態に設定されています。

❶戸車の調整

❷錠受の調整

+ドライバー

電動ドライバーを使用するとねじ頭がつぶれ、戸車調整が出来なくなりますので使用しないでください。

注 意戸車調整ねじ

あくまでも補助的な調整で、組立・設置のくるいをカバーするものではありませんのでご注意ください。

注 意

錠受取付ねじ

錠受 戸先框

最大3mmまで上がります(1回転で約0.6mm上がります)

調整ねじの初期設定は、一番下がった状態です。初期の設定から反時計回りに回しても障子は動きませんのでご注意ください。

お願い

電動ドライバー使用禁止

開閉を確認して問題があった場合、7.を繰り返し、場合によっては、フレームの垂直度を再確認してください。

Aタイプの場合、洗い場パンの表面の穴にあらかじめシーリングを塗布してください。

2 下枠カバ-材の内側にシーリングを塗布して、下枠の溝に差込んだ後、下枠カバー両端とたて枠との取合部にシーリングを塗布してください。※シーリングは、はみ出すくらい塗布してください。

3

シーリング材

シーリング材

シーリング材穴

洗い場

1で仕上げたシーリング

たて枠

下枠カバー端部下枠カバー端部

たて枠

Ⓕ下枠カバー

シーリング材

Ⓕ下枠カバー

たて枠下部シーリング塗布は特に注意して行ってください。シール切れ・シール穴があると漏水つながるおそれがあります。はみ出したシーリングはきれいに拭き取ってください。

シーリング

枠周囲の目地にシーリングを充てんしてください。枠下部も同様に充てんしてシーリングの切れ目がないよう仕上げてください。壁パネル厚16mmの場合、左右たて枠小口(キャップとたて枠の境目)にもシーリングを充てんしてください。

1

シーリング材

たて枠

たて枠小口キャップ

上枠

5

シーリング材シーリング材

壁パネル厚:16mmの場合

たて枠下枠

シーリング材

タカラシステムバス用ニューフラット洗い場組立・設置説明書 ’15-7 月改訂 3枚引戸

 5. 障子の吊込み前の確認

 7. 調整

 8. 固定障子の固定  9. 開閉の確認

電動ドライバー使用禁止