Symantec ApplicationHA リースノート - Veritas...Symantec ApplicationHA リ リースノート...

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SymantecApplicationHA リースノート Windows 6.0

Transcript of Symantec ApplicationHA リースノート - Veritas...Symantec ApplicationHA リ リースノート...

  • Symantec™ ApplicationHA リリースノート

    Windows

    6.0

  • Symantec™ ApplicationHA リリースノートこのマニュアルで説明するソフトウェアは、使用許諾契約に基づいて提供され、その内容に同意す

    る場合にのみ使用することができます。

    Product Version: 6.0.0

    Document Version: 6.0.0.0

    法的通知と登録商標

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    本書に記載の製品は、ライセンスに基づいて配布され、使用、コピー、配布、逆コンパイル、リバー

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    弊社製品に関して、当資料で明示的に禁止、あるいは否定されていない利用形態およびシステム

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    これらの保証がない状況で、弊社製品の導入、稼動、展開した結果として直接的、あるいは間接的

    に発生した損害等についてこれが補償されることはありません。製品の導入、稼動、展開にあたって

    は、お客様の利用目的に合致することを事前に十分に検証および確認いただく前提で、計画およ

    び準備をお願いします。

  • Symantec ApplicationHA リリースノート

    この文書では以下の項目について説明しています。

    ■ 概要

    ■ Symantec ApplicationHA とは

    ■ 新機能

    ■ ソフトウェアの制限事項

    ■ 既知の問題

    ■ 6.0 でのソフトウェアの修正と機能拡張

    概要このリリースノートには Symantec ApplicationHA 6.0 に関する重要な情報が記載されています。ApplicationHA をインストールまたはアップグレードする前に、このリリースノートをすべてお読みください。

    このリリースノートの最新版を以下の Symantec Operations Readiness Tools(SORT)Web サイトからダウンロードできます。

    https://sort.symantec.com

    リリースノートに記載された情報は、 ApplicationHA の製品マニュアルに記載の情報に優先します。

    このリリースで利用可能な最新のパッチについては、

    https://sort.symantec.com/patch/matrix にアクセスしてください。

    https://sort.symantec.comhttps://sort.symantec.com/patch/matrix

  • Symantec ApplicationHA とはSymantec ApplicationHA は VMware vCenter Server によって管理される仮想マシン内で実行するアプリケーションの監視機能を提供します。Symantec ApplicationHAは VMware 仮想化技術によって提供されるコア HA 機能にアプリケーションを認識する層を追加します。

    Symantec ApplicationHA は Veritas™ Cluster Server(VCS)に基づき、エージェント、リソース、サービスグループなどの類似の概念を使用しています。ただし、GroupMembership and Atomic Broadcast(GAB)や Low Latency Transport(LLT)などの高可用性クラスタコンポーネントは装備していません。Symantec ApplicationHA は軽量のサーバーフットプリントを持ち、より短時間でのインストールと設定が可能です。

    主な利点は次のとおりです。

    ■ VMware vCenter Server HA との簡単で迅速な統合

    ■ 仮想マシン内で実行するアプリケーションを起動、停止、監視する機能を含むアプリ

    ケーションの完全な可視性と制御。

    ■ VMware vSphere Client に統合される単一のインターフェースを使ってアプリケーションを管理する標準化された方法

    ■ ApplicationHA を使って、保守またはトラブルシューティングのためにアプリケーションを意図的に監視から外す特殊なアプリケーションメンテナンスモード。

    ■ 仮想マシンがリカバリサイトで起動した後でアプリケーション監視を再開する機能を提

    供する VMware SRM Server との統合。

    主要な特徴次に ApplicationHA の主要な特徴を示します。

    ■ Microsoft Exchange Server 2010、Microsoft Exchange Server 2007、MicrosoftSQL Server 2008 および 2008 R2、Microsoft IIS、Microsoft SharePoint Server2010 などのエンタープライズアプリケーションのサポート

    ■ インストールと設定の簡単なワークフロー

    ■ vCenter の仮想マシンにまたがるシングルサインオン

    ■ ユーザー権限に基づく随意アクセス制御

    ■ Windows および Linux プラットフォームで動作するアプリケーションの管理用の単一の GUI

    ■ GUI 上で設定されたアプリケーションのコンポーネントの依存関係を表示する機能

    ■ 設定されたアプリケーションの統合されたビューを提供し、管理者が VMware 仮想環境でアプリケーションを簡単に監視できるようにする単一のダッシュボードインター

    フェース

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノートSymantec ApplicationHA とは

    4

  • ■ ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールし、ライセンスを管理し、サイトリカバリのためのシングルサインオンを設定するための vSphere Client 統合オプション

    ■ アプリケーション障害が発生した場合の仮想マシンの正常な再ブートを設定する機能

    ■ VMware SRM によって制御されるディザスタリカバリ環境でアプリケーション監視の継続を維持する機能

    ■ Symantec Agent Pack リリースを通じて配布される継続的更新と追加のアプリケーションのサポート

    新機能Symantec ApplicationHA のこのリリースでの機能拡張は次のとおりです。

    Symantec Backup Exec のサポートSymantec ApplicationHA は Symantec Backup Exec の追加サポートを提供します。

    Symantec Backup Exec を使うと、ApplicationHA の制御下にある仮想マシンの「仮想マシン自動リカバリ」を設定できます。

    ApplicationHA Console Server ユーザーアカウントを認証し、「仮想マシン自動リカバリ」を設定した後、Backup Exec High Avaliablity(BE HA)サービスはホスト名、仮想マシン ID、MAC アドレスなどの仮想マシンの詳細を ApplicationHA Console Server に転送します。ApplicationHA Console Server は続いて自動回復用に指定された仮想マシンを登録し、Console Server データベースにエントリを追加します。

    ApplicationHA Console Server が自動回復用の仮想マシンを登録した後、「仮想マシン自動リカバリ」が設定されていることが[ApplicationHA]タブに表示されます。

    アプリケーションが失敗した場合、エージェントは設定された回数だけアプリケーションを

    再起動しようとします。エージェントがアプリケーションを起動できない場合、SymantecApplicationHA は VMware HA へのアプリケーションハートビートの送信を停止します。設定によっては、VMwareHA は仮想マシンを起動します。仮想マシンが再ブートした後でもアプリケーションが起動できない場合、ApplicationHA Heartbeat エージェントは仮想マシンのバックアップを復元する要求をトリガします。Console Server がこの要求を受信して、Media Server にリダイレクトします。

    Media Server は続いて「仮想マシン自動リカバリ」が設定されているかどうかを検証します。検証検査に合格した後、ユーザーへの確認プロンプトが表示されます。このプロンプ

    トはユーザーの確認の設定を済ませている場合にのみ表示されます。ユーザーが要求

    を承認した後、Media Server は利用可能な最新のバックアップを使って仮想マシンを復元します。

    5第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート新機能

  • VMware バージョンの追加サポートSymantec ApplicationHA は次の VMware バージョンの追加サポートを提供します。

    ■ vSphere Client 5.0

    ■ vCenter Server 5.0

    ■ VMware ESXi Server 5.0

    [ApplicationHA]タブから仮想マシンの ApplicationHA ライセンスを管理する機能

    個々の仮想マシンで ApplicationHA ライセンスを管理できるようになりました。

    vSphere Client を使って、VMware vCenter Server に接続し、ライセンスの更新を行う仮想マシンを選択します。[ApplicationHA]タブにはライセンスを更新するためのオプションが用意されています。

    VMware の耐障害性のサポートVMware には、仮想マシンの中断または停止、スナップショットの作成、スナップショットへの復帰、仮想マシンの代替ホストへの移行、仮想マシンのテンプレートの作成などの

    仮想マシン管理タスクを実行するための多くの機能が用意されています。SymantecApplicationHA は、仮想マシンでアプリケーションをアクティブに監視しながらこれらの機能をサポートします。これらの操作は ApplicationHA の機能に影響しません。

    ApplicationHA は、継続的なアプリケーションの可用性をもたらし、サーバーエラーの場合にダウンタイムおよびデータ損失を防止する VMware の耐障害性の追加サポートを提供するようになりました。

    Mozilla Firefox のサポートApplicationHA は Mozilla Firefox ブラウザをサポートするようになりました。VMwarevSphere Client を使って、Mozilla Firefox から[ApplicationHA]タブおよびApplicationHA ダッシュボードを表示できるようになりました。

    サポートする Firefox のバージョンについて詳しくは、『Symantec™ ApplicationHA インストール/アップグレードガイド』を参照してください。

    ソフトウェアの制限事項製品のこのリリースには次の制限事項が適用されます。

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノートソフトウェアの制限事項

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  • バージョン 5.1 または 5.1 SP1 の ApplicationHA ゲストコンポーネントを実行している仮想マシンを、ダッシュボードが検出しない

    Linux で ApplicationHA 5.1 を実行しているか、Windows で ApplicationHA 5.1 SP1を実行している仮想マシンでのアプリケーション監視の管理に ApplicationHA ダッシュボードを使えません。なぜなら、ダッシュボード機能は ApplicationHA 5.1 SP2 で導入され、それ以前のリリースの ApplicationHA ゲストコンポーネントではサポートされていないからです。ただし、[ApplicationHA]タブからこのような仮想マシンでのアプリケーション監視を管理し続けることはできます。

    回避策:

    5.1 または 5.1 SP1 から ApplicationHA 5.1 SP2 以降に ApplicationHA ゲストコンポーネントをアップグレードしてください。

    ApplicationHA ゲストコンポーネントのインストールパスがデフォルトで常に C: ドライブに設定される

    これは、vSphere Client メニューからApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールする場合に該当します。

    ゲストコンポーネントインストーラは、オペレーティングシステムがインストールされている

    ドライブを検出できません。インストーラはデフォルトのインストールパスを常に C:¥ProgramFiles¥Veritas に設定します。%SystemDrive% が D:、E:、またはその他のドライブ文字であっても、インストーラは常にデフォルトで C: ドライブに設定されます。

    ただし、インストールウィザードでインストールパスを編集できます。C: がシステムドライブではない場合は、システムの正しいインストールパスを指定してください。 (2388827)

    ApplicationHA Dashboard は仮想マシンごとに最大 30 の(アプリケーション)コンポーネントグループをサポートする

    Symantec ApplicationHA は設定されたアプリケーションを監視するためのダッシュボードインターフェースを導入します。このリリースでは、ダッシュボードが仮想マシンごとにサ

    ポートする(アプリケーション)コンポーネントグループの数は 30 のみです。

    DBCS 文字はサポートされないこのリリースでは 2 バイト文字セット(DBCS)文字はサポートされません。ユーザー名、システム名、ディレクトリパス、アプリケーションインスタンス名、アプリケーションコンポーネ

    ント名などのオブジェクトに DBCS 文字を含まないでください。Symantec ApplicationHAConsole およびゲストコンポーネントのインストール時に指定したシステム名とディレクトリパスに DBCS 文字が含まれていても、正常にインストールを完了できます。ただし、ApplicationHA Console 上で仮想マシンの管理者アカウントを設定できません。Symantec ApplicationHA Configuration Wizard はアプリケーション監視の設定に失

    7第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノートソフトウェアの制限事項

  • 敗し、VMware vSphere Client の ApplicationHA ビューは仮想マシンの状態を表示しないことがあります。(2124936)

    アプリケーション監視がクラスタディスクグループで設定されるマウントに対してサポートされない

    このリリースでは、クラスタディスクグループで作成されるボリュームとマウントに対するア

    プリケーション監視はサポートされません。Storage Foundation for Windows(SFW)を使って管理されるストレージを監視する場合は、動的ディスクグループを使います。

    (2126853)

    マップしたネットワークドライブのアプリケーション監視がサポートされない

    Symantec ApplicationHA はマップしたネットワークドライブのアプリケーション監視をサポートしません。

    既知の問題製品のこのリリースには、次の既知の問題が存在します。

    値が 2 以上に設定されているときに、App.RestartAttempts 設定が有効にならない

    App.RestartAttempts 設定オプションは、障害が発生したアプリケーションまたは依存コンポーネントの再起動を Symantec ApplicationHA が試みる回数を定義します。値は1 から 6 の範囲で設定できます。

    特定のアプリケーション設定では、値が 2 以上に設定されているとこの設定を有効にすることができません。アプリケーションの設定が成功した後、アプリケーションまたは依存

    コンポーネントに障害があると、ApplicationHA はそれを一度再起動しようと試みます。アプリケーションが起動できなければ、ApplicationHA はアプリケーション状態を障害発生と報告します。 (2508392)

    この問題は次のアプリケーションまたはコンポーネントにのみ当てはまります。

    Windows

    ■ カスタムアプリケーション(サービス、プロセス、ストレージマウントなど)

    Linux

    ■ カスタムアプリケーション(サービス、プロセス、ストレージマウントなど)

    ■ SAP Netweaver

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    8

  • ■ SAP Web Application Server

    ■ DB2

    ■ WebLogic Server

    ■ WebSphere Application Server

    ■ WebSphere MQ

    回避策

    現在、この問題を解決する回避策はありません。

    これらのアプリケーションについては、App.RestartAttempts 値を 1 に設定することをお勧めします。

    これにより、ApplicationHA が障害の発生したコンポーネントを再起動する試行回数が1 回になります。コンポーネントがそれでも起動しなければ、ApplicationHA はこのコンポーネントを障害発生と宣言し、構成設定に従って(システムの正常な再ブートを試みる

    などの)追加処理を行います。

    一部の VCS コマンドが機能しない場合があるApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールした後、VCS コマンドを使って管理タスクを実行しても一部のコマンドが機能していない場合があります。コマンドプロンプトに

    は、使われているコマンドが有効な内部または外部コマンド、操作可能なプログラム、あ

    るいはバッチファイルとして認識されていないことを示すメッセージが表示されます。

    (2493102)

    この問題は通常、Windows Server 2003 オペレーティングシステムを実行している仮想マシンで発生します。コンピュータの %path% 環境変数が現在の Windows セッションで更新されていないため、コマンドプロンプトは VCS コマンドを識別できません。

    回避策:

    コマンドプロンプトを終了し、現在の Windows セッションからログオフします。新しいセッションにログインし、コマンドを再び実行します。新しいセッションでは更新された %path%環境変数が使われます。

    ApplicationHA ゲストコンポーネントのインストールディレクトリに特殊文字($)が含まれている場合に SSO 設定が失敗する

    ApplicationHA ゲストコンポーネントのインストール中に指定したカスタムロケーションパスに特殊文字「$」が含まれている場合、SSO 設定が失敗します。 (2556996)

    9第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

  • アプリケーション監視設定がフリーズするこの問題は、ホスト名がハイフンで始まるシステムでアプリケーション監視を設定する場合

    に発生します。(2038685)

    アプリケーション監視設定がフリーズし、vSphere Client の ApplicationHA ビューにアプリケーションの状態が表示されないことがあります。設定されたアプリケーションが失敗

    すると、ApplicationHA はアクションを実行しません。

    ホスト名がハイフンで始まるシステムの場合、ApplicationHA をインストールし、これらのシステムでアプリケーション監視を設定する前に、名前を変更することをお勧めします。

    VMware Snapshots の操作中および仮想マシンの移行中の問題Symantec ApplicationHA がアプリケーションを監視しているシステムで仮想マシンの管理を実行中に、以下の問題が起きることがあります。

    ■ 仮想マシンのスナップショットの操作中

    仮想マシンのスナップショットを作成している間に、ApplicationHA ビューが一時的にフリーズし、監視するアプリケーションの現在の状態が表示されない場合がありま

    す。またスナップショットから復帰した後、仮想マシンが操作の完了後に再ブートする

    ことがあります。

    vSphere Client の[Tasks & Events]タブの[Events]ビューに次の警告メッセージが表示されます。

    Application heartbeat failed for on in cluster in Application heartbeat status changed to appStatusRed for on in cluster in

    Application heartbeat status changed to appStatusGreen for on in cluster in

    ■ 仮想マシンを代替 ESX ホストへと移行中仮想マシンの移行を開始すると、ApplicationHA ビューが一時的にフリーズし、監視するアプリケーションの現在の状態が表示されない場合があります。

    vSphere Client の[Tasks & Events]タブの[Events]ビューに次の警告メッセージのインスタンスが複数表示されます。

    Application heartbeat status changed to appStatusGray for on in cluster in

    Application heartbeat status changed to appStatusGreen for on in cluster in

    回避策

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    10

  • これは VMware HA に関する既知の問題です。この問題の Hotfix について詳しくは次の VMware ナレッジベースの記事を調べてください。

    http://kb.vmware.com/kb/1027413

    スナップショットを操作する、または仮想マシンを移行する前に、仮想マシンでアプリケー

    ションハートビートを無効にする(ApplicationHA ビューの[Disable ApplicationHeartbeat]ボタンを無効化)ことを推奨します。仮想マシンの管理アクティビティが完了した後、アプリケーションハートビートを再び有効にします(ApplicationHA ビューの[Enable Application Heartbeat]ボタンを有効化)。

    Symantec ApplicationHA コマンドがロケール設定どおりに時間を表示しない

    この問題は出力で日付とタイムスタンプを表示するすべての ApplicationHA コマンドで発生します。日付とタイムスタンプがシステムのロケール設定どおりに表示されません。英

    語でのみ表示されます。 (2142740)

    [ApplicationHA]タブはフリーズすることがあるvSphere Client コンソールの[ApplicationHA]タブは ApplicationHA が仮想マシンとの接続を確立できない場合にフリーズすることがあります。ApplicationHA ビューのアプリケーション状態がハングアップ状態のため更新されません。 (2125902)

    回避策

    これは仮想マシンが ApplicationHA http 要求に応答できない場合に起きることがあります。仮想マシンは、中断状態に移行したか、代替 ESX ホストへの移行中です。

    次の処理を実行します。

    ■ 仮想マシンの電源が入っており、ネットワーク経由でアクセス可能であることを確認し

    ます。

    ■ [ApplicationHA]タブを閉じ、再び開きます。vSphere Client で、別の仮想マシンをクリックし、元の仮想マシンを再度クリックして、[ApplicationHA]タブを選択するか、または vSphere Client を終了し、再び起動します。

    インストールディレクトリに複数のパーセント記号(%)が含まれる場合、ApplicationHA Console インストールでエラーが発生し、プラグイン登録が失敗する

    この問題は Symantec ApplicationHA Console Installer を使って ApplicationHAConsole をインストールしているときに発生します。[System Validation]パネルで、インストールディレクトリを連続する複数のパーセント記号(%)を含むパスへとカスタマイズし

    11第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    http://kb.vmware.com/kb/1027413

  • た場合、ウィザードは検証チェックを正常に完了し、先に進めるようになります。ただし、

    [Post-install Summary]パネルの[Next]をクリックすると、「Failed to create privatedomain. The system cannot find the path specified」エラーが表示されます。エラーメッセージの[Ok]をクリックし、インストールを進めることができます。ただし、インストールワークフローが完了した後、ウィザードは vCenter Server で ApplicationHA プラグインを登録できません。

    Console Server で利用可能な PluginMgmt.bat ユーティリティを使ってプラグイン登録を確認すると、プラグインの状態にはプラグインがすでに登録されていると表示されます。

    ただし、vCenter Server で利用可能な Plug-in Manager でプラグインの状態を確認すると、プラグインの状態は「Download & Install」と表示されます。

    回避策

    ApplicationHA Console インストールウィザードを再び起動し、複数のパーセント記号(%)を含まない有効なパスを指定します。

    Veritas Operations Manager がアンインストールされた場合ApplicationHA が動作できなくなる

    Veritas Operations Manager(VOM)の管理対象ホストコンポーネントは、ApplicationHAのインストール中に Console Server とゲスト仮想マシンにインストールされます。Windowsの[プログラムの追加と削除]では、VOM 用の個別のエントリが作成されます。 (2361128,2323516)

    VOM をアンインストールすると VRTSsfmh パッケージが削除され、ApplicationHA 機能が解除されます。sfmh パッケージには「Veritas Storage Foundation MessagingService(xprtld)」が含まれています。 これは ApplicationHA と VOM の両方によって使われます。

    メモ: この問題は Veritas Operations Manager Central Server をアンインストールするときにも発生します。

    回避策

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    12

  • 次の手順を実行します。

    1 ApplicationHA のソフトウェアディスクをシステムドライブに挿入し、Pkgs¥Commonディレクトリにナビゲートします。

    Veritas Operations Manager Central Server をアンインストールした場合は、Pkgs¥Common¥x64 ディレクトリにナビゲートする必要があります。

    2 VRTSsfmh.msi を実行します。

    3 ApplicationHA ゲストインストールを修復します。

    Veritas Operations Manager Central Server をアンインストールした場合は、ApplicationHA Console インストールを修復する必要があります。

    ApplicationHA Console またはゲストインストールの修復はアプリケーション設定に影響しません。このため、Console およびゲストインストールを修復した後、アプリケーションを再設定する必要はありません。

    メモ: ApplicationHA Console のアプリケーション監視を設定した場合は、インストールを修復する前に設定を解除する必要があります。インストールの修復が完了した

    後、そのアプリケーション監視を再設定する必要があります。

    ApplicationHA SSO が設定されている場合 VOM CS インストールが中止される

    ApplicationHA ゲストコンポーネントがインストールされ、ApplicationHA Console でシングルサインオンが設定されている場合に仮想マシンで VOM Central Server をインストールすると、Central Server インストールが中止されます。 (2376384)

    回避策:

    ApplicationHA ゲストコンポーネントのインストール中にシングルサインオンの設定をスキップします。ゲストコンポーネントのインストールが完了した後、VOM CS をインストールしてから、[ApplicationHA]タブを使って ApplicationHA シングルサインオンを設定します。

    または、最初に VOM CS をインストールしてから、ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールします。この回避策の場合には、ゲストコンポーネントのインストール中に

    シングルサインオンを設定できます。

    13第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

  • vSphere Client 統合メニューを使って ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールすると「Failed to log-on...」エラーが表示されて失敗する場合がある

    ApplicationHA ゲストコンポーネントを vCenter 統合メニューを使ってインストールしているとき、インストールワークフローは正常に完了します。ただし、タスクがインストールの

    ためにキューに格納された後で一部の仮想マシンで「Failed to log-on」エラーが表示されてインストールが失敗する場合があります。 (2361891)

    また、vSphere Client を使ってこれらの仮想マシンに接続しようとすると「MKS error...」が表示される場合があります。

    回避策

    ■ 次の場所にある VMware KB を参照します。

    http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?

    language=en_US&cmd=displayKC&externalId=749640

    ■ インストールが失敗した仮想マシンを再起動します。

    ■ 問題が解消されない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせます。

    vMotion が原因で健全性ビューとダッシュボード更新で遅延が発生するVMware vMotion が有効になっている仮想マシンでアプリケーション監視を設定した場合、アプリケーションで障害が発生し、仮想マシンが再ブートすると vMotion 処理がトリガされます。 (2363462)

    vMotion により、再ブート後、仮想マシンが起動し、アプリケーションは新しい ESX ホストのフェールオーバー仮想マシンでオンラインになります。アプリケーションがオンライン

    であっても、ApplicationHA の健全性ビューとダッシュボードはわずかに遅れてアプリケーション状態を反映します。

    vMotion の後、アプリケーションで障害が発生している場合でもアプリケーションハートビートの状態に「appStatusGreen」が表示される

    アプリケーションの障害が発生した後、VM の再ブートの代わりに VMware vMotion をトリガすると、アプリケーションで障害が発生している場合でも、仮想マシンの[Tasks andEvents]にアプリケーションの状態が「appStatusGreen」として表示されます。 (2363487)

    この問題は VMware vSphere Client 4.0 と 4.1 を使っている場合に確認されます。

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    14

  • テストリカバリ中、両方のサイトの ApplicationHA ダッシュボードに更新が表示される

    テストリカバリの VMware クラスタネットワークが、フェールオーバーした仮想マシンが保護サイトの ApplicationHA Console と通信できる(MAC アドレスが保護サイトのアドレスと同じであるため)ように設定されている場合、アプリケーション監視のために実行された

    管理タスクによる更新は両方のサイトの ApplicationHA ダッシュボードで反映されます。(2363496)

    ゲストインストールがエラー「Failed to launch the guest installer process」により失敗する

    この問題は、vSphere Client メニューを使って ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールするときに確認されます。

    インストールワークフローが完了した後、仮想マシンはインストールのためにキューに格

    納されます。ただし、vSphere Client タスクで「Failed to launch the guest installerprocess」エラーが表示されてインストール処理を開始できない場合があります。

    回避策

    インストールが失敗した仮想マシンで、インストールウィザードを再び実行します。

    ApplicationHA ビューを複数回更新するとネットワーク接続エラーが表示される

    この問題は、通常、IE7 ブラウザの場合に確認されます。

    ApplicationHA ビューは 60 秒ごとにアプリケーション状態を更新します。ただし、手動で ApplicationHA ビューを複数回更新する場合にネットワークエラーが発生すると、IEにネットワーク接続エラーが表示されます。 (2379946, 2379707)

    エラーメッセージの[Ok]をクリックし、vSphere Client で別の仮想マシンをクリックすると、[ApplicationHA]タブには不明なアプリケーションというアプリケーション状態が表示されます。

    この問題は、ApplicationHA ビューを更新し、同時に仮想マシンをリセットする場合にも発生します。

    回避策

    詳しくは、Microsoft 社の次のサポート技術情報の記事を参照してください。

    http://support.microsoft.com/kb/927917#more_information

    15第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    http://support.microsoft.com/kb/927917#more_information

  • Tab キーを使ったフィールド選択が[vCenter Server User Details]パネルで動作しない場合がある

    この問題は vSphere Client メニューを使って ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールするときに[vCenter Server User Details]パネルで発生します。この問題は、通常、Adobe FlashPlayer バージョン 10.1 がシステムにインストールされている場合に確認されます。 (2362878)

    回避策

    入力を指定するには、各フィールドをクリックする必要があります。

    ストレージが切断されている場合でも ApplicationHA ビューにマウントポイントの状態が緑色で表示される

    この問題はアプリケーション監視の設定に共有ストレージに存在するマウントポイントが含

    まれる場合に起きることがあります。共有ストレージと仮想マシン ESX ホストの間のネットワークが切断されている場合でも ApplicationHA ビューにマウントポイントの状態がマウント済みでアクセス可能として表示されます。

    vSphere Client の[Tasks And Event]タブの[Events]ビューに、ストレージの切断を確認する以下のメッセージが表示されることがあります。

    Lost access to volume (SharedDataStore) due to

    connectivity issue.

    Recovery attempt is in progress and outcome will be reported

    shortly.

    設定されたマウントポイントを監視する Symantec ApplicationHA MountMonitor エージェントはストレージの非可用性を検出できません。

    ストレージが接続されると、アプリケーション監視は通常に戻ります。

    Symantec ApplicationHA インストーラがワークグループ内のシステムの検出に失敗する

    この問題は、ゲストコンポーネントをワークグループに属する Windows システムにインストールする際に発生します。

    インストーラは、ワークグループの名前が「Workgroup」でない場合にワークグループシステムの検出に失敗します。[System Selection]ページの[browse systems]ダイアログボックスに該当するシステムが表示されません。(2110460)

    回避策

    次のいずれかの方法を使って、該当するワークグループシステムを追加できます。

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    16

  • ■ [System Selection]ページの[Add]ボタンを使って個々のワークグループシステムを手動で追加します。

    ■ 複数のワークグループシステムを同時に追加するには、仮想マシンの表示名を使っ

    てシステムを指定します。インストーラには vCenter インベントリ内のシステムを検出するためのオプションが用意されています。

    Storage Foundation for Windows(SFW)をアンインストールした後のVRTSPerl の問題

    この問題は、Storage Foundation for Windows(SFW)がインストールされているシステムで Symantec ApplicationHA を設定する場合に発生します。SFW をシステムからアンインストールすると、Symantec ApplicationHA によって使われる Perl のコンポーネント(VRTSPerl)も削除されます。(2140464, 2137991)

    回避策

    SFW を削除後、システムの Symantec ApplicationHA インストールを修復します。

    Windows の[プログラムの追加と削除]から、ApplicationHA コンポーネントを選択し、[Change]をクリックしてインストーラを起動します。[Repair]オプションを選択し、ウィザードを完了します。

    インストールの修復について詳しくは、『Symantec ApplicationHA インストール/設定ガイド』を参照してください。

    フォルダのマウントパスにアンパサンド(&)が含まれている場合、設定ウィザードが失敗することがある

    この問題は、Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視を設定するときに発生します。パスにアンパサンド(&)文字が含まれるフォルダのマウントを選択すると、アプリケーション監視設定タスクの実行中にウィザードは失敗する

    ことがあります。(2132797)

    ウィザードの[Implementation]パネルに次のエラーが表示されます。

    Invalid name in entity.[Ln: #, Col: #]

    回避策

    Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視を設定する場合、フォルダのマウントパスにアンパサンド(&)文字を使わないでください。

    この文字を使う必要がある場合は、コマンドラインから VCS コマンドを使ってMountMonitor エージェントのリソースを設定します。

    17第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

  • FileShare エージェントが共有上で権限を拒否されたユーザーを監視しない

    この問題は、Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視のためのファイル共有を設定した後で発生します。ユーザーが設定された共有に

    対して 1 つ以上の権限を拒否された場合、FileShare エージェントはこのようなユーザーを監視しません。ただし、ウィザードは共有を正常に監視します。 (2321053)

    回避策

    この問題の回避策はありません。

    FileShare エージェントが CD-ROM および DVD-ROM ドライブ共有をサポートしない

    この問題は、Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視のためのファイル共有を設定するときに発生します。CD-ROM または DVD-ROMドライブ共有の監視を設定する場合、ウィザードは監視のためのこのような共有を設定で

    きません。 (2311779)

    回避策

    この問題の回避策はありません。

    ApplicationHA Configuration Wizard がメールボックスデータベースの名前で特定の特殊文字と記号をサポートしない

    この問題は Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視のための Exchange 2007 メールボックスデータベースを設定しているときに発生します。データベース名のいずれかに以下に示す以外の特殊文字をまたは記号が含ま

    れる場合、ウィザードは監視のためのデータベースを設定できません。ウィザードはすべ

    ての英数字と次の特殊文字および記号をサポートします: (2281068)

    終了の波カッコ}アスタリスク*波形符~

    パイプ、縦線|開始カッコ(感嘆符!

    コロン:終了カッコ)アットマーク@

    疑問符?下線文字_シャープ記号#

    開始の角カッコ[プラス記号+ドル記号$

    終了の角カッコ]マイナス記号?パーセント%

    ピリオド、終止符.開始の波カッコ{アンパサンド&

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    18

  • 回避策

    この問題の回避策はありません。

    ApplicationHA Configuration Wizard が多数のファイル共有のための監視を設定できない

    この問題は Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使ってアプリケーション監視のための多数のファイル共有を設定しているときに発生します。ウィザードは

    [ApplicationHA Configuration]パネルで[Configure application monitoring]タスクを実行しているときに共有を設定できません。 (2321442)

    回避策

    この回避策は、Symantec ApplicationHA Configuration Wizard が共有を設定できなかった場合にのみ使ってください。

    ゲストコンピュータの CLI を使って、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。

    %ProgramFiles%¥Veritas¥VRTSsfmh¥bin¥xprtlc.exe -l "https://

    localhost:5634/vcs/admin/createAppMonHBSG.pl?&ID=CustomApplication&

    params=CreateVMWHBSGFileShare_SG";

    MountMonitor リソースがアプリケーションインストールパスに対して作成されない

    この問題は次の場合に発生します。

    ■ サポート対象のサードパーティアプリケーション(Microsoft Exchange Server 2007、SQL Server 2008 など)がローカルドライブ以外のドライブにインストールされている。

    ■ アプリケーションの監視が Symantec ApplicationHA Configuration Wizard を使って設定されている。

    ■ アプリケーションのインストールパスがアクセス不能になっている。

    このような場合、MountMonitor リソースはアプリケーションのインストールパスに対して作成されません。 (2325795)

    回避策

    アプリケーションのインストールパスに対して手動で MountMonitor リソースを作成する必要があります。

    ApplicationHA agent for SharePoint Server 2010 でのメモリリークメモリリークは Symantec ApplicationHA agent for SharePoint Server 2010 で発生します。この問題は IIS 7.0 を使っている場合に発生します。IIS 7.0 用の Windows

    19第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

  • Management Instrumentation(WMI)プロバイダがメモリをリークするためです。(2210349)

    次のいずれかに類似したエラーメッセージが表示される場合があります。

    provider not found

    または

    provider initialization fail

    回避策

    IIS 7.0 を削除し、代わりに IIS 6.0 を使います。

    データベース名に二重引用符が含まれる場合、ApplicationHAConfiguration Wizard が SQL インスタンスを検出できない

    この問題は、SQL Server 2008 または 2008 R2 のアプリケーション監視を設定しているときにインスタンスのデータベース名に二重引用符が含まれていると発生します。このよ

    うな場合、SQL Server はデータベースだけでなく、インスタンスも検出できません。(2208925)

    回避策

    データベース名から二重引用符を削除するか、CLI を使って SQL Server 2008 または2008 R2 のアプリケーション監視を設定します。

    基になる SQL Server で障害が発生した場合でも SharePoint Server2010 アプリケーションおよびサービスがオンラインのままである

    SharePoint Server 2010 の Symantec ApplicationHA エージェントは、SharePointServer アプリケーションおよびサービスの監視サポートを提供します。このエージェントは基になる SQL Server データベースの監視サポートを提供しません。

    このため、SQL Server で障害が発生した場合でも、SharePoint Server アプリケーションおよびサービスはオンラインのままです。 (2212860)

    SharePoint Server 2010 アプリケーションおよびサービスが Farm Userクレデンシャルが変更された場合でもオンラインのままである

    SharePoint Server アプリケーションおよびサービスを設定した後で FarmAdminAccountおよび FarmAdminPassword 属性の値を変更した場合、設定されたアプリケーションおよびサービスは引き続きオンラインのままです。

    変更されたクレデンシャルを反映する場合は、アプリケーションおよびサービスの設定を

    解除し、再設定する必要があります。 (2212853)

    第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート既知の問題

    20

  • ApplicationHA を使って IIS サイトを監視するときに WMI でメモリリークが発生する

    Windows Server 2008 オペレーティングシステムで、Symantec ApplicationHA を使って IIS でホストされるサイトを監視するときに Windows Management Instrumentation(WMI)でメモリリークが発生します。この問題は IIS 7.o WMI プロバイダが IIS サーバーにインストールされている場合に発生します。 (2077342)

    回避策: これは既知の Microsoft 社の問題です。この問題を解決するには、以下を実行します。

    ■ IIS 6.0 WMI プロバイダのみが IIS サーバーにインストールされていることを確認します。

    ■ [Web Server (IIS)]役割の下で、[IIS 6 WMI Compatibility]役割サービスがインストールされていて、[IIS Management Scripts and Tools]がインストールされていないことを確認します。

    6.0 でのソフトウェアの修正と機能拡張ここでは、Symantec ApplicationHA 6.0 リリースで修正された Symantec ApplicationHAfor Windows インシデントに関する情報を提供します。

    説明インシデント番号

    仮想マシンと Console ホスト間のシングルサインオン(SSO)設定では、仮想マシンのシングルサインオンを設定するための仮想マシン管理者アカウント

    が指定されます。管理者アカウントクレデンシャルに次の特殊文字が含まれ

    る場合、この設定は失敗します。

    ■ &(アンパサンド)

    ■ *(アスタリスク)

    ■ %(パーセント)

    ■ +(プラス)

    vSphere Client の[ApplicationHA]タブから仮想マシンにログオンしようとすると、構文エラーダイアログが表示されます。

    2385156

    21第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート6.0 でのソフトウェアの修正と機能拡張

  • 第 1 章 Symantec ApplicationHA リリースノート6.0 でのソフトウェアの修正と機能拡張

    22

    Symantec™ ApplicationHA リリースノートSymantec ApplicationHA リリースノート概要Symantec ApplicationHA とは主要な特徴

    新機能Symantec Backup Exec のサポートVMware バージョンの追加サポート[ApplicationHA]タブから仮想マシンの ApplicationHA ライセンスを管理する機能VMware の耐障害性のサポートMozilla Firefox のサポート

    ソフトウェアの制限事項バージョン 5.1 または 5.1 SP1 の ApplicationHA ゲストコンポーネントを実行している仮想マシンを、ダッシュボードが検出しないApplicationHA ゲストコンポーネントのインストールパスがデフォルトで常に C: ドライブに設定されるApplicationHA Dashboard は仮想マシンごとに最大 30 の(アプリケーション)コンポーネントグループをサポートするDBCS 文字はサポートされないアプリケーション監視がクラスタディスクグループで設定されるマウントに対してサポートされないマップしたネットワークドライブのアプリケーション監視がサポートされない

    既知の問題値が 2 以上に設定されているときに、App.RestartAttempts 設定が有効にならない一部の VCS コマンドが機能しない場合があるApplicationHA ゲストコンポーネントのインストールディレクトリに特殊文字($)が含まれている場合に SSO 設定が失敗するアプリケーション監視設定がフリーズするVMware Snapshots の操作中および仮想マシンの移行中の問題Symantec ApplicationHA コマンドがロケール設定どおりに時間を表示しない[ApplicationHA]タブはフリーズすることがあるインストールディレクトリに複数のパーセント記号(%)が含まれる場合、ApplicationHA Console インストールでエラーが発生し、プラグイン登録が失敗するVeritas Operations Manager がアンインストールされた場合 ApplicationHA が動作できなくなるApplicationHA SSO が設定されている場合 VOM CS インストールが中止されるvSphere Client 統合メニューを使って ApplicationHA ゲストコンポーネントをインストールすると「Failed to log-on...」エラーが表示されて失敗する場合があるvMotion が原因で健全性ビューとダッシュボード更新で遅延が発生するvMotion の後、アプリケーションで障害が発生している場合でもアプリケーションハートビートの状態に「appStatusGreen」が表示されるテストリカバリ中、両方のサイトの ApplicationHA ダッシュボードに更新が表示されるゲストインストールがエラー「Failed to launch the guest installer process」により失敗するApplicationHA ビューを複数回更新するとネットワーク接続エラーが表示されるTab キーを使ったフィールド選択が[vCenter Server User Details]パネルで動作しない場合があるストレージが切断されている場合でも ApplicationHA ビューにマウントポイントの状態が緑色で表示されるSymantec ApplicationHA インストーラがワークグループ内のシステムの検出に失敗するStorage Foundation for Windows(SFW)をアンインストールした後の VRTSPerl の問題フォルダのマウントパスにアンパサンド(&)が含まれている場合、設定ウィザードが失敗することがあるFileShare エージェントが共有上で権限を拒否されたユーザーを監視しないFileShare エージェントが CD-ROM および DVD-ROM ドライブ共有をサポートしないApplicationHA Configuration Wizard がメールボックスデータベースの名前で特定の特殊文字と記号をサポートしないApplicationHA Configuration Wizard が多数のファイル共有のための監視を設定できないMountMonitor リソースがアプリケーションインストールパスに対して作成されないApplicationHA agent for SharePoint Server 2010 でのメモリリークデータベース名に二重引用符が含まれる場合、ApplicationHA Configuration Wizard が SQL インスタンスを検出できない基になる SQL Server で障害が発生した場合でも SharePoint Server 2010 アプリケーションおよびサービスがオンラインのままであるSharePoint Server 2010 アプリケーションおよびサービスが Farm User クレデンシャルが変更された場合でもオンラインのままであるApplicationHA を使って IIS サイトを監視するときに WMI でメモリリークが発生する

    6.0 でのソフトウェアの修正と機能拡張