Spatial Light Modulator (SLM.0001 v1.1)... Spatial Light Modulator 空間光変調器(SLM.0001 v1.1)...
Transcript of Spatial Light Modulator (SLM.0001 v1.1)... Spatial Light Modulator 空間光変調器(SLM.0001 v1.1)...
wwwLightTranscom
Spatial Light Modulator 空間光変調器 (SLM0001 v11)
トップハット生成のためのSLM位相変調の設計
SLM
ピクセル
アプリケーション例の要約
設定の詳細
3 wwwLightTranscom
bull 光源ndash ガウシアンレーザービーム
bull 構成ndash 反射型SLMとその後に続く2f光学系
bull ディテクタndash 視覚の模倣
ndash 電磁場分布
ndash 効率SN値均一性誤差迷光評価
bull モデリング設計 ガウスビームをTop Hatに整形するための反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)による位相限定関数の設計
フィールドトレーシングSLMピクセルアレイでの光回折Field Tracing light
diffraction at SLM pixel array
システム図
スクリーン
光源
フーリエレンズ
反射型SLMチップ(SLMピクセルアレイとミラー)
入射光ガウスビーム
出射光トップハットビーム
4 wwwLightTranscom
モデリングと設計の結果
位相分布の最適化設計
ターゲット平面内の
シミュレーションされた出射フィールド
メリット関数値 結果
5 wwwLightTranscom
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
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アプリケーション例の要約
設定の詳細
3 wwwLightTranscom
bull 光源ndash ガウシアンレーザービーム
bull 構成ndash 反射型SLMとその後に続く2f光学系
bull ディテクタndash 視覚の模倣
ndash 電磁場分布
ndash 効率SN値均一性誤差迷光評価
bull モデリング設計 ガウスビームをTop Hatに整形するための反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)による位相限定関数の設計
フィールドトレーシングSLMピクセルアレイでの光回折Field Tracing light
diffraction at SLM pixel array
システム図
スクリーン
光源
フーリエレンズ
反射型SLMチップ(SLMピクセルアレイとミラー)
入射光ガウスビーム
出射光トップハットビーム
4 wwwLightTranscom
モデリングと設計の結果
位相分布の最適化設計
ターゲット平面内の
シミュレーションされた出射フィールド
メリット関数値 結果
5 wwwLightTranscom
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
設定の詳細
3 wwwLightTranscom
bull 光源ndash ガウシアンレーザービーム
bull 構成ndash 反射型SLMとその後に続く2f光学系
bull ディテクタndash 視覚の模倣
ndash 電磁場分布
ndash 効率SN値均一性誤差迷光評価
bull モデリング設計 ガウスビームをTop Hatに整形するための反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)による位相限定関数の設計
フィールドトレーシングSLMピクセルアレイでの光回折Field Tracing light
diffraction at SLM pixel array
システム図
スクリーン
光源
フーリエレンズ
反射型SLMチップ(SLMピクセルアレイとミラー)
入射光ガウスビーム
出射光トップハットビーム
4 wwwLightTranscom
モデリングと設計の結果
位相分布の最適化設計
ターゲット平面内の
シミュレーションされた出射フィールド
メリット関数値 結果
5 wwwLightTranscom
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
システム図
スクリーン
光源
フーリエレンズ
反射型SLMチップ(SLMピクセルアレイとミラー)
入射光ガウスビーム
出射光トップハットビーム
4 wwwLightTranscom
モデリングと設計の結果
位相分布の最適化設計
ターゲット平面内の
シミュレーションされた出射フィールド
メリット関数値 結果
5 wwwLightTranscom
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
モデリングと設計の結果
位相分布の最適化設計
ターゲット平面内の
シミュレーションされた出射フィールド
メリット関数値 結果
5 wwwLightTranscom
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシックフィールドトレースシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を解析
SLM
ピクセル
6 wwwLightTranscom
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
アプリケーション例の詳細
システムパラメータ
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
コンテンツの概要
8 wwwLightTranscom
1 まずシミュレーション仕様全体的なシステム評価結果の詳細を説明
2 続いてこのようなシミュレーションを自分で設定する方法の手順を段階的に説明
3 最後に実際にSLMモジュールを使用する際に設計および解析されたデータをエクスポートする際に必要な情報を提供
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
関連するアプリケーション例
SLMピクセルへ位相値を送信するSLM0001
任意の光パターンを生成するためにSLMモジュールを作動させるのに必要な位相値の設計およびシミュレーション
SLM0002
SLMピクセル間のギャップの影響の実証
SLM0003
光パターンの生成でのレンズ収差の影響の検証
9 wwwLightTranscom
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
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システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
設計とシミュレーションタスク
bull 2f光学系および所与のSLMについ
て矩形のトップハット(スーパーガウシアン)配光の生成に必要な位相値を設計する
bull SLMはファーフィールドでトップハッ
ト形状を生成するように光偏向を導入しフーリエレンズは光を集束し最終的なワーキングディスタンスを決める
入射
ガウシアンビーム
希望出力スーパーガウシアンビーム
設計される位相値
10 wwwLightTranscom
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
仕様入射レーザービーム
パラメータ 値と単位
wavelength 532 nm
ビーム半径 (1e2) 33 mm
divergence angle of
beam intensity
0003deg x 0003deg
(full angle 1e2)
M2-値 1
11 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_1_InputFieldca2
シングルモード ガウスレーザービーム
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
仕様2f光学系と所望の出射ビーム
パラメータ 値と単位
1e2 radius 100 microm
エッジ幅(強度の90〜10の減衰から測定)
26 microm
desired efficiency gt 95
所望のSN値 gt 30 dB
2f光学系は以下を備えた理想的なレンズに相当する
bull f = 50 mm
bull flsquo = 50 mm
スーパーガウシアン(トップハット)
12 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_2_OutputFieldca2
ターゲット平面における所望のビームプロファイル
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
仕様設計条件
13 wwwLightTranscom
一般的なDOE vs SLM設計構造がある基板材料内にある回折光学素子の場合x方向およびy方向のピクセルサイズは自由に選択することができる SLMアプリケーションの場合これらのサイズはSLMピクセルのサイズに応じて固定される
bull 反射光学系SLMが傾いている反射SLM光学系の場合入射光は傾斜SLMピクセルの領域のみを「見る」 したがって設計および
最適化アルゴリズムが垂直入射光を仮定するとき透過関数のピクセルサイズは設計に適合されなければならない
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
アレイサイズ (x)
14 wwwLightTranscom
アレイサイズ
(y)
仕様SLMピクセルアレイ=透過関数
この設計ではSLMピクセル間のギャップは考慮されない(例)このSLM0001では100のエリアフィルファクタを仮定する
SLM ピクセルアレイ上面図
()実際の浜松ホトニクス社X10468のエリアフィルファクタは98対応する効果はSLM0002で確認
Hamamatsu X10468 値と単位
array size X x Y 792 x 600 pixels
ピクセルピッチX x Y 20 microm x 20 microm
area size X x Y 1584 mm x 12 mm
エリアフィルファクタ 100 ()
element tilt with
respect to optical axis
10deg about the Y
axis
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
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システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
圧縮された長さを考慮した設計
bull Y軸の周りのティルト角を有する反射型光学系であるため入射光は垂直に見て圧縮された視野でSLMのX長さを「見る」ことになる
compressed length
= 120575120575trans ∙ cos 120572
incoming light
bull 通常の入射光を考慮した反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)を使用した設計ではSLMおよびそのピクセルの長さXにそれぞれ係数cos(α)を掛けることによって調整される
圧縮されたSLMピクセルの長さ= 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
圧縮されたSLMの全長 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
15 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
wwwLightTranscom
設計と最適化への補助
bull VirtualLabはビーム整形のために
セッションエディタと呼ばれるものを提供する上記は設計を構成しドキュメントを最適化する際に役立つ
bull 主としてVirtualLabはピクセルサイ
ズが多様かつ設計プロセス中に決定される古典的な回折光学素子(DOE)の設計に使用される
bull SLMセットアップの場合要素のピク
セルサイズは固定パラメータであるためセッションエディタにて手動で指定する必要がある
16 file SLM0001_TopHat_SLM-Design_3_DesignDocca2
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
設計結果位相透過関数
隣接する位相分布は2モジュロディスプレイで示される
17 wwwLightTranscomfile SLM0001_TopHat_SLM-Design_4_DesignedTransmissionca2
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
アプリケーション例の詳細
シミュレーションと結果
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
wwwLightTranscom
設計結果メリットファンクションと出力
bull デザイン結果の特性なパラメータは[解析]タブで計算できる出射フィールド(振幅)は疑似カラー(虹色)で表示される
bull Show Light PathをクリックするとシステムのLight Path Document(LPD)が開く
19
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定1-2
設計された位相データは開いているLPDに自動的に挿入される反射型SLM光学系ではある程度の調整が必要となる
1 ティルトした光学素子は元のピクセルサイズを有すため設計された透過関数のサンプリング距離は実際のSLMパラメータ(20μmtimes20μm)に従って設定されなければならない
2 さらにVirtualLabでは矩形のピクセル形状によって引き起こされる光学的効果を考慮する事ができる
20 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定3-4
3ティルト反射設定は理想
ミラーを追加することによって構成する必要がある
4次に両方の素子における必要なティルト角を設定する
21 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
ティルト光学系でシミュレーションを行うための事前設定5
5 理想的なレンズ素子は軸外非近軸シミュレーションには適していないため後述の関連する収差を考慮するためのレンズ(SLM0003を参照)か本事例で紹介の完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f-光学系に変えなければならない
22 wwwLightTranscomfile used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
システムの3Dディスプレイ
光学系の構成を図示するために異なる素子間に距離を追加 これはシミュレーションには必要ない (2f光学系素子は前後の伝播距離をすでに考慮している)
23 wwwLightTranscom
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
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参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
より高いシンク次数評価
bull いくつかのデータポイントによる各SLMピクセルのシミュレーションは
周期構造によって引き起こされる回折効果の考慮ができる
bull 得られた回折次数は各画素が矩形構造あるためsinc関数(いわゆる高次の次数)によって変調される
bull この強度変調は達成可能な均一性誤差に影響を及ぼす IFTAの設
計プロセスではこの効果を補うことが可能
24 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
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システムのシミュレーション結果
視覚 疑似カラーで表された振幅システムのシミュレーションの結果所望の要件
bull 効率 gt 95
bull SN値 gt 30 dB上記レベルを容易に実現
25 file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
まとめ
VirtualLabの組み込みツール
bull 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)bull 補助のセッションエディタ
bull 回折効果に最も適した多様なオプションを提供するクラシカルフィールドトレーシングシミュレーションエンジン
これらを使用して
1 SLM用に設計された最適化された位相分布を生成し
2 最終光学系の設定でシミュレートされた出力を分析する
SLM
pixels
26 wwwLightTranscom
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
ステップ毎の説明
最適化と解析を含むSLMシステムを設定し設計を実行する一般的なアプローチ
Skip
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
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D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
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D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
設計と解析手順
28 wwwLightTranscom
1 使用されているSLMモジュールに従って基本条件を確認する
2 入射出射フィールドをそれぞれ特定する
3 非正規入射の場合圧縮されて現れるSLMピクセルのサイズを計算する
4 透過関数の設計と最適化によりアシストされた回折ビーム整形セッションエディタを
5 構成することにより光学系全体を定義する
6 幾何学的な事前設計に続いて最終的な反復設計および最適化を行う
1 Light Path Diagramを生成しSLMのアパチャーサイズと最終的なサンプリングサイズを設定する
2 Light Path Diagramを変換し理想的な平面ミラー素子を挿入次にこのミラーと透過素子の向きを調整する
3 1f 2f光学系素子で理想レンズを交換し距離を調整して影響を受けたすべての伝播に対して回折回転演算子を選択する
4 長方形のSLMピクセルのために回折素子の透過素子にピクセル化係数を設定
5 シミュレーションを実行する
設計
解析
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D1SLMの構造からわかること
bull SLM-画素のサイズが固定されてい
るために結果としての出射フィールドの最大拡張が予め決定される隣の式はこの拡張を計算する
bull これらの狭窄はVirtualLabの回折
ビーム整形セッションエディタの設定によって自動的に考慮される
bull SLMの合計サイズも固定されている
したがって到達可能なターゲットフィールドの分解能も直接導かれ隣の二番目の式によって計算することができる
出射フィールドの直径
119863out (for 1f2f-setups with z = f )
119863out = 2∆119911 ∙ tan arcsin120582
2120575120575trans119899out
paraxial amp119899out = 1
119863out
= Δ119911119911
120575 119909 tra n
s
出射フィールドのサンプリング距離120575120575out
120575120575out = ∆119911 ∙ tan
arcsin120582
119863trans119899out
outparaxial amp 119899 = 1 out 120575120575 =Δ119911
119863tra n s
hellip波長 120575120575transhellipSLM ピクセルサイズ 119863transhellip設計された透過関数のサイズ(ビーム整形のアプリケーションの場合=SLM直径) 119899outhellip外装材の屈折率
29 wwwLightTranscom
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D1達成可能な出射フィールドのパラメータ
このSLMでは
bull 以下サイズの総合出射フィールドが可能となる
out119863 =Δ119911120582
120575120575trans=
50mm ∙ 532nm
20micromasymp 133mm
bull x方向およびy方向のターゲット面における達成可能な分解能
120575120575out119909 =119863trans
=Δ119911120582 50mm ∙ 532nm
1584mmasymp 168microm
120575120575out119910 =Δ119911120582
119863trans=
50mm ∙ 532nm
12mmasymp 222microm
30 wwwLightTranscom
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D2入射フィールド
bull 入射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 予定した入射レーザビームの光分布については光源リボンバーからのガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
31 wwwLightTranscom
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D2 出射フィールド
bull 出射フィールドの生成にはVirtualLabの光源モデルを使用することができる
bull 所望のターゲット明視野分布の定義については光源リボンバーからのスーパーガウス波モデルを使用する
ndash [スペクトルパラメータ]タブで波長を指定する
ndash [スペクトラムパラメータ]タブで波長を指定する
bull 分離可能(Rect-Symm)
bull 1 e2ウエスト半径
bull エッジ幅(ビーム整形素子なしの光学配置によって得られる単一の目標スポット半径よりも大きくすべきである)
32 wwwLightTranscom
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D3入射角
bull 使用される浜松ホトニクス社 SLM X10468のパラメータ
xとy方向のピクセルサイズ 120575120575trans = 20micromndash
ndash xとy方向の全直径 119863trans119909 119863trans119910 = (1584 1200) mm
bull 意図された入射デカルト角度α= 10degでSLMを見た場合に現れるように圧縮されたSLMピクセルを計算する
120575120575transdesign = 120575120575trans ∙ cos 120572 = 20microm ∙ cos 10deg = 19696microm
119863transdesign = 119863trans ∙ cos 120572 = 1584mm ∙ cos 10deg = 15600mm
33 wwwLightTranscom
これらのサイズは設計に使用する必要あり
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
IFTA設計プロセスの光学系の概要
ティルト角に応じてx方向に圧
縮された画素を有する位相のみの透過関数によって表される透過型ビームシェイパー
ターゲット面
照射ビーム強度 トップハットの強度(スペックルなし)
2f-setup
flsquo=50 mm
周囲媒質真空
f=50 mm
34 wwwLightTranscom
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D4セッションエディタの設定
bull 作成された照光および目標光分布を設定する
bull 最適化領域のオプションを選択する
bull 焦点距離を設定する
bull SLAパラメータおよび関連する内容に従って固定ピクセルサイズを指定する
bull 有効なSLMアパーチャサ
イズを指定する(セッションエディタはより正確な設計のための最適化プロセスのためにこのアパーチャサイズを自動的に増やす)
bull Nextをクリック35 wwwLightTranscom
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D4パラメータの概要によるチェック
bull より正確な設計のために最適化プロセス中にアパーチャサイズが自動的に増加するその後正しいアパーチャサイズを再度調整する
bull Create Optimization
Documentをクリックする
36 wwwLightTranscom
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D5幾何学的な事前設計
1 反復フーリエ変換アルゴリズム(IFTA)の出発点として幾何学的光学ビーム整形に基づく事前設計が行われる
2 矩形のターゲットパターンの場合Cartesian Separabilityを選択する
3 初期設計を開始する
1
2
3
37 wwwLightTranscom
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D5IFTA -位相レベルの数
SLMで使用可能な位相レベルがごくわずかしかない場合はタイプ「Quantized Phase-
Only」を選択した後Specificationタブで対応する番号を設定する必要がある
浜松ホトニクス社 SLMは位相レベル表現に実質的に8ビットを提供するしたがってほとんど連続的である最終的なデータのエクスポートにおいて実際の数値は後で考慮される
38 wwwLightTranscom
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D5IFTA - Sinc変調を補正する
矩形のピクセルのために生成された強度分布はSinc関数の幅に従って変調を示す
Simulate Pixelationを選択するとVirtualLab
はこのエフェクトを分析的に計算し設計中に補正する
39 wwwLightTranscom
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
D5IFTA ndash設計の設定
以前に計算されたものを初期の透過関数として使用するにはIFTA
Approachに変更しGenerate Initial
Transmissionを無効にする
設計ステップを調整する
計算時間を短縮するにはEnable LoggingとともにShow Final Transmission
and Output Fieldを無効にする
設計を開始する
40 wwwLightTranscom
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
IFTA -事前解析
bull 設計が完了したら[Analysis]タブの結果を確認する
bull 出射フィールドを表示することができる例えば疑似カラー(虹色)で表示される
bull IFTAは位相値を適切に制御するためビームシェイパーの設計時に大きなフィールドを使用するためIFTAの解析結果は後のシステム全体のシミュレーションとわずかに異なる
41 wwwLightTranscom
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A1全てのシステムを取得する - LPD
bull 次に[Show Light Path]をクリックして対応するLight Path Diagram
(LPD)を取得するbull これはDiffractive Optics Toolbox
LPDでより多くのオプションを得るために後からStart Toolbox LPDに変換する
bull 前提としてIFTAは常に透過型の軸上のシステムを出力する
bull したがって後で実際のジオメトリの最終シミュレーションを行うためにシステムを少し変更する
bull まず設計された位相データに関する最終的な準備を行う
42 wwwLightTranscom
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A1 SLMアパチャーを適用
bull まず実際のSLMピクセル数に対応する透過領域を抽出する必要がある
bull この抽出は Diffractive Beam Shaper Session Editor ウィンドウでNext
をクリックすると自動的に行われる
bull その後Extractをクリックして指定されたアパチャーを含む設計された透過関数を取得する
43 wwwLightTranscom
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A1サンプリング距離を調整する
bull IFTAの設計にのみに必要であるためx方向のサンプリング距離を再調整する(システム全体ではSLMの元のピクセルサイズと意図された傾きがある)
bull このサンプリング距離の再調整はProperty Browser
の[Data]タブで行う
bull この動作は設計全体が軸上の設定(ビームスプリットキューブを用いて透過型または反射型)に従っていた場合には必要ではない
44 wwwLightTranscom
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A1透過関数の交換機能
bull 次に調整されたものとLPDに記憶された透過関数を交換する ダブルクリック
45 wwwLightTranscom
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A2Starter Toolbox LPDに変換する
bull Diffractive Optics Toolbox LPDのライトパスエディタのツールボタンをクリックし「Convert to Starter Toolbox LPD」をクリックする
bull これにより挿入する光学素子の完全な選択ツリーリストが表示される
46 wwwLightTranscom
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A2 実際のシステムのジオメトリの調整
1 Calculated Transmissionの前にIdeal Plane Mirrorを挿入する
2 ミラーを10deg傾ける3 透過素子とミラー平面とを重ねるためには逆の角度(-10deg)でIsolated
Positioningで傾けなければならない
1
2
3
47 wwwLightTranscom
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
wwwLightTranscom
A3 2f光学系を設定する
48
理想的なレンズ素子は軸外の非近軸シミュレーションには適当でないため次のどちらかによって交換する必要があるbull 関連する収差を考慮するために後に意図されるレンズ
bull もしくはここで見せたような完全な収差のないフーリエレンズを実現する2f光学系素子すなわち2f光学系素子は偏向された光を平面スクリーン上の意図された位置へ完全に焦点を合わせその結果非平行性を補正する素子の前後の伝播距離はその編集ダイアログのパラメータ設定を介して考慮される
file used SLM0001_TopHat_SLM-Design_5_FinalReflectiveSetuplpd
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A3回転演算子の選択
ダブルクリック第一ステップ
FreeSpace
Operaterにて
bull 傾斜面での回折効果を扱う際には関係する素子についてDiffractive Rotation Operatorを使用する必要がある
bull SLMピクセルが小さいほど回折効果が強いほどこの選択が重要になる
D希望の伝搬
49 wwwLightTranscom
第二ステップRotation
Operatorにて
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
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ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
58 wwwLightTranscom
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
59 wwwLightTranscom
エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
60 wwwLightTranscom
エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
A4ピクセル化された透過関数のシミュレーション
bull デフォルトではVirtualLabは設計された各ピクセルを1つのデータ点(シミュレーションピクセル)でシミュレートする
bull 矩形遷移(SLM)ピクセルの効果を考慮する必要がある場合各遷移ピクセルは複数のデータポイントで表される必要がある
bull ここではPixelation Factorを導入することによって各トランジションピクセル領域を3x3
データポイントでシミュレートする
bull それでもSLMピクセル間のギャップは考慮しない SLM0002に導入された特別なコンポーネントと見なすことができる
bull この考慮事項は計算フィールドと出力フィールドのサイズを増加させる
50 wwwLightTranscom
ダブルクリック
A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
51 wwwLightTranscom
2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
53 wwwLightTranscom
希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
Skip
ビットマップエクスポート
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bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
56 wwwLightTranscom
量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
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エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
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エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
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エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
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エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
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参考文献
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参考文献
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ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
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A5完全な光学系のシミュレーション
Classic Field Tracingは以下を示す
1 トップハット内の振幅変調(虹色の配色)
2 矩形の透過ピクセルによる高いsinc次数(逆虹色配色)
3 異なるメリット関数値
1
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2
3
ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
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希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
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ビットマップエクスポート
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bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
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bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
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ミラーリングに関するオプションと注意
異なる構造スクリーンおよび製造
ミラーリングを考慮する
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希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
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ビットマップエクスポート
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bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
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bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
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ミラーリングを考慮する
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希望の光学系の構造に関してユーザはこのようなビーム整形素子を設計する際に異なる問題を考慮する必要がある例えば
bull 素子のどちら側に構造体を配置すべきか
bull 光学系は透過型か反射型か
bull ターゲットパターンを光を見る事が出来るような透明なスクリーン上または不透明なスクリーン上に見なければならないかどうか
bull さらなる使用のためにデータを渡す方法(メーカー SLM入力)(必要な座標系は何か)
したがってユーザはミラーリングされたパターンを使用して設計したりミラーリング効果を避けるために構造の-1z-スケーリング(反転)または-1x-スケーリング(ミラーリング)を使用する必要があるVirtualLabはそのような観点から必要なすべてのツールを提供している
提示されたSLMシステムの点対称ターゲットパターンについて特別な考慮は必要ない
SLMアプリケーションのデータエクスポート
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ビットマップエクスポート
55 wwwLightTranscom
bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
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bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
操作リボンバーからgtField Quantity Operation gt Phase からReal Partへ移動
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エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
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エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
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エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
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エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
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ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
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SLMアプリケーションのデータエクスポート
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ビットマップエクスポート
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bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
57 wwwLightTranscom
bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
Array Operations gt Multiplicationを使用して補正関数をインポートし計算されたと乗算する
VirtualLabのデータインポートに関する詳細はTutorial 33701を参照
エクスポート3 Phase から Real Part
PhaseからReal Partに移動する
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エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
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ビットマップエクスポート
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bull 設計後データをSLMに転送する必要がある一般的なのはデータをビットマップ(BMP)ファイル形式に変換しグラフィックスディスプレイドライバを介してSLM
を作動させる方法である
bull このようなBMPエクスポートについては以下の手順を考慮する必要がある
1 IFTA設計中に量子化レベルが導入された場合認識可能なレベルのSLMの数に応じてこれを行うことができる
2 インポートされたSLM-Phase-Correctionファイルを乗算する(SLM製造業者がそのように提供している場合)
3 Phase から Real Partに移動する
4 Positiveを上げる
5 最大化する値を1にする
6 実数部を認識可能なレベルの数で別々に掛けるeg 255 ( 0 to 255)
7 BMPへのエクスポート(ファイルgtエクスポート) -つまり0から認識可能なSLMレベルまでの黒白の実数部
エクスポート1量子化レベルを導入
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
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bull 通常SLMは完全にフラットではないため製造元によっては特定の位相補正機能が用意されているがこれには設計された透過関数を乗算する必要がある
bull キーボードの[]ボタンを使用するか操作リボンバーgt Array -
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Positive
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量子化は設計中または設計後に適用することができる
1 IFTA設計および最適化の間に等距離データ(例えば位相)レベルを導入すると計算時間が長くなる
しかしより少ない数の量子化レベルではこのプロセスはスマートなアルゴリズム(ソフト導入)によって非常にスムーズに行われるためこのオプションを使用する必要がある
2 SLMが多数のレベル(すなわちほぼ連続した例えば200)を認識する場合Hard Quantizationは透過関数の変化がほとんどないインターフェースを介してその後に適用されしたがってほとんど変わらないメリット関数値が適用される
操作リボンgt Quantization gt Hard Quantizationにて行われる
エクスポート2 SLM位相補正
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エクスポート3 Phase から Real Part
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エクスポート6最大値の調整
操作リボンバーから gt Operation with Constant gt Multiply Constant
61 wwwLightTranscom
エクスポート7 BMPエクスポート
Fileメニューからgt Export gt Export as Image
次のエクスポートダイアログでファイル形式をBMPに変更しますこれでビットマップデータをSLMモジュールに転送できます
62 wwwLightTranscom
参考文献
wwwLightTranscom
参考文献
bull Get Started動画ndash Introduction to the Light Path Diagram
ndash Introduction to the Parameter Run
ndash Introduction to Parametric Optimization
bull このアプリケーション例に関連するドキュメントndash Tutorial 337 Introduction to the Data Array Import
ndash SLM0002 Simulation of Light Diffraction at Pixels of an SLM
ndash SLM0003 Investigation of Lens Aberrations in an SLM-based
Beam Shaping Setup
64
エクスポート 4 Lift Positive
操作リボンバーからgt AmplitudeReal Part Manipulations gtLift
Positive
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エクスポート5標準化
操作リボンバーから gt Amplitude Real Part Manipulation gt
Normalize
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