どこまでできる？SharePoint Online のローカルバックアップ

Simplesso Consulting

Office 365 Users Group

Lighting Talk



シンプレッソ・コンサルティング株式会社

中村和彦

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ひとめでわかる？かもしれない

Office 365（SharePoint Online）実習本

鋭意執筆中

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Office 365と

SharePoint

Workspace



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ローカルバックアップ

どこまでできる？

SharePoint Online の



「SharePoint Online のサイトを管理者が復旧するために

一括バックアップする方法はない」

と日本マイクロソフトから回答いただきました。

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Office 365 の可用性

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http://community.office365.com/ja-jp/blogs/office_365_technical_blog/archive/2011/11/15/service-availability-in-office-365.aspx

Office 365では以下のような高可用性の機能を提供します。多くのレベルでの冗長化: ディスク、NIC、電源供給、サーバー、スイッチ、広帯域アグリゲーター、ネットワーク、データセンターなどが冗長化されており、一般的なシステム障害は簡単に復旧することができます。復旧後は機能やデータは通常通り使うことができます。たとえ大災害からの復旧であってもです。自動モニター・自動復旧システムと、24時間365日の体制で技術チームが待機：自動システムで対応できないものについては、開発チーム、オペレーションチーム、そして判断を下すための管理職が、常に待機して対応しています。バックエンドの更新、アップグレード実施時に限りなくゼロに近づいたダウンタイム：我々の冗長化されて構築されたシステムは、更新、アップグレード時にダウンタイムを限りなくゼロに近づけることができます。加えて、ダウンタイムが予期されるときは最低 5 営業日前に通知されます。Exchange Online については計画済みダウンタイムについても SLA の対象から除外していません。Office クライアントが柔軟性を提供: 滅多に無いサーバーの障害や、より多くある WiFi などの障害に対して、Office クライアントを使ってクラウドにアクセスしている場合、Office が障害を緩和する働きをします。つまり、Office クライアントはオンラインにもオフラインにも対応しているため、一時的にオフラインになっても生産性を維持することができるのです。これは必ずしも他社のクラウドサービスは提供していません。クラウドを使うメリットは、これらの機能は多くの組織が到達できないような規模で提供されることです。そのため、内部設置型のシステムを使って自社で同じようなシステムを組むよりも、より安価に構成することが可能です。



Office 365 で導入されているサービス信頼性を向上させる仕組み

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http://community.office365.com/ja-jp/blogs/office_365_technical_blog/archive/2012/07/04/office-365-innovations-for-service-quality.aspx

クラウドサービスの特長である「スケーラビリティ」「高可用性」「使いたいときにすぐに使える」などを実現するためには、特別に設計された冗長化技術と高度な自動化が必要になってきます。Microsoft Office 365では、冗長性を確保するために地理的に離れた２つの地域の２つのデータセンターを利用しています。マイクロソフトでは世界中に多くのデータセンターを持っていますが、Office 365 向けには、北米、南米、ヨーロッパ、アジア太平洋の各地域でデータセンターのペアを利用しています。日本を含むアジア太平洋地域では、シンガポールと香港にあるデータセンターを利用しています。 Shinichi Komeda_MSFT

（Office 365 の技術系ブログ）



SharePoint のバックアップ

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Microsoft Office 365 for Enterprise サービスの説明

P16：データバックアップ

バックアップは１２時間ごとに実行され、１４日間保持されます。

P17：サービス継続性の管理

マイクロソフトはお客様の SharePoint Online データを保護し、経過時間が1時間以

内のデータのコピーを保持しています。（略）障害によってホスティングしている

データセンターが機能しなくなった場合に、組織ではサービス中断後６時間以内に

サービスを再開できます。



PowerShell

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Microsoft Office 365 for Enterprise サービスの説明

P28：SharePoint Online では、お客様によるサービス管理のための Windows

PowerShellの使用は現時点ではサポートしていません。



オンプレミスにコピー

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データマイグレーションツールを活用してローカル環境にデータコピー

• 可能。ただし現実的なオプションと言えるだろうか？

• ツールはサードベンダ製品を購入する必要がある。

• データーベース単位でコピーできないので、バックアップはサイトコレクション単位

• 「Sharegate」「Metalogix」「MetaVis」等



SharePoint Workspace

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ローカルコピーの公式ツール

• 最悪の事態の「保険」としては有益。

• 障害時に「逆同期」が心配。

• エクスポート/インポート機能あり。

ただし設計情報は保存されない。

• オンコードされた1800件縛りが問題。

小規模環境のみ。

• http://technet.microsoft.com/ja-

jp/library/ee649108.aspx



ネットワークフォルダ接続

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ローカルドライブにしてしまえば、あとは煮るなり焼くなり。

• ローカルドライブにしてしまえば、各種同期ツールが使える。

http://journal.simplesso.jp/arc/763/

• SharePoint 固有のプロパティ（作成者やカスタム列）は失われる。

• SharePoint 上のタイムスタンプと実ファイルの更新日時データも一致しない。

• もちろんライブラリ限定。リストは対応できない。



公開Webサイトは？

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.aspx ファイルとして保存しておけば一応、大丈夫（※私が試した範囲）

• ネットワークドライブ接続やWorkspaceで同期。

• 関連するライブラリ（Webページ、画像、ドキュ

メント）のファイルを退避しておく。

• リカバリは、全ファイルを再度アップロード。

• ページのプロパティ情報が失われる。

タイトル、ナビゲーション、検索エンジン最適化



・・・

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MetaVis Backup

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サードベンダー製ツールを採用するのが一番、合理的のようです。

• Office 365 対応バックアップツール。

• サイトコレクション単位、サイト、リスト

単位でバックアップ可能。

• API経由で情報をエクスポート/インポート

• インストールするクライアントライセンス

で５万円～10万円位

• 弊社取扱


Japan SharePoint Group

http://simplesso.jp

[email protected]

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どこまでできる？SharePoint Online のローカルバックアップ

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