SFC デザイン言語WS(電子工作)第12回「制作工程事例」
-
Upload
makoto-hirahara -
Category
Technology
-
view
328 -
download
3
Transcript of SFC デザイン言語WS(電子工作)第12回「制作工程事例」
15
専門家と出会う
たまたま仕事の関係で、樹脂造形をされている方と出会う。
本来自分で全ての制作を行いたかったが、
作品のクオリティアップのため制作を依頼。
失敗した試作品を見せつつやりたい事を説明。
失敗した理由・改善方法・制作手順などを教えてもらう。
33
材料
・速乾性セメント
・型取り用シリコン
・離型剤
信越化学工業
バリヤコート No.6 25g
バイエル シロプレン
RTV-2K 1406 500g瞬間コンクリート21
・粘土
・枠(レゴブロック)
・ネオジウム磁石
42
ヤスリの種類
紙やすりは、耐水性の無いものと、あるものがある。
耐水性の無いものは「紙やすり」、耐水性のものは「耐水ペーパー」と呼ば
る。耐水性があると、目詰まりを防ぐために水や油をかけながら研ぐことがで
きる。
紙やすり 耐水ペーパー
43
ヤスリの番手
ヤスリの荒さ・細かさを番手という数字で表す。小さい数ほど荒い。荒い番手から始
め、徐々に番手を進めていく。現在の番手で取り残した傷・溝は、次の番手で綺麗
にするのはより困難になるので、必ず均質な表面を作ってから次へ進む。Yedaの場
合は、#120、#240まで紙やすり、そのあと、耐水ペーパーの#320、#400、#800
で油研ぎ。
木材の場合の、番手と作業内容の目安
#80~#120 形状の調整、荒削り、切断面の平滑化
#180~#240 下地作り
#320~#600 塗装前の調整
#800~#2000 塗装後の仕上げ磨き
44
油研ぎ
植物由来の油脂を導管・表面に染み込ませ、乾燥によって硬化させることで、
表面を保護する。表面が濡れ色がになるため、木目がはっきりとして風合いが
増す。オイルフィニッシュとも呼ばれ、家具の仕上げに行われることもある。
ボイル油
亜麻仁油を煮沸し、乾燥時間・強度
を改善したもの。
亜麻仁油
提灯、和傘などのコーティングに
用いられてきた植物由来の油脂。