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Software Rights Management Sentinel LDK トラブルシューティングガイド Sentinel LDK 利用時の問題対策の FAQ

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Software Rights Management

Sentinel LDK

トラブルシューティングガイド

Sentinel LDK利用時の問題対策の FAQ

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Sentinel HASP: トラブルシューティング ガイド

目次

Sentinel RTE インストール時の問題への対応 ........................................................................................... 3

アプリケーション実行時の問題への対応 ....................................................................................................... 6

ライセンスアップデート時の問題への対応 .................................................................................................. 10

Sentinel LDK 開発時の問題への対応 .................................................................................................... 12

Masterキー導入時の問題への対応 ......................................................................................................... 19

Sentinel HL/SLキーのドライバレス(Userモード)について .................................................................... 22

Managed Service / Sentinel Cloud ライセンスについて ......................................................................... 25

旧 HASP DK / Sentinel SDKから LDKへの移行について .................................................................... 27

その他 FAQ ............................................................................................................................................. 36

トラブルシューティングのガイドライン .......................................................................................................... 37

A. 実行環境でのトラブル .................................................................................................................. 39

B. 開発環境でのトラブル .................................................................................................................. 44

サポート問い合わせ時に必要な情報について ............................................................................................ 47

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Sentinel RTE インストール時の問題への対応

Windows 版の Sentinel LDKでは、ドライバ(RTE)が必要な Adminモードと、ドライバが不要な Userモード(ドライバレス)の 2

つのモードがあります。 本項では、Admin モードでの RTE トラブルについて説明します。

Q: Sentinel RTE インストール中に”Unable to start hardlock…”エラーが出てインストールできない。

Unable to start hardlock service … ErrorCode: 48 <#> <#> 1058

例:

A: 次の資料にしたがって、最新版の RTE を初期再インストールしてください。

「Sentinel LDK RTE トラブルの対処方法」 > 4.RTEの初期再インストールによる対処

Q: Sentinel RTE インストール中に”hardlock.sys file (null) …”エラーが出てインストールできない。

hardlock.sys file (null) processing error. ErrorCode: 12 <#> <#> 1224

例:

A: 上記エラーが発生する場合、ファイアウォール、アンチウィルスソフトによりドライバのインストールが阻害されているケース

が多く報告されています。インストール時にアンチウィルスソフトを一時停止し、管理者権限にてインストーラを実行している

ことを確認の上、最新版の RTEを再インストールしてください。

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Q: Sentinel RTE インストール中に” a network error occured”エラーが出てインストールできない。

A: >haspdinst –r –purge を行った後、「regedit」を開き、エラーメッセージに表示された MSI ファイルを検索、削除し、「regedit」

を閉じてください。再度コマンドラインより haspdisnt.exe のインストールを実施してください。

Q: Windows 8から 8.1にアップグレードしようとすると、Sentinel Runtime Drivers をアンインストールする指示が出て、

Windows 8.1にアップグレードできない。

A: この現象は、RTE 6.60以前のバージョンの RTEがインストールされていると発生します。指示のとおり、一旦Windows 8.1

へのアップグレードを中断し、Sentinel RTE 6.60 以降のコマンドラインインストーラ

(Sentinel_LDK_Run-time_cmd_line.zip )を入手してください。 コマンドラインを開き、>haspdinst –r –purge を行って

RTEをアンインストールした後に、再度Windows 8.1 へのアップグレードを開始してください。

以上の対応を行ってなお、Windows 8.1へのアップグレードができない場合は、上記実施した結果と合わせてサポートまで

ご連絡ください。

Q: 「プログラムの追加と削除」 から HASP RTE を削除しても RTEをアンインストールできない。

A: 次の仕様によるためです。コマンドライン版 RTE(Sentinel_LDK_Run-time_cmd_line.zip)をダウンロードして、次のコマン

ドで強制アンインストールを行ってください。

> haspdint –purge

複数ベンダの HASPキーが同一マシンに共存した場合、一ベンダのプロテクトアプリのアンインストールに伴って RTE も削

除してしまうと、他のベンダのアプリケーションの動作に影響を及ぼします。このような場合に備えて、RTEはインストールさ

れた回数をカウントし、インストールされた回数分アンインストールを行わないと完全に削除できない仕様になっていま

す。”-purge” スイッチを使うことで、回数に関係なく強制的にアンインストールすることができます。上記の理由によ

り、”-purge” スイッチは、トラブルシューティング対応、もしくはテスト目的でのみ使用するようにしてください。 コマンドライ

ン版による通常のアンインストールは “-fr” または“-r” スイッチをお使いください。(詳細は”-h” (ヘルプ)を参照のこと。

上記で解決できない場合は、「Sentinel LDK RTE トラブルの対処方法」 > > 4.RTEの初期再インストールによる対処 に

したがってください。

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Q: Sentinel RTE インストール中に” Windows Error 5”エラーが出てインストールできない。

A: この現象は、Windows OS側のエラー5(アクセス拒否)により発生します。同エラーの原因は多岐にわたるため、詳細は

Microsoft のサイトを参照してください。Sentinel 製品としては次を実施して経過をみてください。

1. 管理者権限ユーザで実施していることを確認してください。

2. 最新版の RTEをダウンロードしてください。(「トラブルシューティングのガイドライン」を参照のこと)

3. アンチウィルスソフトなど、セキュリティ製品を停止してから RTE を再インストールしてください。

4. 上記で解消しない場合、その他のソフトウェアが関与していないか、システム構成ユーティリティで全てのサービスを

停止してから再インストールしてください。(参照先:トラブルシューティングのガイドライン > A.実行環境でのトラブル

>4.その他 >(3) システム構成ユーティリティ)

上記を実施しても解消されない場合は、Microsoft のサイトを参考に発生要因を特定し、適切な処置により根本原因を除去

する必要があります。システム管理者にご相談ください。

Q: Sentinel RTE インストール中に” Windows Error 577”エラーが出てインストールできない。

A: 2014 年 12 月配信の Windows Update(KB3004394)にともなう RTE 障害の可能性があります。問題のマシンにこの KB

が適用されている場合は、KB3004394 を削除した後で、再度 RTE をインストールしてください。該当しない場合は、

「Sentinel LDK RTE トラブルの対処方法」 > 4.RTEの初期再インストールによる対処 にしたがってください。

上記に該当しない RTE トラブルについては、「Sentinel LDK RTE トラブルの対処方法」 をご確認ください。

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アプリケーション実行時の問題への対応

Q: Sentinel LDKでプロテクトしたアプリケーションが起動しない、どうしたらよいか?

A: 下記それぞれの事例に該当しない場合は、 「トラブルシューティングのガイドライン」 を参照し、できる限り詳細な情報(エラ

ーコードなど)を調査のうえサポートまでお問い合わせください。

Q: アプリケーションの実行時に 33(HASP_LOCAL_COMM_ERROR)エラーが返される。

A: Sentinel local License Manager サービスが開始されていません。

Windows のサービス画面から同サービスを手動で開始してください。

サービスを開始できない場合は、「Sentinel LDK RTEトラブルの対処方法」 > ”2.Sentinel LDK License Managerサービ

ス(hasplms.exe)がクラッシュする、または開始できない場合の対処” を参照してください。

Q: アプリケーションの実行時に 400(HASP_NO_API_DYLIB)エラーが返される。

A: ベンダライブラリファイルが必要です。アプリケーションと同じディレクトリにベンダライブラリファイル

(hasp_windows_[xxxxx].dll 等)を配置してください。

Q: アプリケーションの実行時に 27(HASP_TS_DETECTED)エラーが返される。

A: ターミナルサービス(リモートデスクトップ)上での実行を検知しました。動作させるには、EMS > Catalog > Products の

Configure License Terms で、Remote Desktopの設定をしてください。

Q: アプリケーションの実行時"Active-X コンポーネントはオブジェクトを作成できません"のエラーがでる。

A: LDK の COM オブジェクトを正しく登録することによって、解決される可能性があります。

1. スタート >ファイル名を指定して実行 をクリックします。

2. 次のコマンドを入力し、OK をクリックします。(Win32の場合)

>regsvr32 “C:¥Program Files¥SafeNet Sentienl ¥Sentinel

LDK¥API¥Runtime¥COM¥win32¥hasp_com_windows.dll”

3. 成功のダイアログが表示されたら、OK をクリックします。問題が解決されているか確認してください。

詳細は上記パスにある「Sentinel Run-time API Component Object Model Help」を参照してください。

Q: SL キーのアクティベーションでエラーになる。

A: 次の手順にしたがってください。

1. オンラインアクティベーションの場合、インターネット接続に問題がないか確認してください。

2. 同じマシン上でアクティベーションに成功した実績はありますか? ある場合、今回エラーとなる前に行った気になる変

更点があればお教えください。

3. 可能であればオフラインアクティベーションを実施してください。

4. 上記 1~4 の結果と合わせて、次の情報を採取のうえサポートに連絡してください。

A) エラーメッセージの画面イメージ(*.JPG 等)

B) ACC 診断レポート(diagnostics.html)

詳細は「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。

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Q: プロテクション キーのライセンス更新で”Older HASP Update are pending…”エラーになる。

A: 同じキーに対して未完了の更新処理が残っているため、今回の更新ができないことを意味します。

更新前に、EMS にキー情報をチェックインしデータベースを同期させてから再実施するか、もしくは HL キーをフォーマット

し、再度ライセンス書き込みを行ってください。

Q: HASP HL キー(または Sentinel HLキー)が認識されない。

A: 最新版の RTE をインストールし、ACC にアクセスしてキーの認識状況を確認してください。

詳細は「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。

Q: ネットワークライセンスがネットワーク経由で認識されない。(HL/SL Adminモードの場合)

A: まずは HL Netキーが接続(または SL Netがライセンス)されているサーバ上で、Localキーとして ACC で認識されている

ことを確認してください。その上で、ネットワーク経由で認識されない場合は次を実施してください。

1. サーバ/クライアントマシン間で ping が通ることを確認してください。

ping が通らない場合、HASP 以前の問題ですので、ネットワーク管理者に相談してください。

2. TCP/UDP ポート 1947 番が他のリソースに占有されていないか確認してください。

A) コマンドラインで “netstat –ano”を実行し、該当ポートのステータスと、使用中の PID を把握する

B) タスクマネージャ > プロセス タブで、該当 PID が”hasplms.exe”であることを確認する

他のプロセスが占有している場合、終了させるなどして対処してください。

3. ACC > Configuration にて、次の各種アクセス設定を調整してください。

Basic Settings タブ >

・Allow Remote Access to ACC :ACC へのリモートアクセスの許可

・Write an Access Log File 他 :License Manager へのアクセスログ他の採取

Access to Remote License Managers タブ >

・Allow Access to Remote Licenses :リモートライセンスへのアクセス許可

・Broadcast Search for Remote Licenses :ブロードキャスト検索設定

・Aggressive Search for Remote Licenses:アグレッシブ検索設定

・Remote License Search Parameters (旧:Specify Search Parameters) :サーバの IP アドレスを指定する等

Access from Remote Clients タブ >

・Allow Access from Remote Clients :リモートクライアントからのアクセス許可

詳細は ACC の Help を参照してください。

4. 市販のポートスキャニングツールによる導通確認

参考:PortQry

Microsoft が提供するフリーのポートスキャニングツールです。詳細は提供元サイトほかをお調べください。

http://support.microsoft.com/kb/310099/ja

Portqry.exe コマンドラインユーティリティの説明

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Q: ネットワークライセンスがネットワーク経由で認識されない。(HL Userモードの場合)

A: 通常ドライバレスモード(Userモード)では RTEを使用しませんが、ネットワークライセンスの場合に限って、HL Net

Driverlessキーが接続されたサーバ上に RTEのインストールが必要です。まずは HL Net Driverlessキーが接続されてい

るサーバ上で、Localキーとして ACC で認識されていることを確認してください。その上で、ネットワーク経由で認識されない

場合は次を実施してください。

1. クライアント側からは、hasp_get_info() API でライセンスを確認してください。

2. クライアントが同一サブネットを越えて HL Net Driverless キーにアクセスする場合は、構成定義用の.ini ファイルを

作成し、適切に配置してください。

ファイル名 :hasp_[vendorID].ini (例: hasp_37517.ini)

記載パラメタ :次の内容を指定してください

serveraddr= [リモートサーバの IPアドレスまたはコンピュータ名]

broadcastsearch=0

配置パス :C:¥Users¥test1¥AppData¥Local¥SafeNet Sentinel¥Sentinel LDK¥

(Windows7での例)

この例では、"37517"が、このベンダを表す固有 ID となります。プリインストールされている評価用バッチコード

DEMOMAの場合は hasp_demo.ini です。

詳細は、「Sentinel LDK Software Protection and Licensing Guide」 16章”Sentinel Admin Control Center”

> Administrator’s Workflow > Accessing Sentinel License Manager Located on a Different Subnet を参照してく

ださい。

Q: HASP HL キーの LED ランプが点滅して止まらない。

A: ファームウェアアップデートに関連した一時的な不具合の可能性があります。

Sentinel HASP RTE v5.86 以降では、HASP HL キーのファームウェアが古いと自動アップデートする機能があり、更新

中は LED が点滅し、数十秒後に点灯に変わる動きとなります。この更新処理が完了する前にキーをマシンから抜いてしま

うと点滅が止まらなくなる状態になります。万一この状況になった場合は、Sentinel local License Manager サービスを手動

で再開始する、もしくはマシンを再起動した後に、再度キーを接続してアップデート処理を最初から行うようにしてください。

改善されない場合は、HASP キーの刻印情報とともにサポートまでご連絡ください。

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Q: セッション開始から 12時間で自動的にセッションが終了した。

A: Envelope の際に、定期バックグランドチェックをオフにすると 12時間でセッションタイムアウトとなります。APIをご使用の場

合は、セッション開始後に定期的にメモリアクセス処理(例:hasp_read())等を組み込んでご対応ください。

Q: Sentinel HL Netキー(ドライバレスモード)のネットワークライセンスで、リモートマシンからライセンスにアクセスできるが、

ローカルマシンからアクセスできない(H0005: Feature access denied)。

A: RTE6.63以前のバージョンの不具合です。ローカルマシンに 6.63以上の RTEをインストールしてください。

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ライセンスアップデート時の問題への対応

Q: v2c付き haspdinst.exeのインストールができない。

A: 標準版の haspdinst.exe を先にインストールした後、RUSツールまたは ACCから v2c ファイルの適用を試してください。

標準版の haspdinst.exe がインストールできない場合は、「Sentinel RTEインストール時の問題への対応」を参照し

てください。

RUSツールまたは ACCから v2c が適用できない場合、RUSツールまたは ACCに表示されるエラー情報、および

ACCの場合は Access log/Error log を設定し、これらログファイルを添付のうえ、サポートまでお問い合わせください。

(トラブルシューティングのガイドライン >A.実行環境でのトラブル >4.その他 参照)

RUSツールのエラー情報に「Another update must be installed first」が含まれる場合、対象のキーに対し、以前に作

成されたライセンスが適用されていません。更新ライセンス(v2c)は、作成された順番を飛び越えて適用することはで

きません。EMSで対象キーの c2vのチェックインを行い、Pending Order を Remove後、改めて v2c ファイルを作成

してください。

RUSツールおよび ACCは、使用した Sentinel LDK開発キットに同梱されたバージョン以降のものを使用してください。

Sentinel HASP開発キットに同梱された古い ACC(RTE)および RUSツールでは、LDKの機能はサポートされませ

ん。

Q: SLアクティベーション時 v2cファイルの適用で「Vendor lib cannot be found」エラーとなる。

A: このエラーはマシン上にSLベンダライブラリが存在しないために発生します。v2cファイルを適用する前に、明示的に次のフ

ォルダにベンダライブラリを配置するよう実装するか、もしくは手動でコピーしてください。

格納先 : C:¥Program Files¥Common Files¥Aladdin Shared¥HASP¥

ベンダライブラリファイル: haspvlib_[nnnnn].dll

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SLアクティベーション前に暫定ライセンスをバンドルしてインストールする場合、または RTE インストーラ(haspdinst.exe)

にバッチコードをバンドルしてインストールした場合、ベンダライブラリは自動的に配置されますが、暫定ライセンスやバッチ

コードがバンドルされた RTEインストーラを使わずに実行環境をインストールした環境で v2cファイルを適用しようとすると、

この問題が発生します。

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Sentinel LDK 開発時の問題への対応

Q: Envelopeでのプロテクションがうまくいかない。

A: Envelope のエラーは多岐に渡るため、次のガイドラインにそってお試しください:

1. プロテクト対象が、.NETアプリの場合、MicrosoftのPEVerifyツールで、タイプセーフであることを事前に確認してくださ

い。Envelope はタイプセーフであることが前提です。

2. Envelopeで提供される各種パラメタを調整してプロテクトを試行してください。パラメタの詳細は Help を参照してくださ

い。

3. プロテクト対象が、.NET/Javaの場合、クラス毎の選択が可能です。重要度に応じてクラスを拾捨選択してお試しくださ

い。

4. お使いの Envelope(Vendor Suite)が最新でない場合は、ダウンロードサイトから最新バージョンを入手してプロテクト

をお試しください。

5. 上記でもうまくいかない場合は、エラー画面、試行した内容 と結果を添えて、サポートまでお問い合わせください。

6. 解決策がない場合は、対象プログラムの構造まで踏み込んで、対象のバイナリファイルを分割して Envelope する、あ

るいは Licensing APIによるプロテクションといった代替策をご検討ください。

参照先:「Sentinel LDK Software Protection and Licensing Guide」 パート 2 Protection

おもな Envelope障害の事例 :

a) Visual Studioで作成した 32bitアプリケーションを Envelope すると起動できない(アプリケーションエラー)

原因:TLS(Thread Local Storage)を利用する MFCアプリケーション等において、スレッド処理に問題が発生するため

回避策:Envelope されたアプリケーションから TLSのエントリを除外することにより回避することができます。 該当する可

能性のある場合は、詳細を添えてサポートまでお問い合わせください。(LDK-11798)

その他の事例については、Sentinel LDK Release Notes > Known Issues and Workarounds > Sentinel LDK Envelope…

の項を参照してください。

Q: EMSを起動しても EMSログイン画面がブラウザに表示されない。

A: 次の手順にしたがってください。

1. Sentinel EMSがインストールされているマシン上のWindowsのサービス画面で Sentinel EMS Service が停止して

いないか確認してください。停止している場合は、手動で開始してください。

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2. 使用しているブラウザが、お使いの Sentinel LDK インストールガイドに記載された サポート対象ブラウザかどうか確

認してください。未サポートブラウザの場合は、サポートされているブラウザをご使用ください。

例:Sentinel LDK v7.4の場合

IE v.8,9,10,11 (HLキーアクセスは 32-bit のみ) / Mozilla Firefox (32-bit) v.40 ~

3. いずれでも解決できない場合は、上記確認した結果を明記のうえ、「トラブルシューティングのガイドライン」の、

4.Sentinel EMS使用時の全般的なトラブル にしたがって、必要な資料を採取してサポートまでお問い合わせくださ

い。

Q: EMSにログインできない。

A: 次の手順にしたがってください。

1. 「EMSを起動しても EMSログイン画面がブラウザに表示されない」の手順 1および 2 を確認してください。

2. 使用しているアカウントが有効なものか確認してください。

3. いずれでも解決できない場合は上記確認した結果を明記のうえ、「トラブルシューティングのガイドライン」の、

4.Sentinel EMS使用時の全般的なトラブル にしたがって、必要な資料を採取してサポートまでお問い合わせくださ

い。

Q: EMSで HLキー書込み/C2Vチェックイン時に、Javaの SecurityExceptionエラーが発生する。

A: JRE(7 update 51)のセキュリティ強化によるエラーです。詳細は次をご覧ください。

https://www.java.com/ja/download/help/java_blocked.xml

次のいずれかの方法で対処してください。

1. アクセス先の URL を例外サイト・リストに指定する。上記 URLの「回避策」の項を参照してください。

2. Java コントロールパネルを起動し、セキュリティタブのセキュリティ・レベルを中に下げる。

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Q: LDK開発環境への日本語言語パックが適用できない。

A: LDKのバージョンによって異なります。お使いのLDKバージョンと言語パックのバージョンが合致しているかご確認ください。

Sentinel LDKの日本語言語パックは、通常 LDK製品リリースから数ヶ月遅れて公開されます。ダウンロードサイトでリリー

スされているバージョンを確認し、公開されていない場合はリリースまでお待ちください。

例:Sentinel LDK v6.3 (検索オプション:Type=”Language Packs” / Language=”Japanese” )

ダウンロードサイトへのアクセス方法は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。

上記例では、上段が LDK開発環境に適用する言語パック、下段は ACCに適用する言語パックとなります。

また、日本語製品マニュアルだけであれば、SRMカスタマーポータル >日本語マニュアル に掲載されていないか、適宜ご

確認ください。

なお、LDK v7.3 等一部のバージョンは、LDK本体のインストールだけで言語パックも同時インストールされます。

Q: Sentinel LDK環境 のバックアップはどうやるのか?

A: Sentinel LDK環境のバックアップは、EMSの SQLデータベース(EMSDB)のバックアップで行います。

参考まで、以下に Microsoft の無償ツール SQL Server Management Studio Express を使用したバックアップ / リストア

の方法を紹介します。 詳細については、Microsoftのサイトを参照してください。

(1) SQL Server Management Studio を起動し、EMSDB インスタンスに接続します。

(2) Object Explorer > Database > EMSDB > Tasks > Back Up をクリックし、画面にしたがってバックアップ先を指定し

て OKをクリックします。

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以降はオプションです:

(3) バックアップしたDBをリストアする場合は、… Tasks > Restore をクリックし、バックアップ対象ファイルを選択してOK

をクリックします。

(4) Sentinel LDK運用環境 を 別のマシンに移設する場合、移設先のマシンに同じバージョンのSentinel LDKをインスト

ールした後で、バックアップした DBをリストアしてください。

(5) 商用環境として使用する場合は、移設した環境に適切な Vendorキーを再インストールしてください。

Q: Linux用 Envelopeで、コマンドラインに-i/-oスイッチが指定できない

A: -i/-oスイッチは使用できません。「Sentinel LDK v.7/6.x Software Protection & Licensing Guide」5章のドキュメントの不具

合です。コマンドラインヘルプにある、<入力ファイル>/<出力ファイル>の形式で指定するか、または-cスイッチで指定するコンフィ

グレーションファイル内に記述してください。

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Q: 製品のドキュメントはどこにありますか?

A: 次のいずれかの場所にあります。

・ Windows インストールフォルダ:¥Program Files (x86)¥SafeNet Sentinel¥Sentinel LDK¥Docs¥~ 詳細

はリリースノートの「Sentinel LDK Documentation」をご覧ください。

・ ダウンロードサイト:アクセス方法は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。

(検索オプション:Product=”Sentinel LDK” / Type=”Documentation”)

ダウンロードサイトには最新版のみが掲載されます。最新バージョン以外のドキュメントは、インストールフォルダを参照して

ください。

日本語ドキュメントについては、まず「Q:LDK開発環境への日本語言語パックが適用できない。」の項を参照してください。リ

リース済みの場合は、上記と同じ場所で入手できます。

Mac/Linux版の場合は、各プラットフォーム用フォルダ(MacOS¥/Linux¥)をご覧ください。

Q: APIのサンプルはどこにありますか?

A: 次の場所にあります。

Windows インストールフォルダ:¥Program Files (x86)¥SafeNet Sentinel¥Sentinel LDK¥Samples¥~

Mac/Linux版の場合、各プラットフォーム用フォルダ(MacOS¥/Linux¥)の Samples¥~

¥Samples 以下には APIのカテゴリ毎に格納されています。例えば Runtime¥ には、プロテクト対象アプリ内に埋め込む

Licensing API のサンプルがプログラミング言語毎に収められています。

Q: LDK製品のチュートリアルはありますか?

A: 次のリソースをご活用ください。

・ 「Quick Start Demo Kit」 (製品付属ドキュメント ~Envelope操作のみ)

・ 「Tutorial – Demo Kit / Tutorial (API) – Demo Kit / Tutorial –Product Activation」 ほか

(製品付属ドキュメント ~目的ごと個別の操作手順)

・ 「Sentinel LDK v6.4/v7.0 Quick Start Guide」 (SRMカスタマーポータル >日本語マニュアル掲載)

Quick Start Guideは日本向けの画面付き(v6.4)または動画付き(v7.0)です。今後の後継バージョンリリースにより、機能お

よび操作が異なってくる可能性があるため、Quick Start Guideは、基本的機能の操作に関してのみ参照してください。

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Q: EMSで不要になったフィーチャやプロダクトが削除できない。

A: 製造から出荷までプロダクトライフサイクル全般を管理するデザインに基づき、履歴を残すため、使用済みのフィーチャ

(Status=Deployed)およびプロダクト(Status=Complete)は削除できない仕様です。不要な場合は、それぞれの Actions から、

フィーチャの場合は Obsolete を、プロダクトの場合は End of Life を選択して区別するようにしてください。

Q: Envelope/ToolBoxで毎回 Master Wizardが起動してしまう。

A: デフォルトではMasterキーが接続されていれば起動する仕様です。起動させたくない場合は、Envelopeまたは ToolBox上で

File >Settings >General タブ > Enable search for Sentinel Vendor key at startup パラメタのチェックを外してください。

Q: Masterキーを接続していても HL ドライバレスキーの書き込みができない。

A: Masterキーのファームウェアが 3.xの場合(例:Sentinel HASP(HASP SRM)当時から使用しているモデル)、HL ドライバレ

スキーの書き込みに対応していないため、LDK v7.1以降を導入した環境で Masterキーの再導入が必要です。再導入するこ

とによって、Masterキーが HL ドライバレスキー書き込みをサポートできるようになります。

Q: 外部ライセンスマネージャ (hasp_rt.exe) はどのような場面で必要ですか。

A: LDK 7.0から導入された外部ライセンスマネージャ(hasp_rt.exe)は、Windows アプリケーションのプロテクション方法が

Envelopeか Licensing APIかに限らず、プロテクトしたアプリケーションと同じフォルダに必ず配置してください。予期せぬ問

題を引き起こす可能性があります。ライセンスマネージャの種類についての詳細は、「Sentinel LDK Software Protection

and Licensing Guide」 16章 “Sentinel Admin Control Center” >> Type of License Managers を参照してください。

Q: フィーチャ ID 0 番はどのような用途で使用しますか。

A: 全てのキーにビルトインされるデフォルトのフィーチャ ID 0 番は、HL Basic モデル以外では、管理用として主に検証目的で

使用されます。任意のライセンス設定ができない仕様のため、商用での利用はしないでください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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0番を使用した場合の留意点:

・ 0番で紐付けしたアプリケーションは、基本的にスタンドアロンライセンスとして起動制御させることはできます。ただし、

それ以外の詳細な定義は一切できません。(例:リモートデスクトップ許可など)

・ 同一バッチコードのプロテクションキーは0番がビルトインされているため、全て動作可能となります。特定のアプリケー

ションやライセンスだけ区別して起動制御することはできません。

・ 通常 0番にはスタンドアロンライセンスが付与されますが、LDK7.3 以降に導入されたシート HLプールライセンスを使

用して、Sentinel HL(ドライバレス構成)キーにネットワークライセンスを付与すると、自動的に 0番もネットワークライセ

ンスになります。同ライセンスを削除することでスタンドアロンライセンスに戻ります。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Masterキー導入時の問題への対応

Q: Masterキーの導入開始時に、”No Sentinel Vendor key detected”のメッセージが表示される。

A: ACCを開いて、導入する Masterキーが 1本だけ Localで認識されているか確認してください。リモートデスクトップを利用し

ている場合は、リモートデスクトップ経由ではなく、実機上で Masterウィザードを起動してしてください。

例: ACC > Sentinel Keys の表示イメージ (2本接続している場合)

※ 上段が旧 Sentinel HASPキー、下段が新しい Sentinel HLキーの表記です。どちらのモデルでも、有効なライセンスが

格納されていれば動作します。

Q: Masterーキーの導入時に”Failed to decrypt Sentinel API…” エラーが発生する。

A: 複数のマスターキーを接続していませんか。接続するマスターキーは 1本にしてください。

Q: Masterキー導入時に MWP ファイルをリクエストされる

A: 次の設定を確認してください。

1. マシンはネットワークに接続されていますか。

2. ネットワークにプロキシの設定がされていますか。

プロキシの設定がされている場合、Envelope->File->Settingsから Use Proxy for Master Wizard

を設定の上で、再度 Masterキーの導入をしてください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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オフラインで実施せざるを得ない場合は、「Masterキーをオフラインで導入したい」を参照してください。

Q: Masterキーの導入開始後、いつまで経っても完了しない。

A: サーバおよびネットワークのトラフィックにより時間がかかる場合がありますが、2~3時間経過してもMasterウィザードの

プログレスバーが変わらない場合は、次の情報とともにサポートまでご連絡ください。

ご利用中のバッチコードが明記された Masterウィザードの開始(Specify Sentinel Vendor Key)画面

なお、次のライブラリは長時間(~数日)を要すことがあります。使用しない場合は、チェックを外して再実施してください。

・ API – 32 Bit Windows Static for Borland

・ API – 32 Bit Windows Delphi static object

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: Masterキーをオフラインで導入したい。

A: セキュリティ上、ネットワーク経由でライブラリをダウンロードすることを推奨しますが、どうしてもオフラインで実施せざるを得

ない場合は、次の手順にしたがって SafeNetまでお問い合わせください。なお、MWP ファイルのを手配する準備にオンライ

ンでの導入より時間がかかるため、急ぎの場合はオンラインの手順で実施してください。

1. 利用中のバッチコードが明記された Masterウィザードの開始画面(上記)を採取し、その画面ファイルを添付して、オフ

ラインでの Masterキー導入依頼をサポートまでご連絡ください。

2. SafeNetより MWP ファイル準備完了の連絡がありますので、指示にしたがって MWP ファイルを入手してください。

3. ACCで Masterキーが認識されていることを確認のうえ、オフライン状態にして Masterウィザードを起動します。MWP

ファイルの入力リクエストで、入手した MWP ファイルを指定して進めてください。このとき、C:¥直下に MWP ファイルを

配置することを推奨します。

Q: Masterキーのオフライン導入で、MWP ファイル指定時に”Invalid package file - Unable to locate

jobAcknowledge_[nnnnn].xml in selected package”のエラーがでる。

A: MWP ファイルを C:¥直下に配置し、管理者権限ユーザで Masterウィザードを再度実施してください。

Q: Masterキー導入で生成される自社ライブラリはどこに格納されますか?

A: 次の場所にあります。

~¥Documents and Settings¥[userName]¥My Documents¥SafeNet¥Sentinel LDK [version]¥API¥Runtime¥

例:C:¥Users¥user1¥Documents¥SafeNet¥Sentinel LDK 7.1¥API¥Runtime¥C¥win32¥hasp_windows_81817.dll

この例では、"81817"が、このベンダを表す固有 IDとなります。プリインストールされている評価用バッチコード DEMOMAの

ライブラリは hasp_windows_demo.dll です。

詳細は、「Sentinel LDK Installation Guide」 5章 “Introducing Your Sentinel Vendor Keys to Sentinel LDK”

を参照してください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Sentinel HL/SLキーのドライバレス(Userモード)について

Windows 版の Sentinel LDKでは、ドライバ(RTE)が必要な Adminモードと、ドライバが不要な Userモード(ドライバレス)の 2

つのモードがあります。 本項では、Userモードでの注意点やトラブル対応について説明します。

Q: Sentinel HL/SLキーのドライバレス (Userモード) を使用するにはどうしたらいいですか?

A: HLキーのドライバレスの場合は、物理デバイスとして Sentinel HLのドライバレス構成キー(後述)を使用し、ライセンスの生

成に Sentinel LDK 6.4 以降を使用する必要があります。SLキーの場合は、Sentinel LDK 6.3以降を使用し、プロダクト定

義で ”UserMode” を選択してライセンスを生成してください。また、ドライバレスキーに書き込む際に使用する Masterキー

については、必ずファームウェア 4.x以降のものを使用してください。新筐体の Sentinel HLモデルの Masterキーは 4.xで

す。古い 3.xの Masterキーは、Sentinel LDK 7.1以降の環境で Masterキー導入を行うことで、自動的に 4.xにアップグレ

ードされます。

Q: Sentinel HLキーと HASP HLキーの違いは何ですか?

A: Sentinel HLキーはHASP HLキーの上位モデルであり、従来の機能に加えて、ドライバレス(HL Userモード)として利用で

きる機能が加わりました。Sentinel HL キーの仕様については、Sentinel HL データシート(Sentinel HL Data Sheet.pdf)を

参照してください。

外観イメージ 外観の特徴 ファームウェア / 内部の構成

HASP HLキー

例:Maxモデル

・外装に”HASP HL”の彫り込み

・キャップなし

・色はモデルにより異なる

ファームウェアバージョン: 3.x

・HASP構成(モード)のみ

Sentinel HLキー

例:Proモデル

・外装に”Sentinel”の彫り込み

・キャップあり

・楕円形の紐通しの穴あり

・色はモデルにより異なる

ファームウェアバージョン: 4.x~

・HASP構成(モード)

・ドライバレス構成(モード)

どちらか一方のモードで動作します。最初か

らどちらかの構成のキーを購入する以外に、

HASP構成→ドライバレス構成への更新が可

能です(逆は不可)

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: Sentinel HLキーのモード(構成)の見分け方はどうするのですか?

A: RTE インストール環境で ACCを開いて、Sentinel Keys > Configuration 列 の表示で判断してください。

Q: Sentinel HL/SLキーの Userモードライセンスの確認はどのようにするのですか?

A: SL Userモードライセンスの場合、ACCによるライセンスの確認ができません。ACCの代わりに、Licensing APIの

hasp_get_info() 関数でキー情報やライセンス情報を取得して確認してください。トラブルシューティング時の対応も同様で

すので、キーの出荷前にあらかじめ確認し、どのように情報を採取するのか準備しておくことをお勧めします。

Q: Sentinel HLキーのドライバレスを接続しているのに、ドライバのインストール画面が出ます。

A: Sentinel HLのドライバレスモードは、Windows標準のHIDインタフェースを使用しています。デバイスマネージャ > ヒュ

ーマン インタフェース デバイス に USBデバイスとして表示されることを確認してください。SentinelのRTEドライバを含め、

何かをインストールしなければならないということはありませんが、Windowsの標準機能に準拠しているため、USBデバイス

接続時の挙動としてメッセージが出ることはあり得ます。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: Sentinel HL/SLキーの Userモードはネットワークライセンスに対応していますか?

A: Sentinel LDK 7.0以降で実装すれば HLのドライバレスのみ対応しています。SLの場合 Userモードはネットワークライセ

ンスに対応していないため、Admin モードを使用してください。

Q: HASPモードを途中でドライバレスモードに替えた場合、HASPモードで書き込んだライセンスの扱いはどうなりますか?

A: HASPモードの旧ライセンスは、Admin モードとして引き続き使用することができます。ただし、参照のみ可能なため、ライセ

ンスの削除や更新はできなくなります。ドライバレスモードに切り替える際に、旧ライセンスが不要な場合は、あらかじめ削除

してからドライバレスに切り替えてください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Managed Service / Sentinel Cloud ライセンスについて

Q: Managed Service とは何ですか?

A: Managed Service(マネージドサービス)とは、Sentinel製品のバックエンドサーバ(EMS他)を、お客様に代わって SafeNet

側で保守運営するサービスの名称です。

Q: Managed Serviceでトラブルになった場合、どのような情報をサポートに提供したらよいですか?

A: 通常のトラブル報告内容に加え、次の情報を提供してください:

・ エラー情報などトラブルの詳細 (できる限り画面付きで)

・ エラー発生までの手順 (ステップ・バイ・ステップで)

・ エラー発生日時(日本時間)

・ 使用している製品バージョン(Sentinel LDK / Sentinel EMS など)

・ 対象サーバの URLアドレス

Q: Sentinel CL とは何ですか?

A: CL(クラウドライセンス)とは、Sentinel LDK 7.1 以降で追加された、弊社クラウド上のバックエンドサーバを経由してライセン

スを管理する SaaS型モデルです。従来の HL/SLが、ソフトウェアがインストールされた顧客のマシン上でライセンス管理を

行うのに対して、CLではサーバ側でライセンスを管理するため、集約された利用データを元にした従量課金などが可能にな

ります。また、CLには 2つのデプロイメントタイプがあり、完全なクラウド型アプリだけでなく、オンプレミス型アプリに対しても

ライセンス管理が可能です。詳細は、「Sentinel LDK Software Protection and Licensing Guide」 2 章

“Understanding Sentinel Cloud Licensing” を 参照してください。

Q: CLの評価はどのように進めるのですか?

A: CLでは HL/SLキーで利用できる DEMOMAバッチコードでの評価はできません。最初に評価用のライセンスを購入する必

要があります。ライセンス購入後、予めインストールしてある Sentinel LDK開発環境に、CL用のアドオンモジュールを追加

インストールして作業を開始します。ライセンス購入に関しては、弊社営業担当までお問い合わせください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: CLでトラブルになった場合、どのような情報をサポートに提供したらよいですか?

A: CLでは、ベンダ固有のライブラリ、SDK、バックエンドサーバの接続情報を組み合わせて実装します。したがって、まずは評

価ライセンス購入時に受信したメールにあるリソースを使っていることを確認してください。その上で以下の情報を提供してく

ださい:

・ エラー情報などトラブルの詳細 (できる限り画面付きで)

・ エラー発生までの手順 (ステップ・バイ・ステップで)

・ エラー発生日時(日本時間)

・ 使用しているバージョン(Sentinel LDK / Sentinel RTE)

・ 評価開始時のメールの内容

・ 製品付属のデモ用アプリで動作検証が済んでいるかどうか

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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旧HASP DK / Sentinel SDKから LDKへの移行について

Q: 今使用している旧製品のバージョンがよくわかりません。どうやって調べるのですか?

A: Sentinel 製品には新旧複数の DK(開発キット)およびハードウェアキーのラインナップがあります。次のステップにそってご

確認ください。不明な場合、わかる限りの情報を添えてサポートまでお問い合わせください。

現行使用バージョンにかかわらず、Sentinel LDKで新規にプロテクトとライセンシングを行う場合は、「3.Sentinel LDKの

入手と評価」 からはじめて下さい。

1. 使用中のバージョンの確認

以下は日本での製品販売履歴です。購入時期や購入元を参考にしてください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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ご利用のインストールメディア、ツール、USBキーの表示などから確認してください:

製品世代 バージョン 主なツール名 USBキーに表示される

ベンダ識別情報

管理者権限

HASP4 DK ~CD v12 Envelope, HASP Edit 5桁のバッチコード

(例:ABCDE)

HASP4パスワード

HASP HL DK V1.1~ V1.3 Vendor Center,

Envelope, ToolBox,

Factory

5桁のバッチコード

(例:ABCDE)

Masterキー(白色)

HASP SRM /

Sentinel HASP

DK

V2.10~V5.12 Vendor Suite, Envelope,

ToolBox, Business

Studio, Admin Control

Center

5桁のバッチコード

(例:ABCDE)

Vendor キー(Master キ

ー(紺色)/Developer キ

ー(黄色))

SuperPro SDK ~V7.1 Shell/CodeCover, API

Explore, SPI/SSD

8桁のモデル番号

(例:SGSnnnnn)

SuperPro パスワード

SHK (Sentnel

Hardware Key)

SDK

~V1.3 CodeCover, API Exploer,

SPI/SSD

8桁のモデル番号

(例:GGSnnnnn)

メーターキー

2. LDKへの移行方法

使用中の製品を特定したら、対応する適切な LDK移行ガイドを下記サイトから入手のうえ、後述する製品毎の移行方

法をご参照ください。

http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentineldownloads/

(検索オプション: Product = Sentinel LDK, Keyword = “Migration” を指定して Search)

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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3. Sentinel LDKの入手と評価

いずれの場合も、まずは最新版の Sentinel LDKをインストールし、評価用の DEMOMAキーを使用して基本操作を習

得してください。新しい HLキーが手元に無く、必要な場合はサポートまでお問い合わせください。移行前の製品がどれ

かに関わらず、LDKの基本操作は全て同じです。基本操作を習得したうえで、自社ソフトウェアのプロテクトと希望する

ライセンシングを実装してください。

Sentinel LDKのダウンロード先は、「トラブルシューティングのガイドライン」を参照してください。

Q: HASP4 DK から Sentinel LDKへの移行は どのようにするのですか?

A: 具体的な移行方法は、HASP4のリソースを残して新しい部分だけ LDKを使用するのか、全面的に LDKで実装しなおすの

か、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施してください。セキュリティおよ

びサポートの観点から、できる限り全面的に LDKで実装しなおしてください。LDKでプロテクトしても、旧製品によるプロテク

ション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる可能性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、旧

実装部分の技術的なサポートは受けられません。

ポイント:

a) 参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from HASP4」

推奨する参照先:

・ Stage3 Full implementation of Sentinel LDK functionality (LDKへの完全移行)

・ Appendix(付録):Table1,2 新旧キーの比較表、Table3 新旧ツール比較表、Table4 新旧 API比較表

b) 既存の HASP4および HASP HLキーは Sentinel LDKで 使えるか?

ファームウェアバージョンが 3.21 以降であれば使用できます。後述する以下を参照してください:

「Q:HASP4/HASP HL/Sentinel HLキーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?」

c) 自社バッチコードに紐付いた HASP4管理者パスワードは使えるか?

Sentinel LDKでは HASP4パスワードは使用できません。代わりに Sentinel LDKの Vendorキーが必要です。使用中

のバッチコードを明記のうえ SafeNet 営業窓口までご連絡ください。

d) プログラムのプロテクション実装はどうするのか?

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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HASP4 DKと同じく、Sentinel LDKには、バイナリファイルを暗号化する Envelopeツールと、ソースコード に

API(Licensing API)を組み込む 2つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトします。詳細は

「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

e) キーへのライセンシングはどうするのか?

HASP Editに相当する Sentinel EMSを使用してキーへのライセンシングを行います。 詳細は、「Sentinel LDK Quick

Start Guide」を参照してください。

f) エンドユーザには何を配布するのか?

HASP4 ドライバ(v4.x)の後継にあたる、Sentinel RTE(v6.x)にアップグレードします。RTEを使用すれば、HASP 4 DKで

実装したライセンス/アプリ(Envelope v12.x or API v8.x以上)も、LDKで実装したライセンス/アプリも、同じ HASP HLまた

は Sentinel HL キーで動作させることができます。ネットワークライセンスを使用する場合も、Sentinel RTEだけでネットワー

ク同時制御が可能です。

また、Sentinel LDKでは、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) があり、配布物

についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

Q: HASP HL DK から Sentinel LDKへの移行は どのようにするのですか?

A: 具体的な移行方法は、HASP HL のリソースを残して新しい部分だけ LDKを使用するのか、全面的に LDKで実装しなおす

のか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施してください。セキュリティお

よびサポートの観点から、できる限り全面的に LDKで実装しなおしてください。安全な LDKでプロテクトしても、旧製品によ

るプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる可能性があります。また、EOS(販売終了)製品

のため、旧実装部分の技術的なサポートは受けられません。

ポイント:

a) 参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from HASP HL」

推奨する参照先:

・ Stage2 Implementing Sentinel LDK protection (LDKへの移行)

・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API比較表

b) 既存の HASP HLキーは Sentinel LDKで 使えるか?

ファームウェアバージョンが 3.21 以降であれば使用できます。後述する以下を参照してください:

「Q:HASP4/HASP HL/Sentinel HLキーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?」

c) 自社バッチコードに紐付いた HASP HL Masterキー(白色)は使えるか?

Page 31: Sentinel LDK - support.safenet-inc.jpsupport.safenet-inc.jp/srm/tech_note/faq/LDK_TS_FAQ_20160315.pdf · Sentinel HASP: ... A: まずはHL Net キーが接続(またはSL Net

Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Sentinel LDKでは HASP HLの Masterキーは使用できません。代わりに Sentinel LDKの Vendor キーが必要です。

使用中のバッチコードを明記のうえ SafeNet営業窓口までご連絡ください。

d) プログラムのプロテクション実装はどうするのか?

HASP HL DK と同じく、Sentinel LDKには、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコード

に API(Licensing API)を組み込む 2つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトします。詳細

は、「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

e) キーへのライセンシングはどうするのか?

HASP HL Factoryに相当する Sentinel EMSを使用してキーへのライセンシングを行います。詳細は「Sentinel LDK

Quick Start Guide」を参照してください。

f) エンドユーザには何を配布するのか?

HASPドライバ(v5.x)の後継にあたる、Sentinel RTE(v6.x)にアップグレードします。 RTEを使用すれば、HASP HL DK

で実装したライセンス/アプリも、LDKで実装したライセンス/アプリも、同じ HASP HLまたは Sentinel HLキーで動作させ

ることができます。ネットワークライセンスを使用する場合も、Sentinel RTEだけでネットワーク同時制御が可能です。

また、Sentinel LDKでは、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) があり、配布

物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してくださ

い。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: SuperPro SDK から Sentinel LDKへの移行は どのようにするのですか?

A: 具体的な移行方法は、SuperPro のリソースを残して新しい部分だけ LDKを使用するのか、全面的に LDKで実装しなおす

のか、シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして作業項目を確認のうえ実施してください。セキュリティお

よびサポートの観点から、できる限り全面的に LDKで実装しなおしてください。安全な LDKでプロテクトしても、旧製品によ

るプロテクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる可能性があります。また、EOS(販売終了)製品

のため、旧実装部分の技術的サポートには限りがあります。

ポイント:

a) 参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from Sentinel SuperPro」

主な参照先:

・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API比較表

b) 既存の SuperProキーは Sentinel LDKで 使えるか?

SuperProキーとの互換性はないため使用できません。

c) 自社パートナンバー(SGSxxxxx)に紐付いた SuperPro パスワードは使えるか?

Sentinel LDKでは SuperProパスワードは使用できません。代わりに Sentinel LDKの Vendorキーが必要です。使用

中のパートナンバーを明記のうえ SafeNet営業窓口までご連絡ください。

d) プログラムのプロテクション実装はどうするのか?

SuperPro SDK と同じく、Sentinel LDKには、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコードに API

(Licensing API)を組み込む 2つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトします。詳細は

「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

e) キーへのライセンシングはどうするのか?

SuperPro SDKの License Managerに相当する Sentinel EMSを使用してキーへのライセンシングを行います。詳細は

「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

f) エンドユーザには何を配布するのか?

SuperPro ドライバ(SSDまたは SPI)に代わり、Sentinel RTE を使用します。ネットワークライセンスを使用する場合は、

SPIに代わって Sentinel RTEを使用します。

また、Sentinel LDKでは、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) があり、配布

物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してくださ

い。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: SHK SDK から Sentinel LDKへの移行は どのようにするのですか?

A: 具体的な移行方法は、SHKのリソースを残して新しい部分だけ LDKを使用するのか、全面的に LDKで実装しなおすのか、

シナリオによって異なります。下記に示すポイントを参考にして、作業項目を確認のうえ実施してください。セキュリティおよび

サポートの観点から、できる限り全面的にLDKで実装しなおしてください。安全なLDKでプロテクトしても、旧製品によるプロ

テクション実装が残っていると、その部分がセキュリティホールとなる可能性があります。また、EOS(販売終了)製品のため、

旧実装部分の技術的サポートには限りがあります。

ポイント:

a) 参照する移行ガイド : 「Migration Guide for Sentinel LDK from SHK」

主な参照先:

・ Appendix(付録):Table1 新旧キーの比較表、Table2 新旧ツール比較表、Table3 新旧 API比較表

b) 既存の SHKキーは Sentinel LDKで 使えるか?

SHKキーとの互換性はないため使用できません。

c) 自社パートナンバー(GGSxxxxx)に紐付いた SHK メーターキーは使えるか?

Sentinel LDKでは SHKのメーターキーは使用できません。代わりに Sentinel LDKの Vendorキーが必要です。使用中

のパートナンバーを明記のうえ SafeNet営業窓口までご連絡ください。

d) プログラムのプロテクション実装はどうするのか?

SHK SDK と同じく、Sentinel LDK には、バイナリファイルを暗号化する Envelope ツールと、ソースコードに API

(Licensing API)を組み込む 2つの方法があり、どちらか一方または併用してプログラムをプロテクトします。詳細は

「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

e) キーへのライセンシングはどうするのか?

SHK SDKの License Manager に相当する Sentinel EMSを使用してキーへのライセンシングを行います。詳細は

「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

f) エンドユーザには何を配布するのか?

SHK ドライバ(SSDまたは SPI)に代わり、Sentinel RTEを使用します。ネットワークライセンスを使用する場合は、SPI

に代わって Sentinel RTEを使用します。

また、Sentinel LDKでは、旧製品にはなかったキータイプ(HL/SL)やモード(AdminMode / UserMode) があり、配布

物についてケース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してくださ

い。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: Sentinel HASP (HASP SRM) DK から Sentinel LDKへの移行は どのようにするのですか?

A: Business Studio から EMSへの変更以外、ほとんどの機能は互換性を保持しているため、一部の制限事項を除いてそのま

ま使用できます。制限事項については移行ガイドを参照してください。下記に示すポイントを参考にして必要な移行作業を実

施してください。

ポイント:

a) 参照する移行ガイド :

「Sentinel HASP から LDKへの移行クイックガイド」(SRMカスタマーポータル>日本語マニュアル掲載) および

「Migration Guide for Sentinel LDK from Sentinel HASP」

Business Studio ServerからSentinel EMSへの既存データの移行が主な作業となります。データ移行する場合は、綿密

な計画を立てて実施してください。

b) 既存の HASP HLキーは Sentinel LDKで 使えるか?

Sentinel HASP DKで使用していたキーはそのまま使用できます。

c) 自社バッチコードに紐付いた Sentinel HASP Vendor キーは使えるか?

Sentinel HASP DKで使用していた Vendorキーはそのまま使用できます。

d) プログラムのプロテクション実装はどうするのか?

Sentinel HASP DKでプロテクトしたプログラムはそのまま使用できます。セキュリティを維持するため、定期的に上位バ

ージョンの DKでプロテクトし直すことを推奨します。Sentinel HASP DKと同じく、Sentinel LDKには、バイナリファイルを

暗号化する Envelope ツールと、ソースコードに API(Licensing API)を組み込む 2つの方法があり、どちらか一方または

併用してプログラムをプロテクトします。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

e) キーへのライセンシングはどうするのか?

Sentinel HASP DKの Business Studio に相当する Sentinel EMS を使用してキーへのライセンシングを行います

(または LDKで追加された License Generation API)。詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

f) エンドユーザには何を配布するのか?

使用する LDKバージョンに合わせて、Sentinel RTE の上位バージョン(v6.x以降) を使用します。

また、Sentinel LDKでは、Sentinel HASPにはなかったモード(AdminMode / UserMode) があり、配布物についてケ

ース毎に異なります。キータイプやモード毎の詳細は「Sentinel LDK Quick Start Guide」を参照してください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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Q: HASP4/HASP HL/Sentinel HLキーのファームウェアバージョンはどのように調べるのですか?

A: RTEをインストールしたマシンに、対象のキーを接続して ACC(Admin Control Center)を起動してください。Sentinel Keys

画面の「Version」列にファームウェアバージョンが表示されます。ACCの画面イメージは、「トラブルシューティングのガイドラ

イン」を参照してください。

・バージョン 3.21以降の HASPキー/Sentinel HL キーについては、当該列に表示されます。(例:3.25 / 4.xx)

・バージョン 2.16以前の古い HASPキーについては、ACCでキー自体が認識表示されません。

・バージョン 2.16以降 3.21以前の HASPキーについては、キーは表示されますが、バージョンがサポートされないという

メッセージが表示されます。

Q: Sentinel HASP から Sentinel LDKへ移行後、850、852、857の全て、またはいずれかのエラーが出て Masterインスト

ールができない。

例:

A: 移行に際しMasterインストールで発生する既知のエラーです。EMSDBからベンダキー情報を削除する対処方法を指示しま

すので、バッチコードを明記のうえ、サポートまでお問い合わせください。

Q: LDK付属の Firmware Updateユーティリティで、Key not found となりファームウェアを更新できない。

A: LDKバージョン 7.0/7.1/7.2に付属する Firmware Updateユーティリティの不具合です。LDK7.3以降に付属する同ユーティ

リティを使用してください。

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その他 FAQ

Q: 東芝 TV チューナーソフトがインストールされたマシンで Sentinel RTE が動作しない。

A: 残念ながら動作しません。制限事項となります。

Q: HLキーを USB3.0のポートに接続すると認識しない。

A: HASP製品は転送速度に依存しません。USB3.0含めバージョンに関わらず稼働いたします。

当該マシンにて、RTE がインストールされているか、Port:1947 が開放されているか、ファイアウォール、アンチウィルスソフト

等のセキュリティ製品の設定をご確認 (「トラブルシューティングのガイドライン」参照)の上、尚認識されない場合、弊社サポ

ートまでご連絡ください。

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Sentinel LDK: トラブルシューティング ガイド

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トラブルシューティングのガイドライン

I. Sentinel LDK 実行環境 / 開発環境を問わず、トラブルが発生した場合は、常に最新版リソースをダウンロードし適用する

ようにしてください。(下記注釈参照)

ダウンロードサイトから手動でのダウンロード

>Sentinel Customer Community: http://sentinelcustomer.safenet-inc.com/sentineldownloads/

必要に応じて検索オプションを活用してください。

Sentinel LDK 実行環境(RTE)の場合、 Type = “Runtime & Device Driver” で 検索(SEARCH)

例: Sentinel LDK/HASP/Hardlock/HASP4/HL Command Line 6.56

Sentinel LDK 開発環境(SDK)の場合、 Type = “SDK/CD/DVD” で 検索(SEARCH)

例: Sentinel LDK v.6.4 6.4

Sentinel LDK Software Manager経由のダウンロード

Sentinel LDK v6.4 以降の開発環境の場合、すべてのプログラム > SafeNet Sentinel > Sentinel LDK > Check for

Updates をクリックすると、Sentinel LDK Software Manager が起動し、更新可能な Sentinel ソフトウェアが一覧表

示されます。この機能を使用して定期的にチェックすることをお勧めします。

※Sentinel LDK開発環境の場合、日本語でのサポート開始は、英語ダウンロードサイトでのリリース日から 3ヶ月程度後に

なります。日本語でのサポートを希望するユーザは、SRMカスタマーポータル(日本語サイト)での告知をお待ちください。

告知前に最新版を試す場合は、サポートまでお問い合わせください。

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II. トラブル報告の際は、できる限り問題の現象を画面として採取してください。複数手順に関わる場合はステップバイステップ

での再現手順としてまとめてご報告ください。

参考: Windows 7以降で標準装備の 問題ステップ記録ツール “PSR.exe”

簡単な手順で問題ステップを記録することができます。一次対応の段階で利用いただくと、

サポートがスムーズに運びやすくなります。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/dd941885.aspx

その他必要な情報については、巻末の「サポート問い合わせ時に必要な情報について」をご確認ください。

III. 動作環境について、問い合わせ前にサポートプラットフォームをもう一度確認してください。

参照先: “Sentinel LDK Release Notes” – Supported Platforms for Sentinel LDK

“Sentinel LDK Installation Guide”

“readme.html” (Sentinel RTE ダウンロード版の場合)

IV. 本書「サポート問い合わせ時に必要な情報について」を参照し、事前に情報を収集してください。

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A. 実行環境でのトラブル

次の手順にそってトラブルシュートを実施してください。サポートにお問い合わせの際は、実施した項目とその結果の詳細を

お知らせください。(HL/SL Userモードの場合は、3.以降を実施)

0. RTEのインストールでエラーとなる場合の対処

「Sentinel RTEインストール時の問題への対応」、および本ガイドラインを参照し適切な対応をしてください。いずれの

ケースも共通して、管理者権限ユーザで実施すること、アンチウィルスなどセキュリティ製品を停止すること、および、最

新版の RTEを使用すること、を前提に実施してください。

1. Admin Control Center (ACC) で、Sentinelキーの実行基盤に問題がないことを確認 (Sentinel RTE が不要な

HL/SL Userモード を使用中の場合は、3.以降の手順を実施する)

(1) Admin Control Center (http://localhost:1947 ) にアクセスします。

(2) RTEバージョンの確認

Options メニュー > Diagnostics > Run-time で RTE バージョンが最新であることを確認します。

(RTE v6.65の画面例)

(3) プロテクションキー認識の確認

Sentinel Keys で所有しているキーが認識されていることを確認します。

例:HL Max (DEMOMAバッチコード) の場合

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HLキーを接続しても ACCで認識されない場合は、再度接続しなおしてください。

(4) ライセンス有効性の確認

Features で目的のライセンスが存在し有効であることを確認します。

例:Feature ID = 1 永久ライセンス の場合

上記情報から、エンドユーザの使用ライセンスの有効性と使用状況に誤りがないか確認してください。

円滑なサポートのため、キーの出荷前にベンダ側で、正常時の表示画面や ACC 診断レポート(下記)を採取しておく

ことをお勧めします。ACC が表示されない場合は、RTE がインストールされていない、またはブロックされている等

の可能性があります。この場合は以降の記述を参考にしてください。

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(5) ACC診断ファイルの採取

Diagnostics > Generate Report ボタンをクリックし、表示される HTML ファイル(diagnostics.html)

を 保存します。RTEがインストールされたマシンの Sentinel の基本情報が集約されています。

実行環境でのトラブルでサポートに問い合わせる際は、ACC診断ファイルの提供が必須です。

2. ポート/セキュリティ関連製品との競合がないか

ファイアウォール、アンチウィルスソフト等のセキュリティ製品がHASP の動作を制限している可能性があります。それら

の設定をオフにしてください。また、RTE が使用している TCP/UDP ポート 1947 番、および Sentinel LDK License

Manager サービス(hasplms.exe) がブロックされていないか確認してください。

(1) コマンドラインで “netstat –ano”を実行し、該当ポートのステータスと、使用中の PID(プロセス ID)を把握

(2) タスクマネージャ > プロセス タブで、該当 PID が”hasplms.exe”であることを確認

他のプロセスが占有している場合は、該当プロセスを終了させるなどして回避してください。

3. 特定環境依存の問題かどうか

特定のマシン、または特定のキーだけで発生する問題かどうか、他のマシンやキーを使った動作検証を実施してくだ

さい。トラブルの原因を局所化する有効な情報となります。

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4. その他

トラブルの内容によっては、次のような追加情報が必要となります:

(1) RTE インストールログ (HL/SL Adminモードの場合 )

Windows XP の場合:C:¥windows¥aksdrvsetup.log

(2) システム情報ファイル

(Windows XP の場合:> プログラム > アクセサリ > システムツール >

システム情報 > ファイル > 上書き保存 (*.NFO 形式) )

(3) システム構成ユーティリティ

特定マシン環境依存と思われる場合は、次のような手段で原因を追及してください。

① システム構成ユーティリティを起動(コマンドラインより、”msconfig”と入力して OK)

② サービスタブ にて、Microsoft のサービスを全て隠したうえで全て無効にし、RTE のサービスのみで動作す

るか検証する。動作すれば他の何らかのサービスが干渉している可能性があるため、この作業を繰り返し、

競合しているリソースを特定します。

(4) カーネルダンプ

Sentinel のリソースに関連してシステムダウン(ブルースクリーン)となる場合(例えば RTE をインストールする

と発生など) は、カーネルダンプを採取してください。

① ダンプファイルの選択 (Windows XP の場合:> コントロールパネル > システム > 詳細設定 > 起動と

回復 > 設定 > システムエラー > デバッグ情報の書き込み > “カーネルメモリダンプ” )

② システムダウン後、上記指定のダンプファイルを採取 (例:%SystemRoot%¥Memory.dmp)

(5) hasp_get_info() によるライセンス確認 (HL/SL Userモードの場合)

UserモードではACCによるライセンス確認ができないため、Licensing APIの hasp_get_info() によるライセン

ス状況の確認を行ってください。

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(6) ACCログの取得 (HL/SL Adminモードの場合)

ネットワークライセンスの追跡などに関わる問題の場合は、アクセスログを収集してください。

Configuration メニュー >Basic Settings タブ >Write an Access Log Files 他を設定することにより、アクセス

ログを取得することができます。 詳細は ACCの Help を参照してください。

例: Access Log 画面

(7) イベントログの取得

Sentinel License Manager サービスや EMS サービスなどがクラッシュする場合は、Windows のイベント

ログも取得してください。

コントロールパネル >管理ツール >イベントビューア >Windows ログ >アプリケーション >該当するイベ

ントを特定し、選択したイベントの保存(V)

> .evtx 形式 で保存 (表示情報で英語にもチェック)

(8) 仮想イメージファイル(*.P2V) の取得

再現環境を丸ごと仮想化ファイルとしてカプセル化して提供する方法も、場合によっては有効です。

サポートで問題を再現できない場合は、この方法をご検討ください。

詳細は Vmware 社のサイトをご覧ください:http://www.vmware.com/jp/products/converter

(注:必ず事前にサポート要員にご相談ください)

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B. 開発環境でのトラブル

Sentinel LDK開発環境(Vendor Suite / Sentinel EMS インストールマシン)においても、RTE は稼働していますので、「A.

実行環境でのトラブル」 もご確認ください。以下、開発環境固有の一般的なトラブル対処方法および注意点を記します。

1. Sentinel LDK のインストール/アップグレード/アンインストール時のトラブルについて

初期インストール時のトラブル

下記の情報を採取してください。また、マシン環境依存の可能性が疑われる場合、回避策として、なるべくクリーンな

別のマシンを用意し、初期インストールすることをご検討ください。

エラーメッセージ画面

Sentinel EMS インストールログファイル

>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\log\

アップグレードインストール時のトラブル

本書の「Sentinel LDK 環境 のバックアップはどのようにするのですか?」 を参照し、必ずデータベースのバックア

ップを行ってから開始するようにしてください。

初期インストールの場合と同様、EMS インストールログファイルを採取してください。また、マシン環境依存の可能性

が疑われる場合、回避策として、なるべくクリーンな別のマシンを用意することをご検討くだっさい。この場合、LDKを

初期インストールし、バックアップした DB を移設してから、上位バージョンの LDK へのアップデートを実施してくださ

い。

アンインストール時のトラブル

「Sentinel LDK Installation Guide」 付録 A “Uninstalling Sentinel LDK” の記載のとおり実施してください。問題

がある場合は、詳しい現象をご報告ください。

また、インストール全般をとおして 「Sentinel LDK Installation Guide」 4 章 “Troubleshooting for Sentinel EMS

Installation” > Problems During Installation の項もご覧ください。

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2. Sentinel Vendor Suite 使用時の全般的なトラブルについて

EMS以外のツールでクライアントマシンに依存するトラブルの場合は、回避策として、マシン環境を変えることをご検

討ください。別のマシンに Vendor Suite だけをインストールしてください。商用環境として使用する場合は、その後で

Vendorキーをインストールしてください。

3. Masterキーのライセンスに関するトラブルについて

Sentinel LDKの各種ライセンスはMasterキー内に格納されています。SLや暫定ライセンスを発行するには、あら

かじめ該当するライセンスを購入する必要があり、ライセンスがない(もしくは失効した)状態では、EMS を介した処

理中にライセンスに関するエラーメッセージが表示されます。

この場合、EMS > Administration > Master にて、自社バッチコードを選択した次のような画面で、Masterキーのラ

イセンス状況を確認のうえ、必要に応じてライセンスの更新を行ってください。

例:

ライセンスに関する詳細は、「Sentinel LDK Software Protection and Licensing Guide 」 付録 A

“Understanding the Sentinel LDK Master Key Licenses” 、および 「Sentinel LDK EMS User’s Guide」 2章

“Administration Tasks” > Maintaining Master Keys を参照してください。

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4. Sentinel EMS 使用時の全般的なトラブルについて

「Sentinel LDK Installation Guide」 4章 “Troubleshooting for Sentinel EMS Installation” > Problems After

Installation の項目を参照してください。

記載されたケースがいずれも当てはまらない場合は、それまでの確認結果とともに、下記の情報を提供してください。

エラーメッセージ

EMSのエラーメッセージ画面、および、発生時刻(ログファイル追跡のため)

Sentinel EMSログファイル

>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\webapps\ems\log\

EMSログイン画面が表示されない、EMSサービスが起動しない場合は次も採取してください。

Sentinel EMS インストールログファイル

>C:\Program Files\SafeNet Sentinel\Sentinel EMS\EMSServer\log\

他、状況によって、次の情報の採取も検討してください。

イベントログファイル A.実行環境でのトラブル >4.その他 >(7)参照

仮想イメージファイル(*.P2V) A.実行環境でのトラブル >4.その他 >(8)参照

5. Sentinel HLキー(および HASP HLキー)の基本的な動作検証について

Sentinel LDK開発環境において、HLキーの動作不良が疑われる場合、次のツールで検証してください:

(1) ACC → 実行環境でのトラブル を参照

期待されるプロダクト、フィーチャ、ライセンスが設定されているか (HASP構成の場合のみ)

(2) ToolBox (Vendor Suite > ToolBox で起動)での検証

ToolBox は、Licensing API 実装時のコード生成シュミレータとしてだけでなく、動作検証にも役立てることがで

きます。ユーザのアプリケーションを介さずに、プロテクションキーの基本機能を検証することができるので、トラ

ブル内容に応じて次のようなテストを実施してください。

例:

HL キーの基本動作確認 → hasp_login()で、目的のフィーチャにログインできるか

HL Time キーの電池切れが疑われる場合 →

hasp_get_rtc()でステータス 25(HASP_NO_BATTERY_POWER)が返されるか

HL キーのメモリ動作確認 → hasp_read()/hasp_write()で正常に読み書きができるか

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サポート問い合わせ時に必要な情報について

次の情報を明記のうえお問い合わせ頂くとスムーズに運びます:

エラーメッセージ、スタータスコードなどの正確な現象(できるかぎり画像で)

実行環境の情報(OS、RTE のバージョン)

使用中のキーの情報: キータイプ(HL or SL)、モード(Admin or User)、HL の場合はモデル(Max 等)、

設定したライセンス

例: Sentinel HL、Admin モード、Maxモデル、実行回数ライセンス

発生状況(何をどのように実施したか、その環境で初めての実施か、それとも稼働実績ありか等)

開発時の情報: プロテクトした Sentinel LDKのバージョン、プロテクト方法(Envelope or API)、バッチコード等

例: Sentinel LDK v7.4、Envelope、ABCED

本書トラブルシューティングのガイドラインを参照し、実施した項目およびその結果の詳細

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2016 年 3 月