Sbp2班 地域に根差したアウトプット人材の小学校への派遣

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慶應SFC ソーシャルビジネス・プランニング広石拓司

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地域に根差したアウトプット型人材の小学

校への派遣

発表日 : 7 月 9 日チーム名: 2発表者名:有本早岐/仁義勝/中村勇貴/水野拓哉/山下晋平/林欣瑜

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1.提案プロジェクトの概要

 今日、意思表明力、論理的思考能力、傾聴力等が不足している人々が見受けられる。

 そこで、早い段階からそれらの力を養える機会を創出することで、想いや愛情が循環する社会を作ることを目的とする。

 今回、ある特定の小学校に、その地域で活躍している社会起業家の方々等を講師として招き、授業を行ってもらえるような仕組み作りに取り組む。

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2.テーマとする社会的課題

【問題意識】•小学校全般において、意思表明力、論理的思考

能力、傾聴力等の養成の優先順位が低い傾向にある。

                ↓•これらの力が養われるべきはずの、総合的な学

習の時間(以下、「総合の時間」と記す)に注力する余力がなくなりがち。

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2.テーマとする社会的課題

 【問題の現状を引き起こしている要因】

•小学校では、総合の時間よりも、算数、国語、理科、社会等の主要科目に力を入れる傾向がある。

•小学校内での授業は学内で完結させる傾向がある。

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3.新事業のポイント

【これまでの取り組みで解決されていない理由】   - 「総合の時間」の大切さを本当の意味で理解していないから。

【既存の事業との違い】  - 各地域のアウトプット型人材(社会起家等)をその地域のある特定の小学校の「総合の時間」に派遣する。

→ 長期的なスパンで見ると、 地域還元に繋がり得る。

                 

                       

小学生

地域外アウトプット型人材

地域内

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4.新事業の対象者・顧客【新事業の対象者・利用者】  対象者:十分な質の「総合の時間」を受けられていない小学5年生、6年生(価値提供される側)      その地域に根差した社会起業家等ら(価値提供する側) 利用者:「総合の時間」に力を入れる事ができていない小学校 (Ex.宮城県 名取市立増田小学校) 

【対象者・利用者が抱えている問題】  対象者:意思表明力、論理的思考能力、傾聴力が不足している(価値提供される側)      その地域の将来を担う可能性のある小学生に価値提供する機会が不足している(価値提供する側) 利用者:他の授業の準備等でなかなか「総合の時間」に力を入れることができていない

【既存のサービスの問題点】 -類似サービス(教職員に対して行うコンサルティング事業)   学内で完結してしまい、地域としての一体感が生まれない• 

【新事業から対象者へ与える影響力】     出来るだけ早い段階で、意思表明力、論理的思考能力、傾聴力等を身につけ、ゆくゆくは地域に還元したいと思え

るようになる。  

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5.提供したい新事業【新事業の名称】地域に根差したアウトプット型人材の小学校への派遣

【新事業の内容】ある特定の小学校に、その地域で活躍している社会起業家の方々等を

講師として招き、授業を行ってもらえるような仕組み作りに取り組む

【担保する質】派遣する講師陣の質- 宮城県には、「一般社団法人ワカツク」や、「 NPO法人フェアトレード東北」などをはじめとする地域に根ざした団体から動員

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5.提供したい新事業【パッケージ】 各地域に根差した社会起業家等らによる、テーマをその地域に絡めて設定したワークショップの開催

【価格(年間パック)】{5,000/円 }×{40/コマ }×{4/ クラス }×{2/ 学年 }= 160万円

【顧客から見た魅力的な点】 その地域の将来を担う可能性のある小学生に価値提供する機会を得

る事が出来る。

1コマ 週 1コマ 1 学年

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6.活用する資源、支援者

【資源】 •お金・事務所・小学生、アウトプット型人材

【資源の調達】  •小学校及び、教育機関の補助金 •小学生の親からの寄付

【第 2 の顧客】 •教育分野の企業及び団体

【本プロジェクトへの共感・期待】 •想いや愛情が循環する社会への共感 •地域活性化への期待

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7.運営体制【機能・役割】•代表取締役、渉外、経理、広報、コンテンツ企画

【スタッフ】•上記運営スタッフ•小学生の親

【事業拡大】•一地域につき、一事業所を設立していく

 

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8.事業規模【三年間のおおよその予算】•小学校→ {160万円 / パック }×{3/年 }×{3/ 地域 } = 1140万円•寄付、補助金→ {100万円 /年 }×{3/年 } ×{3/ 地域 } = 900万円【三年間のおおよその資金】•講師の派遣費→ {80万円 /年 }×{3/年 }×{3/ 地域 }         = 720万円•広報→ {10万 /年 }×{3/年 }= 30万円【三年間のおおよその収益】•予算( 2040万) 資金(− 750万)= 1290万円

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9.事業がもたらす波及効果【もたらされ得る効果】

          アウトプット型人材が各地域に還元する

                     ↓

              「総合の時間」の質の向上

                     ↓

  早い段階から、意思表明力、論理的思考能力、傾聴力等が身に付

【どんな世界づくりに貢献するのか】

•上記の力が身に付き、想いや愛情が循環する社会を作ることに貢献する

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10.チームからのメッセージ

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  日本の教育は、インプット型の教育からアウトプット

 型の教育へシフトしていかねばなりません!

  これからの日本を背負う子供達が、自分が生まれ育った地域に将来還元したいと思えるような感覚を持つ連鎖を生み出し、地域から日本を考える機会を生み出せば、より日本が元気になると思います!