Rev.3.0

Samsung SSD Magician 取扱説明書

2

Copyright ©

サムスン電子㈱ この説明書の著作権はサムスン電子に帰するものです。この説明書の全

部または一部を無断で複製、使用または公開することは厳に禁じられて

おり、著作権法に違反するものです。サムスン電子は、いつでも予告な

しにここに含まれる内容を変更できる権利を有します。 この説明書でサムスン電子が提供する情報は、開示時において正確かつ

信頼のおけるものであるとみなしておりますが、サムスン電子はここに

含まれるすべての情報と関連して、明示の如何にかかわらず、いかなる

保証もいたしません。

商標およびサービス表示 Samsungロゴはサムスン電子の商標です。AdobeとAdobe Acrobatはそれ

ぞれAdobe Systems Incorporatedの商標および登録商標です。他のすべ

ての会社名および製品名は、該当各社の商標であると考えられます。

3

目次

Chapter 1 5

1.1 製品概要 6

紹介 6

注意事項 6

システム要求事項 7

Chapter 2 8

2.1 Magicianインスト－ル 及びスタ－ト 9

Samsung SSD Magician インスト－ル 9

Magician ソフトウェア スタ－ト 9

System Information (システム情報) 10

Performance Benchmark (性能ベンチマーク) 11

Performance Optimization (性能最適化) 12

OS Optimization (OS 最適化) 13

Firmware Update (ファームアップ) 14

Secure Erase (初期化及びデータ削除) 15

Over Provisioning(オーバープロビジョニング) 16

Disk Clone (ディスクのコピー) 17

Site Link (サイトリンク) 18

Chapter 3 19

3.1 Firmware Update 20

紹介 20

注意事項 20

システムの要求事項 21

3.2 Windows Firmware Update 22

Windows Solution Firmware 使用方法 22

3.3 DOS Firmware Update準備 24 Firmware Update用のBooting Diskの作成 24

3.4 DOS Firmware Update 実行 28 DOS Firmware Utility 使用方法 28

Chapter 4 32

4.1 Secure Erase Utility 33

紹介 33

注意事項 33

4

システム要求事項 34

Secure Erase Utilityが含まれるDOS Booting USB Drive 作成 35

4.2 Secure Erase実行 39

Secure Erase Utility開始 39

Chapter 5 42

5.1 制限事項 43

一般的な制限事項 43

Firmware Update Utility 制限事項 43

Secure Erase Utility 制限事項 44

付録 45

トラブル対処 46

Firmware Update Utility 46

Secure Erase Utility 47

用語集 49

用語集 50

5

Chapter 1 製品概要

6

1.1 製品概要 紹介

“Samsung SSD Magician” Software(以下SSD Magician)によって、デスクト

ップまたはノートPCにつないだSamsung SSD製品を、より簡単に維持管

理し、使用することができます。 Samsung SSD Magicianは、ユーザーシステムとSSD製品に対する基本情報

を提供します。また、SSDの性能管理、性能最適化のためのベンチマー

キング、新しいFirmware Updateなどの多様な機能をサポートします。

注意事項

1. Samsung SSD Magician Softwareは、Samsung SSD 470とSSD 830シリ

ーズ製品のみのためのものであり、他の製品への使用はおすすめし

ておりません。

2. 本ソフトウェアを使用する過程で発生しうるいかなるデータ損失、

その他の損傷についても、サムスン電子は責任を負いません。

3. Samsungには、データが損失した場合におけるいかなるデータ復元サ

ービスも提供する責任を有しません。

7

システム要求事項

Hardware 要求事項

− Samsung SSD 470シリーズ(MZ-5PA064, MZ-5PA128, MZ-5PA256モデル)またはSamsung SSD 830シリーズの全モデル

− SATA Interfaceをサポートするマザーボード (SATA 3Gb/sまたはSATA 6Gb/s)

− IntelまたはAMD Microprocessor(x86)

− 35MB以上のデータ記憶領域

Software 要求事項

− Windows XP SP3以上(32ビットまたは64ビット)

− Internet Explorer 7以上

− Windows 7標準AHCI DriverまたはPCチップセット製造メーカー提供の

AHCI Driver

− Acrobat Reader 8.0以上

参考 : Magician Softwareは、Mac およびLinuxなどのオペレーティン

グシステムはサポートしておりません。

8

Chapter 2 SSD Magicianの機能

9

2.1 Magicianインスト－ル 及びスタ－ト

Samsung SSD Magician インスト－ル

1. 付属品であるSamsungのManual CD, または www.samsung.com/ssdでSamsung SSD Magician ソフトウェアを ダウンロードします。

2. ファイルをクリックすると、自動解凍およびインストールがスター

トします。

3. 使用言語を選択します。

4. ソフトウェアライセンス契約に同意し、インストールを開始します。

5. インストール状況を確認し、[Next]をクリックします。 [Finish] ボタンをクリックし、インストールを終了します。

Magician ソフトウェア スタ－ト

Desk topまたはクィックアクセスツールバーに作成された [SAMSUNG SSD MAGICIAN] アイコンをクリックし、SSD Magician ソフトウェアを 実行した後、

メイン画面で使用する機能を選択します。Windowsのスタートメニューの「す

べてのプログラム」でもSamsung SSD Magicianソフトウェアが見られます。.

10

System Information (システム情報) System Informationメニューでは、使用中のPCとPCにつながっている Diskについて簡単な情報を提供します。「System Summary」は、OSおよ

び主要ハードウェア・部品に関する簡単な情報を提供しており、 「Disk Summary」は、モデル名・Part No.・メーカー・ファームウェア

Version・Diskの容量、S.M.A.R.Tなどのディスク情報を提供します。

11

Performance Benchmark (性能ベンチマーク) Performance Benchmark機能は、連続リード(Sequential Read),連続 ライ

ト(Sequential Write), ランダムリード(Random Read),ランダムライト

(Random Write)を基準にして、SSDの性能についてテストを行い、以前テ

ストした性能と現在の性能を比較するものです。 注意: 頻繁な性能ベンチマークテストは、Diskの寿命を縮め、SSDに悪影

響を与えることがあります。従って、1日1回以上行うことはおすすめし

ておりません。

以前に行われた性能最適化およびベンチマーク結果を確認する際は、

アイコンをクリックしてご確認下さい。 「性能テスト履歴」の項目のうち２つを選択し、[Compare] ボタンをク

リックすると、比較結果が確認できます。性能最適化およびベンチマー

クを予約実行する際には、 アイコンをクリックし予約を設定します。

12

Performance Optimization (性能最適化) Performance Optimization機能は、SSDの維持管理の核心機能である TRIMとGarbage Collectionを実行します。Windows 7は、基本的にTRIMをサポ

ートしていますので、Windows 7 ユーザーの場合はこの機能が必要でな

いこともあります。TRIMをサポートしていないWindows XP をご使用の

方は、この機能を定期的に実行し、SSDの性能を最適の状態に維持する

ことをおすすめします。Windows 7 をご使用の方で、Garbage ColloectionとTRIMをバックグラウンドとして実行せずに、特定時間に実

行したい場合は、Performance Optimization予約機能を使用してください。

注意: Performance Optimizationの実行途中にSSDを取り外すとSSDのData損失・損傷または誤作動が発生する恐れがありますので、絶対に取り外

さないで下さい。 参考: 最高のSSD性能を発揮させるためには、PCがAHCI modeに設定され

ているかご確認ください。これはBIOS設定で確認することができます。

13

OS Optimization (OS 最適化) ほとんどのOSは、通常のHDDについて最適化されています。OS Optimizationメニューは、SSDと作業してシステムの性能を高め、SSDの寿命が最大化するようにOSを最適化するオプションを提供します。 この機能はシステム設定を検査し、SSDに与えられる影響を確認した後、

どんな機能を有効化すれば良いか、または無効化すれば良いかを教えて

くれます。

14

Firmware Update (ファームアップ) Firmware Updateメニューは、最適のSSD性能、互換性および使用環境改

善のためにSamsungが提供する最新のファームウェアにアップデートす

る機能です。

詳細は、P19からの「Firmware Update Utility」をご参照ください。

15

Secure Erase (初期化及びデータ削除) Secure Eraseメニューは2つの目的で使われます。1つ目は、データを復

元できないようにSSDの全てのデータを削除する機能です。2つ目は、

SSDを長期間使用した際に起こりうる、急な性能低下が発生した場合、

工場出荷状態の性能に回復させるための初期化機能です。 MagicianでSecure Eraseを実行するには2つの方法があります。 1つ目は、SSDをSecondary Driveとして装着し、windows状態で素早く行

われるSecure Erase方法があります。2つ目は、DOS modeでBootし Secure Eraseを行うものです。 1つ目の方法は、SATAまたはeSATAなどのインターフェースでSSDをシス

テムに繋げてSecure Eraseを行う方法です。2つ目は、SSDにOSがインス

トールされて実行中である場合で、OSを終了した後、DOS Modeでシステ

ムをBootしてSecure Eraseを行う場合です。 詳細は、本説明書のP32からの「Secure Erase Utility」をご参照ください。

注意: Secure Eraseを実行すると、データの復元はできなくなりますので、

SSDでSecure Eraseを実行する前は、重要なデータは全てバックアップす

ることをおすすめします。Norton Ghost ソフトウェアをお持ちの場合は、

www.samsung.com/ssdの別途「Norton Ghost - Data Backup & Recovery 取扱説明書」をご参照ください。

16

Over Provisioning(オーバープロビジョニング) Over ProvisioningメニューにはDisk Partitionの大きさを調整するオプショ

ンを提供します。SSDは、適切な空き領域(Free Disk Space)がないと

、最適な性能や寿命の確保が難しくなります。SSD Controllerがスワップ

スペースとして使用できる独占的空き領域を割り当てる場合、 windowsが使用できる空き領域は縮小されます。スワップスペースは、 Idle Timeにバックグラウンドで定期的なSSDの維持管理(TRIMおよび

Garbage Collection)を行う際に使用されます。 Disk全体容量の7~10%をOver Provisioningとして設定し、SSD Controllerの専用スペースとして割り当てることをおすすめします。 SSD Controllerの専用として割り当てられたスペース(Over Provisioning Space)は、windowsのコントロールパネルのディスク管理メニューには未

使用スペース(Partition)と表示されます。設定されたOver-Provisioningスペースは、選択により拡大または消去することも可能です。

注意: MagicianのOver-Provisioning機能は、NTFSおよび未使用 (Unallocated)Partitionのみサポートします。

17

Disk Clone (ディスクのコピー) Samsungの470と830シリーズのSSD ユーザーに対して、簡単で容易な

Data Migration Processを提供するため、正規品Norton Ghostソフトウェ

アを提供します。この機能に関する詳細はwww.samsung.com/ssdにある

別途の「Norton Ghost - Data Migration取扱説明書」をご参照ください。

Norton Ghost ソフトウェアがまだインストールされていない場合は、

Site Link メニュー、または www.samsung.com/sssd から Norton Ghostをダウンロードすることができます。Norton Ghost ソフトウェアは、下

記のSSD 470モデルとSSD 830の全モデルにおいて提供します。

Basic Model Upgrade Kit Note 64GB MZ-5PA064B MZ-5PA064C Paper box package

128GB MZ-5PA128B MZ-5PA128C Paper box package 256GB MZ-5PA256B MZ-5PA256C Paper box package

参考: 旧型のSSD 470パッケージを購入していただいた場合は、Norton Ghost ソフトウェアの提供はできかねます。別途購入のご希望の方は、 www.symantecstore.jp でお買い求めになれます。

Rev 3.0

Site Link (サイトリンク) Site Link メニューでは、多国語バージョンのNorton Ghostソフトウェア

(ISO, Setup ファイル)のダウンロードおよびSymantecサービスセンター

の情報・SSDのインストールに関連したマニュアルを提供します。

19

Chapter 3 Firmware Update

20

3.1 Firmware Update

紹介

「Samsung SSD(Solid State Drive) Firmware Update Utility」 (以下Firmware Utility)でデスクトップPCおよびノートPCに繋がった Samsung SSDのファームウェアをアップデートできます。 本Firmware Utilityは、Samsung SSD 470とSSD 830シリーズのみ サポートしており、Samsung Magician Softwareと一緒に使用すると、最

小限の操作でファームウェアのダウンロードおよびアップデートを行う

ことができます。 Samsungは、SSDの性能、互換性、または使用環境改善のために、最新

Firmwareを提供します。最新Firmware Versionがリリースされるその都

度、ファームウェアのアップデートをおすすめします。

注意事項

1. Samsung Firmware Utilityは、Samsung SSD 470およびSSD 830 シリー

ズのみサポートしております。その他のSamsung SSD モデルを使用

している場合は、www.samsung.comにてご確認ください。

なお、Samsung SSDが最初から装着されたPC(PCメーカーがインスト

ール)を使用する場合は、PCメーカーにお問い合わせください。

2. アップデートの途中での潜在的なデータの損傷や一部またはデータ

全体の損失を防止するためには、Firmware Utilityを実行する前に、

Samsung SSDに保存されているすべてのデータを必ず他のStorageにバックアップ(コピーして保存)することをおすすめします。

3. アップデートを行う際、SSDには安定的な電源供給が必要であり、ケ

ーブルが繋がっていなければいけません。アップデート途中でSSDのケーブルが取り外されたり、電源供給が中止されたりすると、SSDが永久的に損傷するか、正常に動作しない場合があります。

21

4. Samsungは、Samsung Firmware Utility実行中に発生しうるデータの

損失に対して責任を負いません。アップデート前に、本説明書の内

容をよくご理解いただいた上で行っていただきますよう、お願いい

たします。

参考: Samsung SSD製品をインストールし、使用することにおいて問題が

なければ、ファームウェアアップデートは必ずしも必要ではありません

ので、実行するかどうかは個々の判断にゆだねられます。

システムの要求事項

Samsung Firmware Utilityは、DOSに基づいたソフトウェアです。 本製品をインストールして使用する前に、以下の項目に適しているかを

ご確認ください。

ハードウェアの要求事項

− Samsung SSD 470シリーズ (MZ-5PA064, MZ-5PA128, MZ-5PA256モデ

ル)およびSamsung SSD 830シリーズの全てのモデル

− USB Flash Disk (最小容量10MB)

ソフトウェアの要求事項

1. Samsung SSD MagicianソフトウェアがPCにインストールされていなけ

ればなりません。

2. 最新のFirmware Data Fileが必要です。

3. Acrobat Reader 8.0以上

22

3.2 Windows Firmware Update

Windows Solution Firmware 使用方法

注意: Samsung 470シリーズのSSDsはWindows Solution Firmware Updateをサポートしていません。Samsung 470シリーズのSSDを使用しているお客

様は、DOSを基にしたFirmware Update Utilityを使用してアップデートす

ることをおすすめします。 1. Firmware Updateのアイコンをクリックして選択した後、警告に同意

する場合 [Yes]ボタンを押してください。 2. Windows Solutionを選択した後、ファームウェアをアップデートする

SSDを選択して下さい。

23

3. Browseアイコンを選択し、最新のファームウェアが含まれているフ

ォルダを選択して下さい。その際、必ずDSRD.encとMAX.enc ファイル

が入っているかをご確認ください。

4. スタートボタンを押して進めると、作業中のプログラムは強制終了さ

れます。開始する前に作業中のプログラムを保存した上で、アップデ

ートを行ってください。

24

3.3 DOS Firmware Update準備 Firmware Update用のBooting Diskの作成

1. Samsung SSD Magicianソフトウェアをインストールします。

2. Samsung SSD Magicianソフトウェアを実行します。Samsung SSD Magicianソフトウェアは、スタートメニューの「すべてのプログラム」

にインストールされています。

3. FW updateをクリックし、Warningメッセージ内容に同意の上、[Yes]を選択します。

4. Firmware Update用のDOS Booting Diskを作成します。

A. PCにUSBドライブを挿入します。認識するまでしばらくお待ちく

ださい。

B. 「USB Booting Diskを選択してください。」というメッセージの

横の[Browse] ボタンをクリックします。

25

C. PCに繋がったUSBドライブを選択します。

5. 最新ファームウェアデータファイル(DSRD.encおよびMAX.encファイ

ル)が入っているフォルダを選択してください。ファイルはDownload過程で指定したフォルダに保存されています。下図の通りDownloadしたファイルは「FW」というフォルダに保存されます。

26

6. DOSでBooting可能なUSB Diskを作成するために、「USB

Booting Disk作成」を選択します。

7. Firmware Updateメッセージが出て、注意事項について同意し [Yes]をクリックすると次の段階に進みます。

27

8. [Start] ボタンをクリックし、Processか完了するまでお待ちくださ

い。

9. Startup Diskが作成できたら、「USB Disk Solutionの作成が成功しま

した。ファームウェアアップデートのために、PCを再起動し、USBでBootingしてください。」というメッセージが表示されます。[OK]をクリックして再起動し、アップデートを実行してください。

28

3.4 DOS Firmware Update 実行 DOS Firmware Utility 使用方法

注意 : 以下の内容は、DOS用のBootingファイルとSamsung SSD Firmware Update UtilityおよびFirmware DataファイルがUSBドライブに正常にイン

ストールされているという条件の下で行われます。このProcessのUSBドライブ作成手順が不明な場合は、前の段階をご参照ください。

1. USBドライブをBIOSの基本Bootingデバイスに設定します。 PCのBIOS設定手順が不明な場合は、PCメーカーやマザーボードメー

カーの取扱説明書をご参照ください。

2. USB Bootingドライブを挿入し、PCを再起動してください。

参考: PCの電源を切り、USBディスクでBootingします(Cold Reboot)。 Windowsで再起動(Warm Reboot)すると、USBディスクが正常に作動しな

い場合もあります。

3. Firmware Update Utilityが自動でスタートします。

29

4. 注意事項について同意し、[Y] ボタンをクリックします。

5. Samsung Firmware Update Utilityは、繋がっているSSDを自動にスキ

ャンし、認識しているディスクの情報を教えてくれます。Firmware Updateを行う際には[Y] ボタンを選択してください。

30

6. アップデートが正常に完了すれば、新しいFirmware Versionと共に確

認メッセージが表示されます。

ここでFirmware Utilityは自動的に終了します。なお、追加でアップ

デートが必要なSSDがありましたら、上記の過程を繰り返して行って

下さい。

参考:すでにSSDのファームウェアがアップデートされている場合は、下

図のようなメッセージが表示されます。

31

32

Chapter 4 Secure Erase

33

4.1 Secure Erase Utility

紹介

Samsung SSD Secure Erase Utilityを通して、デスクトップPCやノートブ

ックPCにつないでいるSamsung SSD Dataを完全に消去することができま

す。 Samsung Secure Erase Utilityは、Samsung SSD 470とSSD 830シリーズの

みをサポートしており、Samsung Magician Softwareと一緒に使用すると、

最小限の操作でSecure Eraseを行うことができます。 Secure Eraseは、Samsung SSDのすべてのデータを復旧できないよう、

永久的に削除するものです。

注意事項

1. Samsung Secure Erase Utilityは、Samsung SSD470とSSD830シリーズ

のみをサポートしています。他のSamsung SSDモデルを使用する場合

は、www.samsung.comにてご確認下さい。Samsung SSDが事前に搭載

されているPC(PCメーカーが設置)を使用する場合は、PCメーカーに

お問い合わせ下さい。

2. Secure Eraseは復旧できない作業ですので、Samsung Secure Erase Utilityを実行する前に、重要データについては、必ず他の記憶媒体に

バックアップ(コピー記憶)することをおすすめいたします。Norton Ghostを使用してこの作業を行う方法については、別途提供の “Norton Ghost - Data Backup & Recoveryユーザーマニュアル”をご参

照下さい。

3. Secure Eraseを実行する間、SSDには安定した電源供給がなされ、か

つ、ケーブルがシステムにつながっていなければなりません。 Secure Eraseの間、SSD装置ケーブルがはずれていたり、電源供給が

中断したりすると、SSDが損傷したり、正常に動作しなくなることが

あります。

4. Samsungは、Samsung Secure Erase Utilityを実行して発生するデータ

損失について、いかなる責任も負いません。また、Samsungによるデ

ータ復元サービスも行っておりませんので、本説明書の内容をよく

ご理解いただいた上で行っていただきますよう、お願いいたします。

34

注意: Secure Erase機能は、必ず使用しなければならないものではなく、

SSDのデータを永久的に削除するか、もしくは急激なSSD性能低下が発生

した際、工場出荷状態の初期SSD性能に復旧しようとするケースのみの

ためのものであるため、これを実行するかどうかは個々の判断にゆだね

られます。

システム要求事項 この項目は、Secure Erase Utilityが含まれるDOS基板のSoftware (SSD Secure Erase Utility)を設置する方法について述べたものです。 DOS基板SSD Secure Erase Utilityを設置、使用する前に、以下の必須項目

があるかどうかについてご確認下さい。

Hardware 要求事項

− Samsung SSD 470 シリーズ(MZ-5PA064, MZ-5PA128, MZ-5PA256モデ

ル)およびSamsung SSD 830 シリーズの全モデル

− USB Flash ディスク(最小 10MB容量)

Software 要求事項

− Samsung SSD Magician Software

35

Secure Erase Utilityが含まれるDOS Booting USB Drive 作成

以下の手順を実行して下さい。

1. Samsung SSD Magician SoftwareをWindows PCにまだ設置していない

場合は、設置します。

2. SSD Magician Softwareを開始します。Samsung SSD Magician Softwareは、スタートメニューの “すべてのプログラム” にあります。

3. Samsung SSD Magician Softwareのメニューから [Secure Erase] ボタ

ンをクリックします。

36

4. 実行前に、すべての重要データをバックアップして下さいというメ

ッセージが表示されます。引き続き実行する場合は[Yes] ボタンを 押します。

5. コンピュータのUSBポートにUSB Driveを挿入します。

6. “ディスク 選択” 目録からSSDを選択します。

7. "USB Booting ディスクを選択して下さい" という文章の横の

[Browse] ボタンをクリックし、USB Driveを選択します。

8. DOSでBooting可能なUSB ディスクを作成するため、“USB Booting ディスク 作成” チェックボックスを選択します。

37

9. Secure Eraseメッセージが表示されたら、注意事項を確認し、同意す

る場合は確認欄を選択して[Yes]をクリックして次に進みます。

10. [Start] ボタンをクリックします。実行進行度が表示されます。

参考: [Start]ボタンがオフの状態になり、USB Booting ディスク作成が始

まります。

38

11. Bootingディスク 作成プロセスが完了すると、“USBディスクソリュー

ションが生成されました。Secure Eraseのため、PCを再起動し、USBにBootingして下さい”というメッセージが表示されます。[OK]をクリ

ックしてPCを終了し、再起動して下さい。

39

4.2 Secure Erase実行

重要:次のステップは、SECURE ERASE Utilityが正常に設置されているとい

う仮定のもとに行われます。このプロセスのためのUSB Drive準備方法が

不明な場合は、この内容をご参照下さい。

Secure Erase Utility開始

注意: SECURE ERASE Utilityは、IDE/ATAまたはAHCIモードでのみ行われま

す。BIOSで記憶媒体の類型やオプションをご確認下さい。 以下の手順を実行して下さい。

1. USB DriveをBIOSで基本Booting装置に設定します。

2. USB Booting Driveを挿入し、PCを再起動して下さい。

3. Secure Erase Utilityが自動でスタートします。

4. 法的告示事項を確認後、同意する場合は [Y] キーを押します。

40

5. Secure Erase UtilityがつながったSSDをすべてスキャンします。認識

したディスクの目録が表示されます。

6. Secure Eraseするディスクを選択し、[Enter] キーを押します。.

7. Secure Eraseを開始するには [Y] キーを押します。.

8. Secure Eraseプロセスが開始し、“Erasing....”というメッセージが表示

されます。作業実行中はシステム操作をしないようにして下さい。

41

9. Secure Eraseが完了すると、“Secure Erase is successful ”という確認

メッセージが表示されます。

10. この後、Secure Erase Utilityは自動的に終了します。Secure Eraseが必要なSSDがある場合は、上記のプロセスを再度実行して下さい。

42

Chapter 5 制限事項

43

5.1 制限事項 この項目では、SSD Magician Softwareの多様な構成要素についての現状

および制限事項について説明いたします。

一般的な制限事項

1. Samsung SSD Magician Softwareの一部の機能はRAID構成になってお

り、SSDを使用するPCできちんと作動しないことがあります。特に、

このような場合、Magician SoftwareがSamsung SSDを認識しないこと

があります。

2. Samsung SSD Magician Softwareは、以前のバージョンであるAMD AHCI DriverがWindows 7に設置されていると、AMD Microprocessor(チップセット)がある一部のPCでSamsung SSDを認識

しないことがあります。これへの対処としましては、最新バージョ

ンであるAMD AHCI Driverを設置するか、Windows 7から提供されてい

る標準AHCI Driverをご利用下さい。

3. SSDを強制的に取りはずしたり、Samsung SSD Magician SoftwareがPerformance OptimizationまたはPerformance Benchmark中にアブノ

ーマルに終了した場合、データが損失したり、SSD自体が物理的に損

傷を受けることがあります。

Firmware Update Utility 制限事項

1. SSDがRAIDモードで構成されている場合、Firmware Update UtilityがSSDを認識しません。BIOSでRAIDモードをオフにし、それぞれのふド

ライブで個別にファームウェアをアップデートして下さい。その後、

BIOSでRAIDモードを再構成することができます。

2. 一部のAMDチップセットを使用するAHCIモードでは、Firmware Updateがサポートされていないことがあります。このような場合は、

BIOSでAHCIモードをIDEモードに変更し、ファームウェアをアップデ

ートして下さい。その後、BIOSでRAIDモードを再構成することがで

きます。

44

Secure Erase Utility 制限事項

1. SSDがRAIDモードで構成されている場合、Secure Erase UtilityがSSDを認識しません。BIOSでRAIDモードをオフにし、それぞれの℃ドラ

イブで個別にSecure Erase Utilityを実行して下さい。その後、BIOSでRAIDモードを再構成することができます。

2. 一部のAMDチップセットを使用するAHCIモードでは、Secure Erase機能がサポートされていないことがあります。このような場合は、

BIOSでAHCIモードをIDEモードに変更し、Secure Eraseを行って下さ

い。その後、BIOSでAHCI モードを再構成することができます。

45

付録

46

トラブル対処 Firmware Update Utility

質問 1: USBドライブからDOSにBootingする際、Firmware Update Utilityが自動で開始しないのはなぜでしょうか?

回答 1: 理由はさまざまですが、以下のプロセスを実行すると、容易に

解決します。

1. コンピュータを再起動後、Samsung SSD Firmware Update Utilityが自

動で開始しない場合、DOS画面が表示されます。 Booting優先順位がUSBドライブを最初に使用するよう設定されてい

たため、USBディスクがDrive Cで検索されます。Firmware Updateのための実行ファイルとデータファイルはSAMSUNGフォルダ(ディレク

トリ)に記憶されています。 以下の手順を実行して下さい。ただし、ダブルクォーテーションは

含めません。

A. 命令プロンプで “cd samsung”を入力し、 [ENTER] キーを押します。

B. 次の命令プロンプで “cd dsrd”を入力し、 [ENTER] キーを押します。

C. “dsrdgui0”を入力し、 [ENTER] キーを押します。

2. Firmware Update類型によって、ドライブの電源をOFF/ONして下さい

というメッセージが表示されることがあります。電源OFF/ON プロセ

スが表示されれば、[Y] キーを押して確認します。

47

Secure Erase Utility

質問 1: Secure Erase Utilityを実行するのに時間がかかるのはなぜでしょう

か? 回答 1: このソフトウェアは、スタートする際にシステムにつながっているす

べてのディスクを検索しようとします。ハードウェアプラットフォー

ムとシステムにつながっているディスクの数によって、作業に数分か

かかることがあります。

質問 2: USBドライブで、DOSでBootingする際、Secure Erase Utilityが自動で

スタートしないのはなぜでしょうか? 回答 2: 理由はさまざまですが、以下のプロセスを実行すると、容易に解決し

ます。

1 . コンピュータを再起動後、Samsung SSD Secure Erase Utilityが自動で

開始しない場合、DOS画面が表示されます。 Booting優先順位がUSBドライブを最初に使用するよう設定されてい

たため、USBドライブがDrive Cで検索されます。Secure Erase Utility用実行ファイルとデータファイルはSAMSUNGフォルダ(ディレクトリ)に記憶されています。 以下の手順を実行して下さい。ただし、ダブルクォーテーションは

含めません。

A. 命令プロンプで“cd samsung”を入力し、 [ENTER] キーを押します。

B. 次の命令プロンプで“cd secureerase”を入力し、 [ENTER] キーを押し

ます。

C. “segui0”を入力し、 [ENTER] キーを押します。.

48

2. 場合によって、ドライブの電源をOFF/ONして下さいというメッセー

ジが表示されることがあります。電源OFF/ON プロセスが表示されれ

ば、[Y] キーを押して確認します。

49

用語集

50

用語集 AHCI

AHCIとは、高等ホスト制御インターフェース(Advanced Host Controller Interface)の略語であり、つながっている記憶装置と通信できるようにするもの

です。AHCIは、それぞれ異なる言語を用いる2つの装置(ホストコンピュータとつ

ながっている記憶装置)が互いに意思疎通できるようにする、一種の翻訳機のよ

うなものです。SATA記憶装置でNCQ(Native Command Queuing)またはHot Plugging(Hot Swappingとも)機能を使用するには、AHCIモードをオンにする必要

があります。

ATA

高等技術結合(Advanced Technology Attachment)の略語であり、ANSI(American National Standards Institute)で最初に標準化され、EIDE(Enhanced IDE)とPATA(Parallel ATA)に発展しました。ATAは内部記憶装置(HDD, CD-ROMなど)をPCにつなぐための標準であり、統合コントローラを使用してHDDを参照します。

IDE(Integrated Drive Electronics)ともいいます。

Booting ディスク

本説明書におけるBootingディスクは、DOSモードでコンピュータを再起動できる

ようにするUSBフラッシュドライブです。この場合は、Samsung SSD Secure Erase UtilityまたはSamsung SSD Firmware Update Utilityも含みます。

BIOS

BIOSは、基本出入力システム(Basic Input/Output System)の略語であり、BIOSソフトウェアは基本的にすべてのPCに含まれており、システム電源を入れる時に最

初に実行されるプログラムです。BIOSの基本機能は、ハードウェアを構成し、オ

ペレーティングシステムをロードするものです。BIOSソフトウェアがCMOSチッ

プ内に記憶されるため、一部のメーカーにおいては、BIOSとCMOSという用語を

併用するところもあります。

51

CMOS

CMOSは、相補的金属酸化物半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor) の略語であり、電源消費をかなり抑制できるという特徴があります。電源がバッ

テリーによって供給されるCMOS半導体は、コンピュータの日時、時刻およびシ

ステム設定のパラメータを記憶するのに使用します。CMOSにBIOSが記憶される

ため、一部のメーカーにおいては、BIOSとCMOSという用語を併用するところも

あります。

DOS

ディスクオペレーティングシステム(Disk Operating System)の略語であり、現在

は誰でも使用する現代的なオペレーティングシステムのGUI(グラフィックユーザ

ーインターフェース)がない、単純なコンピュータオペレーティングシステムで

あり、簡単なテキスト入力に依存しています。さほど大きくない上に特性も単純

であるため、UBSフラッシュディスクのような装置に簡単に設置することができ

ます。Samsung SSD Magicianは、SSDのファームウェアをアップデートしたり、

Secure Eraseを行うのにこれを使用することもあります。

Firmware

ソフトウェアとハードウェアが結合したものです。だいたいにおいてさほど大き

くなく、特殊なソフトウェアがROM(Read専用メモリ)に記録されます。多くの

Firmwareチップは、製造メーカーが性能と品質を向上させることができるよう、

ソフトウェアアップデートによってアップデートする方式で設計されています。

Garbage Collection

SSDは、長時間にわたってさまざまな容量のデータの書き込み、削除を繰り返す

うちに、SSD全般にデータがばらばら(細かく分かれた)に存在する状態になりま

す。SSDは、データが基本的な記憶単位(Block & Page単位)でまとまって整理され

た状態になった時に、より効率的に作動します。Garbage Collectionは不要なデ

ータを消去し、有効なデータを収集して共に配置する機能を持ち、SSDの性能を

維持しています。

52

IDE(もしくはATA, PATA)

IDE(Integrated Drive Electronics)は、内部記憶装置(HDD, CD-ROMなど)をPCにつな

ぐためのインターフェース標準であり、ハードドライブと該当コントローラが結

合しているという前提がもとになっています。ANSI(American National Standards Institute)で、ATA(Advanced Technology Attachment)として最初に標準化され、

EIDE(Enhanced EIDE)とPATA(Parallel ATA)に発展しました。最大4つのHDDまたは

CD-ROMドライブがIDE形式インターフェースでサポートされます。IDEドライブ

は “Slave”または“Master”で構成されることがあり、構成オプションはBIOSを通し

て使用できます。

SSD 電源 Off/On

電源Off/On方法については、2通りの方法があります。

1. PCの電源をオフにしてから、PCを再度立ち上げます。

2. SSDをPCから取り外し、数秒間待ってからシステムに再度つなぎます。

RAID

RAIDは、独立ディスク重複配列(Redundant Array of Independent Disks)の略語で

あり、RAID技術は、向上した記憶機能と信頼性を提供します。一般的に、RAIDシステムに記憶されたデータは、コンピュータシステムのいくつかのドライブに分

散され、RAIDシステムでドライブ(ディスク)を構成するいくつかの方法(“RAID水準”という)があります。

Over Provisioning

Over Provisioning機能は、SSDの一部の記憶領域(SSD Space)をSSDコントローラに

独占的に割り当て、SSDコントローラがTRIMおよびGarbage Collectionのような

機能を実行できるようにします。これによって安定的かつ最上のSSD性能と高い

信頼性(寿命)を維持することができます。一般的には、SSDの総容量(Disk Capacity)のうち、7~10%の使用をおすすめいたします。

SATA Interface

SATAは、直列高等技術結合(Serial Advanced Technology Attachment)の略語であり

、直列ATAといいます。SATAはコンピュータホストバスアダプタ(コンピュータと

記憶装置間の連結)と大容量装置(HDD, ODD, SSDなど)間のデータ転送のために設計

されたコンピュータバスインターフェースです。SATAは高速データ転送をサポー

トし、ホストプラギングおよびNCQのような機能を提供します。

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SSD

SSD(Solid State Drives)は、既存のHDD(ハードディスクドライブ)で使用される磁

気ディスクの代わりにNANDフラッシュメモリを使用して高性能、安定性、高品

質を提供する革新的なデータ記憶装置です。

TRIM

TRIM機能はSSDおよびNANDフラッシュ、Windowsオペレーティングシステムの独

自データ記憶方式の差異によって導入された技術です。NANDフラッシュはHDDとは異なり、根本的にデータが記憶されたセル(Cell)にはデータを上書き(Overwrite)することができません。データが記憶されたセルに新たなデータを記憶(Write)するには、既存のデータを削除して新たに書き込みをするしかありません。また、

Windowsオペレーティングシステムは、ユーザーが特定のファイル(データ)を削

除すると、実際にデータが記憶されているセル(Block)をすべてそのまま削除する

のではなく、まずデータが記憶された目録(File Allocation Table, or Mapping Table)でのみ削除をします。従って、その後データ記憶の目的で活用するためには、ま

ず無効データを削除し、使用可能なスペース(Free Space, Free Cell, Free Block)に作成します。TRIM機能をサポートするSSDおよびオペレーティングシステムを同

時に使用する場合、SSDのセル(Cell)に記憶されている無効データ(invalid Data, or deleted data)をオペレーティングシステム(OS)が認識し、SSD Controllerに通報す

るとSSD Controllerが無効データを削除できるようにする機能です。これによっ

てSSDは、あとでデータ記憶用途として活用できるスペース(Free space)を自動で

作成することができます。TRIM命令言語をサポートしていないオペレーティング

システムを使用する場合は、SSDメーカー提供の専用ソフトウェアでTRIM命令言

語を実行する必要があります。

USB

USB(汎用直列バス)は、補助ハードウェア装置(USB Drive、キーボード、マウスな

ど)をコンピュータにつなぐことができる、広範に使用されるハードウェアイン

ターフェースです。

USB Bootingディスク

USB Bootingディスクは、コンピュータをBootingするのに使用可能なUSBドライ

ブです。USBドライブでBootingをするには、PC BIOSがUSB Drive Booting機能を

サポートしていなければなりません。BIOSでサポートされているUSBドライブは、

Booting可能なディスクでフォーマットし、DOS Bootingに必要な基本システムフ

ァイル(カーネル)でコピーする必要があります。USB Bootingディスク作成方法に

ついては、本説明書に記載しております。

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Wear leveling

Wear leveling技術は、NANDフラッシュのセル(Cell)あたりのデータ書き込み

回数制限(限界寿命)によって導入されるSSD寿命(Lifespan)を延長するためのもの

です。これはSSD Controllerが行うもので、データを特定のセル(Cell)に繰り返し

書き込むのではなく、全体のセルに等しく分けて使用(Write)するようにする機能

です。これによって全体のセルが等しく活用され、SSDの寿命も長期間維持され

ます。

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