Salon Bot 〜ヘアサロンLINEアシスタントの対話を...

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Salon LINE assistant bot ヘヘヘヘヘ LINE ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ Repl-AI ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ 2016. 5. 11 Tech-Circle BOT Mashup World 2016 Koji Shiraishi @shiraco

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Salon LINE assistant bot

ヘアサロン LINE アシスタントの対話をRepl-AI を使ってプロトタイピング

2016. 5. 11 Tech-Circle BOT Mashup World 2016

Koji Shiraishi @shiraco

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自己紹介

白石 康司

TIS 株式会社所属

自然言語処理、対話システム、ロボットアプリ

仕事

専門分野

Tech-Circle

プログラミング

コミュニティ

研究開発とか

Python / Ruby / R / Objective-C とか最近 Go 始めました

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ロボットと共生する社会を実現する

「店舗におけるロボットと人間との接客による顧客体験の向上」

ニュース | TIS と奈良先端大が「マルチモーダルインタラクションを用いたパブリックスペースにおける対話処理」を共同研究http://www.tis.co.jp/news/2016/20160112_1.html

ロボットが、視覚・聴覚を含め、複数(マルチ)のコミュニケーションモードを利用して人との対話を実現

奈良先端科学技術大学院大学と「マルチモーダルインタラクションを用いた対話処理に関する研究」を、 2015 年 11 月から共同で開始。

https://youtu.be/LmbT4W9odtQ

「マルチモーダルインタラクションを用いたパブリックスペースにおける対話処理」

状況を理解した情報の提供と対話を通じた情報推薦。

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今日のつづきの内容は技術ブログで

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技術ブログ( Tech-Sketch.jp )

Facebook ( Tech-Sketch )

https://fb.com/techsketchhttp://tech-sketch.jp

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【宣伝】重要!

Wantedly TIS

一緒にロボットと人間が共生する社会を作る仲間を募集中です!

気軽に話を聞きに来てください

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チャット BOT の可能性とSALON BOT

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ビジネスにおける新しいユーザー体験

三河屋 Bot の例

• 出典LINE Bot は 2016 年の i モードだ。 FinTech と人工知能は、多くの人にはまだ来ない。:村上福之の「ネットとケータイと俺様」:オルタナティブ・ブログhttp://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2016/04/line_bot2016i.html

今までと違う体験

今までの EC サイトと違い bot が勝手に注文を取りに行きます。

今までの EC サイトと違いフリーワードで注文をできます。

今までの EC サイトと違い id パスワードやメールアドレスの認証がいらない。話しかけた時点でユーザー認証している。

今までの EC サイトと違い url もアプリもいりません。

今までの EC サイトと違い誰でも使えるインターフェイス。うちのオカンでも使える。

今までの EC サイトと違い会話のログなどが残っているので空気を読める (web より過去履歴を解析しやすい ) 。

あらかじめ LINE のユーザー情報とひも付けていれば、配送先や支払も自動で出来ます。

システム主導の対話に注目

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なぜにサロンボット? サロンを電話で予約するのめんどくさい

オフにヘアサロンへ行く予定はなるべく直前で取りた

予約しようとしたら一杯で予約取れない

どんな髪型にするか伝えるのがめんどくさい

そもそも美容師との会話が弾まない(特に担当を変え

た直後とか)

ヘアサロンのめんどくさいを解消してくれるかも!

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次回の予約の案内編

前回のカットから 2ヶ月…

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来店時のメニューの事前確認編

来店が決まったら…

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Bot が解決してくれること

サロン側から適切なタイミングを教えてくれる

チャットで予約してくれる

スタイルはチャットで決めれる

来店後の雑談も弾む

Bot でみんな Happy に!

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対話シナリオの作成と REPL-AI

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対話の主導権

システム主導 ユーザ主導

対話の主導権をシステムに持たせることで、Bot の対話シナリオを素早くつくる

システム側が対話目的を設定できユーザの発言を制限できるため

ユーザ発話の内容を予測しやすく

(例)電話の音声案内サービス

ユーザー側が対話目的を設定できユーザが自由に発言できるため

ユーザ発話の内容の予測が難しい

(例) Siri 、 Watson (質問応

答)

本日はどれくらいの長さカットしましょうか?

前回と同じくらいでお願いします。

わかりました。2センチくらいカットしますね。

うーん。そうですねー。

パンチパーマとかどうですか?

私どんな髪型が似合うと思いますか?

いいですね。

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対話の主導権

システム主導 ユーザ主導

対話目的の設定 システム ユーザ

想定される返答の幅 狭い 広い

メリット 固定的な手順の順番で初心者でも使いやすい

熟練したユーザに効率がいい

デメリット 熟練したユーザでも固定の手順で効率悪い

初心者(システム習熟度が低い)には難しい

システム開発面 チャート化しやすく、開発しやすい

システムに高度な言語処理能力が求められる

音声認識精度 認識精度が高い(音声認識の言語モデルを事前設定できるので)

認識誤りや言語理解誤りが起こる可能性が(システム主導より)高い

向いているアプローチ ルールベース 機械学習

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対話シナリオの設計

module.exports = (robot) -> robot.hear /badger/i, (res) -> res.send "Badgers? BADGERS? WE DON'T NEED NO STINKIN BADGERS"

robot.respond /open the pod bay doors/i, (res) -> res.reply "I'm afraid I can't let you do that."

robot.hear /I like pie/i, (res) -> res.emote "makes a freshly baked pie"

対話シナリオをコーディングするのは大変

• Hubot の場合

• AIML ( Artificial Intelligence Mark-up Language )の場合

<category> <pattern>HELLO</pattern> <template>Hi there!</template> </category>http://www.pandorabots.com/pandora/pics/wallaceaimltutorial.html

https://hubot.github.com/docs/scripting/

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今回は Repl-AI で対話シナリオを設計GUIベース

https://repl-ai.jp

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Repl-AI の API

提供されている API は2つユーザ ID 取得 API対話 API

対話 APIGUI で定義したシナリオに添ってレスポンスを返す

リクエスト:ユーザ発話

レスポンス:システム発話

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DEMO

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Repl-AI 19

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reservation: 次回の予約のご案内

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menu: 来店時のメニューの事前確認

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システム構成

Google Calendar

API

LINE

Hotpepper API

Repl-AIMy Bot AppLINE BOT API

callbackユーザ発話

システム発話 message

対話の取得

対話シナリオの定義発話に応じて処理を呼び出し

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Bot Framework (Dialog)Hubot (Node.js / CoffeeScript) / GitHub

– https://hubot.github.com/

Botkit (Node.js) / Slack– https://github.com/howdyai/botkit

Bot Framework (Bot Builder) / Microsoft– http://docs.botframework.com/

Wit.ai Bot Engine / Facebook– https://wit.ai

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まとめ

Bot インターフェイスを使ったサービスを開発、提供

することで、身の回りのめんどくさいを解決できる可

能性は無限大

システム主導対話であれば、シナリオに基いてルール

ベースな対話をツールを使って設計することで比較的

単純に MVP をプロトタイピングできる

対話のデザインは、対話の目的によって最適な方法が

変わってくる

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参考資料

対話システム ( 自然言語処理シリーズ ) – 中野 幹生

他– http://www.amazon.co.jp/dp/433902757X

無料【画像加工サイト】もじまる - MOJIMARU.COM– http://www.mojimaru.com/

フリー写真素材・無料ダウンロード -ぱくたそ– https://www.pakutaso.com/web_murata.html

リクルート WEB サービス– http://webservice.recruit.co.jp/

Repl-AI– https://repl-ai.jp

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ENJOY BOT!