S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度...

25
ケース 3-1 6.2.5-773 現況 ケース 3-1(2 年目) ケース 3-1(2 年目)-現況 (左:表層、右:各地点の最下層) 図 6.2.5-234 クロロフィルa(Chl-a)濃度平面分布図及び現況との差分図 (ケース 3-1(2 年目):4 月平均) S1:Chl-a 濃度 13.1μg/L B3:Chl-a 濃度 12.6μg/L S1:Chl-a 濃度 12.4μg/L B3:Chl-a 濃度 9.9μg/L B2:Chl-a 濃度 実測値 93.2μg/L S1:Chl-a 濃度 10.5μg/L B2:Chl-a 濃度 12.9μg/L S1:Chl-a 濃度 10.9μg/L B2:Chl-a 濃度 13.1μg/L B3:Chl-a 濃度 10.5μg/L B3:Chl-a 濃度 8.4μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。

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Page 1: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-773

現況

ケース 3-1(2 年目)

ケース 3-1(2 年目)-現況

(左:表層、右:各地点の最下層)

図 6.2.5-234 クロロフィルa(Chl-a)濃度平面分布図及び現況との差分図

(ケース 3-1(2 年目):4 月平均)

S1:Chl-a 濃度

13.1μg/L

B3:Chl-a 濃度

12.6μg/L

S1:Chl-a 濃度

12.4μg/L

B3:Chl-a 濃度

9.9μg/L

B2:Chl-a 濃度

実測値

93.2μg/L

S1:Chl-a 濃度

10.5μg/L

B2:Chl-a 濃度

12.9μg/L

S1:Chl-a 濃度

10.9μg/L

B2:Chl-a 濃度

13.1μg/L

B3:Chl-a 濃度

10.5μg/L

B3:Chl-a 濃度

8.4μg/L

注)調整池は現況の計算対象外である。

Page 2: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-774

現況

ケース 3-1(2 年目)

ケース 3-1(2 年目)-現況

(左:表層、右:各地点の最下層)

図 6.2.5-235 クロロフィルa(Chl-a)濃度平面分布図及び現況との差分図

(ケース 3-1(2 年目):8 月平均)

S1:Chl-a 濃度

16.8μg/L

B2:Chl-a 濃度

24.6μg/L

S1:Chl-a 濃度

19.5μg/L

B2:Chl-a 濃度

26.5μg/L

B3:Chl-a 濃度

18.6μg/L

B3:Chl-a 濃度

10.0μg/L

S1:Chl-a 濃度

15.4μg/L

B3:Chl-a 濃度

11.0μg/L

注)調整池は現況の計算対象外である。

S1:Chl-a 濃度

18.6μg/L

B2:Chl-a 濃度

実測値

33.7μg/L

B3:Chl-a 濃度

19.5μg/L

Page 3: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-775

現況

ケース 3-1(2 年目)

ケース 3-1(2 年目)-現況

(左:表層、右:各地点の最下層)

図 6.2.5-236 クロロフィルa(Chl-a)濃度平面分布図及び現況との差分図

(ケース 3-1(2 年目):2 月平均)

S1:Chl-a 濃度

8.5μg/L

B3:Chl-a 濃度

8.0μg/L

S1:Chl-a 濃度

8.4μg/L

B3:Chl-a 濃度

7.5μg/L

B2:Chl-a 濃度

実測値

67.0μg/L

S1:Chl-a 濃度

8.3μg/L

B2:Chl-a 濃度

10.2μg/L

S1:Chl-a 濃度

8.5μg/L

B2:Chl-a 濃度

10.3μg/L

B3:Chl-a 濃度

7.9μg/L

B3:Chl-a 濃度

7.3μg/L

注)調整池は現況の計算対象外である。

Page 4: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-776

表6.2.5-79 代表地点における現況とケース3-1(2年目)の月平均クロロフィルa(Chl-a)の比較

単位:μg/L

現況 ケース3(2年目)

表層 底層 表層 底層

B1 - - 11.4 11.3

B2 - - 13.1 12.9

S1 13.1 12.4 10.9 10.5

S6 12.9 12.2 11.6 10.7

B3 12.6 9.9 10.5 8.4

B4 12.3 9.7 10.2 8.3

B5 11.8 8.2 9.9 7.2

B6 11.9 8.4 9.9 7.4

B1 - - 21.9 20.9

B2 - - 26.5 24.6

S1 18.6 15.4 19.5 16.8

S6 19.3 16.2 20.9 16.2

B3 19.5 11.0 18.6 10.0

B4 18.8 10.9 17.7 10.1

B5 17.7 8.6 17.0 8.1

B6 18.1 8.7 17.2 8.1

B1 - - 8.8 8.9

B2 - - 10.3 10.2

S1 8.5 8.4 8.5 8.3

S6 8.6 8.5 9.1 8.7

B3 8.0 7.5 7.9 7.3

B4 7.7 7.2 7.5 7.0

B5 7.5 6.6 7.4 6.5

B6 7.4 6.7 7.3 6.6

2月

月 地点

4月

8月

Page 5: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-777

ロ 調整池

ケース 3-1(2年目)における調整池B1、B2の化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、

全リン(T-P)、クロロフィルa(Chl-a)の経時変化を図 6.2.5-237 に示し、図 6.2.5-75

に示す調整池の測線について、断面分布の 7 月から 8 月の経時変化を図 6.2.5-238

に示す。

ケース 3-1 の 2 年目については、B1 の底層で 7 月及び 8 月の出水時の化学的酸素

要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)の濃度上昇の程度が 1 年目に比べて小さく

なっているほかは、1 年目の開門初期を除き、1 年目と比べて変化はほとんどみられ

ない。

Page 6: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-778

B1

B2

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26C

OD

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

CO

D(m

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

COD

B1

B2

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-N

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-N

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

T-N

B1

B2

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-P

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-P(m

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

T-P

B1

B2

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

Chl-

a(μ

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

Chl-

a(μ

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

クロロフィルa

図 6.2.5-237(1) 調整池における水質経時変化(ケース 3-1(2 年目) 表層)

Page 7: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-779

B1

B2

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26C

OD

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

CO

D(m

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

COD

B1

B2

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-N

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

2.0

4.0

6.0

8.0

10.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-N

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

T-N

B1

B2

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-P

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

T-P

(mg/

L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

T-P

B1

B2

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

Chl-

a(μ

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

4/1 5/1 5/31 6/30 7/30 8/29 9/28 10/28 11/27 12/27 1/26 2/25 3/26

Chl-

a(μ

g/L)

ケース3-1(1年目)

ケース3-1(2年目)

クロロフィルa

図 6.2.5-237(2) 調整池における水質経時変化(ケース 3-1(2 年目) 底層)

Page 8: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-780

図 6.2.5-238(1) 化学的酸素要求量(COD)断面分布の経時変化

(ケース 3-1(2 年目):7 月)

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

7/1

7/3

7/5

7/7

7/9

7/11

7/13

7/15

7/17

7/19

7/21

7/23

7/25

7/27

7/29

7/31

COD(mg/L)

Page 9: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-781

図 6.2.5-238(2) 化学的酸素要求量(COD)断面分布の経時変化

(ケース 3-1(2 年目):8 月)

8/1

8/3

8/5

8/7

8/9

8/11

8/13

8/15

8/17

8/19

8/21

8/23

8/25

8/27

8/29

8/31

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

COD(mg/L)

Page 10: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-782

図 6.2.5-238(3) 全窒素(T-N)断面分布の経時変化(ケース 3-1(2 年目):7 月)

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

7/1

7/3

7/5

7/7

7/9

7/11

7/13

7/15

7/17

7/19

7/21

7/23

7/25

7/27

7/29

7/31

TT-N(mg/L)

Page 11: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-783

図 6.2.5-238(4) 全窒素(T-N)断面分布の経時変化(ケース 3-1(2 年目):8 月)

8/1

8/3

8/5

8/7

8/9

8/11

8/13

8/15

8/17

8/19

8/21

8/23

8/25

8/27

8/29

8/31

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

TT-N(mg/L)

Page 12: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-784

図 6.2.5-238(5) 全リン(T-P)濃度断面分布の経時変化(ケース 3-1(2 年目):7 月)

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

7/1

7/3

7/5

7/7

7/9

7/11

7/13

7/15

7/17

7/19

7/21

7/23

7/25

7/27

7/29

7/31

T-P(mg/L)

Page 13: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-785

図 6.2.5-238(6) 全リン(T-P)濃度断面分布の経時変化(ケース 3-1(2 年目):8 月)

8/1

8/3

8/5

8/7

8/9

8/11

8/13

8/15

8/17

8/19

8/21

8/23

8/25

8/27

8/29

8/31

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

T-P(mg/L)

Page 14: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-786

図 6.2.5-238(7) クロロフィルa(Chl-a)濃度断面分布の経時変化(ケース 3-1(2年目):7月)

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

7/1

7/3

7/5

7/7

7/9

7/11

7/13

7/15

7/17

7/19

7/21

7/23

7/25

7/27

7/29

7/31

Page 15: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

ケース 3-1

6.2.5-787

図 6.2.5-238(8) クロロフィルa(Chl-a)濃度断面分布の経時変化

(ケース 3-1(2 年目):8 月)

8/1

8/3

8/5

8/7

8/9

8/11

8/13

8/15

8/17

8/19

8/21

8/23

8/25

8/27

8/29

8/31

本明川 北部排水門 B3 北部排水門 B1 B2 南部排水門

Page 16: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-788

④ ケース 3-2

ケース 3-2 では、ケース 2 の第 1 段階と同様の変化が予測される。

(3) 環境保全措置の検討

1) 環境保全措置の検討項目

環境保全措置の検討は、予測結果を踏まえ、環境影響がないか、または小さいと判

断される場合以外に行う。

しかしながら、開門調査は、排水門を開放することにより現状の有明海の有機物・

栄養塩類を含めた水環境の改善効果に期待する意見を踏まえ、本環境影響評価では、

開門調査を実施した場合の有機物・栄養塩類の変化を予測しているものであり、その

結果、開門調査に伴う有機物・栄養塩類への影響については、諫早湾では一部変化が

みられるものの、有明海においてはほとんど変化はみられなかった。

以上の開門調査の主旨と予測結果より、有機物・栄養塩類の観点からは環境保全措

置の検討は行わないものとした。

(4) 事後調査

有機物・栄養塩類に関する調査は、開門調査として計画されることから、環境影響

評価における事後調査としては実施しない。

Page 17: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-789

(5) 評価の結果

1) 評価手法

調査及び予測結果から、化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)及びク

ロロフィルa(Chl-a)を指標として、開門調査による有機物・栄養塩類の変化の範囲と

その程度を開門調査の実施前後で比較するとともに、水質に係る環境基準等と整合が

図られているかにより評価した。

2) 評価結果

① 開門調査の実施前後の比較

A ケース 1

ケース 1 の 1 年目は、化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)は、巻

き上げによる負荷増大により、諫早湾内の濃度は高くなると予測される。クロロフ

ィルa(Chl-a)は諫早湾内では巻き上げにより SS 濃度が高くなることにより、光制

限を受けて低くなる。有明海ではほとんど変化はみられない。

調整池では淡水性植物プランクトンに変わり、海水性植物プランクトンが増殖す

る可能性が考えられるが、その程度は諫早湾湾奥部と同程度である。

2 年目以降は、底質の巻き上げの減少に伴って、化学的酸素要求量(COD)、全窒素

(T-N)、全リン(T-P)は低下する。クロロフィルa(Chl-a)は諫早湾内では低下し、有

明海では現況と比べてほとんど変化はみられない。

B ケース 2

ケース 2 の 1 年目(第 1 段階)では、化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リ

ン(T-P)の変化は諫早湾湾奥部に限られ、その程度も小さい。諫早湾湾央部から湾口

部及び有明海においては、ほとんど変化はないと予測される。

一方、調整池では海水性植物プランクトンが増殖する可能性があり、出水後の栄

養塩が豊富な時期で、海水が停滞しやすい中央部から南部側では、平成 19 年のよう

に夏季に晴天が続くような場合、赤潮発生レベルの増殖となることも示唆される。

2 年目の海域については、1 年目の開門初期を除き、1 年目と概ね同様の変化を示

す。調整池では、夏季のクロロフィルa(Chl-a)の増加がみられる。

ケース 2 の 3 年目及び 4 年目(第 2 段階)はケース 3-1 と概ね同様であり、調整池

の夏季のクロロフィルa(Chl-a)は 2 年目に比べて低下している。

5 年目(第 3 段階)はケース 1 の 1 年目と概ね同様である。

C ケース 3-1

ケース 3-1 の 1 年目は、化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)の変

化は諫早湾湾奥部に限られ、その程度も小さい。諫早湾湾央部から湾口部及び有明

海においては、ほとんど変化はないと予測される。

一方、調整池では海水性植物プランクトンが増殖する可能性があり、出水後の栄

養塩が豊富な時期で、海水が停滞しやすい中央部から南部側では、平成 19 年のよう

に夏季に晴天が続くような場合、赤潮発生レベルの増殖となることも示唆される。

2 年目以降についても 1 年目と概ね同様の変化を示す。

Page 18: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-790

D ケース 3-2

ケース 2 の第 1 段階と同様の変化が考えられる。

② 基準値等との整合性

化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)及び全リン(T-P)の環境基準との整合性の

評価については、平成 19 年度の実測値と予測計算に基づく現況と各ケースとの差を

実測値に加減した値との比較により行った。

なお、化学的酸素要求量(COD)75%値、全窒素(T-N)及び全リン(T-P)の年平均値

は、出水期間を除く日平均値より集計した。

A ケース 1

ケース 1 の 1 年目、2 年目及び 3 年目について、有明海及び諫早湾の環境基準点

の代表地点における化学的酸素要求量(COD)75%値、全窒素(T-N)年平均値及び全リン

(T-P)年平均値を現況及び環境基準値と比較して表 6.2.5-80 に示す。

化学的酸素要求量(COD)については、諫早湾では湾央部の B3 で濃度の増加が顕

著であり、2 年目、3 年目にはやや減少がみられるものの 1 年目には 1mg/L 程度増加

する。諫早湾湾口部の B4、B5、B6 においても濃度の増加がみられ、現況では環境基

準を満足しているのに対し、開門調査時には環境基準を超過している。

有明海では現況とほとんど変化はみられず、環境基準の達成状況についても変化

はみられない。

全窒素(T-N)については、諌早湾では化学的酸素要求量(COD)と同様に、湾央部

の B3 で濃度の増加が顕著であり、2 年目、3 年目にはやや減少がみられるものの 1

年目には 0.3~0.4mg/L 程度増加する。諫早湾湾口部の B4、B5、B6 においても濃度

の増加がみられ、現況では環境基準を満足しているのに対し、開門調査時には環境

基準を超過している。

有明海では現況とほとんど変化はみられず、環境基準も満足している。

全リン(T-P)については、諌早湾では化学的酸素要求量(COD)と同様に、湾央部

の B3 で濃度の増加が顕著であり、2 年目、3 年目にはやや減少がみられるものの 1

年目には 0.04~0.05mg/L 程度増加する。諫早湾湾口部の B4、B5、B6 においても濃

度の増加がみられ、環境基準を超過している現況に対し、さらに濃度は増加する。

有明海では現況とほとんど変化はみられず、環境基準の達成状況についても変化

はみられない。

Page 19: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-791

表 6.2.5-80(1) 環境基準との比較(ケース 1) 化学的酸素要求量(COD) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目

表層 2.4 3.4 2.9 2.9底層 2.1 3.3 2.8 2.8表層 1.9 2.2 2.0 2.0底層 1.9 2.1 2.0 2.0表層 1.8 2.2 1.9 1.9底層 1.6 1.9 1.8 1.8表層 2.0 2.2 2.0 2.0底層 1.9 2.1 2.0 2.0表層 1.4 1.4 1.4 1.4底層 1.3 1.3 1.2 1.2表層 1.4 1.4 1.3 1.3底層 1.3 1.3 1.3 1.3表層 1.5 1.5 1.5 1.5底層 1.5 1.5 1.5 1.5表層 1.5 1.5 1.5 1.5底層 1.5 1.6 1.6 1.6

長崎 島原沖 表層 A 1.7 1.8 1.7 1.7A-1 表層 A 3.6 3.8 3.7 3.7A-3 表層 A 3.3 3.4 3.3 3.3B-2 表層 B 1.3 1.3 1.3 1.3B-3 表層 B 1.2 1.3 1.2 1.2St-1 表層 A 2.6 2.6 2.5 2.5K-20 表層 A 2.3 2.4 2.3 2.3St-5 表層 A 2.5 2.5 2.4 2.4K-11 表層 A 2.1 2.3 2.2 2.1K-6 表層 A 2.2 2.2 2.1 2.1

St-13 表層 A 2.0 2.0 1.9 1.9

2.0mg/L以下

2.0mg/L以下

3.0mg/L以下

3.0mg/L以下

2.0mg/L以下

A

A

St-7

A

A

A

B

B

B

St-5

St-6

有明海

福岡

佐賀

熊本

諫早湾 長崎

ケース1予測濃度現況実測値

(平成19年度)県 類型層地点海域

St-9

B3

B4

B5

B6

環境基準値

全窒素(T-N) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目

表層 0.31 0.61 0.48 0.48底層 0.31 0.70 0.58 0.58表層 0.27 0.33 0.29 0.29底層 0.27 0.34 0.31 0.31表層 0.24 0.34 0.30 0.30底層 0.26 0.34 0.32 0.32表層 0.26 0.29 0.27 0.27底層 0.27 0.32 0.30 0.30表層 0.38 0.39 0.38 0.38底層 0.33 0.34 0.33 0.33表層 0.39 0.40 0.39 0.39底層 0.38 0.39 0.39 0.39表層 0.54 0.55 0.54 0.54底層 0.43 0.44 0.44 0.44表層 0.44 0.44 0.44 0.44底層 0.38 0.39 0.39 0.39

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.28 0.32 0.31 0.310.3mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.48 0.49 0.48 0.480.6mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.32 0.33 0.32 0.320.3mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.50 0.51 0.50 0.50B-3 表層 Ⅲ 0.57 0.58 0.58 0.58St-1 表層 Ⅱ 0.29 0.30 0.29 0.29K-20 表層 Ⅱ 0.24 0.26 0.25 0.25

St-5 表層 Ⅲ 0.29 0.30 0.30 0.300.6mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.24 0.25 0.24 0.24K-6 表層 Ⅱ 0.21 0.22 0.22 0.22

St-13 表層 Ⅱ 0.22 0.23 0.22 0.22

0.6mg/L以下

0.3mg/L以下

0.3mg/L以下

ⅢSt-7

St-9

St-5

St-6

B3

B4

B5

B6

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

海域 地点県 層 類型現況実測値

(平成19年度)

ケース1予測濃度環境

基準値

0.3mg/L以下

0.6mg/L以下

注)黄色の網掛け部は環境基準の超過を示す。

Page 20: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-792

表 6.2.5-80(2) 環境基準との比較(ケース 1) 全リン(T-P) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目

表層 0.045 0.087 0.069 0.069底層 0.050 0.099 0.083 0.083表層 0.043 0.052 0.046 0.046底層 0.044 0.054 0.050 0.050表層 0.038 0.054 0.048 0.048底層 0.040 0.052 0.049 0.049表層 0.039 0.045 0.042 0.042底層 0.044 0.053 0.050 0.050表層 0.058 0.060 0.058 0.058底層 0.054 0.056 0.054 0.054表層 0.060 0.062 0.060 0.060底層 0.060 0.062 0.061 0.060表層 0.097 0.099 0.097 0.097底層 0.081 0.084 0.082 0.082表層 0.073 0.075 0.074 0.073底層 0.070 0.073 0.071 0.071

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.038 0.045 0.042 0.0420.03mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.073 0.075 0.074 0.0730.05mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.040 0.043 0.041 0.0410.03mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.083 0.085 0.083 0.083B-3 表層 Ⅲ 0.103 0.106 0.104 0.104St-1 表層 Ⅱ 0.039 0.041 0.040 0.040K-20 表層 Ⅱ 0.025 0.030 0.028 0.028

St-5 表層 Ⅲ 0.033 0.036 0.034 0.0340.05mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.029 0.031 0.030 0.029K-6 表層 Ⅱ 0.023 0.025 0.024 0.024

St-13 表層 Ⅱ 0.021 0.023 0.022 0.022

0.03mg/L以下

St-6

St-7

St-5

B3

B4

B5

B6

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

現況実測値(平成19年度)

0.03mg/L以下

0.03mg/L以下

ケース1予測濃度

0.05mg/L以下

0.05mg/L以下

県海域 地点 層環境

基準値類型

St-9

注)黄色の網掛け部は環境基準の超過を示す。

B ケース 2

ケース 2 の 1 年目から 5 年目について、有明海及び諫早湾の環境基準点の代表地

点における化学的酸素要求量(COD)75%値、全窒素(T-N)年平均値及び全リン(T-P)

年平均値を現況及び環境基準値と比較して表 6.2.5-81 に示す。

化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)ともに、1 年目から 4 年目

までは現況と比べてほとんど濃度の変化はみられず、環境基準の達成状況について

も変化はみられない。

5 年目では、化学的酸素要求量(COD)については、諫早湾では湾央部の B3 で濃

度の増加が顕著であり、2mg/l 弱増加している。諫早湾湾口部の B4、B5、B6 におい

ても濃度の増加がみられ、現況では環境基準を満足しているのに対し、開門調査時

には環境基準を超過している。

有明海では現況とほとんど変化はみられず、環境基準の達成状況についても変化

はみられない。

全窒素(T-N)については、諌早湾では化学的酸素要求量(COD)と同様に、湾央部

の B3 で濃度の増加が顕著であり、0.4~0.6mg/L 程度増加する。諫早湾湾口部の B4、

B5、B6 においても濃度の増加がみられ、現況では環境基準を満足しているのに対し、

開門調査時には B6 の表層を除き環境基準を超過している。

Page 21: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-793

有明海では現況とほとんど変化はみられず、環境基準も満足している。

全リン(T-P)については、諌早湾では化学的酸素要求量(COD)と同様に、湾央部

の B3 で濃度の増加が顕著であり、0.06~0.08mg/L 程度増加する。諫早湾湾口部の

B4、B5、B6 においても濃度の増加がみられ、環境基準を超過している現況に対し、

さらに濃度は増加する。

有明海では現況とほとんど変化はみられない。環境基準の達成状況については、

環境基準と同程度の現況濃度である K11、K20 を除いて変化はみられない。

表 6.2.5-81(1) 環境基準との比較(ケース 2) 化学的酸素要求量(COD) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目

表層 2.4 2.4 2.2 2.3 2.3 3.8底層 2.1 2.1 2.0 2.0 2.0 3.9表層 1.9 1.9 1.8 1.8 1.8 2.1底層 1.9 1.9 1.8 1.8 1.8 2.2表層 1.8 1.8 1.7 1.7 1.7 2.4底層 1.6 1.6 1.5 1.5 1.5 2.0表層 2.0 2.0 1.9 1.9 1.9 2.1底層 1.9 1.9 1.8 1.8 1.8 2.1表層 1.4 1.3 1.3 1.3 1.3 1.4底層 1.3 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2表層 1.4 1.3 1.3 1.3 1.3 1.3底層 1.3 1.2 1.2 1.2 1.2 1.3表層 1.5 1.4 1.4 1.4 1.4 1.4底層 1.5 1.4 1.4 1.4 1.4 1.5表層 1.5 1.5 1.4 1.4 1.4 1.5底層 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.6

長崎 島原沖 表層 A 1.7 1.7 1.5 1.5 1.5 1.9A-1 表層 A 3.6 3.6 3.5 3.5 3.5 3.6A-3 表層 A 3.3 3.3 3.2 3.2 3.2 3.3B-2 表層 B 1.3 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2B-3 表層 B 1.2 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0St-1 表層 A 2.6 2.5 2.4 2.4 2.4 2.5K-20 表層 A 2.3 2.3 2.2 2.2 2.2 2.4St-5 表層 A 2.5 2.4 2.4 2.4 2.4 2.5K-11 表層 A 2.1 2.1 2.0 2.0 2.0 2.2K-6 表層 A 2.2 2.2 2.1 2.1 2.1 2.2

St-13 表層 A 2.0 2.0 1.9 1.9 1.9 2.0

環境基準値

海域

St-9

B3

B4

B5

B6

ケース2予測濃度現況実測値

(平成19年度)県 類型層地点

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

St-7

A

A

A

B

B

B

St-5

St-6

2.0mg/L以下

2.0mg/L以下

3.0mg/L以下

3.0mg/L以下

2.0mg/L以下

A

A

注)黄色の網掛け部は環境基準の超過を示す。

Page 22: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-794

表 6.2.5-81(2) 環境基準との比較(ケース 2) 全窒素(T-N) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目

表層 0.31 0.30 0.29 0.29 0.30 0.76底層 0.31 0.30 0.29 0.30 0.30 0.96表層 0.27 0.27 0.26 0.26 0.26 0.34底層 0.27 0.27 0.26 0.26 0.26 0.37表層 0.24 0.24 0.23 0.23 0.23 0.42底層 0.26 0.26 0.25 0.25 0.25 0.41表層 0.26 0.26 0.25 0.25 0.25 0.30底層 0.27 0.27 0.26 0.26 0.26 0.35表層 0.38 0.38 0.38 0.38 0.38 0.39底層 0.33 0.33 0.33 0.33 0.33 0.34表層 0.39 0.39 0.39 0.39 0.39 0.40底層 0.38 0.38 0.38 0.38 0.38 0.39表層 0.54 0.54 0.54 0.54 0.54 0.55底層 0.43 0.43 0.43 0.43 0.43 0.44表層 0.44 0.44 0.43 0.43 0.43 0.44底層 0.38 0.38 0.38 0.37 0.37 0.39

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.28 0.28 0.27 0.27 0.27 0.350.3mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.48 0.48 0.47 0.47 0.47 0.480.6mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.32 0.32 0.31 0.31 0.31 0.320.3mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.50 0.50 0.49 0.49 0.49 0.50B-3 表層 Ⅲ 0.57 0.57 0.57 0.57 0.57 0.57St-1 表層 Ⅱ 0.29 0.29 0.28 0.28 0.28 0.30K-20 表層 Ⅱ 0.24 0.24 0.23 0.23 0.23 0.28

St-5 表層 Ⅲ 0.29 0.29 0.29 0.29 0.29 0.310.6mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.24 0.24 0.23 0.23 0.23 0.25K-6 表層 Ⅱ 0.21 0.21 0.20 0.20 0.20 0.23

St-13 表層 Ⅱ 0.22 0.22 0.22 0.22 0.22 0.23

環境基準値

0.3mg/L以下

0.6mg/L以下

層 類型現況実測値

(平成19年度)

ケース2予測濃度海域 地点県

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

St-5

St-6

B3

B4

B5

B6

St-7

St-9

0.6mg/L以下

0.3mg/L以下

0.3mg/L以下

全リン(T-P) 単位:mg/L

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目

表層 0.045 0.044 0.041 0.042 0.042 0.107底層 0.050 0.049 0.047 0.047 0.048 0.130表層 0.043 0.043 0.041 0.041 0.041 0.054底層 0.044 0.044 0.042 0.042 0.042 0.059表層 0.038 0.038 0.036 0.036 0.036 0.065底層 0.040 0.040 0.039 0.039 0.039 0.061表層 0.039 0.039 0.038 0.038 0.038 0.046底層 0.044 0.044 0.043 0.043 0.043 0.057表層 0.058 0.058 0.057 0.057 0.057 0.059底層 0.054 0.054 0.053 0.053 0.052 0.055表層 0.060 0.060 0.059 0.059 0.059 0.061底層 0.060 0.060 0.058 0.058 0.058 0.062表層 0.097 0.097 0.095 0.096 0.096 0.098底層 0.081 0.081 0.079 0.079 0.079 0.083表層 0.073 0.073 0.072 0.072 0.072 0.075底層 0.070 0.070 0.068 0.068 0.068 0.072

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.038 0.038 0.036 0.037 0.037 0.0490.03mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.073 0.073 0.071 0.071 0.071 0.0740.05mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.040 0.040 0.039 0.039 0.039 0.0420.03mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.083 0.083 0.081 0.081 0.081 0.084B-3 表層 Ⅲ 0.103 0.103 0.101 0.101 0.101 0.103St-1 表層 Ⅱ 0.039 0.039 0.037 0.037 0.037 0.041K-20 表層 Ⅱ 0.025 0.025 0.024 0.024 0.024 0.031

St-5 表層 Ⅲ 0.033 0.033 0.032 0.032 0.032 0.0370.05mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.029 0.029 0.027 0.027 0.027 0.032K-6 表層 Ⅱ 0.023 0.023 0.022 0.022 0.022 0.026

St-13 表層 Ⅱ 0.021 0.021 0.020 0.020 0.020 0.023

環境基準値

類型県海域 地点 層

0.05mg/L以下

0.05mg/L以下

0.03mg/L以下

0.03mg/L以下

ケース2予測濃度

Ⅱ諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

St-5

B3

B4

B5

B6

St-6

St-7

St-9

0.03mg/L以下

現況実測値(平成19年度)

注)黄色の網掛け部は環境基準の超過を示す。

Page 23: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-795

C ケース 3-1

ケース 3-1 の 1 年目と 2 年目について、有明海及び諫早湾の環境基準点の代表地

点における化学的酸素要求量(COD)75%値、全窒素(T-N)年平均値及び全リン(T-P)

年平均値を現況及び環境基準値と比較して表 6.2.5-82 に示す。

化学的酸素要求量(COD)、全窒素(T-N)、全リン(T-P)ともに、現況と比べてほと

んど濃度の変化はみられず、環境基準の達成状況についても一部を除き変化はみら

れない。

2 年目について全項目ともにやや減少傾向にあり、全窒素(T-N)については、諫早

湾湾央部の B3 では現況で環境基準をわずかに超過しているが、ケース 3-1 の 2 年目

は環境基準を満足している。

表 6.2.5-82(1) 環境基準との比較(ケース 3-1) 化学的酸素要求量(COD) 単位:mg/L

1年目 2年目

表層 2.4 2.4 2.3底層 2.1 2.1 2.0表層 1.9 1.9 1.8底層 1.9 1.9 1.8表層 1.8 1.8 1.7底層 1.6 1.6 1.5表層 2.0 2.0 1.9底層 1.9 1.9 1.8表層 1.4 1.3 1.3底層 1.3 1.2 1.2表層 1.4 1.3 1.3底層 1.3 1.2 1.2表層 1.5 1.4 1.4底層 1.5 1.4 1.4表層 1.5 1.5 1.4底層 1.5 1.5 1.5

長崎 島原沖 表層 A 1.7 1.7 1.5A-1 表層 A 3.6 3.6 3.5A-3 表層 A 3.3 3.3 3.2B-2 表層 B 1.3 1.2 1.2B-3 表層 B 1.2 1.1 1.0St-1 表層 A 2.6 2.5 2.4K-20 表層 A 2.3 2.3 2.2St-5 表層 A 2.5 2.5 2.4K-11 表層 A 2.1 2.1 2.0K-6 表層 A 2.2 2.2 2.1

St-13 表層 A 2.0 2.0 1.9

2.0mg/L以下

2.0mg/L以下

3.0mg/L以下

3.0mg/L以下

2.0mg/L以下

A

A

St-7

A

A

A

B

B

B

St-5

St-6

有明海

福岡

佐賀

熊本

諫早湾 長崎

県 類型層地点海域

St-9

B3

B4

B5

B6

環境基準値

ケース3-1予測濃度現況実測値

(平成19年度)

注)黄色の網掛けは環境基準の超過を示す。

Page 24: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-796

表 6.2.5-82(2) 環境基準との比較(ケース 3-1) 全窒素(T-N) 単位:mg/L

1年目 2年目

表層 0.31 0.31 0.30底層 0.31 0.31 0.30表層 0.27 0.27 0.26底層 0.27 0.27 0.26表層 0.24 0.24 0.23底層 0.26 0.26 0.25表層 0.26 0.26 0.25底層 0.27 0.27 0.26表層 0.38 0.38 0.38底層 0.33 0.33 0.33表層 0.39 0.39 0.39底層 0.38 0.38 0.38表層 0.54 0.54 0.54底層 0.43 0.43 0.43表層 0.44 0.44 0.43底層 0.38 0.38 0.37

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.28 0.28 0.270.3mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.48 0.48 0.470.6mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.32 0.32 0.310.3mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.50 0.50 0.49B-3 表層 Ⅲ 0.57 0.57 0.57St-1 表層 Ⅱ 0.29 0.29 0.28K-20 表層 Ⅱ 0.24 0.24 0.23

St-5 表層 Ⅲ 0.29 0.29 0.290.6mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.24 0.24 0.23K-6 表層 Ⅱ 0.21 0.21 0.20

St-13 表層 Ⅱ 0.22 0.22 0.22

0.3mg/L以下

ⅢSt-7

St-9

St-5

St-6

B3

B4

B5

B6

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

海域 地点県 層 類型現況実測値

(平成19年度)

ケース3-1予測濃度環境

基準値

0.3mg/L以下

0.6mg/L以下

0.6mg/L以下

0.3mg/L以下

全リン(T-P) 単位:mg/L

1年目 2年目

表層 0.045 0.044 0.042底層 0.050 0.049 0.048表層 0.043 0.043 0.041底層 0.044 0.044 0.042表層 0.038 0.038 0.036底層 0.040 0.040 0.039表層 0.039 0.040 0.038底層 0.044 0.044 0.043表層 0.058 0.058 0.057底層 0.054 0.054 0.053表層 0.060 0.060 0.059底層 0.060 0.060 0.058表層 0.097 0.097 0.096底層 0.081 0.081 0.079表層 0.073 0.073 0.072底層 0.070 0.070 0.068

長崎 島原沖 表層 Ⅱ 0.038 0.038 0.0370.03mg/L

以下

A-1 表層 Ⅲ 0.073 0.073 0.0710.05mg/L

以下

A-3 表層 Ⅱ 0.040 0.040 0.0390.03mg/L

以下B-2 表層 Ⅲ 0.083 0.083 0.081B-3 表層 Ⅲ 0.103 0.103 0.101St-1 表層 Ⅱ 0.039 0.039 0.038K-20 表層 Ⅱ 0.025 0.025 0.024

St-5 表層 Ⅲ 0.033 0.033 0.0320.05mg/L

以下K-11 表層 Ⅱ 0.029 0.029 0.027K-6 表層 Ⅱ 0.023 0.023 0.022

St-13 表層 Ⅱ 0.021 0.021 0.020

現況実測値(平成19年度)

0.03mg/L以下

St-6

St-7

St-9

St-5

B3

B4

B5

B6

諫早湾 長崎

有明海

福岡

佐賀

熊本

0.03mg/L以下

0.03mg/L以下

ケース3-1予測濃度

0.05mg/L以下

0.05mg/L以下

県海域 地点 層環境

基準値類型

注)黄色の網掛けは環境基準の超過を示す。

Page 25: S1:Chl-a濃度 13.1μg/L...S1:Chl-a濃度 8.5μg/L B2:Chl-a濃度 10.3μg/L B3:Chl-a濃度 7.9μg/L B3:Chl-a濃度 7.3μg/L 注)調整池は現況の計算対象外である。ケース3-1

6.2.5-797

D ケース 3-2

ケース 2 の第 1 段階と同様である。