RSS For Education What is RSS? Ways RSS is being used. Ways to use RSS in Education.
RSS-303 j -...
Transcript of RSS-303 j -...
RSS Ambience System(RSS Multi-Channel Digital Reverb)
RSS-303
RSS-303j.book 1 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
取扱説明書
文中の表記について
• [ ] で囲まれた英数字は、パネル上のボタンやつまみを表しています。例:[EXIT] は、EXIT ボタン(VALUE つまみ押す)を表しています。
• ◆・・は参照内容を、「■・・・」は参照すべき項目の見出しを、(->P.**)は参照ページを表しています。
• " ○・・・" は選択肢を表し、同一レベルにある○どうしは、その中の一つを選択することを表しています。
• " □ 1" は実際の作業項目を表しています。一つずつチェックをしながら番号順に作業すると確実です。
• ●は説明の単位ごとに付けられています。※ MIDI は、社団法人 音楽電子事業者教会(AMEI)の登録商標です。
fig.Front-panel
ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムでの操作■電源の入れ方 ☞ 9 ページ■電源の切り方 ☞ 9 ページ■ユーザー・プログラムを選ぶ ☞ 10 ページ■アンビエンス・サウンドをミュートする ☞ 11 ページ
RSS-303 単独で使用する場合の操作■電源の入れ方 ☞ 12 ページ■電源の切り方 ☞ 12 ページ■ユーザー・プログラムを選ぶ ☞ 14 ページ■アンビエンス・サウンドをミュートする ☞ 15 ページ
設置、設定、調整の手順 ☞ 55 ページ■設定の準備 ☞ 55 ページ■設定の開始 ☞ 57 ページ■『響き』の音色の微調整 ☞ 58 ページ
© 2000 ローランド本書の一部、または全部を無断で複写・転載することを禁じます。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2)と「使用上のご注意」(P.6)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
USER PROGRAM3 MUTE1 2
POWER
TIME LEVELROOM WALL
EXIT(PUSH)VALUE
S3S1 S4S2
F4F2F1 F3
AUXMIN MINMAX MAX MAX
LINEINPUT LEVEL LOW-FREQ OUTPUT
ROLL-OFF
6dB 12dB
40Hz
FREQMIN
LEVEL700 Hz
SETUP/CHECK
MEMORY CARDPLEASE INSERT THE CARD WITH THE GOLD CONTACTS DOWNWARD.
通常使用する場合の操作方法はここをご覧ください
設置する場合の手順はここをご覧ください
RSS-303j.book 2 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
安全上のご注意
001● この機器を使用する前に、以下の指示と取扱説明書をよく読んでください。
..............................................................................................................002a● この機器を分解したり、改造したりしないでください。
..............................................................................................................003● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていないことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................004● 次のような場所での使用や保存はしないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度の高い場所
○ 雨に濡れる場所○ ホコリの多い場所○ 振動の多い場所
..............................................................................................................
005● この機器の設置には、ローランドが推奨するラック(ローランドSYRシリーズ)を使用してください。
..............................................................................................................006● この機器の設置にラック(ローランド SYR シリーズ)を使用する場合、ぐらつくような所や傾いた所にラックを設置しないでください。安定した水平な所に設置してください。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した水平な所に設置してください。
..............................................................................................................008a● 電源プラグは、必ずAC100V の電源コンセントに差し込んでください。
..............................................................................................................008e● 電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コードを他の製品に使用しないでください。
..............................................................................................................
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
このマークは、注意喚起シンボルです。取扱説明書などに、一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを表わしています。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。
マークについて この機器に表示されているマークには、次のような意味があります。
以下の指示を必ず守ってください
図記号の例
取扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される内容を表わしています。 ※物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を表わしています。
● は、強制(必ずすること)を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表わしています。
警告
注意
注意の意味について 警告と
は、注意(危険、警告を含む)を表わしています。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を表わしています。
は、禁止(してはいけないこと)を表わしています。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
注意: 感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。 修理は、お買い上げ店またはローランド・サービスに依頼してください。
注意 感電の恐れがあります。
キャビネットをあけないでください。
警告 警告
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RSS-303j.book 3 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
009● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いものを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................010● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してください。
..............................................................................................................011● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでください。
..............................................................................................................012a● 次のような場合は、直ちに電源を切って電源コードをコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド・サービスに修理を依頼してください。
○ 電源コードやプラグが破損したとき○ 煙が出たり、異臭がしたとき○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................013● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱いやいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................014● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えないでください。
..............................................................................................................015● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでください。特に、電源タップを使用している場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コードの被覆が溶けることがあります。
..............................................................................................................016● 外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローランド・サービスに相談してください。
..............................................................................................................026● 本機の上に水の入った容器(花びんなど)、殺虫剤、香水、アルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置かないでください。また、表面に付着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で拭き取ってください。
..............................................................................................................
101a● この機器は、風通しのよい、正常な通気が保たれている場所に設置して、使用してください。
..............................................................................................................102b● 電源コードを機器本体やコンセントに抜き差しするときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................103a● 定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使用しないときは、電源プラグをコンセントから外してください。電源プラグとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因になります。
..............................................................................................................104● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子様の手が届かないように配慮してください。
..............................................................................................................106● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かないでください。
..............................................................................................................107b● 濡れた手で電源コードのプラグを持って、機器本体やコンセントに抜き差ししないでください。
..............................................................................................................108a● この機器を移動するときは、電源プラグをコンセントから外し、外部機器との接続を外してください。
..............................................................................................................109a● お手入れをするときには、電源を切って電源プラグをコンセントから外してください(P.9 、12 )。
..............................................................................................................110a● 落雷の恐れがあるときは、早めに電源プラグをコンセントから外してください。
..............................................................................................................118● 光デジタル・コネクターのキャップを外した場合は、小さなお子様が誤って飲み込んだりすることのないようお子様の手の届かないところへ保管してください。
..............................................................................................................
警告 注意
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主な特長
●音楽演奏に適した高品位の響きRSS (Roland Sound Space) 技術という 3次元音響の技術を使い、高品位の3次元の響きを生み出します。
●ルーム・モデリング大聖堂やコンサートホールなど、いろいろな空間の響きを、ルーム・タイプとしてモデル化しています。
● 16 のルーム・タイプを搭載ロジャース・オルガンに最適化した8つと、その他幅広く使えるさらに8つのルーム・タイプを搭載しています。
● 16 のウォール・タイプを搭載ロジャース・オルガンに最適化した8つと、その他幅広く使えるさらに8つのウォール・タイプを搭載しています。
●簡単な操作COSM技術というユーザー・フレンドリーなパラメーターのモデル化の技術を使い、分かりやすく凝縮されたパラメータでエディットができます。
●音源の方向を考慮音源の方向に基づいた初期反射の方向を再現しています。
●音源の位置を考慮音源からの距離を計算し初期反射のタイミングをシミュレーションしています。これによって自動的にタイム・アライメント(時間的なずれの調整)を取ることができます。
●設置場所に最適化した残響特性設置場所のタイプ(Field Type)を選択するだけで、簡単に設置場所への最適化ができます。
●更に設置状況でのくせを取るイコライザーを搭載スピーカーの特性や再生場所の音響特性を調整する、3 バンドのパラメトリック・イコライザーを搭載しています。
●設置時に便利な接続チェック機能を搭載複数のスピーカーへの接続が正しく行われたかチェックするとき役に立ちます。
● RSS-303 を複数使用した大規模なシステムにも対応1台目をマスターにし、マスター・ユニットで全体をコントロールすることができます。
RSS-303j.book 5 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
目次
各部の名称 ............................................................................................................................... 7基本操作................................................................................................................................... 8
準備........................................................................................................................................................................................ 8
ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムでの操作....................................................... 9電源の入れ方....................................................................................................................................................................... 9電源の切り方....................................................................................................................................................................... 9ユーザー・プログラムを選ぶ........................................................................................................................................10アンビエンス・サウンドをミュートする ...................................................................................................................11
RSS-303 単独で使用する場合の操作..................................................................................... 12電源の入れ方.....................................................................................................................................................................12電源の切り方.....................................................................................................................................................................12通常の動作モード.............................................................................................................................................................13ユーザー・プログラムを選ぶ........................................................................................................................................14アンビエンス・サウンドをミュートする ...................................................................................................................15ルーム・タイプを変更する............................................................................................................................................ 16ルーム・タイプの一覧表 ................................................................................................................................................17ウォール・タイプを変更する........................................................................................................................................18ウォール・タイプの一覧表............................................................................................................................................ 19アンビエンスの残響時間を調整する............................................................................................................................20アンビエンスのレベルを調整する................................................................................................................................ 21ユーザー・プログラムとして登録する........................................................................................................................22
設定と調整 ............................................................................................................................. 23フィールド設定について ................................................................................................................................................23設定(セットアップ)の開始........................................................................................................................................24セットアップの終了.........................................................................................................................................................25セットアップのヘルプ.....................................................................................................................................................26セットアップのメニュー ................................................................................................................................................27接続チェックをする.........................................................................................................................................................28フィールド設定をする.....................................................................................................................................................31その他の設定をする.........................................................................................................................................................34ユーザー・モードの設定 ................................................................................................................................................36デバイス ID の設定...........................................................................................................................................................37LCD表示器のコントラスト ...........................................................................................................................................37工場出荷時の設定.............................................................................................................................................................38パラメータ一式のロード ................................................................................................................................................39パラメータ一式のセーブ ................................................................................................................................................40スピーカ特性と再生場所の音響的なくせを補正.......................................................................................................41出力のハイパス・フィルター........................................................................................................................................42出力レベルの調整.............................................................................................................................................................42
入出力とスイッチ、ボリュームの設定.................................................................................. 43RSS-303の入力...............................................................................................................................................................43RSS-303の入力レベル調整..........................................................................................................................................43RSS-303の出力...............................................................................................................................................................44[SYSTEM OUTPUT] の設定.........................................................................................................................................45低音出力の調整.................................................................................................................................................................46電源コントロール.............................................................................................................................................................47電源のリモート・コントロール....................................................................................................................................47ロジャース・オルガンとの専用ケーブルでの接続................................................................................................... 47電源のローカル・コントロール....................................................................................................................................48リモート・コントローラーの接続................................................................................................................................ 48
システム構成.......................................................................................................................... 49基本システムでのスピーカー配置と接続 ...................................................................................................................49簡易システムでのスピーカー配置と接続 ...................................................................................................................51拡張システムでのスピーカー配置と接続 ...................................................................................................................53
設置、設定、調整の手順........................................................................................................ 55設定の準備......................................................................................................................................................................... 55設定の開始......................................................................................................................................................................... 57『響き』の音色の微調整 .................................................................................................................................................. 58ロジャース・オルガン問い合わせ先............................................................................................................................59
主な仕様................................................................................................................................. 60索引 ........................................................................................................................................ 62
5
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RSS-303j.book 6 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
使用上の注意
291a2ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について301● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
307● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
308● 電源スイッチを切った後、本機上のLCD やLEDなどは消えますが、これは主電源から完全に遮断されているわけではありません。完全に電源を切る必要があるときは、この機器の電源スイッチを切った後、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、電源コ-ドのプラグを差し込むコンセントは、この機器にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。
設置について351● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えてください。
352● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
354a● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内などに放置しないでください。変形、変色することがあります。
355b● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
お手入れについて401a● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類は、使用しないでください。
修理について451a● お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りする場合もあります。
452● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。大切な記憶内容は、メモリー・カードに保存するか、記憶内容をメモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、または最寄りのローランド・サービスにご相談ください。
その他の注意について551● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップとしてメモリ・カードに保存しておいてください。
552(***は、複数になる場合もあります)● メモリ・カードの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
553● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過度の力を加えないでください。
554● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。555● ディスプレイから多少音がすることがありますが、故障ではありません。
556● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持ってください。
557● この機器は多少発熱することがありますが、故障ではありません。
558b● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
559a● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
985(ディスプレイか画面のどちらかを使う)● 本書では、ディスプレイを使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中のディスプレイ上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。
RSS-303j.book 7 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
各部の名称
●フロント・パネルfig.name-front
●リア・パネルfig.name-rear
●リモート・コントローラーfig.name-remocon
USER PROGRAM3 MUTE1 2
POWER
TIME LEVELROOM WALL
EXIT(PUSH)VALUE
S3S1 S4S2
F4F2F1 F3
AUXMIN MINMAX MAX MAX
LINEINPUT LEVEL LOW-FREQ OUTPUT
ROLL-OFF
6dB 12dB
40Hz
FREQMIN
LEVEL700 Hz
SETUP/CHECK
MEMORY CARDPLEASE INSERT THE CARD WITH THE GOLD CONTACTS DOWNWARD.
ユーザー・プログラムボタン
電源スイッチ
ミュート・ボタン
VALUEつまみ
EXITボタン
LCD表示器
LINE INPUTボリューム
AUX INPUTボリューム
ローパス・フィルター・ロールオフ切り替えスイッチ
SETUP / CHECKボタン
ローパス・フィルター周波数
低音の出力ボリューム
パラメーター・ボタン
メモリー・カードスロット
RSS-303
AC IN LINE INPUTAUX INPUT
:COLD3:HOT2:GND1
AAB BFRONT OUTPUT
LRREAR OUTPUTSYSTEM OUTPUT
LR
FRONTOUTPUT
AUXIN
MIX
LR
ONOFF
REMOTECONTROLLER
21 3
1A MAXDC 24 V
FRONT OUTPUT CHAIN OUTPUT ORGAN INPUTREAR OUTPUT
MIDIINOUT/
THRU
LOCAL
REMOTE
PUSHPUSHPUSHPUSH
リモート・コントローラー接続端子 MIDI コネクター ロジャース・オルガン接続端子
ACインレット
電源コントロール・スイッチ
フロント出力ミックス・スイッチ
システム出力 R/L
リア出力 R/L
フロント出力 R/L
AUX入力 B/A
LINE入力 B/A
パワーディストリビューター制御端子
AUX出力 ミックス・スイッチ
USER PROGRAM3 MUTE1 2
RSS-303 REMOTE CONTROLLER
ユーザー・プログラムボタン ミュート・ボタン
7
8
RSS-303j.book 8 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
基本操作
■ 準備
接続する本機の使いかたに応じて、次のように接続します。
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損
を防ぐため、必ずすべての機器の音量をしぼった状態で電源
を切ってください。
アンプのボリュームは、すべての機器の電源をオンにした後
に上げてください。
XLRタイプ・コネクターのピン配置は次のようになっていま
す。接続するときは、接続機器のピン配置を確認のうえ、接
続してください。
メモリー・カードについて
RSS-303の設定は、メモリー・カードに保存することができます。
カードをお使いになる前にメモリー・カードの差し込みかた
メモリー・カードの表裏、差し込み方向を確認の上、奥まで
確実に差し込んでください。
メモリー・カードの端子部分に触れたり、汚したりしないで
ください。
メモリー・カードのデータを保護する
メモリー・カードには、ライト・プロテクト・シールが付属
されています。
大切なデータを保存したメモリー・カードには、誤ってデー
タを消してしまうことがないように、ライト・プロテクト・
シールを貼ります。
ライト・プロテクト・シールが貼られたメモリー・カードは、
書き込みや消去(フォーマットやプログラムの保存、コピー
など)が行えません。
fig.4-29
21
3
11: GND 2: HOT 3: COLD
2
3
(アース) (ホット) (コールド)
接点(金色)の無い面を 上にします。
3.3 V5 V
ここに貼ります。
RSS-303j.book 9 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムでの操作
ここでは RSS-303 がロジャース・オルガンと一体になったシステムの基本的な操作について説明します。
■ 電源の入れ方941
●システムの電源を入れます。□1 ロジャース・オルガンの電源を入れてください。
RSS-303パネル中央の表示器の照明が点灯し電源が入ったことが分かります。
RSS-303 本体フロント・パネルの電源スイッチはオンにしたままにしておきます。
電源が入らないときは、ロジャース・オルガンの電源スイッチでシステム全体の電源をコントロールするためには設定が必要です。詳しくはシステム設置担当者にお問い合わせください。
設定については「■電源のリモート・コントロール」に書かれています。 ☞ 47ページ
●確認します。□2 表示を確認してください。
パネル中央の表示器の照明が点灯し、次のような画面が数秒間表示されます。fig.UI-OPENING-IDLE
その後、通常の動作モードに入ります。fig.UI-REGULAR-IDLE
この表示は一例で、表示内容は設定によって異なります。
■ 電源の切り方●システムの電源を切ります。
□1 ロジャース・オルガンの電源を切ってください。RSS-303のパネル中央の表示器の照明が消灯し電源が切れたことが分かります。
RSS-303 のフロント・パネルの電源スイッチはオンにしたままにしておいてください。
電源が切れないときは、ロジャース・オルガンの電源スイッチでシステム全体の電源をコントロールするためには、その設定が必要です。詳しくはシステム設置担当者にお問い合わせください。
設定については「■電源のリモート・コントロール」に書かれています。 ☞ 47ページ
9
ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムでの操作
RSS-303j.book 10 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ユーザー・プログラムを選ぶ●通常の動作モードについて
このモードでは次のような画面が表示されています。fig.UI-REGULAR-IDLE
ユーザー・プログラム・ナンバーと設定されているルーム・タイプを表示しています。
この表示は一例で、タイプの名前とアイコンは設定によって異なります。
●ユーザー・プログラムを選ぶこの状態のとき、3つのユーザー・プログラムの中のひとつを呼び出すことができます。ユーザー・プログラムにはあらかじめアンビエンス・サウンドの設定が記憶されています。設定を呼び出すには、[USER PROGRAM] ボタン [1]、[2] または [3]を押します。
fig.front-user-prog
□ 1 呼び出したいプログラムのボタンを押してください。
呼び出し中を示す が表示されます。fig.UI-REGULAR-Reading
呼び出しが完了すると通常の動作モードに戻ります。
場合によっては次のような表示が出ることがあります。
この場合内部処理中ですので、この表示が出ている間は絶対に電源を切らないでください。
10
ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムでの操作
RSS-303j.book 11 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ アンビエンス・サウンドをミュートするRSSアンビエンス・システムで付加される残響音のみを消したい時に操作します。
●アンビエンス・サウンドを一時的にミュートします。□1 [MUTE]ボタンを押してください。
アンビエンス・サウンドのみミュートされます。直接音はミュートされません。
●ミュートを解除します。□2 ミュート状態のときもう一度 [MUTE]ボタンを押してください。
ユーザー・プログラムを選択した時にも解除されます。fig.front-mute
11
1
RSS-303j.book 12 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
RSS-303単独で使用する場合の操作
■ 電源の入れ方941
※ 正しく接続したら(P.8)、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
943※ 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。
●電源を入れます。fig.front-power
□ 1 プロント・パネルの電源スイッチを押してください。パネル中央の表示器の照明が点灯し電源が入ったことが分かります。
電源が入らないときは、「■電源のローカル・コントロール」を見てください。 ☞ 48ページ
電源の入れ方はシステムによって異なります。ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムにする場合は、「■電源のリモート・コントロール」を見てください。 ☞ 47ページ
●確認します。□2 表示を確認してください。
パネル中央の表示器の照明が点灯し、次のような画面が数秒間表示されます。fig.UI-OPENING-IDLE
その後、通常の動作モードに入ります。fig.UI-REGULAR-IDLE
この表示は一例で、表示内容は設定によって異なります。
これで通常の動作はできますが、次の場合設定を行うことをお勧めします。
●設置後初めて使用する時。●設置場所を変更した時。●スピーカーの配置を変更した時。 「■フィールド設定について」を見てください。 ☞ 23ページ
「■設定(セットアップ)の開始」を見てください。 ☞ 24ページ
■ 電源の切り方□1 プロント・パネルの電源スイッチをオフにしてください。
パネル中央の表示器の照明が消灯し電源が切れたことが分かります。
システム全体の電源をコントロールするスイッチが別に用意されている場合は RSS-303 の電源はオンにしたままにしておいてください。
2
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 13 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 通常の動作モード●通常の動作モードでは次のような画面が表示されています。
fig.UI-REGULAR-IDLE
ユーザー・プログラム・ナンバーと設定されているルーム・タイプを表示しています。
この表示は一例で、タイプの名前とアイコンは設定によって異なります。
●普段はこの状態で使用します。この状態では、[VALUE] つまみと [EXIT]ボタンは操作しても何にも影響しません。
●ここから次の操作をすることができます。◯ユーザー・プログラム・ボタンを押して設定を呼び出す。
「■ユーザー・プログラムを選ぶ」を見てください。 ☞ 14ページ
◯パラメーターを選択してエディットする。
この操作はユーザー・モードが 1または0の場合に行えます。
「■ルーム・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 16ページ
「■ウォール・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 18ページ
「■アンビエンスの残響時間を調整する」を見てください。 ☞ 20ページ
「■アンビエンスのレベルを調整する」を見てください。 ☞ 21ページ
◯ミュート・ボタンを押して一時的にアンビエンス・サウンドをミュートする。「■アンビエンス・サウンドをミュートする」を見てください。 ☞ 15ページ
◯現在の設定をユーザー・プログラムとして登録する。「■ユーザー・プログラムとして登録する」を見てください。 ☞ 22ページ
◯保護カバーを外して設定モードに入る。「■設定(セットアップ)の開始」を見てください。 ☞ 24ページ
13
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 14 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ユーザー・プログラムを選ぶ● RSS-303 には 3 つのユーザー・プログラムがあり、その中のひとつを呼び出すことができます。
ユーザー・プログラムにはあらかじめアンビエンス・サウンドの設定が登録されています。fig.front-user-prog
設定を呼び出すには、[USER PROGRAM] ボタン [1]、[2] または [3]を押します。
□1 呼び出したいプログラムのボタンを押してください。
●設定を呼び出します。◯現在呼び出されている設定がエディットされていない場合には?
すぐに設定呼び出し中を示す が表示されます。fig.UI-REGULAR-Reading
呼び出しが終わると通常の動作モードに戻ります。
◯もしパラメータがエディットされていると?先に、それを無効にして新たに設定を呼び出すかどうか確認するための画面が現れます。
□2 本当に読み込むか、中止するかを選んでください。fig.UI-REGULAR-ReadConf
◯ 呼び出しを中止する場合は?□ 2 [EXIT] ボタンを押してください。読み込みは中止され、通常の動作モードに戻ります。
◯ 現在の状態を無効にして設定を呼びす場合には?□ 2 [S4] ボタンを押してください。
fig.UI-REGULAR-Reading
場合によっては次のような表示が出ることがあります。
この場合内部処理中ですので、この表示が出ている間は絶対電源を切らないでください。
14
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 15 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ アンビエンス・サウンドをミュートするRSSアンビエンス・システムで付加される残響音のみを消したい時に操作します。RSSアンビエンス・システムの効果がどのくらいの効いているのか確認する時などに使います。
●アンビエンス・サウンドを一時的にミュートします。□1 [MUTE]ボタンを押してください。
アンビエンス・サウンドのみミュートされます。直接音はミュートされません。
●ミュートを解除します。□2 ミュート状態のときもう一度 [MUTE]ボタンを押してください。
ユーザー・プログラムを選択した時にも解除されます。fig.front-mute
15
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 16 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ルーム・タイプを変更する●ルーム・タイプを変更するモードに入ります。
fig.front-ROOM
□ 1 [ROOM] ボタンを押してください。次のような表示になります。
fig.UI-REGULAR-Room
もしユーザー・モードが2の場合は、プロテクトが掛かっているためfig.UI-REGULAR-IDLE-Protect2
と表示され、ルーム・タイプを変更できません。
ユーザー・モードの変更方法は「その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
●ルーム・タイプを選択します。
□2 [VALUEVALUE]つまみを回してルーム・タイプを選んでください。ルーム・タイプの種類はロジャース・オルガンTrilliumシリーズ互換の 1.1から 1.8までとRSS-303で拡張された2.1 から2.8 までの合わせて16 のタイプがあります。「■ルーム・タイプの一覧表」 ☞ 17ページ
ルーム・タイプを変えるとすぐにアンビエンス・サウンドも変わります。
●このモードを終了します。◯このモードから抜ける場合は ?
□3 [EXIT] ボタンを押してください。「■通常の動作モード」に戻ります。 ☞ 13ページ
◯他のパラメータを変更する場合は?□3 そのままパラメータ・ボタン、[WALL]、[TIME]、[LEVEL]などを押してください。
「■ウォール・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 18ページ
「■アンビエンスの残響時間を調整する」を見てください。 ☞ 20ページ
「■アンビエンスのレベルを調整する」を見てください。 ☞ 21ページ
◯現在の設定をユーザー・プログラム 1から3のどれかに記憶する場合は?「■ユーザー・プログラムとして登録する」を見てください。 ☞ 22ページ
VALUEEXIT (PUSH)
16
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 17 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ルーム・タイプの一覧表● Rodgers Trilliumシリーズ互換タイプ
1-1 Room
1-2 Stage
1-3 Small Hall
1-4 Medium Hall
1-5 Small Church
1-6 Medium Church
1-7 Large Church
1-8 Cathedral
● RSS-303 新規追加タイプ
2-1 Small Box
2-2 Large Box
2-3 Cabin
2-4 Chamber
2-5 Studio
2-6 Music Pub, Bar
2-7 Large Hall
2-8 Cosmic Space
17
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 18 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ウォール・タイプを変更するfig.front-WALL
●ウォール・タイプを変更するモードに入ります。□1 [WALL] ボタンを押してください。
次のような表示になります。fig.UI-REGULAR-Wall
もしユーザー・モードが2の場合は、プロテクトが掛かっているためfig.UI-REGULAR-IDLE-Protect2
と表示され、ウォール・タイプを変更できません。
ユーザー・モードの変更方法は「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
●ウォール・タイプを選択します。fig.UI-REGULAR-Wall
□ 2 [VALUE]つまみを回してウォール・タイプを選んでください。ウォール・タイプの種類はロジャース・オルガンTrilliumシリーズ互換の 1.1から 1.8までとRSS-303で拡張された2.1 から2.8 までの合わせて16 のタイプがあります。「■ウォール・タイプの一覧表」 ☞ 19ページ
ウォール・タイプを変えるとすぐにアンビエンス・サウンドも変わります。
●このモードを終了します。◯このモードから抜ける場合は ?
□3 [EXIT] ボタンを押してください。「■通常の動作モード」に戻ります。 ☞ 13ページ
◯他のパラメータを変更する場合は?□3 そのままパラメータ・ボタン、[ROOM]、[TIME]、[LEVEL] などを押してください。
「■ルーム・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 16ページ
「■アンビエンスの残響時間を調整する」を見てください。 ☞ 20ページ
「■アンビエンスのレベルを調整する」を見てください。 ☞ 21ページ
◯現在の設定をユーザー・プログラム 1から3のどれかに記憶する場合は?「■ユーザー・プログラムとして登録する」を見てください。 ☞ 22ページ
VALUEEXIT (PUSH)
18
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 19 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ウォール・タイプの一覧表● Rodgers Trilliumシリーズ互換タイプ
1-1 Drapery
1-2 Carpet
1-3 Acoustic Tile
1-4 Wood
1-5 Brick
1-6 Plaster
1-7 Concrete Block
1-8 Marble
● RSS-303 新規追加タイプ
2-1 Fiberglass
2-2 Wood Curtain
2-3 Wood Paper
2-4 Partition
2-5 Glass Plate
2-6 Metal Plate
2-7 Concrete
2-8 Super Hard
19
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 20 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ アンビエンスの残響時間を調整するfig.front-TIME
●残響時間を調整するモードに入ります。□1 [TIME] ボタンを押してください。
次のような表示になります。fig.UI-REGULAR-TIME
□ 2 [VALUE]つまみを回して残響時間を調整してください。
残響時間は、ルーム・タイプやウォール・タイプによってとれる値が限定されます。
もしユーザー・モードが2の場合は、プロテクトが掛かっているためfig.UI-REGULAR-IDLE-Protect2
と表示され、アンビエンス・サウンドの残響時間を変更できません。
ユーザー・モードの変更方法は「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
●このモードを終了します。◯このモードから抜ける場合は ?
□3 [EXIT] ボタンを押してください。「■通常の動作モード」に戻ります。 ☞ 13ページ
◯他のパラメータを変更する場合は?□3 そのままパラメータ・ボタン、[ROOM]、[WALL]、[LEVEL]などを押してください。
「■ルーム・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 16ページ
「■ウォール・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 18ページ
「■アンビエンスのレベルを調整する」を見てください。 ☞ 21ページ
◯現在の設定をユーザー・プログラム 1から3のどれかに記憶する場合は?「■ユーザー・プログラムとして登録する」を見てください。 ☞ 22ページ
VALUEEXIT (PUSH)
20
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 21 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ アンビエンスのレベルを調整するfig.front-LEVEL
●レベルを調整するモードに入ります。□1 [LEVEL] ボタンを押してください。
次のような表示になります。fig.UI-REGULAR-LEVEL
□ 2 [VALUE]つまみを回してレベルを調整してください。
レベルは、ルーム・タイプやウォール・タイプに最適な値が標準値になるように設定されています。
0 dBが標準値ですが必要に応じて調整してください。
もしユーザー・モードが2の場合は、プロテクトが掛かっているためfig.UI-REGULAR-IDLE-Protect2
と表示され、アンビエンス・サウンドのレベルを変更できません。
ユーザー・モードの変更方法は「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
●このモードを終了します。◯このモードから抜ける場合は ?
□3 [EXIT] ボタンを押してください。「■通常の動作モード」に戻ります。 ☞ 13ページ
◯他のパラメータを変更する場合は?□3 そのままパラメータ・ボタン、[ROOM]、[WALL]、[TIME]などを押してください。
「■ルーム・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 16ページ
「■ウォール・タイプを変更する」を見てください。 ☞ 18ページ
「■アンビエンスの残響時間を調整する」を見てください。 ☞ 20ページ
◯現在の設定をユーザー・プログラム 1から3のどれかに記憶する場合は?「■ユーザー・プログラムとして登録する」を見てください。 ☞ 22ページ
VALUEEXIT (PUSH)
21
RSS-303単独で使用する場合の操作
RSS-303j.book 22 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ユーザー・プログラムとして登録する●アンビエンス・サウンドの設定を 3つ記憶させておくことができます。
fig.front-user-prog
□ 1 記憶させたい番号のユーザー・プログラム・ボタン [1]、[2] または [3] を 3 秒以上押し続けてください。
●ユーザー・プログラムに記憶されている設定を消して、新たに書き込んでよいかどうか聞いてきます。
fig.UI-REGULAR-WriteConf
もしユーザー・モードが1の場合は、プロテクトが掛かっているためfig.UI-REGULAR-IDLE-Protect1
と表示され、設定を記憶できません。
ユーザー・モードは「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
◯本当に書き込んでよい時は ?□2 [S4] ボタンを押してください。
fig.UI-Common-SavingDontOff
書き込み中にこの表示が出ます。
この表示中に電源スイッチを切らないでください。書き込みが終了すると、このモードに入る前の状態に戻ります。
◯書き込みを中止する時は?□2 [EXIT] ボタンを押してください。
このモードに入る前の状態に戻ります。
22
RSS-303j.book 23 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
設定と調整
■ フィールド設定について●設置場所特有の残響に合わせた設定を行います。
どんな場所にもその場所特有の響きがあります。同じ残響時間でも高音の残響が特に長かったり、低音の残響が少なかったり、ホールや設置場所によって、そこでの響き方は大きく変わります。RSS-303アンビエンス・システムを使用して仮想的な空間の残響を得る場合、「目的の響き」と「その場所特有の響き」の差分をRSS-303によって付加すると、結果として最適の響きを得ることができます。RSS-303ではいろいろな場所の残響のタイプをモデル化し、それを選ぶことで簡単に設定ができるようになっています。
●最適の響きを付加するために実際のスピーカー設置位置に応じた設定を行います。RSS-303アンビエンス・システムでは、大聖堂、ホール、ルームなどのルーム・モデリングをRSS 技術を使って行っています。最適なアンビエンス・サウンドを得るためには、いくつかの値を設定します。
• 音源の位置からリスナーまでの距離 • 音源の方向
この設定をすることによって、音源方向に合ったアンビエンス・サウンドの初期反射が合成されます。また実際の空間を伝わってくる音波と RSS-303 によって付加されるアンビエンス・サウンドの時間的な関係が正しく調整されます。
●工場出荷時にはこの設定は仮の値に設定されています。RSS-303を初めて使用する時、最適な響きを得るために設定してください。また、設置状況を変更した時、コンサート会場に持ち込んだ場合などに、改めて設定し直してください。
23
設定と調整
RSS-303j.book 24 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 設定(セットアップ)の開始●このモードに入るスイッチは保護カバーの中にあります。
fig.front-setup
□ 1 RSS-303 のフロント・パネルの左側にある保護カバーを外してください。
□2 [SETUP/CHECK] ボタンを押してください。
●セットアップ・モードに入ります。fig.UI-SETUP-IDLE
◯設定を行う前に操作方法についての説明を見たい時は?□3 HELPを選択します。[S3] を押してください。
次の操作の説明は、「■セットアップのヘルプ」を見てください。 ☞ 26ページ
◯設定項目を選択するには?□3 MENUを選択します。[S4] を押してください。
次の操作の説明は、「■セットアップのメニュー」を見てください。 ☞ 27ページ
◯通常の操作モードに戻るときは?「■セットアップの終了」を見てください。 ☞ 25ページ
SETUP / CHECK
24
設定と調整
RSS-303j.book 25 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ セットアップの終了セットアップを終了します。
fig.UI-SETUP-IDLE
□ 1 Exit を選択します。[EXIT] を押してください。
◯ 一つも設定を変更しなかった時は?fig.UI-SETUP-RETURN
と表示し、通常の操作モードに戻ります。
続く操作は「■通常の動作モード」を見てください。 ☞ 13ページ
◯ セットアップ・モード内で設定を変更した場合には?fig.UI-SETUP-EXIT
と表示し、設定をメモリーに記憶するかどうか確認します。
セーブすることによって電源を切っても次に電源をオンにした時にその設定が呼び出されます。
もしセーブしなかった場合、電源を切ると変更は無効になります。
◯ 記憶しないで抜ける場合は?□ 2 Don't SAVEを選択します。[S1] を押してください。
電源を切るまでは設定は有効です。
一旦電源を切ると次に電源を入れた時にそれ以前にセーブした状態に戻ります。
◯ 設定をメモリーに記憶する場合は?□ 2 SAVEを選択します。[S4] を押してください。
設定の保存を開始します。fig.UI-Common-SavingDontOff
この表示が出ている間は電源スイッチをオフにしないでください。
終了するとfig.UI-SETUP-RETURN
と表示され、続いて通常の操作モードに戻ります。
続く操作は「■通常の動作モード」を見てください。 ☞ 13ページ
25
設定と調整
RSS-303j.book 26 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ セットアップのヘルプここから簡単な説明用の画面が続きます。
fig.UI-SETUP-HELP
□ 1 [S4] を押してください。
●値の変更方法fig.UI-SETUP-VALUE
値またはモードは [VALUE] つまみを回して設定することを説明しています。
□2 [S4] を押してください。
●ページの進み方、戻り方fig.UI-SETUP-PrevNext
次のページに進むには原則として [S4] を押すことを説明しています。[S4]を押して次のページにすすめる場合には画面の中に「->」が表示されています。また戻る場合には原則として [S1] を押すことを説明しています。
□3 [S4] を押してください。
●設定の中断の仕方fig.UI-SETUP-HowToExit
設定ページから抜け出す時は [EXIT] を押すことを説明しています。
□4 [S4] を押してください。
●接続チェック・モードに入りますか?fig.UI-SETUP-ReadyCheck
接続チェック・モードでは RSS-303 自体からチェック用音声を発声します。次の操作をする前に音量があまり大きくなり過ぎないようにアンプボリュームを確認しておいてください。
◯接続をチェックするときには?□5 [S4] を押してください。
次の操作の説明は、「■接続チェックをする」を見てください。 ☞ 28ページ
◯次のページへ進む場合?□5 [S3] を押してください。
26
設定と調整
RSS-303j.book 27 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●フィールド設定を行いますか?fig.UI-SETUP-ReadyEssential
◯フィールド設定をするときには?□6 [S4] を押してください。
次の操作の説明は、「■フィールド設定をする」を見てください。 ☞ 31ページ
◯次のページへ進む場合?□6 [S3] を押してください。
●その他の設定を行いますか?fig.UI-SETUP-ReadyOther
◯その他の設定をするときには?□7 [S4] を押してください。
次の操作の説明は、「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
◯次のページへ進む場合?□7 [S3] を押してください。
セットアップ・モードの初期が面に戻ります。
■ セットアップのメニューfig.UI-SETUP-MENU
◯接続をチェックするときには?□1 Check Connection を選択します。[S1] を押してください。
次の操作の説明は、「■接続チェックをする」を見てください。 ☞ 28ページ
◯フィールド設定を行う場合?□1 Field setup を選択します。[S2] を押してください。
次の操作の説明は、「■フィールド設定をする」を見てください。 ☞ 31ページ
◯その他の設定を行う場合?□1 Other setup を選択します。[S3] を押してください。
次の操作の説明は、「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
◯その他の設定の中のオーディオ設定ページ(EQなど)に直接ジャンプする場合?□1 Audio を選択します。[S4] を押してください。
次の操作の説明は、「■その他の設定をする」を見てください。 ☞ 34ページ
27
設定と調整
RSS-303j.book 28 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 接続チェックをするこのモードに入る方法は?「■設定(セットアップ)の開始」を見てください。 ☞ 24ページ
●これから一連のチェック作業に入ります。fig.UI-CHECK-IDLE
接続チェック・モードに入ったことを示す音声信号がフロントとリアから出力されます。スピーカーからの音量を調整してください。接続チェック・モードでは、[S2]と [S3]にチェック用の音声がアサインされています。チェック・サウンドをならしたいときは、[S2]または [S3]を押してください。入力レベル調整ボリュームを絞りきってください。
その他の音でチェックしたい時はLINE/AUX入力から音声信号を入力し入力レベルを調整してください。
□2 [S4] を押してください。
●初めに各出力チャンネルが正しく接続されているかどうかをチェックします。まずは、フロントのL チャンネルから
fig.UI-CHECK-CH-FL
◯チェック用の内蔵音を鳴らす時は?□4 [S2] または [S3] を押してください。
●確認します。□5 音の出ているスピーカを確認してください。
Front L-channel から音が出ていれば OKです。それ以外の所から音が出ている時は、配線を確認してください。
□6 [S4] を押してください。
●次はフロントの R チャンネルをチェックします。fig.UI-CHECK-CH-FR
◯チェック用の内蔵音を鳴らす時は?□7 [S2] または [S3] を押してください。
●確認します。□8 音の出ているスピーカを確認してください。
Front R-channel から音が出ていれば OKです。それ以外の所から音が出ている時は、配線を確認してください。
□9 [S4] を押してください。
●次はリアの Lチャンネルです。fig.UI-CHECK-CH-RL
28
設定と調整
RSS-303j.book 29 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●確認します。□10 音の出ているスピーカを確認してください。
Rear L-channel から音が出ていればOK です。□11 [S4] を押してください。
●次はリアの R チャンネルです。fig.UI-CHECK-CH-RR
●確認します。□12 音の出ているスピーカを確認してください。
Rear R-channel から音が出ていればOK です。□15 [S4] を押してください。
●次は位相のチェックをします。まずフロントからチェックします。fig.UI-CHECK-PH-Front
●チェック用の内蔵音を鳴らします。□16 [S3] を押してください。
位相チェック用にピンクノイズが発音されます。
●確認します。□17 正面を向いて 2つのスピーカーのちょうど真中に立ち音を聞いてください。
音像がちょうど真中に定位すれば OKです。
もし頭の中、後ろあるいはどこに定位しているのか良く分からないような時には、どちらか片方のスピーカーの接続のプラス/マイナスが逆になっていることが考えられるので配線をチェックしてください。またはアンプあるいは接続ケーブルで位相が逆転していることも考えられます。確認してください。
□18 [S4] を押してください。
●次は前後の Lチャンネルどうしの位相をチェックします。fig.UI-CHECK-PH-Left
□ 19 [S3] を押してください。
●確認します。□20 左を向いて 2つのスピーカーのちょうど真中に立ち音を聞きます。
音像がちょうど真中に定位すればOKです。そうで無ければ接続などを確認してください。
□21 [S4] を押してください。
29
設定と調整
RSS-303j.book 30 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●次は前後の R チャンネルどうしの位相をチェックします。fig.UI-CHECK-PH-Right
□ 22 同様に右を向き [S3] を押し位相が逆になっていないか確認してください。
□24 [S4] を押してください。
●次にリアの LR の位相をチェックします。fig.UI-CHECK-PH-Rear
□ 25 同様に後ろを向き [S3] を押し位相が逆になっていないか確認してください。
□27 [S4] を押してください。
●最後に全部のスピーカの音量バランスをチェックします。fig.UI-CHECK-Balance
□ 28 [S3] を押してください。
●確認します。□29 4 つのスピーカーから同じ音量のチェックサウンドが出ていれば OKです。
□30 [S4] を押してください。
●接続チェックを終了します。fig.UI-CHECK-Done
◯もう一度チェック作業を行う時は?□31 [S4] を押してください。
" □ 1" のページに戻ります。
◯チェック作業を終了する時は?□31 [EXIT] を押してください。
30
設定と調整
RSS-303j.book 31 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ フィールド設定をするこのモードに入る方法は?「■設定(セットアップ)の開始」を見てください。 ☞ 24ページ
●設置場所のタイプを設定するページに進みます。fig.UI-ESSENTIAL-IDLE
□ 1 [S4] を押してください。[S3]を押した場合はこの項目をスキップします。
●ここでは実際に設置する場所の特性として一番近いものを選びます。fig.UI-ESSENTIAL-FieldType
タイプとしては8種類あります。
• Outdoor: 屋外のオープンスペースで、音を反射するものが少ない場所 • Living Room: 家庭のリビングルーム • Office Room: オフィスの部屋、会議室など • Banquet Room: ホテルの宴会場など
カーペットなどが敷かれ高音の反射がかなり少ないような場所 • Convention Hall: 展示会場など
むき出しの構造材で囲まれた広大なスペース • Concert Hall: コンサート用のホール
オーケストラ演奏ができるホール、多目的ホールなど
• Small Church: 小さな教会、集会場など普通の柱と壁材で作られたそう大きく無いスペース
• Medium Church: 中くらいの大きさの教会、学校の講堂など普通の柱と壁材で作られた比較的大きなスペース
□2 [VALUE]つまみを回してタイプを選んでください。
□3 [S4] を押してください。
●次はスピーカーを設置した場所の大きさを設定します。fig.UI-ESSENTIAL-FieldSize
□ 4 [S4] を押してください。[S3]を押した場合はこの項目をスキップします。
●まずフロント・スピーカーとリア・スピーカーの間の距離を設定します。fig.UI-ESSENTIAL-Depth
□ 5 [VALUE]つまみを回して実際の距離を設定してください。
□6 [S4] を押してください。
31
設定と調整
RSS-303j.book 32 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●次に左右のスピーカー間の距離を設定します。fig.UI-ESSENTIAL-Width
□ 7 [VALUE]つまみを回して実際の距離を設定してください。
□8 [S4] を押してください。
●次は音源の方向と距離を設定します。fig.UI-ESSENTIAL-SoundSource
□ 9 [S4] を押してください。[S3]を押した場合はこの項目をスキップしフィールド設定の最初のページに戻ります。
●まずフロントとリアの 4つのスピーカーで囲まれたエリアの中心から、音源 Aまでの距離を設定します。
fig.source-dist-A
音源Aの位置はRSS-303の入力 Aに接続して送り込む直接音の再生場所を意味します。つまりパイプオルガンの再生スピーカーの位置やリアルパイプの位置を意味します。
fig.UI-ESSENTIAL-Distance-A
□ 10 [VALUE] つまみを回して距離を設定してください。
□11 [S4] を押してください。
A
Center
Front-L Front-R
Rear-L Rear-R
Distance
32
設定と調整
RSS-303j.book 33 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●次は 4つのスピーカーで囲まれたエリアの中心から見た、音源 A の方向を設定します。fig.source-dir-A
正面が0度で左回りで180 度までは0-L180の様に表示されます。例えば左30度に設定するのであれば「L30」と表示されるようにしてください。右方向であれば、「R30」の様に表示されるようにします。
□11 [VALUE] つまみを回して方向を設定してください。
□12 [S4] を押してください。
●今度は音源 B までの距離を設定します。fig.UI-ESSENTIAL-Distance-B
□ 13 [VALUE] つまみを回してエリアの中心から音源 Bまでの距離を設定してください。
□14 [S4] を押してください。
●最後に音源 B の方向を設定します。fig.UI-ESSENTIAL-Direction-B
正面が0度で右回りで180度までは0-R180 の様に表示されます。例えば右30度に設定するのであれば「R30」と表示されるようにします。
□15 [VALUE] つまみを回して方向を設定してください。
□16 [S4] を押してください。
●フィールド設定は終了しました。
□17 何かのボタンを押してください。
●フィールド設定を終了します。fig.UI-ESSENTIAL-IDLE
□ 18 [EXIT] を押してください。
続く操作については「■セットアップの終了」を見てください。 ☞ 25ページ
A
Center
Front-L Front-R
Rear-L Rear-R
Direction
33
設定と調整
RSS-303j.book 34 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ その他の設定をする●ここでの設定は下記のような場合に必要となります。
◯ユーザー・モードを変更する時◯スピーカーの特性や再生場所の音響的なくせをイコライザーで補正する時◯フロントとリア出力のハイパス・フィルターのオン/オフを設定する時◯メモリー・カードに設定一式のバックアップを取る時◯メモリー・カードから設定一式を読み込む時◯LCD 表示器のコントラストを調整する時◯RSS-303 の使用台数が変わり、デバイスID(Device ID)を変更する時
●設定項目を選択します。
◯このモードから抜けて通常の操作モードに戻る場合は?□1 [EXIT] を押してください。
続く操作は「■セットアップの終了」を見てください。 ☞ 25ページ
◯次の項目を設定する時は? • ユーザー・モードを変更する時 • デバイス IDを設定する時 • LCD 表示器のコントラストを調整する時 • 工場出荷時の設定に戻す時
fig.UI-OTHER-IDLE
□ 1 Systemを選びます。[S1] を押してください。●更に設定したい項目を選びます。
fig.UI-OTHER-System
◯ ユーザー・モードを変更する時は?□ 2 User を選びます。[S1] を押してください。
続く操作は「■ユーザー・モードの設定」を見てください。 ☞ 36ページ
◯ デバイス ID を設定する時は?□ 2 Device を選びます。[S2] を押してください。
続く操作は「■デバイス ID の設定」を見てください。 ☞ 37ページ
◯ LCD表示器のコントラストを調整する時は?□ 2 LCD を選びます。[S3] を押してください。
続く操作は「■LCD 表示器のコントラスト」を見てください。 ☞ 37ページ
◯ 工場出荷時の設定に戻す時は?□ 2 Reset を選びます。[S4] を押してください。
続く操作は「■工場出荷時の設定」を見てください。 ☞ 38ページ
34
設定と調整
RSS-303j.book 35 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
◯次の操作をする時は? • パラメータ一式をメモリー・カードからロードする時 • パラメータ一式をメモリー・カードへセーブする時
fig.UI-OTHER-IDLE
□ 1 Fileを選びます。[S2] を押してください。●更に設定したい項目を選びます。
◯ パラメータ一式をメモリー・カードからロードする時は?□ 2 Load を選びます。[S1] を押してください。
続く操作は「■パラメータ一式のロード」を見てください。 ☞ 39ページ
◯ パラメータ一式をメモリー・カードへセーブする時は?□ 2 Saveを選びます。[S2] を押してください。
続く操作は「■パラメータ一式のセーブ」を見てください。 ☞ 40ページ
◯次の操作をする時は? • スピーカ特性または再生場所の音響的なくせを補正する時 • フロント及びリアの出力にハイパスフィルターを入れる時 • フロント及びリアの出力レベルを調整する時
fig.UI-OTHER-IDLE
□ 1 Audio を選びます。[S3] を押してください。●更に設定する項目を選びます。
fig.UI-OTHER-Audio
◯ スピーカ特性または再生場所の音響的なくせを補正する時は?□ 2 EQを選びます。[S1] を押してください。
続く操作は「■スピーカ特性と再生場所の音響的なくせを補正」を見てください。 ☞ 41ページ
◯ フロント及びリアの出力にハイパス・フィルターを入れる時は?□ 2 Hi-Pass を選びます。[S2] を押してください。
続く操作は「■出力のハイパス・フィルター」を見てください。 ☞ 42ページ
◯ フロント及びリアの出力レベルを調整する時は?□ 2 Output を選びます。[S3] を押してください。
続く操作は「■出力レベルの調整」を見てください。 ☞ 42ページ
35
設定と調整
RSS-303j.book 36 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ユーザー・モードの設定このモードに入ると現在設定されているモードが表示されます。
fig.UI-OTHER-UserMode0
ユーザー・モード0は全ての操作ができるモードです。fig.UI-OTHER-UserMode1
ユーザー・モード1はユーザー・プログラムを選びエディットすることができますが、エディットしたものをユーザー・プログラムとして登録することはできません。
fig.UI-OTHER-UserMode2
ユーザー・モード2は登録されているユーザー・プログラムを選ぶことだけができます。
●ユーザー・モードを変更します。□1 [VALUE]つまみを回してユーザー・モードを選んでください。
●このモードを抜けます。□2 [EXIT] を押してください。
のページに戻ります。
36
設定と調整
RSS-303j.book 37 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ デバイス IDの設定RSS-303複数台使用する場合ユニットの識別のためデバイス ID を設定する必要があります。また、残響のパターンもデバイス ID に連動して変わります。
●複数の RSS-303 にシステムの中でユニークな番号を付けます .fig.UI-OTHER-DeviceIDHELP
□ 1 [S4] を押してください。
●設定項目としてデバイス ID を選びます。fig.UI-OTHER-DeviceID
□ 2 [F1]を押してください。
●デバイス ID の番号を設定します。□3 [VALUE]つまみを回して番号を決めてください。
番号はシステムの中で重複しなければ何番でも構いませが、RSS-303が 1台しか無い場合は、1番に設定しておきましょう。RSS-303を複数使用する場合には 1、2、3の様に順番に付けてください。
●設定項目としてMaster/Slave を選びます。
□4 [F3]を押してください。
● RSS-303 を複数台使う場合、1台をマスターにします。MIDI チェーンの先頭のRSS-303 がマスターです。□5 [VALUE]つまみを回して Master または Slaveを選んでください。
●この設定を終了します。□6 [EXIT] を押してください。
のページに戻ります。
■ LCD表示器のコントラスト●コントラストの数値を調整します。
□1 [VALUE]つまみを回してコントラストを調節してください。fig.UI-OTHER-LCDCont
●このモードを抜けます。□2 [EXIT] を押してください。
のページに戻ります。
□3 [EXIT] を押してください。
「■その他の設定をする」のページに戻ります。 ☞ 34ページ
37
設定と調整
RSS-303j.book 38 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 工場出荷時の設定●全てのパラメーターを工場出荷時の設定に戻します。
fig.UI-OTHER-Reset
◯中止する場合は?□1 Noを選択します。[EXIT] を押してください。
のページに戻ります。
◯すべての設定を工場出荷時の状態に戻す時?□1 Yesを選択します。[S4] を押してください。
fig.UI-Common-SavingDontOff
と表示され設定を書き戻していることを表しています。この表示が出ている間は決して電源を切らないでください。しばらくすると
fig.UI-OTHER-Complete0
と表示され、全ての設定が工場出荷時の状態に戻ったことを表します。
□2 何かのボタンを押してください。
のページまで戻ります。
38
設定と調整
RSS-303j.book 39 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ パラメータ一式のロード●全てのパラメーターをメモリー・カードからロード(読み込み)します。
fig.UI-OTHER-LOAD
◯中止する場合は?□1 Noを選びます。[EXIT] を押してください。
fig.UI-OTHER-FILE
に戻ります。
◯ロードを実行する場合は?□1 メモリー・カードを挿入してください。金色の接点が見える方が下側です。
□2 Yesを選びます。[S4] を押してください。fig.UI-OTHER-DoLoad
と表示され設定を書き戻していることを表しています。この表示が出ている間は決して電源を切らないでください。しばらくすると
fig.UI-OTHER-Complete0
と表示されロードが完了したことが分かります。
カードから正しくロードできないときには、fig.UI-OTHER-Complete1
と表示されます。カードが正しく挿入されているか確認してください。
□3 何かのボタンを押してください。fig.UI-OTHER-FILE
のページまで戻ります。
MemoryCard
MemoryCard
MemoryCard
MemoryCard
5 V 3.3 V
39
設定と調整
RSS-303j.book 40 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ パラメータ一式のセーブ●全てのパラメーターをメモリー・カードへセーブ(書き込み)します。
本体のメモリーにセーブされている状態が、カードにセーブされます。システム・パラメーターをエディットした時は、設定を先に本体のメモリーにセーブしてからカードへセーブしてください。「■セットアップの終了」を見てください。 ☞ 25ページ
fig.UI-OTHER-SAVE
◯中止する場合は?□1 Noを選びます。[EXIT] を押してください。
fig.UI-OTHER-FILE
に戻ります。
◯セーブを実行する場合は?□1 メモリー・カードを挿入してください。金色の接点が見える方が下側です。
f
□2 Yesを選びます。[S4] を押してください。fig.UI-OTHER-DoSave
と表示され設定を保存していることを表しています。この表示が出ている間は決してメモリーカードを抜かないでください。しばらくすると
fig.UI-OTHER-Complete0
と表示され保存が完了したことが分かります。
□3 何かのボタンを押してください。fig.UI-OTHER-FILE
のページに戻ります。
もしカードに異状がありセーブできないときは、fig.UI-OTHER-Complete1
と表示されます。
□ 2 何かのボタンを押してください。fig.UI-OTHER-FILE
のページまで戻ります。メモリー・カードを新しいものに交換して試して見てください。
40
設定と調整
RSS-303j.book 41 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ スピーカ特性と再生場所の音響的なくせを補正● RSS-303 には次の目的のために パラメトリック・ イコライザーが 3 バンド用意されています。
• 主にスピーカーの特性上のくせをキャンセルするため • 再生する部屋、ホールなどの音響的なくせを緩和するため
ここでは、具体的な調整方法を示しながら操作方法を説明します。実際には調整手法はいくつかありますが、以下はある一つの手法を例に説明しています。
●調整を始めます。
● EQ のバンドを選択します。◯Band 1 の場合は?
□1 [S1] を押してください。◯Band 2 の場合は?
□1 [S2] を押してください。◯Band 3 の場合は?
□1 [S3] を押してください。
●ゲインを +3 から +6dB ぐらいにしてくせのあるところを強調してさがします。□2 Gainを選択します。[F4] ボタンを押してください。
□3 [VALUE]つまみをまわして +3 から+6dBぐらいに上げてください。
●音を出します。□4 入力に音声信号を入れてください。
●周波数を変えてくせが強調される周波数をさがします。□5 Freq を選択します。[F1]ボタンを押してください。
□6 [VALUE]つまみをまわしながらさがしてください。
●ゲインを絞って行きてくせが消えるように合わせます。□7 Gainを選択します。[F4] ボタンを押してください。
□8 [VALUE]つまみをまわして調整してください。
●バンド幅を調整してくせのある範囲にあわせます。□9 Width を選択します。[F2]ボタンを押してください。
□10 [VALUE] つまみをまわして音を聴きながら合わせ込んでください。
●次の操作を選んでください。◯残りのバンドを使って他のポイントのくせを取る場合は?
□11 " □ 1"から同じ手順で操作してください。
41
設定と調整
RSS-303j.book 42 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
◯この操作を終了する場合は?□11 [EXIT] を押してください。
に戻ります。
■ 出力のハイパス・フィルター●ハイパス・フィルターの用途
フロントおよびリアのチャンネルのためのスピーカーに、それ程大きなものが使えない場合に、ハイパス・フィルターをオンにします。オルガンのアンビエンス・サウンドには低音成分が多く含まれています。もし、スピーカーが低音によって歪みを発生させるような場合には、100 Hz のハイパス・フィルターをオンにして使うことをお勧めします。逆に低音が十分に再生できるスピーカーが使える場合には、ハイパス・フィルターはバイパスして使うことをお勧めします。
●フロント出力のハイパス・フィルター
□1 Frontを選びます。[F1] を押してください。□2 [VALUE]つまみを回して、オンまたはバイパスに設定してください。
●リア出力のハイパス・フィルター
□3 Rear を選びます。[F3]を押してください。□4 [VALUE]つまみを回して、オンまたはバイパスに設定してください。
●このモードから抜けます。□2 [EXIT] を押してください。
に戻ります。
■ 出力レベルの調整●この設定は前後のバランスを調整する必要のある場合に行います。
●フロントのレベル調整
□1 Frontを選びます。[F1] を押してください。□2 [VALUE]つまみを回して、レベルを調整してください。
通常は0 dB にしておきますが必要に応じて増減させます。
●リアのレベル調整
□1 Rear を選びます。[F3]を押してください。□2 [VALUE]つまみを回して、レベルを調整してください。
通常は0 dB にしておきますが必要に応じて増減させます。
42
RSS-303j.book 43 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
■ RSS-303 の入力● RSS-303 には 2 系統のオーディオ入力があります。
fig.rear-input
● LINE INPUT • オルガンなど、残響を付加する音源の LINE OUT を接続します。
● AUX INPUT • 同時に使用する他の音源のための補助入力用として使います。 • またマイクにより集音した音を入力します。
[LINE INPUT] と [AUX INPUT] に入力された音声信号は、それぞれの入力ボリュームによってレベルを調整され、ミックスされた後に処理されアンビエンス・サウンドになります。
接続については「システム構成」を見てください。 ☞ 49ページ
■ RSS-303 の入力レベル調整● LINE INPUT
フロント・パネルの保護カバー内にある [INPUT LEVEL] の [LINE] つまみでレベルを調節します。
● AUX INPUTフロント・パネルの保護カバー内にある [INPUT LEVEL] の [AUX]つまみでレベルを調節します。
fig.front-Input-level
LINE INPUT
AUX INPUT
AUXLINE
INPUT LEVEL
43
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
RSS-303j.book 44 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ RSS-303 の出力● RSS-303 には 3 系統のオーディオ出力があります。
fig.rear-Output
● FRONT OUT • アンビエンス・サウンドを再生する 4つのスピーカーの内の前の 2本分の出力です。
● REAR OUT • アンビエンス・サウンドを再生する 4つのスピーカーの内の後ろの 2本分の出力です。
● SYSTEM OUT • 使い方に応じて出力する信号をミックスすることができます。 • アンビエンス・サウンドの低音成分
残響の低音成分補強用の出力です。 • フロント出力をミックス
アンビエンス・サウンドのフロント用のスピーカーを設置せず、音源用のスピーカーにミックスする場合に使います。
• AUX 入力をミックス直接音をバイパスする場合や、複数台の RSS-303を使用する時に利用します。
詳しい説明は「■ [SYSTEM OUTPUT] の設定」を見てください。 ☞ 45ページ
接続については「システム構成」を見てください。 ☞ 49ページ
SYSTEM OUTPUT
REAR OUTPUTFRONT OUTPUT
44
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
RSS-303j.book 45 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ [SYSTEM OUTPUT]の設定システム構成に応じて、次の3種類の信号をミックスします。
●アンビエンス・サウンドの低音成分フロント・パネルの保護カバー内にある [LOW-FREQ OUTPUT]の [LEVEL] つまみでレベルを調節します。
低音出力の詳しい設定は「■低音出力の調整」を見てください。 ☞ 46ページfig.front-low-level
レベルはリア出力レベルに依存します。「■出力レベルの調整」を見てください。 ☞ 42ページ
●フロント出力のミックスリア・パネルの [SYSTEM OUTPUT] の [MIX] の [FRONT OUTPUT] スイッチをオンにするとミックスされます。
● AUX 入力のミックスリア・パネルの[SYSTEM OUTPUT]の[MIX]の[AUX INPUT]スイッチをオンにするとミックスされます。
fig.Mix-Select
LEVELLOW-FREQ OUTPUT
SYSTEM OUTPUT - MIXAUX INPUT
FRONT OUTPUT
45
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
RSS-303j.book 46 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 低音出力の調整●ローパス・フィルターのカット・オフ周波数
フロント・パネルの保護カバー内にある [LOW-FREQ OUTPUT] の [FREQ] つまみでカット・オフ周波数を調節します。
fig.LF-Freq
●ローパス・フィルターのロール・オフ・カーブの切り替えフロント・パネルの保護カバー内にある [LOW-FREQ OUTPUT] の [ROLL-OFF] ボタンで切り替えます。6 dB/Oct. または 12 dB/Oct. が選べます。
●低音出力のレベルの調整フロント・パネルの保護カバー内にある [LOW-FREQ OUTPUT]の [LEVEL] つまみでレベルを調節します。
Cut-off Frequency
LOW-FREQ OUTPUT
Roll-off curve Switch
LINEINPUT
FRONTOUTPUT
REAROUTPUT
AMBIENCEPROCESSOR
FRONTMIX SW
AUXMIX SW
SYSTEMOUTPUT
AUXINPUT
LOW FREQUENCY OUTPUT
RSS-303 Internal Block Diagram
46
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
RSS-303j.book 47 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 電源コントロール● RSS-303 の電源のコントロールについて2つの方法が用意されています。
◯RSS-303 単独で電源のオン/オフをする場合は?「■電源のローカル・コントロール」を見てください。
◯ロジャース・オルガンの電源スイッチでシステム全体の電源をコントロールする場合は?「■電源のリモート・コントロール」を見てください。
■ 電源のリモート・コントロール●ロジャース・オルガンの電源スイッチでシステム全体の電源のオン/オフができるようにします。
fig.front-power
□ 1 フロント・パネルの電源スイッチを常時オンにしておいてください。
● RSS-303 の電源コントロールを外部から制御できるようにします。fig.PowerControl
□ 2 リア・パネルのリモート/ローカル切り替えスイッチを [REMOTE] にしてください。
電源のオン/オフは、ロジャース・オルガンのパワー・スイッチで行います。
■ ロジャース・オルガンとの専用ケーブルでの接続● 4つの D-SUB コネクターは、ロジャース・オルガンを接続するためのコネクターです。
●無電圧メイク/ブレーク接点は外部のパワー・ディストリビューターなどを制御する時に使います。
接続方法などの詳しい説明は?「■ロジャース・オルガン問い合わせ先」までお問い合わせください。 ☞ 59ページ
POWER CONTROL
D-SUB Connectors
Non-voltage make/break contacts
47
入出力とスイッチ、ボリュームの設定
RSS-303j.book 48 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 電源のローカル・コントロール● RSS-303 単独で電源のオン/オフができるようにします。
fig.PowerControl
□ 1 リア・パネルのリモート/ローカル切り替えスイッチを [LOCAL] にしてください。
電源のオン/オフは、RSS-303のフロント・パネルのパワー・スイッチで行います。
■ リモート・コントローラーの接続リモート・コントローラーには先端にツメの付いたケーブルが取り付けられています。このツメをRSS-303本体のリア・パネルにある [REMOTE CONTROLLER] 端子にネジ止めします。
□1 ケーブルの色と端子の番号を合わせてとめてください。[1] - 白(White)[2] - 黒(Black)[3] - シールド(Shield)
fig.rear-remocon
POWER CONTROL
ShieldBlack
White
24V=1A MAXClass 2 Wiring
48
RSS-303j.book 49 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
システム構成
■ 基本システムでのスピーカー配置と接続●スピーカー配置
fig.sp-1
□ 1 アンプは4チャンネル分、スピーカーは 4本用意してください。数百人程度の聴衆を対象にする場合、アンプとスピーカーは100ワット以上のものを用意してください。スピーカーはなるべく指向性の広い物を用意してください。
□2 スピーカーを設置してください。RSS-303アンビエンス・システムでは原則として4つのスピーカーを聴衆を囲むように配置します。各スピーカーは原則として聴衆の方に向くように横向きにします。
● RSS-303 とアンプ及びオルガンの接続 • 出力は RSS-303の [FRONT OUTPUT]と [REAR OUTPUT] からとります。 • オルガンの出力は [LINE INPUT] に接続します。
fig.rear-connect
□ 3 接続してください。
□4 [MIX-FRONT OUTPUT]のスイッチをオフにしてください。
□5 [SYETEMOUTPUT] から低音専用のアンプ・スピーカーに接続してください。
FRONT
REAR
ORGAN SPEAKER
WOOFER
L
L
R
R
L R
To Amplifier for Woofer
To Amplifier for REAR Speakers
To Amplifier for FRONT Speakers
MIX - FRONT OUTPUT : OFF
Organ output
49
システム構成
RSS-303j.book 50 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
fig.system-regular
LINE INPUT
FRONT OUTPUT
REAR OUTPUT
INPUTA B
INPUTA B
A B A B
LINE OUTPUT
REAR
L
L
R
R
FRONT FRONT
REAR
Regular System
Amplifier
SYSTEM OUTPUT
Woofer
50
システム構成
RSS-303j.book 51 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 簡易システムでのスピーカー配置と接続フロント専用のスピーカーを省略しオルガンのスピーカーを兼用で使います
●スピーカー配置fig.sp-2
□ 1 アンプは2チャンネル分、スピーカーは 2本用意してください。数百人程度の聴衆を対象にする場合、アンプとスピーカーは100ワット以上のものを用意してください。スピーカーは成るべく指向性の広い物を用意してください。
□2 スピーカーを設置してください。2つのスピーカーを後方の聴衆に向けて配置します。
● RSS-303 とアンプ及びオルガンの接続 • 出力は RSS-303の [SYSTEM OUTPUT] と [REAR OUTPUT]からとります。 • オルガンの出力は [LINE INPUT] に接続します。
fig.rear-connect-2
• [REAR OUTPUT] をリアのアンプに接続します。 • [SYETEM OUTPUT] をオルガン本体のメイン・アンプにミックスします。
□3 接続してください。□4 [MIX-FRONT OUTPUT]のスイッチをオンにしてください。
FRONT
REAR
L
L
R
R
ORGAN SPEAKER
To Amplifier for Organ Speakers
To Amplifier for REAR Speakers
MIX - FRONT OUTPUT : ON
Organ output
51
システム構成
RSS-303j.book 52 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
fig.system-simple
LINE INPUT
AUX INPUT
REAR OUTPUTINPUTA B
A B
LINE OUTPUT
REAR
L
L
R
R
FRONT FRONT
REAR
Simple System
SYSTEM OUTPUT
ORGAN Main&
ORGAN Main&
52
システム構成
RSS-303j.book 53 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 拡張システムでのスピーカー配置と接続ここではRSS-303を2台使用したシステムについて説明します。RSS-303はフロント/リアとも専用のスピーカーを使います。
●スピーカー配置fig.sp-3
□ 1 アンプは8チャンネル分、スピーカーは 8本用意してください。数百人程度の聴衆を対象にする場合、アンプとスピーカーは100ワット以上のものを用意してください。スピーカーは成るべく指向性の広い物を用意してください。
□2 スピーカーを設置してください。図のように聴衆を囲むように配置します。各スピーカーは原則として聴衆の方に向くように横向きにします。
● RSS-303 とアンプ及びオルガンの接続1台目の RSS-303 の [FRONT OUTPUT]と [REAR OUTPUT]をアンプへ2台目の RSS-303 の [FRONT OUTPUT]と [REAR OUTPUT]をアンプへ2台目の RSS-303の [SYSTEM OUTPUT]から 1台目RSS-303の [LINE INPUT] へオルガンの出力は2台目のRSS-303の [AUX INPUT] へ
□3 接続してください。
●MIX スイッチを設定します。□4 2台目のRSS-303 の [MIX-AUX INPUT] のスイッチをオンにしてください。□5 2台目のRSS-303 の [MIX-FRONT OUTPUT] のスイッチをオフにしてください。
●MIDI を接続します。□6 1台目のRSS-303 の [MIDI OUT]を 2台目のRSS-303 の [MIDI IN] へ接続してください。
MIDI 信号は 1台目から 2台目へ流れますが、オーディオ信号は逆に 2台目から1 台目へ流れるので、間違わないように接続してください。
● LEVEL の設定□7 2台目のRSS-303 の [LOW-FREQ. OUTPUT LEVEL] を絞りきってください。
2nd RSS-303 REAR
L R
ORGAN SPEAKER
L R
L R
2nd RSS-303 FRONT
1st RSS-303 REAR
L R
1st RSS-303 FRONT
L RWOOFER
53
システム構成
RSS-303j.book 54 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
fig.system-extended
AUX INPUT
FRONT OUTPUT REAR OUTPUT
INPUT
A B
INPUT
A B
A B A B
LINE OUTPUT
REAR
L
L
R
R
FRONT FRONT
REAR
REAR
L
L
R
R
FRONT FRONT
REAR
LINE INPUT
FRONT OUTPUT
REAR OUTPUT
INPUTA B
INPUTA B
A B A B
SYSTEM OUTPUT
Extended System
MIDI MIDI OUTMIDI IN
2nd RSS-303 1st RSS-303
Amplifier
SYSTEM OUTPUT
Woofer
54
RSS-303j.book 55 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
設置、設定、調整の手順
■ 設定の準備●最適な響きを得るためにはどうしても必要な設定があります。
□ まず23 ページの「■フィールド設定について」を読んでください。
●システムの規模を検討します。これから1台のRSS-303で残響を付加しようする場所をフィールドと呼ぶことにします。つまりフィールドは1台のRSS-303の 4 つのスピーカーで囲まれた範囲を指します。中ホールぐらいの大きさの場所では、1 台の RSS-303 で作られるフィールドが1つあれば、ほぼ全ての客席をカバーできるでしょう。それより大きな場所では2つぐらいのフィールドに分けた方がよいかもしれません。幾つに分けるかはその場所の状況により変わってきます。分けたフィールドの数だけ、RSS-303を用意します。
◯2階席が広く、1階席の上に張り出しているようなところでは、おそらく 1階と 2階の2つのフィールドに分けた方が良いでしょう。
◯例えばとても縦長の場所があるとすれば、前後 2つのフィールドに分けた方がよいでしょう。
◯極端に大きな場所では、下記の図のようにフィールドを分けることも考えられます。
●システムの構成を決定し設置と接続をします。規模に応じてシステムの構成を決めます。
◯数百人以内の聴衆に対して1つのフィールドでカバーするような場合には?「■基本システムでのスピーカー配置と接続」を見てください。 ☞ 49ページ
◯最も小さな規模でシステムを構成するには?「■簡易システムでのスピーカー配置と接続」を見てください。 ☞ 51ページ
◯2つのフィールドを設けて広いスペースをカバーするような場合には?「■拡張システムでのスピーカー配置と接続」を見てください。 ☞ 53ページ
◯ロジャース・オルガンを使ったシステムを組む場合は?
システムについての詳しい説明は「■ロジャース・オルガン問い合わせ先」までお問い合わせください。 ☞ 59ページ
●スピーカーの高さと向きについて検討します。 • スピーカーの高さは、聴衆の耳の高さより高めに設置します。 • 向きは原則として聴衆の方に向けます。
◯フィールドのもともとの響きが少ない場合には?スピーカーから出ている残響音が目立ち過ぎる場合があります。そのような場合にはスピーカーの向きを客席とは逆の壁側に向けると音の目立ち過ぎを押さえることができます。
Field 3 Field 4
Field 1 Field 2
55
設置、設定、調整の手順
RSS-303j.book 56 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
●電源をオンにして接続を確認します。◯ロジャース・オルガンと組み合わせたシステムの場合は
□ 9ページの「■電源の入れ方」を見て電源を入れてください。
◯RSS-303 単独で使用する場合は□ 9ページの「■電源の入れ方」を見て電源を入れてください。
●次に接続のチェックを行います。RSS-303には接続をチェックするためのプログラムが用意されています。このモードに入るスイッチは保護カバーの中にあります。
fig.front-setup
□ RSS-303 のフロント・パネルの左側にある保護カバーを外してください。
□ [SETUP/CHECK] ボタンを押してください。
●セットアップ・モードに入ります。fig.UI-SETUP-IDLE
□ MENUを選択します。[S4] を押してください。
●接続チェック・モードに入ります。fig.UI-SETUP-MENU
□ Check Connection を選択します。[S1] を押してください。
●接続チェックを行います。□ ここで28 ページの「■接続チェックをする」を手順通りに行ってください。
●これで接続とチェックが完了したので次にいよいよ設定に入ります。
SETUP / CHECK
56
設置、設定、調整の手順
RSS-303j.book 57 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 設定の開始●では設定を始めます。
□ 31~ 33 ページの「■フィールド設定をする」を見て手順通りに設定を行ってください。
●これで一通りの設定は終わりました。
●通常の操作モードに戻りサウンド・チェックを開始します。□ 25ページ「■セットアップの終了」の手順で通常の操作モードに戻ってください。
●ルーム・タイプを選びます。□ 16ページ「■ルーム・タイプを変更する」を見て、操作してください。
●ウォール・タイプを選びます。□ 18ページ「■ウォール・タイプを変更する」を見て、操作してください。
●オルガンを演奏して効果を確認します。
●ここで『響き』のくせをチェックします。◯もし次のようなことがある場合には?
•『響き』の高音成分が目立ってしまう。 • 低音が建物に共振して異常に大きくなっている。 • その他『響き』の音色に違和感がある。
□ 58ページ「■『響き』の音色の微調整」を見て調整を行ってください。
●『響き』の低音成分を調整します。フロント/リアのスピーカーに、それ程大きなものが使えない場合、『響き』の低音成分が十分に再生できません。このような時のために、RSS-303 には『響き』の低音成分だけを、[SYSTYEM OUTPUT]から出力することができるようになっています。これを低音専用のアンプ、スピーカーで再生することで、全体的な『響き』のバランスを調整することができます。石やレンガで作られた大聖堂では相当低い低音まで良く響きます。この低音成分はパイプオルガンの響きにとってとても重要な要素です。調整方法は46ページの「■低音出力の調整」を見てください。
●また、同様にフロント/リアのスピーカーに、それ程大きなものが使えない場合、過大な低音成分によって歪みを発生させないように、フロント/リアの出力に 100Hz のハイパス・フィルターを入れることができます。
「■設定(セットアップ)の開始」 ☞ 24ページ
「■セットアップのメニュー」 ☞ 27ページ
「■その他の設定をする」 ☞ 34ページ調整方法は42ページの「■出力のハイパス・フィルター」を見てください。
57
設置、設定、調整の手順
RSS-303j.book 58 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ 『響き』の音色の微調整●もし『響き』に良くないくせがあれば、それを取ります。
●もう一度セットアップ・モードに入ります。□ 保護カバーをはずし、[SETUP/CHECK] ボタンを押してください。
●セットアップ・モードに入ります。fig.UI-SETUP-IDLE
□ MENUを選択します。[S4] を押してください。fig.UI-SETUP-MENU
●その他の設定を行うモードに入ります。□ Audio を選びます。[S4] を押してください。
fig.UI-OTHER-Audio
□ EQを選びます。[S1] を押してください。
●パラメトリック・イコライザーで調整します。fig.UI-OTHER-EQ-Freq
□ 41 ページの「■スピーカ特性と再生場所の音響的なくせを補正」の手順に従って補正を行ってください。
58
設置、設定、調整の手順
RSS-303j.book 59 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
■ ロジャース・オルガン問い合わせ先
ローランド株式会社特機営業部 ロジャース営業課
〒101-0041東京都千代田区神田須田町2-7電話番号 03-3251-1390FAX 03-3251-5588
59
6
RSS-303j.book 60 ページ 2004年2月3日 火曜日 午後1時21分
主な仕様
RSS-303 RSS Ambience System
●規定入力レベルXLR: -25~ +4 dBu (Balance)D-SUB: -20 dBu (Un balance)
●入力インピーダンスXLR: 16k ohm (HOT-GND, COLD-GND),
32k ohm (HOT-COLD)D-SUB: 10k ohm
●規定出力レベルXLR: +4 dBu (Balance)D-SUB: -20 dBu (Un balance)
●最大出力レベルXLR: +22 dBu (Balance)D-SUB: -2 dBu (Un balance)
●出力インピーダンスXLR: 320 ohm (HOT-GND, COLD-GND),
640 ohm (HOT-COLD)D-SUB: 1.0k ohm
●コントロールFRONT PANEL:
LINE INPUT LEVELAUX INPUT LEVELLOW-FREQUENCYLOW-FREQUENCY OUTPUT LEVELLOW-FREQUENCY ROLL OFF SW
SETUP/CHECK SW
USER PROGRAM BUTTONMUTE BUTTON
ROOM TYPE BUTTONWALL TYPE BUTTONTIME BUTTONLEVEL BUTTONVALUE NOBEXIT BUTTON
REAR PANEL:POWER CONTROL SW
AUX INPUT MIX SWFRONT OUTPUT MIX SW
●ディスプレーグラフィックLCD(バックライト付き)
●接続端子XLR type:
LINE INPUTAUX INPUTFRONT OUTPUTREAR OUTPUTSYSTEM OUTPUT
DB-9 type:ORGAN INPUTCHAIN OUTPUTFRONT OUTPUTREAR OUTPUT
Screw terminal:REMOTE CONTROLLERNON-VOLTAGE MAKE/BREAK CONTACTS
MIDI:INOUT/THRU
●電源AC 100 V (50/60 Hz)
●消費電力13 W (AC 100V)
●外形寸法482 mm(幅)x 300 mm(奥行)x 88 mm(高さ)(EIA-2U ラック・マウント・タイプ)
●質量4.3 kg (本体)350 g (リモートコントローラー)
●付属品取扱説明書保証書電源コードリモートコントローラー
※ 0 dBu = 0.775 Vrms
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更されることがあります。
0
主な仕様
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この機器のMIDI 動作仕様をくわしく説明した「MIDI インプリメンテーション」(別売)があります。プログラミング等で必要なかたは、販売店に注文してください。
ファンクション...
ベーシック チャンネル
モード
ノート ナンバー
ベロシティ
アフター タッチ
ピッチ・ベンド
コントロール チェンジ
プログラム チェンジ
エクスクルーシブ
コモン
リアル タイム
その他
備考
送 信 受 信 備 考
電源ON時 設定可能
電源ON時 メッセージ 代用
:音域
ノート・オン ノート・オフ
キー別 チャンネル別
0 32
1~31 33~63 64~95
:設定可能範囲
:ソング・ポジション :ソング・セレクト :チューン
:クロック :コマンド
:オール・サウンド・オフ :リセット・オール・コントローラー :ローカルON/OFF :オール・ノート・オフ :アクティブ・センシング :システム・リセット
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○
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1~16
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◯
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Model RSS-303Date : Feb. 4, 2000
Version : 1.00MIDIインプリメンテーション・チャート
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モード 1 : オムニ・オン、ポリ モード 3 : オムニ・オフ、ポリ
O : あり X : なし
モード 2 : オムニ・オン、モノ モード 4 : オムニ・オフ、モノ
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索引
AAUX INPUT ................................................... 43, 45DD-SUBコネクター ................................................. 47FFRONT OUT ......................................................... 44FRONT OUTPUT .................................................. 45LLINE INPUT .......................................................... 43RREAR OUT ........................................................... 44SSYSTEM OUT ...................................................... 44SYSTEM OUTPUT ................................................ 45XXLRタイプ・コネクター .......................................... 8あアンビエンス .............................................. 20 ~21アンビエンス・サウンド ........................... 11, 15, 45うウォール・タイプ ....................................... 18 ~19えLCD ..................................................................... 37か拡張システム ......................................................... 53カット・オフ周波数 ............................................... 46簡易システム ......................................................... 51き基本システム ......................................................... 49けゲイン .................................................................. 41こコントラスト ......................................................... 37さ残響時間 ............................................................... 20し出力 ..................................................................... 42出力チャンネル ...................................................... 28出力レベル ............................................................ 42すスピーカー配置 ........................................ 49, 51, 53スピーカ特性 ......................................................... 41せセーブ .................................................................. 40接続 ....................................................................... 8接続チェック ......................................................... 28接続チェック・モード ............................................ 26
設定 ..................................................................... 23セットアップ・モード ..................................... 24, 58そその他の設定 ......................................................... 34て低音出力 ............................................................... 46低音成分 ........................................................ 45, 57デバイス ID ........................................................... 37と動作モード ..................................................... 10, 13に入力レベル ............................................................ 43はハイパス・フィルター ..................................... 42, 57パラメータ一 ............................................... 39 ~ 40パラメトリック・イコライザー ......................... 41, 58パワー・ディストリビューター ................................ 47バンド .................................................................. 41ひ響き ..................................................................... 58ふフィールド ............................................................ 55フロント・パネル .................................................... 7みミュート ........................................................ 11, 15む無電圧メイク/ブレーク接点 ................................... 47めメモリー・カード保護 ................................................................. 8
ゆユーザー・プログラム .............................. 10, 14, 22ユーザー・モード .................................................. 36りリア・パネル ........................................................... 7リモート・コントローラー ................................. 7, 48リモート・コントロール ......................................... 47るルーム・タイプ ........................................... 16 ~ 17ろローカル・コントロール ......................................... 48ロード .................................................................. 39ローパス・フィルター ............................................ 46ロール・オフ・カーブ ............................................ 46ロジャース・オルガン .............................................. 9
2
ビデオ関連商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランド・ビデオキャンバス・ホットライン
修理に関するお問い合わせは・・・
お問い合わせの窓口
商品をお求めの販売店か「サービスの窓口」に記載の営業所、またはサービス ステーションまでご相談ください。「サービスの窓口」は保証書に同封、もし くは封筒の裏面に記載されています。
'03. 4. 1 現在 ※上記窓口の名称、所在地、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
■ 東京 TEL (03) 3251-3429 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9789 ■ 浜松 TEL (053) 414-7530
その他の商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドお客様相談センター
■ 東京 TEL (03) 3251-6150 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9500 ■ 浜松 TEL (053) 414-7120
DTM商品の取り扱いに関するお問い合わせ先・・・ローランドDTMホットライン
■ 東京 TEL (03) 3251-5791 ■ 大阪 TEL (06) 6345-9785 ■ 浜松 TEL (053) 414-7005
<住所> 〒433-8118 静岡県浜松市高丘西4-7-19 ローランド浜松流通センター
<電話> 受付時間:午前10時~午後5時(土、日曜、祝日および弊社規定の休日を除く)
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02127145 ’04-2-3N
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。 If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an authorized Roland distributor.
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