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LCFワークフローで使用されている Rhinoモデルは株式会社日建設計よりご提供いただいてます。

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目次Rhinoceros-GDL Converter 入門 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5Rhinoceros-GDL Converter アドオンのインストール . . . . . . . . 6GSMとしてRhino モデルをインポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7LCF としてRhino モデルをインポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12Rhino 上で、モデル要素を LCFコンテナファイルとして保存 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12ARCHICAD 20上に LCFモデルを配置. . . . . . . . . . . . . . . . 15LCF Observer でインポートされたモデルの管理 . . . . . . . . . 18

ARCHICADでのRhino オブジェクト設定 . . . . . . . . . . . . . . . . 23

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Rhinoceros-GDL Converter入門

Rhinoceros-GDL Converter 入門Rhino 5用のプラグインと ARCHICAD 20用のアドオンを利用することで、Rhinoで作成されたモデルをエクスポートし、ARCHICADにインポートすることができます。

Rhinoのモデルのサイズに応じて、次の 2つのインポート方法のいずれかを選択します :

GSMインポート、小さい単一オブジェクトまたは小さいオブジェクトのグループの場合 :1. Rhino上で、モデルまたは選択した部品を 1つまたは複数の GSM形式ファ

イル (オブジェクト )として保存します。

2. ARCHICAD上で、オブジェクトを埋め込みライブラリに追加し、ARCHICAD 20 プロジェクトに配置します。

LCF インポート、大きなグループのオブジェクトを参照モデルとしてインポートする場合 :1. Rhino上で、モデルまたは選択した部品を LCF形式ファイル (ライブラリコ

ンテナ ファイル )として保存します。1つの LCFには複数の GSMオブジェクトファイルが含まれています。

2. ARCHICAD上で、LCFファイルをリンクライブラリとして追加します。

3. LCF Observerを利用して、LCFファイルから全てのオブジェクトを配置します。必要に応じて、任意に配置インスタンスを更新します。

主な利点• 形状情報のみをインポート• ARCHICAD上でオブジェクト属性とエッジスムージングの調整• LCFインポートの場合 : LCFコンテナファイルから、一度で配置またはオブ

ジェクトを全て更新

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Rhinoceros-GDL Converter アドオンのインストール

Rhinoceros-GDL Converter アドオンのインストールコンピュータ上のインストーラを起動します。インストールは 2つのプログラムから選べます :

• Rhino用 GSM-LCFエクスポート。Rhinoのモデルを .gsm形式または .lcfフォーマットのいずれかに保存 /エクスポートすることができます。

• Rhino LCF Observer 20をインストール。このアドオンは、LCFファイルで保存された Rhinoモデルをインポートする場合に必要になります。ARCHICAD上で、位置と IDを保持しつつ、LCFコンテナのオブジェクトを配置します。それらのオブジェクトのインポート /配置済みインスタンスの追跡と更新が可能です。

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GSMとして Rhinoモデルをインポート

GSMとしてRhino モデルをインポートこのワークフローを用いて、GSM形式で保存された、小さい単一オブジェクトまたは小さいオブジェクトのグループを ARCHICADにインポートします。

• Rhino上で、モデルまたは選択した部品を 1つまたは複数の GSM形式ファイル (オブジェクト )として保存します。

• ARCHICAD上で、オブジェクトを埋め込みライブラリに追加し、ARCHICAD 20 プロジェクトに配置します。

これらの手順は、以降のセクションで説明します。

Rhino 上で、モデル要素を単純GSMファイルとして保存1. エクスポートするオブジェクトを選択して下さい。

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GSMとして Rhinoモデルをインポート

2. [ファイル ]→ [保存 ]または [ファイル ]→ [選択オブジェクトをエクスポート ]を使用します。

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モデル選択の注意点 : 複雑な建築モデルをエクスポートする場合は、単一のオブジェクトとしてモデル全体をエクスポートするよりも、モデルの異なる部品 /レイヤーを選択し、複数のオブジェクトとしてエクスポートすることをお勧めします。

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GSMとして Rhinoモデルをインポート

3. エクスポートダイアログボックスが表示されます :

- ターゲットフォルダを参照および選択します- 「ARCHICAD GDLオブジェクト」 ファイルタイプ (拡張名 .gsm)を選択

します- ファイルに名前を付け、[保存 ]をクリックします

4. ポリゴンメッシュ オプションダイアログボックスが表示されます。このオブジェクトファイルのポリゴン詳細レベルを設定し、[OK]をクリックします。

これらのオプションの詳細については、Rhinoプログラムのヘルプファイルを参照してください。5. 選択された Rhinoモデルは GSMオブジェクトファイルとして、指定した

フォルダに保存されます。

6. Rhinoモデルからオブジェクトを選択 /保存し、必要な数に応じて繰り返し行います。

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GSMとして Rhinoモデルをインポート

ARCHICAD 20で GSMオブジェクトファイルを配置1. 保存された GSMオブジェクトファイルをプロジェクトの埋め込みライブラ

リに追加します。

この作業はライブラリマネージャで行います。追加コマンドを使用して、GSMを含むフォルダを参照、または GSMファイルを埋め込みライブラリにドラッグ&ドロップしてください。あるいは、単純に GSMファイルをドラッグ&ドロップします。プロジェクトに配置され、埋め込みライブラリに追加されます。

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GSMとして Rhinoモデルをインポート

2. オブジェクトツールを使用して、埋め込みライブラリ内のオブジェクトをARCHICADプロジェクトに配置します。

重要 : 個々に保存された Rhinoモデル部品の正確な位置合わせをするために、各オブジェクトを同じポイントに配置して下さい。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

LCF としてRhino モデルをインポートこのワークフローを用いて、大きなグループのオブジェクトを参照モデルとしてARCHICADにインポートします。

1. Rhino上で、モデルまたは選択した部品を LCF形式ファイル (ライブラリコンテナ ファイル )として保存します。1つの LCFには複数の GSMオブジェクトファイルが含まれています。

2. ARCHICAD上で、LCFファイルをリンクライブラリとして追加します。

3. LCF Observerを利用して、LCFファイルから全てのオブジェクトを配置します。必要に応じて、任意に配置インスタンスを更新します。

これらの手順は、以降のセクションで説明します。

Rhino 上で、モデル要素を LCFコンテナファイルとして保存1. 参照モデルとして ARCHICADにエクスポートしたいオブジェクトを選択し

て下さい。

コンセプトデザインのモデルは株式会社日建設計よりご提供いただいてます。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

2. [ファイル ]→ [保存 ]または [ファイル ]→ [選択オブジェクトをエクスポート ]を使用します。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

3. エクスポートダイアログボックスが表示されます :

- ターゲットフォルダを参照および選択します- 「ARCHICAD GDLオブジェクト ライブラリ」 ファイルタイプ (拡張名

.lcf)を選択します。- ファイルに名前を付け、[保存 ]をクリックします

4. ポリゴンメッシュ オプションダイアログボックスが表示されます。このオブジェクトファイルのポリゴン詳細レベルを設定し、[OK]をクリックします。

これらのオプションの詳細については、Rhinoプログラムのヘルプファイルを参照してください。5. 選択された Rhinoモデルは LCFオブジェクトコンテナ ファイルとして、指

定したフォルダに保存されます。

LCFファイルの構造についての詳しい情報は配置 /更新機能をご覧下さい。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

ARCHICAD 20上に LCFモデルを配置1. LCFファイルをプロジェクトのリンクされたライブラリに追加。

(この作業はライブラリマネージャで行います。追加コマンドを使用して、LCFを含むフォルダを参照、または LCFファイルをリンクされたライブラリにドラッグ&ドロップしてください。

2. [ウィンドウ ]→ [パレット ]から LCF Observerを開きます。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

コンテナの部分にはプロジェクトに追加した Rhinoベースの LCFファイルがリストされます。黄色の警告の三角形の印はファイル内のコンテンツがまだARCHICADに配置されていないことを示します。

注記 : LCFファイルが表示されていない場合は、パレットの下部にある [更新 ]ボタンをクリックして下さい。

3. 配置 /全て更新をクリックして、LCFコンテナファイルからプロジェクトにオブジェクトを追加します。ARCHICADに配置されると、オブジェクトの相対位置は、Rhinoのモデル内での位置を維持します。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

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「配置 /更新機能」も参照してください。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

オブジェクトを配置した後、LCFファイルに含まれるオブジェクトの名前と数はRhinoファイル内のものと一致していることをオブジェクトの設定で確認することができます。LCFファイルはそれらのオブジェクトを Rhinoのレイヤー構造に対応する、フォルダ構造にアレンジし、要素グループを再作成します。

LCF Observer でインポートされたモデルの管理[ウィンドウ ]→ [パレット ]から LCF Observerを開きます。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

コンテナこの部分では Rhinoモデルから生成され、ライブラリマネージャーに追加されている LCFファイルをリストします。

それぞれの LCFにステータスが示されています :

• 緑色のチェックマーク : 最新 (Rhinoの参照モデルと比較して )。• 黄色の警告マーク :

- この LCFは古く、Rhinoモデルが変更されたため、更新が必要です- この LCFのコンテンツがまだプロジェクトに配置されていません

(LCFが追加されたばかり、または LCFが再度保存 /更新されたばかりかのいずれかになります )。

コンテナ部分のステータスを更新するには、緑色の更新ボタンをクリックします。

オブジェクトこの部分はコンテナに表示されている、LCFファイルに含まれる全てのオブジェクトをステータス別にリストします。

• 最新。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

• 新規 (LCFで利用できますが、プロジェクトにまだ配置されていません )。• 修正 : これらのオブジェクトは LCFフォルダとプロジェクト両方に存在しま

すが、バージョンが異なります。注記 : LCFフォルダを更新する度に、全てのオブジェクトのステータスが「修正」に変わります。

• 削除 : LCFフォルダから無くなってしまいましたが、まだ ARCHICADプロジェクトに配置されている場合。

配置 /更新機能Rhino LCF Observerパレットから [配置 /全て更新 ]をクリックし、リストされている LCFファイルから、ステータスに応じて、全てのオブジェクトを配置または更新します。

• Rhinoモデル上で設定されている、原点に対して同じ位置に、全ての新規オブジェクトがプロジェクトに配置されます。新規に配置されたオブジェクト

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

には、プロジェクトオブジェクトのデフォルト設定と同じパラメータが使用されます。例外 : Rhinoベースの LCFから ARCHICADに配置された各オブジェクトは、"Rhino レイヤー "と呼ばれる IFCプロパティに割り当てられ、Rhinoからのオブジェクトのレイヤー名を表示します。

• 削除されたオブジェクトは ARCHICADプロジェクトから削除されます。• 修正されたオブジェクトは、LCFファイル内に存在するオブジェクトの現在

のステータス (位置、レイヤー、グループ )に基づいて更新されます。(ARCHICADで編集可能なその他のパラメータは更新されません )

いずれかのオブジェクトが編集不可能な場合 (例、ロックされている、またはチームワークで確保済み )、更新をすることができません。

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LCFとして Rhinoモデルをインポート

チームワークでの LCF Observer の使い方• LCF参照モデルをプロジェクトにリンクするには、他のリンクライブラリと

同様の権限 /確保が必要です。• チームワークで Rhino LCF Observerを使用できるようにするには、デザイ

ンツール要素の権限が必要です。• モデルを更新するには、配置済みの関連するライブラリ部品のインスタンス

を全てを確保する必要があります。- デフォルトでは、配置済みオブジェクトの確保は、プロジェクトで始め

に「配置 /全て更新」を使用したユーザーに自動的に割り当てられます。

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ARCHICADでのRhino オブジェクト設定他の ARCHICADオブジェクトと同様に、Rhinoのモデルからインポートされたオブジェクトには、そのオブジェクトの設定ダイアログボックスで利用できる調整可能なパラメータがあります :

2D表示それぞれのパラメータを利用して、 ARCHICAD上でのオブジェクト 2D表示の塗りつぶしやペンを設定します。

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ARCHICADでの Rhinoオブジェクト設定

Rhino 2Dビュー オプション• 切断タイプ : これらのオプションは、2Dビューでオブジェクトがどこで切

断されるかを定義します :

- 切断なし : 表示されるオブジェクトは切断されません (上面表示のように )。

- 平面図の範囲 : オブジェクトは ARCHICADプロジェクトの平面図の切断面設定で定義されているレベルで切断されます ([ドキュメント ]→ [平面図の切断面 ])。

- 絶対高さ : このオプションを選択すると、絶対切断高さのパラメータが表示されます。オブジェクトを切断する高さを入力してください (プロジェクト原点から計測 )。

- 相対高さ : このオプションを選択すると、相対切断高さのパラメータが表示されます。オブジェクトを切断する高さを入力してください (現在のフロアの下端から計測 )。

• 面の辺表示 /非表示 : 辺を選択、編集したい場合は表示を選択して下さい。• 境界ボックス上のホットスポット : 2Dで Rhinoオブジェクトの追加ホット

スポットを表示したい場合はオンにして下さい。例えば、カーテンウォールなどの直角オブジェクトを形成する場合に役立ちます。

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ARCHICADでの Rhinoオブジェクト設定

Rhino 3Dビュー オプション3Dのオブジェクトの外観を微調整するには、これらのチェックボックスを使用します :

• 面の辺表示 /非表示 (辺を選択、編集したい場合は表示を選択して下さい )• ホットラインの表示 /非表示 (ホットラインにスナップできます )• 滑らかな辺 : OpenGLビューでオブジェクトにシェーディング効果を有効に

するには、このオプションを使用します。

滑らかな辺 オン時 (左 )、オフ時 (右 )モデル提供者 :flyingarchitecture.com

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ARCHICADでの Rhinoオブジェクト設定

Rhino 属性デフォルトでは、Rhinoからインポートされたオブジェクトは、Rhino上と同じ材質とペンを使用します。

それらの材質やペンカラーをそれぞれ上書きするには、必要に応じて Rhinoの材質のパラメータを使用します。

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