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顧客アプリ第一主義 お客様のアプリケーション開発と導入の成功を最優先し、その実現に向けて自社のテクノロジー、従業員、アイデアを徹底的に集約するマイクロストラテジーの設計思想

優れたアプリケーションは結果主義 意思決定のスピードを高めるアプリケーション

優れたアプリケーションは永続的 “組み込まれた”時の試練に耐える分析力

優れたアプリケーションは魅力的 強力で美しく、魅力的、魅惑的な要素が混在

企業概要 1988年に創立され、米ジョージア州アトランタに本社を置く AutoTrader.comは、インターネットにおいて業界をリードする自動車広告マーケットプレイスおよび消費者向け情報Webサイトを提供している。同社では 40,000のディーラー、250,000の個人オーナーからの 400万近い自動車のリストを集約して一元管理し、この最大規模の自動車リストを毎月 1,400万の選ばれたバイヤーに提供している。複数の写真や包括的な検索機能などの革新的なマーチャンダイジング環境を通じて売り手と買い手をオンラインで結び付けることにより、同社は自動車のリサーチ、発見、広告を行うプロセスの効率を飛躍的に高めている。

AutoTrader.com （AutoTrader）の 2つの主要事業であるデジタルメディアおよびソフトウェアソリューションが小売自動車業界の変革を実現することで、ディーラーと消費者間の摩擦が軽減され、これまで以上に容易に高い信頼性と効率性で取引を行うことが可能になった。

MicroStrategyプラットフォームを活用したモバイル化で営業力強化を実現

AutoTraderの営業は約 1,000名の広告コンサルタント（AC: Advertising Consultant）で構成されており、各 ACは日常的に全米の自動車ディーラーとコミュニケーションを取っている。ACはミーティングやプレゼンテーションの準備のための情報収集に多大な時間を使用し、プリントアウトしたスプレッドシートとノート PCをツールにディーラーとのミーティングに臨んでいるが、 どれほど入念に準備をしてもディーラーから出されるすべての要求に応えることは難しい。またディーラーの質問へ回答するためにさらなる調査が必要となることも珍しくはなく、質問へ回答するためにいったんミーティングを止めてノート PCを起動し、調べるための時間が必要となる。このように必要な情報の収集に消費する時間は、そのまま ACにとって機会の損失につながっていた。

MicroStrategyをベースにした同社の iPadアプリケーション「Strategic Account Management Process (AMP)」によって、ACは必要な情報をいつでも利用できると共に、ディーラーからの質問へその場ですぐに回答できるようになったため、顧客との時間を有効に活用することが可能になった。同社シニアストラテジー シニア ディレクタのJames Tom氏はこう語る。「MicroStrategyをベースにしたアプリケーションを手にお客様とのミーティングに臨むことで、ACは適切なレポートやマップを呼び出して、弊社の広告が与えるインパクトをその場でお客様にお見せすることができます」。AMPは直観的な環境で詳細な情報を提供するだけでなく、従来はミーティング準備に費やしていた時間から ACを解放し、より多くのビジネスチャンスを獲得することに時間を有効利用できるようになる。

ディストリクトセールスマネージャの Tom Pacini氏は導入前の状況をこう説明する。「私たちは、外出先で情報にアクセスできないという問題に直面していました。ACはビジネスを進めるための情報収集に、複数のWebサイトへアクセスしたり、複数の Excelシートやレポートを確認したりしなければならず、無駄な時間を

「弊社にとってこのアプリケーションは、従来の環境を根底から覆す画期的な存在です。 おかげさまで営業スタッフはこれまで以上に容易に情報を入手し、より効果的に仕事をこなせるようになりました。MicroStrategyは、私たちがビジネスを進める環境に確実に変

化をもたらしました。」

– James Tom氏セールスストラテジー シニアディレクター

取られていました」。MicroStrategyを導入した現在、同社の ACは必要なすべての情報を iPadで確認できるようになったため、生産性が向上し、顧客とのコミュニケーションの質も高まった。

同社の ACにとって iPadはなくてはならないツールとなっている。例えば、顧客の詳細情報にアクセスしてその月の傾向や業績などをチェックできるだけでなく、インターネットに接続されているかどうかと言った情報を確認することが可能だ。

MicroStrategyプラットフォームによるモバイル化AutoTraderのエンタープライズデータおよびシェアードサービスシニア ディレクタ、Scott Salter氏は、MicroStrategyについてこう語る。「弊社は長年にわたりデスクトップ環境で MicroStrategyを利用してきましたが、調査の結果、MicroStrategyはモバイルの分野においても最先端であるということが分かり、モバイル化も MicroStrategyで進めることを決定しました。弊社の数多くのモバイル環境で仕事をしている営業スタッフへのレポート配信にはスプレッドシートや共有ドライブなどを使用していましたが、彼らにリアルタイムのデータを提供することが必要でした。このようなニーズへの答え、それがMicroStrategy プラットフォームで構築したモバイルアプリケーションでした。パイロットアプリケーションの構築は 6週間足らずで完了し、その後 3か月をかけて営業環境全体にリリースしました。その結果、現場からは非常に多くの喜びの声が上がってきており、外出先でどこにいてもレポートを受け取ったりインタラクティブに操作したりすることが可能になりました。」

ROI（費用対効果）Scott Salter氏はこう語る。「MicroStrategyによって実現可能になった、このプラットフォームの価値として評価している要素の 1つがお客様（ディーラーと営業）による利用状況で、プラットフォームの利用によって 1週間あたりのリクエストの数が従来の 4,500件から 175,000件へと 40倍に増加しました。これは非常に大きな成功ですが、MicroStrategyはその大きな部分を占めています」。MicroStrategyプラットフォームは AutoTrader社内の営業にも大好評だ。評価する声の中で最も多いのが、このアプリケーション（AMP）によって時間が節約され、よりプロフェッショナルで洗練された姿として顧客の目に映るようになったということだ。また顧客からのどのような質問へも即座に回答できるようになった。

今後のモバイル化に向けた開発Scott Salter氏によれば同社が利用するアプリケーションはこの 1アプリケーションに止まらず、現在複数のアプリケーションの導入を進めていると言う。たとえば現在同社の顧客はデスクトップ以外から自分のデータへアクセスできないが、新しいアプリケーションではモバイルデバイスからのデータアクセスを実現する予定だ。また外回りの営業スタッフによる広告スペースの販売を支援するプロジェクトも進行中で、営業スタッフはこのアプリケーションによって iPad上で顧客へのプレゼンテーションを進めながら広告スペースの可用性を確認し、MicroStrategyトランザクションサービスを使用して予約することが可能になる。さらに、営業プロセス全体を俯瞰的に検証して合理化できる部分を浮き彫りにする「Speed」(Sales Process Enablement and Efficiently Discovery) という別のアプリケーションも開発中だ。

セールスストラテジーのシニア ディレクタ、James Tom氏はこう語る。「このアプリケーションによって弊社の環境は根本から変革され、非常に容易に情報を獲得できるようになっただけでなく、仕事を進める環境自体が大きく変わりました」。

お客様事例 : 自動車

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企業概要 米ノースカロライナ州シャーロットに本社を置く Sonic Automotiveは Fortune 500企業の 1社で、自動車小売業における全米最大手の一角を担っている。1997年にディーラー 5社で設立された同社は、現在全米 15州に 100を超えるフランチャイズディーラーと 20の修理センターを展開し、30ブランドの自動車および軽

トラックを販売している。

モバイルへのニーズ

日々の業績を追跡管理する評価基準情報へモバイルプラットフォームを通じて、24時間年中無休でアクセスできる環境を役員と管理者層へ確実に提供したいと考えた同社は、モバイル化実現のため Appleのモバイルテクノロジーへ多額の投資を行い、経営陣、各地域の管理者層、ディーラー管理者層に iPadと iPhoneを配布した。2010年 3月、同社はビジネスプロセスをサポートすると共に、モバイルビジネスインテリジェンス（BI）とレポーティングを管理者層に提供するプラットフォームを実現するためのモバイルアプリケーションの開発を支援するパートナー候補の選定を開始した。

モバイル BIソリューションとして MicroStrategyの導入を決定

2010年 3月、モバイルアプリケーションがもたらすメリットを検証するために、CIO（最高情報責任者）である Heath Byrd氏をはじめとする同社役員複数名が米カリフォルニア州クパチーノの Apple本社を訪れ、説明を受けた。Sonic向けの最初のモバイルアプリケーション 構想では、モバイルレポーティングとビジネス インテリジェンスに対する同社のビジョンを実現する、予測と反復利用が可能でサステナビリティを兼ね備えたプラットフォームを提供するレポーティングツールを定義した。

他のベンダーが行ったパイロットは失敗に終わり、最終的に行き着いたのが MicroStrategyだった。MicroStrategyはプロジェクトに参加し、Sonic向けに短期的なコンサルティングの集中プログラム「Mobile QuickStrike」を実施したが、これが Sonic全体を網羅した堅牢なモバイル BI構想の最初のステップとなった。MicroStrategyは、以前のベンダーのレポートを上回る高品質のレポートを生成し、そして Sonic向けのまったく新しい iPadアプリケーションを構築した。今日、同社はモバイルレポーティングソリューションとMicrosoftの BIツールを MicroStrategyに切り替えて活用している。

「弊社にとって、モバイル性とビジネスインテリジェンスの 2つは最も重要な戦略要素です。役員および各地域の管理者は、ディーラーからディーラーへ、常にモバイル環境にありますが、このアプリケーションのおかげでビジネスを前へ進めるために必要なデータをいつでも利

用することができます。」

– Heath Byrd氏Sonic Automotive社 バイスプレジデント兼 CIO（最高情報責任者）

総合的で直観的な iPadアプリケーション

Sonic向けに構築した iPadアプリケーションでは、社内の営業、サービス、F&I の各部門のビジネスパフォーマンスに加え、社外の市場データまでを網羅した全体像に重点が置かれており、すでに同社トップの経営陣を含む複数のユーザが毎日利用し、Sonicに属する自動車ディーラーの業績に目を光らせている。

同社役員およびリージョナルバイスプレジデントは、この新しい iPadアプリケーションで全米 26の都市部市場を網羅した 100以上のディーラーの毎日の営業実績を評価している。オペレーションのバイスプレジデント、CFO（最高財務責任者）、CIO（最高情報責任者）、シニアバイスプレジデント／コントローラ、コーポレートアカウンティングのバイスプレジデントをはじめとする経営陣は、このアプリケーションを活用して今後の予測と過去数ヶ月分の数値に対して、日々の運用費と過去 1ヶ月間の結果を比較して分析している。

新しい iPadアプリケーションは自動車のブランド、製品カテゴリ、地理別の営業の効果に対する知見と共に各ディーラーのスコアカードを提供して、同社の事業戦略に対する各ディーラーのコンプライアンス（遵守状況）に関する情報を提供する。

同社役員およびびリージョナルバイスプレジデントは、この iPadアプリケーションで月次の財務状況を検証し、各ディーラーの担当地域内の他のディーラーの実績との比較分析を実行している。また、データを手作業で分析する必要がなくなり、スプレッドシートの分厚いバインダーが不要になっただけでなく、時間も大幅に節約できるようになった。

エンタープライズビジネスインテリジェンスディレクタの Richard Hanks氏は、「MicroStrategyを基盤に構築した新しい iPadアプリケーションの優れたパフォーマンスと利便性には驚かされました」と語る。

さらに同氏は、「このユーザフレンドリーな iPadアプリケーションによって、弊社の役員とディーラーの管理者層は時間を大幅に節約できるようになった一方、日々のビジネスに対して価値ある知見を獲得できるようになりました。アプリケーションの構築に要した期間は驚くほど短く、その展開もほんの数週間で完了しました」と述べている。

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お客様事例 : 自動車

企業概要 ポルトガルの首都リスボンに本社を置く Banco Espírito Santo (BES) は同国最大の銀行だ。同行の歴史は、19世紀後半に外国為替事業を確立した Jose Maria de Espírito Santo Silva の時代にまで遡る。同行の正式な設立は 1920年 3月で、その後急成長を遂げて現在は従業員 10,000名近くを擁し、4大陸 24か国で事業を展開している。ポルトガル国内においては 479か所の拠点を展開する同国最大の金融グループで、ポルトガル国内銀行としては Standard and Poor’ sおよびMoody’ sに最高ランクに位置付けられ、収益も 23億 2,000

万と 国内最高を誇る（2010年）。

モバイルへのニーズ 数多くの企業の差押えや倒産を引き起こした欧州金融危機を背景に、BESは数多くの不動産取得に乗り出した。同行にとってこれらは新しい資産となるもので、新規取得した不動産を管理して、新しい財産を市場へ展開するためのこれまでとは異なる革新的な手段を必要としていた。MicroStrategyのモバイルアプリケーションプラットフォームの導入前、フィールドセールスマネージャはノート PC上で写真や不動産の詳細情報を異なるアプリケーションで開かなければならず、また収益の上限や手数料をスプレッドシートで確認するために、さらに別のアプリケーションを起動しなければならなかった。そこで同行は、新たに取得した不動産資産を一元化された環境でワークフロー形式によって管理するためのモバイルアプリケーションを、

MicroStrategyのモバイルアプリケーションプラットフォームをベースに構築した。

トランザクション サービス アプリケーション BESは MicroStrategyとコラボレーションを通して、マネージャによる不動産資産のモニタリングを支援するトランザクションサービスアプリケーションを開発した。同行はこのアプリケーションを入手可能な不動産情報の分析のための BIツールとしてだけではなく、新しい情報を取得して情報とトランザクションを新たに生成し、新しい不動産事業に対する現場のニーズに応えるためのツールとしても活用している。必要なすべての情報へモバイルタブレットからアクセスできるようになったことで、エンドユーザは情報の入手に際して

マネージャへ依存する必要がなくなった。

このアプリケーションのメイン画面には様々なコンポーネントが表示されるが、主要コンポーネントにはポートフォリオ セクション、連絡先セクション、訪問および交渉のスケジューリングのためのトピック、ポートフォリオ ワークフロー管理セクション、ToDoリストとダッシュボードなどがある。トランザクションサー

「このアプリケーションのおかげで、エンドユーザはオフィスに縛られることがなくなりました。利用できる情報を分析するBIツールとしてだけではなく、情報とインタラクティブにやり取りをしながら新しい情報やトランザクションを作成してビジネスを推進するためにアプリケーションを活用できるようになりました。MicroStrategyは、BIアプリケーションの使い方についてまったく新しい環境を実

現しました。」

– Pedro Alburquerque氏インフォメーションマネジメント部門イノベーション &アーキテクチャマネージャ

ビスの部分では、ユーザは新しい契約の作成、個人トピックのタスクの作成とスケジュール設定、ミーティングの状況に関するフィードバック、上司の承認を得るための提案の提供などを実行できる。何よりも重要なことは、エンドユーザのモバイル化が実現され、マネージャは外出先で取引を完了できるため手間とコストが節約される点だ。たとえばアプリケーションの写真ウィジェットでは、モバイル タブレット画面で不動産の詳細とその写真を確認することができる。

アプリケーション開発プロセス 財務・会計部分により重点を置く必要があることから、従来の不動産アプリケーションでは BESのニーズを満たすことができなかった。新しいアプリケーションはまず機能検証（POC：proof of concept）として利用開始し、次にアプリケーション使用環境の青写真を描いて細かい部分や必要なフィールドを埋めていった。12週間の開発期間を経て、営業マネージャによる現場での販売を可能にするツールが実現した。BESのインフォメーションマネジメントを統括する Artur de Oliveira Guterres氏はこう語る。「このアプリケーションは、使い始めた初日から投資効果を発揮してくれました」。

今後のプラン BESはこれからも既存のアプリケーションへ機能を付加し、より多くの情報駆動型のアプリケーションを構築していく予定だ。今回構築したトランザクションサービスアプリケーションの次のフェーズでは、リージョナルマネージャが自分自身で写真を撮り、個々の資産について潜在的な問題を明確化できるようにする。モバイルタブレットで撮影し、問題部分の写真は（たとえば壊れている鍵など）、コールセンターへ送信する。コールセンターは、問題解決のリクエストと共にこの写真を担当のマネージャへ転送する。他にも BESは撮影した写真を適切な不動産と自動的にリンクさせる写真ウィジェットアプリケーションも

開発する予定だ。

お客様事例 : 銀行

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企業概要 Ceva Santé Animale はペット、家畜、家禽向けの薬の研究開発、製造、販売を行っている世界的な動物用医薬品の製薬会社だ。1999年に創立された同社は、この5年間世界で最も急成長している動物用医薬品メーカー トップ 3の 1社に数えられ、世界第 9位の規模を誇る世界的なアニマルヘルスグループとなっている。現在、

同社は世界 43か国の拠点、2,543名の従業員を通じて 100社を超える顧客と取引を行っている。

モバイルへのニーズ 同社の営業スタッフは動物病院を訪問して動物用医薬品とワクチンの販促を行っているが、営業効率を高めるための革新的なツールを必要としていた。営業スタッフにとって、オンラインツール 1つのみではソリューションとしての役割を果たすことができず、これまでに導入してきたツールは扱いづらく使いにくかった。MicroStrategyモバイル プラットフォームを導入した同社は、iPadやモバイル タブレットで実行する CRM向けのフロントエンドを構築することを決定した。

モバイル アプリケーションを構築 売上の数値を最も重視する同社は、すべての営業テリトリーで業績が順調に進む環境を整える必要があった。同社の営業および CRMアプリケーションは、顧客との商談を成功へ導くために必要なすべての情報を提供する他、分単位で最新の営業データを使いやすく分かりやすい形式で提供する。

このアプリケーションの営業画面では、営業データを様々な方法で並べ替えて出力する。また顧客画面では顧客のマップが表示されるだけでなく、ユーザは描画ツールを使用して指定の地域のすべての顧客を表示させて各社を比較分析することが可能だ。この画面では、顧客の売上データを 2種類または 3種類の異なるグラフィック形式で表示させることもできる。さらに、既存の CRMシステムと統合されているので、ユーザは営業活動やミーティングに関するメモを入力することも可能だ。

MicroStrategyのモバイルプラットフォームを導入するまで、営業スタッフは売上のデータやトレンドなどを分析することができなかった。たとえば、顧客が支払った 20,000米ドルが 6か月分のワクチン代金なのか 6年分のワクチン代金なのかということすら分からない状況だったが、この新しいアプリケーションによってトレンドを確認し、顧客の動向への理解を深め、そして、顧客の過去の行動と今後の動きに基づいて営業サイク

ルを判断できるようになった。

カレンダー画面では前月の活動を振り返り、どこに時間を使ったのかを確認することができる。米国のワシン

「MicroStrategy のアプリケーションのおかげで、いつでも必要な情報へ即座にアクセスできるようになりました。基本的な情報を抽出することさえ面倒で難しかったこれまでのツールを考えると、誰もがMicroStrategyのアプリケーションを気に入るでしょう。私は宣伝するつもりなどないし、MicroStrategyのチアリーダーをするわけではありませんが、本当に誰でもこのアプリケーションを気に入るでしょう。私

がそうでした。」

– Joshua Pickell氏米ワシントン D.C.およびヴァージニア州テリトリーマネージャ

トン D.C.とヴァージニア州のテリトリーマネージャである Joshua Pickell氏は、同社の営業スタッフは「最も有意義なポイントに時間を使うことができるようになりました。MicroStrategyによって、このような時間への投資が最も高い収益となって返ってくるのかを非常に明確に知ることができるようになり

ました」と語っている。

このアプリケーションで最も重要な機能の 1つがオフライン機能で、この機能によってインターネット接続の有無に関係なく、ユーザは最新の営業データへ

アクセスすることができる。

アプリケーションが提供する情報をベースにしたビジネスの意思決定は、顧客にも価値をもたらすと Picknell氏は語る。「当然、お客様は支払った対価から最大限の投資効果を獲得できれば満足してくれます。私たちは、お客様に可能な限り高い価値を提供できる営業のプロフェッショナルでありたいと考えています。獣医師の皆様の過去の行動と実績に沿った形で精度の高い役立つ提案をすることができれば、私たちは高い価値を提供し、お客様は私たちから製品を

購入し続けることに満足していただけるでしょう。」

モバイルアプリケーションの開発プロセス 3年前、Cevaの CIO（最高情報責任者）である François Tricot氏は当時導入していたビジネステクノロジーのアップグレードを決定し、MicroStrategy、Cognos、Business Objectsをはじめとする複数のベンダーの機能検証を経て、最終的に MicroStrategyを選択した。VPN（仮想プライベート ネットワーク）なしに 1つのデバイスですべてをサポートできるテクノロジーを導入し、ユーザのデータニーズに基づいてフィルタリングを実行し、レポートを作成できるアプリケーションを構築する IT戦略を採用していた同社にとって、MicroStrategyは最適なソリューションだった。

Tricot氏はこう振り返る。「MicroStrategyとそのメタデータおよびセキュリティモデルは、他のどのソフトウェアよりも大幅に優れていると評価しました。クラウドソフトウェアを活用し、ユーザのエンパワメントを実現するMicroStrategyは、文句なしに No.1でした。」 当初、モバイルアプリケーションを構築する予定はなかったが、導入後しばらくしてから MicroStrategyのモバ

イルアプリケーションプラットフォームの存在を知った同社は、既存の CRMにアクセスし、オフライン環境でも営業の重要な情報とデータを更新し保存

することができるアプリケーションを導入することにした。

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お客様事例 : 製薬

企業概要 世界 90か国に GUESSおよび GUESS Accessoryの小売 1,421店舗を展開している GUESS?は、世界で最も広く知られているアパレル企業の 1社だ。革新的なスタイルで知られる GUESSは、ファッション性を前面に押

し出したアパレル、ハンドバッグ、時計、靴をはじめとする幅広い製品で世界を着飾っている。

流行に敏感な "初期採用者 "であることの大切さ 2008年初めに、同社の BIチームはモバイル環境で仕事に従事する従業員が携帯している RIM BlackBerryデバイスへタイムリーに情報を提供することで彼らをサポートすると共に、本社の経営陣と役員および各地域の

責任者がどこにいても重要な情報を受け取ることができる環境を確立したいと考えていた。

このようなニーズを背景に、同社はMicroStrategyを導入し、エンドユーザのスマートフォンにビジネス情報を提供するモバイルビジネスインテリジェンス構想を推進することを決定した。これによってモバイル環境で仕事に従事する従業員は、使いづらい Excelスプレッドシートの代わりに BlackBerryデバイスで PDF文書を開き、ビジネスの状況を迅速に確認して営業と収益の獲得を実現する意思決定をその場で行うことが可能になっ

た。しかし GUESSはここで止まることなく、このようにして得られた知見を iPadにまで広げることにした。

チャンスを獲得すること 2010年、GUESSは MicroStrategy Mobileを導入し、役員、デザイナー、小売店舗が営業実績を分析できる iPadアプリケーションを開発した。この iPadアプリケーションによって、同社のユーザは BlackBerryやMicroStrategy Webを通じて従来実行してきた分析よりもさらに幅広い分析を実行することが可能になった。

今日、役員、小売店舗、リージョナルディレクタ、ビジュアルマーチャンダイザ、バイヤー、プランナーを含め、GUESSユーザは 1つに統合された使いやすいアプリケーションの 13のダッシュボードを通じて、広く普及しているセールス トレンドを確認している。例えば、ロサンゼルス本社の役員は、地域別の営業実績の要約情報（米国内の店舗 vs. カナダの店舗など）や利益率（増加しているのか減少しているのか）、トレンド情報の確認や問題解決に活用している。ビジネス インテリジェンス ディレクタの Bruce Yen氏はこう語る。「私たちはモバイルテクノロジーを初期採用しており、2010年には使いやすく、生産性を向上させるツールを役員へ提供することでもたらされるビジネスバリューを実現しています。iPadは、意志決定者が必要な情報へ簡単にアクセスできるだけでなく、その情報を積極的に使用したいと思う環境を提供してくれます。」

「私たちは、まったく新しい視点でビジネスを見ることが可能になりました。次のステップ は、役 員 に MicroStrategy Mobileを展開することで、実際のアクションにつながる、アクセスのしやすい視覚的で高品

質な情報を配布することです。」

– Bruce Yen氏ビジネス インテリジェンスディレクタ

1つのアプリケーションが複数のビジネス ワークフローを提供 GUESSは小売と営業の両方を通じ、データへアクセスするための様々なウィンドウを iPadユーザに提供している。アクセスするユーザに合わせ、アプリケーションはハイレベルな視点からのデータビューと詳細なビューの両方を

提供する。

たとえば役員は数回ほどスワイプとタップするだけで、ビジネスの状況に関する概要情報へ迅速にアクセスでき、ビジネスに関するグラフとチャートに加え、全社レベルや店舗レベルへのドリルダウンで週次、月次、年次の売上を確

認することも可能だ。

店舗営業のスタッフも様々な方法でアプリケーションへアクセスしてデータを閲覧できる。複数の詳細レベルで売れ筋商品を参照し、指定の店舗の情報へドリルダウンすることやマップ上での在庫情報や売上情報の確認、またスタイルからサイズ レベルまでの詳細情報について 4か月間にわたる履歴情報を参照することなどが可能だ。このように、あらゆるスタイルに関する情報や売れ筋商品の情報を手にミーティングへ臨むことで、店舗営業スタッフは最新トレン

ドをベースに、豊富な情報を背景にした意思決定を迅速に行うことができる。

店舗営業のスタッフは、移動中や自宅、何よりも店舗を訪問した際にこれらの情報を分析できるだけでなく、実際に店舗を訪問する前にバーチャルストアを実行し、商品ミックスやカテゴリ別の営業浸透度、セールストレンドおよびベストセラーなどの情報を、非常に具体的なカテゴリレベルまで確認することが可能だ。各スタイルの売上を別の店舗の売上と比較分析することもできる。さらに店舗訪問時に、今最も売れているスタイルを過去に売れたスタイルと比較する等、スタイル情報を呼び出してその販売履歴を閲覧することな

どができる。

Bruce Yen氏は、「ベストセラーに関する情報に加え、財務および営業に関する分かりやすい情報を利用できるため、誰もが何がビジネスを動かしていて、ど

うすれば成長を促すことができるかを理解できます」と、その効果を語る。

ハイファッションにマッチしたモバイル BI GUESSの社風は、デザインを非常に重視したユニークなものだ。新しいテクノロジーを導入する場合でさえもこの姿勢は変わらず、たとえば iPadの画面にはファッション先行型の社風を反映させる必要があると Yen氏は考えている。デザイン部門の一部のスタッフはグリッドとチャートを使用していないため、グラフィックデザイナーは MicroStrategy Mobileのコンサルタントと連携し、一般的に同社従業員が利用する画面へよりビジュアル的な要素を取

り込むようにした。

アプリケーションの本稼働開始後、ユーザからのフィードバックは非常に大きく前向きなものであったと Yen氏は振り返る。「“この iPadアプリケーションはすごい。もっとありませんか ?” や “信じられないほど使いやすい” といったコメントが数多く寄せられました。」 このアプリケーションによって、同社の役員は会議室のミーティングで日々の意思決定を容易に行えるようになり、デザイナーは自分のデザインをチェックし、また店舗営業のスタッフおよ

びプランナーは店舗の業績を分析することが可能になった。

一貫性を持ったデザイン、また導入の全体的な結果に満足している Yen氏は、同社のオンサイトチームと MicroStrategy のプロフェッショナルサービスの支援の賜物であると考えている。

「私たちは、まったく新しい視点でビジネスを見ることが可能になりました。次のステップは、役員に MicroStrategy Mobileを展開することで、実際のアクションにつながる、アクセスのしやすい視覚的で高品質な情報を配布する

ことです。」

お客様事例 : 小売

企業概要 保険、年金、従業員福利厚生プログラムの分野をリードする世界的な保険企業である MetLifeは、世界 50か国以上で 9,000万の顧客にサービスを提供している。子会社および関連会社を通じ、同社は米国、日本、中南

米、アジア太平洋、欧州、中東で市場を主導するリーダーとしての位置付けを確保している。

アプリケーションの概要 営業の効果を最大限に高め、顧客との緊密な関係を促進することを目的に、オペレーションズ担当バイスプレ

ジデント、Rashid Ismail氏は iPadおよびモバイル BIの展開を推進している。

同氏はこう語る。「弊社では、社内と社外両方のモバイル戦略で構成された複数年のテクノロジーロードマップを始めました。この戦略の最前線を行くのが MicroStrategy Mobileを基盤にした iPadおよびモバイル ビジネスインテリジェンスで、すでに弊社のビジネスの飛躍的な向上を実現しています。」

2011年 5月に新しい iPadアプリケーションを使い始めて以来、150名の年金ホールセール担当者の販売実績は増加し、契約までに要する期間が短縮された。現在、ホールセラーは強力なセールスツールを手に MetLifeの 1億円ブローカーと打ち合わせることが可能になった。

年金担当者は iPadアプリケーションを起動し、ブローカーのブック・オブ・ビジネス（保険契約の総量）を表示させ、MetLifeの年金商品のパフォーマンスについての話し合いをすぐに始めることができる。ホールセラーは顧客の人口統計特性や商品、地域などにわたる実績を分析しながら、ブローカーと交渉しているその場で状況に沿った最適な販売情報を閲覧することが可能だ。個々の市場において営業する上で最適な商品など、

先回り的な提案を行う上でこれらの情報は重要な役割を果たす。

MicroStrategy Mobileを基盤に構築されたアプリケーションは、同社にとって非常に大きな差別化要因となっている。ホールセラーは販売の詳細情報を活用しながらパフォーマンスを向上させ、MetLife は競合環境において他社に先んじることが可能になった。ブローカーと MetLifeホールセラーの交渉時、担当者は iPadで最新の売上データと商品の実績データを確認しながら話を進めることができる。このようなアプリケーションの即時性は大きなメリットの 1つだが、詳細な分析能力こそがブローカーとの契約に結び付く重要な役割を果たしている。

MetLife がモバイル化を進める理由 厳しさを増している保険業界において、営業担当者が契約を取り、企業が多額の投資から優れた ROI（費用対

「弊社では、社内と社外両方のモバイル戦略で構成された複数年のテクノロジー ロードマップを始めました。この戦略の最前線を行くのがMicroStrategy Mobileを基盤にした iPadおよびモバイル ビジネス インテリジェンスで、すでに弊社のビジネスの飛躍的な向上を実現して

います。」

– Rashid Ismail氏オペレーションズ担当バイスプレジデント

効果）を獲得することは難しくなってきている。従来、ホールセラーは最大のROIを発揮する商品を選び出し、営業の効果を最大限に引き出すことに多大な努力を払ってきた。一方で、役員は数百の幅広いホールセラー、数万数十万のエージェントとの関係で問題点をピンポイントに明らかにし対応していかなけ

ればならない。MetLifeでは、新しい iPad アプリケーションがすべてを変えた。

ノート PCを iPadに MetLifeではノート PCから iPadへの切り替えが急速に進んだが、これには理由がある。同社の年金ホールセラーの大部分は可動性、使いやすさ、また高いプレゼンテーションの品質から、すでにノート PCから iPadへの切り替えを済ませていた。これらのホールセラーを管理するディビジョンセールス マネージャの多くも、ノート PCから iPadへの切り替えを済ませている。1週間のほとんどをオフィスの外で過ごしているこれらのマネージャにとって、ホールセラーの商品販売実績や浸透度といった情報を確認する度にノート PCの電源を入れて起動している時間はない。今はMetLifeの iPad アプリケーションによって、ほんの数秒で情報を確認して営業担当者のパフォーマンスを評価することができる。ノート

PCを使ったことのないシニアマネージャでさえも、毎日 iPadを使用している。

フィードバック マネージャおよび年金ホールセラーの間で iPadアプリケーションは大好評を博し、非常に価値ある営業管理ツールとなっている。このアプリケーションによってホールセラーは適切なブローカーを明らかにし、商談を短期間で契約へ結び付け、顧客とやり取りするその場で最適なデータを共有して、顧客との関

係強化を実現している。

今後のアプリケーション開発 MetLifeにおける iPadおよびモバイル BIの急速な普及はすでに大きな価値を発揮しているが、営業担当者およびマネージャ向けの iPadアプリケーションは、ほんの始まりに過ぎない。たとえばオペレーションズ担当バイスプレジデントの Rashid Ismail氏の場合、間もなく同氏独自のオペレーションズダッシュボードの iPadアプリケーションが、日々のビジネスワークフローの一部として

活躍する予定だ。また同社では、営業部門のマネージャおよびサービス部門のマネージャがビジネスをリアルタイムに管理し、先回り的に対応することを可能にするアプリケーションを 2012年の後半にかけて展開する予定になっている。これからも、同社はさらに画期的なアプリケーションを構築し、モバイルビジネス インテリジェンスがもたらすあらゆるメリットを活用していくだろう。

お客様事例 : 保険

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企業概要 1978年米テキサス州ダラスに最初の店舗をオープンした The Container Storeは、倉庫と組織作りに全力を傾けてきた。現在同社は全米に 60店舗を構え、2013年の売上予測は約 7億 6,600万米ドルに上り、2桁台の年間成長率で推移している。同社が在庫している商品は 10,000を超え、毎年 2,000近くの新商品が加わっている。共同創立者で CEO（最高経営責任者）の Kip Tindell氏は、近年の景気後退局面にも関わらず解雇や店舗の閉鎖などが一切ない安心できる職場を提供していることに誇りを持っている。

The Container Storeは従業員が最初に訪れる企業として、業界平均を大きく上回る報酬を提供している。このような哲学が、有能で献身的な人材を引き付けると共に、高い維持率につながっている。このように従業員に手厚く接することがそのまま顧客への手厚いサービスにつながり、高い信頼性と満足感を生み出すと同社は確信している。このような環境は仕入先とコミュニティパートナー、またもちろん株主に大きなメリットをもたらす。米 Fortune誌の「100 Best Companies to Work For 」（最も働きがいのある会社ベスト 100）において、The Container Storeは 14年間連続でランクインしており、うち 2回は No.1に輝いている。

アプリケーション「The Score」同社はビジネスに対する完全な可視性というアイデアを反映させ、CEOが主導する形で導入したアプリケーション「The Score」を展開している。このアプリケーションのテーマ、それは「チームの全員がスコアを知らなければ勝つことはできない」ということだ。コンセプトから本稼働まで数か月で実現した「The Score」は、ハイレベルな営業の要約、給与の実績、会社の売上、店舗の売上、フラッシュセールなどの情報、またトレンド レポートを 3か月、6か月、12か月の期間で提供する。

The Container Storeと MicroStrategyのパートナー関係は 15年以上に渡る。最初は小売、購買、財務に重点を置いたグリッドとグラフのレポーティングから始まり、つい最近までは限られた量のダッシュボードレポートのみを作成していたが、プロモーション セールス レポートに対する購買部門のニーズに応えるため、同社は MicroStrategy Mobile QuickStrikeの利用を決めた。QuickStrikeによって MicroStrategyプラットフォームの性能を実感し、ダッシュボードをモバイルデバイスへと拡張した。同社は電子メールとスプレッドシートからモバイルデバイスへのレポーティングの大規模なシフトを進め、最終的に店舗の管理者層へのアクションにつながる一貫してタイムリーなレポーティング環境が実現された。同社のソートリーダーたちもこの環境を高く評価した。

「モバイル化に向けて動き始めたのはわずか 12か月前のことでした。マイアミで開催された 'MicroStrategy World' に参加し、会場から空港へ向かう途中で、私たちはデスクトップからモバイルへのレポーティングのシフトを実現しようと話し合いました。もうデスクトップ用のアプリケーションの開発はやめて、モバイルで行こうと誓い

合ったのです。」

– John Trailkill氏ストアメトリックス、システム、カスタマーサポート及びビジネスデベロプメント担当バイスプレジデント

モバイル化成功の秘訣The Container Store におけるモバイル化の成功の鍵、それは適切なすべての関係者が一堂に会し、エンドユーザを念頭にアプリケーションの範囲を定義したことだった。同社では、すべての重要なイニシアチブに「whole brained approach」（全脳アプローチ）と呼ばれるアプローチを採用している。このアプローチに基づき、同社はすべてのビジネス ユニットとの話し合いを通じてKPI（重要業績評価指標）を定義し、アプリケーションの外観、操作環境、フローのコンセプトを決定するストーリーボードを作り上げた。このコンセプトをベースに、現実的で実現可能な目標を設定したロードマップ（行程表）を作成し、最終的に 14のダッシュボードを含めたユーザフレンドリで卓越した操作環境で高品質で豊富な情報を提供するアプリケーションが完成した。簡単に言

えば、同社は「最終地点」を明確に頭に描きながら作業を進めたのだ。

また、MicroStrategyプラットフォームによって同社は初めて給与に関する情報を提供できるようになっただけでなく、アクションに直結する情報を提供することで最新のトレンドと予測分析の結果に基づいてスケジュールを最適化することが可能になった。現在、同社は顧客とのやり取りを行う給与時間に対して給与時間あたりの売上を比較できるようになり、従業員の時間をより効率的

に管理している。

モバイルの未来同社経営陣は店舗レポートから分かるギャップを、改善と革新の非常に大きな機会であると捉えている。今後同社は「The Score」を拡張し、店舗生産性、キャンペーン実績、販売実績、業績低下および一般的な損失レポート、従業員ランク、店舗内アラート、店舗部門販売実績、カスタムデザインセンター /ELFAパフォーマンスモジュール、店舗業務モジュール、在庫管理を導入していくと共に、現場スタッフの生産性をさらに高めるためのトランザクションサービスも

提供する予定だ。

お客様事例 : 小売

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企業概要 1980年に米テキサス州オースチンで創立されたWhole Foods Marketは、自然食品と有機食品における全米トップの小売企業だ。米国初の認定有機食品取扱業者（National Certified Organic Grocer）に認められた同社は、Health誌において「America’ s Healthiest Grocery Store」（全米で最もヘルシーな食料品店）と評されている。60,000近い数のスタッフを擁する同社は、Fortune誌の「100 Best Companies to Work For 」（最も働きがいのある会社ベスト 100）に 14年間連続でランクインしている。同社の売上は 90億米ドルを超え

（2011会計年度）、現在全米、カナダ、英国に 300以上の店舗を展開している。

重要な店舗 KPIをマネージャの手に 日々の店舗管理作業は容易なことではなく、スピードが求められることも多い。このような状況で、顧客へのサービスと業務のパフォーマンスを第一に進めていかなければならない。各店舗のチームリーダー（STL： Store Team Leader）にとって、店舗全体のパフォーマンスと同時に個々の部門のパフォーマンスに目を光らせることは欠かせない。売上や業務の情報をいつどこにいても確認できる環境は、もはやぜいたくなどではなく、必要不可欠な環境だ。

リテール レポーティングのシニアチームリーダーの Phillip Tien氏は、この現実を次のように語っている。「私たちのゴールは、モバイルアプリケーションを提供することで STLたちがバックオフィスではなく、実際に売り場でより多くの時間を過ごせるようにするところにあります。」

Whole Foods Marketは、アップデートされたモバイルアプリケーションによって、マネージャが日々仕事をする環境の水準を常に高め、質を向上させている。現在同社の STLは Appleや Androidのデバイスで常に店舗のパフォーマンスに目を光らせている。アップデートされたアプリケーションでは、STLは任意のデバイスを使用してアプリケーションのメリットを完全に活用している。

進化発展するモバイルによる知見の一環として、同社は複数のプラットフォーム間でシームレスに機能する新しいモバイルアプリケーションで既存の iPhoneアプリケーション（iSTL）を強化した。同社は、この新しいアプリケーション「mSTL」を全米、カナダ、英国の 300以上の店舗の STLに展開する予定だ。

アプリケーションにアクセスし、自分が管理する店舗の最も重要な業務および売上の指標をチェックできる環境はこれまでと変わらないが、STLはこれらのすべてを任意のデバイスで実行できるようになる。また、STLはシーフードや野菜果物といった個々の「サブチーム」（部門）のレベルまで店舗のパフォーマンスを評価す

当初からWhole Foods Marketは、モバイル アプリケーションの構築に伴うブレインストーミングとリサーチ プロセスに各店舗を管理するストアチームリーダー（STL）を関与させたいと考えていた。「私たちは MicroStrategyとの緊密な協業を通じて STLと他の従業員の “パイロット グループ” を定義し、ユースケースを明確にしてアプリケーションをテストしました。各店舗の STLの見解から、高いレベルの直観的な KPIが絶対不可欠であることは明らかでした。」

– Phillip Tien氏Whole Foods社リテールレポーティングシニアチームリーダー

ることが可能だ。

これらの KPIでは、前日、当日までのその週の実績、当日までのその月の実績といった複数の期間について評価することができる。

同社のモバイル アプリケーションで重点が置かれている 3つの KPIと情報は次の通りだ。

• 売上

• 利幅

• 労務費

アプリケーションを開いて STLが最初に目にする画面の 1つが日次で最も重要な業務評価指標の要約画面で、実績を示す値が緑、黄色、赤で表示され、様々なKPIにおける各チームのパフォーマンスをひと目で確認できる。また出力デバイスが Appleデバイスなのか Androidデバイスなのかに関係なく、情報を均一化された環境で提供するためのアプリケーションの強化も実施されている。

STLはシーフードや野菜果物など、個々の部門の日次の売上と利幅の情報をわずか数秒で表示させ、これらの KPIを他のチームと迅速に比較することができる。もう 1つの重要な KPIである労務費では、従業員別の残業時間の割合を含む勤務関連の統計に重点が置かれている。

このアプリケーションは、店舗間の STLの健全な競争を後押しする役割も果たしており、各 STLは自店舗の実績を社内の 4店舗と比較できる。この面白い魅力的な機能は、短期・長期にわたるアプリケーションの幅広い利用推進に一役

買っている。

また、直観的で包括的な環境はビジネスユーザにとっても魅力的だ。たとえばアプリケーションを分かりやすくガイドするヘルプページでは、すべての KPI、ページ、しきい値による KPIの色分けといった情報が定義され、分かりやすく理解することができる。これによってWhole Foods Marketの組織全体を通じて最も重要な KPIを共有し、理解の徹底を図ることが可能になる。

同社の次世代モバイルアプリケーションでは、STLは任意のデバイスで商品をスキャンし、これらの商品の動きと利幅を即座に確認することが可能になる。

STLはスキャンした商品を容易に検証できると共に、各商品の正味売上と販売数量を分析・比較できる。またシンプルでインテリジェントなユーザインターフェースを通じ、STLはユーザ定義商品の作成、管理、追加、削除のすべてを直観的な環境で実行することが可能だ。

また強化されたmSTLアプリケーションでは、店舗、チーム、サブチームの各画面から売上および比較データへ直接アクセスできるため、あらゆる詳細レ

ベルでこれらの KPIを分析することができる。

モバイル アプリケーションの利用環境において、スピードとパフォーマンスは最も重要な要素だ。mSTLアプリケーションは、データ出力と分析能力はそのままで、使用するドキュメントとレポートの数を減らすことによって最適なスピードとパフォーマンスを提供できるように調整されている。このようにして

フットプリントが軽減されたことで、アプリケーションの起動も速くなった。

mSTLアプリケーションでは、ナビゲーションの強化によって情報へのアクセス性がさらに高められている。またWhole Foods Marketのブランディングをサポートし、ユーザエクスペリエンス向上のためのカラースキームが採用

されている。

お客様事例 : スーパーマーケット

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