RedmineとElectronで新人の育成状況を可視化した話

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Redmine Electron とととととととととととととと テテテテテテテテテテテテ テテ テテ redmine.tokyo #11

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R e d m i n e と E l e c t r o n で新 人 の 育 成 状 況 を 可 視 化 し た 話

テ ク マ ト リ ッ ク ス 株 式 会 社会 田 圭 司

redmine.tokyo #11

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自己紹介

テクマトリックス株式会社に所属。ソフトウェア開発に役立つツールやサービスを提供してます。元は家電の組込み開発者。Certified SCRUM Master.

iPhone アプリをつくったり , 子育てをしたりしています。

会田 圭司Keiji Aita

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今日お話すること

Redmine で新人の活動を記録しElectron で可視化したらよさそう。

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やってみた

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やってみた

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所属部署について

顧客からのシステムエンジニアリング事業部への相談例

ソフトウェア開発者(顧客)多くのシリーズを開発していて、ソースコードの修正する箇所が多く手間がかかる。修正箇所をうまく絞り込む方法はないか?

テクマトリックスでは、ソフトウェアの構造を分析するためのツールをお使いになってはいかがでしょうか?分析をお手伝いします。

私が所属するソフトウェアエンジニアリング事業部では、ソフトウェア品質保証の観点から、

ソフトウェア開発に寄与するツールやサービスを提供しています。

お客さまがソフトウェア開発者であるため、仕事には開発に関する知識が必要です。

特に新人は開発全般の知識を 1 から身につける必要があり、どう育成するかが組織の重要課題です。

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これまでの新人育成

すべて配属チーム依存カ

リキ

ュラ

トレ

ーナ

活動

記録

フィ

ード

バッ

配属

配属前に所属チームを決める。 所属チーム内で教育する。

これまでの新人育成

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あたらしい新人育成

カリ

キュ

ラム

トレ

ーナ

活動

記録

フィ

ード

バッ

配属

Redmine

Wiki

Redmine

チケット

Electron チケット情報

を可視化

最初に所属チームを決めない。 新人教育のカリキュラムや新人の活動データ

を記録し、改善することで教育のばらつきをなくす。

あたらしい新人育成

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なぜ Redmine ?なぜ Electron ?

Redmine 部署のエンジニア全員が Redmine を利用中なので、みんな見てくれ

る ( はず ) 。 Redmine 3.x.x へ移行したタイミングなので基本設定が変更しやすい。 管理面において学習コストがかからない。(勝手を知っている) ( 私が )Redmine の REST API を叩いて遊んでいるので楽にデータが取

り出せる。

Electron (Electron で Redmine を可視化する ) サーバー不要、 HTML5 + node.js で UI 込みのアプリが作れるので

( 私が ) 楽。 開発したアプリをパッケージして配布できる。(インストール作業が

不要) 独自のポイント算出を使ってチケットを可視化したい。

てっとり早く仕組みが作れるから。

チケット数のカウント

工数のカウント

細かくチケットをつくれば多く活動したことになる・・・ 長くゆっくり仕事すれば多く活動したことになる・・・

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新人の 1 日の流れ

始業 終業

朝会 帰りの会 日報

活動

チケット更新

Redmine の Wiki を毎日更新 時間がもったいないので

効率的にやりたい。

帰りの会 日報

Electron アプリで経験値を確認

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Redmine のチケット情報から日報を自動生成する

日報ジェネレーター

新人がチケットを入力する動機として効果絶大。

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Redmine のチケット情報から日報を自動生成する

その日に完了したチケット

未完了のチケット

Redmine Electron アプリ

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Electron アプリの実データ

ステータス表示では、学習内容のバランスやレベルがわかります。(参考 ) レベル算出方法レベルアップに必要な経験値 = ( 前のレベルアップに必要だった経験値 * 1.1 + 現在のレベル *5) / 2

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Electron アプリの実データ

経験値のレーダーチャートから、月別の活動がわかります。 7月まで:プログラミング 8月中: UML・モデリング 9月中:プログラミング 10月中:プレゼンや弊社取り扱いツール

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ポイント算出方法

独自のポイント算出を使ってチケットを可視化したい。チケット数のカウント

工数のカウント

細かくチケットをつくれば多く活動したことになる・・・ 長くゆっくり仕事すれば多く活動したことになる・・・ ⁃ 座学: 0.8

⁃ 自習: 1.0⁃ 実習: 1.2⁃ 打ち合わせ:

0

経験値ポイント = 活動種別 × ベロシティ × 10活動の難易度学習効率

チケットごとにトレーナーがベロシティを決定し、作業カテゴリごとに経験値を集計しています。

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約半年の間、運用してみて

Redmine Electron アプリ

チケット管理+可視化は良い。新人・トレーナーの両方にメリットが大きい。

プラグイン無しでも十分有用。 新人の活動がチケットや Wiki に記録

されるため、新人育成を改善しやすい。 チケット集計を外部に持たせたのが個

人的にはよかった。(集計プラグインでおすすめがあれば教えてください)

独自のチケット集計が実装しやすい。 新人専用なので頻繁にメンテできる。

Redmine は全員利用のためメンテしにくい。

チケット情報から日報を生成するため、チケットを丁寧に記載するようになる。

帰りの会は日報ジェネレーターの出力ベースで行うため、 5 分あれば終わる。

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テクマトリックス株式会社では一緒に働いてくれるエンジニアを募集してい

ます。

http://recruit.techmatrix.co.jp/recruit/detail/23/

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おわり