Question & Answer Self-injection procedure Q. どうすればいい ......GZJP.HEM.19.04.024...
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GZJP.HEM.19.04.0242019年5月作成
S e l f - i n j e c t i o n p r o c e d u r e
電話
時計
廃棄容器投与記録表
タオル 廃棄用ビニール袋 駆血帯
セーフタッチPSVセット25G(翼付針)
リバピタール(絆創膏) スワバーM・NW70(アルコール綿)
天野 景裕 先生東京医科大学 臨床検査医学分野血液凝固異常症遺伝子研究寄附講座
自己注射手順の
オルプロリクス®/イロクテイト®を使用されている方へ
監修
A.
A.
駆血帯をしめましたが、血管が浮き出てきません。どうすればいいのでしょうか?Q.
Q.
Q.
駆血帯をしめても血管が浮き出てこない場合は、手のひらを閉じたり開いたりしましょう。寒いと血管は収縮するので、こすったりして温めると、血管が見えやすくなります。
注射したとき、血管の外に溶液が漏れたみたいで、痛みがあります。どうすればいいのでしょうか?
注射する速度は、どれくらいが目安でしょうか?
薬液は、医師が指示した速度で注入します。目安としては、1~2分かけて注射するようにしましょう。
*手背だけでなく、肘の内側にも注射できます。
A.
血管の外に溶液が漏れると、痛みを感じたり、注射した部位の周囲が膨らんできます。そのときは、針を抜いて穿刺部分をアルコール綿で押さえ止血したあと、別の部位*に注射し直しましょう。
パーグー
Q u e s t i o n & A n s w e r
●製剤の溶解方法は「オルプロリクス/イロクテイトの溶解方法」を参照してください。●操作を行うための適切な場所を確保し、作業場所等の消毒を行ってください。●注射する前は手を洗い、清潔にしてください。●輸注セットは製剤と別に添付されています。
薬液を含む注射筒
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オルプロリクス/イロクテイトの自己注射手順
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●自己注射の操作・手技について疑問または不明点がある場合には、医師に相談してください。●複数の製剤バイアルを組み合わせて使用する場合は、医師の指示に従ってください。
しゃちゅうこじ そう さ しゅ ぎ ぎ もん めいふ てん ば しい そう だん
ふく すう くせい ざい あ し よう ば あい い
あい
し じし したが
自己注射が終了したら、投与記録表に必要な事項(投与日・製剤名・投与量・目的・出血場所・製造番号・投与時の問題点等)を記録してください。
ちゅう しゃこ りょう ひょうろくき ひつ
よ び ざい めい りょう
しょばけつ ごう じよ てん
ろく
てきよう こう
じ しゅう よとう
とう せい よとう
しゅっ ばんぞうせい とう もん とうだい
き
もくじ
しゅ けっ けっさはり
駆血帯をゆるめます。く けつ たい
注射に使用した器具は、すべて医療廃棄物です。医療機関指定の方法で廃棄してください。
ちゅう し き はい
き し ほう はい
しゃ よう ぐ きい りょう
かんい りょう てい ほう き
薬液を注入し終えたら注射筒を机に置いて、アルコール綿を針の上に置いてから針を抜きます。
えき にゅうやく ちゅう つくえ おお
めん
ぬ
はり はりうえ お
注射筒の先端を下に向けてプランジャーロッド(ピストン棒)をゆっくり押し、主治医から指示された速度を目安に薬液を注入します。
しゃちゅう せん した む
おぼう しゅ
い し そく め やく
ちゅう
とう たん
じ
じ ど やす えき
にゅう
けっ
う
く けつ たいうえ ぶ
ちゅう
☆血管への針の刺し方けっ はり さ かた
ばはい かん かん
かんぶん
しゃ あい
注射する部位の皮膚をアルコール綿で消毒します。
翼付針の翼部分を親指と人差し指で挟んでもち、針のキャップを外します。注射する部位の皮膚を中指で伸ばし、下記(☆①)の要領で針を血管に刺します。
針を少し倒して血管内にさらに進めたら、針を固定するために翼部分を広げて、チューブ内に血液が逆流するのを確認しましょう(☆②)。
【注意】血液の逆流はチューブ内で少し確認できる程度にし、注射筒内まで逆流しないように注意しましょう。
【注意】針の先には指が触れないようにしましょう。
ちゅう
どく
よく つばさ おや ひと ゆび はさ
はず ちゅう ぶ
ひ
はり
はり
よう
はり
ていこ ぶ ぶん ひろ ない
すこ たお かん ない
えき りゅう にん
すす はり
いちゅう
い
い
えき
ど ない りゅう
りゅう ない すこ にん
つばさ
けっ
けつ ぎゃく かく
ちゅう
ちゅう
けつ
てい とうしゃちゅう ぎゃく
ぎゃく かく
はり さき ゆび ふ
さ
なか の か
めんぶ ひしゃ い ふ
針を抜いたら、血が止まるまでアルコール綿の上から押さえて圧迫し、血が止まったら絆創膏を貼ります。【注意】注射した部位はしっかりと圧迫して、止血しましょう。
はり めん
こう は
うえ お ぱく
そう
あっ ち と
ぬ ち と
ちゅう ちゅう ぶ あっ しい しゃ い ぱく けつ
ばん
た
しょう
けっ
しんつき ぶんぶ ゆび さ
しゃ い
ふ りょうゆび き
かん
ぶつ
てちゅうじ じゅんしゃこ
②血液の逆流を確認したら、針を少し倒して皮膚と平行になるように進めます。
けつ
はり すこ たお ひ
すす
へい
こう
ぎゃく かくえき
ふ
りゅう にん①針の断面を上にし、皮膚との角度を約30°くらいに保ちながら針を刺します。血管に針が入ると、血が逆流します。
はり
かく やく
はり
たも
さ
だん
けっ はり はい ち
ぎゃく
うえ ひ
ど
めん
かん
りゅう
ふ
皮膚と平行に進める皮膚 約30°
血管
翼付針
駆血帯
天野 景裕 先生東京医科大学 臨床検査医学分野血液凝固異常症遺伝子研究寄附講座監修
*製剤の溶解方法は「オルプロリクス/イロクテイトの溶解方法」を参照してください。
手背の血管に注射する場合、針を刺す血管の10cmくらい上の部分を駆血帯でしめ、血管を浮き立たせます。
しゃちゅう とう
かん