Program design and project design. 2017-11 Takumi Dojyo.

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Copyright (C) 2017 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved. ●8月からのテーマ Methodによるプログラムデザインとプロジェクトデザイン

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●8月からのテーマ匠Methodによるプログラムデザインとプロジェクトデザイン

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8月から「日本人も外人も暮らしやすい魅力的な国際都市東京プロジェクト」というテーマでオリンピック後も素敵な国際都市東京であり続けるように、ボランテァが発足されたというストーリーの元で、プログラムデザインを1回で進め、その後6プロジェクトを切りだし、図のように6チームで3回でプロジェクトデザインを行いました。これにより、大きなものも小さなものも同じ方法でデザインできるという匠Methodの「ミクロマクロ同一活用の原則」を実感してもらうと同時に、プログラムからプロジェクトへの切り出しと集合意識のプロジェクトへの継承のやり方や、課題を見つけていくというのが今回の目的でした。発表を聞いて思った事は、3年前はこのような課題では、ここまで価値や戦略の領域をスラスラと言葉にすることができなかったのでないかと思いました。そういう意味では道場生の力がかなり付いてきたと思います。しかし、課題も残りました。

(次ページに続く)

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今日は6チームの発表となりましたが、プログラムから継承された価値モデルと要求モデルの戦略要求部分を元に、作成したそれぞれのプロジェクトの活動が重複しているのが散見されました。最後の振り返りで、このことをどう解決するか皆んなで議論しました。まあ、これもツリー上になっているので、原因は一目瞭然ですが、参加者から色んな対策がでてきました。そこで、来月にもう一回だけこのテーマを延長し、プロジェクトのモデルを作成した後に活動の重複部分を見つけるというやり方ではなく、もっと前段階で活動のコンフリクト部分を解消できる方法(プログラムの要求モデルのやり方の改善か、プロジェクトの価値モデルと要求モデルのデザインのやり方)を見いだそうというのが来月のテーマとなりました。これができれば、プログラムからプロジェクトへの落とし込みのガイダンスのベースができるので、各メンバーのビジネスにも有効に使えると思います。匠道場の活動から匠Methodの形式知が増えそうです。写真は、チーム発表者の方々です。

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価値

創造

価値

業務

活動

要求

価値

創造

価値

創造

価値

創造

価値

創造

価値

創造

価値

創造

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8月から進めてきた匠道場のテーマは、プログラムマネジメント(Program Management)的なものでした。プログラムマネジメントとは、組織内における複数のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門やチームのことであり、いずれもアポロ計画の頃から概念が確立してきたと思いますので、まだまだ人類にとっては新しい活動概念なのです。(参考) https://www.npmo.org/pmoとは僕も以前内閣官房に組織されたGPMO(government Program Management Office)に所属していたこともあり当時の課題や悩みを想い出しました。その課題とは「どのようにビックプロジェクトを小さなプロジェクトに切り出して、複数のプロジェクトを管理していけばよいのだろうか」ということであり、またもう一つの悩みとして「プロジェクト管理者やプロジェクトメンバーの意欲を高めるPMOの在り方はどうあるべきなのだろうか」といったことでした。というものPMOが管理志向に走り過ぎるとプロジェクトマネジメントの裁量権が下がったり、プロジェクトメンバーのモチベーションを落とたりしかねないからです。世の中、ビックプロジェクトは少しずつ無くなっていくと思いがちですが、オリンピックのような国家的テーマや今回取り上げた市町村の中長期的課題などは、PMOの考え方はとても重要となります。(次ページに続く)

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匠Methodを創る過程で「ミクロマクロ同一活用の原則」を掲げ、小さなものでも大きなものでも同じ方法で活用できる手法を目指しました。その検討過程をPMO

というテーマで考えると、PMOのもう一つの課題が見えてきます。それは、プログラムデザインとプロジェクトデザインを重視すべきであり、デザインから始めなければならないということです。なぜデザインなのかというと、価値からプログラムやプロジェクトの姿を描く必要性があるからなのです。また、プログラムもプロジェクトも社会やビジネスの成長と共に変化することに耐えられなければなりません。更にいうと、プログラムマネジメントからどのようにプロジェクトを切りだしてカタチにするのかというプロジェクトクリエィション(プロジェクトデザイン)の課題もあります。また、進化するプロジェクトを考えるときのマネジメントの在り方という非常に高度なマネジメント的テーマもありますね。

(次ページに続く)

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そのことには、Tomoichi_Satoさんの下記のURLに、「プログラムマネジメントが同時的バンドルを意味するのか、時系列的バンドルを意味するかについて、国際標準の概念規定に目に見えない混乱がある」と書かれていますが、この話しにも共通点があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/プログラムマネジメント

この方が書いている現代におけるプログラムマネジメントでは価値と変化に基づくフレキシビリティーの保証が重要なテーマであり、更にいうとビジネスの変化に応じてプログラムレベルとプロジェクトレベルで価値のデザインを行うべきと僕は考えているのです。ですので、匠Methodではプロジェクトマネジメントの前にプロジェクトデザインを最重視し、プログラムマネジメントの前にプログラムデザインを最重視したいわけです。更にいうとそれらを組織・チームでどのようにデザインからマネジメントに移行させていくかというのもこれからのビックプロジェクトの課題だと思っています。そのようなスコープで進めた匠道場の今回のテーマは、とても良い実験場となりました。全体像を絵にしましたので張り付けておきます。

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価値

創造

価値

業務

活動

要求

価値

創造

価値

創造

Project Design

価値

創造

Proje

ct作業

Proje

ct作業

Proje

ct作業

Project ManagementProgram Design

Project Creation

Progra

m管理

Program Management

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Program Design Program Management

Project Management

Project Creation

Project Activity Project Design

Project Management

Project Activity Project Design

Project Management

Project Activity Project Design

Project Activity Project Redesign

Project Management

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匠には誰もがなれるわけではない匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる