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© 2015 Toshiba Corporation
お客さまとの共創で実現する IoTの世界 《事例編》
2015年 7月16日 インダストリアルICTソリューション社 IoT事業開発室 室長
沖谷 宜保
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“安心・安全”をコンセプトに、社会を支えるシステムを提供 上下水道の運用管理や 防災システムの広域監視を提供
道路システム
高速道路設備・機器の 広域遠隔監視ソリューションを提供
遠隔監視ソリューション
公共システム
スマートコミュニティ
エネルギー広域管理や自然エネルギー設備、CO2削減等のソリューションを提供
鉄道システム
駅務機器や電力監視の 遠隔監視ソリューションを提供
空港システム
空港設備・機器の全国規模の 遠隔監視ソリューションを提供
空調・昇降機システム
空調・昇降機・照明等のビル機器の 遠隔監視ソリューションを提供
東芝は1980年代より、道路・交通・空港・公共施設等の社会インフラや、製造業の設備・機器の状態/異常監視を遠隔で行うサービスを通して、“安心・安全”を 提供してきました。
医用機器システム
医用機器の 遠隔監視ソリューションを提供
これらの長年にわたるノウハウ・資産を元に、IoTビジネスを拡大していきます。
遠隔監視システムからIoTへ
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人が見ること:画像 人が聞き話すこと:音声
メディアインテリジェンス
デバイスデータ センサーデータ
M2M/IoT
こと
モノ
人
データ 解析
遠隔監視 故障予知
効率活用
生産管理
最適制御
人の意図や感情も汲み取った快適なサービスを提供
IoTから人・モノすべてをつないで「人を想うIoE」へ
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エレベータ
セキュリティ 電源装置
照明 エア コンディショナー
再生エネルギー 省エネ
グループ連携
BEMS
Image Sensors
Image Sensors
Priority-dominant ELV
“快適” 条件: -0.5<PMV<0.5
快適(ヒト) 省エネ(モノ)
混雑階優先のエレベータ制御
モデルベースの最適エアコン制御
≪事例≫スマートビル ~省エネと快適の共存~
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川崎スマートコミュニティセンターでの実証
川崎SCC: 省エネと執務者の快適性を両立したオフィス環境を実現 ビル全体で CO2削減量 54% ※1
画像センサ
ELV優先割り付け
画像センサ
(快適性はPMV※2
を活用)
従来制御に比べ
省エネ率 7% 向上
画像センサにより
待ち時間 20% 短縮
モデルベース最適空調制御
画像センサにより
省エネ率 11% 向上
画像センサ応用照明制御
エレベータ混雑階優先制御
※1: 東京都一般事務所ビル平均値(2005年)基準(東芝試算) ※2: 快適性指数 PMV (Predicted Mean Vote):ISO7730にて規定
快適な空調条件: -0.5<PMV<0.5
国内初
国内初
国内初
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東芝のChip to Cloud (C2C) ~現場の機器とクラウドの連携~
東芝のセンシングプロセッサーApP LiteTMにエンドポイントエージェントを搭載し、 さまざまな機器に組込みことで”IoT Ready”に。 Device+C2C=”Smart Connected Product”
制御 アクティベーション
監視 デバイス管理
C2C エンドポイントエージェント
C2C クラウド
アプリケーションプロセッサー ApP LiteTM
機器・デバイス
クラウド
各機器の搭載はイメージです。
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ApP LiteTMを使ったセンサー(例)
ApP LiteTM
(TZ1000)
System on Chip
CPU I/O (GPIO,UART,SPI…)
フラッシュ メモリー
BlueTooth Low Energy
センサー
セキュリティ
加速度 (三軸)
地磁気 (三軸)
圧力 湿度 温度 照度
エンドポイントエージェント
データ送信 アクティベーション 双方向通信 遠隔制御 イベント
プロセッシング
ApP LiteTMを機器に組み込むことで、さまざまな物理量をセンシング・処理できます。
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C2Cのデモンストレーション紹介
• 最初の接続でC2Cは自動でデバイスを対象機器として登録します。 • ApP LiteTM上のエンドポイントエージェントが、加速度センサーによる衝撃や
振動を検知し、イベント処理を行います。
ApP LiteTM
(TZ1000)
ApPLiteTM上のイベント処理
ゲートウェイ (TZ2100搭載)
管理・監視画面
BLE
Wi-Fi/3G/LAN
Agent
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東芝のChip to Cloud (C2C) ~現場の機器とクラウドの連携~
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≪事例≫東芝植物工場
東芝グループの工場 (国内・海外)
有効活用
低生菌状態を実現する 閉鎖型の植物工場
長期保存できる無農薬野菜の 生産を事業化
IoT基盤
遠隔監視システム
センシング プロセッサ
温度
湿度
pH
CO2
監視カメラ
電気伝導率
空調システム 照明システム
Sensing Action
データ収集 空調・照明・ 給液制御
データ分析
一部、計画中の機能を含みます。
植物工場を支えるIoT基盤と遠隔監視システム
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事象パターン抽出技術
機器ログデータ(遠隔監視・アラート発報、機器運転状態、修理履歴データ等の事象)分析による、故障箇所の推定~予兆分析による予防保全(プリベンティブメンテナンス)
異常
正常
正常
A D
B
C E
F
G
H
I J
L
K
N
M
E H L が異常につながる確率xx% 導出パターン例
time
特定の結果に至るイベントのパターンを、過去データから見つけ出す
• 多数のログデータやセンサーデータを解析し、特定の結果に至る確度の高いパターンを抽出する技術
• 「特定の結果の発生パターン」と「実データ」とのマッチングによる「異常予測」での活用
• 「特定の結果の発生パターンの深掘り」による「原因推定」での活用
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製造プロセスIoTとビッグデータ分析
工場には製造装置や検査装置の稼働ログ、センサーデータなど、様々なIoTデータが存在します。このようなIoTデータを活用し、工場全体の状態を「見える化」するとともに、発生している不良品の要因を分析していきます。
デモ
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IoTによるビジネス共創
お客さまとの共創のために
【弊社の取組み】
上流コンサル人財による支援
短期間でビジネスモデルやサービスを検証する場のご提供
⇒ eXtreme Design Studio(アジャイル開発センター)
モノを持っている東芝の強みを活かし、 モノの持つ情報を活用した
「モノ+こと」 = 「価値創造、うれしさの実現」
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• 東芝の強みである「お客さま」と協業し、最終受益者を巻き込むサービスモデルを共創 • お客さまへ当社より上流コンサル人財を支援し共創モデルを検討 • 新たなビジネスモデルで、お客さまの顧客の課題にもリーチするサービスを創出
東芝が目指すサービスビジネスモデル
上流コンサル人財の支援 ①お客さま ②お客さまの顧客
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eXtreme Design Studio(XDS)アジャイル開発センター
IoT/Big Dataを活用した お客さまとの新たなサービスビジネスの共創の場 東芝グループの「モノ+こと」を実現する拠点
お客さまと共に描くビジョンを見つめながら、
導きだした価値をすぐにその場で創り上げる
お客さまと一緒になって、持ち込まれた課題のソリューションのあるべき姿を明らかにし、その製品やサービスが実現すべき顧客価値を導出し、 その場でコミュニケーションを 図りながらプロトタイピングを行い、具体的なもの(PoC:Proof of Concept)を創り上げる。 東芝の新しい”モノ+こと”づくりのシンボルとして、UXデザインと実績ある アジャイル開発プロセスにより、クリエイティブなコラボレーティブワークスペースを提供。
eXtreme Design Studioコンセプト
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eXtreme Design Studio(XDS)アジャイル開発センター
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“ONE Toshiba”でお客さまと共創し社会に貢献
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