PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5...

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PlateSpin ® Protect 11.3 インストールおよびアップグレードガイド 2018 4

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PlateSpin® Protect 11.3インストールおよびアップグレードガイド

2018 年 4 月

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保証と著作権

保証と著作権、商標、免責事項、保証、輸出およびその他の使用制限、米国政府の規制による権利、特許ポリシー、および

FIPS コンプライアンスの詳細については、https://www.microfocus.com/about/legal/ を参照してください。

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ライセンスの許諾

PlateSpin Protect 11 以降のバージョン用に購入したライセンスを PlateSpin Protect 10.3 以前のバージョン用に使用するこ

とはできません。

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目次

このガイドおよびライブラリについて 5

1 PlateSpin Protect のインストール 71.1 PlateSpin Protect をインストールするための準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .7

1.1.1 システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .71.1.2 展開ガイドライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .9

1.2 前提条件のソフトウェアのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 111.2.1 Windows Server 2012 R2 システムへの前提条件のソフトウェアのインストール . . . 111.2.2 Windows Server 2008 R2 システムへの前提条件のソフトウェアのインストール . . . 14

1.3 PlateSpin Protect ソフトウェアコンポーネントのインストール . . . . . . . . . . . . . . . 181.3.1 PlateSpin Protect をインストールする前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 181.3.2 Installation Launcher の開始. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 181.3.3 データベースサーバのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 211.3.4 PlateSpin Server のインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25

1.4 インストール後のタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 281.5 SQL Server Express システム管理者ユーザのパスワードの変更. . . . . . . . . . . . . . . 291.6 PlateSpin ホストのセキュリティベストプラクティス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30

2 PlateSpin Protect のアップグレード 312.1 PlateSpin Protect をアップグレードする前に . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31

2.1.1 レプリケーションスケジュールの一時停止 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 322.1.2 データベースファイルのバックアップ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 332.1.3 アップグレード前のカスタム Linux blkwatch ドライバのバックアップ . . . . . . . . 33

2.2 アップグレード手順 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 342.3 アップグレード後のタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36

目次 3

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このガイドおよびライブラリについて

『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin Protect ソフトウェアの詳しい計画と

インストールの方法のほか、アップグレードに関する情報も取り上げています。

本書の読者

このドキュメントは、PlateSpin Protect のサーバとソフトウェアの保守を担当する IT 管理者を対象

としています。

その他のマニュアル

本リリース用の当ガイドの最新バージョン、およびこのリリースに関するその他の PlateSpin Protect ドキュメントリソースについては、PlateSpin Protect マニュアル (https://www.netiq.com/documentation/platespin-protect-11-3/) の Web サイトを参照してください。

オンラインマニュアルは、英語のほかに、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、およびスペイン語でご利用いただけます。

Micro Focus への連絡方法

弊社の目標は、お客様のニーズを満たすマニュアルの提供です。マニュアルを改善するための提案がございましたら、[email protected] 宛てに電子メールでお寄せくださ

い。

特定の製品の問題については、Micro Focus ご注文と配送 (https://www.microfocus.com/support-and-services/) にお問い合せください。

追加のテクニカル情報またはアドバイスについては、次の複数のソースを参照してください。

製品ドキュメント、ナレッジベース記事およびビデオ : https://www.microfocus.com/support-and-services/

高可用性と障害復旧に関する Micro Focus Communities のページ : https://forums.novell.com/forumdisplay.php/1870-HIGH-AVAILABILITY-DISASTER-RECOVERY

このガイドおよびライブラリについて 5

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6 このガイドおよびライブラリについて

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1 1PlateSpin Protect のインストール

PlateSpin Protect は、サーバオペレーティングシステム上で実行される Windows アプリケーション

です。その機能は、Microsoft Internet Information Services (IIS) Web サーバソフトウェアとその機

能拡張モジュール、ASP.NET Web アプリケーションフレームワーク、Microsoft .NET Framework ライブラリとランタイム、および専用の Microsoft SQL Server データベースインスタン

スなど、いくつかのソフトウェアコンポーネントに依存します。

7 ページのセクション 1.1「PlateSpin Protect をインストールするための準備」

11 ページのセクション 1.2「前提条件のソフトウェアのインストール」

18 ページのセクション 1.3「PlateSpin Protect ソフトウェアコンポーネントのインストール」

28 ページのセクション 1.4「インストール後のタスク」

29 ページのセクション 1.5「SQL Server Express システム管理者ユーザのパスワードの変更」

30 ページのセクション 1.6「PlateSpin ホストのセキュリティベストプラクティス」

1.1 PlateSpin Protect をインストールするための準備

PlateSpin Protect のインストールおよび操作のトラブルを回避するには、システム要件を確認し、

インストール計画を立てる必要があります。

7 ページのセクション 1.1.1「システム要件」

9 ページのセクション 1.1.2「展開ガイドライン」

1.1.1 システム要件

PlateSpin Server ホストは、表 1-1 のシステム要件を満たしている必要があります。9 ページの 「展開ガイドライン」も参照してください。

表 1-1 PlateSpin Server ホストの要件

要件 詳細

専用のホスト 物理サーバまたは仮想サーバ

オペレーティングシステム 新規インストールの場合は、次のいずれかの Windows Server バージョンが

必要です。

Windows Server 2012 R2 (64 ビット )

Windows Server 2008 R2 SP1 (64 ビット )

注 : PlateSpin Protect をインストールする前に Windows オペレーティングシ

ステムの Microsoft ライセンスを有効にする必要があります。

PlateSpin Protect のインストール 7

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プロセッサ 最低 1 GHz

推奨 : マルチコア、2 GHz 以上

メモリ (RAM) 最低 4GB

ディスク容量 最低 15GB

注 : 時間とともに、スペース消費は増えます。

データベースサーバ 次のいずれかで動作する専用の Microsoft SQL Server データベースインスタ

ンス ( ローカルまたはリモート )

新規データベースサーバ : Microsoft SQL Server 2014 Express Edition データベースサーバは、お求めの PlateSpin Protect ソフトウェ

ア配布パッケージに付属しています。

このソフトウェアは、PlateSpin Protect をインストールするときに同じ

サーバにインストールできるほか、PlateSpin Protect をインストールす

る前に、別のサーバにインストールしておくこともできます。詳細については、22 ページの 「Microsoft SQL Server Express Edition のインス

トール」を参照してください。

現在運用している既存のデータベースサーバ : 運用している既存の

Microsoft SQL Server データベースサーバを使用して、データベースの

インスタンスをホストできます。既存のデータベースサーバは、PlateSpin Server とは異なるサーバに常駐しています。

サポートされているソフトウェアバージョンは次のとおりです。

Microsoft SQL Server 2014

Microsoft SQL Server 2012 Service Pack 2

Microsoft SQL Server 2008 R2 Service Pack 2

Microsoft SQL Server 2008 Service Pack 3

Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 4

注 : この製品をインストールする前に、既存の SQL Server データベー

スサーバと指定のデータベースインスタンスが、「データベース」にあるガイドラインを満足していることを確認します。設定については、23 ページの 「リモート Microsoft SQL Server データベースサーバの設

定」を参照してください。

要件 詳細

8 PlateSpin Protect のインストール

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1.1.2 展開ガイドライン

PlateSpin Protect のインストールおよび操作のトラブルを回避するには、表 1-2 のインストール前

のチェックリストに従ってください。

表 1-2 インストール前のチェックリスト

ソフトウェアの前提条件 PlateSpin Protect のインストール先とする Windows サーバに次の各コン

ポーネントをインストールする必要があります。

Windows Server 2012 R2 システムの場合 :

Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1

Microsoft .NET Framework 4.5.2

32 ビットモードで実行している Web サーバ (IIS 8.0)

.NET ソフトウェアは以下の Microsoft のサイトからコピーをダウン

ロードできます。

.NET Framework 3.5 SP1 (https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=22)

.NET Framework 4.5.2 (https://www.microsoft.com/en-in/download/details.aspx?id=42642)

詳細については、11 ページの 「Windows Server 2012 R2 システムへ

の前提条件のソフトウェアのインストール」を参照してください。

Windows Server 2008 R2 システムの場合 :

Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1

Microsoft .NET Framework 4.5.2

32 ビットモードで実行している Web サーバ (IIS 7.0)

詳細については、14 ページの 「Windows Server 2008 R2 システムへ

の前提条件のソフトウェアのインストール」を参照してください。

National Language Support PlateSpin Protect では、英語のほか、日本語、簡体中国語、繁体中国語、フ

ランス語、ドイツ語で設定したマシンにインストールして使用できるように、National Language Support (NLS) を提供しています。「ローカライズ済

みオンラインドキュメント」には上記の各言語のほか、スペイン語も用意されています。

注 : OS 言語設定がコンピュータ上の OS ロケール設定と一致していること

を確認してください。インストールの完了後、必要に応じてコンピュータのロケールを変更できます。

これらのいずれかの言語の Web インタフェースおよび統合ヘルプを使用す

るには、「PlateSpin Protect の国際バージョンの言語設定」を参照してくだ

さい。

要件 詳細

ガイドライン 備考

専用のホスト PlateSpin Protect を専用の物理マシンまたは仮想マシンにインストールします。

「コロケーション」も参照してください。

PlateSpin Protect のインストール 9

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資格情報 管理権限を持つアカウントを使用してすべてのインストール手順を実行します。

PlateSpin Protect Server をドメインコンピュータにインストールする場合は、ドメ

イン管理者グループとローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとして、インストール時、削除時、またはアップグレード時に PlateSpin Server にロ

グインする必要があります。

ドメイン環境では、Microsoft SQL Server Standard Edition または Enterprise Edition データベースサーバの Windows 認証がサポートされています。データベー

スサーバの Windows 認証を使用する場合は、PlateSpin Server のインストールま

たはアップグレードを実行する際に、SQL 管理者の権利を持つドメインユーザと

して PlateSpin Server にログインする必要があります。このユーザは、PlateSpin Server に対するローカル管理者権限も持っている必要があります。また、SQL Server の資格情報に対して指定するサービスユーザは、ローカル管理者権限を

持っている必要があります。

IP アドレス PlateSpin Server のホストにスタティック IP アドレスを割り当てます。

コロケーション PlateSpin Server を次のものと一緒に使用しないでください。

ドメインコントローラ

IIS アプリケーションをインストールした既存の Web サーバ

製品を使用して保護しようとしているワークロード

他の PlateSpin ソフトウェア (PlateSpin Migrate および PlateSpin Recon)

データベース PlateSpin Protect Server に付属する Microsoft SQL Server 2014 Express Editionは、Microsoft Developer Network の推奨事項に従っても、ドメインコントローラに

はインストールできません。

お手元のソフトウェア配布パッケージに付属のMicrosoft SQL Server 2014 Express Edition を使用せず、現在運用している既存の Microsoft SQL Server データベース

サーバを使用する場合は、サポートされているバージョンの SQL Server を使用し

ていることを確認します。PlateSpin Protect サーバで使用されるデータベースサー

バとデータベースインスタンスの設定が、当製品のデータベース要件に適合していることを確認してください。SQL Server Installation Requirements for Platespin Protect and Migrate ( ナレッジベースの記事 7009809) を参照してください。

PlateSpin Protect ソフトウェアをインストールする際には、データベースサーバの

名前とデータベースインスタンスの名前がわかっている必要があります。

複数の PlateSpin Protect サーバで同じリモートデータベースサーバを使用できま

すが、各 Protect Server には個別のデータベースインスタンスが必要です。

各自の操作ニーズに基づいた展開ガイドラインについては、『PlateSpin Protect ユーザガイド』の「Database Server」を参照してください。

当製品のインストールを試行する前に、PlateSpin Server 用のデータベースサーバ

とデータベースインスタンスが使用可能になっており、PlateSpin Protect と連携す

るように設定されている必要があります。詳細については、21 ページの 「データ

ベースサーバのインストール」を参照してください。

リモートデータベースサーバを使用するための SQL Server の設定およびファイア

ウォールの設定については、23 ページの 「リモート Microsoft SQL Server データ

ベースサーバの設定」を参照してください。

ガイドライン 備考

10 PlateSpin Protect のインストール

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1.2 前提条件のソフトウェアのインストールPlateSpin Protect をインストールする前に、必要な Web Server ( インターネットインフォメーショ

ンサービス (IIS))、ASP.NET、.NET Framework、および関連するソフトウェアコンポーネントをイ

ンストールする必要があります。ソフトウェアコンポーネントのパッケージ化および配布は、サポートされている Windows Server プラットフォームのさまざまなバージョンで異なるため、手順

も多少異なります。記載されている順番どおりにインストールとセットアップを行ってください。

11 ページのセクション 1.2.1「Windows Server 2012 R2 システムへの前提条件のソフトウェア

のインストール」

14 ページのセクション 1.2.2「Windows Server 2008 R2 システムへの前提条件のソフトウェア

のインストール」

1.2.1 Windows Server 2012 R2 システムへの前提条件のソフトウェ

アのインストール

次の手順に従って、PlateSpin Protect のインストール先である Microsoft Windows Server 2012 R2 サーバに前提条件のソフトウェアをインストールします。インストールを開始する前に、7 ペー

ジの 「システム要件」および 9 ページの 「展開ガイドライン」に精通していることを確認してく

ださい。

必要な Microsoft ソフトウェアコンポーネントをインストールするには :

1 ローカルユーザ管理者 (LUA) アカウントを使用して目的の PlateSpin Server ホストにログイン

します。

2 サーバマネージャを開きます。[スタート] > [すべてのプログラム] > [管理ツール] > [サーバ

マネージャ]の順に選択します。

3 サーバマネージャを使用して、Web Server (IIS) および PlateSpin Server が必要とするその他

のソフトウェアをインストールしてください。

3a サーバマネージャのツールバーで、[管理] > [役割と機能の追加]の順に選択します。

3b[役割と機能の追加]ウィザードで[インストールのタイプ]タブに進んだ後、ウィザードの処理を続行します。

UAC インストール、削除、またはアップグレードでは、ユーザアカウント制御 (UAC)を無効にしておきます。

インストールワークフロー

前提条件のソフトウェアを次の順番でインストールします。一般的な PlateSpin Protect インストールのワークフローの概要は次のとおりです。

1. サポートされているオペレーティングシステム ( 対応する Windows 更新プロ

グラム適用済み )

2. ASP.NET/IIS( 対応する Windows 更新プログラム適用済み )

a. 32 ビットモードで動作するように IIS を設定します。

3. SQL Server データベース ( 該当する Microsoft 更新プログラムを適用済み )

4. PlateSpin Server.

ガイドライン 備考

PlateSpin Protect のインストール 11

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[役割と機能の追加]ウィザード アクション

1. インストールのタイプ [役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

2. サーバの選択 目的の PlateSpin Server ホストを選択し、[次へ]をクリッ

クします。

3. サーバの役割 [Web Server (IIS)]を選択し、[次へ]をクリックします。

4.[Web Server (IIS) で必要な機

能の追加]のポップアッププロンプト

[管理ツールを含める]を選択し、[機能の追加]をクリックします。

5. 機能 Web Server の機能のデフォルトセットをそのまま保持し、

次に示すその他の必要な機能をそのサブ機能とともに追加して、[次へ]をクリックします。

.NET Framework 3.5の機能 (すべてインストール済み) .NET Framework 3.5 (.NET 2.0および3.0を含む ) HTTP アクティブ化

非 HTTP アクティブ化

.NET Framework 4.5の機能 (すべてインストール済み) .NET Framework 4.5 ASP.NET 4.5 WCF サービス (5/5 個をインストール済み )

— HTTP アクティブ化

— メッセージキューイング (MSMQ) アクティ

ブ化

— 名前付きパイプアクティブ化

— TCP アクティブ化

— TCP ポート共有

Windows プロセスアクティブ化サービス ( すべてイン

ストール済み ) プロセスモデル

.NET 環境

構成 API

XPS ビューア

6. Web Server (IIS) 情報を読み、[次へ]をクリックします。

12 PlateSpin Protect のインストール

Page 13: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

3c インストールが完了するまで待機した後、[役割と機能の追加]ウィザードを閉じます。

7. 役割サービス Web Server のデフォルトの役割サービスセットはそのまま

保持し、次に示すその他の必要な役割サービスをそのサブ役割サービスとともに追加して、[次へ]をクリックします。

[Web Server (IIS)]>[役割サービス](25/43 個をインス

トール済み ):

Web サーバ (19/34 個をインストール済み ) HTTP 基本機能 (4/6 個をインストール済み )

— 既定のドキュメント

— ディレクトリの参照

— HTTP エラー

— 静的なコンテンツ

状態と診断 (2/6 個をインストール済み )— HTTP ログ

— 要求の監視

パフォーマンス (1/2 個をインストール済み )— 静的なコンテンツの圧縮

セキュリティ (5/9 個をインストール済み )— 要求フィルタ

— 基本認証

— IP およびドメインの制限

— URL 承認

— Windows 認証

アプリケーション開発 (7/11 個をインストール済

み )— .NET 拡張性 3.5— .NET 拡張性 4.5— アプリケーションの初期化

— ASP.NET 3.5— ASP.NET 4.5— ISAPI 拡張

— ISAPI フィルタ

管理ツール (6/7 個をインストール済み ) IIS 管理コンソール

IIS 6 管理互換 (4/4 個をインストール済み )— IIS 6 メタベース互換

— IIS 6 管理コンソール

— IIS 6 スクリプトツール

— IIS 6 WMI 互換

IIS 管理スクリプトおよびツール

8. 確認 インストールする役割、役割サービス、機能を確認し、[インストール]をクリックします。

[役割と機能の追加]ウィザード アクション

PlateSpin Protect のインストール 13

Page 14: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

4 IIS マネージャを使用して、32 ビットモードで動作するように IIS を設定します。

4a サーバマネージャのツールバーで、[ツール]>[インターネットインフォメーションサービ

ス (IIS) マネージャ]の順に選択します。

または、次の方法で Windows タスクバーから IIS マネージャを開くことができます。

[サーバマネージャ] > [管理ツール] > [インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]の順に選択します。

4b[接続]ペインでサーバ名を展開し、[アプリケーションプール]をクリックして、中央の[サイト]ペインで使用可能なアプリケーションプールのリストを表示します。

4c リストの[DefaultAppPool]を右クリックして、[詳細設定]をクリックします。

4d[詳細設定]ダイアログで[32 ビット アプリケーションの有効化]を[True]に設定して、

[OK]をクリックします。

4e 右側の[操作]ペインで[アプリケーション プールの既定値の設定]をクリックします。

4f[アプリケーション プールの既定値]ダイアログで[32 ビット アプリケーションの有効化]

を[True]に設定して、[OK]をクリックします。

4g IIS サービスを再起動します[接続]ペインで IIS サーバ名を選択し、[操作]ペインで

[再起動]をクリックします。

4h IIS マネージャを終了します。

5 サーバマネージャを終了します。

1.2.2 Windows Server 2008 R2 システムへの前提条件のソフトウェ

アのインストール

次の手順に従って、PlateSpin Protect のインストール先である Microsoft Windows Server 2008 R2 サーバに前提条件のソフトウェアをインストールします。インストールを開始する前に、7 ペー

ジの 「システム要件」および 9 ページの 「展開ガイドライン」に精通していることを確認してく

ださい。

必要な Microsoft ソフトウェアコンポーネントをインストールするには :

1 ローカルユーザ管理者 (LUA) アカウントを使用して目的の PlateSpin Server ホストにログイン

します。

2 サーバマネージャを開きます。[スタート]>[すべてのプログラム] > [管理ツール] > [サーバ

マネージャ]の順に選択します。

14 PlateSpin Protect のインストール

Page 15: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

3 サーバマネージャを使用して、Web Server (IIS) を、PlateSpin Server が必要とするコンポーネ

ントとともにインストールしてください。

3a サーバマネージャの左ペインで[役割]を選択し、[役割]ペインで[役割の追加]をクリックします。

3b[役割の追加]ウィザードで[サーバの役割]タブに進んだ後、ウィザードの処理を続行します。

[役割の追加]ウィザード アクション

1. サーバの役割 [Web Server (IIS)]を選択し、[次へ]をクリックします。

2. Web Server (IIS) 情報を読み、[次へ]をクリックします。

PlateSpin Protect のインストール 15

Page 16: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

3c インストールが完了するまで待機した後、[役割の追加]ウィザードを閉じます。

3. 役割サービス Web Server のデフォルトの役割サービスセットはそのまま

保持し、次に示すその他の必要な役割サービスをそのサブ役割サービスとともに追加して、[次へ]をクリックします。

[Web Server (IIS)]>[役割サービス]: Web サーバ

HTTP 基本機能 ( すべてインストール済み )— 静的なコンテンツ

— 既定のドキュメント

— ディレクトリの参照

— HTTP エラー

— HTTP リダイレクション

— WebDAV 発行

アプリケーション開発(4/7個をインストール済み

)— ASP .NET— .NET Extensibility— ISAPI 拡張

— ISAPI フィルタ

状態と診断 (2/6 個をインストール済み )— HTTP ログ

— 要求の監視

セキュリティ ( すべてインストール済み )— 基本認証

— Windows 認証

— ダイジェスト認証

— クライアント証明書のマッピング

— IIS クライアント証明書のマッピング

— URL 承認

— 要求フィルタ

— IP およびドメインの制限

パフォーマンス (1/2 個をインストール済み )— 静的なコンテンツの圧縮

管理ツール ( すべてインストール済み ) IIS 管理コンソール

IIS 管理スクリプトおよびツール

管理サービス

IIS 6 管理互換 ( すべてインストール済み )— IIS 6 メタベース互換

— IIS 6 WMI 互換

— IIS 6 スクリプトツール

— IIS 6 管理コンソール

4. 確認 インストールする役割と役割サービスを確認し、[インストール]をクリックします。

[役割の追加]ウィザード アクション

16 PlateSpin Protect のインストール

Page 17: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

4 サーバマネージャを使用して、PlateSpin Server で必要とされる追加ソフトウェアをインス

トールします。

4a サーバマネージャの左ペインで[機能]を選択し、[機能]ペインで[機能の追加]をクリックします。

4b[機能の追加]ウィザードで[機能]タブに進んだ後、ウィザードの処理を続行します。

4c インストールが完了するまで待機した後、[機能の追加]ウィザードを閉じます。

5 サーバマネージャを終了します。

6 目的の PlateSpin Server ホストに Microsoft .NET Framework 4.5.2 (https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42642) をダウンロードしてインストールします。

インストールが完了するまで待機した後、処理を続行します。

7 IIS マネージャを使用して、32 ビットモードで動作するように IIS を設定します。

7a IIS マネージャを開きます Windows タスクバーで、[スタート] > [管理ツール] > [イン

ターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]の順に選択します。

7b[接続]ペインでサーバ名を展開し、[アプリケーション プール]をクリックして、中央の

ペインで使用可能なアプリケーションプールのリストを表示します。

7c リストの[DefaultAppPool]を右クリックして、[詳細設定]をクリックします。

7d[詳細設定]ダイアログで[32 ビット アプリケーションの有効化]を[True]]に設定して、

[OK]をクリックします。

7e 右側の[操作]ペインで[アプリケーション プールの既定値の設定]をクリックします。

7f[アプリケーション プールの既定値]ダイアログで[32 ビット アプリケーションの有効化]

を[True]に設定して、[OK]をクリックします。

7g IIS サービスを再起動します[接続]ペインで IIS サーバ名を選択し、[操作]ペインで

[再起動]をクリックします。

7h IIS マネージャを終了します。

[機能の追加]ウィザード アクション

1. 機能 次に示す必要な機能とサブ機能を選択して、[次へ]をクリックします。 .NET Framework ( すべてインストール済み )

.NET Framework 3.5.1 WCF アクティブ化

— HTTP アクティブ化

— 非 HTTP アクティブ化

Windows プロセスアクティブ化サービス ( すべてイン

ストール済み ) プロセスモデル

.NET 環境

構成 API XPS ビューア

2. 確認 インストールする機能を確認し、[インストール]をクリックします。

PlateSpin Protect のインストール 17

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1.3 PlateSpin Protect ソフトウェアコンポーネントのインストールこの項では、PlateSpin Protect ソフトウェアに付属する、必要なコンポーネントのインストールに

ついて説明します。この製品に付属する SQL Server ソフトウェアを製品と同じサーバにインス

トールせず、リモート Microsoft SQL Server データベースサーバとその環境を使用するには、リ

モート接続できるように SQL Server と環境を設定する必要があります。

18 ページのセクション 1.3.1「PlateSpin Protect をインストールする前に」

18 ページのセクション 1.3.2「Installation Launcher の開始」

21 ページのセクション 1.3.3「データベースサーバのインストール」

25 ページのセクション 1.3.4「PlateSpin Server のインストール」

1.3.1 PlateSpin Protect をインストールする前に

目的の PlateSpin Server ホストが、次の前提条件を満たしていることを確認します。

PlateSpin Server ホストが最小システム要件を満たしていること。詳細については、「7 ページ

の 「システム要件」」を参照してください。

インストール前の設定が展開ガイドラインに従っていること。詳細については、「9 ページの 「展開ガイドライン」」を参照してください。

前提条件のソフトウェアがインストール済みで設定済みであること詳細については、「11 ペー

ジの 「前提条件のソフトウェアのインストール」」を参照してください。

データベースサーバがインストール済みで設定済みであること。詳細については、「21 ページ

の 「データベースサーバのインストール」」を参照してください。

適切なデータベースサーバオプションを選択してください。

PlateSpin Protectに付属しているMicrosoft SQL Server Express Editionを使用する場合は、

この Express Edition をインストールした後に、当製品をインストールしてください。詳

細については、22 ページの 「Microsoft SQL Server Express Edition のインストール」を

参照してください。

既存の Microsoft SQL Server データベースサーバを使用する場合は、23 ページの 「リモー

ト Microsoft SQL Server データベースサーバの設定」の説明に従って SQL Server と環境

を設定した後に、当製品をインストールしてください。

1.3.2 Installation Launcher の開始

当製品をインストールまたはアップグレードするには、PlateSpin Protect セットアップユーティリ

ティ (PlateSpinProtectSetup-11.3.0.xxx.exe) 内の Installation Launcher を使用する必要があります。こ

のファイルは、Micro Focus Downloads (https://www.microfocus.com/support-and-services/download/) から入手できます。

18 PlateSpin Protect のインストール

Page 19: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

PlateSpin Protect セットアップユーティリティをダウンロードするには :

1 PlateSpinProtectSetup-11.3.0.xxxx.exe インストールプログラムを PlateSpin Protect ダウンロード

ページからダウンロードします。

1a Micro Focus ダウンロード (https://www.microfocus.com/support-and-services/download/)に移動します。

1b[製品別に参照]リストから PlateSpin Protect を選択するか、[製品別に参照]フィールド

に製品名を入力して当該製品を検出して選択します。

[Micro Focus Downloads]ページが新しいタブ ( またはウィンドウ ) に開かれて、

PlateSpin Protect 製品検索結果が表示されます。

1c 検索結果で、PlateSpin Protect 11.3 の名前リンクをクリックします。

1d[ダウンロードの説明]ページで[ダウンロードの続行]をクリックして、顧客アカウント資格情報を使用してログインします。

1e 米国輸出管理規則の承諾を求められた場合は、保証と著作権の情報を参照してから、[同

意する]をクリックして続行します。

1f[ダウンロード]ページで、[ダウンロード](PlateSpinProtectSetup-11.3.0xxxx.exe ファイル

の横 ) をクリックしてから、このファイルを保存します。

2 ダウンロードしたファイルを、目的の PlateSpin Server ホストにおけるアクセス可能な場所に

コピーします。

Installation Launcher を開始するには :

1 管理特権を持つユーザとしてサーバにログインします。

インストールまたはアップグレードを実行するための十分な権限を持った状態でログインしていることを確認します。9 ページの 表 1-2 「インストール前のチェックリスト」の「資格情

報」を参照してください。

2 PlateSpinProtectSetup-11.3.0.xxxx.exe ファイルを実行します。

PlateSpin Protect のインストール 19

Page 20: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

3 Installation Launcher を使用して次のいずれかの操作を実行します。

Installation Launcher のオプション

備考

SQL Server Express のインストール

PlateSpin Protect ディストリ

ビューションに付属しているSQL Server Express Edition を

インストールします

当製品をインストールする前に、データベースサーバが必要です。SQL Server Express を使用することも、リモートでインストール

されたユーザ自身の Microsoft SQL Server Standard Edition または

Enterprise Edition を使用することもできます。

要件については、以下を参照してください。

8 ページの 「データベースサーバ」

データベースのガイドライン

インストールとデータベースサーバ設定の手順については、21 ページの 「データベースサーバのインストール」を参照してくだ

さい。

後ほど PlateSpin Protect データベースインスタンスを移動したり、

SQL Server パスワードを変更したりする場合は、PlateSpin Protect データベースの接続設定をリセットする必要があります。

詳細については、ナレッジベースの記事 7970523 (https://www.netiq.com/support/kb/doc.php?id=7970523) を参照してくださ

い。

PlateSpin Server のインストール

PlateSpin Server をインストー

ルします

要件とガイドラインについては、以下を参照してください。

7 ページの 表 1-1 「PlateSpin Server ホストの要件」

9 ページの 表 1-2 「インストール前のチェックリスト」

当製品をインストールする前に、前提条件のソフトウェアをインストールして設定する必要があります。詳細については、11 ページ

の 「前提条件のソフトウェアのインストール」を参照してくださ

い。

方法については、25 ページの 「PlateSpin Server のインストール」

を参照してください。

PlateSpin Server をアップグ

レードします

当製品をアップグレードする前に、お使いのサーバがオペレーティングシステムとソフトウェアの前提条件を満たしていることを確認してください。7 ページの 表 1-1 「PlateSpin Server ホストの要

件」の「オペレーティングシステム」および「ソフトウェアの前提条件」を参照してください。

アップグレードの要件と準備については、31 ページの 「PlateSpin Protect をアップグレードする前に」を参照してください。

方法については、34 ページの 「アップグレード手順」を参照して

ください。

20 PlateSpin Protect のインストール

Page 21: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

1.3.3 データベースサーバのインストール

当製品をインストールする前に、データベースサーバをセットアップして、データベースインスタンスを設定する必要があります。表 1-3 を参照して、計画しているデータベースサーバを展開する

ために必要なタスクを確認してください。

表 1-3 PlateSpin Server のデータベースサーバ展開オプション

場所 インストールと環境設定 データベースの接続と資格情報

Microsoft SQL Server Express Edition

ローカル ( デフォルト )

SQL Server Express Edition を目的の

PlateSpin Server にインストールします。

詳細については、22 ページの 「Microsoft SQL Server Express Edition のインストー

ル」を参照してください。

SQL Server の既存のローカルインストー

ルがインストールプログラムで検出されると、該当の[SQL Server Express の

インストール]オプションが無効になります。

データベース接続を求められたら、ローカルのデータベースサーバとデータベースインスタンスを受け入れます。

.\PLATESPINDB

SQL 認証を使用して、SQL システム管理者

(sa) ユーザ用として[ログイン ID]と[パス

ワード]に表示されるデフォルトのデータベース資格情報を受け入れます。

リモート SQL Server Express Edition を目的の

PlateSpin Server ホストとは異なるサーバ

にインストールします。詳細については、22 ページの 「Microsoft SQL Server Express Edition のインストール」を参照

してください。

SQL Server を PlateSpin Protect と組み合

わせて使用するように設定して、PlateSpin Protect との接続を許可するよ

うにネットワークを設定する必要があります。詳細については、23 ページの 「リ

モート Microsoft SQL Server データベー

スサーバの設定」を参照してください。

データベース接続を求められたら、リモートSQL Server Express データベースサーバを接

続先として指定します。データベースサーバ名とデータベースインスタンス名が必要です。

<database_server>\<database_instance_name>

動的ポートを使用する場合は、ポート番号が必要です。

<database_server>\<database_instance_name>,<port_number>

SQL 認証を使用して、SQL システム管理者

(sa) ユーザ用として[ログイン ID]と[パス

ワード]に表示されるデフォルトのデータベース資格情報を受け入れます。

PlateSpin Protect のインストール 21

Page 22: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

22 ページの 「Microsoft SQL Server Express Edition のインストール」

23 ページの 「リモート Microsoft SQL Server データベースサーバの設定」

Microsoft SQL Server Express Edition のインストール 既存の Microsoft SQL Server データベースサーバが存在しない場合は、PlateSpin Protect ソフト

ウェアの配布パッケージに付属の Microsoft SQL Server Express Edition をインストールできます。

注 : PlateSpin Protect Server に付属する Microsoft SQL Server Express Edition は、Microsoft Developer Network にある推奨事項 (http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms143506%28v=sql.120%29.aspx#DC_support) に従っても、ドメインコントローラにはインス

トールできません。

Microsoft SQL Server Express をインストールするには :

1 管理特権を持つユーザとして PlateSpin Server ホストにログインします。

対象のコンピュータがドメインコンピュータである場合は、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。

2 目的のデータベースサーバホストで、Installation Launcher を起動します。

18 ページの 「Installation Launcher の開始」を参照してください。

3[SQL Server Express のインストール]をクリックして、画面の指示に従います。

Microsoft SQL Server Standard Edition または Enterprise Edition

リモート 既存のリモート SQL Server の場合は、

SQL Server を PlateSpin Protect と組み合

わせて使用するように設定して、PlateSpin Protect との接続を許可するよ

うにネットワークを設定する必要があります。詳細については、23 ページの 「リ

モート Microsoft SQL Server データベー

スサーバの設定」を参照してください。

データベース接続を求められたら、外部データベースサーバを接続先として指定します。データベースサーバ名とデータベースインスタンス名が必要です。

<database_server>\<database_instance_name>

動的ポートを使用する場合は、ポート番号が必要です。

<database_server>\<database_instance_name>,<port_number>

注 : Windows 認証は、ドメイン環境のみでサ

ポートされています。

Windows 認証を使用する場合は、PlateSpin Server をアップグレードまたはアップデート

する際に、SQL 管理者の権利を持つドメイン

ユーザとしてログインする必要があります。このユーザはローカル管理者権限を持っている必要があります。また、データベースサービスユーザとして指定するユーザは、ローカル管理者権限を持っている必要があります。

場所 インストールと環境設定 データベースの接続と資格情報

22 PlateSpin Protect のインストール

Page 23: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

このプログラムでは、PlateSpin Protect の運用に必要なデータベースサーバおよびデータベー

スインスタンスをインストールします。

注 : SQL 管理者のパスワードは、Microsoft SQL Server Express Edition のインストール時に生

成されます。PlateSpin Protect Server のインストールが終了するまで、デフォルトの sa 資格

情報をそのまま使用してください。

インストールが完了して当製品をアクティベートした後に、SQL 管理者のパスワードを変更す

る必要があります。詳細については、29 ページのセクション 1.5「SQL Server Express システ

ム管理者ユーザのパスワードの変更」を参照してください。

4 次のいずれかの操作を実行します。

PlateSpin Server ホストにインストールした場合 : SQL Server Express をローカルにイ

ンストールした場合は、25 ページの 「PlateSpin Server のインストール」に進んでくださ

い。これは通常の展開です。

インストール時にデータベース情報を求められたら、デフォルトのデータベースサーバ(.\PLATESPINDB) を受け入れて、SQL 認証を使用して、表示されたデフォルトの資格情報

を受け入れてください。

リモートサーバにインストールした場合 : SQL Server Express を異なるサーバにインス

トールした場合は、リモート接続を許可するように環境内の設定を行ってください。23 ページの 「リモート Microsoft SQL Server データベースサーバの設定」を参照してくださ

い。完了したら、25 ページの 「PlateSpin Server のインストール」に進んでください。

リモート Microsoft SQL Server データベースサーバの設定

既存のインストール済み Microsoft SQL Server を PlateSpin Protect と適切に連携させるためには、

当製品をインストールする前に、環境内で特定の設定を行う必要があります。次の各設定により、SQL Server と PlateSpin Server をリモート接続できるようになります。

注 : 同じリモート Microsoft SQL Server データベースサーバを使用して、複数の PlateSpin Protect サーバと PlateSpin Migrate サーバで使用するデータベースインスタンスをホストできます。

それぞれのデータベースインスタンスには固有の名前を指定し、各データベースインスタンスに関連付けられた PlateSpin Server を対象にして、これらのインスタンスを別々に設定する必要があり

ます。

既存の SQL Server を準備するには :

1 サポートされているバージョンの Microsoft SQL Server を目的のデータベースサーバで実行し

ていることを確認します。詳細については、8 ページの 「データベースサーバ」を参照してく

ださい。

2 目的の PlateSpin Protect サーバで使用する専用の名前付きデータベースインスタンスが存在す

ることを確認します。この製品のインストールでは、目的のデータベースサーバの名前およびデータベースインスタンスの名前が必要です。

3 TCP/IP 接続と名前付きパイプ接続の両方を実現できるように Microsoft SQL Server を設定し

ていることを確認します。

4 ( 条件付き ) ドメイン環境では、データベースサーバの Windows 認証を使用できます。

Windows 認証を使用して Microsoft SQL Server データベースにアクセスする場合は、Active Directory で次のように設定する必要があります。

該当のドメインに Microsoft SQL Server データベースサーバを追加する必要があります。

PlateSpin Protect のインストール 23

Page 24: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

PlateSpin Protect のインストールでは、次に挙げる 2 つのドメインユーザアカウントが必要

です。

sysadmin 役割を設定したドメインユーザ : SQL 管理者の権利を持つこのユーザは、

データベース、テーブル、およびその他のスキーマオブジェクトを作成するために必要です。

PlateSpin Service ユーザ : ドメインの中で低い特権を持つドメインユーザをサービ

スユーザとすることもできますが、そのユーザは、PlateSpin Protect Server でローカ

ル管理者になっていること、およびインストールの前にその特権を与えられていることが必要です。

注 : Windows ユーザのパスワードを変更した場合は、PlateSpin Service ユーザと IIS App Pool のパスワードもそれぞれ更新する必要があります。このような状況を避け

るには、パスワードが失効しない Windows ユーザの使用を検討します。

注 : Windows 認証を使用する場合、PlateSpin Server をアップグレードまたはアップデートす

る際に、SQL 管理者の権利を持つドメインユーザとしてログインする必要があります。

5 SQL Server に対する認証をサポートするために、ファイアウォール上で次の各ポートを開き

ます。

ポート 49152 ~ 65535/TCP: LSA、SAM、Netlogon の RPC トラフィックを許可します。

ポート 1433/TCP: Microsoft SQL Server のトラフィックを許可します。

カスタムポート : カスタム TCP ポートを使用するように SQL Server を設定する場合は、

そのポートをファイアウォール上で開く必要があります。

注 : ダイナミックポートを使用しない場合は、[データベースサーバ]フィールドで専用ポートを指定する必要があります。

6 ( 条件に応じて実行 )PlateSpin Protect で専用ポートを使用する場合は、そのポートをファイア

ウォール上で開く必要があります。

6a データベースサーバ上で、開く必要があるポートを判断します。

6a1 SQL Server 構成マネージャで、SQL Server の[ネットワーク環境設定]を開いて、

[<your-database-instance-name> のプロトコル]を選択してから、[TCP/IP]を右ク

リックして[プロパティ]を選択します。

6a2[TCP/IP プロトコル]ダイアログで、[IP アドレス]タブを選択します。

6a3[IPAll]( または希望のプロトコル ) で、SQL Server の指定されたデータベースイン

スタンスで使用されるポートが、[TCP 動的ポート]( 動的ポートの場合 ) または

[TCP ポート]( 静的ポートの場合 ) に表示されます。[TCP ポート]または[TCP 動

的ポート]が 0 以外の値に設定されている場合は、指定されたポートをファイア

ウォール上で開きます。これらのポートが、SQL Server との接続で使用するポート

です。

たとえば、[TCP 動的ポート]フィールドが 60664、[TCP ポート]フィールドが

1555 にそれぞれ設定されている場合は、SQL Server に対するファイアウォールルー

ルでポート 60664 と 1555 を有効にします。

6b これらのポートをファイアウォール上で開きます。

24 PlateSpin Protect のインストール

Page 25: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

注 : ダイナミックポートの値を設定している場合は、[参照]をクリックしても、そのサーバが SQL Server のリストに表示されないことがあります。その場合は、PlateSpin Protect のインストールで表示される[データベースサーバ]入力フィールドで、そのサー

バを手動で指定する必要があります。

たとえば、サーバ名が MYSQLSERVER、データベースインスタンス名が PLATESPINDB、動的ポート用に設定されている専用ポートが 60664 である場合は、次のテキストを入力し

てから、希望の認証タイプを選択します。

MYSQLSERVER\PLATESPINDB,60664

これらのポートをファイアウォール上で開く必要があります。

7 25 ページの 「PlateSpin Server のインストール」に進みます。

1.3.4 PlateSpin Server のインストール

ターゲットデータベースサーバを設定したら、PlateSpin Server をインストールする準備ができま

した。

1 PlateSpin Server をインストールする前に、次の要件を満たしていることを確認してください。

PlateSpin Server ホストが最小システム要件を満たしていること。詳細については、7 ペー

ジの 「システム要件」を参照してください。

PlateSpin Server ホストに必要な前提条件ソフトウェアがインストールされていること。

詳細については、11 ページの 「前提条件のソフトウェアのインストール」を参照してく

ださい。

データベースサーバが使用可能であり、PlateSpin Protect 専用のデータベースインスタン

スがこのデータベースサーバに存在すること。詳細については、21 ページの 「データ

ベースサーバのインストール」を参照してください。

2 管理者権限を持つユーザとして PlateSpin Server ホストにログインします。

対象のサーバがドメインコンピュータである場合は、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。

SQL Server Standard Edition または Enterprise Edition に対して Windows 認証を使用する場合

は、SQL 管理者の権利を持つドメインユーザとしてログインする必要があります。このユーザ

はローカル管理者権限も持っている必要があります。また、SQL Server の資格情報に対して

指定するサービスユーザは、ローカル管理者権限を持っている必要があります。

3 目的の PlateSpin Server ホスト上で、Installation Launcher を起動します。詳細については、

18 ページのセクション 1.3.2「Installation Launcher の開始」を参照してください。

4 PlateSpin Protect の Installation Launcher で、[PlateSpin Server のインストール]を選択しま

す。

5 ソフトウェアの使用許諾契約を読み、[使用許諾契約の条件に同意します]オプションを選択して、[次へ]をクリックします。

製品をインストールする前に、ソフトウェアライセンス合意書を受諾する必要があります。

6 一時設定ファイルの場所を指定し、[次へ]をクリックします。

PlateSpin Protect のインストール 25

Page 26: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

7 ( データベースサーバ、Windows 認証 ) 既存のデータベースサーバ (SQL Server Express Edition の代わりに使用しているもの ) に対して Windows 認証を使用する場合は、データベー

ス接続を設定して、データベース管理者とデータベースサービスユーザの適切な資格情報を入力します。

インストール画面 以下を実行します。

データベース接続の情報 1.[参照]をクリックして、[データベースサーバ]を選択します。

<database_server>\<database_instance_name>

動的ポートを使用する場合は、ポート番号も入力する必要があります。

<database_server>\<database_instance_name>,<port_number>

2.[認証タイプ]として Windows 認証を選択します。

Windows 認証は、ドメイン環境のみでサポートされています。

3.[次へ]をクリックします。

データベース管理者資格情報

1.[データベース管理者]の資格情報を指定します。

次に例を示します。

ダウンレベルログオンユーザ : CORPDOM\sqladmin

パスワード : <sqladminPwd>

注 : ドメイン管理者の資格情報を指定するか、十分な管理者権限とデータベース権限を持っているドメインユーザの資格情報を指定する必要があります。

2.[資格情報の検証]をクリックして、資格情報を検証します。

3.[次へ]をクリックします。

データベースユーザ資格情報

1. 次のいずれかの操作を実行します。

[データベース管理者と同じ]を選択して、データベース管理

者の資格情報を使用してデータベースサービスにアクセスします。

データベースサービスユーザの資格情報を指定します。

次に例を示します。

ダウンレベルログオンユーザ : CORPDOM\sqluser1

パスワード : <sqluser1Pwd>

このサービスユーザはローカル管理者権限も持っている必要があります。

2.[資格情報の検証]をクリックして、資格情報を検証します。

3.[次へ]をクリックします。

SQL 接続の確認 1. 情報を確認します。

2.[戻る]をクリックして SQL 接続情報を編集するか、[次へ]をク

リックして先に進みます。

26 PlateSpin Protect のインストール

Page 27: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

8 ( データベースサーバ、SQL 認証 ) データベースサーバに対して SQL 認証を使用する場合は、

データベース接続を設定して、データベース管理者の適切な資格情報を入力します。

このオプションを使用するのは、PlateSpin Protect に付属している Microsoft SQL Server Express Edition データベースサーバを使用している場合です。インストールを実行すると、

SQL システム管理者ユーザ (sa) のパスワードが自動的に生成されて、インストール中はこのパ

スワードが使用されます。

注 : PlateSpin Server のインストールが完了して、ライセンスをアクティベートした後に、カ

スタムパスワードを設定してください。詳細については、29 ページの 「SQL Server Express システム管理者ユーザのパスワードの変更」を参照してください。

9 データベースサーバ用の資格情報を指定して検証したら、[次へ]をクリックします。

10[IIS 設定]画面で、HTTP 接続と HTTPS 接続のどちらを許可するかを指定します。

セキュリティ保護された接続 (HTTPS) が必要な場合は、オプションを選択せずにそのまま

残してください ( デフォルト )。

インストール画面 以下を実行します。

データベース接続の情報 1.[参照]をクリックして、[データベースサーバ]を選択します。

SQL Server Express データベース : デフォルトの .\PLATESPINDBをドロップダウンリストで選択したままにして、次の画面で表示される sa ユーザの資格情報をそのまま使用してください。

注 : 後ほど PlateSpin Protect データベースインスタンスを移動した

り、SQL Server パスワードを変更したりする場合は、PlateSpin Protect データベースの接続設定をリセットする必要があります。

ナレッジベースの記事 7970523 (https://www.netiq.com/support/kb/doc.php?id=7970523) を参照してください。

既存のデータベース : 使用可能なデータベースサーバのリストを参

照して、このリストから選択します。

次に例を示します。

.\PLATESPINDB <database_server>\<database_instance_name> <database_server>\<database_instance_name>,<port_number>

2.[認証タイプ]として SQL 認証を選択します。

3.[次へ]をクリックします。

データベース管理者資格情報

1. SQL 認証用の[データベース管理者]の資格情報を指定します。

SQL Server Express データベースを使用している場合は、デフォ

ルト値をそのまま使用します。

ログイン ID: sa

パスワード : <generated-password-obscured>

2.[資格情報の検証]をクリックして、資格情報を検証します。

3.[次へ]をクリックします。

SQL 接続の確認 1. 情報を確認します。

2.[戻る]をクリックして SQL 接続情報を編集するか、[次へ]をク

リックして先に進みます。

PlateSpin Protect のインストール 27

Page 28: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

IIS サーバに署名済みの SSL 証明書がある場合、デフォルトの通信プロトコルは HTTPSになります。そうでない場合は、「信頼できない接続」に関する警告がブラウザに表示されます。これは普通のことです。続行する方法については、ブラウザ固有のドキュメントを参照してください。

セキュリティ保護されていない接続 (HTTP) が必要な場合は、[セキュリティ保護されていな

い接続 (HTTP) を許可する]オプションを選択します。

11[次へ]をクリックし、インストールの設定を確認します。[インストール]をクリックし、画面の指示に従います。

インストールプログラムは、PlateSpin Server ソフトウェアをインストールし、実行準備をし

ます。

注 : この処理の完了までに、数分かかることがあります。

12 続いて、「28 ページのセクション 1.4「インストール後のタスク」」に進みます。

1.4 インストール後のタスクPlateSpin Server のインストールが完了したら、ライセンスをアクティベートして、以下の推奨さ

れるインストール後タスクを実行してください。

1 PlateSpin Protect の Web インタフェースを起動します。

『ユーザガイド』の「Web インタフェースの起動」を参照してください。

2 ご使用の製品のライセンスを取得し、ワークロード保護に備えて環境を設定します。

『ユーザガイド』の「製品ライセンスの有効化」を参照してください。

3 ( オプション、強く推奨 ) Microsoft SQL Server Express Edition をインストールした場合は、

SQL Server Express システム管理者ユーザの強力なカスタムパスワードを設定してください。

詳細については、29 ページのセクション 1.5「SQL Server Express システム管理者ユーザのパ

スワードの変更」を参照してください。

4 Web インタフェースに習熟します。

『ユーザガイド』の「PlateSpin ツールの使用」を参照してください。

5 ( オプション、国際バージョンを対象 ) 特定のサポート対象言語で使用するように PlateSpin Protect およびブラウザを設定します。

『ユーザガイド』の「国際バージョンの言語設定」を参照してください。

6 ( オプション ) 組織で必要とされるとおりに、適切な役割ベースのアクセス設定を設定します。

『ユーザガイド』の「ユーザ権限および認証の設定」を参照してください。

7 SMTP の設定を行い、電子メール通知の受信者を追加します。

『ユーザガイド』の「イベントレポートとレプリケーションレポートの電子メール通知サービスの設定」を参照してください。

8 ワークロード保護のライフサイクルを十分に理解します。

『ユーザガイド』の「ワークロードの保護と回復の基本ワークフロー」を参照してください。

28 PlateSpin Protect のインストール

Page 29: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

1.5 SQL Server Express システム管理者ユーザのパスワードの変更Microsoft SQL Server Express Edition をインストールした場合は、そのインストール時に、SQL シ

ステム管理者ユーザ (sa) のパスワードが自動的に生成されています。この生成済みパスワードを知

らなくても、Windows 管理者の資格情報と SQL 管理ツールを使用してこのパスワードを変更でき

ます。

注 : セキュリティを高めるために、PlateSpin Server のインストールが完了して、当製品のライセ

ンスをアクティベートした後に、sa 資格情報のパスワードを変更することを強くお勧めします。

sa ユーザのカスタムパスワードを設定した後に、将来的に PlateSpin Server ソフトウェアをアップ

グレードする際に、このパスワードを入力できる必要があります。

SQL Server Express ソフトウェアには、Microsoft OSQL (osql) ユーティリティが付属しています。

このツールを使用して、SQL Server Express データベースエンジンの SQL システム管理者パス

ワードを変更できます。パスワードを変更した後に、PlateSpin Server の情報を更新して、

PlateSpin Server サービスを再起動する必要があります。

SQL Server Express の sa ユーザのパスワードを変更するには :

1 PlateSpin Server ホストにローカル管理者ユーザとしてログインします。

2 管理者コマンドプロンプトを起動します。

3 SQL システム管理者のパスワードを変更します。以下を入力してください。

osql -S .\PlateSpinDB -E -Q "ALTER LOGIN sa WITH PASSWORD = '${NewPassword}'"

この OSQL 構文を使用すると、-Q オプションの後に記述されたクエリが実行されてから、

OSQL ユーティリティが終了します。

このコマンドでは、Microsoft SQL Server マニュアルの「sp_password (Transact-SQL)」で

Microsoft によって推奨されている sp_password ストアドプロシージャの代わりに、ALTER LOGIN 構文が使用されます。

OSQL の構文とコマンドについては、Microsoft SQL Server マニュアルの「OSQL Utility」を参

照してください。

4 SQL システム管理者ユーザの新しいパスワードを使用して PlateSpin を更新します。以下を入

力してください。

%PROGRAM FILES%\"PlateSpin Protect Server"\bin\PlateSpin.UpdateConnectionString.exe /instance=.\PlateSpinDB /username=sa /password=${NewPassword}

5 PlateSpin Server サービスを再起動します。以下を入力してください。

%PROGRAM FILES%\PlateSpin Protect Server\bin\RestartPlateSpinServer\RestartPlateSpinServer.exe

PlateSpin Protect のインストール 29

Page 30: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

1.6 PlateSpin ホストのセキュリティベストプラクティス

セキュリティのベストプラクティスとして、自社内の他の Windows サーバの場合と同様に、セ

キュリティ脆弱性に対処するためのパッチを PlateSpin Server ホストに適用してください。

Windows のセキュリティアップデートについては、Microsoft から提供されているマニュアルを参

照してください。

30 PlateSpin Protect のインストール

Page 31: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

2 2PlateSpin Protect のアップグレード

PlateSpin Server を PlateSpin Protect 11.3 にアップグレードするには、PlateSpin Protect 11.2.1 の

既存インストールが存在している必要があります ( ホットフィックスやフィールドパッチの適用の

有無は関係ない )。他の直接アップデートはサポートされていません。

注 : これより前のバージョンの PlateSpin Protect の場合、バージョン 11.3 にアップグレードするに

は、まず PlateSpin Protect 11.2.1 にアップグレードする必要があります。PlateSpin Server のアッ

プデート方法については、次のガイドで「PlateSpin Protect のアップグレード」を参照してくださ

い。

PlateSpin Protect 11.2.1 インストールおよびアップグレードガイド (https://www.netiq.com/documentation/platespin-protect-11-2-1/protect_install/data/ch2-upgrading-ps-protect.html)

PlateSpin Protect 11.2 インストールおよびアップグレードガイド (https://www.netiq.com/documentation/platespin-protect-11-2/protect_install/data/ch2-upgrading-ps-protect.html)

31 ページのセクション 2.1「PlateSpin Protect をアップグレードする前に」

34 ページのセクション 2.2「アップグレード手順」

36 ページのセクション 2.3「アップグレード後のタスク」

2.1 PlateSpin Protect をアップグレードする前に

PlateSpin Server ソフトウェアを PlateSpin Protect 11.3 にアップグレードする前に、表 2-1 の前提

条件を満たすように PlateSpin Server とワークロード環境を準備してください。

表 2-1 PlateSpin Protect のアップグレード準備のためのチェックリスト

ステータス

前提条件タスク 備考

1. すべての保護されたワークロード用のレプリケーションスケジュールを一時停止して、実行中のレプリケーションがないようにします。

詳細については、「32 ページの 「レプリケーションスケジュールの一時停止」」を参照してください。

2. サーバのデフォルト動作を制御するためのカスタマイズされた PlateSpin 設定 (.config) パラメータがある場

合は、これらのパラメータを記録します。これらの設定は、アップグレード後に復元する必要があります。

3. PlateSpin データベースファイルをバックアップしま

す。

詳細については、「33 ページの 「データベースファイルのバックアップ」」を参照してください。

PlateSpin Protect のアップグレード 31

Page 32: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

2.1.1 レプリケーションスケジュールの一時停止

PlateSpin Protect をアップグレードする前に、次の手順に従って、PlateSpin Server によって保護

されているワークロードのレプリケーションスケジュールを一時停止し、実行中のレプリケーションがないことを確認します。進行中のレプリケーションが正常に完了するのを待機するか、そのレプリケーションを中止することができます。

1 PlateSpin Protect Web インタフェースで[ワークロード]をクリックします。

2[ワークロード]ページで、[すべて選択]をクリックしてから[スケジュールを一時停止]をクリックします。続いて、[実行]をクリックし、スケジュールされたすべてのレプリケーションの一時停止を開始します。

4. カスタム Linux blkwatch ドライバをバックアップしま

す。アップグレード後に、これらのドライバを再びアップロードする必要があります。

詳細については、「33 ページの 「アップグレード前のカスタムLinux blkwatch ドライバのバック

アップ」」を参照してください。

5. Web インタフェースからログアウトして、ブラウザ

を閉じます。

アップグレード時に保護ワークロードの管理を試行しないでください。

6. PlateSpin Server ホストがアップグレードバージョン

の要件を満たしていることを確認します。 詳細については、「7 ページの 表 1-1 「PlateSpin Server ホストの要

件」」を参照してください。

7. 新たに必要になった前提条件ソフトウェアがある場合は、それらのソフトウェアをインストールします(Microsoft .NET Framework 4.5.2 など )。

詳細については、9 ページの 「ソ

フトウェアの前提条件」を参照してください。

.NET Framework 4.5.2 (https://www.microsoft.com/en-in/download/details.aspx?id=42642)を参照してください。

8. VM コンテナでサポート対象バージョンの VMware が

実行されていること、およびそれらの購入済みライセンスがあることを確認します。

『PlateSpin Protect ユーザガイド』

の「サポートされる VM コンテ

ナ」を参照してください。

9. PlateSpin Server ホスト上でユーザアカウント制御

(UAC) を無効にします。

詳細については、「11 ページの 「UAC」」を参照してください。

10. アップグレードを実行するユーザが、ソフトウェアとデータベーススキーマを更新するために、PlateSpin Server ホストとデータベースサーバに対する十分な管

理者権限を持っていることを確認します。

詳細については、10 ページの 「資格情報」を参照してください。

注 : アップグレード時にWindows 認証を選択した場合は、

ログイン済みユーザの資格情報がデータベース管理者用として自動的に入力されます。

PlateSpinProtectSetup-11.3.0.xxx.exe ファイルをダウンロー

ドして、このファイルを PlateSpin Server ホストにコピー

します。

詳細については、18 ページの 「Installation Launcher の開始」を

参照してください。

ステータス

前提条件タスク 備考

32 PlateSpin Protect のアップグレード

Page 33: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

3[ワークロード]ページで、保護されたワークロードの[スケジュール]状態が[[一時停止

中]]であることを確認します。

4[ワークロード]ページで、保護されているそれぞれのワークロードの[レプリケーションステータス]が[アイドル]であることを確認してください。進行中のレプリケーションが完了するまで待機するか、実行中の操作を中止します。

アップグレード前にこのタスクを実行しない場合、ソフトウェアアップグレードの実行前に、アップグレードソフトウェアが実行中のジョブを自動的に検出し、続行する前にこのタスクを実行するよう要求します。アップグレードプロセスを続行できるのは、各ワークロードの[レプリケーションステータス]が[アイドル]である場合のみです。

2.1.2 データベースファイルのバックアップ

次の手順で、PlateSpin Protect がインストールされているサーバに常駐している Microsoft SQL Server データベースファイルを手動でバックアップします。ロールバックが必要になった場合は、

このバックアップファイルを使用できます。

1 サーバホスト上で、Microsoft SQL サービスを停止します。

1a[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]をクリックし、「services.msc」と入

力し、[OK]をクリックします。

1b[サービス]ウィンドウで[SQL Server]項目を右クリックし、[[停止]]を選択します。

2 すべての *.mdf ファイルと *.ldf ファイルを、製品インストールディレクトリ外の場所にコピー

します。これらのファイルのデフォルト場所は次のとおりです。

\Program Files\PlateSpin Protect Server\Database

3 ステップ 1 で停止した MS SQL サービスを再起動します。

注 : この手順では、PlateSpin Protect Server がインストールされているサーバに Protect データ

ベースもインストールされていることを想定します。外部の SQL サーバも同様のステップでバック

アップできますが、*.mdf および *.ldf ファイルのパスはご使用の SQL サーバに固有のものになりま

す。

2.1.3 アップグレード前のカスタム Linux blkwatch ドライバのバッ

クアップ

アップグレード時に、PlateSpin Protect のインストールプログラムによって、PlateSpin Protect に以前に追加したカスタム Linux blkwatch ドライバが上書きされます。このため、アップグレード前

に、カスタム Linux blkwatch ドライバのコピーを保存することをお勧めします。

1 PlateSpin Server ホストマシンに管理者ユーザとしてログインします。

2 PlateSpin アプリケーションのインストールディレクトリに移動します ( 例 : C:\Program Files\PlateSpin Protect Server\)。

3 .\Packages\9D470BFF-E30F-4015-83D8-4D308A8C8B1B\ フォルダを開いて、1.package ファイルを

このフォルダから一時ディレクトリにコピーします。

4 1.package のファイル拡張子を .zip に変更して (1.zip)、このファイルをこの一時ディレクトリ内

に解凍します。

5 CustomKernel* の内容を別の一時ディレクトリに保存します。

34 ページの 「アップグレード手順」の説明に従って、アップグレードを続行します。

PlateSpin Protect のアップグレード 33

Page 34: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

アップグレード後に、将来の移行のために必要なカスタム Linux blkwatch ドライバを再びアップ

ロードする必要があります。ナレッジベースの記事 7005873 (https://www.netiq.com/support/kb/doc.php?id=7005873) を参照してください。

2.2 アップグレード手順アップグレードプロセス中、インストールプログラムは前のインストールからデータを自動的にエクスポートした後、再インポートします。

PlateSpin Protect 製品をアップグレードするには :

1 アップグレードを開始する前に、31 ページのセクション 2.1「PlateSpin Protect をアップグ

レードする前に」に記載されているタスクを実行して、ソフトウェアアップグレードに向けて準備します。

2 PlateSpin Server ホストに管理者ユーザとしてログインします。

対象のサーバがドメイン内にある場合は、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。

データベースサーバに対して Windows 認証を使用する場合は、SQL 管理者の権利を持つドメ

インユーザとしてログインする必要があります。このユーザは、PlateSpin Server に対する

ローカル管理者権限を持っている必要があります。

3 管理者ユーザとして PlateSpin Protect セットアップ実行ファイルを実行し、画面の指示に従い

ます。

サーバのインストール時に要求されたら、[データの保存]オプションを必ず使用します。

注 : レプリケーションジョブがまだ実行されている場合、ジョブを確認すると、[検出されたジョブの実行]ダイアログが起動されることがあります。このプロンプトは、一部のジョブを中止したため、ジョブの状態が正しく検出されなかったときにも表示されることがあります。全操作が完了するのを待機するか、実行中の操作を中止する必要があります。各ワークロードのレプリケーション状態が[アイドル]になったら、インストールダイアログで[はい - インス

トールを続行します]を選択し、[次へ]をクリックします。

4 データベースインスタンスを指定するように求められたら、インストールプログラムで既存のデータベースインスタンスを指定して、適切な認証タイプと資格情報を指定します。

データベースサーバに対する Windows 認証の場合は、データベースのスキーマをアップグ

レードするために、ログイン済みユーザがローカル管理者権限を持っていること、およびデータベースサーバ内のシステム管理者権限を持っていることを確認してください。サービスユーザとして指定するユーザは、ローカル管理者権限も持っている必要があります。

SQL Server Express Edition データベースサーバに対する SQL 認証の場合は、SQL システ

ム管理者 (sa) ユーザとデフォルトの生成済みパスワード (SQL Server Express のインス

トール時に作成されたもの ) が、データベース管理者のログイン ID とパスワードとして

自動的に入力されます。sa ユーザのカスタムパスワードをすでに設定している場合は、こ

のカスタムパスワードを入力してから、[資格情報の検証]をクリックします。

5 PlateSpin Protect ソフトウェアがバージョン 11.3 にアップグレードされたことを確認します。

5a PlateSpin Protect Web インタフェースにログインします。

34 PlateSpin Protect のアップグレード

Page 35: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

ログイン画面にアクセスできない場合、アップグレードに失敗した可能性があります。PlateSpin Server ホストが稼働していること、PlateSpin Server が実行されていること、

およびネットワーク接続が有効であることを確認してから、もう一度ログインしてみてください。それでもログイン画面にアクセスできない場合は、アップグレードプロセスに失敗しました。ステップ 7 にジャンプします。

5b[バージョン情報]をクリックして、バージョン番号を表示します。[バージョン情報]ページでは、[ソフトウェアバージョン]は 11.3.0.xxxx である必要があります。xxxx は、ビ

ルド番号を表します。

バージョン番号として以前のバージョンが表示される場合、ブラウザキャッシュに問題が発生している可能性があります。ブラウザキャッシュをクリアしてから、ブラウザのクローズと再起動を実行して、再度試行してください。バージョンが古いままの場合、アップグレードに失敗しました。ステップ 7 にジャンプします。

6 アップグレード後に、保護されたワークロードデータが正常に再インポートされていることを確認します。PlateSpin Web インタフェースで[ワークロード]をクリックし、期待されたワー

クロードが存在していることを表示して確認します。

保護されたワークロードが存在しない場合は、アップグレードプロセスの一部またはすべてに失敗しています。

インストールプログラムでは、アップグレードプロセス中にエクスポートしたデータが自動的に再インポートされないことがあります。この問題が発生した場合は、ImportExportAll.bat ユー

ティリティを使用して、サーバホスト上の \ProgramData\PlateSpin ディレクトリからこのデータ

を回復します。このフォルダはデフォルトで非表示になっています。

データベースアクセスに Windows 認証を使用する場合、インポートまたはエクスポートする

には次の条件を満たす必要があります。

ユーザは、データベースにアクセスするための SQL 管理者の権利を持つドメインユーザと

してログインする必要があります。このユーザは、インストール時に指定します。23 ページの 「リモート Microsoft SQL Server データベースサーバの設定」のステップ 4 を参

照してください。

データベースにアクセスするための SQL 管理者の権利を持つドメインユーザは、インス

トール時に必要なので、ローカルの Administrators グループのメンバーである必要があり

ます。

ImportExportAll.bat ユーティリティを実行するプロセスには昇格権限が必要です。そのため

の最も簡単な方法は、[管理者として実行]コンテキストメニューオプションを使用してコマンドウィンドウを起動することです。

7 ステップ 5 のテストにより、ソフトウェアアップグレードに失敗したことが判明した場合、ま

たはステップ 6 でデータを再インポートできなかった場合は、アップグレードを再度試行しま

す。

8 アップグレードが正常に完了したら、36 ページの 「アップグレード後のタスク」に進みます。

PlateSpin Protect のアップグレード 35

Page 36: PlateSpin Protect 11...このガイドおよびライブラリについて 5 このガイドおよびライブラリについて 『インストールおよびアップグレードガイド』では、PlateSpin

2.3 アップグレード後のタスクPlateSpin Protect ソフトウェアのアップグレード後、次のタスクを実行して、PlateSpin Server の通常動作を再開する必要があります。

1 PlateSpin Protect Web インタフェースにログインします。

2[ワークロード]をクリックし、中止されたレプリケーションスケジュールが[ワークロード]ページにないかどうかを確認します。特に、製品の以前のバージョンの従来のブロックベースのコンポーネントを使用していた、自動的にアップグレードされる保護コントラクト向けに生成されたタスク ( オプションのコマンドを使用する特別なワークロード保護イベント ) を探し

ます。これは、保護されたワークロードを再起動する必要があります。

3 次の場所から、PlateSpin 環境設定の必要な設定を適用します。

https://Your_PlateSpin_Server/platespinconfiguration/

4 アップグレードされた PlateSpin Server に、ワークロード用のコンパイル済みの blkwatch ドラ

イバが存在することを確認します。『「ユーザガイド』の「」Protect によってサポートされて

いる Linux ディストリビューション」を参照してください。

将来の移行のために必要なカスタム Linux blkwatch ドライバを再びアップロードする必要があ

ります。これらのドライバは、33 ページの 「アップグレード前のカスタム Linux blkwatch ド

ライバのバックアップ」でアップグレード前にバックアップしたものです。

コンパイル済みのドライバがない場合は、ナレッジベースの記事 7005873 (https://www.netiq.com/support/kb/doc.php?id=7005873) の手順に従って、カスタム blkwatch ドライバ

を作成できます。

5 PlateSpin Protect Web インタフェースで、[ワークロード]をクリックして[すべて選択]をク

リックし、[スケジュールの再開]をクリックします。続いて、[実行]をクリックして、すべてのスケジュールされたレプリケーションを再開します。

6 PlateSpin Server とレプリケーションが正常に機能していることを確認します。

7 ( オプション、推奨 )SQL システム管理者ユーザ (sa) のカスタムパスワードをまだ設定してい

ない場合は、この時点で安全なパスワードを設定することをお勧めします。

詳細については、29 ページの 「SQL Server Express システム管理者ユーザのパスワードの変

更」を参照してください。

36 PlateSpin Protect のアップグレード