PIC 制御による赤外線障害物 自動回避走行車
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PIC 制御による赤外線障害物自動回避走行車
IE4 青木 友宏 梶山 直幹
河野 直高 中村 俊
目的・概要
PIC 制御で赤外線LEDと赤外線センサにより障害物を検知し、自動で障害物を回避しながら走行する車を作成する
機能・動作 2輪駆動の2輪走行車である モータを2つ持ち、左右の車輪を独立に
制御することで前進、後退、右折、左折などを行うことが出来る
2つの赤外線LED、1つの赤外線センサを持ち2段階の距離による障害物の検出を行う。それにより曲がる強弱を変える
ハードウェア部分の仕様・1 PIC16 F84 A セラロック(20MHz)
ICソケット 18 P コンデンサ × 3 可変抵抗 × 2 抵抗 × 1 電源(単三電池 × 4) ダイオード
ハードウェア部分の仕様・2・赤外線センサ 同期点滅を行い、自分が必要な信号
のみに反応するようにする 38 KHzの同期周波数にて点滅させ
る・赤外線 LED(障害物検知用) × 2 左右それぞれ遠くと近く2段階の距
離の検出を行う 左右の点灯は左の表に
あるようにポートの状態を制御することで実現している
A B C D 状態H L L H R LED 弱点灯H L H L L LED 弱点灯L H L H R LED 強点灯L H H L L LED 強点灯
ハードウェア部分の仕様・3・モータドライバ IC PWM制御によって前進後退の速度制御を行っ
ている オンとオフしかないモータに対して高速にオンオフを切り替えて、そのオンしている時間を変更することで速度の変更を行っている
高速:^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
早め: | ^^^ |_| ^^^ |_| ^^^ |_| ^^普通: | ^^ |__| ^^ |__| ^^ |__| ^^遅い: | ^ |___| ^ |___| ^ |___| ^停止: __________________
ソフトウェア部分の仕様・1START
初期化
ポート入力処理
①によってモータをどのように回転させるかを決める。
赤外線LED:障害物があるか判断
①
割り込み
カウンタの最下位 bit=0
赤外線LED発光 赤外線LED消灯
割り込み終了
どちらの赤外線LEDを光らすか判断
y
N
ソフトウェア部分の仕様・2
センサ
3 LOW回 信号
障害物検出
障害物なし
END
左弱赤外線
右弱赤外線
左強赤外線
右強赤外線
y
n
1.126msec ずつで変更
工夫点1・頻繁に使用する命令をマクロ化すること
でプログラムをコンパクトにしている・回路はなるべく単純なものにし、ソフト
で多くの制御を行える用にしている・38k Hz の赤外線発光は毎16 usec
の割り込みによって表現している・割り込み部分は最低限のことしかやらな
い。赤外線発光だけ、左右強弱の判定はしない
問題点・赤外線 LEDを左右に角度をつけて配置してい
るため、車体の正面にある障害物の検知をすることができない 遠くの物を検知しすぎてしまい回転してしまう
・左のモータと右のモータの回転数が何故かあっていないため直進することができず、常に左に向かって進んでしまう
・スイッチのON・OFF後の動作が不安定である