Philipine shisatsu1
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©2010, ETHNIC JAPAN Corporation, All Rights Reserved
表紙
フィリピン視察報告+
各国との IT分析(ベトナム、インド、中国)視察期間: 2011/04/25~ 5/5
鈴木ビエット
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自己紹介
鈴木 ビエット。ベトナム名は、 Le Quoc Viet(レ クオック ビエット)。1984年、ホーチミン生まれ、神戸→川崎育ち。 ETHNIC代表。某 EコマースベンチャーでWEBエンジニアとして修行中。 戦争の最中に生まれる。物心がつかない幼い頃、両親とともにベトナム戦争終了間際、新政権の方針・体制に反発を覚え、ボートピープルとして日本の兵庫県神戸に上陸。一ヶ月の無銭無食でのキャンプ生活、教会で保護されたという過去を持つ。現在は、自分の 2つのルーツを活かして、母国の自助による貧困撲滅(ストリートチ
” ” ” ”ルドレン、人身売買、児童労働撲滅)社会と、自分1人の幸せより多くの人が幸せを共有できる仕組みを生み出すべく活動中。 2011年 10月にWEBサービス事業 (現地のリアルタイム観光情報口コミ、進出支援 Eコマース、ソーシャルサービス開発等 )を控えている。 2009年に、アジア起業家村、 ETIC.での長期間事業プレゼンの機会を使って、経営者の先輩方からフィードバックを頂く。大組織として区分けされてメンバーの活動にも制限があり、プールみたいな状態にある。しかし立ち上げたばかりの手探り段階のサークル等は、大海原にいる状態。彼らにアドバイスをもらうことで、組織に縛られない率直な意見を得ることができる。経験豊富な起業家だけでなく若者からのコメントも積極的にもらうようにしている。
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フィリピン・セブとは?
正式国名:フィリピン共和国「 Republic of the Philippines」セブはフィリピン諸島のほぼ中央・ビサヤ諸島にある。
ビサヤ諸島最大の島セブ本島、リゾートホテルが並ぶマクタン島、ボホール島等、167の島々からなる。
フィリピンの総人口は約 9000万人( 2008年現在)で、セブは 150万人。公用語はタガログ語と英語。
フィリピンの通貨単位はペソで、 1ペソ= 2円 (2011年 5月現在 )。隣のマクタン島にはデラックスなリゾートホテルが並び、ダイビング等の各種マリンスポーツを
楽しめる。また、セブには政府公認のカジノもあり様々な楽しみ方で過ごせる。
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視察した企業・団体・ NGO
WAKU WORK(友人が経営 )」 、 「 Cyber Tech(部長の紹介)」、 「 Cebu Investment Promotion Center」「セブ日本商工会」、「 QQ.ENGLISH」、「 Alliance Software」「 NGO Plumeria Inc.」「 JICC」、「 NGO Share a Child Movement」、「 Ramon Aboitiz Foundation 」
and more…
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ケース①: CyberTech
【主な事業】 Webインテグレーションおよび ITアウトソーシングサービスの提供
CMSエンジンを用いたWCMシステムやWeb/電子書籍などの各種マルチメディアコンテンツ制作、および HTMLコーディング・サイト運営代行・バナー制作等の
ITアウトソーシングサービスを提供
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ケース①: CyberTech
・支店として(法人だと手続き、条件がいろいろあり面倒くさい)。・フィリピンは、全員が全員じゃないけどほぼ英語。
・地元の新聞に求人載せれば結構くる。・日本の品質が特殊!チェックは自分(日本人)とテストチームでこまめに。
・顧客は、 NEC,NTT DATAなど。詳しくは HP参照・給料ペソが高い方に移るフィリピン人が多い。・大学卒初任給 8,000~ 16,000ペソが相場。・プロジェクトごとのベースアップ式。
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ケース①: CyberTech
フィリピンを選択した理由・英語対応がネイティブレベルであり、ワールドワイドで見た場合の日本における英語力を補完
(英語を話せる人口が世界で 3番目に多く、欧米企業のコールセンターが多数存在)・日本の文化・慣習が受け入れられやすい
・物価の上昇傾向がゆるやか・時差が少ない( 1時間)セブ島を選択した理由
・フィリピン第 2の都市(人口:約 150万人)であり、大学等の教育機関も充実(年間約 2200名の学生がコンピュータサイエンス学科を卒業)
・マニラや中国の大都市よりも賃金が相対的に低い・成田からの直行便あり
顧客側のメリット・国内委託の感覚で、日本語による業務指示が可能(日本品質)・低コストにて業務請負が可能(国内 SOHO水準以下)
・フィリピン大学との提携により、突然の大型案件にも対応可能
(高い対応力)
©2010, ETHNIC JAPAN Corporation, All Rights Reservedケース②: ASIA IT PARK( NEC,QQ.ENGLISH,JICC…)
オフショア拠点それぞれの長所と短所
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フィリピンのモバイル事情
オフショア拠点それぞれの長所と短所
現地の普通携帯(新品は 1000ペソ~)現地のスマートフォン(新品は 9000ペソ~)
©2010, ETHNIC JAPAN Corporation, All Rights Reserved各国 IT分析(ベトナム ,フィリピン ,インド ,中国)
国名 長所 短所
ベトナム
・低単価・勤勉な国民性・ 2バイトコードに比較的強い (ベトナム語は漢字の影響を強く受けている)
・日本語や英語がわかる SEが少ない・物価が上昇基調・優良企業が既に囲い込まれている・ 1~ 2月の旧正月(テト)は業務が止まる
フィリピン(セブ)
・低単価・物価の上昇傾向がゆるやか・ネイティブに近い英語力・明るく真面目な国民性
・日本語がわかる SEが少ない・不安定な政治事情や治安の問題
オフショア拠点それぞれの長所と短所
インド
・アウトソース先としての歴史が長い・高い数学センス・早くから国際標準準拠の動き
・時差が大きい・高単価・日本語がわかる SEが少ない
中国
・日本語がわかる SEが比較的多い・漢字圏のため 2バイトコードに強い・国際標準準拠に積極的な動き
・単価高騰(特に沿岸部)・国民性(中華思想で非常に流動的)・社会主義国ゆえの政治的リスク・対日感情問題
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おまけ:フィリピンのご飯集
オフショア拠点それぞれの長所と短所
ご飯はバイキング式が多く、 3,4品ほど頼めば、 50~ 100ペソ( 100~ 200円)