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中野市民満足度調査 あなたの声をお聴かせください 報告書 (平成27年6月実施) 平成27年8月 中野市

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中野市民満足度調査 あなたの声をお聴かせください

報告書 (平成27年6月実施)

平成27年8月

中野市

目 次

Ⅰ 調査の概要

1 調査の目的………………………………………………………………………………………………1

2 調査設計…………………………………………………………………………………………………1

3 集計上の留意点…………………………………………………………………………………………1

Ⅱ 調査結果

1 あなた自身の感じていることについて伺います……………………………………………………2

2 市政との関わりについて伺います……………………………………………………………………15

3 日頃の身の回りのことについて伺います……………………………………………………………17

4 公共施設の重要性や施設数について伺います………………………………………………………19

5 行政サービス全般に対する満足度について伺います………………………………………………31

6 市の政策に対するあなたの満足度(実感)について伺います……………………………………32

7 市の政策の重要度について伺います…………………………………………………………………39

8 最後に、あなた自身のことについて伺います………………………………………………………50

9 各設問「その他」の記述内容及び自由意見…………………………………………………………53

Ⅳ 調査票………………………………………………………………………………………………………81

1

Ⅰ 調査の概要

1 調査の目的

「中野市総合計画・後期基本計画」に基づく将来都市像「緑豊かなふるさと 文化が香る元気なまち」実現に向け、

市の施策への「満足度」や「重要度」について市民の意見を伺い、その結果を各種事業へ反映させるため、「市民満

足度調査」を実施しました。

2 調査設計

1)調査対象 20歳以上の市民から2,000人を無作為抽出

2)調査方法 文書配達員により配布し、郵送により回収

3)調査期間 平成27年6月10日~6月26日

4)配 布 数 2,000票

5)回 収 数 792票

6)回 収 率 39.6%

3 集計上の留意点

1)回答率(割合(%))は、小数点第2位を四捨五入して、小数点第1位までを表記しました。このため、合計が100%

にならない場合があります。

2)複数回答方式(マルチ回答)の設問では、回答率(割合(%))は回答者総数に対する回答数の割合を示していま

す。したがって、回答率の合計は100になりません。同様に、回答数の合計は回答者総数とは一致しません。

3)性別・年齢階級別・居住地区別のクロス集計は、主なもののみを記載しました。

2

Ⅱ 調査結果

1 あなた自身の感じていることについて伺います

問1 あなたは、中野市に愛着を感じますか。次の中からあてはまるものを1つだけ選び、○をしてください。

●「感じている」が46.7%、「やや感じている」が28.8%、合わせて74.5%、およそ4人に3人が愛着を感じていると回答

しています。これに対し、「あまり感じていない」は5.6%、「感じていない」は2.4%と少数です。

●男女別でみると、「感じている」は男50.3%、女43.3%、「やや感じている」は男24.8%、女32.4%、合わせると男

75.1%、女75.7%で、感じている割合は女の方がやや高くなっています。これに対し、感じていない割合は、男が「あま

り感じていない」「感じていない」合わせて7.6%、女が同様に6.4%で、男の方がやや高くなっています。

3

●年齢階層別にみると、全体的に高齢になるほど感じている割合がほぼ一様に高くなり、「20~29歳」で「感じている」

「やや感じている」合わせて56.8%、「あまり感じていない」「感じていない」合わせて11.3%なのに対し、「70歳以上」で

は「感じている」「やや感じている」合わせて83.0%、「あまり感じていない」「感じていない」合わせて3.8%と非常に高く

なっています。また、「どちらともいえない」と判断を留保する人の割合が、若年層ほどほぼ一様に高くなっているのも

特徴的です。

4

●居住地区別にみると、愛着を「感じている」「やや感じている」を合わせた割合が最も高いのは、「科野地区」の

85.7%、次いで、「倭地区」80%、「平野地区」79.3%、逆に低いのは、「永田地区」65.5%、「高丘地区」69.5%、「豊井

地区」70%などとなっています。

5

問2 あなたは今、健康だと思いますか。次の中からあてはまるものを1つだけ選び、○をしてください。

●「非常に健康だと思う」「健康な方だと思う」合わせて63.0%の人が健康だと感じています。これに対し、「あまり健康

な方ではないと思う」「健康ではないと思う」は合わせて20.7%で、およそ5人に1人が健康に何らかの不安を感じてい

ることになります。

●男女別にみると、「非常に健康だと思う」と回答した人は、男が10.3%、女が5.1%と、男が女を大きく上回っていま

す。一方、「非常に健康だと思う」「健康な方だと思う」を合わせると、男が61.7%、女が63.1%で、女が男をやや上回っ

ています。

6

●年齢階層別にみると、全体として高齢者ほど健康だと感じる人の割合は減ってゆきますが、「20~29歳」と「40~49

歳」の層で健康と感じる人の一時的な低下がみられます。その分、「どちらともいえない」人の割合がこれらの層で増

加しています。「非常に健康だと思う」「健康な方だと思う」合わせた割合は、「30~39歳」が77.4%と最も高く、一方、

「非常に健康だと思う」割合は「20~29歳」で20.5%と断然高いなどの特徴がみられます。

7

問3 あなたにとって中野市は、住み良いですか。次の中からあてはまるものを1つだけ選び、○をしてください。

●「住み良い」「まあまあ住み良い」合わせて74.8%の人が、住み良いと回答しています。およそ4人に3人が住み良

いと思っているわけです。これに対し、「あまり住み良くない」「住みにくい」合わせて9.1%のひとが住みにくいと回答し

ています。

●男女別にみると、「住み良い」「まあまあ住み良い」合わせて、男性73.7%、女性75.6%と、住み良いと答えた割合は

女性が男性を上回っています。一方、「あまり住み良くない」「住みにくい」合わせると、男性11.1%、女性7.4%で、男性

が女性を大きく上回っています。

8

●年齢階層別にみると、「住み良い」「まあまあ住み良い」合わせると「70歳以上」が83.9%と最も高く、次いで「30~39

歳」が77.5%、「50~69歳」が77.3%と続いています。逆に低いのは、「20~29歳」56.9%、「60~69歳」68.6%など、大き

な開きがみられます。「あまり住み良くない」「住みにくい」では、「20~29歳」が合わせて15.9%と若い層で最も高くなっ

ています。

9

●居住地区別にみると、「住み良い」「まあまあ住み良い」合わせると、「中野地区」が79.8%と最も高く、これに「日野

地区」79.1%、「平岡地区」75.7%などが続いています。逆に「あまり住み良くない」「住みにくい」合わせると「永田地

区」が20.6%、「倭地区」が16.7%、「豊井地区」が16.0%などと高くなっています。

10

問4 あなたは、中野市に住み続けたいと思いますか。次の中からあてはまるものを1つだけ選び、○をしてください。

●「今住んでいるところに住み続けたい」「市内のどこかに住み続けたい」合わせて83.8%の人が、市内に住み続けた

いと回答しています。「市外に転居したい」とする人は14.0%です。

11

●市内への定住意向は、全体として年代が上がるとともに高くなっていますが、「30~39歳」と「70歳以上」が二つのピ

ークとなっています。「30~39歳」では、「今住んでいるところに住み続けたい」「市内のどこかに住み続けたい」合わせ

ると83.1%と「20~29歳」から急に高くなり、また「70歳以上」では同様に91.9%と高くなっています。市外への転居の意

向が高いのは、「20~29歳」27.3%、「40~49歳」22.2%、「50~59歳」20.3%などです。

12

●居住地区別にみると、「今住んでいるところに住み続けたい」「市内のどこかに住み続けたい」人は、「日野地区」と

「豊井地区」が93.0%で最も高く、次いで「永田地区」89.7%、「中野地区」87.2%などとなっています。逆に「市外に転居

したい」人の割合が高いのは、「高丘地区」21.4%、「平野地区」22.8%、「長丘地区」21.4%などです。

13

問4-1 問4で、「今住んでいるところに住み続けたい」または「市内のどこかに住み続けたい」を選んだ方に伺いま

す。住み続けたい主な理由は何ですか。次の中から3つまで選び、○をしてください。

●「山や緑などの自然環境に恵まれている」が44.9%と最も高く、次いで、「親や子どもがいる、親戚・知人が多い」

37.2%、「買い物など日常生活が便利である」34.2%、「農産物が新鮮で、食生活が豊かである」33.7%などとなってい

ます。逆に理由として少ないのは、「観光資源や歴史的資産に恵まれている」0.9%、「市民のマナーが良く、快適な生

活ができている」2.9%、「教育や文化環境が整っている」3.0%などです。

14

問4-2 問4で、「市外に転居したい」を選んだ方に伺います。市外に移りたいという主な理由は何ですか。次の中か

ら3つまで選び、○をしてください。

●転居の理由として最も高いのは、「仕事や収入に恵まれていない」32.4%、次いで「通勤・通学が不便である」

30.6%、「買い物など日常生活が不便である」27.9%などとなっています。「その他」37.8%の内訳は、そのほぼ半数が

雪に関するもので、特に高齢において除雪の大変さや冬の寒さの厳しさが挙げられています。

15

2 市政との関わりについて伺います

問5 市政への市民参加をより活性化し、広く意見を聞くため、中野市で設置している審議会や委員会などでは、市

民に委員への公募を行い選任しています。その公募委員についてどう思いますか。次の中から1つだけ選び、○をし

てください。

●意向はかなり分かれています。最も多いのは「仕事や家事が忙しくてできない」25.1%、次いで「関心・興味がない」

15.8%、「内容が難しいそうで、意見が言えない」15.7%、「市から指名があれば引き受ける」14.0%、「意見を言っても、

反映されなさそうである」11.4%などとなっています。「積極的にやってみたい」人は0.8%とごく少数、また、「市から指

名があれば引き受ける」という人が14.0%います。

16

問6 あなたは、市からの情報を得る手段として、何をどの程度利用していますか。次の情報入手手段それぞれにつ

いて、あてはまるものを1つずつ選び、○をしてください。

●「よく利用する」割合が最も高いのは、「新聞・ローカル紙など」の49.0%、次いで、「広報なかの」46.2%、「自治会

(区)の掲示板・回覧板などを見る」35.6%などとなっています。逆に利用しない割合が高いのは、「SNS(フェイスブッ

クなど)」79.9%、「市ホームページ」63.4%など電子媒体で、これに「説明会など地域での集会に参加する」63.3%など

が続いています。

17

3 日頃の身の回りのことについて伺います

問7 身の回り(あなたが住んでいる小学校区くらいの範囲で)の生活の安全性を考えたとき、あなたはどの程度満足

していますか。次の各項目について、あてはまるものを1つ選び、○をしてください。

●もっとも満足度が高いのは、「満足」「まあ満足」合わせて、「消火・救急・救助活動など消防対策」が39.3%、次いで

「交番・駐在所の身近さなど防犯・治安対策」19.0%、「地すべり・浸水などの自然災害からの安全性」17.8%などとなっ

ています。逆に「やや不満」「不満」合わせて不満度が高いのは、「道路や家屋などの除雪対策」52.2%、「空き家・空き

地などの有効活用対策」36.9%などです。

18

問8 身の回り(あなたが住んでいる小学校区くらいの範囲で)の生活の利便性(便利さ)を考えたとき、あなたはどの

程度満足していますか。次の各項目について、あてはまるものを1つずつ選び、○をしてください。

●「満足」「やや満足」を合わせて最も高いのが「買い物の便利さ」40.7%で、これに「病院・医院・診療所の身近さ」

39.9%、「通勤や通学の便利さ」32.0%などが続いています。逆に「不満」「やや不満」を合わせて不満度が高いのは、

「鉄道・バスなど公共交通の利用のしやすさ」が最も高く45.9%、次いで「買い物の便利さ」27.0%、「病院・医院・診療

所の身近さ」23.5%などとなっています。「買い物の便利さ」「病院・医院・診療所の身近さ」などは、満足・不満の両面

に評価が分かれています。

19

4 公共施設の重要性や施設数について伺います

問9 中野市を住みやすく、活力のあるまちとするためには、市内のどの公共施設が重要だと思いますか。また、どの

公共施設が過多(多すぎる)、過少(少なすぎる)と思いますか。重要と思う施設を(A欄)に、過多と思う施設を(B欄)

に、過少と思う施設を(C欄)に、次の中からあてはまるものをそれぞれ3つまで選び、○をしてください。

●「小学校、中学校などの教育施設」が最も高く56.9%、次いで「デイサービスセンター、高齢者センター、共同作業

所、障がい者福祉施設などの保健福祉施設」39.9%、「保育所、放課後児童クラブ、児童センターなどの子育て支援

施設」35.7%など。逆に重要度が低いのは「市営住宅、若者住宅などの公営住宅施設」9.2%、「都市公園、農村公園、

緑地などの公園施設」11.9%、「職業訓練センター、道の駅、陣屋・県庁記念館などの商工業振興施設」13.1%などと

なっています。

20

●過多と思う施設については、「無回答」が圧倒的に多く、68.2%を占めています。少ない回答の中で比較的多いの

は、「市民体育館、市民プール、野球場などのスポーツ施設」8.2%、「小学校、中学校などの教育施設」7.6%、「市営

住宅、若者住宅などの公営住宅施設」7.4%、「観光センター、体験施設、中心市街地活性化施設などの観光施設」

7.3%などです。

21

●「無回答」が47.5%と最も多くなっています。次いで、「観光センター、体験施設、中心市街地活性化施設などの観光

施設」17.4%、「都市公園、農村公園、緑地などの公園施設」16.8%、「市営住宅、若者住宅などの公営住宅施設」

13.8%、「デイサービスセンター、高齢者センター、共同作業所、障がい者福祉施設などの保健福祉施設」13.4%など

が上位にあります。

22

●施設の重要度と過少-過多の関係をみたのが上図です。「重要度」には回答数をそのまま指標として用い、「過少・

過多」には過少と答えた回答数と過多と答えた回答数の差を用いてあります。「過少・過多」の軸は、上に行くほど少

なすぎる(=足りない)という意見が多いことを表しています。

「社会教育施設」を「重要度」においても「過少・過多」においても原点として設定すると、上図はA・B・C・Dの4つの

象限に分けてみることができます。

A:重要度は高くはないが施設が過少

B:重要度は高いが施設が過少

C:重要度は高くはないが施設が過多

D:重要度は高いが施設が過多

ほかに、「商工業振興施設」は、重要度は低いが施設的には過少でも過多でもない。また、「文化施設」は、重要度は

中ぐらいだが施設はやや過多などとみることができます。

この結果に基づき、政策的には、

A:施設を漸次拡張・整備(「公園施設」「観光施設」「公営住宅施設」「スポーツ施設」「農業振興施設」)

B:施設を優先的に拡張・整備(「保健福祉施設」「子育て支援施設」)

C:施設を漸次調整・縮小ないし質的に整備(なし)

D:施設を優先的に調整ないし質的に整備(「教育施設」)

などの方向性が求められます。

A B

C D

23

問10 あなたは、市内の公共温泉施設(ぽんぽこの湯、まだらおの湯、もみじ荘)を利用していますか。次の中からあ

てはまるものを1つだけ選び、○をしてください。

●「以前、利用したことはあるが、この1年は利用していない」とする人が35.0%と最も多く、次いで、「2~3カ月に1回

程度利用している」15.3%、「利用したことはない」12.1%、「月に1回程度利用している」11.4%などとなっています。

24

●「週に1回程度利用」から「年に1回程度利用」まで、何らかの形で利用した人は、全体として年齢階層が高いほど

多く、「20~29 歳」が約 30%であるのに対し、「70 歳以上」では約 70%となっています。このうち、「30~39 歳」が約

46%で 20歳代から急上昇して前半に一つのピークをなし、「40~49歳」「50~59歳」で横ばい、「70歳以上」で再び急

上昇します。

25

●「週1回以上」から「年に1回程度」まで、何らかの形で利用した人が多いのは、「長丘地区」が合わせて約 75%、

「豊井地区」が約 74%、「日野地区」と「永田地区」が約 72%などと多くなっています。特に「豊井地区」と「永田地区」で

は、「週1回以上」「月に1回程度」が合わせて約 30%となるなど、利用頻度も高くなっています。

26

問11 あなたは、市内の温泉施設をより利用しやすくするためには、どのようなことが必要だと思いますか。次の中か

ら2つまで選び、○をしてください。

●「利用料金の軽減」が41.3%と最も多く、次いで、「施設の清潔感」39.3%、「バスなどの交通機関の整備」26.6%、

「飲食メニューの充実」19.2%などとなっています。「接客対応の向上」は8.1%、「設備(アメニティなど)の充実」は

11.1%と少数です。

27

●このうち「バスなど交通機関の整備」についてみると、「70歳以上」が 34.1%と最も多く、次いで「20~29歳」31.8%、

「60~69歳」27.1%などとなっています。30代から 50代までは、約 20%で横ばいです。

28

●このうち「バスなどの交通機関の整備」についてみると、最も要望が高いのは「永田地区」の 37.9%、次いで、「倭地

区」30.0%、「高丘地区」28.8%、「中野地区」28.3%などとなっています。

29

「営業時間の延長」と答えた人に/利用しやすい営業時間を具体的に記載してください。

●「9時」が最も多く30人、次いで、「10時」25人、「6時」18

人などとなっています。

●「22時」が53人と最も多く、次いで「23時」18人、「21時」

15人などとなっています。

30

「施設の清潔感」と答えた人に/特に清潔感が必要だと思う施設に○をしてください。

●「浴場」が55.0%で最も多く、次いで「脱衣所」40.5%、

「トイレ」が28.3%などとなっています。

「飲食のメニューの充実」と答えた人に/特に充実すべきメニューに○をしてください。

●「ご飯もの」が29.6%と最も多く、次いで、「軽食」

25.0%、「麺類」22.4%、「スイーツ」15.8%などとなってい

ます。

31

5 行政サービス全般に対する満足度について伺います

問12 中野市の行政サービス全般に対する、あなたの「満足度」について、次の中からあてはまるものを1つだけ選

び、○をしてください。

●「ほぼ満足している」が35.4%と最も多く、次いで「どちらともいえない」35.0%、「わからない」9.3%などとなっていま

す。「満足している」「ほぼ満足している」を合わせると39.7%、「やや不満である」「不満である」を合わせた13.6%を大

きく上回っています。

問13 あなたは中野市の行政サービスの向上に何を求めますか。次の中からあてはまるものを1つだけ選び、○をし

てください

●「手続きの簡素化」が29.7%で最も多く、次いで、「事務処理の迅速化」25.4%、「十分な説明・情報提供」13.4%、「丁

寧な窓口・電話対応」12.1%などとなっています。

32

6 市の政策に対するあなたの満足度(実感)について伺います

問14 市の政策に対するあなたの満足度(実感)について伺います。次の各項目について、あてはまるものを1つず

つ選び、○をしてください。

《防災・協働》

●「満足」「やや満足」を合わせると、「火災や災害発生時の危機管理体制が整っている」が22.4%で満足度が最も高

く、次いで、「市民参加によるまちづくりが行われている」14.1%、「地域の区やグループが積極的に活動している」

13.5%などとなっています。逆に、「やや不満」「不満」を合わせた不満度が最も高いのは、「市は、行政改革に積極的

に取り組んでいる」18.9%、「市民参加によるまちづくりが行われている」15.8%、「市は、計画的で健全な財政運営を

行っている」15.4%などです。「市民参加によるまちづくりが行われている」は、満足・不満足の両面に評価が分かれて

います。

33

《健康・福祉》

●「満足」「やや満足」合わせてもっとも満足度が高いのは「健康相談や健(検)診など健康づくりを支援する環境が整

っている」の45.2%、次いで「高齢者が生きがいを持って社会参加できる環境が整っている」が14.8%、「医療保険制

度、介護保険制度が安定的に運営されている」が14.5%と続いています。逆に不満度では、「やや不満」「不満」合わ

せて、「ユニバーサルデザインに配慮した環境が整っている」20.8%、「障がい者が暮らしやすく社会参加しやすい環

境が整っている」20.5%、「高齢者が生きがいを持って社会参加できる環境が整っている」19.0%などが高くなっていま

す。「高齢者が生きがいを持って社会参加できる環境が整っている」では、満足と不満の両面に評価が大きく分かれ

ています。

34

《子育て》

●「満足」「やや満足」を合わせると、「母子ともに健やかに生み育てる環境が整っている」が17.3%で最も高く、次いで

「安全・安心な子育てしやすい環境が整っている」16.2%、「子どもの心身ともに健全な育成環境が整っている」15.3%

などが続きています。逆に不満度が高いのは、「やや不満」「不満」合わせて、「保育や経済的支援などの環境が整っ

ている」が16.8%、「安全・安心な子育てしやすい環境が整っている」14.3%などが高くなっています。

35

《環境・人権》

●「満足」「やや満足」を合わせると、「資源のリサイクルやごみの減量化が行われている」が32.8%と断然高く、次い

で、「交通事故、犯罪や消費者トラブルが起きにくい地域となっている」19.8%、「生活環境の向上や自然環境の保全

が行われている」16.2%が続いています。逆に不満度が高いのは、「やや不満」「不満」合わせて、「性別にかかわらず

お互いが尊重しあう地域社会が築かれている」が15.3%、「交通事故、犯罪や消費者トラブルが起きにくい地域となっ

ている」が12.2%、「人権尊重社会のための人権教育が充実している」が12.1%などと高く、「交通事故、犯罪や消費者

トラブルが起きにくい地域となっている」に関しては評価が大きく分かれています。

36

《産業・経済》

●他分野と比較して、特に満足度が低く、不満足度が高くなっています。このうち「満足」「不満足」合わせて比較的高

いのは「観光・交流産業のブランドづくりができている」13.0%、「競争力のある産地体制が構築されている」9.0%など

です。これに対し、不満度では、「やや不満」「不満」合わせて、「商店街や商店に活気がある」が70.8%、「働きたい人

が仕事につきやすい環境が整っている」が52.0%など極端に高く、これらに「創業など経済活動しやすい環境が整って

いる」41.9%、「観光・交流産業のブランドづくりができている」19.9%などが続きます。

37

《教育・文化》

●「満足」「やや満足」を合わせると、「子どもたちが、たくましく心豊かに学べる環境が整っている」が15.1%と最も高

く、次いで「地域の歴史・文化の保存や活用が適切に行われている」が13.8%、「誰もが、気軽にスポーツ・レクリエー

ションに親しむ環境が整っている」が13.5%などで続いています。「不満」「やや不満」を合わせると、「音楽や美術など

の文化芸術活動ができる環境が整っている」25.7%、「誰もが、気軽にスポーツ・レクリエーションに親しむ環境が整っ

ている」24.4%がやや高く、これに「誰もが自由に学び楽しむ環境が整っている」18.3%などが続いています。

38

《都市基盤》

●各項により評価が大きく分かれています。「満足」「やや満足」を合わせると、「水が安全供給され、水資源が保全さ

れている」が38.6%と高く、これに「公共施設が使いやすく適切に整備されている」14.6%、「道路網が整備され適切に

維持管理されている」10.7%などが続きます。「不満」「やや不満」を合わせると、「鉄道、バス交通など公共交通が使

いやすくなっている」が57.0%と群を抜いており、これに「道路網が整備され適切に維持管理されている」34.5%、「自

然と都市が共生できる調和のとれた土地利用がされている」27.5%などが続きます。

39

7 市の政策の重要度について伺います

問15 10年後、20年後の将来、中野市が元気で夢がもてる、安心・安全な都市であるためには、今後、どのような政

策を重点的に取り組むべきだと思いますか。次の各項目について、あてはまるものを1つずつ選び、○をしてくださ

い。

《防災・協働》

●「重要」「やや重要」を合わせると、「市民と連携した防災・危機管理対策の徹底」が62.2%と最も高く、次いで、「長期

的展望に立った財政運営」54.3%、「情報公開・情報共有のまちづくり」48.9%などとなっています。これに対し、「あまり

重要ではない」「重要ではない」を合わせると、「長期的展望に立った財政運営」2.6%、「公益を推進する多様な担い手

の育成と連携促進」2.4%、「自助自立の行財政運営と行政サービスの向上」2.1%などが大きな差なく続いています。

40

《健康・福祉》

●「重要」「やや重要」を合わせると、「医療保険制度・介護保険制度の安定的運営」が69.9%と断然高く、これに「地域

が支えあう福祉体制の確立」56.2%、「長寿時代の安定したシニア社会づくり」54.7%、「年代に応じた健康づくり」

53.4%と続いています。これらの中で、「人にやさしいユニバーサルデザインのまちづくり」が37.4%と唯一低くなってい

ますが、これは「わからない」が12.8%と他より高くなっていることが理由のひとつとみられます。「重要ではない」「あま

り重要ではない」を合わせると、「人にやさしいユニバーサルデザインのまちづくり」が6.6%と少々高いほかは、どれも

3%前後と低くなっています。

41

《子育て》

●「重要」「やや重要」を合わせると、どの項目も60%以上と、他の分野より高くなっています。このうち、「健やかに生

み育てる環境づくり」67.8%、「子育て家庭を支援する仕組みづくり」65.4%などが特に高い項目です。一方、「重要で

ない」「あまり重要でない」は、いずれも合わせて1~2%と非常に低くなっています。

42

《環境・人権》

●「重要」「やや重要」を合わせると、「市民生活の安全・安心への取組」が61.5%と最も高く、「生活環境の保全と自然

保護の推進」52.4%、「資源循環型社会の構築」49.5%などが続きます。これらの中で比較的重要度が低いとみられる

のは、「家庭や地域社会における男女共同参画の促進」の35.7%です。この項目は「あまり重要ではない」「重要では

ない」割合も5.5%と、他が2%前後であるのに比べると高くなっています。

43

《産業・経済》

●「重要」「やや重要」を合わせると、どれも50%前後と高い割合を示していますが、特に「活力を生む人材育成と雇用

の安定」は66.9%と高く、次いで「地域を担う地元商業・工業の振興」55.7%、「戦略的な観光・交流産業のブランドづく

り」51.9%などとなっています。

44

《教育・文化》

●「重要」「やや重要」を合わせて、とびぬけて高い割合を示しているのが「心豊かでたくましい子どもを育てる学校教

育」の70.2%です。これに「学びふれあう社会教育・生涯学習」57.1%が続きます。

45

《都市基盤》

●「重要」「やや重要」を合わせると、いずれも50%前後と高率の中で、特に高い割合を示しているのが「水の安定供

給と水資源の保全」の67.0%です。この項目は、「重要ではない」「あまり重要ではない」も合わせて0.8%と他より際立

って低くなっています。

46

A B

C D

47

表1 満足度と重要度の評価点一覧

№ 満足度項目 評価点 重要度項目 評価点 分野

1 火災や災害発生時の危機管理体制が整っている 0.30 市民と連携した防災・危機管理対策の徹底 1.27 防災・協働

2 市民参加によるまちづくりが行われている -0.05 情報公開・情報共有のまちづくり 0.94 防災・協働

3 地域の区やグループが積極的に活動している 0.02 公益を推進する多様な担い手の育成と連携促進 0.91 防災・協働

4 市は、行政改革に積極的に取り組んでいる -0.23 自助自立の行財政運営と行政サービスの向上 0.89 防災・協働

5 市は、計画的で健全な財政運営を行っている -0.32 長期的展望に立った財政運営 1.18 防災・協働

6 健康相談や健(検)診など健康づくりを支援する環

境が整っている 0.63 年代に応じた健康づくり 0.95 健康・福祉

7 高齢者が生きがいを持って社会参加できる環境が

整っている -0.09 長寿時代の安定したシニア社会づくり 0.95 健康・福祉

8 障がい者が暮らしやすく社会参加しやすい環境が

整っている -0.26 地域が支えあう福祉体制の確立 1.02 健康・福祉

9 ユニバーサルデザインに配慮した環境が整ってい

る -0.40 人にやさしいユニバーサルデザインのまちづくり 0.65 健康・福祉

10 医療保険制度、介護保険制度が安定的に運営さ

れている -0.06 医療保険制度・介護保険制度の安定的運営 1.33 健康・福祉

11 母子ともに健やかに生み育てる環境が整っている 0.08 健やかに生み育てる環境づくり 1.38 子育て

12 保育や経済的支援などの環境が整っている -0.05 子育て家庭を支援する仕組みづくり 1.30 子育て

13 子どもの権利が尊重され、地域で成長を支える環

境が整っている -0.01 豊かな子ども時代を過ごすための社会づくり 1.19 子育て

14 子どもの心身ともに健全な育成環境が整っている 0.06 次代を担う心身ともにたくましい人づくり 1.20 子育て

15 安全・安心な子育てしやすい環境が整っている 0.02 子どもと子育て家庭にやさしいまちづくり 1.22 子育て

16 生活環境の向上や自然環境の保全が行われてい

る 0.11 生活環境の保全と自然保護の推進 0.97 環境・人権

17 資源のリサイクルやごみの減量化が行われている 0.34 資源循環型社会の構築 0.91 環境・人権

18 交通事故、犯罪や消費者トラブルが起きにくい地

域となっている 0.10 市民生活の安全・安心への取組み 1.17 環境・人権

19 性別にかかわらずお互いが尊重しあう地域社会が

築かれている -0.08 家庭や地域社会における男女共同参画の促進 0.56 環境・人権

20 人権尊重社会のための人権教育が充実している -0.07 人権が尊重される明るいまちづくり 0.89 環境・人権

21 競争力のある産地体制が構築されている -0.23 個性が輝く多彩な農業・林業の里づくり 0.91 産業・経済

22 観光・交流産業のブランドづくりができている -0.38 戦略的な観光・交流産業のブランドづくり 0.93 産業・経済

23 商店街や商店に活気がある -1.29 地域を担う地元商業・工業の振興 1.01 産業・経済

24 創業など経済活動しやすい環境が整っている -0.90 新たな産業の創出と育成 0.91 産業・経済

25 働きたい人が仕事につきやすい環境が整っている -0.97 活力を生む人材育成と雇用の安定 1.29 産業・経済

26 子どもたちが、たくましく心豊かに学べる環境が整

っている 0.01 心豊かでたくましい子どもを育てる学校教育 1.37 教育・文化

27 誰もが自由に学び楽しむ環境が整っている -0.09 学びふれあう社会教育・生涯学習 1.02 教育・文化

28 地域の歴史・文化の保存や活用が適切に行われ

ている -0.02 地域の歴史・文化の保存と活用 0.71 教育・文化

29 音楽や美術などの文化芸術活動ができる環境が

整っている -0.27 文化芸術の振興 0.64 教育・文化

30 誰もが、気軽にスポーツ・レクリエーションに親しむ

環境が整っている -0.20 豊かな人間性を育むスポーツの振興 0.80 教育・文化

31 自然と都市が共生できる調和のとれた土地利用が

されている -0.39 都市像にふさわしい土地利用の推進 0.83 都市基盤

32 鉄道、バス交通など公共交通が使いやすくなって

いる -0.96 広域交流と連携を支える幹線交通網の整備促進 0.87 都市基盤

33 道路網が整備され適切に維持管理されている -0.44 安全で快適な都市基盤整備の推進 0.88 都市基盤

34 水が安全供給され、水資源が保全されている 0.53 水の安定供給と水資源の保全 1.31 都市基盤

35 公共施設が使いやすく適切に整備されている -0.06 公共施設などの効率的な維持管理 0.84 都市基盤

48

【図1について】

市の政策項目1~35について、それぞれ満足度と重要度について評価点を求め、グラフ上に◆で示しました。グラ

フは、満足度を横軸、重要度を縦軸とし、それぞれ最高2点、最低-2点となります。

【表1について】

それぞれの評価点は、次のように求めました。

満足:2点/やや満足:1点/普通:0点/やや不満:-1点/不満:-2点

重要:2点/やや重要:1点/普通:0点/あまり重要ではない:-1点/重要ではない:-2点

とし、「わからない」「無回答」は除き、これらにそれぞれの回答数を掛け、その値を「わからない」「無回答」を除く総回

答数で割って算出しました(加重平均値)。表2に、それぞれの評価点を一覧にしてあります。表側の1~35は政策項

目で、この番号が図1上の◆に付記してあります。

【図1のA・B・C・Dについて】

図は、おおまかにA・B・C・Dの4つのエリアに分けてみることができます(ABとCDのエリアの境界は適宜に設定)。

A:満足度は低いが重要度は高い

B:満足度も重要度も高い

C:満足度は低いが重要度はそれほど高くはない

D:満足度は高いが重要度はそれほど高くはない

A~Dはそれぞれの政策項目の優先度に対応させてみることができます。

A:早急な対応が求められる

B:より強化することが期待される

C:他政策との優先順位を考えて取り組む必要がある

D:安定的な維持が期待される

これらに基づき、エリアごと(優先度ごと)に政策項目をまとめなおしたのが表2です。

49

表2 各政策項目の優先度

エリア № 重要度項目 分野

【A】

早急な対応が

求められる

5 [長期的展望に立った財政運営] 《防災・協働》

8 [地域が支えあう福祉体制の確立] 《健康・福祉》

10 [医療保険制度・介護保険制度の安定的運営] 《健康・福祉》

12 [子育て家庭を支援する仕組みづくり] 《子育て》

13 [豊かな子ども時代を過ごすための社会づくり] 《子育て》

23 [地域を担う地元商業・工業の振興] 《産業・経済》

25 [活力を生む人材育成と雇用の安定] 《産業・経済》

27 [学びふれあう社会教育・生涯学習] 《教育・文化》

【B】

より強化する

ことが期待さ

れる

1 [市民と連携した防災・危機管理対策の徹底] 《防災・協働》

11 [健やかに生み育てる環境づくり] 《子育て》

14 [次代を担う心身ともにたくましい人づくり] 《子育て》

15 [子どもと子育て家庭にやさしいまちづくり] 《子育て》

18 [市民生活の安全・安心への取組み] 《環境・人権》

26 [心豊かでたくましい子どもを育てる学校教育] 《教育・文化》

34 [水の安定供給と水資源の保全] 《都市基盤》

【C】

他政策との優

先順位を考え

て取り組む必

要がある

2 [情報公開・情報共有のまちづくり] 《防災・協働》

4 [自助自立の行財政運営と行政サービスの向上] 《防災・協働》

7 [長寿時代の安定したシニア社会づくり] 《健康・福祉》

9 [人にやさしいユニバーサルデザインのまちづくり] 《健康・福祉》

19 [家庭や地域社会における男女共同参画の促進] 《環境・人権》

20 [人権が尊重される明るいまちづくり] 《環境・人権》

21 [個性が輝く多彩な農業・林業の里づくり] 《産業・経済》

22 [戦略的な観光・交流産業のブランドづくり] 《産業・経済》

24 [新たな産業の創出と育成] 《産業・経済》

28 [地域の歴史・文化の保存と活用] 《教育・文化》

29 [文化芸術の振興] 《教育・文化》

30 [豊かな人間性を育むスポーツの振興] 《教育・文化》

31 [都市像にふさわしい土地利用の推進] 《都市基盤》

32 [広域交流と連携を支える幹線交通網の整備促進] 《都市基盤》

33 [安全で快適な都市基盤整備の推進] 《都市基盤》

35 [公共施設などの効率的な維持管理] 《都市基盤》

【D】

安定的な維持

が期待される

3 [公益を推進する多様な担い手の育成と連携促進] 《防災・協働》

6 [年代に応じた健康づくり] 《健康・福祉》

16 [生活環境の保全と自然保護の推進] 《環境・人権》

17 [資源循環型社会の構築] 《環境・人権》

50

8 最後に、あなた自身のことについて伺います

性別

年齢

職業

51

居住地区

現在の中野市での居住歴

仕事の場所(学業を含む)

52

家族構成

世帯の状況

お住まい