令和元年度 夏期休暇実習生募集テーマ一覧 - JAEA種別 分野 高専生...
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令和元年度 夏期休暇実習生募集テーマ一覧 別紙1
テーマは,研究系,技術系及び事務系の種別順に,また,種別ごとに,化学→機械→材料→地球・環境→物理→放射線→その他の分野順に掲載してあります。
【研究系】
No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
1 研究系 化学 応募可高温ガス炉の熱利用により製造した水素の効率的な貯蔵・輸送方法に関する研究
実用高温ガス炉電気・水素併産システム(GTHTR300C)では,熱化学水素製造法を用いて大規模水素製造を行い,1プラント当たり30,000Nm3/h規模の水素が製造される計画である。本実習では,有効エネルギー(エクセルギー)解析を通じて圧縮水素,液体水素,有機ハイドライド法及びその他の水素貯蔵・輸送方法を比較し,高温ガス炉で製造した水素をより効率的に貯蔵・輸送するための方法を検討する。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 今井 良行029-267-1919(内線:6516)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 2週間程度
2 研究系 化学 応募可放射性廃棄物の保管・処分におけるバリア材の機能に関する実習
放射性廃棄物の保管又は処分において,放射性物質の長期的な閉じ込めを期待しているガラス,金属,ベントナイト,セメントといった人工バリア材について,想定される使用環境下での変質やそれに伴う閉じ込め性能の変化の過程を探求することを目的とする。本実習では,ガラスと金属,金属とベントナイト,ベントナイトとセメント,セメントと岩石といった界面で起こる変質現象や人工バリア内における核種移行を理解し,それらの機構を解明するための実験や,SEM,XRD等機器を用いた分析を行い,人工バリアの閉じ込め性能の変化についての機構論的なモデルの構築を目指す。本テーマには,化学の他に放射線の分野の実習も含まれる。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
環境安全研究ディビジョン廃棄物安全研究グループ
飯田 芳久 029-282-6001 [email protected] 特定化学物質 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 14
3 研究系 化学グローブボックス構成材料の熱分解特性データの取得及びモデル化に関する実習
燃料加工施設においては,MOX粉末等の放射性物質は,飛散を防止するためにグローブボックス(GB)内で取り扱われる。このように,GBは,核燃料物質等を閉じ込める機能を担う重要な設備であるが,一方で,パネル等,多くの部分が樹脂で構成されており,火災時には,温度上昇により熱分解が進行し,それによって閉じ込め機能の劣化あるいは喪失が引き起こされる可能性がある。本実習では,熱分析装置を用いて,代表的なGB構成材料の温度上昇に伴う吸発熱量及び重量減少並びに熱分解反応速度等を測定し,これらに基づいた熱分解反応の進展を評価するためのモデル化を検討する。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
燃料サイクル安全研究ディビジョン サイクル安全研究グループ
阿部 仁 029-285-0467 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 30
4 研究系 化学有機配位子を用いた錯体化学の実験
アクチノイド化学研究グループでは,溶液中の金属イオンに対して,有機配位子との錯形成反応による抽出分離や沈殿分離について研究している。様々な分析手法により有機配位子と金属イオンの相互作用メカニズムを解析し,分離技術の向上に役立てている。本実習では,有機配位子のハンドリングや分析装置の取扱い,データの解析法の習得を目指す。※応募者は,有機合成の経験を有することが望ましいです。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター
放射光エネルギー材料研究ディビジョン アクチノイド化学研究グループ
小林 徹 0791-58-0884 [email protected]有機溶剤
※場合により特定化学物質
播磨 有り 3 7月22日 9月30日 14
5 研究系 化学 応募可
金属錯体の構造および光物性の解明と理論化学計算による分離・分析試薬の開発
放射性廃棄物には,多種類の金属イオン(dブロック,fブロック金属)が含まれており,電子配置に由来する特徴的な構造や光物性を示す金属錯体を形成するものが多い。本実習では,このような金属錯体の特質を利用し,放射性廃棄物中の核種認識分子の設計や分析試薬の創成のために,金属錯体特有の構造や光物性を赤外分光測定や発光スペクトル測定などによって研究する。さらには,電子状態と分子構造との相関を実験的に明らかにするだけでなく,計算シミュレーションを用いた理論化学計算により,結合状態や電子状態の解明を行う。得られた結果は,放射性廃棄物中の核種認識分子の設計に重要な知見となる。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
原子力化学ディビジョン 放射化学研究グループ
日下 良二金子 政志
029-282-5788029-282-5268
[email protected]@jaea.go.jp
放射線特定化学物質
有機溶剤レーザー
原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
6 研究系 化学 応募可電気化学分析手法を用いる電解ナノ粒子形成反応の研究
放射性廃棄物等に含まれるウランなどのアクチノイドを高選択的に分析する方法の開発や,放射性廃液の処理プロセスを阻害する要因である核分裂生成物イオンの錯生成・析出・沈殿等の現象解明には,アクチノイドや核分裂生成物の酸化還元反応の理解が鍵となる。本研究テーマでは,分光法や重量法を組み合わせた種々の電気化学分析手法を適用し,アクチノイド等の酸化還元反応メカニズムや電解析出物の化学状態を解明するための分析を実習する。※応募者の化学知識に合わせて実習内容を調整することができますので,相談してください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
原子力化学ディビジョン 分析化学研究グループ
大内 和希 029-282-6344 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月27日 14
7 研究系 化学 応募可微粒子分析に立脚した放射性核種に対する定性・定量分析に関する実習
放射性物質を対象とした化学的性状や同位体組成の分析は,環境中での核種移行の解明や放射性廃棄物の処理・処分技術の確立に必要不可欠な技術である。本実習では,走査型電子顕微鏡(SEM)や顕微ラマン分光光度計,誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)等を用いた粒子状物質の化学状態分析を通じて,放射性核種分析に必要な分析機器の取扱いに関する基礎知識と技術を習得する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
原子力化学ディビジョン 分析化学研究グループ
蓬田 匠 029-282-6344 [email protected]放射線
特定化学物質原科研 無し 1 7月29日 9月6日 14
8 研究系 化学 応募可アクチノイド元素及び核分裂生成元素の溶媒抽出に関する基礎研究
湿式再処理プロセスを開発するためには,新しい分離試薬の抽出性能の評価が不可欠である。本実習では,核分裂で生じる元素からアクチノイド元素まで幅広い元素の抽出技術を学習・実習することで,核燃料サイクル,高速増殖炉サイクルや加速器駆動未臨界システムの開発研究を理解することを目的とする。具体的には,ランタノイド又は白金族元素(Sr,Zr,Cs,Re等)を使って,新規に開発した抽出剤で有機相に溶媒抽出する方法,有機相に抽出した各種元素をマスキング剤を使って水相に逆抽出する方法等の実習を行う。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
原子力化学ディビジョン 放射化学研究グループ
佐々木 祐二 029-282-6370 [email protected] 有機溶剤 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
9 研究系 化学 応募可軽水炉事故時の核分裂生成物移行挙動評価
軽水炉事故時におけるセシウムやヨウ素等の核分裂生成物(FP)の環境への放出を評価するためには,FPが炉内を移行していく挙動を把握する必要がある。本実習では,セシウム等の炉内の高温~低温域での移行を模擬する実験を行う。移行の過程で生成し浮遊するエアロゾル粒子や炉内構造材との化学反応生成物に対し,元素分析機能付き走査型電子顕微鏡(SEM/EDS)を用いた微細組織観察や化学組成分析や,X線回折装置やレーザーラマン分光分析装置を用いた化合物を同定するための試験を実施することで,FPが炉内を移行していく挙動を把握するための評価手法を習得する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
軽水炉基盤技術開発ディビジョン 性能高度化技術開発グループ
中島 邦久 029-284-3597 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 30
10 研究系 化学 超重元素の化学的研究
原子番号100を超える超重元素の化学的研究の一端を実習する。加速器で合成されるこれらの重元素は生成量が少なく寿命も短いため,シングルアトムでの迅速な分析手法が要求される。実習ではこのようなシングルアトムを対象にした,化学分析法や測定手法について学ぶ(溶媒抽出法,クロマトグラフ法など,トレーサーレベルの化学分離手法,あるいはそれを用いたシングルアトム分析法やオンライン同位体分離器を利用した分析・測定など,グループ内で超重元素の化学研究に用いている技術の中から,実習者の興味に沿った実習を行う予定)。実習期間は14日以上を推奨するが,応募者の希望に沿って対応することが可能である。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
重元素核科学研究グループ 塚田 和明 029-282-5491 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14日以上
11 研究系 化学 応募可核医学検査薬の製造技術開発
医療診断用RIである99m
Tcの親核種99
Moの(n, γ)法による基礎基盤研究として,99
Mo/99m
Tc分離・抽出技術開発を進めている。本実習では,照射ターゲットである高密度
三酸化モリブデン(MoO3)や
99Moから
99mTcを抽出するためのジェネレータとして用いられる
Mo吸着剤を走査型顕微鏡(SEM)やX線回折装置を用いて特性を調べるとともに,未照射の試料を用いてMo吸着剤のMo吸着/溶離特性を元素分析法により評価する。これらの試験により,基本的な知識及び評価方法,各種分析方法について習得する。※受入期間中の連続する平日5日間を予定していますが,日数については相談に応じます。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 環境技術開発センター 材料試験炉部
廃止措置準備室 土谷 邦彦029-267-1919(内線:7032)
[email protected] なし 大洗 無し 1~2 8月26日 9月13日 5
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
12 研究系 化学 応募可ナトリウムの化学的活性度抑制技術に関する実習
ナノ粒子表面とナトリウム原子との原子間相互作用に着目した液体金属ナトリウムの物性,特性に及ぼす効果(化学的活性度抑制)について,試料調製及び実験装置を用いた特性把握実験を行い,主にメカニズムの推定及び特性制御の応用に関する基礎知見を得る。※実験に時間を要するため,連続10日間の実習となります。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
ナトリウム機器技術開発グループ
永井 桂一029-267-1919(内線:6861)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 8月2日 10
13 研究系 化学 応募可金属ナトリウムとコンクリートの反応動力学的評価
ナトリウム冷却高速炉のシビアアクシデント研究の一環として,ナトリウムとコンクリートの反応に関する研究を行っている。本実習では,金属ナトリウム等(ナトリウム化合物を含む)と構造コンクリートの主要な構成成分(例えばシリカ)を試料とした熱分析測定を行い(TG-DTAまたはDSCを使用),本結果を基に反応速度定数等を導出する。以上を通じて,熱分析による基本的な反応動力学的評価法を習得する。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
炉外事象評価技術開発グループ
菊地 晋029-267-1919(内線:6743)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 8月2日 10
14 研究系 化学高温ガス炉を熱源に用いた熱化学水素製造プロセスの機器設計
高温ガス炉からは高温熱が供給可能であり,水素製造等の産業への応用が期待される。本テーマでは,高温ガス炉を熱源に用いた熱化学水素製造法ISプロセスの設計を行う。水素製造の経済性向上に向け,化学工学・伝熱工学の手法を用いて,反応器の概念設計を検討する。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高温ガス炉設計グループ 笠 清司029-267-1919(内線:6515)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
15 研究系 機械事故時崩壊熱除去方法に関する研究開発
遮へい性能を満たしながら,事故時に崩壊熱を確実に除去できる新たな冷却方法を考案し,その除熱性能の成立性を解析的に検討する。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 高松 邦吉029-267-1919(内線:3811)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 10
16 研究系 機械事故時熱水力挙動の基礎実験と解析
事故時の原子炉や格納容器での熱水力現象に関する基礎実験を実施し,詳細な計測を行うとともに,CFDコード等を用いて解析を行う。これにより,当該現象にかかる工学理解を深めるとともに,計測や評価手法について習熟する。研修の対象とする具体的な現象としては,気相中の密度成層の噴流による浸食挙動,不凝縮ガスの存在下での壁凝縮,エアロゾルのプールスクラビング,スプレイスクラビング,配管内での気液二相流挙動等から,実習者の興味等に応じて選択する。計測手法としては,レーザードップラー速度計測,粒子画像流速計測,4センサープローブ,エアロゾル計測機器等を用いる。また,解析ではOpenFOAM等を用いる。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
原子炉安全研究ディビジョン熱水力安全研究グループ
柴本 泰照 029-282-5263 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 21
17 研究系 機械原子炉一次系機器に対する健全性評価手法高度化のための基礎試験と解析
原子炉圧力容器や一次系配管といった安全上重要な機器を対象に,確率論的手法を含む健全性評価手法を高度化することを目的として,小型試験片を用いた破壊試験や確率論的破壊力学解析コード(PASCAL4等)を用いた解析等を行う。これらを通じて,機器類の健全性評価に関する理解を深めるとともに,評価手法や解析コードについて習熟する。※実習内容については,当該テーマの範囲で担当者と相談のうえ,決定できます。※受け入れ期間については,柔軟に対応しますので,担当者に相談してください。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
材料・構造安全研究ディビジョン構造健全性評価研究グループ
勝山 仁哉 029-282-5147 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 21
18 研究系 機械 応募可
原子炉廃止措置のためのレーザー溶断技術高度化に係る実験及び数値解析に関する実習
原子炉廃止措置のためのレーザー溶断技術の高度化を目的とし,実験及び数値解析に関する実習を行う。実習では,「ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点設備」のうち,レーザー加工高度化フィールド (多自由度ロボット協調・レーザー溶断適応制御システム及びレーザー溶融・凝固計算科学シミュレーションコードSPLICE)を利用し,レーザー溶断の特性などについて学習する。本テーマについては,廃止措置への入門と位置付けている。※本テーマは,学部の4年生程度の知識が必要です。※実習内容については,調整することができますので,相談してください。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センターレーザー・革新技術共同研究所
レーザー応用研究グループ 村松 壽晴 0770-21-5060 [email protected] レーザー 敦賀 無し 10 7月22日 9月30日 5
19 研究系 機械 応募可HTTR炉心冷却喪失試験に向けた炉容器冷却設備の温度解析モデルの構築
高温ガス炉の固有の安全性を定量的に明らかにするため,高温工学試験研究炉(HTTR)を使用して原子炉のすべての冷却能力を喪失させた炉心冷却喪失試験を計画している。本試験は,実際の高温ガス炉を使用して,全電源喪失を模擬した過酷な条件でも原子炉の安全性を示す,世界に例のない試験であり,世界的に注目を集めている。本試験では,炉心からの崩壊熱がふく射,自然対流,熱伝導が複合して,原子炉回りの1次生体遮へい体等の構造物が高温になると予測されている。本実習では,これまで,HTTRやスケールモデルで得られた試験結果とFLUENTによる数値解析結果との比較を行い,数値解析モデルを改造して予測精度を向上させるとともに,構造物の温度分布を明らかにし,局所的な高温部分の有無を明らかにして,試験計画に反映させることを目的とする。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 高温工学試験研究炉部
HTTR計画課 高田 昌二029-267-1919(内線:3711)
[email protected] なし 大洗 有り 1 8月19日 9月30日 30
20 研究系 機械高速炉の化学反応を含む伝熱流動評価
本テーマでは,ナトリウム冷却高速炉特有な,ナトリウム燃焼,ナトリウム-水反応等の化学反応を含めた伝熱流動特性の把握を目的とし,多次元熱流動シミュレーションコード又はシステムコードなどを用いた解析を実施し,数値解析手法や熱流動現象の理解を深める。※実習期間は14日以上(最長で28日程度)が望ましいです。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉解析評価技術開発部
システム安全解析評価グループ
高田 孝029-267-1919(内線:6036)
[email protected] なし 大洗 無し 2 7月22日 9月30日 14
21 研究系 機械 高速炉の熱流動解析
本テーマでは,多次元熱流動シミュレーションコード又はプラントシステムコードなどを用いて,高速炉プラントに関連する熱流動現象の解析を実施し,数値解析手法や熱流動現象の理解を深める。※実習期間は14日程度とします。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉解析評価技術開発部
プラントシステム解析評価グループ
田中 正暁029-267-1919(内線:6745)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 14
22 研究系 機械 応募可CFDコードによる多相流数値解析に関する実習
気相(気体)と液相(液体)などの異なる相が混ざった流れ(多相流)の予測は,原子力システムの設計において重要である。本テーマでは,詳細なCFD (Computational FluidDynamics,数値計算力学)コードを用いて多相流に対する数値解析に関する実習を行い,CFDを用いた数値解析における入力条件の選定から解析結果の可視化・整理までの一連の作業を習得する。なお,実習開始に際して,CFDの基礎や原子力システムにおける熱流動現象について座学で学習する。※実習で対象とする流れについては,柔軟に対応することができますので,相談してください。※9月10日から9月13日までは受け入れることができません。実習は2週間(月曜日に開始,金曜日に終了)を基本とします。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
軽水炉基盤技術開発ディビジョン 熱流動技術開発グループ
吉田 啓之山下 晋
[email protected]なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
23 研究系 機械 応募可高速炉の炉内熱流動挙動に関する基礎実験
高速炉では,原子炉容器内部での冷却材の熱流動挙動や事故・トラブルの際に原子炉内部を冷却する各冷却設備の冷却特性を把握することが非常に重要である。本実習では,高速炉の炉内熱流動挙動を模擬した水中での可視化実験等を実施し,取得したデータを変換・処理して,基本的な炉内熱流動現象(温度場・速度場)を理解する。※受入期間は,7月29日から9月27日までの間で,14日間です。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
熱流動・材料技術開発グループ
相澤 康介026-267-1919(内線:5906)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月29日 9月27日 14
24 研究系 機械 応募可超音波を利用した液体金属の音響特性計測技術に関する試験実習
高速炉の冷却材である液体ナトリウムのような光学的に不透明で高温の液体金属の音響物性や音圧伝搬特性などの基礎知見の取得及び超音波を利用した計測技術への応用に関する試験実習を行う。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
ナトリウム機器技術開発グループ
阿部 雄太029-267-1919(内線:5843)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 8月2日 5
25 研究系 機械 応募可金属ナノ粒子の生成と液体ナトリウム中への分散に関する実習
ナノ粒子表面とナトリウム原子との原子間相互作用に着目したナトリウムの化学的活性度抑制技術に係る金属ナノ粒子の生成制御と液体金属ナトリウム中への分散について,特性把握実験を行い,現象把握と特性制御の応用に関する基礎知見を得る。※実験に時間を要するため,連続10日間の実習となります。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
ナトリウム機器技術開発グループ
大高 雅彦029-267-1919(内線:6435)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 8月2日 10
26 研究系 機械高速炉のシビアアクシデントにおける溶融炉心物質移行挙動に関する実習
本実習テーマは,ナトリウム冷却高速炉のシビアアクシデント時における溶融炉心物質の原子炉容器内の移行挙動を対象とした試験研究である。シビアアクシデントを対象とする試験研究手法の理解を深めるとともに,試験データの分析評価を通じて溶融炉心物質の移行挙動の特性を理解する。※応募者には,伝熱流動に関する学部教養課程の知識があることが望ましいです。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉基盤技術開発部
炉心安全・融体評価技術開発グループ
松場 賢一029-267-1919(内線:6776)
[email protected] なし 大洗 無し 3 7月22日 9月30日 14
27 研究系 機械 応募可 高温ガス炉の安全解析実習高温ガス炉は,設計により優れた安全性を有する原子炉システムである。本実習では,高温ガス炉における安全設計の概念や安全評価方法の学習を目的とし,二次元非定常熱伝導解析コードを用いて,代表的な事故事象である減圧事故の数値解析を実施する。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高温ガス炉設計グループ 青木 健029-267-1919(内線:6519)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 14
28 研究系 機械 応募可汎用計算コードによる化学プラントからの化学物質漏えい時の安全評価に関する実習
本実習では,化学プラントに内包される,空気より分子量の大きい高密度ガスの環境中への漏えい事故時における移流拡散挙動解析を,汎用計算コードにより実施する。解析の実施に当たっては,入力条件の選定から解析結果の可視化・整理までの一連の作業を行い,高密度ガスの移流拡散挙動の基礎を学ぶととともに,化学物質漏えい事故に関する安全評価の基礎についても学習する。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高温ガス炉設計グループ 佐藤 博之029-267-1919(内線:6513)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
29 研究系 機械高速炉のレベル1確率論的リスク評価に関する実習
プラント内部を起因とした異常事象あるいは地震・津波などの外的要因によって引き起こされる異常事象から炉心の著しい損傷に至る事故シーケンスを定量的に評価するため,ナトリウム冷却高速炉プラントを対象にレベル1確率論的リスク評価(PRA)を実施する。プラント情報を調査して,イベントツリー/フォルトツリー解析を通じて事故シーケンスを分析し,PRA手法を理解する。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高速炉安全設計グループ 西野 裕之029-267-1919(内線:6772)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日 14
30 研究系 機械 応募可ANSYS AUTODYNを用いた核セキュリティ事象解析に関する実習
核セキュリティの概論を座学にて学ぶ。実習では,様々な形態における核物質の化学爆薬による爆発・衝撃挙動をAUTODYNにより解析する。※応募者は,大学又は大学院で原子力を学んでいる学生が望ましいです。※実習内容・期間については,調整することができますので,相談してください。※8月13日から16日までは,受け入れることができません。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
技術開発推進室 芝 知宙 029-282-5528 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 10日
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
31 研究系 材料 応募可高温ガス炉用被覆燃料粒子の高燃焼度化における評価モデルに関する研究
高温ガス炉の設計上重要な被覆燃料粒子の内圧破損確率の評価のため,原子力機構では評価モデル(計算コード)を開発してきた。一方,この計算コードを用いて妥当な計算結果を得るためには,熱分解炭素(PyC)層の照射下における寸法変化などの物性値として,適切な値を入力する必要がある。ところが,PyCの物性値については,現状では実験的取得が不可能である。そこで,過去の燃料照射試験結果から物性値の推定を試みる。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 相原 純029-267-1919(内線:3775)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月20日3週間程度
32 研究系 材料 応募可硫酸環境下での耐食金属材料に関する研究
JAEAでは,これまでHTTRの核熱を用いた水素製造プラントとして,熱化学水素製造法に関する研究開発を行ってきており,現在,工業材料機器試験を進めている。その中でも,特に硫酸を用いた機器構造部材には,セラミックスだけではなく,金属材料の適用も期待されている。本実習では,耐熱耐食材料として知られるオーステナイト系耐熱鋼Alloy800HとNi基合金IN600における高温硫酸腐食試験後のサンプルを通じて,金属材料の腐食度具合を組織観察する。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 広田 憲亮029-267-1919(内線:3846)
[email protected] なし 大洗 無し 1~2 8月26日 9月13日 5
33 研究系 材料 応募可高温ガス炉燃料要素に関するセラミックス材料の物性測定及び評価
高温ガス炉の燃料要素として,UO2粒子をセラミックス層等で多重被覆した被覆燃料粒子(直径1mm程度)を黒鉛材料で焼き固めた燃料コンパクトが用いられる。燃料コンパクトの耐酸化性向上のため,母材である黒鉛を炭化ケイ素に置き換えたSiC母材燃料コンパクトが考案されている。本テーマでは,反応焼結法で作製したSiCセラミックスについて,圧縮強度や熱伝導率を測定,断面微細構造を観察し,反応焼結SiCの燃料コンパクト母材への適用性を議論する。※受入期間の目安を1か月間とし,受入時期については相談の上,決めます。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 佐々木 孔英029-267-1919 (内線:6517)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日目安
1ヵ月間
34 研究系 材料高温ガス炉燃料被覆層の高温酸化特性に関する研究
高温ガス炉燃料の被覆燃料粒子(直径1mm程度)は,炭化ケイ素(SiC)や熱分解炭素のセラミックス多重被覆層(厚さ数10ミクロン)が核分裂生成物(FP)を閉じ込める。高温ガス炉の空気侵入事故下において被覆燃料粒子がFP閉込め機能を保持する上で重要な,SiC層のアクティブ・パッシブ酸化挙動について検討する。本実習では,模擬被覆粒子を用いた高温・低酸素分圧雰囲気下での酸化試験等を通じて,SiC層の酸化挙動に関する物理的・化学的特性を調べる。※受入期間の目安を1か月間とし,受入時期については相談の上,決めます。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 植田 祥平029-267-1919(内線:6512)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月30日目安
1ヵ月間
35 研究系 材料 応募可ガドリニア添加燃料の照射挙動に関する解析及びモデル検討
原子力機構では,原子炉で照射される核燃料の内部で生じる諸現象の解明及び安全評価での活用を目的として,燃料挙動解析コードFEMAXIの改良を進めている。核燃料の燃焼に伴う反応度低下を抑制する可燃性毒物として知られるガドリニウムは,軽水炉の性能改善を目的として酸化物の形態で酸化ウラン燃料に添加され,今日広く利用されているが,ガドリニア添加燃料の照射挙動に係る知見・データは従来通常燃料に比べ乏しく,照射挙動評価に用いるモデルの検証は十分でない。本テーマでは,FEMAXIを用いてガドリニア添加燃料の照射挙動解析,新規モデルの作成及び追加,等を行う。※応募者は,学部3年生程度の知識と,計算コードを用いた解析及びプログラミングに興味を有することが望ましいです。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
原子炉安全研究ディビジョン燃料安全研究グループ
宇田川 豊 029-282-6230 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 30
36 研究系 材料PuO2とZrO2の固溶体生成について
プルトニウム燃料技術開発センターではこれまでの研究活動で生じたPuO2含有粉末等が貯蔵保管されており,それらを長期間にわたり保管管理するため,まず核不拡散性を向上することが国際社会から要求されている。本テーマでは,PuO2の硝酸溶解度の低下と核燃料物質濃度を低下させることにより核不拡散性を高めることを目的とし,これらの効果が期待されるZrO2をPuO2と固溶させた(Pu,Zr)O2系の高密度固溶体調整技術に関する『調査・実験』を行う。『調査・実験』として,実施する主な内容は,次の2点を予定している。① Pu-Zr-Oの3元系状態図の学習・理解② 高温X線測定装置を用いたPuO2/ZrO2混合試料の固溶体生成の挙動分析※本テーマを応募する方は,原子力の知識は特別必要ありませんが,平衡状態図やX線回折法といった材料工学に関する大学(学士)レベルの知識があることが望ましいです。。さらに,上記内容を理解する強い意思があると有意義な実習が期待できるため,より望ましいです。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 プルトニウム燃料技術開発センター 燃料技術部
燃料技術開発課 赤司 雅俊029-282-1133(内線:77414)
[email protected] なし 核サ研 無し 1名程度 7月22日 9月20日 5
37 研究系 材料Pu-U混合酸化物燃料(MOX燃料)ペレットの機械物性について
プルトニウム燃料技術開発センターでは,高速炉サイクル技術開発の一環として,Pu-U混合酸化物燃料(MOX燃料)の物性評価を行っている。本テーマでは,超音波パルスエコー法で測定したMOX燃料ペレットの音速データを基に,MOX燃料ペレットの機械物性を評価する。また,このような物性データが高速炉燃料の照射挙動解析においてどのように活用されるかについても学ぶ。なお,本実習では,セラミックスの機械物性や熱物性について学ぶため,材料工学に関する大学(学士)レベルの知識があることが望ましい。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 プルトニウム燃料技術開発センター 燃料技術部
燃料技術開発課 廣岡 瞬029-282-1133(内線:77413)
[email protected] なし 核サ研 無し 1名程度 7月22日 9月20日 5
38 研究系 材料 応募可超高真空と材料表面の物理・化学分析に関する実習
軟X線は,物理,化学,生物などの基礎科学研究ばかりでなく,産業応用の関わる研究ツールとして利用されている。原子レベルの表面反応観察には,不純物などの影響を排除した精密表面分析が必須となるので,本テーマでは固体表面反応観察に必要な超高真空機器の取り扱いや固体表面処理の技術,軟X線を使った光電子分光分析技術について実習する。原子力関連材料分析の入門コースと位置付けている。※本テーマは,学部1年生以上の知識が必要です。。※実習は,SPring-8実験ホールBL23SUの表面分析装置を主に使って行います。SPring-8のスケジュール及びルールに従って実施します。※放射光を利用した実習を7/26又は7/27に計画しています。それ以外は,実験室光源を使った分析や超高真空装置の取り扱い,試料処理技術の習得を計画しています。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れ終了後に学生実習生として受入れることを検討します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター
放射光エネルギー材料研究ディビジョン アクチノイド化学研究グループ
吉越 章隆 070-1428-8178 [email protected]
放射線※場合により特定化学物質及び有機溶剤
原科研 有り 8 7月22日 9月30日 14
39 研究系 材料 応募可機械・構造物の残留応力測定技術に関する実習
残留応力は,機械・構造物の疲労強度や応力腐食割れなどの強度特性に強く影響する。したがって,残留応力を評価・制御することは,機械・構造物の強度信頼性の向上に極めて重要である。原子力機構が保有している大型実験施設等で発生する中性子線や放射光X線,また,実験室レベルで利用可能な特性X線などを用いると,部材内部から表面に至る残留応力分布を非破壊かつ非接触で測定することができる。本テーマでは,座学や測定実習を通じて,これら残留応力測定技術について学ぶ。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 物質科学研究センター
中性子材料解析研究ディビジョン 応力・イメージング研究グループ
諸岡 聡 029-282-6093 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月27日 14
40 研究系 材料 応募可液体金属と材料の共存性に関する実習
使用済み核燃料の減容化に有効な加速器駆動核変換システム(ADS)のターゲット材及び冷却材である液体金属(鉛ビスマス)中では,含まれる酸素濃度と温度によって,鉄鋼材料表面での材料腐食挙動が大きく変化することから,液体金属と材料との共存性を理解することが重要である。本実習では,酸素濃度及び温度を制御した液体金属中にて各種鉄鋼材料の浸漬試験を行う。また,浸漬した材料表面の断面試料作製や電子顕微鏡による断面組織観察を通じて,液体金属と材料の共存性に関する研究内容を体験する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
燃料・材料工学ディビジョン照射材料工学研究グループ
大久保 成彰 029-282-6212 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月29日 9月25日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
41 研究系 材料窒化チタン(TiN)の熱伝導率の気孔率依存性評価に関する実習
TiNは,マイナーアクチノイド(MA)核変換用窒化物燃料の不活性母材(希釈材)候補の一つであり,高熱伝導率が期待される。焼結したセラミックスの熱伝導率は気孔率に大きく依存するので,本実習ではTiNの熱伝導率の気孔率依存性データ取得を目標とする。具体的には,遊星ボールミルによりTiN粉末を微粉砕し,気孔形成材を添加して種々の気孔率を有するTiN焼結体を作製する。断面組織観察を行って気孔分布を確認した後,レーザーフラッシュ法で室温から1000℃の温度範囲で熱拡散率を測定し,熱伝導率を評価する。気孔率依存性についてデータを整理し,理論式と比較検証する。※本テーマの対象は,大学院修士課程以上を目安とします。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
燃料・材料工学ディビジョン燃料高温科学研究グループ
高野 公秀 029-282-5382 [email protected]放射線
レーザー原科研 無し 1 8月19日 9月30日 21
42 研究系 材料 応募可高温高圧水環境下における原子炉材料の機械的特性の評価・解析
原子炉材料の使用環境下における健全性を評価するため,様々な温度・雰囲気条件における強度試験を実施している。本実習では,炉外試験装置を用いて,高温高圧水中における低ひずみ速度法による破壊試験を行い,溶存ガス濃度による構造材料の機械的特性への影響を調べる。また,走査型電子顕微鏡(SEM)で破面や断面の観察を行い,破壊挙動について考察する。※受入期間中の連続する平日5日間を予定していますが,日数については相談に応じます。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 環境技術開発センター 材料試験炉部
廃止措置準備室 武内 伴照029-267-1919(内線:7032)
[email protected] なし 大洗 無し 1 8月26日 9月13日 5
43 研究系 材料 応募可高温ガス炉燃料のFP拡散抑制に関する研究
高温ガス炉燃料からは,核分裂生成物であるAgが燃料破損を伴わずに拡散によって,原子炉一次系へ放出される。これを抑制するために,従来のSiC被覆層に加え,ZrC層による燃料核コーティングを検討する。本実習では,そのための材料基礎研究として,ZrC層とAgとの拡散相互作用を調査する。必要に応じて,東京や大阪に2~3日程度出張し分析を行う場合がある。※受入期間については,一月を目安として調整します。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 水素・熱利用研究開発部
熱利用推進グループ 佐々 孔英029-267-1919(内線:6517)
[email protected] なし 大洗 有り 2 7月22日 9月30日目安
1ヵ月間
44 研究系 材料革新的燃料製造技術開発に関する実習
本実習では,既存の燃料製造工程及び簡素化ペレット法燃料製造の革新技術について総合的に理解するとともに,最新の研究内容に関する知見を深めることを目的とする。革新型マイクロ波加熱装置を用いた模擬物質のマイクロ波加熱脱硝試験に立会うとともに,粉末特性評価,複素比誘電率測定,電磁場解析シミュレーションによる評価等を行う。電磁場解析の実施に当たっては,マイクロ波工学の基礎的内容やシミュレーションソフトの使用方法について習得する。
高速炉・新型炉研究開発部門燃料サイクル設計部
燃料技術開発・設計グループ 瀬川 智臣029-282-1133(内線:64211)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
45 研究系 地球・環境 応募可福島地区における放射性セシウムの環境動態研究
福島県内の山地森林に存在する放射性セシウムが水流等により河川水系を通って生活圏・海に移動する挙動を評価することを目的とした福島長期環境動態研究の一環として,山地森林,ダム,溜め池,河川等水系内の様々な場所における堆積物,環境水,植物体等に含まれるセシウム濃度や線量率を調査する。それらを通じて,環境中の放射性セシウムの挙動を理解する。また,応募者の希望や経験,スキルに応じて,SEM,EPMA,XPS等の表面分析装置を使い,放射性セシウムの固相への吸着形態を調べる実習を実施する。※日程と人数の制約及び実習内容の調整を行うため,応募の前に,必ず担当者に連絡してください。※次の事項について,約束できる方のみ応募してください。・屋外で調査するため,蜂の抗体検査を自己負担で受検すること。検査の結果が陽性の場合は,自己注射薬を処方してもらうこと。・避難区域(帰還困難区域等)内で調査するため,電離則に準じた健康診断を受診すること。
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 福島環境安全センター
環境動態研究グループ 放射線計測技術グループ 放射線監視技術開発グループ
伊藤 聡美御園生 敏治
[email protected]@jaea.go.jp
なし 福島 無し 3 7月29日 8月30日 5~15
46 研究系 地球・環境 応募可地層処分安全評価における核種移行解析に関する実習
地層処分安全評価では,地質環境の多様性やシナリオ等の不確実性を考慮しつつ,それらの安全性への影響を核種移行解析により定量的に評価する。本実習では,それら多様性や不確実性を核種移行解析で考慮するための解析モデルの構築,パラメータの設定,核種移行解析の実施及び不確実性等の核種移行解析結果への影響分析,などを通じて,核種移行解析技術の基礎を学ぶ。※応募者は,地層処分での安全評価に関する基礎的な知識を有していることが望ましいです。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター基盤技術研究開発部
システム性能研究グループ 平野 史生029-282-1133(内線:67405)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 14日程度
47 研究系 地球・環境 応募可地層処分における微生物影響の関する実習
地層処分では適切な安全機能を考慮した処分システムを構築し,これにより長期にわたる安全性を確保するが,地下環境には多様な微生物が存在することが知られており,安全機能にこれらの微生物が影響を及ぼす可能性が指摘されている。本実習では,微生物の影響を定量化することを目的として,処分システムの安全機能に影響を及ぼしうる微生物反応の抽出,それらによる地球化学的変化及び安全機能への影響,微生物によるコロイド的移行,などに関する検討を通じて,微生物の影響評価に関する基礎を学ぶ。※応募者は,地層処分での核種移行に関する基礎的な知識を有していることが望ましいです。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター基盤技術研究開発部
核種移行研究グループ 天野 由記029-282-1133(内線:67509)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 14日程度
48 研究系 地球・環境 応募可亀裂性岩盤における単一亀裂を対象とした亀裂内部構造と透水特性評価研究
地層処分の安全評価では,地質環境の特徴を適切に考慮した地下水流動モデルや核種移行モデルを用いる必要がある。本実習では,地層処分の安全評価にとって重要な因子の一つである地層中に分布する割れ目を対象とした地下水流動特性を把握するための実験的検討を行う。具体的には,岩石試料中の単一亀裂から樹脂を用いたレプリカを作成して,これを対象とした室内試験から,亀裂の内部構造と透水特性に関するデータを取得する。得られたデータから亀裂内の複雑な構造がその水理学的特性に与える影響について検討する。※応募者は,地層処分での安全評価に関する基礎的な知識を有していることが望ましいです。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター基盤技術研究開発部
ニアフィールド研究グループ 澤田 淳029-282-1133(内線:67600)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 5日程度
49 研究系 地球・環境 応募可微少熱量測定装置を用いた熱量測定に関する実習
地層処分の安全評価では処分環境で想定される反応を考慮したモデルが使用されており,これらモデルの信頼性向上に資するため,機構では室内実験等によりモデルに用いる反応速度等のデータ取得を進めている。対象とする反応によっては反応速度が非常に小さく,生成した微量な反応生成物を直接定量することができず,反応量,反応速度の評価が困難な場合がある。そこで,反応に伴い発生する微弱な熱量の計測により反応量,反応速度を間接的に評価する手法を検討している。本実習では,微小熱量測定装置を用いた熱量測定による反応量,反応速度等の評価を行う。※応募者は,基礎的な化学実験操作に関する知識と経験を有していることが望ましいです。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター基盤技術研究開発部
ニアフィールド研究グループ三ツ井 誠一
郎029-282-1133(内線:67602)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 14日程度
50 研究系 地球・環境微生物による放射性核種の化学状態変化に関する実習
放射性核種は,それぞれの化学的性質に基づいて環境中における移行挙動が支配される。そのため,移行挙動を正確に評価するためには,化学状態を適切に把握する必要がある。環境中での放射性核種の化学状態変化には,微生物活動が大きく関与している。そこで,本テーマでは,微生物を用いた微量元素の酸化還元状態の変化に関する実験を行う。それらを通じて,微生物の培養方法や化学分析の基礎を習得することを目的とする。※応募者は,学部の4年生程度の知識があることが望ましいです。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
界面反応場化学研究グループ
田中 万也 029-284-3518 [email protected] 放射線 原科研 無し 1 8月26日 9月30日 21
51 研究系 地球・環境 応募可花崗岩の水理特性評価に関する実習
日本の花崗岩は,空隙や割れ目に豊富な地下水を貯えている。このような花崗岩は偏在するため,その分布の把握は,放射性廃棄物の処分のほか,トンネルや地下貯蔵施設に関する共通の課題となる。本実習では,割れ目や空隙に関する最新の知見を学習し,岩石内部の構造をマイクロX線CTやデジタルマイクロスコープ等の画像で確認する。さらに,地下水流動解析により水の流れを体感して,花崗岩の地質構造と水理解析の研究の概要を把握する。※本テーマは,当該分野の専門知識は不要であり,応募者は学部の1,2年生程度の知識があれば可能です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター
環境研究課 野原 壮 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 3 7月29日 9月6日 14
52 研究系 地球・環境原子力放射性廃棄物の環境負荷低減に関する実習
廃棄物問題は原子力発電にとって重要な問題であり,公衆の関心も高い。一方で,環境負荷の指標の中には,安全性に直結しないものもあり,その結果,放射線防護でいうところのALARA原則に反する専門研究も多い。現状,原子力発電の経済性はカーボンオフセットされた火力発電と僅差であり,これらの環境負荷低減の方策は原子力発電の存在意義を損ねかねない。この問題に対し,多くの研究を横断的に見直し,原子力発電の導入意義と廃棄物処分時の安全性を同時に満たす環境負荷低減の在り方を検討する。文献調査が中心となるが,応募者の趣向や能力によっては燃焼解析の実施炉心設計の実施を通じて,実習を深めることも可能である。実習の出来によっては,JAEA-Researchによる公刊もあり得る。※実施内容に関しては,実習の進展に沿って柔軟に変更が可能です。受け入れ時期に関しては,受け入れ前の相談により,短縮及び延長も可能です。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高温ガス炉設計グループ 深谷 裕司029-267-1919(内線:6514)
[email protected] なし 大洗 無し 1 7月22日 9月27日 14
53 研究系 地球・環境土壌粘土鉱物や生体有機物によるセシウム吸着現象のミクロレベル評価計算実習
環境中における放射性セシウムの動態を理解するためには,土壌中の代表的鉱物や生体内での代表的有機物に対し,ミクロレベルでの吸着能の評価計算を行うことが必要である。本実習では,その計算法を習得し,様々な化合物や分子に対するセシウム吸着能を評価することを実施する。
システム計算科学センター シミュレーション技術開発室 奥村 雅彦 070-1386-0059 [email protected] なし 柏 無し 1 7月22日 9月30日 14
54 研究系 地球・環境 応募可CFDシミュレーションによる汚染物質の拡散解析
システム計算科学センターでは,原子力施設周辺の汚染物質拡散解析を目的として高解像度汚染物質拡散解析コードCityLBMを開発している。本研究テーマでは,都市街区や原子力施設周辺等を対象とした植生モデル等の拡張を行い,GPU計算機を用いた汚染物質拡散解析を実施することで,風況や建造物が汚染物質分布に与える影響を評価する。※応募者は,C++に習熟していることが望ましいです。
システム計算科学センター 高度計算機技術開発室 小野寺 直幸 080-9435-1286 [email protected] なし 柏 無し 1 7月22日 9月30日 最長30
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
55 研究系 地球・環境 応募可地質学試料の化学分析及び放射年代測定
土岐地球年代学研究所が保有する加速器質量分析計,誘導結合プラズマ質量分析計,蛍光X線分析装置等を用いて,岩石・鉱物,有機物,地下水等を対象とした化学分析及び放射年代測定に関する実習を行う。(https://www.jaea.go.jp/04/tono/pamph/triggerpamph.pdf)(https://www.jaea.go.jp/04/tono/pamph/pelletron.pdf)
核燃料・バックエンド研究開発部門 東濃地科学センター地層科学研究部
年代測定技術開発グループ 島田 顕臣 0572-53-0211 [email protected] なし 東濃 無し 3 7月22日 9月13日 5
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
56 研究系 物理 応募可Python言語を用いた実験データ解析に関する実習
実験データから観測したい量を得るには,しばしば適切な理論モデルを仮定したフィッティングが必要となる。本実習においては,未臨界度測定実験をテーマに,測定理論について学び,実際の実験あるいはそれを模した中性子輸送計算から得られるデータを用いてPython言語によるフィッティングを行うコードを作成する。また,Python言語の豊富なライブラリ群について学ぶため,余裕があれば多変量解析等やスパースモデリングについても実習を行う。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
分離変換技術開発ディビジョン 核変換システム開発グループ
方野 量太 029-282-6279 [email protected] なし 原科研 無し 2 8月1日 9月27日 14日
57 研究系 物理 応募可 HTTRを用いた核的評価HTTR炉心を対象とした核計算の方法及び評価方法に関する知識を習得し,核的評価手法の高度化やHTTRの新しい利用方法等について考察することができるようなスキルアップにつなげる。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高温ガス炉研究開発センター 高温工学試験研究炉部
HTTR技術課 石塚 悦男029-267-1919(内線:3731)
[email protected] なし 大洗 有り 2 8月19日 9月19日 30
58 研究系 物理 応募可 高速炉の炉心解析
高速炉の炉心解析に用いられる計算コード(SLAROM-UF,CITATION,MVPなど)を用いた数値解析により,炉心核特性(臨界性,出力分布,制御棒価値,反応度係数,増殖比,マイナーアクチニドの核変換量など)を解析・評価する。※高速炉に興味のある学部学生から,炉心解析や炉心設計の手法を学ぼうとしている大学院生までを歓迎します。※実習期間は3週間が望ましいですが,2週間でも可とします。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 高速炉解析評価技術開発部
炉心解析評価グループ 杉野 和輝029-267-1919(内線:6456)
[email protected] なし 大洗 無し 3 7月22日 9月30日 21
59 研究系 物理 応募可原子核理論モデルを用いた核分裂の実習
原子核は,陽子と中性子の複合物であり,物質の質量の大半を占めている。原子力や放射線発生のメカニズムを理解するためには,その基である原子核の構造を正確に理解することが必要である。本テーマでは,原子核がどのように核分裂していくかについて,原子核理論モデルを用いて自ら調べることを目的とする。コンピュータを用いて原子核理論モデルを数値的に解き,得られた結果を実験データと比較して考察を行う。※応募者は,原子核理論の知識の有無については問わないが,Linux系のOSの使用にある程度慣れていることが望ましいです。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
核工学・炉工学ディビジョン核データ研究グループ
湊 太志 029-282-5484 [email protected] なし 原科研 無し 1-2名 7月22日 9月30日 21
60 研究系 物理 応募可放射線輸送計算基礎実習- 核データ処理から輸送計算まで -
本テーマでは,核データライブラリ(核反応断面積データベース)の処理から放射線輸送計算まで一連の実習を行う。具体的には,核データライブラリの中身の理解から始め,核データ処理コードFRENDY,NJOYを用いて,ユーザーが通常行うことがないMCNP,PHITSコードで使う連続エネルギーACEライブラリ,DOORSコードで使う多群ライブラリの作成を行い,作成したACEファイル,多群ライブラリを用いた簡単な体系での放射線輸送計算まで行う。希望があればSCALEコードで使うライブラリの作成,SCALEコードでの放射線輸送計算実習に変更することも可能である。本実習により自由に核データライブラリを処理できるようになり,また,放射線輸送計算コードMCNP,PHITS,DOORSコードの基本的な使い方も習得することができるので,応募者の研究の幅が大きく広がることが期待できる。※応募者は,高校の物理,化学の基本知識があれば十分である。※受入期間及び日数については,柔軟に対応しますので,応募前に担当者に相談してください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
核工学・炉工学ディビジョン炉物理標準コード研究グループ
今野 力 029-282-6704 [email protected] なし 原科研 無し 2人程度 7月22日 9月30日 21
61 研究系 物理 応募可 ガンマ線計測技術とその利用
ガンマ線計測は,環境中の放射性セシウムの分析を始め,多くの分野で重要である。実習では,シンチレーション検出器を中心としたガンマ線計測の基礎を習得し,さらに,最先端の高時間分解能(100ピコ秒=10^-10秒)の同時計測技術なども理解する。これらの手法を用いて,電子の反物質である陽電子と電子が,アインシュタインの導き出したE=mc^2(Eはエネルギー,mは質量。質量をエネルギーに変換できることを示す。)に従って質量を失い,エネルギーとして放出されるガンマ線の計測を行う。反対方向に放出される2本のガンマ線の同時計測により,空気中のガンマ線速度の計測も可能となる。また,物質中における反物質である陽電子の消滅寿命の計測を行い,サブナノ空孔などの検出に威力を発揮する,いわゆる陽電子消滅法を理解することを目標とする。また,害虫駆除,品種改良を始めとした,社会におけるガンマ線などの放射線の利用についても理解する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
燃料・材料工学ディビジョン照射材料工学研究グループ
平出 哲也 029-282-6552 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
62 研究系 物理 応募可加速器駆核変換システムの核特性解析
当グループで研究開発を実施している加速器駆動システム(ADS)は,高レベル放射性廃棄物中に含まれる長寿命核種であるマイナーアクチノイドの核変換による短寿命化を目的としている。ADSの解析システムとして,当グループで開発したADS3Dコードシステムは,加速器からの高エネルギー陽子や原子炉中の中性子まで幅広いエネルギー範囲の解析が可能であるが,使用にはある程度の習熟が必要である。本実習では,ADS3Dの基本機能の習得を目的として,ADSを対象とした燃焼計算等の核特性解析を実施してADSの設計手法について学習する。※実習内容に関しては,実習生の希望に応じて対応します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
分離変換技術開発ディビジョン 核変換システム開発グループ
菅原 隆徳 029-282-5329 [email protected] なし 原科研 無し 2 8月1日 9月27日 14日以上
63 研究系 物理 応募可分離変換技術を含む将来原子力発電シナリオの解析
原子炉の運転条件の変化等が,使用済み燃料中に含まれるマイナーアクチノイドなどの高レベル放射性廃棄物の組成に与える影響について解析を行う。さらに,組成がガラス固化体数や処分場の面積に与える影響を調べる。軽水炉使用済み燃料を基本とするが,高速炉,加速器駆動未臨界システムなどの次世代炉を含めた検討を行うことも可能であるので,高レベル放射性廃棄物のマネージメントの観点での将来の原子力利用のシナリオ構築の考え方について基本的な学習を行うことができる。※実習内容に関しては,実習生の希望に応じて対応します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
分離変換技術開発ディビジョン 核変換システム開発グループ
大泉 昭人 029-282-6279 [email protected] なし 原科研 無し 2 8月1日 9月27日 14日以上
64 研究系 物理重イオン核反応によるエキゾチック原子核の合成と核データ
超重元素や中性子過剰核など,未知の原子核の合成方法について実習する。これらは,加速した重イオンとアクチノイド標的核との反応(多核子移行反応や核融合反応)で合成できるが,この核反応機構を実験的に調べる。さらに,重原子核領域に固有の崩壊様式である核分裂過程を理論計算コードを用いて考察する。実習を通じて,重イオンを用いた中性子核データ測定技術(代理反応)についても学ぶ。※理論研究のみの場合は,放射線作業には従事しません。※実習期間については,原則として30日以上とします。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
重元素核科学研究グループ 西尾 勝久 029-282-5454 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 30日以上
65 研究系 物理 応募可超重元素の核構造と自発核分裂特性の研究
原子番号が100を超える超重元素は加速器を用いて人工的に合成されるが,生成量が極めて少なく寿命も短いため,その物理的性質はほとんど調べられていない。本研究は,超重元素の原子核構造や自発核分裂特性を実験的に明らかにすることを目的とするもので,実習では,超重元素の核分光実験や核分裂実験に使用する実験装置の特性試験や実験データ解析,あるいは実験条件最適化のための各種検討を行い,超重元素に関する実験的研究の一端を学習する。※実習期間は14日以上を推奨するが,応募者の希望に沿って対応することが可能です。※データ解析のみの場合は,放射線作業には従事しません。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
重元素核科学研究グループ 浅井 雅人 029-282-5490 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14日以上
66 研究系 物理J-PARC大強度ハドロンビームに対応した検出器開発に関する実習
J-PARCハドロン実験施設では,世界最高強度のハドロンビームを供給することが可能である。一方,この加速器の能力を最大限活用するためには,原子核反応で生じた各種放射線の計測技術も向上させる必要がある。加速器の性能,検出器の原理を学び,現代の計測技術に触れる。また,実際に検出器の組み立てや動作を実習し,宇宙線などによる放射線測定も実施する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
ハドロン原子核物理研究グループ
成木 恵 029-284-3507 [email protected] 放射線 原科研 有り 7 7月22日 9月30日 7
67 研究系 物理f電子系の磁性と超伝導の実験手法による研究
f電子系の化合物の電子物性の実験的研究を行う。特に,低温での新奇な磁性と超伝導の研究を行う。純良な試料の作製や精密低温物性測定に従事する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
重元素材料物性研究グループ
神戸 振作 029-284-3525 [email protected] 放射線 原科研 無し 3 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
68 研究系 物理変分モンテカルロ法による強相関電子系の研究
物性理論の研究手法の一つとして,変分モンテカルロ法を習得する。手法の原理・アルゴリズムを学び,実際にハバードモデルに対する計算プログラムを実習生自身が作成・実行する。※実習開始までにC言語の基礎を身に付けておいてください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
重元素材料物性研究グループ
久保 勝規 029-284-3939 [email protected] なし 原科研 無し 3 8月19日 8月30日 12
69 研究系 物理 応募可力学運動と電子スピンや核スピンとの相互作用に関する実験研究又は装置開発
電子スピンや核スピンが物質の回転運動に変換される現象は,アインシュタイン-ドハース効果と呼ばれる。実習では,実際にこの実験を行い,現象を観察し,角運動量という物理量に対する理解を深める。実験では遠心分離機のような装置を用いるので,機械工学や電子工学に興味がある場合は,装置開発に重点を置いた実習を行うことも可能である。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
スピン‐エネルギー変換材料科学研究グループ
小野 正雄 029-284-3507 [email protected] なし 原科研 無し 3 8月19日 8月23日 5
70 研究系 物理 応募可高温超伝導体の試料作成と電子状態計算
ある種の銅酸化物は,常圧下の液体窒素温度で超伝導状態になる。このため,高温超伝導体と呼ばれる。実習では,高温超伝導体の試料作成を行い,実際に超伝導現象を観察する。その後,超伝導物質の電子状態計算を行い,超伝導状態に対する理解を深め,実験結果を考察する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
スピン‐エネルギー変換材料科学研究グループ
森 道康 029-284-3508 [email protected] なし 原科研 無し 3 8月19日 8月23日 5
71 研究系 物理ミュオン利用の物質研究に関する実習
加速器を用いて得られる素粒子ミュオンをプローブとした微視的実験手法であるミュオンスピン回転緩和(μSR)法を用いた物質等の研究について学ぶ。J-PARC-MLFの実験装置見学及び解析等についての実習を行う。なお,実習期間はJ-PARCは停止中のため,ビームを用いた実習は含まない。※大学4年生以上が参加することができます。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
ナノスケール構造機能材料科学研究グループ
髭本 亘 029-284-3873 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月23日 9月30日 3日~14日
72 研究系 物理クォーク多体系の分子動力学シミュレーション
我々の身の回りの物質は,原子やイオン,分子からできている。原子は,核子(電荷を持った陽子と電荷を持たない中性子)の塊である原子核とその周りを取り巻いている電子から成る。電子は素粒子だが,核子は三つのクォークがグルオンという糊で強く結びついた複合粒子である。この結合は非常に強く,原子核中では核子は独立した粒子として振舞うが,温度を上げたり密度を高くしたりすると,融けてクォークの流体が現れると思われている。この温度や密度の変化による相の変化を,クォークを構成粒子とする分子動力学シミュレーションで記述する。※受入期間については,希望に応じて柔軟に調整します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
先端理論物理研究グループ 丸山 敏毅 029-282-5457 [email protected] なし 原科研 無し 1~3 8月20日 9月17日 28日
73 研究系 物理 応募可 原子核崩壊の理論研究
不安定原子核はα崩壊,β崩壊,自発核分裂など,多様な崩壊様式を示し,その振る舞いを理解することは原子核物理の点からも,また,原子力利用の点からも重要である。本研究では,軽原子核から超重原子核まで,核図表上の幅広い領域に渡る原子核を対象に原子核崩壊の理論的研究を実施する。実習では,原子核構造・崩壊の基礎及び計算プログラミングの基礎を学んだ後,崩壊計算コードを用いて中性子過剰核又は超重核の崩壊計算を行う。トピックとしては,超重元素(ニホニウム含む),星の環境における元素合成などが含まれる。※実習の具体的なテーマは,高専生,大学生,大学院生に応じて柔軟に設定する。※参考URL:https://asrc.jaea.go.jp/soshiki/gr/HENS-gr/np/koura/infoKourapublic.html
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 先端基礎研究センター
先端理論物理研究グループ 小浦 寛之 029-282-5309 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14日
74 研究系 物理被覆燃料粒子に起因する二重非均質性が増倍率に及ぼす影響の検討
高温ガス炉では,直径1mm程度の被覆燃料粒子が用いられている。被覆燃料粒子に起因する非均質性が増倍率に及ぼす影響は二重非均質効果と呼ばれ,高温ガス炉特有の問題である。本実習では,モンテカルロコードMVPを用いてセル計算を行い,非均質性が4因子に及ぼす影響を明らかにすることで,二重非均質効果とは何かを理解する。また,MVPコードの基本的な使い方及び入力で設定する幾何形状の描画方法等を習得する。
高速炉・新型炉研究開発部門炉設計部
高温ガス炉設計グループ 後藤 実029-267-1919(内線:6511)
[email protected] なし 大洗 無し 2 7月22日 9月27日 14
75 研究系 物理J-PARCリニアックの性能向上に向けた実習
大強度陽子加速器施設(J-PARC)の加速器は,世界最高クラスの高エネルギー陽子ビームを生成し,実験施設に供給している。J-PARCの1台目の加速器であるリニアックで生成されるビームは,加速器全体のビーム性能を大きく左右する。そこで,本テーマでは,リニアックの性能向上や安定な運転を目的として,コンピュータを使用した加速空洞の電磁場解析,実際の加速器装置や高周波電源を使用した高周波測定,高い精度で機器を配置する調整,及び,出力調整試験などを行う。※受入時期によっては実施できない実習がありますので,相談してください。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
加速器ディビジョン 加速器第一セクション
小栗 英知 029-284-3132 [email protected] 放射線 J-PARC 無し 3 8月19日 9月30日 14
76 研究系 物理 応募可J-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)の性能向上に向けた実習
J-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)では,世界最大級のビーム強度1Mの安定出力に向け,様々な研究開発を行っている。特に重要な課題 は,ビームロスの低減である。ビームロスが大きいと,機器の放射化や機器の破壊,メンテナンス時の被ばくが問題となる。したがって,1MWもの大強度ビームを安定に出力するためには,ビームロスの低減が必要不可欠である。本実習では,RCSのビームロスを低減することを目的として,シミュレーションによるビームロスのメカニズムの解明,実験装置を用いた,ビームの形状・位置等のビーム診断,及び,ロスビームの処理に関する実習を行う。また,RCSのロスの原因の一つである入射で使用するカーボンフォイルの高度化の実習を行う。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
加速器ディビジョン 加速器第二セクション
山本 風海 029-284-3095 [email protected]放射線
レーザーJ-PARC 無し 3 7月22日 9月30日 14
77 研究系 物理 応募可大強度陽子加速器のビームロス低減に関する実習
大強度陽子加速器では,大強度の安定出力を達成するためには,ビームロスの低減が最重要課題である。本実習では,大強度陽子加速器,特に,J-PARCのリニアック及び3GeVシンクロトロン(RCS)において,ビーム力学に基づくシミュレーションや解析,ビームの形状や位置を計測するビームモニタ開発やビーム診断,レーザーを用いた新たなビーム診断装置の開発,様々な装置開発等,加速器のビーム診断における必要な技術を習得し,大強度陽子加速器のビームロス低減に関する実習を行う。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
加速器ディビジョン 加速器第三セクション
原田 寛之 029-284-3143 [email protected]放射線
レーザーJ-PARC 無し 2 8月1日 9月27日 21
78 研究系 物理 応募可 核データ測定に関する実習
J-PARCセンター核変換ディビジョン施設利用開発セクションでは,核変換システム(ADS)に用いられるビーム窓等の材料照射データを取得するための大強度陽子ビームを用いた照射施設の検討を進めている。施設設計の精度向上のため,本セクションでは陽子ビーム入射に伴う核種生成断面積の測定及び陽子ビーム入射に伴い標的から生成する中性子スペクトルの測定を行っている。本実習では,チェッキングソース等の放射線源を用い測定機器の校正を行うとともに,実験データの解析を行う。※実習以前に,J-PARCのセンターの放射線作業従事者登録と個人線量計の取得を希望します。※核変換施設については,https://j-parc.jp/Transmutation/ja/ads-j.htmlで確認してください。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
核変換ディビジョン 施設利用開発セクション
明午 伸一郎 029-284-3207 [email protected] 放射線 J-PARC 無し 2 7月22日 8月30日 21
79 研究系 物理J-PARC核変換実験施設の鉛ビスマス核破砕ターゲットのシミュレーション解析
J-PARCセンターでは,放射性廃棄物の環境負荷を低減する新しい原子力システム「加速器駆動核変換システム」を実現するための技術開発を進めている。本実習では,加速器駆動システムと同じ液体金属を使った核破砕ターゲットの様々な特性のシミュレーションを行う。JAEAが整備を進めている解析コードシステムや熱流動特性検証用の流動模擬ターゲット等の独自の試験設備を活用し,得られた解析結果をターゲットの設計に反映する。※夏期休暇実習終了後の,学生実習生などでの受入れについても希望に応じて検討します。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
核変換ディビジョン ターゲット技術開発セクション
大林 寬生 029-282-6026 [email protected] なし J-PARC 無し 1 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
80 研究系 物理 応募可J-PARC核変換実験施設の鉛ビスマス核破砕ターゲットループ要素技術研究
J-PARCセンターでは,放射性廃棄物の環境負荷を低減する新しい原子力システム「加速器駆動システム」を実現するための技術開発を進めている。本実習では,加速器駆動システムと同じ液体金属を用いた鉛ビスマスループに不可欠な酸素制御や,材料の耐久性検証等の技術研究を,JAEAに設置した世界有数の大型鉛ビスマス試験ループを用いて実習する。※夏期休暇実習終了後の,学生実習生などでの受入れについても希望に応じて検討します。※高専生等の応募も歓迎し,応募者の希望やスキルに応じて見学主体,実習主体など柔軟に対応します。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
核変換ディビジョン ターゲット技術開発セクション
斉藤 滋 029-282-5058 [email protected] なし J-PARC 無し 1 7月22日 9月30日 14
81 研究系 物理量子シミュレーションに対する機械学習の応用実習
重元素化合物や高温超伝導体などの強相関電子系と呼ばれる物質では量子シミュレーションを行う際に計算量が膨大となるため,その物性評価が困難であるという課題がある。本実習では,量子シミュレーションに対し機械学習を用いて計算を大幅に高速化する手法を習得する。※応募に当たり,ある程度,量子系のシミュレーションについての経験がある方が望ましいです。
システム計算科学センター シミュレーション技術開発室 永井 佑紀 070-1403-9836 [email protected] なし 柏 無し 1 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
82 研究系 放射線 応募可原子力における水素安全のための水の放射線分解に関する実習
原子炉,再処理工場,処分場等の施設では様々な場面で放射線分解によって水素が発生し,場合によっては,先の福島第一原子力発電所の事故のようにシビアアクシデントが起きる。このため,放射線化学,核化学等の基礎科学的な知見を踏まえながら工学的な条件を反映させることで,それら施設での水素安全を確保する必要がある。そこで,本テーマでは,ガンマ線等による水溶液試料の照射及び各種の装置による照射前後の試料の分析について実習し,試料中のガスや溶存種の挙動を調べることを通じて,水の放射線分解について実験化学的に学ぶ。※本テーマには,放射線の他に化学の一般的な知識が必要です(実習中にも学べます)。※放射線照射の実験を行いますが,管理手帳の入手等,放射線従事者登録は不要です。
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉国際共同研究センター
燃料デブリ研究ディビジョン燃料デブリ保管技術開発グループ
永石 隆二 029-282-5493 [email protected] 放射線 原科研 有り 1-2名程度 8月19日 8月30日 10
83 研究系 放射線 応募可廃棄物処理処分のための固体吸着材等の照射効果に関する実習
固体吸着材には,その構造に核種を吸着するもの,構造中に分散した抽出剤に核種を吸着するもの等があり,特定核種の選択的吸着や廃液の液性に適した吸着材の開発が進められているが,処理中や処理後に放射性核種からの放射線にさらされるため,その耐放射線性を調べることは重要である。そこで,本テーマでは,電子線やガンマ線による吸着材含有試料の照射及び各種の装置による線量測定や試料分析について実習し,照射前後の吸着材の表面構造や組成の変化を調べることを通じて,吸着材の照射効果について実験化学的に学ぶ。※本テーマには,放射線の他に化学の一般的な知識が必要です(実習中にも学べます)。※放射線照射の実験を行いますが,管理手帳の入手等,放射線従事者登録は不要です。
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉国際共同研究センター
燃料デブリ研究ディビジョン燃料デブリ保管技術開発グループ
永石 隆二 029-282-5493 [email protected] 放射線 原科研 有り 1-2名程度 8月19日 8月30日 10
84 研究系 放射線原子力災害時の防護措置の正当化に関する実習
原子力災害時には公衆の放射線被ばくを低減するため,避難や屋内退避などの防護措置が実施される。本実習では,これらの防護措置の正当化について,①国際放射線防護委員会の基本的な考え方を学ぶとともに,②福島事故時の経験を整理・分析して正当化する際の課題や論点を抽出する。※応募者は,放射線に関する基本的な知識を有することが望ましいですが,必ずしも放射線分野に限定しません。また,文系の学生でも応募可とします。※実習内容については,放射線防護又は原子力防災に関する範囲で調整できますので,相談してください。※受入期間については,柔軟に対応しますので,担当者に相談してください。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
リスク評価研究ディビジョン放射線安全・防災研究グループ
高原 省五 0.29-282-6139 [email protected] なし 原科研 有り 2 7月22日 9月30日 21
85 研究系 放射線屋内退避時の線量評価に関する実習
本テーマにおいては,屋内退避時の被ばく線量評価に必要なパラメータを調査する。さらに,屋内退避時の被ばく線量評価手法を学ぶとともに,調査したパラメータがどの程度被ばく線量に影響を与えるのかを検討する。※原子力と放射線に関する基礎知識を有していることが望ましいです。※受け入れ期間については,柔軟に対応しますので,担当者に相談してください。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
リスク評価研究ディビジョン放射線安全防災研究グループ
廣内 淳 029-282-6801 [email protected] なし 原科研 無し 1 8月5日 9月30日 21
86 研究系 放射線原子炉施設の廃止措置における被ばく線量と廃棄物発生量の最適化評価
原子力施設の廃止措置では,機器・構造物を安全かつ効率的に解体することはもちろん,公衆及び作業者の被ばく線量,及び,放射性廃棄物発生量を低減化することが求められている。本実習では,原子力発電所を例にとり,廃止措置安全評価コードDecAssessを理解するとともに,本コードを用いて,汚染機器を対象に除染作業と切断作業が組み合わされた作業工程に沿って公衆及び作業者の被ばく線量及び放射性廃棄物発生量評価を行い,除染係数,切断工法,収納容器の種類などの因子が被ばく線量と廃棄物発生量ににどのように影響するかを分析する。
安全研究・防災支援部門 安全研究センター
環境安全研究ディビジョン環境影響評価研究グループ
島田 太郎 029-284-3714 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 14
87 研究系 放射線 応募可放射線挙動解析計算コードPHITSを用いた実習
物質や人体内における放射線挙動を計算機により模擬して解析する技術は,工学,理学及び医学の様々な分野に共通する基盤技術として,重要性が増している。原子力機構では,幅広いエネルギーを持つ様々な種類の放射線の三次元空間における挙動を解析できる計算コードPHITSを開発している。本テーマでは,PHITSコードを各自の研究目的(放射線遮へい解析,検出器の応答計算,医学物理計算など)で利用するための実習を行う。※PHITS初心者の方は,事務手続,自己紹介,実習担当者との打ち合わせ等のため,PHITS講習会初級コースの前日(8月19日)から参加してください。申し込みの前に,内容・期間について,担当者と調整してください。※初心者の方は,PHITS講習会初級コース(8月20-21日,東海村で開催予定)に参加し,PHITSの基礎的な使用方法を学習していただききますので,受入期間を8月19-30日とします。利用経験のある方は,PHITS講習会中級コース(8月5-6日,つくば市で開催予定)に出席し,PHITSの応用的な使用方法を学習していただきますので,受入期間を原則として7月29日-8月9日とします。(利用経験のある方のみ,調整の上で,他の日程の参加も可とします。)
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター
環境・放射線科学ディビジョン放射線挙動解析研究グループ
岩元 洋介 029-282-5195 [email protected] なし 原科研 無し 6 7月29日 8月30日 14
88 研究系 放射線 応募可東電福島第一原子力発電所廃炉措置に向けた試験実習
FMFでは,核燃料物質等の取扱技術を応用して,福島第一原子力発電所(1F)の廃炉措置を支援するための研究開発を実施している。本テーマでは,主に1F事故により原子炉建屋内に飛散した放射性物質の飛散分布を評価するためのイメージングプレート測定やFE-SEMによる元素分析について座学にて学びながら,部内の核燃料物質等取扱施設を見学することにより,核燃料物質等の試験技術についての理解を深める。業務実習として,イメージングプレート測定及びFE-SEMを用いた元素分析測定を行い,廃炉措置に向けた試験を体験する。本テーマは,原子力への入門コースと位置付けている。※応募者については,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 燃料材料開発部
集合体試験課 関尾 佳弘029-267-1919(内線:5552)
[email protected] なし 大洗 無し 5 7月29日 7月31日 3
89 研究系 放射線高計数率放射線検出手法の開発実習
原子力核不拡散を担保するためには,核物質の確実な測定,検認技術の向上が求められており,放射線計測による核物質の測定では,測定対象に付随する放射能がバックグラウンドとなるため,高計数でかつ放射線の弁別能力の高い検出器の開発を進めている。本実習では,密閉線源を用い,様々な放射線測定器による計測実験,データ解析・評価等を行う。※応募者は,大学又は大学院において,放射線計測及びプログラミングを学んでいる学生が望ましいです。※実習内容・期間については,調整することができますので,相談してください。※8月13日から16日までは,受け入れることができません。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
技術開発推進室 小泉 光生029-284-3800029-284-3448
[email protected] 放射線 原科研 無し 1 7月22日 8月30日 10日
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
90 研究系 放射線負ミュオンによる核変換データベースの作成実習
大強度陽子加速施設(J-PARC)の物質・生命科学実験施設におけるミュオン実験施設では,負ミュオンを利用したユーザー実験を行っている。負ミュオンは,原子核に捕獲される際に核変換を生じ,別の物質に変換される。ユーザー実験の安全性確保や放射化の管理のために,負ミュオンによる核変換量の定量化が必要となった。本実習では,粒子輸送計算コード(PHITS)を使用して,シンプルな計算形状を基に,全元素を対象に,負ミュオンによる核変換のデータを導出し,データベース化することを目的とする。※応募者は,放射線の基本知識,粒子輸送計算コード及びLinuxの使用経験があることが望ましいです。※ベンチマーク実験やWEBソフトウェア化を予定しており,学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れ,継続して研究を進めることについて検討します。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
物質・生命科学ディビジョン中性子源セクション
原田 正英 029-282-6217 [email protected] なし J-PARC 無し 1 7月22日 8月27日 14
91 研究系 放射線 応募可大強度加速器施設における放射線遮蔽設計に関する実習
J-PARCセンター核変換ディビジョン施設利用開発セクションでは,核変換システム(ADS)に用いられるビーム窓等の材料照射データを取得するための大強度陽子ビームを用いた照射施設の検討を進めている。本実習では,同施設の遮へい設計等核設計の一環として,大強度加速器施設の基本的な遮へい設計技術の習得を目指し,ターゲットステーション及びビームダンプ周辺の核設計をPHITSコード等を用いて行う。※核変換施設については,https://j-parc.jp/Transmutation/ja/ads-j.htmlで確認してください。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
核変換ディビジョン 施設利用開発セクション
明午 伸一郎 029-284-3207 [email protected] なし J-PARC 無し 2 7月22日 8月30日 21
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
92 研究系 その他 応募可 核不拡散政策に関する実習
原子力の平和利用と核不拡散・核セキュリティ確保の観点から,諸外国の政策,その技術的な取組み,国際機関の対応強化,今後の国際的な枠組み構築等の動向について,公開文献を基に調査し,また,これらにおける諸課題を分析して,レポートとしてまとめる。※理工系の学生に限らず,文系の学生も歓迎します。※本テーマには,技術系,研究系及び事務系の分野が含まれます。※8月13日から16日までは,受け入れることができません。
核不拡散・核セキュリティ総合支援センター
政策調査室 須田 一則 029-282-0495 [email protected] なし 本部 無し 1 7月22日 8月30日 10日
93 研究系 その他 応募可CFDシミュレーションのIn-Situ可視化解析
GPUやメニーコアプロセッサを駆使した超高速CFDシミュレーションでは膨大な計算データが生成されるため,PCにデータ転送して可視化解析を行う従来の手法が困難になっている。本実習ではシステム計算科学センターで開発している粒子ベースのIn-Situ可視化技術を拡張し,CFDシミュレーションの計算を行いながら,同じスーパーコンピュータでシミュレーションデータを同時に解析する技術を試作する。※応募者は,C++に習熟していることが望ましいです。
システム計算科学センター 高度計算機技術開発室 河村 拓馬 070-1379-4960 [email protected] なし 柏 無し 1 7月22日 9月30日 最長30
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【技術系】
No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
94 技術系 化学 応募可 分析廃液処理方法の比較
今後Puセンターで発生が想定されている,有機溶媒を含む分析廃液の処理方法について学習する。想定している処理方法のうち,有力な手段と考えている「電気分解法」について,実験装置を使用して実際に有機溶媒の分解試験を行い,その原理や分解速度の評価方法について実習する。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※実習は放射線管理区域ではなく,一般の区域で行います。放射性物質は使用しないため,放射線被ばくはありません。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整できますので,相談してください。※8月13日から16日までは 夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 プルトニウム燃料技術開発センター 技術部
品質管理課 廣田 賢司029-282-1133(内線:76241)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 10日程度
95 技術系 化学 応募可再処理廃止措置技術開発センターより発生する低放射性廃液の固化に関する実習
再処理廃止措置技術開発センターでは,リン酸塩や炭酸塩などを含む低放射性廃液が発生しており,これらの廃液については将来埋設処分するためにセメントによる固化が計画されており,設備導入に向けた試験を実施している。本テーマでは,模擬廃液を作製し,ビーカースケールの混練を行い,その後,スケールアップさせて,実規模大(200Lドラム缶サイズ)による混練を行うことで,本研究で実施している作業の一連の流れを体験する。具体的な実施内容としては,模擬廃液の調整,小型混練機による混練,セメント固化した試料の圧縮強度測定,実規模混練機を用いた混練などを行う。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分対応可能です。※受入時期によっては,実施できない実習があります。その場合は,相談してください。※8月13日から8月16日まで,8月26日から8月30日まで及び9月9日から9月13日までは受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所再処理廃止措置技術開発センター 環境保全部
処理第2課 松島 怜達029-282-1133(内線:74351)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日 10
96 技術系 化学 応募可 抽出クロマトグラフィー実習
高速炉を用いて高レベル放射性廃棄物中に含まれるマイナーアクチノイド(MA)を短寿命化し,廃棄物を減容する研究が進められている。本実習では,MAを核燃料再処理廃液から分離回収するための方法として開発を進めている抽出クロマトグラフィー法用の吸着材を用いて,希土類元素等の吸着溶離実験を行う。本実習の背景等を理解するため,核燃料サイクル研究施設の見学も行う予定である。※応募者は,基礎的な化学実験操作に関する知識と経験を有していることが望ましいです。※研究系の方も歓迎します。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター再処理技術開発試験部
研究開発第1課 渡部 創029-282-1133(内線:66707)
[email protected] なし 核サ研 無し 2人程度 7月22日 9月28日 5日程度
97 技術系 化学 応募可燃料溶解工程における不溶解残渣生成メカニズム評価に係る実習
再処理工程では,燃料を硝酸溶解する。その際に発生する不溶解残渣は,配管の閉塞や抽出性能の低下等工程の安定運転に影響を与える。そのため,不溶解残さの性状や生成メカニズムを把握する必要がある。不溶解残さの主要な成分であるモリブデン酸ジルコニウムは液温が上昇することで沈殿することが知られており,沈殿は共存元素の影響を受ける。本実習では,模擬溶解液を調製し,加熱することによりモリブデン酸ジルコニウム生成の挙動を実験により評価する。本実習の背景等を理解するため,核燃料サイクル研究施設の見学も行う予定である。※応募者は,基礎的な化学実験操作に関する知識と経験を有していることが望ましいです。※研究系の方も歓迎します。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター再処理技術開発試験部
研究開発第1課粟飯原 はる
か029-282-1133(内線:66792)
[email protected] なし 核サ研 無し 2人程度 7月22日 9月28日 5日程度
98 技術系 化学 応募可放射性溶液からのウラン回収方法についての模擬試験に関する実習
放射性物質取り扱い施設の廃止措置に関する検討を行っているSTRADプロジェクトでは,当該施設において発生・蓄積されていると予想される処理に際して課題がある放射性物質の安全な処理方法の検討を,化学物質の特性を考慮し,物質ごとに個別に実施している。このような放射性物質は,ホットセルやグローブボックスといった特殊な環境で使用,保管されることが想定されるため,遠隔操作性や装置に起因した使用上の制限などを加味した操作によって処理を実施しなければならない。本実習では,放射性溶液に含まれるUをその他の物質から分離する方法の試行として,非放射性物質を用いて,吸着溶離によるU回収方法の検討を行う。器具の操作性や手順の簡便性,廃棄物発生量に対する評価や溶液分析によるプロセスの評価を実施する。※分野は,物理,地球・環境,材料等,幅広く受け入れることができます。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター再処理技術開発試験部
研究開発第2課 高畠 容子029-282-1133(内線:66811)
[email protected] なし 核サ研 無し 2 7月22日 9月30日 10日程度
99 技術系 化学 応募可ナトリウムの化学反応に関する基礎的研究
ナトリウムは化学的に活性であることから,取り扱いや処理・処分が難しい。そこで,本課題では,ナトリウムを化学的に非常に安定な化合物(塩化ナトリウム)へ変化させるために必要な基礎的な知見を実験により取得することを目的とする。具体的には,グローブボックス内でナトリウムを使った簡単な反応試験を実施する。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センター高速炉プラント技術開発部
ナトリウム技術開発グループ 斉藤 淳一 0770-39-1031 [email protected] なし 敦賀 無し 2 7月22日 9月30日 12
100 技術系 化学 応募可ナトリウム中不純物挙動の把握に関する基礎的研究
液体ナトリウムの特性に影響する不純物元素の挙動を把握することは,特性を制御する上でも重要である。ここでは,ナトリウム中に結晶として存在する不純物を含む化合物について実験及び熱力学的な観点から考察する。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センター高速炉プラント技術開発部
ナトリウム技術開発グループ 斉藤 淳一 0770-39-1031 [email protected] なし 敦賀 無し 1 7月22日 9月30日 12
101 技術系 化学 応募可低レベル廃棄物の廃棄体化に関する研究
低レベル廃棄物の廃棄体は,安定性や有害物質の溶出抑制効果が求められていることから,ポルトランドセメント,低アルカリセメント,ジオポリマー等の固化材や混和剤を用いて,模擬試料の固化試験を行う。強度確認,固化反応生成物の分析,カロリーメーターを用いた固化反応の確認及び有害物質の溶出試験を実施して,低レベル廃棄物の固化方法を検討する一連の流れを実習する。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター 環境保全技術開発部
処理技術開発課 綱嶋 康倫 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 1 7月22日 9月30日 5
102 技術系 化学 応募可放射性核種の分離及び測定に関する実習
放射性廃棄物を安全に処分するためには,廃棄物試料中の放射性核種を評価する必要があり,放射性核種に対する分析技術の開発を進めている。本テーマでは,抽出クロマトグラフィーや電気泳動法などの化学分離法を用いて,放射性核種に対する基礎的な分離技術や放射線測定技術を習得することを目指す。また,放射性廃棄物の処理・処分に係る基礎知識の取得を目指し,廃棄物処理施設や廃棄物埋設施設での見学及び実習を行う。※応募者の知識に応じて,実習主体,見学主体等,調整することができます。化学分野以外からの応募も可能です。受入期間は14日以上が望ましいですが,希望に応じて調整しますので,応募前に担当者と相談してください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 バックエンド技術部
放射性廃棄物管理技術課 原賀 智子 029-282-5684 [email protected]
放射線※場合により特定化学物質
原科研 無し 2名程度 7月22日 9月30日 14
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
103 技術系 機械 応募可 高電圧測定技術の開発
タンデム加速器で発生する電圧は,最大で18MVにも達する。このような高電圧は,直接触れることができないので,回転式の発電電圧計を用いて測定を行っている。この測定原理を簡単な模型の製作を通じて学習する。また,新たな手法として電圧を力学的に測定する機構の製作・動作試験を行い,実際の技術開発の一端に触れていただく。実習期間中に他の加速器施設や研究用原子炉などの施設見学も予定している。※実習内容及び日程については,相談に応じます。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 研究炉加速器技術部
加速器管理課 松田 誠 029-282-5860 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
104 技術系 機械 応募可絶縁隔離された機器のモニタ機構の開発
タンデム加速器の高電圧端子は,最大18MVの高電圧に達する。この絶縁された高電圧端子内には,加速器を運転するために必要な機器(発電機,モーター,真空ポンプ等)が多数搭載されている。現在,当課では,これらの機器が正常に動作していることをモニタするための機器開発を進めている。本テーマでは,絶縁された場所にある機器のモニタを,カメラによる映像や温度,振動の計測を通じて行う手法の開発試験を行い,実際の技術開発の一端に触れていただく。実習期間中に他の加速器施設や研究用原子炉などの施設見学も予定している。※実習内容及び日程については,相談に応じます。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 研究炉加速器技術部
加速器管理課 松田 誠 029-282-5860 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
105 技術系 機械 応募可福島第一原子力発電所(1F)の廃止措置及び原子力災害対応に係る遠隔技術
1Fの廃止措置では,原子炉建屋や原子炉格納容器内部が依然高線量の厳しい環境下のため,燃料デブリの取り出しに向けた取組に遠隔技術の技術発展が欠かせない。本テーマでは,講義及び実習を通じて,遠隔技術の発展に係る取組を行っている楢葉遠隔技術開発センターの活動について学習していただく。講義では原子力災害に係るロボット等に関する基礎知識を習得し,実習では,実機での体験として水中用ロボット,クローラー型走行ロボット,ドローンを実際に操作し,操作の難易性,原子力災害に適用するロボットの機能・構造等について学ぶ。その他に,VRシステムを活用した1F環境下での様々な訓練・検討に関する実習を行う。また,ロボットシミュレータの体験として,ロボットモデルと制御プログラムの制作,シミュレーションの実行を通じて,シミュレータの役割や必要性についても学ぶ。※シミュレータではプログラミングを行いますが,未経験者でも大丈夫です。
福島研究開発部門 福島研究開発拠点 楢葉遠隔技術開発センター
プロジェクト管理課 古川原 崚 0240-26-1172 [email protected] なし 福島 無し 3 8月19日 8月23日 5
106 技術系 機械 応募可機器・配管系の耐震安全性評価に係る実習
東海再処理施設は,廃止措置に移行したものの,今後数十年に渡り放射性廃液の処理等を行うために運転を継続する施設を有しており,耐震安全性を確保する必要がある。本実習では,再処理施設で保有する塔槽類,電気盤,排風機・ポンプ,配管類の耐震安全性の評価手法について,規格,基準類,耐震評価書等を用いて学ぶとともに,汎用構造計算ソフトを用いて単純モデルにより固有値解析等を行う。※応募者は,基礎的な機械工学に関する知識を有していることが望ましい。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 再処理廃止措置技術開発センター 技術部
廃止措置技術課 白井 更知029-282-1133(内線:70450)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月28日 14日程度
107 技術系 機械 応募可原子力施設の構造と低放射性廃棄物処理技術に関する実習等
現在,試運転段階のため放射性物質を取扱っていない低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)の施設見学や座学を通じて,原子力施設の一般的な構造等について理解を深める。実習では,セル内に設置されているパワーマニプレータやマスタースレーブマニプレータを用いた遠隔操作(セル内機器の保守操作)の体験を通じて,原子力施設固有の遠隔操作機器のシステム概要(制御,機能,構造等)や遠隔操作性等について学習する。※学年,学部による応募者の制限はありません。高専生も応募可です。※8月13日から8月16日まで,8月26日から8月30日まで及び9月9日から9月13日までは受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所再処理廃止措置技術開発センター 環境保全部
処理第2課 高橋 清文029-282-1133(内線:74240)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 8月1日 9月30日 3
108 技術系 機械 応募可ナトリウムと材料の濡れ性に関する基礎的研究
液体ナトリウムは表面張力が大きく,金属材料表面に濡れにくいが,濡れを促進又は抑制する技術ができれば,機器の設計,運転,解体,洗浄に非常に有効である。そこで,本課題では,材料表面とナトリウムの濡れ性について基礎的な知見を実験により取得する。この結果により,表面(界面)の状態と濡れ性について考察する。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センター高速炉プラント技術開発部
ナトリウム技術開発グループ 斉藤 淳一 0770-39-1031 [email protected] なし 敦賀 無し 2 7月22日 9月30日 12
109 技術系 機械 応募可
廃止措置解体現場の3Dレーザー計測を用いたアーカイブ化と複合現実感(MR)を用いた解体技術検証の実習
ふくいスマートデコミッショニング技術実証拠点(スマデコ)で整備した3Dレーザー計測システムを用いて原子力発電所を模擬したスマデコの一部のエリアを利用し,レーザー計測と3D点群データの作成及びMRシステムへの登録を行う実習を実施する。また,MRシステムを用いてふげんの実際の解体現場の点群データを利用し,解体作業の最適化の検証を行う。期間中にふげんの現場見学を行い,廃止措置現場のイメージを高める。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センターレーザー・革新技術共同研究所
革新技術開発グループ 寺内 誠 0770-21-5033 [email protected] なし 敦賀 無し 20 7月22日 9月30日 3
110 技術系 機械 応募可燃料取扱い機器・設備の動作パワポアニメーション等の作成
液体金属冷却炉(ナトリウムや鉛)では不透明な冷却材を用いるため,容易に状態を目視確認することができず,特に燃料体の取扱い作業においてはストロークやトルク,圧力等のパラメータを監視しながら遠隔操作で行う。一方,燃料取扱い機器・設備は,燃料体の安全を確保しつつ確実に移送・処理・貯蔵するための特殊な動作を行わせるマシンである。本テーマでは,高速増殖原型炉「もんじゅ」の任意の燃料取扱い機器・設備について,①設計図書,系統,操作手順書等の学習,②操作状況・現場の観察を行い,③当該機器のパワーポイントアニメーション等を作成・所内発表すること等を通じて,特殊な動作を行う機器・設備のメカトロニクスについて理解・表現することができる実習とする。※実習日程については,応募者に応じて調整することができますので,相談してください。
敦賀廃止措置実証部門 高速増殖原型炉もんじゅ 廃止措置部
燃料環境課長沖 吉弘舘 貴裕
0770-39-1031(内線:803-
76600)[email protected] 放射線 敦賀 無し 2名程度 7月22日 9月30日 5
111 技術系 機械 応募可照射後試験技術とX線CT技術の利用と画像解析に関する実習
FMFでは高速炉で照射された燃料集合体等(高線量試料)を対象とした健全性確認試験等を行うための遠隔操作による照射後試験技術を有しており,代表的な技術として試料内部を非破壊で検査することが可能なX線CT技術が挙げられる。本テーマでは,X線CT技術を中心に照射後試験技術を座学にて学びながら,部内の照射後試験施設を見学することにより,高速炉の安全運転に必要な技術上の基準や照射後試験の流れに係る知識を取得する。業務実習として,X線CT測定データを用いた画像解析実習に加え,マニプレータを用いた遠隔操作実習を行う。本テーマは,原子力への入門コースと位置付けている。※応募者については,学部1年生程度の知識があれば十分です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 高速炉サイクル研究開発センター 燃料材料開発部
集合体試験課 関尾 佳弘029-267-1919(内線:5552)
[email protected] なし 大洗 無し 5 7月22日 7月24日 3
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
112 技術系 地球・環境 応募可
建築,電気設備,機械設備に関する研究所建物の営繕(改修)工事における設計・積算業務の実習
核燃料サイクル工学研究所内には,多数の施設が建設されており,原子力研究施設から一般施設まで多種多様な施設が配置されている。その中で,古い施設を例に,保全のために実施している営繕(改修)工事を基に,営繕工事の発注側の業務を幅広く学びながら,研究施設や一般施設を見学することにより研究所の概要を理解する。また,業務実習としてCADによる建築関係図面等の作成,数量や単価の積算等を行い,実際の営繕工事業務を体験する。本テーマについては,建築・土木分野のコースと位置付けており,建築・電気・機械を学んでいる学生を対象としている。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば対応可能です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談して下さい。※実習の日数についても,調整することができますので,相談してください。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 工務技術部
施設営繕課 遠藤 儀一029-282-1133(内線:63600)
[email protected] なし 核サ研 無し 2 7月22日 9月13日左記期間のうち14日間
113 技術系 地球・環境 応募可再処理施設周辺における環境放射線モニタリング
再処理施設周辺の環境放射線モニタリングを行う上で必要となる法令,指針等を概観するとともに,定常的なモニタリングについて学ぶ。また,福島第一原発事故時に行われた緊急時モニタリングについて学ぶ。さらに,現在でもモニタリング結果に福島第一原子力発電所の事故の影響が見られていることから,環境試料の核種分析や線量率測定を行い,セシウム134とセシウム137の割合等から今後の影響について評価を行う。※応募者は,原子力と放射線に関する基礎知識を有していることが望ましいです。
核燃料・バックエンド研究開発部門核燃料サイクル工学研究所放射線管理部
環境監視課 西村 周作 029-282-9377 [email protected] なし 核サ研 無し 3 8月26日 8月30日 5
114 技術系 地球・環境 応募可廃棄物固化体の溶出特性評価に関する実習
放射性廃棄物の安定化を目的とした低温固化処理では,これまでセメントが多く用いられてきた。近年,室温付近でガラス様の非晶質固体を作る技術であるアルカリアクティベートマテリアル(AAM:ジオポリマ)固化や両イオンを保持性能が期待できるリン酸セメント固化等が放射性廃棄物の固化技術として注目されている。本実習では,メタカオリン系のAAMや骨材添加したリン酸セメントを実際に作製し,溶出試験等を行うことで,固化体の長期安定性に関するデータを取得し,廃棄物の処理処分について理解を深める。本実習は,放射性廃棄物処理技術の基礎基盤研究であり,管理区域外で非放射性材料を用いる。※実習内容については,分析主体,より研究要素を取り入れた内容等,調整することができますので,相談してください。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター廃止措置技術部
廃棄物処理技術課 大杉 武史029-282-1133(内線:65701)
[email protected]特定化学物質
有機溶剤核サ研 無し 4 7月22日 9月30日 21日程度
115 技術系 地球・環境 応募可鉱さいたい積場が持つ坑水自然浄化機能の実態調査
人形峠環境技術センターでは,旧坑道等から発生している中性域の坑水をセンター内で浄化処理し,河川へ放流している。坑水は,鉱さいたい積場に貯留することにより重金属類が除去されている。センターでは,鉱さいたい積場が持つ水質の自然浄化機能の解明に取り組んできている。自然浄化機能は,物質の拡散,沈殿若しくは分解又は生物による取り込みなどが考えられており,物理・化学・生物学的に検討する必要がある。本実習では,鉱さいたい積場内で現地調査を行って自然浄化を把握する。水質調査として,現地測定及び試料採取・前処理,生物調査として植物の観察・採取を行う。得られたデータについては,これまでに蓄積したデータと合わせて評価する。実習生の希望により水質調査又は生物調査を実施する。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター 環境保全技術開発部
環境技術開発課 河野 亮太 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 5名程度 7月22日 9月27日 2週間以内
116 技術系 地球・環境 応募可旧ウラン鉱山に自生する植物の重金属蓄積に関する研究
休止ウラン鉱山である人形峠鉱山に自生している植物は,特異的に重金属を蓄積している可能性があり,それらの重金属の吸収機能の解明に取り組んだ研究を行っているが,実習では植物の観察・採取・分析に供するために植物試料の前処理を行う。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター 環境保全技術開発部
環境技術開発課 河野 亮太 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 4名程度 7月22日 9月27日 2週間以内
117 技術系 地球・環境 応募可人形峠センターの水理構造に関する実習
人形峠環境技術センター(以後,「センター」という。)には,天然ウラン鉱床となる第三紀礫岩層が分布しており,ウラン探鉱開発時の旧坑道も残存している。ここから発生する坑水は,センターで定める水質基準を超えることから,坑水処理して河川へ放水している。実習では,流域を考慮した水文調査を実施して得られた水量・水位・水質データについては地質分布データと合わせて検討し,人形峠センター広域の水理構造を解明する。また,結果については広域浸透流解析モデルの修正根拠及び境界条件として活用し,流域単位で検討することの大切さを理解する。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター 環境保全技術開発部
環境技術開発課 河野 亮太 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 4名程度 7月22日 9月27日 2週間以内
118 技術系 地球・環境 応募可原子力災害発生時における環境放射線の遠隔測定技術の調査
原子力機構では,福島第一原子力発電所の事故以降,航空機モニタリングによる環境放射線の遠隔測定手法について研究開発を行っている。原子力災害発生時のモニタリング技術や実施体制については,原子力発電所を有する諸外国においても検討が進められている。本テーマでは,海外における航空機モニタリング技術等の情報収集を行い,最新の知見を取りまとめるとともに,原子力災害時での運用における技術的課題について検討を行う。※応募者は,英語で記述された資料を読解できることが望ましいです。
安全研究・防災支援部門 原子力緊急時支援・研修センター
防災研究開発ディビジョン航空機モニタリンググループ
普天間 章 029-265-5111 [email protected] なし 本部 無し 1 7月22日 8月23日 10
119 技術系 地球・環境 応募可
営繕工事(建築・機械設備等の補修・改修)及び土木工事における設計・積算に関する実習
原子力科学研究所敷地内には,原子力研究施設,大強度陽子加速器施設(J-PARC),一般施設等,多種多様な施設が配置されている。本テーマでは,高経年化した施設の保全のために実施している営繕工事(建築・機械設備等の補修・改修)及び土木工事(敷地内整備等)を基に,工事の発注側の業務を幅広く学びながら,研究施設等を見学することにより研究所の概要を理解する。また,業務実習として,CADによる図面等の作成,数量や単価の積算等を行い,実際の営繕・土木工事業務を体験する。本テーマについては,建築・土木,機械設備分野のコースと位置付けている。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※希望に応じて実習内容を調整しますので,相談してください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 工務技術部
施設保全課 稲野辺 浩 029-282-5708 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月27日 5
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
120 技術系 物理 応募可電磁超音波の利用と信号処理に関する実習
電磁超音波探傷は,非破壊検査の一つとして幅広く研究されている。本実習では,電磁超音波センサを用いて自ら探傷試験を行い,データを採取していただく。さらに,信号処理のプログラムを作成し,3次元画像化などの方法で採取したデータから傷を見つけるというプロセスを,実習を通じて習得していただく。本テーマは,試験や信号処理技術の入門と位置付けている。※応募者は,MathematicaやMatlab等の基礎知識のある方が望ましいです。※希望に応じて実習内容を調整しますので,相談して下さい。
高速炉・新型炉研究開発部門敦賀総合研究開発センター高速炉プラント技術開発部
ナトリウム技術開発グループ 山口 智彦 0770-39-1031 [email protected] なし 敦賀 無し 2 7月22日 9月27日 5
121 技術系 物理STACY運転シミュレータの整備に関する実習
定常臨界実験装置STACYは,固体燃料と軽水減速材を用いる臨界実験装置に改造中である。運転再開に向けて,改造後の給排水系を模擬した実規模試験装置と制御装置を組み合わせた運転シミュレータを開発している。実習では,実規模試験装置の運転に伴うプロセス量をPCに取り込み,模擬的な炉特性(反応度,出力等)に換算し,シミュレータ上に表示する機能を整備する。※応募者は,学部の4年生程度の知識及び初歩的なプログラミング技能があれば十分です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。※受入期間についても,長すぎる場合は,調整することができますので,相談してください。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 臨界ホット試験技術部
臨界技術第1課 井澤 一彦 029-282-6024 [email protected] なし 原科研 無し 1 8月19日 9月30日 43
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
122 技術系 放射線 応募可重イオンビーム生成法の開発に係る実習
タンデム加速器では,種々の元素の負イオンビームを生成し加速することで,多様な重イオンビームを照射実験等に提供している。本テーマでは,実際のイオン源及び加速器を運転し,負イオン生成及び加速器入り口までのビーム輸送などを通じて加速器に関する基礎的な事柄について体験学習する。また,興味に応じてECRイオン源による正イオンの生成実習も可能である。実習期間中は,加速器は停止中のため,タンデム加速器によるビーム加速は行わない。実習期間中に他の加速器施設や研究用原子炉などの施設見学も予定している。※実習内容及び日程については,相談に応じます。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 研究炉加速器技術部
加速器管理課 松田 誠 029-282-5860 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月22日 9月30日 14
123 技術系 放射線 応募可研究炉とその利用に関する実習
研究炉は,原子力工学,原子核物理,物性物理,生命科学等の幅広い研究に利用される原子炉であり,発電するための商用炉とは大きく異なる。本テーマでは,研究炉を座学にて幅広く学びながら,部内の研究炉を見学することにより,研究炉全体の概観を得る。併せて,業務実習として,ロボットアームを用いた放射線の自動測定を行い,実際の研究炉利用を体験する。さらに理解を深めるために,研究炉燃料であるウランについて学ぶことを目的とする計算機シミュレーションによるウランの臨界量の計算や,シミュレータを用いた研究炉の模擬運転を実施する。※実習内容や日程については,相談に応じます。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 研究炉加速器技術部
利用施設管理課 山口 淳史 029-282-5593 [email protected] 放射線 原科研 無し 4名程度 7月30日 9月27日 3~5日程度
124 技術系 放射線 応募可 MOX燃料施設の安全性評価
MOX燃料に含まれるプルトニウムは,α放射体であり厳重な内部被ばく対策が必要になる他,β線,γ線及び中性子線も放出するため,外部被ばく対策も重要になる。さらに,プルトニウムは臨界量が小さいため,臨界管理も厳重に行う必要がある。本テーマでは,プルトニウムの性質に留意したMOX燃料施設の安全設計の基礎について学び,遮へい解析コードを用いた基本モデルの解析を通じて,安全評価を体験する。また,安全対策が施されたMOX燃料施設の見学等を通じて,理解の促進を図る。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。※幅広く,物理,化学,機械,材料等の分野の方を受け入れることができます。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 プルトニウム燃料技術開発センター 燃料技術部
設計解析課 米野 憲029-282-1133(内線:77512)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月27日 5
125 技術系 放射線 応募可 核燃料施設の遮へい設計
当課では,核燃料サイクル工学研究所における新規原子力施設の設計・建設を担当しており,ウランやプルトニウムなどの核燃料物質を取扱う施設の安全設計においては,放射線から人体を防護するため遮へい評価を実施している。本テーマでは,施設の設計・許認可において実績のある計算コードを用い,線源設定及び遮へい計算を行うことで,遮へい設計の基礎的な流れを学習する。本テーマは,核燃料取扱施設における遮へい評価の入門コースと位置付けている。※応募者は,工学系1年生程度の知識と一般的なパソコン作業ができれば十分です。※核燃料取扱施設,設備の見学等も行う予定です。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 工務技術部
施設建設課 宮崎 晋太郎029-282-1133(内線:63740)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日左記期間のうち7日間
126 技術系 放射線 応募可
核燃料サイクル施設の運転及び事故時における個人被ばく線量の測定・評価技術に係る実習
核燃料サイクル施設には原子力発電所に比して多種多様な放射性物質が存在することから,当研究所の作業者を対象とした被ばく線量の測定評価にはより高度かつ広範な技術・知識が必要である。また,福島第一原子力発電所(1F)の事故の後は,当研究所での経験を活用し,1Fの緊急作業者・廃止措置作業者,除染作業者,周辺住民等を対象とした被ばく測定・評価への協力を行っている。実習では,実際に当研究所で行っている日常的な線量測定・評価作業を中心に経験するとともに,実際の現場放射線管理業務の見学等も行う。※大学教養レベルの理系知識があれば参加することができます。※専門性の高い学生でかつ希望がある場合は,より高度な事故時の線量評価に係る試験への参画,夏期実習終了後の学生実習生としての継続受け入れ等の相談可能です。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所放射線管理部
線量計測課 山崎 巧029-282-1133(内線:61320)
[email protected] なし 核サ研 無し 2 7月22日 9月30日 5~28
127 技術系 放射線 応募可シミュレーションによる廃棄物固化体温度上昇の評価に関する実習
放射性廃棄物は,廃棄物に含まれる核種から放出される放射線により固化体の温度が上昇する。本実習では,放射線輸送コードや熱解析コードを用いることで,固化体中に含まれる放射性核種の量により固化体温度を解析し,放射線と物質の相互作用及び放射性廃棄物の保管や処理への影響についての理解を深める。本実習は,放射性廃棄物処理技術の基礎基盤研究であるが実験を伴わず,PCを用いて実施する。※実習内容については,より福島貢献や研究要素を取り入れた内容等に調整することができますので,相談してください。※学生が希望すれば,夏期休暇実習生の受入れが終了した後に学生実習生として受け入れることを検討します。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 環境技術開発センター廃止措置技術部
廃棄物処理技術課 大杉 武史029-282-1133(内線:65701)
[email protected] なし 核サ研 無し 2 7月22日 9月30日 21日程度
128 技術系 放射線 応募可 環境放射線の測定実習
本テーマでは,環境中の放射線の測定や放射性核種分析等を通じて,環境放射線(能)測定の基礎を学ぶ。実習として,屋外でサーベイメータやモニタリング車等を用いた環境放射線測定,ゲルマニウム測定装置等を使用しての環境試料の放射能分析,環境中のラドン濃度や気象観測データと環境放射線の関係に係わる解析等を行う。※本テーマについては,放射線測定の入門コースとして位置づけていますので,基礎的な,高校数学の知識とマイクロソフトワードやエクセルの操作能力があれば十分です。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター
安全管理課 安藤 正樹 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 2 8月26日 8月30日 5
129 技術系 放射線 応募可原子力施設の放射線管理に係る実習
原子力施設に係る放射線管理は,施設内の管理区域における線源管理と区域管理から,作業者の被ばく管理や周辺環境の放射線モニタリングまで広い領域の連携が求められる。その根底には放射線安全に関する共通の考え方があり,それに基づく様々なアプローチの組合せで放射線安全管理が成立している。大洗研では多様な放射線源を取り扱っており,放射線安全管理に対する多様な取組みに触れることができる。この実習では,原子力施設の放射線管理活動を体験し,放射線管理に係る安全文化を学んでいただく。※本テーマについては,放射線安全に関する基礎的な知識があることを希望する。※実習内容や日程については調整することができますので,相談してください。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 放射線管理部
環境監視線量計測課 橋本 周 029-267-2678 [email protected] 放射線 大洗 無し 1 7月29日 9月6日 14
130 技術系 放射線 応募可J-PARC加速器制御・解析技術に関する実習
J-PARC加速器は素粒子物理,原子核物理,物質科学,生命科学,原子力などの幅広い分野の最先端研究を行うための陽子加速器群であり,世界最高クラスの陽子ビームを発生する施設である。本テーマでは,加速器や放射線に関する基礎的な事柄について学習した上で,加速器構成機器の制御技術又は測定データの収集・解析に関する体験実習を行う。※実習内容については,学校での専門等に応じて調整できますので,相談してください。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
加速器ディビジョン 加速器第三セクション
菊澤 信宏 029-284-3239 [email protected] なし J-PARC 無し 2 7月22日 8月30日 5
131 技術系 放射線 応募可原子力防災に関する情報収集に関する実習
原子力発電所周辺の自治体では,福島第一原子力発電所事故での教訓も踏まえ,緊急時対応の整備が進められているところである。本テーマでは,原子力防災について幅広く学びながら,新たな緊急時対応の整備に必要な情報収集等の実習を行う。具体的には,自治体が保有しておくべき線量計等の資機材について,国による指針や技術的知見等から情報を収集し,整理を行う。最後に,原子力防災や収集した情報について,自治体への紹介を想定した発表スライドの形にまとめる。
安全研究・防災支援部門 原子力緊急時支援・研修センター
防災研究開発ディビジョン緊急時対応研究グループ
宗像 雅広 029-265-5111 [email protected] なし 本部 無し 1 7月22日 9月30日 10
132 技術系 放射線 応募可原子力防災に係る環境影響評価に関する実習
原子力事故において迅速かつ適切に対応するためには,あらかじめ防災計画を策定しておくことが重要である。本テーマでは,事前計画の策定に資するため,計算コードを用いた原子力防災に係る環境影響評価手法を学ぶ。具体的には,当機構で開発中の確率論的環境影響評価コードOSCAARを用いた防護措置の実施による被ばく低減効果の評価手法,また,PHITSコードを用いた検出器による放射線計測に係る評価手法について,それぞれ実習を通じて理解を深めることを目指す。※応募に当たり,原子力と放射線に関する基礎知識を有していることが望ましいです。
安全研究・防災支援部門 原子力緊急時支援・研修センター
防災研究開発ディビジョン緊急時対応研究グループ
木村 仁宣 029-265-5111 [email protected] なし 本部 無し 1 7月22日 9月30日 21
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
133 技術系 放射線 応募可放射線計測器の開発に係る実習
放射線計測器の開発技術は,放射線の種類・強度・使用する検出器の種類等により,後段の電子回路が異なる。特に,検出器に直結する前置増幅器については,電流増幅器や電荷型増幅器等,多岐にわたる。本実習では,放射線検出器の種類や特徴を把握し,検出器に対応した増幅器の設計・組立・調整を行い,実際の放射線を計測する実習を行う。また,実際に放射線検出器が設置されている現場見学なども行う。※本実習では,電子回路(特にアナログ回路)の基礎的な知識が有る方や電子回路の組立経験がある方が望ましいです。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 工務技術部
工作技術課 和田 弘明 029-282-5219 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月27日 5
134 技術系 放射線 応募可原子力施設周辺の環境放射線モニタリングの実習
原子力科学研究所では,試験研究炉などの原子力施設の周辺環境における放射線の測定を行うことで,地域の住民の方々への放射線影響の監視を行っている。本テーマでは,環境放射線モニタリングを座学にて学ぶとともに,モニタリング設備の見学を行う。実習では,放射線測定器を用いた環境中での放射線の測定,環境試料の採取などを体験する。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※初歩的な実習内容ですが,放射線に関する基礎知識があるとより望ましいです。実習内容及び日程については,別途,調整します。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 放射線管理部
環境放射線管理課 大倉 毅史029-282-6324
又は080-4636-4158
[email protected] なし 原科研 無し 1名程度 7月22日 9月30日 5
135 技術系 放射線 応募可ホット試験施設の運転管理及び照射後試験
燃料試験施設は,原子力発電所で使用された燃料・材料の安全性・健全性を確認するための試験(照射後試験)を行うホット試験施設である。本テーマでは,ホット試験施設(ホットラボ)の構造,設備及び試験装置について理解を深め,施設で実施している燃料・材料に関する照射後試験等について実習する。実習では,模擬試料を用いて高放射性物質を取り扱うホットセル(放射線しゃへい実験室)内に設置した各種試験装置・設備,マニピュレータ等による遠隔操作を体験する。
原子力科学研究部門 原子力科学研究所 臨界ホット試験技術部
実用燃料試験課 上原 寛之 029-282-5733 [email protected] 放射線 原科研 無し 2 7月29日 8月2日 5
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
136 技術系 その他図書館情報学(図書資料の収集,整理及び提供)
原子力専門図書館における図書資料の収集,目録作成・分類付与,資料の配架,利用者対応等の窓口業務,文献情報データベース・アーカイブシステム運用等について実務に即した実習を行う。※本テーマについては,図書館情報学の専門知識が必要です。※単位等の取得のため,実習時間80時間超が必須の場合は,11日間とします。
研究連携成果展開部 科学技術情報課 深澤 剛靖 028-282-5738 [email protected] なし 原科研 無し 2 8月19日 9月27日 10
137 技術系 その他 応募可マイナーアクチノイドを含む高速炉MOX燃料の設計評価
高速炉を用いて高レベル放射性廃棄物中に含まれるマイナーアクチノイド(MA)を短寿命化し,廃棄物を減容する研究が進められている。本テーマでは,最適な燃料仕様の選定のために高速炉MOX燃料設計プログラムを用いた解析を行い,MAによる照射挙動への影響について考察を行うとともに,高速炉MOX燃料設計技術の基礎について学ぶ。燃料設計と製造施設の関係を理解するため,MOX燃料施設の見学等も行う予定である。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。※幅広く,物理,化学,機械,材料等の分野の方を受け入れることができます。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 プルトニウム燃料技術開発センター 燃料技術部
設計解析課 亀井 美帆029-282-1133(内線:77523)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月27日 5
138 技術系 その他 応募可原子力施設における内装設備の耐震設計
当課では,核燃料サイクル工学研究所における新規原子力施設の設計・建設を担当しており,施設内に設置する貯槽,配管,クレーン,回転機等の内装設備設計においては,耐震クラスの要求に応じた耐震解析・評価を実施している。本テーマでは,放射性物質等を内包する貯槽,配管などについて,法令や規格における耐震要求事項を学ぶとともに,実際に計算機プログラム等を用いて耐震解析し,構造強度評価を行うことで,内装設備機器に関する耐震設計の一連のステップを学習する。本テーマは,機器の耐震評価の入門コースと位置付けている。※応募者は,工学系1年生程度の知識と一般的なパソコン作業ができれば十分です。。※核燃料取扱施設や設備の見学等も行う予定です。※8月13日から16日までは,夏休み等の休暇期間中のため受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 工務技術部
施設建設課 立花 郁也029-282-1133(内線:63781)
[email protected] なし 核サ研 無し 1 7月22日 9月30日左記期間のうち7日間
139 技術系 その他 応募可再処理施設における核燃料物質の管理及び測定技術
東海再処理施設は,使用済燃料から核燃料の原料粉末であるMOX粉末まで多種のウランやプルトニウムが含まれる核物質を取扱うことから,法律や条約に基づき,厳格な核物質の管理を行っている。本実習では,再処理施設における計量管理(測定・記録・報告),同管理に基づくその結果の検証(国際約束(査察等))の仕組み及び核セキュリティの概念について,実際の現場見学を踏まえながら学習する。実習においては,見学の他に,プルトニウムの量や同位体組成比を求めるための非破壊測定技術や原理について,現場機器を用いて学習する。本実習は,一連の核物質の管理に必要な知見や知識の習得を通じて,将来的な核燃料サイクル技術者の育成を図ることを目的としたものである。※8月13日から8月16日までは,受け入れることができません。
核燃料・バックエンド研究開発部門 核燃料サイクル工学研究所 再処理廃止措置技術開発センター 技術部
核物質管理課 伏見 隆029-282-1133(内線:70350)
[email protected] 放射線 核サ研 無し 1 7月22日 9月28日 14
140 技術系 その他 応募可
建物・建築設備の新築・改修工事における設計・積算・施工監理に関する実習,及び,新規制基準適合性確認に係る耐震性評価及び耐震改修に関する実習
建設部では,試験研究炉,核燃料施設,各種研究施設の設計・工事及び新規制基準適合性確認に係る耐震改修設計・工事を進めている。本テーマでは,試験研究炉建家の耐震性評価や耐震改修の概要を座学で学びながら,実際の施設を見学することにより,原子力施設の建設関連業務の現状を学ぶ。また,建物に付随する受変電設備等の電気設備,換気空調設備等の機械設備について,これまで建設した建物の設計,工事を基に,新築,改修工事の発注側の業務を幅広く学ぶとともに,施設見学を通じて電気設備,機械設備の概要を理解する。業務実習としては,構造計算プログラムを使った耐震性評価,試験研究炉施設等の耐震改修工事の検査等,実際の業務を体験するとともに,CADによる簡単な図面作成,数量や単価の積算,工事の安全・品質を確認するための施工監理等,実際の業務を体験する。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※実習内容については,見学主体,実習主体等,調整することができますので,相談してください。※耐震改修工事の進捗状況により検査等への立会いができない場合があります。
建設部建設課
設備課
桐田 史生
永井 茂幸
029-287-9767
029-287-9744
[email protected]なし 原科研 無し 2 7月22日 9月27日 10
141 技術系 その他 応募可原子力施設における建家・地盤の耐震安全性評価
建設部では,試験研究炉の原子炉建家等に対し,大地震による建家の挙動を再現し,耐震安全性の評価を実施している。耐震安全性の評価は,地震動がどのように建家に入力されるかを確認する地盤応答解析やそれにより建家がどのように揺れるかを確認する動的解析が中心となる。評価手法としては,質点系モデルや有限要素法解析等,広い解析手法を扱う。実習では,実際の施設を見学してイメージした上で,簡単な形状建家の応答解析を専用プログラムを用いて行う。※本テーマについては,耐震評価の入門コースと位置付けており,応募者は学部1年生程度の知識があれば十分である。
建設部 施設技術課 中西 龍二 029-287-9725 [email protected] なし 原科研 無し 2 7月22日 9月27日 7
142 技術系 その他 応募可原子力施設における地震,津波等の自然現象の考慮に関する実習
耐震・耐震整備課では,原子力施設の耐震安全性評価に必要な地質・地質構造調査,地震動評価,津波評価等を実施している。本実習では,活断層露頭での断層性状観察,地震観測記録などを用いた原子力施設立地地域の活断層による影響評価等の実習を行う。
建設部 建設・耐震整備課 瀬下 和芳 029-287-9766 [email protected] なし 原科研 有り 1 7月22日 9月27日 7
143 技術系 その他 応募可施設建設の品質保証活動に関する実習
建設部では,品質・安全第一に信頼性のある製品を提供するため,品質活動に取り組んでいる。実習では,建設部の保証活動に関する業務を体験する。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分である。
建設部 建設・耐震整備課 瀬下 和芳 029-287-9766 [email protected] なし 原科研 有り 1 7月22日 9月27日 7
144 技術系 その他 応募可原子炉施設の廃止措置に関する調査・研究(その1~その3)
テーマNo.145からNo.147に示す「原子炉施設の廃止措置に関する調査・研究」(その1)から(その3)を全て受講する。3件のテーマを通じて,原子炉施設における保守管理,解体技術等の現場での取り組みに加えて,施設周辺の環境放射線(能)モニタリングを含む幅広い分野での実習を通じて,原子炉施設の管理の実際について理解する。※実習内容及び日程については,応募者の専門性(知識・専攻)等に応じて調整することができますので,相談してください。
敦賀廃止措置実証部門 敦賀廃止措置実証本部
安全・品質保証室 下野 公博0770-23-3021(内線:803-
79802)[email protected] 放射線 敦賀 無し 5名程度 7月22日 9月30日 10
145 技術系 その他 応募可原子炉施設の廃止措置に関する調査・研究(その1 もんじゅ)
高速増殖原型炉「もんじゅ」は,2018年度より廃止措置段階に移行しており,廃止措置の第一段階として炉心等からの燃料体の取り出し作業を行うとともに,廃止措置においても性能を維持すべき設備について「原子力発電所の保守管理規程(JEAC4209-2007)」に従い運転管理,保守管理等を行っている。一方,将来のナトリウム冷却型高速炉開発の課題の一つとして,合理的な管理技術体系の構築が求められているが,国内唯一のナトリウム冷却高速増殖原型炉であり,かつ,実用炉レベルの規制が適用されている「もんじゅ」におけるこれら管理経験は,今後の管理技術体系の構築に当たり重要な知見を得ることができる貴重な場となる。本テーマでは,実際に「もんじゅ」で日常的に実施している保守管理,運転管理,個人被ばく管理等を経験するとともに,現場の見学なども行うことで,ナトリウム冷却型高速増殖炉の管理業務全体をふかんした実習とする。※実習内容及び日程については,応募者の専門性(知識・専攻)等に応じて調整することができますので,相談してください。※(その2)「ふげん」の実習(テーマNo.146)と(その3)環境モニタリング実習(テーマNo.147)を合わせて受講することも可能です。
敦賀廃止措置実証部門 高速増殖原型炉もんじゅ 廃止措置部
計画管理課 城 隆久0770-39-1031
(内線:87-6103)[email protected] 放射線 敦賀 無し 10名程度 7月22日 9月30日 5
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No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
146 技術系 その他 応募可原子炉施設の廃止措置に関する調査・研究(その2 ふげん)
新型転換炉原型炉「ふげん」は2003年に運転を終了した後,2008年からは国内の実用規模の原子炉施設に先駆けて廃止措置プロジェクトに着手した。この廃止措置プロジェクトでは,約25年間の運転を通じて蓄積してきた保守管理,放射線管理等の技術を活用し,安全かつ合理的な解体工事等を進めるとともに,世界の原子炉施設に先駆け,放射化した炉心本体にはレーザ切断技術を用いた遠隔水中解体するための技術開発も進めている。本テーマでは,既往の熱的・機械的切断工法を用いる原子炉周辺設備の解体作業,国内で初めて認可を受けたトレイ型装置を用いたクリアランス測定作業等,「ふげん」フィールドの最前線で廃止措置作業を実習する。また,スマデコ施設では,MR技術の体験やロボットとレーザ切断技術を組み合わせた遠隔水中切断試験等を合わせて行うことで,原子炉施設における廃止措置作業をふかんした実習とする。※実習内容及び日程については,応募者の専門性(知識・専攻)等に応じて調整することができますので,相談してください。※(その1)「もんじゅ」(テーマNo.145)の実習と(その3)環境モニタリング実習(テーマNo.147)を合わせて受講することも可能です。
敦賀廃止措置実証部門 新型転換炉原型炉ふげん 廃止措置部
計画管理課 水井 宏之0770-26-1221
(内線:84-2011)[email protected] 放射線 敦賀 無し 5名程度 7月22日 9月30日 3~5日
147 技術系 その他 応募可原子炉施設の廃止措置に関する調査・研究(その3 環境モニタリング)
「ふげん」及び「もんじゅ」の敷地外の周辺環境において,各施設から放出される放射線(能)の影響のないことを確認するため,環境放射線(能)モニタリングを実施している。本テーマでは,放射線と放射能の違い等,放射線に関する基本的な知識の習得,また,屋外で環境放射線の測定や環境試料のサンプリング,測定・評価を通じて,自然界に由来する放射線(能)の存在とそのレベルを理解できる実習とする。※実習内容及び日程については,応募者の専門性(知識・専攻)等に応じて調整することができますので,相談してください。※(その1)「もんじゅ」の実習(テーマNo.145)と(その2)「ふげん」(テーマNo.146)の実習を合わせて受講することも可能です。
敦賀廃止措置実証部門 敦賀廃止措置実証本部
安全・品質保証室 環境監視グループ
野崎 達夫0770-39-1031
(内線:87-6900)[email protected] なし 敦賀 無し 5名程度 7月22日 9月30日 2
148 技術系 その他 応募可プラント運転データを用いたプラント状態変化調査(予兆管理につなげる)
高速増殖原型炉「もんじゅ」の燃料体洗浄期間中のプラントデータを基に,設備の状態変化(例えば,燃料体に付着していたナトリウムが燃料取扱設備に移動して付着する量の変化)のデータ分析を行い,次回燃料体取扱における予兆管理や次世代炉の設計に役立つ基礎データを取りまとめる。※実習日程については,応募者に応じて調整することができますので,相談してください。※(その1)「もんじゅ」の実習(テーマNo.145),(その2)「ふげん」の実習(テーマNo.146),(その3)環境モニタリング実習(テーマNo.147)と合わせて受講することも可能です。
敦賀廃止措置実証部門 敦賀廃止措置実証本部
廃止措置推進室 西林 洋平0770-23-3021(内線:803-
74017)[email protected] なし 敦賀 無し 2名 7月29日 9月6日 5
149 技術系 その他 応募可もんじゅデータを用いた燃料貯蔵設備の未臨界性評価
高速増殖原型炉「もんじゅ」は,2018年度より廃止措置段階に移行しており,廃止措置の第一段階として炉心等からの燃料体取出し作業を行っているが,その際の安全性評価の一環として燃料貯蔵設備における未臨界性を評価している。本テーマでは,未臨界性臨界安全解析コードを用いて燃料貯蔵設備の未臨界を評価する。また,使用するパラメータを通して燃料管理技術について学ぶとともに,プラント設備について理解を深めることができる実習とする。※実習日程については,応募者に応じて調整することができますので,相談してください。
敦賀廃止措置実証部門 高速増殖原型炉もんじゅ 安全・品質保証部
安全管理課 加藤 優子0770-39-1031
(内線:87-6407)[email protected] なし 敦賀 無し 2名程度 7月22日 9月30日 5
150 技術系 その他 応募可研究炉とその廃止に関する実習
材料試験炉(JMTR)は,国内最大級の試験研究炉であり,発電炉の原子炉用材料及び燃料の照射試験,RIの生産,教育訓練等に利用されてきた。現在は,施設の高経年化等により廃止措置に移行している。昨今,老朽化した国内外の原子力施設の廃止措置は重要な課題であり,長期に渡るプロジェクトであることから,人材育成や技術継承を円滑に進めることが必要不可欠である。本テーマでは,JMTRの廃止措置に係る基本計画の立案等の考え方に関する研修を行いながら,原子力施設の廃止措置の概要・基本的な知識を習得する。また,JMTRの見学を含め,廃止措置の際に必要となる評価手法(計算コード等を使った実習など)を学ぶこととする。なお,本テーマは,原子力への入門コースと位置付けている。※応募者は,学部の1年生程度の知識があれば十分です。※受入期間中の連続する平日5日間を予定していますが,日数については相談に応じます。※JAEAの原子力科学研究所,日本原子力発電株式会社の東海発電所等の廃止措置施設見学も予定しています。
高速炉・新型炉研究開発部門大洗研究所 環境技術開発センター 材料試験炉部
廃止措置準備室 井手 広史029-267-1919(内線:3534)
[email protected] なし 大洗 無し 1~2 8月26日 9月13日 5
151 技術系 その他 応募可核物質の保障措置,計量管理に関する実習
人形峠環境技術センターで行っている計量管理の方法,データの集計及び報告内容を学ぶとともに,国際原子力機関(IAEA)や規制機関の検認活動に対する対応を見学する。我が国は,「核兵器の不拡散に関する条約」の下で日・IAEA保障措置協定を締結し,核物質が平和目的だけに利用され,核兵器等に転用されていないことを確認するためのIAEAによる保障措置を受け入れている。本実習では,具体的にどのような活動が行われているのかを学習する。
核燃料・バックエンド研究開発部門 人形峠環境技術センター 環境保全技術開発部
技術管理課 遠藤 雄二 0868-44-2211 [email protected] なし 人形 無し 1 9月2日 9月6日 5
152 技術系 その他 応募可 情報技術に関する実習
システム計算科学センターは,ITインフラや研究基盤の整備,管理,運用及び利用推進を行っている。本テーマでは,上記に係る以下の実習等を行う。・ネットワークの通信トラフィック解析,端末の接続管理及びメールシステムの運用に係る業務の体験やネットワークスイッチへの設定投入及び通信確認の実習を行う。・eラーニングシステムを用いた教育に係る運用業務の体験やテスト教材を使用した教育コースの設定,開講及び受講状況確認の実習を行う。・スーパーコンピュータ(スパコン)を用いた演習問題のプログラミングとバッチジョブの投入など,スパコン利用の基本を実習する(輸出管理上スパコンが使用できない場合は,計算機利用の実習となる)。・標的型攻撃の模擬,情報セキュリティ機器ログの相関分析,インシデント対応訓練等を体験し,情報セキュリティマインドを身に付ける。※応募者は,PCの基本的な操作ができれば十分です。また,深く学んでみたい内容について,相談に応じます。
システム計算科学センター 情報システム企画室 圷 光彦 029-284-3784 [email protected] なし 原科研 有り 3 8月19日 9月27日 4
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【事務系】
No. 種別 分野 高専生 実習テーマ 実習概要(最大400字程度) 部門・部等 ディビジョン・課室 担当者 外線電話番号 電子メール 特殊作業 受入拠点 出張 募集人数 受入期間(始) 受入期間(終) 日数
153 事務系 応募可J-PARCでの科学技術の広報・周知活動の実習
今日の科学研究の内容は非常に難解で,得られた知見も一般の方々には理解されにくくなっている。一方で,J-PARCのような世界最先端の研究施設は,どのような研究が行われ,成果が得られているのか,どのように世の中に役に立っているのか,社会に向けて広く発信することが求められている。J-PARCセンターでは,広報セクションを中心として,研究者の言葉ではなく,一般市民の視点に立った分かりやすい言葉で広報・周知活動を進めている。本テーマでは,J-PARCセンターでの広報業務の現場を体験し,共に活動しながら,プレゼンテーションやライティングのスキルを学んでいただく。※特別な予備知識は必要としないため,理系学生だけでなく,文系学生にも適したテーマです。※他の拠点や研究所等の広報活動の調査のため,出張(日帰りで2日程度)がある。
原子力科学研究部門 J-PARCセンター
広報セクション 坂元 眞一 029-284-3206 [email protected] なし J-PARC 有り 3名程度 7月22日 9月13日 14
154 事務系 応募可原子力人材育成業務に係る就業体験
原子力人材育成センターは,国内外の原子力分野の人材育成に資するため,学生や研修生を受け入れている。本テーマでは,その業務の一部を経験し,主に,公務における一般的な素養を身に付けることを目的とする。【実習内容(参考)】・公用文の作成やビジネスマナーに関する講義・演習への参加・原子力や放射線に関する講義への参加・夏期休暇実習生懇談会の準備・事務全般の手伝い※上記の実習内容は,例です。実際には,応募者の希望や能力に応じて決めます。※文系の方も,理系の方も応募することができます。
原子力人材育成センター 原子力人材育成推進課 濱田 潤平 029-282-6460 [email protected] なし 原科研 無し 1 7月22日 9月30日 5