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明日の医療・医学を創る力に PFI PPP 相互理解を深めるための説 … · •...
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相互理解を深めるための説明会
国立大学法人筑波大学附属病院
再開発計画基本構想(平成19年7月版 )学外説明会
07/20/ ’07
• 明日の医療・医学を創る力に• 我が国初めての国立大学附属病院PFIを成功させるために• 本格的なPPPをスタートさせるために
再開発計画と将来計画
1976
筑波大学附属病院の開院
2004
国立大学法人化
中期目標・計画の策定
医療を核とした地域の活性化
つくば医療都市構想
我が国のモデルと
なる医療の仕組み
を地域で実現
地域連携型産・官・学連携型
病院の整備
地域の連携
医療体制の再構築
地域の健康を実現するアライアンス大学
自治体市民
産業
医療機関
2008 2012
この30年間に
革命があったか!
PFIが後押しをしてくれるか?
国立大学法人筑波大学
附属病院の機能と役割
理想的な医療構築を
牽引
未解決な疾病への
チャレンジ
高度な医療の実践
優れた医療人の育成
PFIのポテンシャル
病院はどうやって変化にKeep Upできるのか?
医療機関
病院機能の拡充・保守・再開発
診療報酬=頭打ち
診療外収入
診療のコスト診療再投資
借入金社会のサポート医療の効率性医療の効率性
増収の智恵増収の智恵了解できる透明な収益了解できる透明な収益
医療費の抑制医療費の抑制
社会貢献
我々は資源を有効に活用し切れているか?
経営
資源活用
PFI
PFI事業
PFIへ期待する効果
• 次世代の医療・医科学を担う医師・研究者の育成• 先端的研究の展開による新たな医科学的知見• 先進的な医療技術の開発、臨床医学への応用
• BPR• 病院職員の意識改革• 事業者のCSR• 診療チームのメンバーとなること
再開発計画の早期実現
大学病院の使命
事業者の使命
• 大学病院とのPartnershipをもって確実な支援
• 社会に対して事業の重要性をアピール• 持続発展的な支援を担保するための利益確保
人々の健康と幸福に貢献
国立大学病院の使命とPFI• 20年という長期間にわたり、堅固で安定的でありな
がら同時にフレキシブルかつ発展的な枠組みを、財 務から個別の業務に至るまでの統括的なマネジメン トにより構築し、教育・研究大学病院が目指す最終
目標を実現させようというのが本事業の核心
• 我が国の方向性を左右しうるポテンシャルのある民 間事業者の積極的なチャレンジと、産学両者の絶え ることのない探索、研究がこれからの我が国の医療、
医学教育、医学研究を継続的に発展させる大きな 力になる大きな期待
強い決心
PFI(PPP)のメリット
• 短期間で効率的な事業をスタートできる
• 民間のスタンダード以上の技術を期待できる
• パートナーシップによる相互の技術・知識の 向上が図れる
• 公的サービスへのコミットメントが明確である
• 大学の知的・人的資源を活用できる
• 新たなマーケットの拡大・熟成
統括マネジメント
施設整備
運営支援
役務の提供
施設維持管理
調達(支援)
なぜPFIか?
1. 高度先進医療・急性期
医療の推進
2. ヒューマニティにあふれ、
かつ効果的な治療・疾病
管理が可能なシステム
の確立
3. 先進的医学教育の提供
4. 臨床医学の力となるべき
研究の推進
5. 地域との密接な連携体
制の構築
6. 病院経営の更なる健全
化
• 業務の抜本的改革
• マネジメントスキル
• CRM,SCMの推進
PFIコアをいかにサポートできるか
産学の協働による支
援と改革への期待
再開発のポイント
改革・改善のためのアイデア・テクノロジー
労働集約型業務
知識集約型業務
PFI/PPPに適している領域
業務のコアは大学側
• 建物維持管理
• 医事業務(窓口、会計、レセプト)
• 給食
• 物品調達・管理
• 一般検査
• 総務,会計
• 治験の受託
• 教育の実施
• 専門検査
• 人事・給与
• 財務
• 医事業務(分析、シミュレー
ション、研修教育)
• 企画・計画
• 研究
• 教育
• 診療
• 看護
PFI事業範囲の考え方
筑波大学附属病院として、他との差別化を図り、
ブランド力の向上を目指してゆくべき領域
(付加価値の向上を目指す)
© Tsukuba University Hospital & Synapse 2006 All rights reserved.
• 大学なんだからもっと考えよう• ただ病院がうまく動けば良いでは不十分• 我々の目標は何かをいつも目を開いて見つ
める• 内外の資源を最大限に活用しよう
• PFIは目的実現・維持・発展のための資源活 用である
競争的労働集約型業務
知識集約型業務
PFIによる運用に適している領域
業務のコアは大学側
産学連携・地域連携で
発展性の期待できる給食事業
給食業務
調理業務
献立業務
治療食の開発
セントラルキッチン
© Tsukuba University Hospital & Synapse 2006 All rights reserved.
栄養管理
栄養指導
新調理法の開発
代謝学病態栄養学食物科学農業技術
原資を生み出せる研究・開発教育リソースにもなる事業地域にも貢献
例えば
...
なぜ従来型PFIでないか?• 「民間のノウハウ 」
– グローバルな競争から獲得したスタンダード以 上の技術
– 教育・研究分野での実績は?• 単なる包括アウトソースで付加価値が生み
出せるか?• 医療という仕組み(単一医療機関でない)を
改善する力になれるか?• 新しいチャレンジができるか?
事業者に期待するポイント
• 大学病院の特性に対する理解
• 成長するPFI
• 病院運営への参画
成長するPFI• 再入札型PFI (変化に対応は可能だが全体の枠組
みに影響、一貫性が問題 = Risky?)• PFI事業で得られた収益のシェア
– ExtraのBonusはない(英国では当たり前)、内部努力で 生み出す、透明性は必要
– 大学という非営利組織は大部分を再投資する → 収益は 病院事業に (新たな活動、負荷軽減、我々の給料は上が らない)
– 次のdaughter PFIとして投資することはできないか? → nested PFI = 結果としてProfit shareになる
• 基本PFI=当初計画の通り粛々と進める部分(If hope so…)
成長するPFI
基本的なPFI病院事業
恩恵障害
ステップアップ 先見性タイミングスペック
PFI外事業
附属病院・医療・医学の持続的発展
産学・地域連携型アウトソーシング より経済的で高質な医療支援サービスで地域を元気づける
統合的アウトソース・地域での共有化
アカデミックな貢献による付
加価値の創出/共同開発
全国あるいは地域の医療機関群
マネージされたプロ
の支援サービス
•筑波ブランドの
活用
大学病院
そのものが双方の教育環境になっている
大学病院と地域・社会
診療研究 教育
健全経営
地域貢献・社会貢献・将来貢献
University CitizenとしてのCSR
PFI
大学病院の中
• 医師
• 看護師
• 薬剤師
• 技師
• 事務職員
• 外注職員
• ・・・・・・・
プロとして向上できない
患者のそばで働けない
本来業務に集中できない
医療安全コミュニケーション人間関係やりがい充実感キャリアアップ
患者の満足地域の満足
教育活動研究活動
存在意義医療・医学の発展
医師の活動
• 教育– 学部学生、研修医、研修生、スタッフ– 地域市民・学校– 講義、実習– 個人ケア
• 診療– 外来、入院、検査、当直、カンファ、IC、記録
• 研究– 科研、受託、協同、臨床治験– 基礎的、臨床的、TR/CPR– 論文作成、学会活動、
• 管理– 委員会、WG– 研究費、自己評価、外部評価
• 経営、行政、司法• 余計(?)な仕事
(執筆、外勤、講演、、、、、)
コアではないが,
コアに寄り添って協働する
• ぜひ一緒に
– 社会貢献
– 将来貢献
– Chance– Risk– 医療を良くするという
共通の目標
– 上手な方法の提案に 期待
変化し続ける大学病院でありたい
⇒PFI事業者に対しても「成長する」事業者で あってほしい。
• PFI事業における具体の取組み
– 統括マネジメント業務の重視
→病院経営の意思決定機関への参画を求める
→病院のニーズをモニターする仕組みの提案を求める
– フレキシビリティのある施設計画の重視
診療・教育・研究のアウトプットの質の 向上を図りたい。
⇒「ノンコア」業務については包括的にPFI事業範囲と し、民間事業者の創意工夫により医療スタッフの本 来業務への傾注を実現する。
• PFI事業における具体の取組み
– ノンコア業務の包括的な委託
– 高度医療を実現する施設整備提案を求める
– (今後、従来の業務委託の仕様書を示し、これまでの単 年度・個別委託を超えた質の高いサポート業務の実施方
法の提案を求める)
地域に開かれた病院として病院の価 値を高めたい。
⇒SPCのみならずSPCを構成する応募企業としても、 地域の発展に寄与し、地域の中の筑波大学の価値 を高める取組みに積極的に対応してほしい。
• PFI事業における具体の取組み– 事業者選定において、審査委員に県の関係者を含めるな
ど「地域の中の大学病院」としての位置づけを明確にして いる。
– 個別業務において、「院外型」によるサービス提供方式を 認めている。
– 特定事業範囲に含まれないPPPの取り組みについて、 サービス対価の対象とはしないが、アイディアを求め、提
案力を加点対象としている。
日本のモデルをめざす
筑波大学附属病院
全国から意欲と
元気を呼び込むお互いに活性化
日本の医療を元気にする
情熱と能力を持ったプロを送り出す
「大学市民」が地域に貢献
地域の誇りである大学