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消化器系 膵臓

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消化器系

膵臓

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●後腹膜側に位置する ●消化液(膵液)を分泌する外分泌腺 無色かつ粘調な液体で700~1000mL/日分泌。 タンパク質:トリプシン 糖質:アミラーゼ 脂質:リパーゼ ●ホルモンを分泌する内分泌腺 グルカゴン、インスリン

膵臓

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消化酵素 基質 分解産物

膵アミラーゼ デンプン グリコーゲン

デキストリン 麦芽糖

トリプシン タンパク質 ポリペプチド

ポリペプチド

キモトリプシン タンパク質 ポリペプチド

ポリペプチド

カルボキシペプチダーゼ ポリペプチド アミノ酸

膵リパーゼ 脂肪 脂肪酸 グリセロール

リボヌクレアーゼ RNA リボヌクレオチド

デオキシリボヌクレアーゼ DNA デオキシリボヌクレオチド

膵液

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ランゲルハンス島(膵島)

総数約100~200万個。 4種類の分泌細胞がある。 A細胞:グルカゴンの分泌 B細胞:インスリンの分泌 D細胞:ソマトスタチンの分泌 PP細胞:膵ポリペプチドの分泌 B細胞が最も多く、1つのランゲルハンス島に約2000個ある。

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急性膵炎 胆石症、アルコールによるもの、原因不明のものもある 膵管の閉塞により、膵液の逆流、組織中への漏出 膵液による自身の組織の消化(自家消化) 膵実質組織の壊死、膵周囲の脂肪組織の壊死(脂肪壊死) 急性腹症⇒腹膜炎⇒全身性の障害 再発するので、治癒しても注意が必要!! 診断基準 ①上腹部に急性腹痛発作と圧痛がある ②血中・尿中あるいは腹水中に膵酵素(アミラーゼ、トリプシン、リパーゼ)の 上昇がある ③画像で膵に急性膵炎に伴う異常がある のうち2項目をみたし、他の膵疾患および急性腹症を除外したもの

膵臓の疾患

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急性膵炎の治療

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慢性膵炎 膵組織の傷害が持続性に生じ、膵外分泌機能が障害された状態 原因:アルコール 原因不明も多い 膵実質は萎縮、線維化により硬くなる。膵管は拡張し、膵石をともなう。

代償期(治療をすれば十分膵臓の機能が維持できる) と

非代償期(機能障害が顕在化する) 膵臓組織の石灰化・線維化が進み、 膵臓の機能不全 消化吸収障害に伴う体重の減少や、インスリン欠乏による二次性糖尿病

膵癌 膵管上皮由来の癌でほとんどが腺癌。

膵臓の疾患

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栄養食事療法 急性膵炎 初期: 絶飲食!!輸液(補液と中心静脈栄養)による栄養療法。 回復期:中心静脈栄養または成分栄養、場合により経口摂取 摂食開始当初は、炭水化物で液状~流動~粥食 脂質は極力抑える(10~25g/日) タンパク質も抑え目~徐々に増やす ビタミン剤の併用、食塩3~5g制限、アルコール厳禁

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栄養食事療法 慢性膵炎 代償期(急性増悪期):絶飲食!!輸液(補液と中心静脈栄養)による栄養療法。 (間欠期):積極的な栄養補給で組織の修復 脂質の制限(10~25g/日)、アルコール厳禁 非代償期:主として糖尿病食に準ずる(糖尿病対策) 禁酒、脂質制限は必ずしも必要ない(40~60g/日) 栄養状態の低下に注意

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貧血の鑑別診断に用いる評価指標である。誤っているのはどれか。1つ選べ。 平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC) トランスフェリン ハプトグロビン フィブリノーゲン 不飽和鉄結合能(UIBC) 糖尿病の合併症に対する治療の記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 糖尿病ケトアシドーシスでは、水分投与を制限する。 脂肪肝合併時では、たんぱく質を制限する。 糖尿病神経障害では、脂肪エネルギー比率を40%とする。 インスリン治療による低血糖では、果糖を投与する。 高血圧合併時では、食塩を6g/日未満とする。 40歳、男性。身長175cm、体重80kg、BMI 26.1kg/m2、血圧142/92mmHg。血清尿酸値は8.5mg/dLであった。この患者の食事療法に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。 野菜摂取を勧める。 水分摂取を制限する。 アルコール摂取を制限する。 滅量を勧める。 プリン体摂取を制限する。

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45歳、男性。身長170cm、体重75kg。早朝より激しい腹痛を訴え来院、急性膵炎と診断され入院となった。白血球数12,000/μL、血清膵型アミラーゼ値820IU/L、血清CRP(C反応性たんぱく質)値26.2mg/dLであった。この患者の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。 (1) 入院時、輸液管理を実施した。 (2) 腹痛が治まったので、全粥食を開始した。 (3) 膵型アミラーゼ値が正常化したので、脂質を50g/日とした。 (4) 退院時に、禁酒を指導した。 (5) 退院時に、たんぱく質制限食を指導した。 (2) と (5) (4) と (5) (1) と (2) (2) と (3) (1) と (4) 合併症のない高血圧患者の生活指導に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 カルシウム摂取を制限する。 飽和脂肪酸の摂取を勧める。 カリウム摂取量は、3,500mg/日とする。 食物繊維摂取量は、5g/1,000kcalとする。 無酸素運動を勧める。

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62歳、男性。週3回の維持血液透析療法を施行している。身長165cm、透析前体重60kg、ドライウエイト58kg、無尿、透析間体重増加量2.0kg(中2日)。透析前の検査値は、血清尿素窒素値85mg/dL、血清クレアチニン値9.8mg/dL、血清カリウム値5.7mEq/L、血清リン値6.3mg/dL。この患者の食事療法である。正しいのはどれか。1つ選べ。 エネルギー量1,400kcal/日 カリウム3,000mg/日以上 たんぱく質90g/日 飲水量1.4L/日 リン900mg/日以下 55歳、男性。身長170cm、体重80kg(標準体重63.6kg)、BMI27.7kg/m2、血圧152/86mmHg、持続性たんぱく尿を呈し、糖尿病腎症第3期Bと診断された。この患者の栄養基準に関する組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。 エネルギー:1,400kcal/日------- たんぱく質50g/日 エネルギー:1,800kcal/日------- たんぱく質70g/日 エネルギー:1,200kcal/日------- たんぱく質50g/日 エネルギー:1,800kcal/日------- たんぱく質50g/日 エネルギー:1,400kcal/日------- たんぱく質70g/日 不足すると、骨粗鬆症の発症リスクが高まるビタミンである。正しいのはどれか。1つ選べ。 ビタミンK ビタミンB1

ビタミンA 葉酸 ビタミンB2

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α-グルコシダーゼ阻害薬とスルフォニル尿素薬を服用している2型糖尿病患者が、通常の4分の1の朝食を摂取した。その2時間後に、血糖値は40 mg/dLを示し、手足のふるえや脱力感をきたした。対処法として正しいのはどれか。1つ選べ。 インスリン投与 フルクトース投与 グルコース投与 スクロース投与 ラクトース投与 62歳、女性、主婦。身長160 cm、体重68 kg(標準体重56 kg)、BMI 26.6 kg/m2。HbA1c(JDS)7.1%、HbA1c(NGSP)7.5%、空腹時血糖値150 mg/dL、血清クレアチニン値0.7 mg/dL、微量アルブミン尿(-)、血圧150/98 mmHgであった。この患者の栄養基準の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。(それぞれの単位は、エネルギー:kcal/日、たんぱく質:g/kg標準体重/日、食塩:g/日とする。) エネルギー:1,400 たんぱく質:1.0~1.2 食塩:5.0 エネルギー:1,800 たんぱく質:1.0~1.2 食塩:5.0 エネルギー:1,000 たんぱく質:0.8 食塩:7.5 エネルギー:1,400 たんぱく質:0.8 食塩:5.0 エネルギー:1,800 たんぱく質:1.0~1.2 食塩:7.5 活動期クローン病の栄養療法である。正しいのはどれか。1つ選べ。 ミキサー食 成分栄養剤 高動物性たんぱく質食 高脂肪食 高食物繊維食

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糖尿病性腎症の顕性腎症前期(第3期A)の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 たんぱく質は、0.8~1.0 g/kg標準体重/日とする。 カルシウムは、400 mg/日以下にする。 エネルギー量は、40 kcal/kg標準体重/日とする。 水分は、前日の尿量分に制限する。 カリウムは、500 mg/日以下にする。 55歳、女性、主婦。身長160 cm、体重60 kg、BMI 23.4 kg/m2。血圧160/100 mmHg、糸球体濾過量(GFR)95 mL/分/1.73 m2、尿たんぱく量0.8g/日であった。この患者の栄養基準の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。(それぞれの単位は、エネルギー:kcal/kg標準体重/日、たんぱく質:g/kg標準体重/日、食塩:g/日とする。) エネルギー:30 たんぱく質:0.6 食塩:5.0 エネルギー:30 たんぱく質:1.0 食塩:7.5 エネルギー:30 たんぱく質:1.0 食塩:5.0 エネルギー:40 たんぱく質:1.0 食塩:5.0 エネルギー:40 たんぱく質:0.6 食塩:7.5 透析を受けている患者の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 血液透析では、リンを1,200 mg/日以上とする。 腹膜透析では、摂取するエネルギー量は透析液から吸収されるエネルギー量を差し引 いて求める。 血液透析では、食塩を0.3 g/kg ドライウエイト/日とする。 腹膜透析では、たんぱく質を0.5 g/kg 標準体重/日とする。 血液透析では、カリウムを制限しない。

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食物アレルギーに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 牛乳アレルギーの児童には、ヨーグルトを代替食とする。 アナフィラキシーショック時には、アドレナリン(エピネフリン)を投与する。 診断には、lgM抗体値を用いる。 牛乳アレルギーは、ラクトースがアレルゲンである。 卵のアレルゲン活性は、加熱処理によって増強する。 臨床で用いる窒素出納を求める簡易式である。正しいのはどれか。1つ選べ。ただし、尿中への1日窒素排泄量が、体全体の窒素排泄量の80%を占める。 6.25/たんぱく質摂取量(g/日)-0.8/尿中窒素排泄量(g/日) たんぱく質摂取量(g/日)/6.25-0.8/尿中窒素排泄量(g/日) たんぱく質摂取量(g/日)/6.25-尿中窒素排泄量(g/日)/0.8 尿中窒素排泄量(g/日)/0.8-6.25/たんぱく質摂取量(g/日) 0.8/尿中窒素排泄量(g/日)-6.25/たんぱく質摂取量(g/日) 糖尿病合併症に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 糖尿病腎症は、血中HbA1cの増加で診断される。 糖尿病神経障害では、自律神経は障害されない。 糖尿病網膜症は、失明の原因になる。 糖尿病ケトアシドーシス発症時の治療は、食事療法で行う。 糖尿病神経障害は、尿中微量アルブミンの出現で診断される。

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70歳、男性、慢性腎不全。血清クレアチン値2.5 mg/dL、血中尿素窒素値58 mg/dL、血清カリウム値5.7 mEq/L、血清リン値5.6 mg/dL、血清カルシウム値8.5 mg/dL、血清ナトリウム値134 mEq/L。この患者への食事指導である。誤っているのはどれか。1つ選べ。 食塩摂取制限 たんぱく質摂取制限 カルシウム摂取制限 カリウム摂取制限 リン摂取制限 成人のネフローゼ症候群の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。 ステロイド薬使用時は、食欲低下に注意する。 低たんぱく血症時は、たんぱく質量を標準体重1 kg当たり2.0 g/日とする。 高コレステロール血症時は、脂肪エネルギー比率を10%程度とする。 たんぱく尿消失後は、エネルギー量を標準体重1 kg当たり20 kcal/日とする。 軽度の浮腫がみられる時は、食塩を5 g/日とする。 疾患と食事療法の組合せである。正しいのはどれか。 慢性肝炎 ------------------- たんぱく質摂取制限 ガラクトース血症 ----------- 果糖摂取制限 高血圧症 ------------------- カリウム摂取制限 心不全 --------------------- 糖質摂取制限 慢性腎不全(血液透析) ----- 水分摂取制限

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慢性腎臓病(CKD)のステージ5(腎不全期)に関する記述である。正しいのはどれか。 エネルギー摂取量は、1日20 kcal/kg標準体重である。 痛風腎は、原因として最も多い。 食塩摂取量は、1日12 gである。 たんぱく質摂取量は、1日1.5 g/kg標準体重である。 推算糸球体濾過量(eGFR)は、15 mL/分/1.73 m2未満である。 膵炎に関する記述である。正しいのはどれか。 急性膵炎の急性期は、経口栄養にする。 慢性膵炎では、グルカゴン分泌能が上昇する。 慢性膵炎では、糖尿病を合併する。 慢性膵炎では、脂肪負荷試験を行う。 急性膵炎では、血清リパーゼ値が低下する。 成人のネフローゼ症候群に関する記述である。正しいのはどれか。 浮腫に対しては、水分摂取量を80 mL/kg標準体重/日にする。 エネルギー摂取量は、20~25 kcal/kg標準体重/日にする。 糸球体毛細血管のたんぱく質の透過性は、亢進している。 血漿膠質浸透圧は、上昇している。 たんぱく質摂取量は、1.5 g/kg標準体重/日にする。 慢性腎不全に関する記述である。正しいのはどれか。 副甲状腺ホルモンの分泌は、低下する。 血清尿素窒素値は、上昇する。 血清リン値は、低下する。 代謝性アルカローシスを起こす。 血中1α,25‐ジヒドロキシビタミンD値は、上昇する。

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腹膜透析患者の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。 たんぱく質は、0.6 g/kg標準体重/日とする。 カリウムは、800 mg/日以下とする。 総エネルギー摂取量は、30 kcal/kg標準体重/日とする。 水分は、前日尿量に500 mLを加えた量とする。 カルシウムは、300 mg/日以下とする。 慢性腎不全についての記述である。正しいのはどれか。 血清クレアチニン濃度は、1.2mg/dL以下である。 糸球体濾過量(GFR)は、正常の60%以上である。 治療により回復する可逆性変化である。 エリスロポエチンの分泌は、促進する。 尿毒症では、中枢神経症状が出現する。 血液透析患者の食事療法に関する記述である。正しいのはどれか。 たんぱく質は、0.5g/kg標準体重/日以下とする。 カリウムの許容摂取量は、3,500mg/日以下である。 リンは、700mg/日とする。 エネルギー量は、20~25kcal/kg標準体重/日とする。 食事外水分は、30mL/kg標準体重/日とする。

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