令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度...

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令和2年度 令和2年度 令和2年度 令和2年度 学校評価結果報告書 学校評価結果報告書 学校評価結果報告書 学校評価結果報告書 (中間評価) (中間評価) (中間評価) (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 広島県立福山工業高等学校 広島県立福山工業高等学校 広島県立福山工業高等学校 制・定 制・定 制・定 制・定

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令和2年度令和2年度令和2年度令和2年度

学校評価結果報告書学校評価結果報告書学校評価結果報告書学校評価結果報告書

(中間評価)(中間評価)(中間評価)(中間評価)

広島県立福山工業高等学校広島県立福山工業高等学校広島県立福山工業高等学校広島県立福山工業高等学校

全全全全 日日日日 制・定制・定制・定制・定 時時時時 制制制制

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1

目 次

全日制

○ 様式2【令和2年度自己評価シート(中間評価)】 ・・・・・・・・・・ 2

○ 様式3【令和2年度自己評価シート(中間評価まとめ)】・・・・・・・・・・ 7

〇 様式6【令和2年度学校関係者評価シート(中間評価)】・・・・・・・・・・ 10

定時制

○ 様式2【令和2年度自己評価シート(中間評価)】 ・・・・・・・・・・ 11

○ 様式3【令和2年度自己評価シート(中間評価まとめ)】・・・・・・・・・・ 15

〇 様式6【令和2年度学校関係者評価シート(中間評価)】・・・・・・・・・・ 18

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2

令和2年令和2年令和2年令和2年度度度度自己評価シート(中間評価)自己評価シート(中間評価)自己評価シート(中間評価)自己評価シート(中間評価)

令和2年度~令和4年度

校番 082 学校名 福山工業高等学校 校長氏名 小迫孝太郎 全・定・通 本・分

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画

評価指標

【本年度目標値】

理由

【中間実績】

担当部

1 学力の向上 ・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

①「主体的・対話的で深い

学び」に係る授業改善の

推進

②生徒に家庭学習習慣を

確立させる。

◎「学びの変革」の観点からの授業

改善を行う。

○新シラバス様式のルーブリックを

活用し,評価・改善をする。

○授業改善を目的とした校内研修会

を実施する。

○家庭学習時間調査結果を分かりや

すい形でクラス掲示する。

①広島県高等学校生徒

質問紙調査アンケー

ト項目

(ア)ペア・グループ学

習 【72%】

(イ)作業・体験型の学

習 【90%】

(ウ)自分で課題を解決

していく学習につい

て,それらの学習形

態の方がよく分かる

と肯定回答をした生

徒の割合。 【62%】

②生徒質問紙の調査

結果で,家庭学習を

30 分以上している生

徒の割合 【平日 45%

休日 42%】

○①②広島県高等学

校生徒質問紙調査が

未実施である

(11/3~11/13 実施)。

○「学びの変革」

・新シラバス様式の

ルーブリック活用につ

いて,G Suite に接続

できない生徒の評価

が回収できていない。

・家庭学習時間調査

結果の集計がクラス

掲示できていない。

【現時点では数値化で

きない】

教務部

地域連携を通して,生徒

の進路実現や専門的職業

人に繋がる主体的・深い

学びを行える生徒を育成

する。

○地域の企業技術者の講

話,及び企業見学等

○教科(実習や課題研究

等)や各科の研究部での

企業連携

◎実習の製造作品を提供可能なもの

にする。

○実習の製造作品を提供する。

○課題研究等を通して,提供先等と

連携し,使用する状況等を調査す

る。

地域連携の回数

機械科 3回

電気科 2回

建築科 3回

工化・染織科 3回

電子機械科 3回

想定以上に地域から

の依頼があり,連携

回数も多かった。ま

た,その取組を通して

生徒のやる気も向上

し,効率よく製作する

方法等も考察できた。

【5回】

機械科

◎地域の企業と連携を取り,

出前授業,工場見学等を依頼する。

○地域企業との連携方法を確立す

る。

コロナ禍と働き方改革

の影響で企業も在宅

勤務等を実施してい

ることから,普段の連

携を取りづらい状況に

ある。【1回】

電気科

○課題研究の大きなテーマを地域と

連携,共生することとし,教員だけ

でなく,生徒への意識付けとする。

◎過去,建築科で地域と連携した事

例を調べ,科内での共有を図る。

2件(福山城模型の移

転,保育所へのおもち

ゃ製作・寄贈)の地域

連携が現在進行して

いる。【2回】

建築科

◎技能検定講師や企業訪問を通して

実技指導やアドバイスを乞うなど

の要請をする。

○地域と連携方法を模索する。

コロナ禍の影響で予

定していた行事が出

来ず,打合せのみの

連携となった。【1回】

工化・

染織科

校内用

様式2

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3

◎インターシップ関係の地域企業を

中心に連携を取り,工場見学等の

交流を進める。

○地域の各種イベントへ参加。イベ

ント参加や参加までのプロセスを

通して,問題解決の能力や自発

的,創造的な学習態度を育てる。

コロナ禍の影響で地

域イベントが中止なっ

たが,ものづくり(フェ

イスシールド)を通し

て地域の医療活動へ

貢献できた。また,こ

のことが新聞に取り上

げられたことは地域に

本校の存在を意識付

けることができたと考

えられる。県内を含め

広域のイベント参加は

10 件以上に達した。

【15 回】

電子機

械科

【評価結果の分析】

【評価結果の分析】【評価結果の分析】

【評価結果の分析】

教務

教務教務

教務部

部部

○①②広島県高等学校生徒質問紙調査が未実施である(11/3~11/13 実施)。

○「学びの変革」

・新シラバス様式のルーブリック活用について,G Suite に接続できない生徒がいる。全て個別に対応したが,個々の生徒によって接続に

関する問題が多様であるため,担当者の接続に関する専門知識がさらに必要となっている。

・家庭学習時間調査結果の集計がクラスへ提示できていない。

機械科

機械科機械科

機械科

○新型コロナウイルス感染症の予防に機械科の実習を役立てる,いわば新型コロナを逆手にとる取組ができた。

電気科

電気科電気科

電気科

○例年,年度当初から取り組んでいる連携が,コロナ禍の影響で実施できていない。

建築科

建築科建築科

建築科

○新型コロナウィルスの影響もあり,地域連携が難しい中,2回という結果となった。

工化染織科

工化染織科工化染織科

工化染織科

○1学期に予定をしていた連携行事が,コロナウイルスの影響で行うことが出来なかった。2学期に3年生を対象に実施して,将来工場の安

全対策や工業技術者の役割を学ぶことにより,生徒の学習意欲や進路の多様化に対応する。

電子機械科

電子機械科電子機械科

電子機械科

○コロナ禍の影響の中,企業に関しては,工場見学等外部からの立ち入りに関しては厳しい状況である。地域イベントもすべて開催が中止さ

れた。

○後期に地元企業の工場見学が予定されているので,実現に向けて取り組みたい。

○電子機械科のものづくりを活かして,ピンチをチャンスと捉えることができた。

【今後の改善方策】

【今後の改善方策】【今後の改善方策】

【今後の改善方策】

教務

教務教務

教務部

部部

○①②広島県高等学校生徒質問紙調査の実施後に結果を分析する。

○「学びの変革」

・新シラバス様式のルーブリック活用について,分析シートを配付し教科で G Suite を使用したり,紙媒体でも行うようにしていく。

・家庭学習時間調査結果の集計がクラスへ提示については,担当者と連携を取る。

○教務部の進捗状況を把握し,部員と連携を取る。

機械科

機械科機械科

機械科

○現在依頼を受けている製品を早期に完成させて納品し,地域に役立てる。

電気科

電気科電気科

電気科

○時間の有効活用に努め,より企業との連携を密に行い,生徒の就業体験やキャリア教育,今後の福山での仕事を体験等を踏まえて実施し

ていく。

○教職員が,科会等の連携を密に行い,より生徒の実情を踏まえるように連携を行う。

建築科

建築科建築科

建築科

○今年度中に連携できることを考える。

○来年度連携可能な企業等がないか,企業訪問等などを行っているところを中心に確認していく。

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工化染織科

工化染織科工化染織科

工化染織科

○安全対策や工業技術者の役割について,生徒の興味・関心や進路等の多様化に備え,1・2学年の早い時期に意識付けを行う。

○1年生については,染めについて,地域で活躍されている講師から指導していただき,学習意欲の喚起に繋げたい。

電子機械科

電子機械科電子機械科

電子機械科

○関係企業やイベントに関係団体等とは,定期的にメールや電話で担当者と連絡し,下半期及び来年度の実施に向けて対応する。

○広域イベントに積極的に対応する。

○これからも今回の危機をチャンスととらえ,前向きに対応するとともにチャンスを模索する。

2 礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける 【福工力】・時間厳守 ・挨拶励行 ・整理整頓 ・授業集中 ・技術力向上

・体力増強 ・思いやりと耐性の涵養

基本的生活習慣を身に

付けさせ ,学校生活全

般に係る規範意識の向

上を図り,確かな知識

技術を身に付けさせる

ことで,地域から信頼さ

れる生徒を育成する。

○1クール(2週間)の遅刻集計を見

直し,よりていねいに指導する。

○HR担任から遅刻者に対する取組

の報告を求め,反省文指導と個別

面談の充実を図る。

◎体験奉仕活動を計画し,参加させ

ることで,規範意識の向上を図る。

遅刻0日数

【165 日】

4・5月に臨時休業と

なり,生徒への意識

付けが不十分であっ

た。9月 23 日の段階

で延べ人数が 26 名。

内訳が3年2名・2年9

名・1年 15 名であり,

1年生の遅刻者が多

いのがその表れであ

る。【9/23 現在 58 日】

生徒指

導部

生徒が自主活動を活発

に行うことで,生徒の自

主的・実践的な態度を

向上させる。

○代表委員会でのクラスからの意見

を行事に反映させる。

○準備を計画的に行う。

◎委員会活動やクラスでの討議をし

っかり行うことで,何を,どのように

やるのか,生徒相互に話し合う機

会をつくる。

○エコやボランティアなどの地道だが

継続すれば形として現れるような

活動へ参加できる機会を増やし

て,興味を持たせる。

生徒会活動へ積極的

に参加できた生徒の割

合(アンケートを実施す

る)

【92%】

・体育祭・ボランティア

活動など多くの行事

が中止され活動が行

われていない。

・委員会活動(保健委

員会・エコ委員会・図

書委員会)は行ってい

る。

・部活動は,運動部・

文化部・研究部それ

ぞれ活発に活動して

いる。

【現時点では数値化で

きない】

生徒会

指導部

清掃を徹底し,清潔な

学習環境にする。

○清掃点呼表を活用し,生徒自身の

掃除当番への責任を持たす。

◎保健委員が重点目標を考え,生徒

自身が日々の清掃に力点を置く。

○清掃点検表を導入したが,手順に

沿った掃除をさせていく。

○清掃点検表が十分に活用でき,清

掃状況にばらつきがないよう徹底

する。

○生徒にうがい手洗いを徹底させ

る。

○休憩時間の換気を徹底させる。

大掃除の清掃点検(10

回程度)で,教室・トイ

レ・廊下・階段など「良

い」とされた割合

【92%】

7・8・9月の清掃点検

の「良い」の割合が目

標値に達しているた

め。

【94.5%】

保健部

【評価結果の分析】

【評価結果の分析】【評価結果の分析】

【評価結果の分析】

生徒指導

生徒指導生徒指導

生徒指導部

部部

○新型コロナウィルス感染拡大防止のために臨時休業となり,生徒への指導や意識付けが不十分であった。1年生の遅刻者が多いのがそ

の表れである。また,休業中の生活習慣の乱れや,新しい生活習慣に対するストレスなどが要因となり,体調管理が出来ていない実態が

まだある。また9月以降は,学校生活への慣れから,気のゆるみを理由とする遅刻者が出ている。

生徒会指導

生徒会指導生徒会指導

生徒会指導部

部部

○競技大会・福工祭を実施できるように工夫する。

・ボランティア活動など可能なものを案内し実施する。

保健

保健保健

保健部

部部

○新型コロナ対策を実施する中で,掃除や消毒をして校内環境のきれいさを保つことの大切さを意識する生徒の割合が増えているのではな

いかと推察できる。5Sの指導により,机や道具が整理整頓されていることが常であるという日常が定着しつつあるのではないか。

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5

【今後の改善方策】

【今後の改善方策】【今後の改善方策】

【今後の改善方策】

生徒指導

生徒指導生徒指導

生徒指導部

部部

○8:20~8:25 に登校の生徒が9月3週頃から 70 人を越えてきている。未然防止の観点に立ち,校門通過時点での声掛け指導を丁寧に行

う。

○各HRにおいて,未然防止の観点から注意喚起を繰り返し行う。

○遅刻指導の対象となった生徒に対して,生活習慣の見直しを前提とした面談指導を丁寧に行う。

生徒会指導

生徒会指導生徒会指導

生徒会指導部

部部

○2学期は競技大会・福工祭が控えている。実施できるように工夫する。生徒会の活動・行事ごとに代表委員会の中で生徒,クラスの状況を

把握して,生徒がより積極的に参加したくなるように準備していく。できるだけ多くの意見が行事に反映できるように,早めの準備と十分な

検討を繰り返して行い,多くの生徒が積極的に参加できるようにしていく。

保健

保健保健

保健部

部部

○掃除場所によっては,点検結果が「きれいでない,汚れている」とマイナス評価が連続しているので,改善の努力を求める。

3 資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

3年間を見通し,1学年

からのステップを踏ん

だ系統的なキャリア教

育を学年との連携を強

化しながら展開するこ

とで,生徒の進路意識

を高め,早期に進路を

決定できるようにする。

◎進路指導部内における各学年の

就職,進学担当の明確化

○大学共通テストに関する研修の実

○学年主任・担任との連携の強化

①ア 進学・就職に対応した校内の

進路ガイダンスを実施

イ 朝学習にSPI学習を導入

ウ 履歴書・面接指導の充実

②ア 大学等進学希望者のグループ

化(ゼミ化)

イ 朝学習に入試対策問題等を導

ウ 小論文指導の充実

■企業・大学,行政機関等との連携

の拡大と強化

■インターンシップにおける新規企業

等の開拓

■就職・進学状況の外部アピール

・11月末の就職内定率

【98%】

・国公立大学合格者数

【1名】

進路指導部としての機

動化は推進しつつある

と判断している。また,

各取組について検討中

のものも含めて丁寧に

展開していることから,

目標は達成できる見込

みであるが,結果が今

後になるため。

【現時点では数値化で

きない】

進路指

導部

ジュニアマイスターの

認定者の増加を図る。

◎国家資格の取得がより増加するよ

うに新たな指導方法や学習手段を

取り入れるなど,対策をする。

○進路に有効な国家技能検定や国

家資格を取得へ向けて,モチベー

ションを上げていくために掲示物等

を改善していく。

ジュニアマイスター

の認定者数

【46 名】

昨年度の認定者数の

中間実績は,20 名(ゴ

ールド4名,シルバー8

名,ブロンズ8名)であ

ったが,今年度認定者

数の中間実績は,ゴー

ルド6名,シルバー9

名,ブロンズ 11 名とな

った。【計 26 名】

情報教

育部①

【評価結果の分析】

【評価結果の分析】【評価結果の分析】

【評価結果の分析】

進路指導

進路指導進路指導

進路指導部

部部

○現在の社会状況から,将来の見通しが立ちにくい現状はあるものの,日常的にできる実践を細かく丁寧に積み重ねることが必要と考え,行

動していることを自己評価している。日々の業務推進に当たっては,このことを地道に継続していく一方で,ICTを活用した企業・大学等の

社員・学生公募や連携等の変化への対応や,ICTを活用した本校生徒への進路指導等の構築・充実など,これらのようなICT活用を検討し

ていくことが喫緊の課題に挙げられる。

情報教育

情報教育情報教育

情報教育部

部部

○昨年度,後期に行われた技能検定や資格試験の結果が今年度の前期の認定者数の増加に大きく影響している。今年度の前期において,

ほとんどの資格検定が実施されなかったため,年間の目標達成は厳しい状況にある。

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6

【今後の改善方策】

【今後の改善方策】【今後の改善方策】

【今後の改善方策】

進路指導部

進路指導部進路指導部

進路指導部

○新カリキュラムの軸となるキャリア教育を視野に入れて,就職ガイダンス,インターンシップ等を企画し,実施していく。今年度は,コロナ禍

影響で従来の様々な取組の中止,縮小をせざるを得ない現状があった。そうした中においても,企業・大学,行政機関等との連携は,積極

的に情報発信・受信も含めて,日常的に行っている。獲得した情報は,タイムリーに教員・生徒に発信することで,キャリア教育の軸形成に

生かしている。また,ホームページの更改に伴うコンテンツを作成し,本校の進路情報の積極的な発信にも生かしていく。なお,インターン

シップにおける新規企業等の開拓は,来年度の課題としたい。達成度は,内定・合格結果を経て更新したい。

情報教育

情報教育情報教育

情報教育部

部部

○前期において,ほとんどの資格検定が実施されなかった反動もあり,後期の受検希望者が増加する傾向がある。受検対策を手厚く行うな

ど,合格者数を増やす取組を行う。また,受検する時期が被ってしまうなどの問題も発生し易いので,無理のない受検計画を立たせる取組

も併せて行う。

4 生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

性同一障害(LGBT)に

対しての知識・理解を

深める。

◎専門家を招き研修会を実施する。

○LGBTに対するアンケートを実施

し,教職員の理解度の確認や不明

な点を洗い出す。

○他校の取組事例を基に校内研修を

行う。

LGBT について理解し

た割合

【60%】

取組を実施できていな

い。【現時点では数値

化できない】

保健部

日々の様々な活動内

容を情報発信すること

により,地域社会との

連携を深め,生徒の諸

活動に対する意欲を一

層高める。

◎年度初めに,webページをリニュー

アルさせるとともに,内容を追加し

ていき完成度を上げる。

○スマートフォンに対応できるように

チェックし,改善していく。

○更新がより,リアルタイムにできる

ように,コンテンツの担当をより明

確にし,取り組む。

Webページの更新回数

【190 回】

昨年度の中間実績は

91 回であったが,今年

度は倍増し て い る 。

【184 回】

情報教

育部②

【評価結果の分析】

【評価結果の分析】【評価結果の分析】

【評価結果の分析】

保健

保健保健

保健部

部部

○新型コロナの影響等により,取組を実施できていない。

情報教育

情報教育情報教育

情報教育部

部部

○webページのリニューアルに関わって,様々な内容を更新したり,「公式Twitter」を立ち上げるなどの効果もあり,更新回数が大幅に増加し

た。

【今後の改善方策】

【今後の改善方策】【今後の改善方策】

【今後の改善方策】

保健

保健保健

保健部

部部

○12月実施に向けて取り組む。

○アンケート調査の準備等を行う。

情報教育部

情報教育部情報教育部

情報教育部

○部活動のページの未更新分に対する取組や継続的な公式 Twitterへの掲載などを中心に,より良いページとなるように内容改善へ向

けて取組を行う。

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7

令和2年度令和2年度令和2年度令和2年度自己評価シート(自己評価シート(自己評価シート(自己評価シート(中間中間中間中間評価まとめ)評価まとめ)評価まとめ)評価まとめ)

校番 082 学校名 福山工業高等学校 校長氏名 小迫孝太郎 全・定・通 本・分

1 評価結果の分析

(1)

(1)(1)

(1)

学力の向上

学力の向上学力の向上

学力の向上

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

教務

教務教務

教務部

部部

○①②広島県高等学校生徒質問紙調査が未実施である(11/3~11/13 実施)。

○「学びの変革」

・新シラバス様式のルーブリック活用について,G Suite に接続できない生徒がいる。全て個別に対応したが,個々の生徒によって接続に

関する問題が多様であるため,担当者の接続に関する専門知識がさらに必要となっている。

・家庭学習時間調査結果の集計がクラスへ提示できていない。

機械科

機械科機械科

機械科

○新型コロナウイルス感染症の予防に機械科の実習を役立てる,いわば新型コロナを逆手にとる取組ができた。

電気科

電気科電気科

電気科

○例年,年度当初から取り組んでいる連携が,コロナ禍の影響で実施できていない。

建築科

建築科建築科

建築科

○新型コロナウイルスの影響もあり,地域連携が難しい中,2回という結果となった。

工化染織科

工化染織科工化染織科

工化染織科

○1学期に予定をしていた連携行事が,コロナウイルスの影響で行うことが出来なかった。2学期に3年生を対象に実施して,将来工場の安

全対策や工業技術者の役割を学ぶことにより,生徒の学習意欲や進路の多様化に対応する。

電子機械科

電子機械科電子機械科

電子機械科

○コロナ禍の影響の中,企業に関しては,工場見学等外部からの立ち入りに関しては厳しい状況である。地域イベントもすべて開催が中止さ

れた。

○後期に地元企業の工場見学が予定されているので,実現に向けて取り組みたい。

○電子機械科のものづくりを活かして,ピンチをチャンスと捉えることができた。

(2)

(2)(2)

(2)

礼節指導を根幹に凡事徹

礼節指導を根幹に凡事徹礼節指導を根幹に凡事徹

礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける

底を目指し,福工力を身に付ける底を目指し,福工力を身に付ける

底を目指し,福工力を身に付ける

【福工力】・時間厳守

【福工力】・時間厳守【福工力】・時間厳守

【福工力】・時間厳守

・挨拶励行

・挨拶励行・挨拶励行

・挨拶励行

・整理整頓

・整理整頓・整理整頓

・整理整頓

・授業集中

・授業集中・授業集中

・授業集中

・技術力向上・体力増強

・技術力向上・体力増強・技術力向上・体力増強

・技術力向上・体力増強

・思いやりと耐性の涵養

・思いやりと耐性の涵養・思いやりと耐性の涵養

・思いやりと耐性の涵養

生徒指導

生徒指導生徒指導

生徒指導部

部部

○新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休業となり,生徒への指導や意識付けが不十分であった。1年生の遅刻者が多いのがそ

の表れである。また,休業中の生活習慣の乱れや,新しい生活習慣に対するストレスなどが要因となり,体調管理が出来ていない実態が

まだある。また9月以降は,学校生活への慣れから,気のゆるみを理由とする遅刻者が出ている。

生徒会指導

生徒会指導生徒会指導

生徒会指導部

部部

○競技大会・福工祭を実施できるように工夫する。

・ボランティア活動など可能なものを案内し実施する。

保健

保健保健

保健部

部部

○新型コロナ対策を実施する中で,掃除や消毒をして校内環境のきれいさを保つことの大切さを意識する生徒の割合が増えているのではな

いかと推察できる。5Sの指導により,机や道具が整理整頓されていることが常であるという日常が定着しつつあるのではないか。

(3)

(3)(3)

(3)

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

進路指導部

進路指導部進路指導部

進路指導部

○現在の社会状況から,将来の見通しが立ちにくい現状はあるものの,日常的にできる実践を細かく丁寧に積み重ねることが必要と考え,行

動していることを自己評価している。日々の業務推進に当たっては,このことを地道に継続していく一方で,ICTを活用した企業・大学等の

社員・学生公募や連携等の変化への対応や,ICTを活用した本校生徒への進路指導等の構築・充実など,これらのようなICT活用を検討し

ていくことが喫緊の課題に挙げられる。

情報教育

情報教育情報教育

情報教育部

部部

○昨年度,後期に行われた技能検定や資格試験の結果が今年度の前期の認定者数の増加に大きく影響している。今年度の前期において,

ほとんどの資格検定が実施されなかったため,年間の目標達成は厳しい状況にある。

(4

(4(4

(4)

))

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

様式3

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8

保健

保健保健

保健部

部部

○新型コロナの影響等により,取組を実施できていない。

情報教育部

情報教育部情報教育部

情報教育部

○webページのリニューアルに関わって,様々な内容を更新したり,「公式Twitter」を立ち上げるなどの効果もあり,更新回数が大幅に増加し

た。

2 今後の改善方策

(1)

(1)(1)

(1)

学力の向上

学力の向上学力の向上

学力の向上

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的

・学習者基点の授業力の向上を図り,主体的な学習の習慣や態度を定着させる

な学習の習慣や態度を定着させるな学習の習慣や態度を定着させる

な学習の習慣や態度を定着させる

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

・地域連携により課題発見,解決学習を展開し,貢献できる力を身に付ける

教務

教務教務

教務部

部部

○①②広島県高等学校生徒質問紙調査の実施後に結果を分析する。

○「学びの変革」

・新シラバス様式のルーブリック活用について,分析シートを配付し教科で G Suite を使用したり,紙媒体でも行うようにしていく。

・家庭学習時間調査結果の集計がクラスへ提示については,担当者と連携を取る。

○教務部の進捗状況を把握し,部員と連携を取る。

機械科

機械科機械科

機械科

○現在依頼を受けている製品を早期に完成させて納品し,地域に役立てる。

電気科

電気科電気科

電気科

○時間の有効活用に努め,より企業との連携を密に行い,生徒の就業体験やキャリア教育,今後の福山での仕事を体験等を踏まえて実施し

ていく。

○教職員が,科会等の連携を密に行い,より生徒の実情を踏まえるように連携を行う。

建築科

建築科建築科

建築科

○今年度中に連携できることを考える。

○来年度連携可能な企業等がないか,企業訪問等などを行っているところを中心に確認していく。

工化染織科

工化染織科工化染織科

工化染織科

○安全対策や工業技術者の役割について,生徒の興味・関心や進路等の多様化に備え,1・2学年の早い時期に意識付けを行う。

○1年生については,染めについて,地域で活躍されている講師から指導していただき,学習意欲の喚起に繋げたい。

電子機械科

電子機械科電子機械科

電子機械科

○関係企業やイベントに関係団体等とは,定期的にメールや電話で担当者と連絡し,下半期及び来年度の実施に向けて対応する。

○広域イベントに積極的に対応する。

○これからも今回の危機をチャンスととらえ,前向きに対応するとともにチャンスを模索する。

(2)

(2)(2)

(2)

礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける

礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける

礼節指導を根幹に凡事徹底を目指し,福工力を身に付ける

【福工力】・時間厳守

【福工力】・時間厳守【福工力】・時間厳守

【福工力】・時間厳守

・挨拶励行

・挨拶励行・挨拶励行

・挨拶励行

・整理整頓

・整理整頓・整理整頓

・整理整頓

・授業集中

・授業集中・授業集中

・授業集中

・技術力向上・体力増強

・技術力向上・体力増強・技術力向上・体力増強

・技術力向上・体力増強

・思いやりと耐性

・思いやりと耐性・思いやりと耐性

・思いやりと耐性の涵養

の涵養の涵養

の涵養

生徒指導

生徒指導生徒指導

生徒指導部

部部

○8:20~8:25 に登校の生徒が9月3週頃から 70人を越えてきている。未然防止の観点に立ち,校門通過時点での声掛け指導を丁寧に行

う。

○各HRにおいて,未然防止の観点から注意喚起を繰り返し行う。

○遅刻指導の対象となった生徒に対して,生活習慣の見直しを前提とした面談指導を丁寧に行う。

生徒会指導

生徒会指導生徒会指導

生徒会指導部

部部

○2学期は競技大会・福工祭が控えている。実施できるように工夫する。生徒会の活動・行事ごとに代表委員会の中で生徒,クラスの状況を

把握して,生徒がより積極的に参加したくなるように準備していく。できるだけ多くの意見が行事に反映できるように,早めの準備と十分な

検討を繰り返して行い,多くの生徒が積極的に参加できるようにしていく。

保健

保健保健

保健部

部部

○掃除場所によっては,点検結果が「きれいでない,汚れている」とマイナス評価が連続しているので,改善の努力を求める。

(3)

(3)(3)

(3)

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで一人一人の進路を実現する。

進路指導部

進路指導部進路指導部

進路指導部

○新カリキュラムの軸となるキャリア教育を視野に入れて,就職ガイダンス,インターンシップ等を企画し,実施していく。今年度は,コロナ禍

影響で従来の様々な取組の中止,縮小をせざるを得ない現状があった。そうした中においても,企業・大学,行政機関等との連携は,積極

的に情報発信・受信も含めて,日常的に行っている。獲得した情報は,タイムリーに教員・生徒に発信することで,キャリア教育の軸形成に

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9

生かしている。また,ホームページの更改に伴うコンテンツを作成し,本校の進路情報の積極的な発信にも生かしていく。なお,インターン

シップにおける新規企業等の開拓は,来年度の課題としたい。達成度は,内定・合格結果を経て更新したい。

情報教育

情報教育情報教育

情報教育部

部部

○前期において,ほとんどの資格検定が実施されなかった反動もあり,後期の受検希望者が増加する傾向がある。受検対策を手厚く行うな

ど,合格者数を増やす取組を行う。また,受検する時期が被ってしまうなどの問題も発生し易いので,無理のない受検計画を立たせる取組

も併せて行う。

(4

(4(4

(4)

))

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され信頼される学校,教職員がやりがいの持てる学校

保健

保健保健

保健部

部部

○12月実施に向けて取り組む。

○アンケート調査の準備等を行う。

情報教育部

情報教育部情報教育部

情報教育部

○部活動のページの未更新分に対する取組や継続的な公式 Twitter への掲載などを中心に,より良いページとなるように内容改善へ向

けて取組を行う。

3 学校関係者評価結果を踏まえた今後の改善方策(学校関係者評価実施後に記入する。)

学校関係者評価においては,「目標,指標,計画等の設定」,「目標達成に向けた取組」,「評価結果の分析」,「今後の改善方策」,「総合評

価」について,適切であると評価された。特に,次に関する事項などについて評価していただいた。

○広島県東部拠点校工業学校として,地域社会,地域企業と連帯を図り,生徒の自主性,協調性,責任感を養うと共に,地域のものつくり

に貢献すべき目標,指標,計画設定がなされ適切な指針が示されている。

○目標,指標,計画等,工業高校の特徴が出ており,明確な目標設定になっている。

○新型コロナウイルスの影響で,活動が制限生徒に対する指導も思うようにならない中,目標に対する工夫が感じられ適切な取組がなさ

れている。

○各科の計画に対する取組はされている。

○今後の目標達成に期待している。

○活動が制限される中,目標,指導,計画未達成部分の原因を適切に解析されている。

○適切に分析されている。

○よく努力している様子が伺える。

○今後もしばらく新型コロナウイルスによる影響があると思われる中,目標,指標,計画を達成に向け適切な対応がなされている。

○結果と問題の抽出がされている。

○評価結果の分析・改善に,目標達成に向けての意欲が伺える。

○今後の成果に期待が持てる。

○工業高校として,新型コロナの活動に影響がある中,生徒の指導,地域との連帯を考え,目標,指導,計画の達成に向けて取組がなさ

れ前期としては,良く対応がなされている。

○下半期,来年度の対応が期待できる。

○いろいろな分野に成果をあげている。

○新型コロナウイルスによる休校等で,進捗状況の遅れもあるが,本年度の目標値に全てが達成されることを期待する。

しかし,取組状況や努力の姿勢は評価を頂いたが,目標,指標,計画等の設定のうち,授業改善については,適切な判断基準が不明瞭で

ある,地域企業との連携については,各科の特色はみえるが,高校全体の特色がわかりにくいとのご指摘をいただいた。また,計画の進捗

状況の評価において,新型コロナウイルスの影響で計画達成の難しい中適切な評価になっている,進捗状況をみながら修正が困難であった

ようだ,など考慮していただいた面もありながら,評価方法(中間実績)の理由として,分析が足らない部分もあると思われる,とのご指摘もい

ただいている。

工業科の地域連携については,新型コロナウイルスの影響で各地のイベントが中止になる中,消毒液スタンド製作のオファーが増加したり,

医療者向けのフェイスシールドを製作したことがマスコミに取り上げられるなど,コロナ禍のピンチを学校PRのチャンスに変える取組もでき

た。

今後も授業改善にはPBL(Problem Based Learning)やICTの積極的活用など継続的に取り組み,常に目標達成・課題解決のため,的確な

分析と,具体的な改善策をたて実行する必要がある。

Page 11: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

10

令和2年度令和2年度令和2年度令和2年度評価シート(中間評価)評価シート(中間評価)評価シート(中間評価)評価シート(中間評価) 令和2年 10 月 30 日

校番 082 学校名 広島県立福山工業高等学校 校長氏名 小迫 孝太郎 全・定・通 本・分

評価項目 評価 理 由 ・ 意 見

目標,指標,計

画等の設定の

適切さ

AAAA

○広島県東部拠点校工業学校として,地域社会,地域企業と連帯を図り,生徒の自主性,協

調性,責任感を養うと共に,地域のものつくりに貢献すべき目標,指標,計画設定がなされ

適切な指針が示されている。

○授業改善:適切な判断基準が不明瞭。

○地域企業との連携:各科の特色はみえるが,高校全体の特色がわかりにくい。

○目標,指標,計画等,工業高校の特徴が出ており,明確な目標設定になっていると思う。

計画の進捗状

況の評価の適

切さ

BBBB

○新型コロナウイルスの影響で,計画達成の難しい中適切な評価になっている。

○コロナ禍にあって,進捗状況をみながら修正が困難であったようだ。

○評価方法(中間実績)の理由として,分析が足らない部分もあると思われる。

目標達成に向け

た取組の適切さ AAAA

○新型コロナウイルスの影響で,活動が制限生徒に対する指導も思うようにならない中,目標

に対する工夫が感じられ適切な取組がなされている。

○各科の計画に対する取組はされている。

○今後の目標達成に期待している。

評価結果の分

析の適切さ AAAA

○活動が制限される中,目標,指導,計画未達成部分の原因を適切に解析されている。

○分析は適切にされている。

○中間評価において,よく努力している様子が伺える。

今後の改善方

策の適切さ AAAA

○今後もしばらく新型コロナウイルスによる影響があると思われる中,目標,指標,計画を達

成に向け適切な対応がなされている。

○結果と問題の抽出がされている。

○評価結果の分析・改善に,目標達成に向けての意欲が伺える。

○今後の成果に期待が持てる。

総合評価 AAAA

○工業高校として,新型コロナの活動に影響がある中,生徒の指導,地域との連帯を考え,目

標,指導,計画の達成に向けて取組がなされ前期としては,良く対応がなされている。

○下半期,来年度の対応が期待できる。

○いろいろな分野に成果をあげていると思う。

○新型コロナウイルスによる休校等で,進捗状況の遅れもあるが,本年度の目標値に全てが

達成されることを期待する。

様式6

Page 12: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

11

令和2年令和2年令和2年令和2年度度度度自己自己自己自己評価シート評価シート評価シート評価シート(中間(中間(中間(中間評価評価評価評価))))

校番 082 学校名 福山工業高等学校 校長氏名 小迫 孝太郎

全・定・通

本・分

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画 評価指標 目標値 評価 理由

担当部

1 規範意識の醸成に向け,組織的な指導体制を確立し,豊かな心の育成や確かな学力を身に付けさせる。

生徒状況につい

て 共 通 理 解 を 深

め,休学者・退学者

の未然防止を充実

させる。

生徒面談を積極的に実

施するとともに,生徒状況

の共通理解を図るために会

議を設定するなど,全教職

員で指導していく。

休 学 者 ・

退学者

7.2%

AAAA

4.7% 休学者2 名,退

学者 2 名でているが,

丁寧な指導を実践して

いる。

教務部

BBBB 7.2% 休学者1名・退

学者1名

1学年

AAAA 96%(27 名中休学者 1

名である)

2学年

AAAA 93%(15 名中退学者 1

名である)

3学年

AAAA 現在旧退学者0

(退学予定者1)

4学年

生徒状況

報告会等

12 回 BBBB 成績会議に合わせて行

っている。

教務部

基本的な生活習

慣を身に付けさせ,

工業高校生として充

実感のある学校生

活を送らせる。

生徒の規範意識を向上さ

せるために担任・教務部・

生徒指導部等が連携しな

がら組織として取組む。

交通安全週間等を活用

し,交通安全マナー・ルー

ルについて考えさせる。

生徒の授

業への参

加状況

87% BBBB

前期末の授業参加率

は 83.8%。特定の生

徒の欠課時間数が気

になるが,ほとんどの

生徒はキチンと授業に

参加できている。

生徒

指導部

就労率の上昇に

より,生徒の社会性

やコミュニケーショ

ン能力の向上を図

る。

卒業年次生の就職指導

を早めに取組むとともに,

生徒の就労の促進を図る。

在学生徒

の就労率

65.2% BBBB

現在 61.9%

新型コロナウイルスの

影響により,アルバイト

を辞めざるを得ない事

例もある。

進路

指導部

【評価結果の分析】

『1学年』

・休学者 1 名は,交通事故による長期の入院により,やむを得ない休学である。

・退学者1名は,就職しており,勤務先の職務に専念するための理由で退学に至ったので,やむを得ない退学であった。

『2学年』

・機械科15名,電気科12名,計27名の在籍者で現在,休学者 1 名にとどまっている。この 1 名も病気療養のためである。

・長期欠席者はいるが,他に休学者や退学者は出ていない。

『3学年』

・機械科11名,電気科4名,計15名の在籍者でスタートしたが,現在,退学者 1 名となっている。

『4学年』

・生徒の共通理解を深め,卒業後の進路実現にむけて取組みを進めている。

『教務部』

・担任の先生をはじめ,関わっている教職員の丁寧な指導により未然防止に繫がっている。

・コロナウイルス感染防止対策のため休校が5月まであり,月1回の開催を成績会議に置き換えた。

『生徒指導部』

・特定の生徒の欠席などはあるものの,不登校経験のある生徒たちも含め,全体的に学校生活を楽しみながら学習していく習慣が

身に付いてきている。

・安心安全な学校生活が送れるよう,自発的に校内のルールを守り, 自らが学校生活での環境を守り,育む姿勢が見られている。

・一部のB講座履修生徒と特定の不登校傾向の生徒の欠課時間数が,全体の参加率を低下させている。

様式2

Page 13: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

12

『進路指導部』

・2・4年生は目標を超えているが,1,3年生等の就労率が目標に達していないところもある。

・新型コロナウイルスの影響で,アルバイトをやめなければならない場合もあった。

【今後の改善方策】

『1学年』

・休学者に対しては,定期的に連絡を取り,状況を確認しながら,来年度に向けて頑張れるように話し合っていく。また,その他の生徒には,自身

の進路について考えさせ,全員が進級や卒業に向けて気を引き締めて学校生活が送れるよう,個々の面談を引き続き行っていく。

『2学年』

・機会を捉えて出欠席状況を家庭に周知し,保護者と連携を図る。

・必要に応じて個人面談,三者懇談,家庭訪問を実施していく。

・長期欠席者に対しては,本人や保護者と連携し今後の学校生活の過ごし方や進路を一緒に考えていく。

『3学年』

・保護者との連携を密にし,出欠席状況を家庭に周知し協力していく。

・必要に応じて個人面談,三者懇談,家庭訪問を実施していく。

『4学年』

・生徒の共通理解を深め,卒業後の進路実現に向けて取組みを進めている。

『教務部』

・今後も丁寧な指導により,未然防止を充実させる。

・月 1 回できるように計画をしていきたい。

『生徒指導部』

・年度始めにB講座履修について,教務部・担任と連携し丁寧な指導を行う。

・不登校傾向のある生徒には,担任・保護者と連携して不登校の原因分析と解消を図り,改善しやすい学校の環境作りに努める。

・校内外の巡回指導の充実,積極的な声掛け,生徒の自己有用感の育成に努める。

・前期の交通安全指導は未実施だったので,後期には自転車マナーを中心に交通安全意識の向上に向けた啓発活動を行う。

『進路指導部』

・教職員が授業等を通じて,いろいろな機会に労働について話をする。

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画 評価指標 目標値 評価 理由

担当部

2 学習者基点の授業力の向上は基より,地域貢献・地域連携を通した課題発見・解決学習を展開する。

学習者基点の授

業力向上を図り,

生徒の 興味・ 関

心・意欲や理解度

を向上させる。

各種研修会を案内し,参加

者を呼びかけ,校内で情報を

共有することで,授業力の向

上を図る。

校内授業交流週間を設

け,教職員間で指導力の向

上を図る。

研修会や

公開研究

授業への

参加

16件 BBBB 総合的な探求(学習)の

時間の研修を行った。

教務部

地域の産業界

との連携を充実さ

せ,学校外の学修

における単位認

定となる実務代替

の推進を図る。

生徒の就労状況を把握し,

「定時制及び通信制の課程

における実務等による職業に

関する各教科・科目の履修の

一部代替」を実施し,地域産

業との連携を図っていく。

実務代替

を 実施す

る生徒数

新規 BBBB

働いている生徒の仕事

内容により,実務代替

を進めている。

教務部

工業高校の特

色 を 活 か し , 実

験・実習の充実を

図る。

創造的な「ものづくり」への

興味・関心を高め,実験・実習

の内容向上に取組む。

学校説明

会等での

生徒製作

作品の展

示数

20 CCCC

新型コロナウイルスの

影響もあり,実習・課題

研究での製作作品が計

画より遅れている。

機械科

電気科

Page 14: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

13

【評価結果の分析】

『機械科・電気科』

・新型コロナウイルスの影響による制作計画の遅れはあるが,ものづくりへの意識が年々高まっており,丁寧に正確に制作しるよう

に取組んでいる。

『教務部』

・新型コロナウイルス感染防止対策により,三密を警戒しながら,行っている。

・事情により仕事を継続していけない生徒も見受けられるので,難しい面も出てきている。

【今後の改善方策】

『機械科・電気科』

・基礎基本の技術を丁寧に教え,自信や,積極性,学ぶ意欲を育んでいくような授業を進めていく。

・授業の面でも中学校気分が抜けない生徒について,まだまだ辛抱強く継続できるよう,働きかける必要がある。

・感染防止対策により,三密を警戒しながら,学力の向上を検討する。

『教務部』

・今後も新型コロナウイルス感染防止対策により,三密を警戒しながら,検討する。

・辛抱強く継続できるよう,働きかける必要がある。

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画 評価指標 目標値 評価 理由

担当部

3 資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで,一人ひとりの進路を実現する。

広島県ものづくり

検定「旋盤」部門7

級試験の合格を目

指すことにより,もの

づくりに対する興

味・関心を持たせ

る。

基礎基本の操作方法を

習得し,検定試験の合格を

目指す。

7級検定

試験合格

者人数に

よる。

5人 CCCC

新型コロナウイルスの

影響もあり遅れ気味で

あるが目標達成できる

よう指導していく。

実施は 2月の予定。

機械科

地域に開かれた

学校として,卒業生

も含めた地域住民

に第2種電気工事

士実技講習の実施

を認識させ,資格取

得の一助とする。

卒業生や進路先での宣

伝,学校のWebページで

の宣伝等,第2種電気工事

士の前期,後期を含めて広

く募集し,参加者全員の合

格を目指す。

活動を 認

知 さ せ ,

地域住民

の 参加を

1人以上と

する。

新規 CCCC

新型コロナウイルスの

影響もあり,自宅学習

の習慣のない生徒にと

っては,厳しい結果が

予想される。地域住民

との実技講習は計画通

りの 11月4日から実施

予定。

電気科

【評価結果の分析】

『機械科』

・新型コロナウイルスの影響による遅れはあるが,生徒の意識も高まっており,試験合格へ向けて正確な指導に取組んでいる。

『電気科』

・自宅学習の習慣づける取組が足りない,欠席や遅刻等の生活習慣の乱れが大きい。

【今後の改善方策】

『機械科』

・試験実施日に間に向けて今までの遅れを取り戻し,丁寧な指導を行っていく。

『電気科』

・目標意識をしっかり持たせて,自宅学習の習慣づける取組みと,生活習慣の改善を継続して話していく。

Page 15: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

14

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画 評価指標 目標値 評価 理由

担当部

4 生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され,信頼される学校,教職員がやりがいの

持てる学校。

積極的な情報公開に

より,開かれた学校づく

りに努める。

学校説明会等におい

て,体験的な学習内容

を取り入れるなど,工業

高校の魅力づくりを検

討し,実践していく。

①中学校訪

問の校数

②学校説明

会の参加者

①13 校

②25人

BB

実施は後期に予定して

いる。現在は計画準備

中。

総務部

教室を中心に,校内

及び学校周辺などの校

外の環境整備を通し

て,学習環境を整理す

る能力の育成を図り,

自らの健康管理を確実

に実施することで,将

来の健康との関わりを

理解させる。

HRで健康指導に取

組むとともに,教室を中

心に,実習場・廊下・階

段・通路など校内及び

学校周辺などの校外の

環境整備に努める。

校内外美化

活動の参加

85% AAAA 参加者は 91.7%であ

った。

保健

環境部

【評価結果の分析】

『総務部』

・後期の実施後に分析を実施する。

『保健環境部』

・目標値は達成できているが,残りの 8.3%は,1時間目の美化活動であったため,遅刻する生徒もいたためである。

・参加者は,自ら進んで美化活動に取り組む生徒が増えてきている。

【今後の改善方策】

『総務部』

・従来の形式での行事の実施が困難である中,内容を精選して実施する計画を立てていく。

『保健環境部』

・この美化活動を継続して行っていき,日頃の美化活動にも取り組んでいけるよう,整理・整頓・清掃の3S の重要性を教える取組みをしていく。

学校経営目標

達成目標 本年度行動計画 評価指標 目標値 評価 理由

担当部

5 組織的・効率的に業務を遂行する。

計画的・組織的

に業務を遂行し,適

宜,業務改善に向

けて自身が行う業

務を見直す。

進捗状況の確認と検証を

各分掌で積極的に行い,具

体的な取組を推進する。

「月当た り

の時間外勤

務」割合

新規 0%

業務の進行管理を各

主任等と連携しながら

計画的に実施すること

ができている。

管理職

教職員

全 員

【評価結果の分析】

・各主任等から提出される起案等を業務改善の視点で再考し,教職員に負担のかからないように配慮している。

・新型コロナウイルスの影響により,学校行事を精選して簡略的に実施していることで,教職員の負担軽減に繋がっている。

【今後の改善方策】

・前例踏襲の考え方が払拭できていないために業務改善に至らない場合もある。実施する行事等の趣旨を明確にして,効果的・効率的に業務を

実施する。

・業務終了後の勤務超過はないものの,生活習慣から業務前の勤務時間が超過しており,今後,改善を促していく。

Page 16: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

15

令和2年度令和2年度令和2年度令和2年度自己評価シート(中間評価まとめ)自己評価シート(中間評価まとめ)自己評価シート(中間評価まとめ)自己評価シート(中間評価まとめ)

校番 082 学校名 福山工業高等学校 校長氏名 小迫 孝太郎

全・定・通

本・分

1 評価結果の分析

(1) 規範意識の醸成に向け,組織的な指導体制を確立し,豊かな心の育成や確かな学力を身に付けさせる。

『1学年』

・ 休学者1名は,交通事故による長期の入院により,やむを得ない休学である。

・ 退学者1名は,就職しており,勤務先の職務に専念するための理由で退学に至ったので,やむを得ない退学であ

った。

『2学年』

・ 機械科15名,電気科12名,計27名の在籍者で現在,休学者1名にとどまっている。この1名も病気療養の

ためである。

・ 長期欠席者はいるが,他に休学者や退学者は出ていない。

『3学年』

・ 機械科11名,電気科4名,計15名の在籍者でスタートしたが,現在,退学者1名となっている。

『4学年』

・ 生徒の共通理解を深め,卒業後の進路実現にむけて取組みを進めている。

『教務部』

・ 担任の先生をはじめ,関わっている教職員の丁寧な指導により未然防止に繫がっている。

・ コロナウイルス感染防止対策のため休校が5月まであり,月1回の開催を成績会議に置き換えた。

『生徒指導部』

・ 特定の生徒の欠席などはあるものの,不登校経験のある生徒たちも含め,全体的に学校生活を楽しみながら学習

していく習慣が身に付いてきている。

・ 安心安全な学校生活が送れるように,自発的に校内のルールを守り, 自らが学校生活での環境を守り,育む姿勢

が見られている。

・ 一部のB講座履修生徒と特定の不登校傾向の生徒の欠課時間数が,全体の参加率を低下させている。

『進路指導部』

・ 2・4年生は目標を超えているが,1,3年生等の就労率が目標に達していないところもある。

・ 新型コロナウイルスの影響で,アルバイトをやめなければならない場合もあった。

(2) 学習者基点の授業力の向上は基より,地域貢献・地域連携を通した課題発見・解決学習を展開する。

『機械科・電気科』

・ 新型コロナウイルスの影響による制作計画の遅れはあるが,ものづくりへの意識が年々高まっており,丁寧に正

確に制作しるように取組んでいる。

『教務部』

・ 新型コロナウイルス感染防止対策により,三密を警戒しながら,行っている。

・ 事情により仕事を継続していけない生徒も見受けられるので,難しい面も出てきている。

(3) 資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで,一人ひとりの進路を実現する。

『機械科』

・ 新型コロナウイルスの影響による遅れはあるが,生徒の意識も高まっており,試験合格へ向けて正確な指導に取

組んでいる。

『電気科』

・ 自宅学習の習慣づける取組が足りない,欠席や遅刻等の生活習慣の乱れが大きい。

様式3

Page 17: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

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(4) 生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され,信頼される学校,教職員がやりがいの

持てる学校。

『総務部』

・ 後期の実施後に分析を実施する。

『保健環境部』

・ 目標値は達成しているが,残りの8.3%は,1時間目の美化活動であったため,遅刻する生徒もいたためである。

・ 参加者は,自ら進んで美化活動に取り組む生徒が増えてきている。

(5) 組織的・効率的に業務を遂行する。

・ 各主任等から提出される起案等を業務改善の視点で再考し,教職員に負担のかからないように配慮している。

・ 新型コロナウイルスの影響により,学校行事を精選して簡略的に実施していることで,教職員の負担軽減に繋がっ

ている。

2 今後の改善方策

(1) 規範意識の醸成に向け,組織的な指導体制を確立し,豊かな心の育成や確かな学力を身に付けさせる。

『1学年』

・ 休学者に対しては,定期的に連絡を取り,状況を確認しながら,来年度に向けて頑張れるように話し合っていく。

また,その他の生徒には,自身の進路について考えさせ,全員が進級や卒業に向けて気を引き締めて学校生活が送れ

るよう,個々の面談を引き続き行っていく。

『2学年』

・ 機会を捉えて出欠席状況を家庭に周知し,保護者と連携を図る。

・ 必要に応じて個人面談,三者懇談,家庭訪問を実施していく。

・ 長期欠席者に対しては,本人や保護者と連携し今後の学校生活の過ごし方や進路を一緒に考えていく。

『3学年』

・ 保護者との連携を密にし,出欠席状況を家庭に周知し協力していく。

・ 必要に応じて個人面談,三者懇談,家庭訪問を実施していく。

『4学年』

・ 生徒の共通理解を深め,卒業後の進路実現に向けて取組みを進めている。

『教務部』

・ 今後も丁寧な指導により,未然防止を充実させる。

・ 月 1回できるように計画をしていきたい。

『生徒指導部』

・ 年度始めにB講座履修について丁寧な指導を行う。

・ 不登校傾向のある生徒には,担任・保護者と連携して不登校の原因分析と解消を図り,改善しやすい学校の環境作り

に努める。

・ 校内外の巡回指導の充実,積極的な声掛け,生徒の自己有用感の育成に努める。

・ 前期の交通安全指導は未実施だったので,後期には自転車マナーを中心に交通安全意識の向上に向けた啓発活動を

行う。

『進路指導部』

・ 教職員が授業等を通じて,いろいろな機会に労働について話をする。

(2) 学習者基点の授業力の向上は基より,地域貢献・地域連携を通した課題発見・解決学習を展開する。

『機械科・電気科』

・ 基礎基本の技術を丁寧に教え,自信や,積極性,学ぶ意欲を育んでいくような授業を進めていく。

・ 授業の面でも中学校気分が抜けない生徒について,まだまだ辛抱強く継続できるよう,働きかける必要がある。

・ 感染防止対策により,三密を警戒しながら,学力の向上を検討する。

Page 18: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

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『教務部』

・ 今後も新型コロナウイルス感染防止対策により,三密を警戒しながら,検討する。

・ 辛抱強く継続できるよう,働きかける必要がある。

(3) 資格取得を積極的・計画的に行い,高度な専門性を身に付けることで,一人ひとりの進路を実現する。

『機械科』

・ 試験実施日に間に向けて今までの遅れを取り戻し,丁寧な指導を行っていく。

『電気科』

・ 目標意識をしっかり持たせて,自宅学習の習慣づける取組みと,生活習慣の改善を継続して話していく。

(4) 生徒が来て良かった学校,保護者が行かせて良かった学校,地域から支持され,信頼される学校,教職員がやりがいの

持てる学校。

『総務部』

・ 従来の形式での行事の実施が困難である中,内容を精選して実施する計画を立てていく。

『保健環境部』

・ この美化活動を継続して行っていき,日頃の美化活動にも取り組んでいけるよう,整理・整頓・清掃の3S の重要

性を教える取組みをしていく。

(5) 組織的・効率的に業務を遂行する。

・ 前例踏襲の考え方が払拭できていないために業務改善に至らない場合もある。実施する行事等の趣旨を明確にして,

効果的・効率的に業務を実施する。

・ 業務終了後の勤務超過はないものの,生活習慣から業務前の勤務時間が超過しており,今後,改善を促していく。

3 学校関係者評価結果を踏まえた今後の改善方策(学校関係者評価実施後に記入する。)

新型コロナウイルスの影響により,資格検定試験等が延期や中止等により,目標値に至っていない状況にある。また,

後期に実施される資格検定試験が多くあることも影響している。今後,資格検定試験の合格に向けて,実習や補習等を計

画的に実施し,目標値の達成に尽力していく。

また,新型コロナウイルスの感染症対策により,文化祭が中止になったため,生徒が制作した作品を展示する機会がな

くなったが,工業高校の教育内容を広く地域に周知するため,作品を展示する機会を検討している。

Page 19: 令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価)...令和2年度 学校評価結果報告書 (中間評価) 広島県立福山工業高等学校 全全 日日日 制・定制・定

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令和2年度令和2年度令和2年度令和2年度学校関係者評価シート(中間評価)学校関係者評価シート(中間評価)学校関係者評価シート(中間評価)学校関係者評価シート(中間評価) 令和2年 10 月 30 日

校番 082 学校名 福山工業高等学校 校長氏名 小迫 孝太郎 全・定・通 本・分

評価項目 評価 理 由 ・ 意 見

目標,指標,計画

等の設定の適切さ

AAAA

・定時制工業高校としての,目標,行動計画は,適切になされている。

・目標,指標,計画等 適切に設定されている。

・具体的な数値目標が示されてあり,適切な目標設定になっていると思います。

計画の進捗状況の

評価の適切さ

AAAA

・新型コロナウイルスによる影響の中,未達成の部分がありますが,それを踏まえて適切な評

価がなされている。

・適切な評価である。

・適切に評価されていると思われます。

目標達成に向けた

取組の適切さ

AAAA

・指導,活動が制限される中,目標達成に向けた適切な取組が示されている。

・適切な評価である。

・新型コロナウイルスの関係で,取組の遅れがありますが,今後の取組に期待します。

評価結果の分析の

適切さ

AAAA

・適切な分析評価がなされている。

・適切な評価である。

・適切に分析されていると思います。

今後の改善方策の

適切さ

AAAA

・未達成部分の取組が適切に示され,生徒とのコミュニケーションを図りながらの対応が示さ

れて,適切に対処改善の方策が示されている。

・問題点の抽出がされ,今後の改善策がある。

・今後の改善方策について,項目によっては,もう少し具体的な方策が必要と思われます。

総合評価 AAAA

・新型コロナウイルスによる影響下の中,定時制の生徒との取り組み方(就労への取組,授業

参加への取組)を図りながら,目標,指標達成に向けた取組がなされ努力が伺える。

・生徒とのコミュニケーションを図りながら,定時制生徒の悩み等の相談に取り組んでくださ

い。

・総合的に適切と判断できる。

・新型コロナウイルスによる休校等で,進捗状況の遅れもありますが,本年度の目標値に全て

が達成されることを期待します。

様式6