授業の流れ - Doshisha...授業の流れ 授業の展開モデル...

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Page 1: 授業の流れ - Doshisha...授業の流れ 授業の展開モデル <科目代表者との連携> 授業の担当、評価方法・評価基準を決め、授業計画を立てます。シラバスとして学生に提示します。

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■■ 授授業業のの流流れれ●授業の展開モデル

<科目代表者との連携>授業の担当、評価方法・評価基準を決め、授業計画を立てます。シラバスとして学生に提示します。<登録者の選考>登録者を選考します。必要に応じて面接を行います。

<プロジェクトの開始>プロジェクトの目的や最終成果のイメージを全員が共有できるように話し合います。役割分担を決め、それぞれの活動を全体の活動にどのようにフィードバックさせていくかを明確にしておきます。活動のルールや成績評価基準についてもメンバー間で確認しておきます。<企画書の作成>問題点を洗い出し、解決方法を考え、プロジェクトの方向性を定めていきます。それにともなった企画書を作成します。

<プロジェクトの運営>活動報告書を提出、それぞれの作業進捗状況を確認し、定期的に活動を振り返りながら、計画の見直しを随時行います。必要な資源(授業運営費など)の配分を考慮し、活動をより効率化、活性化させるための工夫を考えていきます。<調査活動>限られた授業運営費を有効に活用して、調査活動を行っていきます。知識や情報を収集し、学習を高めていきます。

<成果の完成>メンバーの調査結果、活動結果を集約し、プロジェクトとしての成果報告としてまとめていく作業を行い、成果(物)の完成を目指します。<成果報告>プロジェクトの目的、経緯を踏まえた上で、成果を纏めていきます。成果について学期ごとの成果報告会で発表します。

<自己点検・評価、他己評価>成果報告会の講評や、個人の活動結果、プロジェクトの成果を踏まえて、自己の活動の振り返りを行います。他己評価、グループ評価を通じて客観的に自己の活動を把握します。<プロジェクト評価>最終的にプロジェクトの目標・目的がどこまで達成できたか、総合的な評価を行います。担当者は、最終成果報告書をまとめ、提出します。

決める

つかむ

深める

伝える

振り返る

履修生・ ・科目担当者の声

年度先行登録説明会の様子( )≪履修生の声≫・普段の学部の勉強では学べないようなことに気づかされ、問題解決に必要な思考力を身につけられた・グループで1つの目標を達成するため、協調性を学ぶことができた。企画書やプレゼンテーションなど、社会に出たら必要になる書類の書き方を実践的に学ぶことができた・第一に、まず楽しかった。今まで知らなかった知識を新しく知れたことに対する満足感や、一つのものを作り上げることで得られる達成感は何物にもかえがたい、すばらしいものであった。そして、チームで活動して感じたのは、チームワークは何かを成功させる時に必要不可欠であり、大切なものであった・問題について考え、企画、立案をし、その解決に向けて話し合い、実際にイベントを開催して分析するところまで、全て自分達でやることで様々な力が身に付き、自分の成長につながったという点で、非常に満足している

≪ の声≫・学生個々やチーム全体としての学びや成長と、プロジェクトの成功に向けて、というようにさまざまな視点がありそこで自分がどう動くべきかを考えることが大変やりがいを感じた・履修生の時とは異なる第3者視点でプロジェクト科目に携わることで、当事者では見えにくい、問題点や、全体の方向性を俯瞰して把握することができた・社会問題に対する履修生のリアルな意見に触れることができ、 として助言をしていくなかで自身の知見も深まっていくことを実感できた

≪科目担当者の声≫・学びに関する基礎的な能力が高い・個人やチームで自ら「モチベーション」を高めて、プロジェクトに取り組め、学内外でのネットワーキングやコミュニケーションの取り方に長けている・担当者が設定した、あるいは自分たちで話し合って決めた目標やゴールに向けて、誠実に取り組み、試行錯誤もいとわない姿勢の学生が多く、好感が持てた・客観的な視点をもって、積極的に参加していた・

履修生の感想

年度プロジェクト科目「あなたがプロデュース!

和婚の魅力を世界に発信プロジェクト」

履修生 社会学部 年福本 唯 さん

私は、 年度開講のプロジェクト科目「あなたがプロデュース!和婚の魅力を世界に発信プロジェクト」に参加し、 名のクラスメン

バーとともに活動をしていました。私がプロジェクト科目を履修した理由は、座学とは異なる学びにあります。この科目はこれまでの授業とは異なり、授業の到達目標の設定、そのための企画の立案・実施など全て学生が主体となって行います。それにより座学の授業では得ることのできない実践的な学びを得ることができると考えました。私が参加したクラスでは、「和婚」という日本独自の結婚式、もしくはその写

真撮りをより多くの外国人の方に親しんでもらうことを目標に活動を行いました。その目標の達成に向けて京都という場所を舞台にし、街角アンケートなどのインタビュー調査、イベントの実施、ホームページの作成などを通じて和婚に関する情報を発信し続けたことにより、より多くの外国人の方に和婚について理解を深めてもらえるきっかけを作ることができました。このプロジェクト科目を通じて私が実践的に身に付けることができたと感じる

力が二つあります。まず一つ目はスケジュール管理能力です。このプロジェクト科目では限られた時間の中で成果を出すことが求められるため、常に結果から逆算し行動を起こすことの重要性を感じました。また、各自が他の授業やサークル活動に積極的に参加している場合も多いため、個人のスケジュール管理能力も重要になってきます。もう一つが論理的思考能力です。プロジェクト科目の特色として、活動の過程もさることながら成果を重視するということが挙げられます。よって、プロセスに重点を置きつつより活動に成果を出すためにはどうすればよいかを論理的に考える能力を身に付けることができました。以上の活動を通して身に付けることができた力は社会に出てからも役立て

ることができると確信しています。このプロジェクト科目で得ることができた論理的思考能力や課題解決のプロセスのノウハウを今後も生かし、社会に出ても学び続けたいと思います。

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教室で授業をしないといけませんか?A.必ずしも教室で授業を行う必要はありません。テーマ、内容に応じて、学内外における制作活動・取材活動・調査活動をもって授業とすることも可

能です。ただし、遠方で学外活動をされる場合は、学生の時間割上の制約などの問題があります。学生への負担が掛からないよう、また、他の授業に支障をきたさないようご配慮ください。学外授業届の提出も必要です。

科目代表者となる同志社大学の教員が見つからないと応募できないのですか?A.応募時点で科目代表者となる教員が見つからない場合は、応募テーマについて本学専任教員に対し学内公募を行いますので、応募フォームにその

旨をご記入ください。科目代表者の選定を行ったうえで、テーマ選定対象科目として審査させていただきます。

募集科目数はどれくらいですか?全て認められるのですか?A.ご応募いただいた書類をプロジェクト科目検討部会および教務主任会議で書類審査し、面接審査を行って、 年度は 科目程度で選定を

進める予定です。

複数の企業や複数人で応募してもよいですか?A.構いません。主として授業をご担当いただくテーマ提案者を 名に定めていただき、 名のみを嘱託講師として委嘱させていただきます。他のテーマ提

案者の方は、授業協力者としてご参加いただきますよう、科目代表者の教員とご相談願います。

履修生の選定はどうやって行うのですか?A.学生に志望理由等を記入させた登録志願票を基にして、各科目担当者、科目代表者が面談等を実施した上で登録者の選考を行っていただきま

す。

■■ 開開講講ままででののススケケジジュューールル月 月 月 月 月 月 月 月 月 月

■■ 年年度度開開講講科科目目のの運運営営ススケケジジュューールル((予予定定))年月 年度 開講科目について月下旬 登録説明会 面接・選考・発表

月 春学期 再募集・再募集結果発表、授業開始、 説明会春学期 履修生説明会

月 春学期 第 回 協議会春学期 履修中止受付、企画書作成講座

6月 春学期 プロジェクト・リテラシー講習会

春学期 履修生懇談会、第 回 協議会春学期 履修生・ ・科目担当者アンケート春学期 成果報告会春学期 学生成果報告書提出

月春学期 科目担当者成果報告書提出春学期 科目担当者・代表者懇談会春学期 成績評価提出

月 秋学期 登録削除受付秋学期 再募集(面接・選考)・再募集結果発表

月 秋学期 授業開始秋学期 履修中止受付

月 秋学期 プロジェクト・リテラシー講習会秋学期 履修生懇談会

年 月

秋学期 第 回 協議会秋学期 履修生・ ・科目担当者アンケート秋学期 成果報告会秋学期 学生成果報告書提出

月秋学期 科目担当者成果報告書提出秋学期 科目担当者・代表者懇談会秋学期 成績評価提出

⑥学生へテーマ周知 12月上旬~

⑨科目登録4月上旬

⑩開講(4月上旬~)登録者が5名以上の場合

⑧登録説明会、面接・選考・発表3月下旬~4月上旬

⑦科目担当者・代表者説明会12月中旬

④科目代表者の学内公募11月上旬

②応募書類受付8月19日~9月6日

①公募説明会8月3日

⑤審査結果発送(11月下旬

③プロジェクト科目検討部会、教務主任会議において審査選考 9月中旬~11月中旬面接審査(10月下旬~11月上旬)

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