「ものづくり」 · 2019-08-20 · 「ものづくり」...

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「ものづくり」 I oT技術により、生産技術が更なる発展を遂げようとしている。 インターネットで新たに「人とモノ」や「モノとモノ」がつながることで、 膨大なデータをカスタマと生産現場が共有し、より複雑で効率的な生産工程の仕組みが検討されつつある。 一方AI技術により、情報処理技術が飛躍的に進展しつつある。 クルマの自動運転だけでなく、マーケティングや商品開発など、我々の生活に直結する分野においても導入され、 今後、この傾向は更に広がると予想される。 そして、これらの技術により「ものづくり」現場におけるグローバル化は更に進展し、 地域企業においても海外戦略が必要な時代となっている。 本プログラムは、グローバル化時代に臨む心構えと姿勢を知り、最新の情報技術の基礎を理解し、 更に実際の展開例を学ぶことによって、「ものづくり」が今後どのように変化するかを人と社会を中心に据えた観点で理解し、 広島の「ものづくり」を発信する基礎力を身に付ける。 令和元年度「教育ネットワーク中国」提供科目 令和元年度「教育ネットワーク中国」提供科目 (問い合わせ・申し込み先) 学務部(教務担当)〒731ー5193 広島市佐伯区三宅2ー1ー1 TEL.082ー921ー4178 FAX.082ー921ー8954 E-mail:[email protected] Hiroshima Institute of Technology 学校法人 鶴学園 募集対象 大学3年次生以上、大学院生及び現役社会人 実施場所 サテライトキャンパスひろしま (広島市中区大手町1丁目5ー3) 実施日時 募集人数 40人程度 募集期限 令和元年9月30日(月) 修了証 所定の課程を修了し、一定の評価を得た者には、 修了証を交付します。(教育ネットワーク中国の単 位互換履修生は除く) 受講要件 原則として、すべての講義(15回)に出席できる方 ※全出席が難しい場合は下記までお問い合わせください。 受講料 無 料 応募方法 本学のホームページ掲載の出願票に必要事項を 記入のうえ、E-mailにてお申し込みください。 URLhttp://www.it-hiroshima.ac.jp/lecture/global/ 令和元年 1012 日(土)・ 19 日(土)・ 26 日(土)、 112 日(土)・ 16 日(土)、 127 日(土)・ 21 日(土) 令和2年 111 日(土) 13:00~16:10 (1月11日のみ13:00~14:30) もの づくり」 グローバル化と I oT・AIが変える 参加者 募集

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Page 1: 「ものづくり」 · 2019-08-20 · 「ものづくり」 IoT技術により、生産技術が更なる発展を遂げようとしている。 インターネットで新たに「人とモノ」や「モノとモノ」がつながることで、

「ものづくり」

I oT技術により、生産技術が更なる発展を遂げようとしている。インターネットで新たに「人とモノ」や「モノとモノ」がつながることで、膨大なデータをカスタマと生産現場が共有し、より複雑で効率的な生産工程の仕組みが検討されつつある。一方AI技術により、情報処理技術が飛躍的に進展しつつある。クルマの自動運転だけでなく、マーケティングや商品開発など、我々の生活に直結する分野においても導入され、今後、この傾向は更に広がると予想される。そして、これらの技術により「ものづくり」現場におけるグローバル化は更に進展し、地域企業においても海外戦略が必要な時代となっている。本プログラムは、グローバル化時代に臨む心構えと姿勢を知り、最新の情報技術の基礎を理解し、更に実際の展開例を学ぶことによって、「ものづくり」が今後どのように変化するかを人と社会を中心に据えた観点で理解し、広島の「ものづくり」を発信する基礎力を身に付ける。

令和元年度「教育ネットワーク中国」提供科目令和元年度「教育ネットワーク中国」提供科目

(問い合わせ・申し込み先)学務部(教務担当)〒731ー5193 広島市佐伯区三宅2ー1ー1TEL.082ー921ー4178 FAX.082ー921ー8954 E-mail:[email protected] Institute of Technology

学校法人 鶴学園

募集対象 大学3年次生以上、大学院生及び現役社会人

実施場所 サテライトキャンパスひろしま(広島市中区大手町1丁目5ー3)

実施日時 募集人数 40人程度

募集期限 令和元年9月30日(月)

修了証 所定の課程を修了し、一定の評価を得た者には、修了証を交付します。(教育ネットワーク中国の単位互換履修生は除く)

受講要件 原則として、すべての講義(15回)に出席できる方※全出席が難しい場合は下記までお問い合わせください。

受講料 無 料

応募方法 本学のホームページ掲載の出願票に必要事項を記入のうえ、E-mailにてお申し込みください。

URL▶http://www.it-hiroshima.ac.jp/lecture/global/

令和元年

10月12日(土)・19日(土)・26日(土)、11月 2日(土)・16日(土)、12月 7日(土)・21日(土)

令和2年

1月11日(土)

13:00~16:10(1月11日のみ13:00~14:30)

「ものづくり」

グローバル化とIoT・AIが変える

参加者募集

Page 2: 「ものづくり」 · 2019-08-20 · 「ものづくり」 IoT技術により、生産技術が更なる発展を遂げようとしている。 インターネットで新たに「人とモノ」や「モノとモノ」がつながることで、

区  分 内  容 講  師 日  時

グローバル化とIoT・AIが変える「ものづくり」

講義終了後の海外現地研修(希望者のみ)

令和元年12月21日(土)14:40~16:10

令和2年1月11日(土) 13:00~14:30

令和2年3月初旬~3月中旬

令和元年12月21日(土)13:00~14:30

令和元年10月19日(土)14:40~16:10

令和元年10月26日(土)13:00~14:30

令和元年10月26日(土)14:40~16:10

令和元年11月2日(土)13:00~14:30

令和元年11月2日(土)14:40~16:10

令和元年11月16日(土)13:00~14:30

令和元年11月16日(土)14:40~16:10

令和元年12月7日(土)13:00~14:30

令和元年12月7日(土)14:40~16:10

令和元年10月19日(土)13:00~14:30

野口 隆志(株式会社ノサックス)

村上 修二 (広島工業大学)

中国

和田 直之(シナジーマーケティング株式会社)

野口 英善(三島食品株式会社)

崔 希美(インターナショナルエアアカデミー)

村上 修二(広島工業大学)

林 孝典(広島工業大学)

山本 和良(PTCジャパン株式会社)

杉田 宗(広島工業大学)

秋道 慎志(株式会社竹中工務店)

岩田 恵一(株式会社インタフェース)

里 洋平(DATUM STUDIO株式会社)

奥山 和宏鈴木  崇雪田 恭兵

(マツダ株式会社)

第14回 中小企業のマーケティングにおける市場データ活用の実例(鳥の目・虫の目・魚の目)大手石油化学メーカーのマーケティング実務者として海外駐在を経験し、帰国後家業である老舗中小企業を黒字転換させた講師が、市場データの活用方法とマーケティング手法の基礎を具体例とともに平易に伝える。

第15回 まとめグローバル化とIoT・AI技術の進展による「ものづくり」の変化を整理し、今後どのように「ものづくり」の発信力を培っていくかを考える。

本講義の受講者は、全講義受講終了後、「海外現地研修」として、海外で事業展開をしている企業を訪問し、意見交換および作業体験などを行うプログラム(約1週間)への参加を希望することができる。(研修に係る渡航費等は自己負担とする)

第13回 感性データによるマーケティング消費者の感性をどのようにデータ化して、製品デザイン設計やコミュニケーション施策に反映していくのか。事例を紹介しながら、脳科学の知識を活用して人の行動理由の理解に基づいた最新のマーケティング手法を学ぶ。

第1回 ガイダンス本講義の目的および目標を確認する。また、グローバル化の進展ならびにIoT・AI技術による産業の変革を概観するとともに、その時代に求められる発信力を理解する。

第2回 グローバルな人材とは ー相互理解の心構えーグローバル化が進展する中で、日本社会の特質を踏まえたうえで異なる文化や価値観をもつ人びとに接する際の心構えを理解する。更には、それらの人々と共に働き暮らすために身に付けるべき基本的態度について学ぶ。

第4回 異文化理解と海外市場への挑戦文化・習慣・嗜好は国によって異なる。法規制や経済状況も含め、その国を良く知った上で商品開発・販売などの経営戦略を練ならければ、海外で成功することは難しい。企業の海外進出で取り組むべきことや心構えを学ぶ。

第5回 ビジネスコミュニケーションどのような時代に移り変わろうとも、人としての佇まいは普遍的で大切なことである。思いやりを表すマナーとは…見た目9割のコミュニケーションとは…航空業界の感動エピソードとともにビジネスにも役立つマナーの本質を学ぶ。

第6回 なぜ、ものがインターネットでツナがるのか?IoTでは、センサーなど様々な「もの」がインターネットを経由して繋がることで、情報をクラウドサーバーに集めてビッグデータ化し、分析・処理を行う。その構造を理解し、曖昧になりがちな「IoT」のしくみを再確認する。

第7回 AI時代を生き抜く様々な分野で目覚ましい進歩を遂げるAI技術の適用事例とその仕組みの概要を学ぶとともに、AI技術が世の中をどのように変えるのか、将来のAI時代を生き抜くために我々に求められることについて議論する。

第8回 IoTグローバル展開の情報プラットフォームIoT時代において、企業のイノベーションを加速する鍵となるのはフィジカルとデジタルの融合である。製品開発、サービス創出、運用など情報プラットフォーム技術がどのように機能し更なる革新が生まれるのかを事例を交えて学ぶ。

第9回 デジタル技術による建築デザイン領域の広がりデジタル技術の発展によりデザインの生まれ方や価値が大きく変化している。建築業界においても、そのデザインはもとより、建築工法自身にも変革をもたらしている。この業界における世界の動向や今後の展開を概観する。

第10回 IoT・AIによる新しい建物づくり・まちづくり(建設業界) IoT・AIを利用して建物やまちづくりをどのように変えようとしているのかについて、建設業での具体的な取組み事例を学び、サステナブル社会の実現に向けた新しいものづくりを考える。

第11回 産業用IoTにおけるOAとFAの接続(コンピュータ業界)あらゆるモノがつながるIoT時代、クラウドやAI、データ解析といったOA分野のIoTと、機械を監視制御したり、データをリアルタイムに取得するなどのFA分野のIoTをいかにつないでいくか、産業用途のIoTで課題になっているOAとFAの接続について取り組みを学ぶ。

第12回 AI・ビッグデータのビジネス活用(コンサルティング業界)昨今、コンサルティング業界においてもAIによるビッグデータのビジネス活用が広がっている。実際に導入した具体事例をもとに、「AIとは何か?」「具体的にどんな事が実現できるのか?」「ビジネス活用にあたりどのような前提条件があるのか?」を学ぶ。

第3回 “こだわり”を込めた自動車づくりグローバルな市場に対し、如何に自社の強みを磨き上げるか。また、人間中心の車造り、人の手によって魂を吹き込まれたデザイン、社員同士の共創など、“人”にこだわり続ける理由を、マツダを例にとり学ぶ。

グローバル時代の人とビジネスを理解する

IoT・AI技術を知る

情報・データによる事業展開を学ぶ

海外現地研修

まとめ

本講義は、「グローバル時代の人とビジネスを理解する」、「IoT・AI技術を知る」、「情報・データによる事業展開を学ぶ」そして「海外現地研修」の4部で構成される。また、講義は座学に偏らず、講師及び受講者を交えた討論や、グループワークなどの体験的な演習などを取り入れながら、知識を身に付ける。

プログラム概要

令和元年10月12日(土)14:40~16:10

上水流 久彦(県立広島大学)

令和元年10月12日(土)13:00~14:30

濱﨑 利彦(広島工業大学)