「ピアサポート相談 PIATA」 利用の手引き...2017/04/01 · PIATAは気兼ねなく相談できる「何でも相談窓口」として、 スタッフ(職員・ピア学生・専門教員)が相談に応じ、連携して
MP3amp manual print · 2018-11-28 · 007_位相チェック...
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カードフォーマットは FAT32 です。書き込む MP3 データですが、性能が良いプレーヤではないので、44.1kHz、48kHz の128kbps が丁度良いと思います。音質に関しては、まぁ、鳴るかな、程度に考えてください。収録レベルはー 6dBFS くらいをピークにする様に整音してください。0dBFS 付近をふらふらする音源では確実に音が割れます。
オマケ:周波数特性 8Ω負荷時の周波数特性を調べました。参考にしてください。 周波数特性 200Hz ~ 20kHz(-3dB)※16kHz 以上の特性を得るには 320kbpsでのエンコードを行ってください。
-10dB
-8dB
-5dB
-3dB
0dB
3dB
10 100 1k 10k 20k
Leve
l (dB
)
Frequency (Hz)
マイクロSDカード
点検用MP3アンプ取扱説明書● はじめに
GPD2856C/GPD2846A TF Card MP3 Decoder Board 2W Amplifier
Module を用いた点検用スピーカ増幅器です。GPD2856C/GPD2846A は ( 使用し
ている基板には実装されていませんが ) ラジオチューナ制御機能も持つ、簡易カーオー
ディオ制御のチップの様です。この手の基板は、詳細が記載されず非常に安価で世に
出回っています。
何か特別な事をしているわけではなく、言ってしまえば「MP3 データをそのまま送
出できる簡易プレーヤ機能と 5V アンプが一緒になった基板を単三電池ボックスに納め
ただけの物」です。指定の電源電圧は 3.7V または 5V ですので、新品のアルカリ乾電
池を使用する場合は付属のダミー電池を併用し単三電池 3 本の 5V 未満駆動を、エネ
ループ等の1.2V ニッケル水素電池では 4 本の 4.8V 駆動を推奨します。6V 以上で
の駆動は LED の点滅に合わせてノイズが出る事が確認出来ています。※新品のアルカリ
乾電池の電圧は1.5V 以上である場合が多い。
特性としては、負荷インピーダンス 8Ω時に 1kHz 正弦波を1W 鳴動させた時の
THD+N※は1.8% で、この時の MP3 データの最大振幅レベルは-5dBFS です。
-5dBFS よりも最大振幅レベルを上げるととたんに歪率が上がりますが、これが
MP3 再生部分によるものなのか、アンプ部分によるものなのかの判断がつきませんの
で深く考えないようにしましょう。
※但し、この特性はアンプ最大レベル時のもので、操作によって音量を下げた場合は当
てはまりません。0dBFS 振幅の正弦波を MP3 データにしてアンプの音量を下げて特
性が出たとしても、意味がないと考え、特に検証はしていません。アンプの最大出力時
に音が割れない事の方が重要であると考えます。
最大出力は1.5W@8Ωというスペックですが、5V アンプを散々試した中では抜群の
低歪・大音量を誇ります。誇る、とは書きましたが、チップに刻印が無いのです ( 笑 )
一体どこのチップなのでしょうか・・・。こうした基板を使って、現場の作業効率を上
げられたらなぁ、と日々考えています。
-1--4- 2018/11/3 ver.1.0
① POWER ボタン 電源をオンにします。( 前回再生していた曲を冒頭から再生します ) 電源オフ操作の際は、音量の変更を行ったのか、変更した音量を保持する必要があるのかを念頭に置いてください。再生が始まりますと、インジケータが赤く点滅します。
② [Prev]・[Next] キー 自動復帰型トグルスイッチです。電源オンと同じ方向に倒し、すぐに元の位置に戻すと「曲送り」操作となり、戻さずに保持をすると1 秒後から音量を上げる操作となります。この操作は連続で働き、保持を止めるまで音量が最大まで上がり続けます。 逆に電源オフと同じ方向に倒し、すぐに元の位置に戻すと「曲戻し」操作となり、戻さずに保持をすると1 秒後から音量を下げる操作となります。この操作は連続で働き、保持を止めるまで音量が最小まで下がり続けます。変更した音量の保持には法則がありますので次ページのアドバイスを参考にしてください。
③ ミノムシクリップ 赤がプラス、黒がマイナス極性になっています。位相測定に使用する際には接続に注意しましょう。
● 各部説明
① POWER ボタン
インジケータ
② [Prev]・[Next] キー③ ミノムシクリップ
● アドバイス
1.MP3データはファイル名ソート順に再生されます。 ファイル名の頭に「001_」「002_」・・・と連続番号を付けましょう。又、ファイルを書き換える場合は全てを書き換え、一部のファイルだけを書き換える方法は推奨しません。※一部のファイル差し替えではソートがうまく行かず・・・法則性も分からない・・・Macでは検証していませんが、「.DS_Store」等のファイルは書き込まない方が良いと思います。
2. アンプ音量操作は「曲送り・曲戻し操作」または「次の曲を再生」した際に反映されます。 [Prev] キーを1 秒保持で音量が下がり、[Next] キーを1 秒保持で音量が上がりますが、この時変化した音量はもう一度 [Prev] または [Next] キーを操作し「曲送り・曲戻し操作」を行った場合か、1ファイルの音源再生が終わり、次の曲に移った際のみ記憶されます。
例えば・・・
・ある1曲を再生させ、スピーカ送出をしたが音量が大きく、アンプ音量を下げた。そのまま次の曲に移らずに電源をオフした場合は「アンプの音量を下げた操作」が無効になり、再度電源投入時は音量が大きい状態での起動となります。
・スピーカを接続し電源を入れたが、音が鳴らず、アンプ音量を上げたら鳴動し始めた。( 起動時に音量がゼロになっているケース )そのまま次の曲に移らずに電源をオフした場合は「アンプの音量を上げた操作」が無効になり、再度電源投入時は音量がゼロの状態での起動となります。
上記のようなケースが考えられますので、操作を頭に入れておきましょう。
3.リピートボタンが存在しないので音源は考えうる最大時間を1ファイルとしましょう。 GPD2856C/GPD2846A は抵抗値別による操作を行え、リピートは100kΩ負荷で操作をすることがスペック上は可能ですが、本基板に実装されてはいません。 その為、点検等に使用する場合は1音源を1時間以上の尺で作成する事を推奨します。
4.SD カードの取り外し、書き込みについて。 SD カードを取り外すには、本体の四隅にある 4 点のビスを外し上蓋を開けます。その際、蓋上辺 ( スイッチがある方 ) を本体に寄せ、支点にするように開けてください。
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007_ 位相チェック スピーカの位相測定用音源です。iOS では AudioTools( 有料 )、android ではPolarity Checker( 無料 ) でスピーカの位相が計測出来ます。ハードウェアとしてはNTi Audio ML1・XL2、PHONIC PAA3 等で計測できます。
008_ピンクノイズ _320kbps009_1kHz_-6_5dBFS010_10kHz_-6_5dBFS011_400Hz_-6_5dBFS012_stepped_sweep_3s_per_tone_startton_320kbps MP3 アンプの性能を確かめるために使用した計測用信号です。正弦波は倍音歪成分が-30dB ほどで表れますので、あくまで鳴っているな、程度で信頼はしないでください。MP3 フォーマットで 20kHz までの特性が欲しい場合はローパスフィルタの関係から、一般に 320kbpsでエンコードを行う必要があります。
AudioTools Polarity Checker
2018/11/4 ver.1.0