従業員規模 3 0 0人以下のお客様へ　

MicrosoftOffice 365大図鑑 上級編

全ツールのフル活用&more

1

…………………………………………………………… 1

…………………………………………… 2

…………………………………………… 4

…………………………………………… 6

…………………………………………… 8

はじめに

社外での情報収集、客先でのミーティングの生産性アップ、社内ミーティングの業務効率化まで日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法（営業編）

Microsoft Azure を使った Bot 開発、Microsoft Teams を駆使した業務効率化日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法（開発編）

マウス、キーボート、etc、ソフトだけじゃなくハードでも生産性をあげるための工夫が日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法（番外編）

まとめ、お問い合わせ

Office 365 大図鑑上級編では、マイクロソフトの社員

が実際に自社製品を活用し、業務の効率化をはかっ

ている3つの事例をご紹介します。まず営業シーンで

は、Skype for Business や Microsoft MyAnalytics 、

Dynamics 365 、 Yammer などのツールを使い分け、

社外での情報収集や社内でのコミュニケーションを

はかっています。

開発の場面では、低コストで限られた人材を最大限

に生かせる Microsoft Azure を活用。面倒で時間のか

かるインフラ構築の手間なしに、開発に専念するこ

とが可能です。

さらにモバイルに適したマウスや、長時間のデスク

トップ作業を助ける人間工学に基づいたキーボード

などのハードウェアもご紹介。これらの製品を組み

合わせ、Office 365 の強みを生かすことで、これまで

の無駄を省き、生産性を上げることが可能になりま

す。

はじめに

2

営

日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法

　日本マイクロソフトのなかでも、社外での業務が多い営業部。SMB 営業等統括本部のクラウドセールスマネージャーである金光氏は、自社のツールを駆使し、多忙な一日を効率的に乗り切っています。「まず起床したら、その日のスケジュールを Outlook ( Exchange Online ) で確認することから一日が始まります」と金光氏。スマホ版 Outlook で予定表を確認してから出社するのが、日課になっています。　出社後、部内のミーティングで活用しているのが Skype for Business 。Skype for Business の最大

の利点は、どこにいても会議に参加でき、移動

Skype for Business や Microsoft MyAnalytics で時短と生産性向上

ポイント

SMB 営業等統括本部クラウドパートナー & エリア営業本部クラウドセールスマネージャー

金光大樹社外での情報収集、客先でのミーティングの生産性アップ、社内ミーティングの業務効率化まで

時間の短縮が可能であることです。出先からWeb会議に参加することも多いという金光氏。移動中の電車では、イヤホンをつけることでリアルタイムに会議の内容を確認でき、発言はタイピングでも行えるので、いつ、どこにいようと、双方向の意思伝達が可能な会議を行えるというわけです。そして、金光氏の営業ツールとして欠かせないのが、Dynamics 365 です。営業では複数のパートナーに対して、複数の担当がつく場合があります。その際、パートナーへの話が重複しないよう、Dynamics 365 に保存されたコールログで事前に情報収集をし、最適の提案ができるように準備をするようにしています。また提案資料の作成では Microsoft MyAnalytics を活用しています。Microsoft MyAnalytics は Office 365のデータや履歴を自動的に集計し、そのデータをもとに資料を提案してくれるため、資料を探したり作成したりといった時間が大幅に短縮できるようになりました。ほかにも、部のグループサイトや社内のポータ

ルサイトには SharePoint Online 、マイクロソフト社内用 SNS ツールとして Yammer を活用しています。Yammer を通じて、同期で雑談するグループや、社内で自分の業務をアピールするグループなど、さまざまなグループに参加し、社内のコミュニケーションづくりに大いに役立てています。「スピード感が重視される営業の現場でも、ツールを使い分けることで、必要な時に必要な情報を迅速に入手することが可能になりました。また、移動時間をできるだけ減らすなどの工夫で、商談の時間を増やしたり、お客様に対してより適切なご提案ができたりといった、業務向上にもつながっています」

ここが

1

Yammer で部内の情報共有と社内コミュニケーションを図る2

業 編

3

営 日本マイクロソフト社員の Office 365 & マイクロソフトツール活用方法

このマイクロソフトツールに注目！

　一般法人向けのメールサービス。フィルタリングやデータ損失防止などの機能を備え、外出先のスマートフォンから安心安全に社内メールを確認できます。管理のしやすさも特徴です。

Exchange Online

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_exo 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_sfb

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_d365 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_analytics

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_spo 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_yammer

　Office と連動したメッセージアプリ。音声/ビデオ通話のほか、テキストベースのチャットにも対応。Outlook から Skype 会議の設定をすることもでき、迅速に連絡をとりたい際も重宝します。

Skype for Business

　CRM と ERP を統合した、クラウド 型ビジネスアプリケーション。営業支援、顧客サービス、フィールドサービス、マーケティング、プロジェクトサービスの自動化などのアプリが用意されています。

Dynamics 365　Office 365 のカスタマイズツールのひとつで、OneDrive for Business、SharePoint Online 、Exchange Online 、Yammer の作業状況によって、ユーザーに最適な情報を提示してくれます。

Microsoft MyAnalytics

　社内やチームでの共同作業に欠かせないクラウドサービス。ポータルサイトを作成し、メンバーと共同作業を行えるほか、モバイルアプリで、スマートフォンからも作業することが可能です。

SharePoint Online　世界150国以上で利用されている、企業向けのソーシャルネットワークサービス。社内外のチームプロジェクトでの共同作業から社員同士のコミュニケーションまで、幅広く活用できます。

Yammer

業 編

4

開 発 編

日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法

マイクロソフトでテクニカルエヴァンジェリストとして活躍している大田氏。客先の企業へ出向き、開発者に技術アドバイスや提案を行い、新製品開発の支援に努めています。「 Microsoft Azure をはじめとしたマイクロソフトのプラットフォームを使い、お客様とさまざまな先端事例を作ることを目指しています」という大田さんは、 Microsoft Azure 上に開発環境を置くことで、多くのメリットがあると話します。「そのひとつの事例が、 BOT機能 (P5参照) です。私の場合は、自分の業務をもっと効率化したいと考え、時間のかかる会議の調整などの非生産

面倒なインフラ管理から解放され、開発に専念できる！

ポイント

クラウドだからこその利便性と業務効率化Microsoft Azure で広がるアプリ開発の新しい可能性

的な業務をまかせられる BOT を開発してみました」こうして開発された秘書BOTの SecretaryBot は、会議メンバーを選ぶだけで、メンバー共通の空き時間を探し、会議依頼のメール通知を行うことができます。これまで人力で行っていた会議予約を BOT に任せられるようになり、マイクロソフトが提唱する『働き方改革』のひとつとして、活用されています。「この SecretaryBot の運用を Microsoft Azure で行っています。 BOTというと、これまでは仮想的なマシンを立てて運用し、面倒な設定を行わなければなりませんでした。けれど、Microsoft Azure であれば、Web サーバーとしての機能を提供してくれるので、そういったインフラ部分を排除し、開発者は開発だけに専念できるようになります」また、分析ツールの Power BI と連携し、データベ ー ス を 確 認 し な が ら、Microsoft Teams のチャットでディスカッションすることも可能です。さらに、アプリケーションのリリース後、

問題の発見やパフォーマンス改善に役立つのが、 Application Insights です。「 Microsoft Azure を 仮想マシンとしてバックアップに利用するといった使い方もありますが、『 Microsoft Azureは開発するための便利ツール』として考えると、アプリ開発や作り方そのものが大きく変わってくると思います。限られた人材で効率的に開発したい、できるだけコストをかけずに始めたいといった場合にも有効で、スタートアップに非常に向いています。Microsoft Azure を使うことで、ワールドワイドで活躍できる。クラウドを使うことで、国を越えて新しいものをつくっていけるのは素晴らしいことだと思います」

ここが

1

Power BIを活用すればビッグデータの分析・共有も簡単2

デベロッパーエバンリズム統括本部テクニカルエバンジェリズム本部ISV テクニカルエバンジェリズム部

大田　昌幸

5

開 発 編日本マイクロソフト社員の Office 365 & マイクロソフトツール活用方法

このマイクロソフトツールに注目！

　ある決められたタスクを、人間の代わりに行うプログラムのこと。検索エンジンの情報収集を行う BOT や、 SNSなどで自動応答するチャット BOT など、さまざまな BOT が存在します。

　大田氏が開発した秘書 BOT 。無料で公開されているので、Office 365 と Microsoft Teams を使っている人であれば誰でも利用することができます。

ＢＯＴとは？SecretaryBot

マイクロソフトのクラウドサービス。ハードウェアの構築やインフラの整備なしに、 Web ブラウザーから環境の構築やビッグデータ管理などが簡単にでき、連携アプリを使って開発が行えます。

Microsoft Azureマイクロソフトが無償で提供している、ビッグデータの分析ツール。ユーザー数や地域、言語などのデータを視覚化したレポートを確認できます。 Microsoft Azure と連携可能。

Power BI

　Office 365 の グ ル ープチャットアプリ。Word、Excel、 PowerPoint、SharePoint Online､ OneNote、 Power BI が 組 み 込 ま れ て お り、チャットをベースにしたチームのワークスペースとして活用できます。

Microsoft Teams　Microsoft Azure の機能のひとつで、Web 開発者向けアプリケーション パフォーマンス管理サービス。パフォーマンスの異常を自動検知するほか、分析ツールで問題の診断などを行います。

Application Insights

http://secretary.strikingly.com/

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_azure 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_powerbi

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_teams 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_apps

6

番 外 編

日本マイクロソフト社員のOffice 365 & マイクロソフトツール活用方法

マイクロソフトでは、 OS やソフトだけではなく、ハードウェアにおいても、さまざまな製品を開発してきました。なかでも、 1986 年から30 年以上にわたって開発を行ってきたマウスは、世界に先駆けて、「ブルートラック」（青色 LED ）をいち早く採用しました。キーボードでは、人間工学に基づいた自然な姿勢でタイピングを行う「エルゴノミクスキーボード」を開発し、現在も PCユーザーから根強い人気を誇っています。マイクロソフト コンシューマー & パートナーグループのシニアマーケティングスペシャリストである轟氏は、そんな自社製品による「三種の神器」( 下の写真 ) を愛用しています。

外出先ではマウス、キーボード、アダプターの三種の神器を愛用

ポイント

コンシューマー & パートナーグループマーケティング統括本部パートナーマーケティング部

轟　昇太出張にも便利！マウス、キーボート、アダプターと生産性をあげるための工夫が満載の周辺機器

ひとつめは、 Arc Touch Mouse (写 真内 右) 。平べったい外観が特徴の Arc Touch Mouse は、モバイル性を重視した軽量マウスで、持ち運ぶ際は板状に折りたたむことが可能です。携帯性を重視しながら、マウス本体を折り曲げてアーチ状にすることで、使いやすさも兼ね備えています。　ふたつめは、 Universal Foldable Keyboard (写真内左 )。半分に折りたたむと CD ケースサイズになる、薄型軽量かつコンパクトなキーボードです。 PC はもちろん、 iPhone や Android スマートフォン、 Windows Phone などに対応しているので、出先でも手軽に入力することができます。　三種の神器の最後は、 Wireless Display Adapter (写真中央) 。マイクロソフトでは、社員が自由に使えるオープンフロアに採用されており、手持ちの PC や Windows Phone の画面を大型ディスプレーにミラー接続し、その場でミーティングやプレゼンを行っています。 2016 年 3 月に発売して以降、順調な売れ行きを見せているヒット商品で、客先での説明が多い法人部では社員

全員が携帯しています。「接続の設定等をアダプター内ですべて処理しているため、面倒な設定やトラブルなしに即接続できるため、重宝しています」と、轟さん。マイクロソフトが行った調査（※）によると、約 6 割の人が 1 日 7 時間近く PC を使用しているという結果が出ました。「これはほぼ睡眠と変わらない時間です。近年、けんしょう炎が増えていますが、マイクロソフトでは人間工学の専門的な資格者が自然体でタイピングを行えるように、キーボードのデザインまで手がけています。社内のデスクで は Sculpt Ergonomic Desktop 、出先で は Universal Foldable Keyboard と、使 い分けています」

ここが

1

長時間の作業には疲れにくいエルゴノミクスキーボードを使用2

※ 19 ～ 60 歳までの 3000 人を対象とした調査

7

番 外 編日本マイクロソフト社員の Office 365 & マイクロソフトツール活用方法

このマイクロソフトツールに注目！

　タッチテクノロジー採用のモバイルマウス。使用する際はアーチ状に変形させ、板状にすると自動的にマウスの電源が切れるため、切り忘れによる電池切れを防ぐことができます。

Arc Touch Mouse　厚さわずか 5 ミリ、重さ約 180 グラム。PC やスマートフォンに対応した、折りたたみ式の薄型キーボード。 2 つのデバイスに同時に接続でき、ワンタッチで切り替えが可能。

Universal Foldable Keyboard

　USB/HDMI 端子をディスプレーなどに接続して使うワイヤレスアダプター。面倒な設定は一切不要で、手持ちの PC やスマートフォンの画面のミラー接続や画面拡張が手軽に行えます。

Wireless Display Adapter　長時間の作業に最適なエルゴノミクスキーボードとマウス。クッション付きパームレストが手首を保護し、分割や曲線型のデザインにより、手首や指を自然な姿勢にキープしてくれます。

Sculpt Ergonomic Desktop

　マウス操作の多い方におすすめ。手のひらや手首、腕を自然に使える形状で、疲れを軽減してくれます。 「 Windows 」ボタンや「戻る」ボタンで、操作を素早く簡単に行うことが可能です。

Sculpt Ergonomic Mouse　Windows 10 Mobile 搭載のスマートフォン。Microsoft Officeがプリインストールされており、 PC と同じ Microsoft アカウントで使用可能。ディスプレーに接続すれば、PCのように使用できます。

VAIO Phone Bizコレも注目 コレも注目

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_arc 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_ufk

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_wda 詳しくは こちら https://aka.ms/navi365_sed

詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_sem 詳しくは こちら https://aka.ms/365navi_vaiophone

8

Office 365 大図鑑上級編はいかがだったでしょうか。自社製

品をよく知るマイクロソフト社員ならではの活用法から、ぜ

ひ、自社で生かせる工夫を取り入れてみてください。

今回の事例で共通しているのは、 Office 365 によって、今ま

でとは違う「新しい働き方」を実践しているということです。

電車の中から Skype for Business で本社の会議に参加したり、

Yammer で社内外を問わずチームでプロジェクトを共同作業

したり、Microsoft Azure で運用している秘書BOTで会議予約

を調整したりといった、時間・空間を問わない働き方が可能

になりました。

これらは決して難しいことではありません。マイクロソフト

では、常に働き方を支援するツールとして、 Office 365 の開

発を行ってきました。ぜひ、Office 365 を取り入れて、自社

にあった新しい働き方を見つけてみてくたさい。

まとめ

Office 365 に関するお問い合わせはこちらまで！

右の QR コードからも問い合わせページへのアクセスが可能です。

https://aka.ms/365tele